JP2001315000A - 研削スラッジの固形化物製造装置 - Google Patents

研削スラッジの固形化物製造装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油性クーラント含有の焼入れ部品の研削スラ
ッジであっても、効率良く固形化ができ、崩れ難い強固
なブリケットを製造することができる研削スラッジのブ
リケット製造装置を提供する。 【解決手段】 焼入れ部品の研削ラインで発生したクー
ラント含有の研削スラッジを、ろ過の後、圧搾により固
形化してブリケットBとする装置とする。この装置は、
濃縮スラッジを圧搾室34で加圧して固形化するプレス
部32を有する。上記圧搾のための加圧を、所定の圧力
および所定の圧縮速度に制御する加圧制御手段48を設
ける。加圧制御手段48は、例えば、圧力が目標圧力に
達したときに、一定時間その圧力を保持する。また、圧
力の増大過程でも、圧力を一定時間保持する動作を複数
回行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、焼入れ部品の研
削ラインで発生した研削スラッジ、例えば転がり軸受の
内外輪や転動体等の鉄系構成部品、その他の軸受用鋼材
の研削スラッジをブリケットに固形化する研削スラッジ
の固形化物製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】転がり軸
受の内外輪や転動体等の鉄系構成部品は、焼入れの後、
転走面等に研削が施される。研削により生じた粉状の研
削屑は、クーラントと共にスラッジとして機外に流して
排出し、ろ過の後、クーラントを研削に再利用する。ろ
過により残った研削スラッジは、汚泥として埋め立て処
理される。図9は、その処理の流れをブロック図で示し
たものである。研削盤101で生じた研削屑は、クーラ
ントと共に配管で搬送し、フィルタや沈殿設備等のろ過
手段102でろ過し、清浄化されたクーラントを、研削
盤101への供給用のクーラントタンク103にフィル
タおよびポンプを介して戻す。ろ過により残った研削ス
ラッジは、クーラントを多量に含むため、再利用ができ
ず、産業廃棄物の処理業者が埋め立て等の廃棄処理を行
っている。研削で生じる研削屑の量は、切削等に比べて
少ないが、軸受等のような量産ラインでは、その発生量
は多量となり、研削スラッジの埋め立ては、環境の面か
ら好ましくないばかりでなく、産廃処理場の行き詰まり
から、今後、埋め立て処理ができなくなることは明白で
ある。
【0003】このため、研削スラッジを圧搾することに
より固形化し、絞り出されたクーラントを再利用すると
共に、その固形化物(以下「ブリケット」という)を製
鋼材として再利用することが検討されている。水性クー
ラント使用の研削スラッジは、固形化が容易で、既に固
形化機械が販売されている。しかし、油性クーラント
は、水性クーラントに比べて粘性が高く、油性クーラン
ト使用の研削スラッジは、固形化に種々の課題がある。
例えば、圧搾するときに、研削スラッジから油性クーラ
ントが排出し難く、単に圧搾時の圧力を高めても必要な
強度まで固形化できない。このため、油性クーラント含
有の研削スラッジの固形化は、未だ実用化されていな
い。
【0004】なお、圧延鋼帯の製造プロセスで金属帯の
表面の疵を研磨・削除するための研削ラインにおいて
は、研削スラッジをろ過し、これを圧搾により固形化し
てブリケットとして回収し、製鋼に再度利用することが
提案されている。圧延鋼帯の研削で生じる研削スラッジ
は、研削スラッジ中の研削屑が比較的柔らかく、固形化
し易い。また、この研削スラッジは、クーラントの割合
が少なく、これによっても固形化が容易である。しか
し、焼入れ部品の研削スラッジの場合は、研削屑が硬く
て、固まり難い。そのため、強く圧搾する必要がある
が、上記のように油性クーラントの研削スラッジでは、
圧搾時にクーラントを排出し難いため、さらに固形化が
困難である。また、焼入れ部品の研削スラッジの場合、
例えば鋼1〜2gの研削にクーラントを数十リットル/
min 使用するため、研削スラッジ中のクーラントの割合
が多く、大部分がクーラントであることからも、固形化
が難しい。
【0005】この発明の目的は、焼入れ部品の研削スラ
ッジであっても、また油性クーラントを含有するもので
あっても、効率良く固形化ができ、崩れ難い強固な固形
化物を製造することができる研削スラッジの固形化物製
造装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の固形化物製造
装置は、焼入れ部品の研削ラインで発生したクーラント
含有の研削スラッジをろ過して得た濃縮スラッジを、圧
搾することにより固形化して固形化物を製造する研削ス
ラッジの固形化物製造装置であって、上記濃縮スラッジ
を圧搾室内で加圧して固形化するプレス部を有し、上記
圧搾のための加圧を、所定の圧力および所定の圧縮速度
に制御する加圧制御手段を設けたことを特徴とする。研
削スラッジの圧搾による固形化の過程では、大きな加圧
力を必要とし、クーラントの粘性と、研削屑間の隙間が
微細であることとにより、加圧の圧力、および圧縮速度
は、圧搾の効率や仕上がり状態に大きく影響する。クー
ラントの粘性は、研削スラッジが滲み出した後に、プレ
ス部内の隙間から排出される経路においても、その排出
性に大きく影響する。これらのため、加圧制御手段を設
け、圧搾のための加圧を、所定の圧力および所定の圧縮
速度に制御することで、粘性の高い油性クーラント含有
の研削スラッジであっても、短時間に所望のクーラント
含有度、および必要な強度の強度の固形化物を製造する
ことができる。
【0007】上記加圧制御手段は、加圧の圧力が目標圧
力に達したときに、一定時間その圧力を保持するものと
しても良い。すなわち、目標圧力に達したときに、ただ
ちに圧力を低下させずに、その圧力を一定時間保持す
る。上記の圧力を保持する一定時間は、10秒以上であ
ることが好ましい。このように圧力を保持することで、
固形化物からのクーラントの滲み出しが続き、所望のク
ーラント含有度の固形化物を効率良く製造できる。
【0008】上記加圧制御手段は、圧搾のための圧力を
次第に増大させる途中で、一定の圧力を一定時間保持す
る動作を複数回行わせるものとしても良い。上記の加圧
途中の圧力保持を行う一定時間は、例えば、2〜3秒と
する。クーラントの粘性のため、圧搾中のスラッジから
のクーラントの滲み出しは、加圧動作に対して遅れを生
じる。特に、粘性の高い油性クーラントの場合、その滲
み出しの遅れが大きい。そのため、圧力を次第に上昇さ
せる途中で、圧力を一定時間保持し、再度圧力を上昇さ
せる動作を繰り返すことにより、カール状の切削屑が絡
み合って固形化し易い条件の濃縮スラッジを、ヘドロ状
に分解することなく、固形化させながら、粘性のあるク
ーラントを効率的に絞り出すことができる。また、製造
された固形化物をクーラントの含有度の低いものとでき
る。
【0009】また、上記加圧制御手段は、圧縮速度を徐
々に減速させるものとしても良い。クーラントの粘性の
ため、圧縮が進むしたがって、クーラントがより滲み出
し難くなる。そのため、圧縮速度を徐々に減速させるこ
とより、効率良くクーラントを絞り出すことができる。
【0010】上記加圧制御手段は、上記圧搾のための圧
力を400MPa以下とすることが好ましい。実験の結
果、圧搾時の圧力を400MPaより大きくしても、固
形化物のクーラント含有度の低下や、強度向上は期待で
きず、400MPaで適切なクーラント含有度、および
強度の固形化物が得られることが分かった。
【0011】この発明の固形化物製造装置において、上
記プレス部は、電動モータの駆動でボールねじを介して
加圧部材を駆動するものとしても良い。プレス部の駆動
源は、油圧プレスを用いても良いが、油圧プレスは発熱
損失等で効率が悪く、また制御が難しい。これに比べ
て、電動モータおよびボールねじを使用すると、所望の
制御線が簡単に得られ、効率良く固形化物の製造が行え
る。
【0012】この発明の固形化物製造装置で扱う研削ス
ラッジは、転がり軸受の鉄系構成部品である焼入れ部品
の研削ラインで発生したものであっても良い。上記鉄系
構成部品は、例えば、内輪,外輪,および転動体等であ
る。転がり軸受の構成部品の研削過程では、油性クーラ
ントが使用されることが多く、また研削屑が硬くて細か
く、固形化の難しい研削スラッジが生じる。しかしその
研削屑は、高品質な軸受鋼等の研削屑であり、また一般
に量産されることから、比較的成分が一定した研削スラ
ッジとなる。そのため、これを固形化すると、製鋼材と
して高品質の固形化物が得られる。また、固形化のため
の圧搾の条件も設定し易く、適切な条件設定を行うこと
で、固形化が安定して行える。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図面と共
に説明する。図1はこの固形化物製造装置を含む研削ス
ラッジの処理方法および処理装置の概念を示すブロック
図であり、図2はその模式説明図である。研削ライン1
では、研削盤2により、クーラントタンク3から供給さ
れるクーラントを用いて研削を行う。研削盤2で発生し
た研削屑およびクーラントからなる研削スラッジは、ろ
過手段4でろ過し、ろ過により生じた濃縮スラッジを、
この実施形態の固形化物製造装置であるブリケット製造
装置5で圧搾により固形化してブリケットBとする。ろ
過手段4とブリケット製造装置5とで固形化装置6が構
成される。ろ過手段4でろ過により生じたクーラント、
およびブリケット製造装置5で圧搾により生じたクーラ
ントは、それぞれ回収経路7,8により、研削ライン1
のクーラントタンク3に戻す。回収経路7,8からは、
フィルタおよびポンプを介してクーラントタンク3にク
ーラントが戻される。また、クーラントタンク3から
は、フィルタおよびポンプを介して研削盤2にクーラン
トが供給される。ブリケット製造装置5で固形化された
ブリケットBは、製鋼メーカ9に運搬し、製鋼メーカ9
で製鋼材として使用する。ブリケットBの運搬は、同図
(B)のようにフレコンバック等と呼ばれる搬送容器1
0に複数個収容し、トラック等で行う。製鋼メーカ9で
は、アーク炉11等でブリケットBを製鋼材に使用す
る。製鋼された鋼材は、被研削物の素材として使用され
る。
【0014】研削ライン1で研削する被研削物は、焼入
れ部品であり、軸受鋼等の軸受用鋼材等である。例え
ば、上記焼入れ部品は、転がり軸受の鉄系構成部品であ
り、具体的には、内輪、外輪等の軌道輪、またはボール
等の転動体である。研削のクーラントには油性クーラン
トが使用される。軸受用鋼材としては、高炭素クロム鋼
(SUJ2等)のずぶ焼入れ材、中炭素鋼(S53C
等)の高周波焼入れ材、肌焼き鋼(SCR415等)の
浸炭焼き入れ材等がある。研削盤2で発生する研削スラ
ッジは、クーラント量90wt%以上の流動体であり、
残りは粉状の研削屑と微量の研削砥粒である。研削屑
は、一般にはカールした短い線状の形状をしている。こ
の研削スラッジは、ろ過手段4でろ過された濃縮スラッ
ジの状態では、クーラントを略半分含むものとされる。
濃縮スラッジの成分は、例えば、軸受鋼等からなる研削
屑が略50wt%、クーラントが略50wt%と、微量
の研削砥粒である。ブリケットBの成分は、大部分が研
削屑からなる鋼材であり、クーラント量が5〜10wt
%とされ、固形化処理時にクーラントと共に大部分が排
出された後に残るごく微量の研削砥粒を含む。ブリケッ
トBにごく微量の研削砥粒を含んでいても、研削屑が軸
受鋼等の良質の鋼材である場合は、製鋼材としての利用
に支障がない。ブリケットBは、所定の強度を有するも
の、例えば、1mの高さから落下させても、破片が3つ
以上にならない程度の強度を有するものとされる。な
お、ブリケットBは、研削屑を固めるためのバインダ
(切削切粉等)は一切混入させない。
【0015】図2に示すように、ろ過手段4は、沈殿設
備15およびフィルタ設備16を備える。研削ライン1
で発生した研削スラッジは、まず沈殿設備15に導き、
ここで沈殿させた研削スラッジを、ポンプ17でフィル
タ設備16に導き、再度ろ過する。フィルタ設備16
は、フィルタベルト18を用い、圧縮空気により研削ス
ラッジで加圧ろ過する加圧式ベルトフィルタが用いられ
る。ブリケット製造装置5からクーラントタンク3にク
ーラントを回収する回収経路8には、沈殿設備15Aを
介在させ、ろ過されたクーラントを回収する。沈殿設備
15Aに変えて、別の方法でろ過するろ過手段を設けて
も良い。
【0016】図3,図5に示すように、ブリケット製造
装置5は、濃縮スラッジを一定量収容して予備圧搾する
1次プレス部31と、その予備圧搾されたスラッジを所
定の圧力により圧搾して固形化する2次プレス部32と
を備える。1次プレス部31は、縦向きシリンダ状の1
次圧搾室33内のスラッジを、ピストン状の加圧部材4
1で下向きに加圧する縦形プレス部とされ、下端に予備
圧搾済みのスラッジを排出するシャッタ35を有してい
る。加圧部材41は、油圧シリンダ等の加圧駆動源42
で昇降駆動される。スラッジ入口38は、1次圧搾室3
3の側面に設けられている。2次プレス部32は、横向
きシリンダ状の2次圧搾室34内の予備圧搾済みスラッ
ジB′を、両側のピストン状の加圧部材43,44間で
略水平方向に加圧する横形プレス部とされる。2次圧搾
室34の加圧方向の一端は、シャッタ35の下方に位置
し、シャッタ35から予備圧搾済みのスラッジB′を受
入れ可能な受入れ部34aとされている。2次圧搾室3
4の他端はブリケット排出口34bとされ、この排出口
34bに続いてブリケットBの搬出経路47が、シュー
ト等で形成されている。各加圧部材43,44は、加圧
駆動源45,46で進退駆動される。これら加圧駆動源
45,46は、加圧制御手段48により、所定の圧力お
よび所定の圧縮速度に制御される。
【0017】1次プレス部31に濃縮スラッジを投入す
るスラッジ投入部36は、ホッパー37から、その下方
のスラッジ入口38にスラッジを落下させる縦形のスラ
ッジ投入部とされている。ホッパー37内には、内部の
スラッジを攪拌すると共に、底面のホッパー出口へスラ
ッジを押し出す攪拌翼39が設けられている。なお、図
3において、スラッジ投入部36は同図に2点鎖線で示
すように設けられたものであり、これを同図中の別部分
に引き出して図示してある。1次プレス部31には、濃
縮スラッジの温度を所定の温度範囲に加熱保持する加熱
手段40(図5)が設けられている。加熱手段40は、
詳しく内部の研削スラッジの温度を所定の温度範囲に加
熱保持する手段であり、電気ヒータ、温風器、または熱
媒体の循環路からなる。
【0018】図4は、2次プレス部32における加圧部
材43の加圧駆動原45の具体例を示す。一対の加圧部
材43,44のうち、片方の加圧部材43は圧搾時に前
進しながら加圧する可動側の部材である。もう片方の加
圧部材44は圧搾時には定位置を維持し、ブリケットB
の排出時に後退する固定側の部材であり、いわば栓とし
て機能する。このうち、可動側の加圧部材44を進退さ
せる加圧駆動原45は、電動モータ51の駆動によりボ
ールねじ52を介して加圧部材44を進退させるように
構成されている。ボールねじ52は、複数本、例えば2
本、または3本、または4本が平行に設けられ、各ボー
ルねじ52がそれぞれ電動モータ51で駆動される。電
動モータ51はサーボモータからなり、その回転を検出
するエンコーダ53が設けられている。ボールねじ52
のねじ軸52aは、支持部材54,55で両端が支持さ
れる。これら支持部材54,55は、プレス部32の圧
搾室34を構成するハウジングに、またはこのハウジン
グを設置したフレーム(図示せず)に設置されている。
加圧部材43は、各ボールねじ52のナット52bが設
けられた可動部材56に取付けられている。可動部材5
6には、その加圧力を検出するロードセル等の加圧力検
出手段57が付設されている。加圧力検出手段57は、
この例では可圧部材43と可動部材56の間に介在させ
てある。
【0019】なお、可動側の加圧部材43の加圧駆動原
45は、電動モータ51およびボールねじ52を用いる
代わりに、油圧シリンダ等を用いても良い。油圧シリン
ダを加圧駆動原45に用いる場合、油路にはサーボバル
ブ等の制御弁(図示せず)を用いる。固定側の加圧部材
44の加圧駆動原46には、油圧シリンダ等が用いられ
る。
【0020】図3の加圧制御手段48は、可動側の加圧
部材43の加圧駆動原45を、所定の圧力および所定の
圧縮速度となるように制御するものである。加圧駆動原
45が電動モータ51である場合、トルク制御または電
流制御で加圧の圧力を制御し、回転速度の制御で圧縮速
度を制御する。なお、固定側の加圧部材44の加圧駆動
原46は、この加圧制御手段48で圧力制御を行うもの
としても、別の加圧制御手段で制御を行うものとしても
良く、また圧力制御を行わないものとしても良い。加圧
制御手段48は、詳しくは、加圧力検出手段57の検出
値を監視しながら、加圧駆動原45を制御するものとさ
れる。この場合に、加圧制御手段48は、図6に示すよ
うに、加圧部材43による加圧の圧力が目標圧力Pmax
に達すると、一定時間その圧力を保持した後、圧力を解
消するように制御する。上記一定時間は、10秒以上と
される。目標の圧力Pmax は、400MPa以下とされ
る。また、加圧制御手段48は、図7に示すように、圧
搾のための圧力を次第に増大させる途中で、一定の圧力
を一定時間保持する動作を複数回行わせるものとするこ
とが好ましい。加圧途中の圧力保持を行う一定時間は2
〜3秒とされる。さらに、加圧制御手段48は、圧縮速
度を徐々に減速させるように制御する。
【0021】このブリケット製造装置5の動作を説明す
る。図3において、シャッタ35を閉じた状態で、ホッ
パー37から1次プレス部31内に一定量の濃縮スラッ
ジを投入し、スラッジの昇温のために待機する。1次プ
レス部31内のスラッジが、加熱手段40(図5)によ
る加熱によって所定温度範囲に昇温すると、加圧部材4
1を下降させて予備圧搾する。予備圧搾の終了したスラ
ッジB′は、シャッタ35を開いて2次プレス部32の
一端の受入れ部34aに投下させる。この投下は、自重
で行われるが、1次プレス部31の加圧部材41の下降
によって強制的に行うようにしても良い。2次プレス部
32内に入った予備圧搾済みスラッジB′は、両側の加
圧部材43,44間の加圧によって、2次圧搾室34内
で圧搾され、固形化してブリケットBとなる。このよう
に製造されたブリケットBは、排出側の加圧部材44を
後退させて受入れ側の加圧部材43をさらに前進させる
ことで、ブリケット排出口34bから排出され、搬出経
路47で搬出される。
【0022】製造されたブリケットBは、2次プレス部
32の圧搾室34の内径に等しい外径の円柱状の形状,
大きさとされる。例えば、ブリケットBは、図8に示す
ように、直径Dが80mm程度、高さHが60〜70mm程
度の円柱状とされ、1個の重さは600〜700g程度
とされる。
【0023】この構成のブリケット製造装置によると、
ろ過により濃縮した研削スラッジを、さらに1次プレス
部31で予備圧搾するようにしたため、次工程で圧搾が
行い易くなる。また、1次プレス部31の濃縮スラッジ
を所定の温度範囲に加熱保持する加熱手段40を設けた
ため、クーラントの粘性が低下し、温度によっては水性
クーラント並の粘性にでき、圧搾時にクーラントが絞り
出し易くなる。2次プレス部32では、1次プレス部3
1で加熱された予備圧搾済みのスラッジが供給されるの
で、別途に加熱手段を設けなくても、温度の高い状態で
圧搾が行える。また、2次プレス部では、次のように所
定の圧力および所定の圧縮速度で制御するため、より一
層効率良く固形化ができ、崩れ難い強固なブリケットを
製造することができる。
【0024】2次プレス部32の圧力および圧縮速度の
制御を説明する。加圧制御手段48の制御により、圧縮
の圧力が目標圧力Pmax に達したときに(図6,図
7)、一定時間その圧力を保持する。圧力を保持する一
定時間は、10秒以上とする。また、加圧制御手段48
は、圧搾のための圧力を次第に増大させる途中で、一定
の圧力を一定時間保持する動作を複数回行わせる。図7
の例では、1サイクルの加圧中に、加圧力の保持を、目
標圧力Pmax での保持を含めて5回行うようにしてい
る。加圧途中の圧力保持を行う一定時間は、例えば、2
〜3秒とする。圧縮速度は徐々に減速させる。
【0025】圧縮速度および圧力保持時の圧力の数値例
を示すと、圧縮速度は、例えば1段目:6.5cm/sec
、2段目:6.1cm/sec 、3段目:5.7cm/sec
、4段目:4.8cm/sec である。圧縮速度の切換を
行う圧力(圧力を一時保持するときの圧力)は、1回
目:40MPa、2回目:120MPa、3回目:24
0MPa、4回目:360MPaである。最大圧力(目
標圧力Pmax )は、400MPaとした。
【0026】クーラントの粘性のため、圧搾中のスラッ
ジからのクーラントの滲み出しは、加圧動作に対して遅
れを生じる。特に、粘性の高い油性クーラントの場合、
その滲み出しの遅れが大きい。そのため、上記のよう
に、圧力を次第に上昇させる途中で、圧力を一定時間保
持し、再度圧力を上昇させる動作を繰り返すことによ
り、カール状の切削屑が絡み合って固形化し易い条件の
濃縮スラッジをヘドロ状に分割することなく、固形化さ
せながら、粘性のあるクーラントを効率的に絞り出すこ
とができる。また、製造されたブリケットをクーラント
の含有度の低いものとできる。圧搾のための圧力の最大
値を400MPa以下としたのは、実験の結果、圧搾時
の圧力を400MPaより大きくしても、ブリケットの
クーラント含有度の低下や、強度向上は期待できず、4
00MPaで適切なクーラント含有度、および強度のブ
リケットが得られることが分かったからである。
【0027】また、加圧駆動原45は、電動モータ51
の駆動でボールねじ52を介して加圧部材43を駆動す
るものとしたため、所望の制御線が簡単に得られ、効率
良くブリケットの製造が行える。すなわち、2次プレス
部32の加圧駆動源45は、油圧プレスを用いても良い
が、油圧プレスは発熱損失等で効率が悪く、また制御が
難しい。電動モータ51およびボールねじ52による
と、このような問題が生じない。
【0028】このブリケット製造装置5で扱う研削スラ
ッジが上記のように転がり軸受の鉄系構成部品である場
合は、製鋼材として高品質のブリケットが得られる。ま
た、適切な条件設定を行うことで、固形化が安定して行
える。
【0029】なお、上記実施形態では予備圧搾を行う1
次プレス部31を有するものとしたが、1次プレス部3
1は必ずしも設けなくても良い。
【0030】
【発明の効果】この発明の固形化物の製造装置は、焼入
れ部品の研削ラインで発生したクーラント含有の研削ス
ラッジをろ過した濃縮スラッジを、圧搾により固形化し
て固形化物を製造する研削スラッジの固形化物製造装置
であって、上記濃縮スラッジを圧搾室内で加圧して固形
化するプレス部を有し、上記圧搾のための加圧を、所定
の圧力および所定の圧縮速度に制御する加圧制御手段を
設けたため、焼入れ部品の研削スラッジであっても、効
率良く固形化ができ、崩れ難い強固な固形化物を製造す
ることができる。また、研削スラッジが油性クーラント
を含有するものであっても、効率良く固形化ができ、崩
れ難い強固な固形化物を製造できる。上記加圧制御手段
が、目標圧力に達したときに、一定時間その圧力を保持
するものである場合や、圧搾のための圧力を次第に増大
させる途中で、圧力を一定時間保持する動作を複数回行
わせるものとした場合、また圧縮速度を徐々に減速させ
るものである場合は、クーラントの粘性による加圧に対
する滲み出しの遅れに対応して、より一層効率良く固形
化ができ、崩れ難い強固な固形化物を製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施形態にかかる研削ス
ラッジのブリケット製造装置を用いた研削スラッジ処理
過程の概念構成を示すブロック図、(B)はそのブリケ
ットの使用例の説明図である。
【図2】同ブリケット製造装置を含む研削スラッジ処理
装置の模式説明図である。
【図3】同ブリケット製造装置の断面図である。
【図4】同ブリケット製造装置の加圧駆動原の具体例を
示す破断平面図である。
【図5】同ブリケット製造装置の部分拡大断面図であ
る。
【図6】加圧時間と圧力との関係の概略を示すグラフで
ある。
【図7】加圧時間と圧力との関係の具体例を示すグラフ
である。
【図8】ブリケット形状の一例を示す斜視図である。
【図9】従来の研削スラッジの処理方法を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1…研削ライン 2…研削盤 4…ろ過手段 5…ブリケット製造装置(固形化物製造装置) 15…沈殿設備 16…ろ過設備 18…フィルタベルト 31…1次プレス部 32…2次プレス部(プレス部) 34…圧搾室 43,44…加圧部材 45,46…加圧駆動源 48…加圧制御手段 51…電動モータ 52…ボールねじ 57…加圧力検出手段 B…ブリケット(固形化物)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 11/12 ZAB C02F 11/12 ZABC Fターム(参考) 3C047 GG17 4D059 AA10 AA30 BE09 BE15 BE31 BE70 BG00 CC07 4E089 EA01 EB02 EB03 ED02 FA01 FA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼入れ部品の研削ラインで発生したクー
    ラント含有の研削スラッジをろ過した濃縮スラッジを、
    圧搾することにより固形化して固形化物を製造する研削
    スラッジの固形化物製造装置であって、 上記濃縮スラッジを圧搾室内で加圧して固形化するプレ
    ス部を有し、上記圧搾のための加圧を、所定の圧力およ
    び所定の圧縮速度に制御する加圧制御手段を設けたこと
    を特徴とする研削スラッジの固形化物製造装置。
  2. 【請求項2】 上記加圧制御手段は、加圧の圧力が目標
    圧力に達したときに、一定時間その圧力を保持する請求
    項1に記載の研削スラッジの固形化物製造装置。
  3. 【請求項3】 上記圧力を保持する一定時間が10秒以
    上である請求項2に記載の研削スラッジの固形化物製造
    装置。
  4. 【請求項4】 上記加圧制御手段は、圧搾時に圧力を次
    第に増大させる途中で、一定の圧力を一定時間保持する
    動作を複数回行わせるものとした請求項1ないし請求項
    3のいずれかに記載の研削スラッジの固形化物製造装
    置。
  5. 【請求項5】 上記加圧途中の圧力保持を行う一定時間
    が2〜3秒である請求項4に記載の研削スラッジの固形
    化物製造装置。
  6. 【請求項6】 上記加圧制御手段は、圧縮速度を徐々に
    減速させる請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の
    研削スラッジの固形化物製造装置。
  7. 【請求項7】 上記加圧制御手段は、上記圧搾のための
    圧力を400MPa以下とする請求項1ないし請求項6
    のいずれかに記載の研削スラッジの固形化物製造装置。
  8. 【請求項8】 上記プレス部は、電動モータの駆動によ
    りボールねじを介して加圧部材を駆動するものとした請
    求項1ないし請求項7のいずれかに記載の研削スラッジ
    の固形化物製造装置。
  9. 【請求項9】 上記焼入れ部品が、転がり軸受の鉄系構
    成部品である請求項1ないし請求項8のいずれかに記載
    の研削スラッジの固形化物製造装置。
  10. 【請求項10】 上記クーラントが油性である請求項1
    ないし請求項9のいずれかに記載の研削スラッジの固形
    化物製造装置。
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