JP5057659B2 - スラリー状体の固形化物 - Google Patents

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この発明は、ホーニング加工、スーパー加工、ラッピング加工、研削加工等により生じる加工液と粉状の加工屑等の混ざり合ったスラリー状体から、あるいは木材加工等により生じたスラリー状体から、固体成分と液体成分とを分離して得た固形化物に関する。
研削加工や研磨加工では、研削屑等の粉状の加工屑が発生する。この粉状の加工屑は、クーラント等の加工液と混ざり合ったスラリー状体、つまりスラッジの状態で機外に排出する。排出されたスラッジは、ろ過や低圧フィルタプレス等によって固液分離し、加工液は回収して再利用する。
ろ過や、低圧フィルタプスレス等による固液分離法では、分離後の状態でも含液率が高く、十分な加工液の回収ができないばかりか、固液分離で濃縮された濃縮スラッジの再資源化ができず、従来は産業廃棄物として埋め立て処理していた。
このような課題を解消するものとして、研削スラッジについては、図3に概略を示すように、濃縮スラッジS′をシリンダ状の金型51内に投入し、加圧ロッド53で圧搾してブリケット状に固形化するものが種々提案され(例えば特許文献1)、既に実用化されている。金型51の他端はゲート52で閉じ、固形化物はゲート52を開いて加圧ロッド53により押し出す。
特開2001−300597号公報
シリンダ状の金型51と加圧ロッド53とを用いる研削スラッジの固形化装置は、加工屑が糸屑状で比較的に粗く絡み易い研削スラッジには使用可能であるが、次のようなスラッジには使用できない。例えばホーニング加工のスラッジ、スーパー加工のスラッジ、ラッピング加工のスラッジ、軸受転動体(ころ,鋼球)の仕上げ研削加工スラッジ等には使用できない。
これは、加工屑が細かいことや、丸くて絡み難いことにより、金型51と加圧ロッド53やゲート52間等の加工部の機械的隙間δ1,δ2から加工屑が液体成分と共に流出してしまうためである。すなわち、一般的な研削屑は、比較的大きくて、また糸屑状なっているため、絡み易くて固形化が容易であり、また加工部の機械的隙間δ1,δ2から流出することが生じ難い。しかし、ホーニング加工のスラッジでは、加工屑が丸くて絡み合わず、またスーパー加工やラッピング加工のスラッジは加工屑が非常に細かい。軸受転動体の仕上げ研削加工スラッジも加工屑が細かい。そのため、上記の研削スラッジ用の固形化装置を使用することができない。
加工部の機械的隙間δ1,δ2から加工屑が流出することは、固形化を困難にするばかりでなく、回収された液体成分に加工屑が混じることから、加工液の再利用の妨げとなり、回収した加工液を再度ろ過する処理が必要となる。
なお、研削スラッジの固形化装置をホーニングスラッジの固形化等に利用する場合に、金属製のフィルタ等を固定して用い、加工部の機械的隙間から加工屑が流出することを防止することも試みられている。しかし、目詰まりにより安定したろ過ができなくなるため、フィルタを定期的に交換する必要が生じ、保守作業に手間がかかる。
この他のホーニング加工等のスラッジの処理方法としては、ベルト状のフィルタを用いて密閉室内のエアー圧によりフィルタを通過させる低圧フィルタプレスや、沈殿装置等を用いる方法がある。しかし、いずれもスラッジの含液率を十分に低下させることができず、沈殿装置では50〜80%程度にまでしか含液率を低下させることができない。そのため、加工液の回収効率が悪いうえ、残った濃縮状態のスラッジの再資源化が困難である。
この発明の目的は、固体成分が細かなものや、絡み難い形状のものであっても、固液分離による固形化が可能で、かつその固形化の処理が簡単に行えるスラリー状体の固形化物を提供することである。
この発明の他の目的は、付着したフィルタが公害の要因とならないものとすることである。
この発明のさらに他の目的は、炉等に入れて金属材料の再生原料として容易に使用できるものとすることである。
この発明のスラリー状体の固形化物は、スラリー状体を圧搾により円柱状に固形化した固形化物本体と、この固形化物本体の両端面に付着した固液分離用の繊維状のフィルタとでなり、これらフィルタのうち一方のフィルタは、円柱状の固形化物本体の一端面に付着する円形部分と、この円形部分の外周縁部から固形化物本体に対して軸方向に離隔する方向に立ち上がるはみ出し部分とを有し、他方のフィルタは、固形化物本体の他端面に付着する円形部分と、この円形部分の外周縁部から固形化物本体の外周に沿って立ち上がるはみ出し部分とを有する。なお、この明細書で言うスラリー状体は、微細な固体と液体とが混ざったものを言い、スラッジを含む意味である。
この構成のスラリー状体の固形化物によると、その固形化を行うときに、シリンダ状の金型とその一端を閉じるゲートと加圧ロッドとを備える装置を用い、加圧ロッドの先端面およびゲートの内面に、前記フィルタを配置した状態で、金型内のスラリー状体を圧搾することができる。そのため、スラリー状体における固体成分が細かなものであったり、絡み難い形状のものであっても、金型と加圧ロッドやゲート間の隙間から固体成分が流出することが前記フィルタで防止される。また、シリンダ状の金型と加圧ロッドとを用いることで、金型内に充填したスラリー状体を、強い圧力で圧搾でき、液体成分の含有率が低い固形化物とすることができる。
上記フィルタが固形化物に付着していても、フィルタの材質を適宜選定することで、固形化物の再利用における異成分混入等の問題とならず、フィルタが付いたままで圧搾体を例えば製鋼原料等として再利用することができる。
前記フィルタは、ペーパー状のフィルタであっても良い。ペーパー状のフィルタであると取扱性が良い。また、前記フィルタは、植物繊維系の紙フィルタであっても良い。植物繊維系のフィルタであると、固形化物を再利用のために炉などに投入したときに、フィルタは燃焼してしまうため、材質に影響せず、また燃えたときに発生するガスや燃えかすが公害の原因となることもない。
前記固形化物本体は、金属粉粒体を主成分とするものであっても良い。金属粉粒体を主成分とする固形化物本体は、例えば、各種機械部品等におけるホーニング加工のスラッジや、スーパー加工のスラッジ、ラッピング加工のスラッジなどから得られる。また、軸受のころや鋼球等の転動体の仕上げ研削加工スラッジ等から得られる。固体成分が金属の固形化物の場合、炉等に入れて製鋼原料等として再利用することができる。
この発明のスラリー状体の固形化物は、スラリー状体を圧搾により円柱状に固形化した固形化物本体と、この固形化物本体の両端面に付着した繊維状のフィルタとでなり、これらフィルタのうち一方のフィルタは、円柱状の固形化物本体の一端面に付着する円形部分と、この円形部分の外周縁部から固形化物本体に対して軸方向に離隔する方向に立ち上がるはみ出し部分とを有し、他方のフィルタは、固形化物本体の他端面に付着する円形部分と、この円形部分の外周縁部から固形化物本体の外周に沿って立ち上がるはみ出し部分とを有するため、固体成分が細かなものや、絡み難い形状のものであっても、固液分離による固形化が可能で、かつその固形化の処理を簡単に行うことができる。
前記フィルタが、植物繊維系の紙フィルタである場合は、燃やしたときにフィルタが公害の原因とならない。
また、固形化物本体が金属粉粒体を主成分とするものである場合は、炉等に入れて金属材料の再生原料として容易に使用することができる。
この発明の一実施形態を図1および図2と共に説明する。このスラリー状体の固形化物SBは、スラリー状体を圧搾により円柱状に固形化した固形化物本体SBaと、この固形化物本体SBaの両端面に付着した繊維状のフィルタ4,5とでなる。フィルタ4,5は、固形化物本体SBaの圧搾時に使用された固液分離用のフィルタであり、その圧搾過程で固形化物本体SBaに付着状態となる。
固形化物SBの寸法は、例えば直径および高さが、いずれも30〜100mm程度とされる。フィルタ4,5の形状は、例えば円形のものとされ、固形化物本体SBaよりも大径のものとされる。フィルタ4,5の固形化物本体SBaよりも外周にはみ出した部分4a,5aの形状は、この例では、固形化物本体SBaの圧搾に使用したときに、下側のフィルタ5のはみ出し部分5aについては、固形化物本体SBaの外周に沿って立ち上がった形状となっている。上側のフィルタ4のはみ出し部分4aについては、固形化物本体SBaの上側の端面から上方に立ち上がった形状、または任意形状に押し潰された形状とされる。
材料となるスラリー状体Sとしては、鋼材におけるホーニング加工のスラッジ、スーパー加工のスラッジ、ラッピング加工のスラッジ、軸受のころ,鋼球等の転動体の仕上げ研削加工スラッジ、その他一般の研削加工のスラッジ等が使用できる。ホーニング加工のスラッジでは、その加工屑の粒径が1〜50μm程度であり、スーパー加工ではサブミクロン単位である。上記各加工を行う鋼材は、例えば焼入等の熱処理が施されたものであっても良い。材料となるスラリー状体Sは、上記の他に、おからや小豆かす等の食品かすや、パルプかす、脱水汚泥等であっても良い。また、スラリー状体Sは、固体成分が超鋼やガラス粉からなるものであっても良い。
上下のフィルタ4,5は、紙フィルタまたは布製フィルタ等のペーパー状のものが使用される。フィルタ4,5は、この他に綿状やスポンジ状のものであってもよい。フィルタ4,5の材質は、化学繊維製のものであってもよいが、植物繊維製のものが好ましい。フィルタ4,5の粗さは、処理対象となるスラリー状体Sに応じて選定される。スラリー状体Sが鋼材のホーニング加工によるものである場合、通気量V(cm3/cm2 s)が、10〜300程度のものが選定される。
製造方法および装置を説明すると、固液分離装置として、図2に示すように内径面が円筒面状の金型1と、この金型1の一端開口を開閉可能に閉じるゲート2と、金型1内に摺動自在に嵌合し、金型1内に投入されたスラリー状体Sをゲート2側に押し付けて圧搾する加圧ロッド3とを備えるものが用いられる。
この固液分離装置は、加圧ロッド3の先端面3aおよびゲート2の内面2aに、これら加圧ロッド3の先端外周と金型1の内径面間の隙間d1、およびゲート2と金型1との接触面間の隙間d2を閉じる固液分離用のペーパー状のフィルタ4,5を配置した状態で、金型1内のスラリー状体Sを加圧ロッド3により圧搾し、この圧搾により金型1内に残った固体成分を前記フィルタ4,5と共に、加圧ロッド3で押し出すようにしたものである。なお、金型1、ゲート2、および加圧ロッド3は、フィルタ4,5を上記のように使用可能なものであれば良く、フィルタ4,5の使用のために寸法,形状等の工夫を特に施したものでなくても良い。上記隙間d1は、図では強調して示しているが、例えば0.1mm以下である。
金型1は立姿勢と横姿勢のいずれのものであっても良いが、この実施形態では立姿勢のものとされている。ゲート2は、金型1の下端の端面に沿って金型直径方向に摺動することで、金型1の下端開口を開閉するものとされている。ゲート2は、金型1の一端に挿脱自在にするプランジャ型のもの(例えば図3のゲート52)であっても良い。
加圧ロッド3は、加圧機構によって進退駆動され、金型1の上端から金型1内に挿脱可能で、かつゲート2が開いた状態で内部のスラリー状体Sの圧搾体を押し出し可能なストロークを有するものとされる。上記加圧機構は、サーボモータを駆動源とするものであっても、また油圧シリンダ等の油圧式のものであっても良い。
上記構成の固液分離装置を用いた固液分離方法を説明する。金型1の下端開口がゲート2で閉じられ、加圧ロッド3が金型1から上方に抜け出した状態で、金型1内の底部に下側のフィルタ5を装填する。この後、スラリー状体Sを金型1内に上端開口から投入し、投入されたスラリー状体Sの上に被さるように、上側のフィルタ4を装填する。
このようにスラリー状体Sの投入、および上下のフィルタ4,5の装填が行われた状態で、加圧ロッド3を金型1内に進入させ、加圧ロッド3で金型1内のスラリー状体Sを圧搾する。圧搾が完了すると、ゲート2を開き、加圧ロッド3をさらに押し込んでスラリー状体Sの圧搾体を下端開口から排出する。
この圧搾によりスラリー状体Sから絞り出された油,水,その他の加工液等の液体成分は、金型1と加圧ロッド3間の隙間d1、および金型1とゲート2の接触面間の隙間d2から排出される。このとき、各隙間d1,d2はフィルタ4,5で閉じられているため、スラリー状体Sから絞り出された液体成分は、各隙間d1,d2から直接に排出されることはなく、フィルタ4,5を透過して排出されることになる。
このため、スラリー状体Sの固体成分がホーニング加工による加工屑やスーパー加工,ラッピング加工の加工屑等のように微細のものであっても、固体成分が金型1と加圧ロッド3やゲート2との隙間d1,d2から流出することがなく、フィルタ4,5で補足される。したがって、従来の研削スラッジ固形化装置では固液分離が困難であったスラリー状体であっても、固液分離が可能になる。これにより、スラリー状体Sの圧搾による固形化が容易になると共に、ホーニング液等の液体成分が清浄化された状態で排出され、後にろ過することなく、再利用可能な状態の液体成分が回収できる。
金型1内のスラリー状体Sは、圧搾により、図1と共に説明した円柱形状のブリケット状の固形化物SB(図2)に固形化される。この固形化物SBは、固形化物本体SBaに両側のフィルタ4,5が付着したものとなる。
上記フィルタ4,5は、圧搾により金型1内に残った固形化物SB共に加圧ロッド3で押し出し、1回の圧搾毎に新たなフィルタ4,5を使用するため、フィルタ目詰りの問題が発生せずフィルタ交換の保守の手間が省ける。上記フィルタ4,5は、圧搾処理毎に圧搾体と共に排出するため、単に金型1内に入れるだけで良く、取付作業のような複雑な作業が不要であり、金型1内への装填が容易に行える。
この構成のスラリー状体の固形化物SBによると、このように両端に固液分離用のフィルタ4,5が付着されたものとするため、従来では固形化が困難であったスラリー状体、例えば固体成分が細かなものや、絡み難い形状のものであっても、固液分離による固形化が可能で、かつその固形化の処理を簡単に行うことができる。また、円筒状の金型1と加圧ロッド3とを用いるため、圧力を高くして高度に固液分離することができる。スラリー状体Sがホーニング加工のスラッジである場合、スラッジ発生状態では含油率が例えば40wt%程度であり、この状態で金型1に投入されるが、上記圧搾により10%以下の含油率となる。
このように固形化物SBに固形化されることにより、運搬や保管等の取扱いが容易となるばかりでなく再資源化が可能となる。固体成分が鋼材のスラリー状体Sの場合、得られた固形化物SBは、製鋼原料として用いられ、炉内に投入される。また、含油率が例えば10%以下となる程度に、高度に固液分離が行えるため、液体成分である加工液の回収が高い効率で行える。これにより、資源を経済的に利用でき、自然環境への負荷も軽減できる。
フィルタ4,5は、固形化物SBに付着した状態となるが、フィルタ4,5の材質を適宜選定することで、異成分混入等の問題とならず、フィルタ4,5が付いたままで、固形化物SBを例えば製鋼原料等として再利用することができる。フィルタ4,5が植物繊維製のものである場合、炉に入れると燃焼してしまうため、鋼材の材質に影響せず、また燃えたときに発生するガスや燃えかすが公害の原因となることもない。フィルタ4,5が固形化物SBに付着することで、使用済みフィルタ4,5の廃棄を別個に行う必要がなくて、これによっても作業性が向上する。
フィルタ4,5は、圧搾毎に新たなものが必要であるが、従来では利用できなかったスラリー状体の固体成分の再利用が可能になることや、液体成分の回収率が向上することと比較すると、フィルタの消費は環境面からもコスト面からも問題とはならない。
(A),(B)はそれぞれこの発明の一実施形態に係るスラリー状体の固形化物の断面図および斜視図である。 同スラリー状体の固形化物の製造方法を示す断面図である。 従来例の断面図である。
符号の説明
1…金型
2…ゲート
3…加圧ロッド
4,5…フィルタ
S…スラリー状体
SB…固形化物

Claims (4)

  1. スラリー状体を圧搾により円柱状に固形化した固形化物本体と、この固形化物本体の両端面にそれぞれ付着した固液分離用の繊維状のフィルタとでなり、これらフィルタのうち一方のフィルタは、円柱状の固形化物本体の一端面に付着する円形部分と、この円形部分の外周縁部から固形化物本体に対して軸方向に離隔する方向に立ち上がるはみ出し部分とを有し、他方のフィルタは、固形化物本体の他端面に付着する円形部分と、この円形部分の外周縁部から固形化物本体の外周に沿って立ち上がるはみ出し部分とを有するスラリー状体の固形化物。
  2. 請求項1において、前記フィルタがペーパー状のフィルタであるスラリー状体の固形化物。
  3. 請求項1または請求項2において、前記フィルタが、植物繊維系の紙フィルタであるスラリー状体の固形化物。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、固形化物本体が金属粉粒体を主成分とするものであるスラリー状体の固形化物。
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