JP2001314580A - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents
パチンコ機の入賞装置Info
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- JP2001314580A JP2001314580A JP2000135604A JP2000135604A JP2001314580A JP 2001314580 A JP2001314580 A JP 2001314580A JP 2000135604 A JP2000135604 A JP 2000135604A JP 2000135604 A JP2000135604 A JP 2000135604A JP 2001314580 A JP2001314580 A JP 2001314580A
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Abstract
組付けや解体を簡単に行うことのできるパチンコ機の入
賞装置を提供する。 【解決手段】 入賞装置を、前扉筐体と中筐体と後筐体
との3筐体により構成し、この3筐体の両側面に副筐体
を設けて、前扉筐体および中筐体の一方の副筐体の両側
面に掛止爪を設け、他方の副筐体の両側面には前記掛止
爪を掛ける掛止穴を設けるとともに、中筐体および後筐
体の一方の副筐体の両側面に掛止爪を設け、他方の副筐
体の両側面には前記掛止爪を掛ける掛止穴を設けること
により、前扉筐体と中筐体と後筐体とを組付けて一体物
とする。
Description
合部材を用いることなく、組み付けや解体を簡単に行う
ことのできるパチンコ機の入賞装置に関するものであ
る。
り状態等を表示する役物が設けられ、その下方には前扉
を開放させて玉を入賞させる入賞装置が取り付けられて
いる。従来は、この入賞装置には扉を開閉するソレノイ
ドや、特定入賞口への玉の入賞を規制する規制部材を作
動するソレノイドがビスで取り付けられていたり、入賞
装置の組付けや遊技基板への取付がビスやピン等の金属
部材を用いて行われており、これらの組付けや取付作
業、或いは解体や取外し作業は時間のかかる煩わしいも
のであった。また、ビスやピン等の金属部材は、主とし
て合成樹脂からなる入賞装置とは材質が異なるために分
別して回収する必要のあるものであった。しかしなが
ら、近年の地球環境保護や資源の有効再利用の機運の高
まりにつれて、パチンコ機の入賞装置においても解体や
取外しが容易で、部品点数が少なく部材の分別回収を容
易に行うことのできるものが求められている。
の問題点を解決し、ネジやピン等の金属部材を用いるこ
となく、組付けや解体を簡単に行うことのできるパチン
コ機の入賞装置を提供するためになされたものである。
めになされた請求項1に記載の発明は、前扉筐体と、中
筐体と、後筐体との3筐体により構成されるパチンコ機
の入賞装置であって、前記3筐体の側面に副筐体を設け
て、前扉筐体および中筐体の一方の副筐体の側面に掛止
爪を設け、他方の副筐体の側面には前記掛止爪を掛ける
掛止穴を設けるとともに、中筐体および後筐体の一方の
副筐体の側面に掛止爪を設け、他方の副筐体の側面には
前記掛止爪を掛ける掛止穴を設けることにより、前扉筐
体と中筐体と後筐体とを組付けて一体物としたことを特
徴とするパチンコ機の入賞装置である。
副筐体の上下両面に切込み部を形成して、この切込み部
に入賞装置を遊技基板に固着するための爪部材を挟着し
たパチンコ機の入賞装置である。
の発明において、爪部材が、遊技基板に設けられた取付
穴の長さより短く平坦な基部と、基部の背面に切込み部
に挟着可能に設けられた縦型のリブと、基部の前面に設
けられた組付保持部と、基部の左右両端からハの字形に
前記取付穴より幅広に延設された弾性片部と、該弾性片
部の先に遊技基板の一角に当接するように内側に折り曲
げて延設された係止片部とにより構成されたパチンコ機
の入賞装置である。
何れかに記載の発明において、後筐体の背面に凹状部を
形成し、この凹状部に玉係数装置とソレノイドとの電装
基板の裏面を支承する保持部と、該電装基板の固定位置
を決める係合部と、該電装基板を抑えて固着する係止爪
とを設けたパチンコ機の入賞装置である。
の発明において、電装基板に取付られた電線を収納する
ためのスペースを残して、電装基板を凹状部の一端に寄
せて取り付けたパチンコ機の入賞装置である。
何れかに記載の発明において、特定入賞口への玉の入賞
を規制する規制部材を作動するソレノイドと、前扉を開
閉するソレノイドとを中筐体と後筐体とにより挟持する
とともに、中筐体および後筐体に前記ソレノイドの熱を
放散する通気孔を設けたパチンコ機の入賞装置である。
何れかに記載の発明において、前扉筐体の前枠の両端に
中空支持台を設け、この中空支持台に玉の通過空間を確
保して飾り部材を挿入したパチンコ機の入賞装置であ
る。
何れかに記載の発明において、前扉筐体を取り外し可能
に中筐体に取り付けるとともに、前飾りと前扉と玉を入
賞口に導く底部材とを前扉筐体に取り外し可能に取り付
けたパチンコ機の入賞装置である。
体と中筐体と後筐体の副筐体部の両側面に掛止爪や掛止
穴を設けてこれらを嵌合させることにより、ビスやピン
を用いることなく、各筐体同士を簡単に組み付けること
ができるとともに、その解体も簡単に行うことができ
る。また、後筐体に設けた副筐体の上下両面に切込み部
を形成して、この切込み部に爪部材を挟持したことによ
り、入賞装置全体の高さを抑え遊技基板への着脱を簡単
に行うことができる。
好ましい実施形態を示す。図1は本発明の入賞装置を分
解した斜視図であって、図2は組付けた状態の入賞装置
を示す水平断面図である。図において、1は前扉筐体、
2は中筐体、3は後筐体であり、各筐体にはそれぞれ高
さをその筐体より低くした副筐体4、5、6を左右の両
側面に設けてある。中筐体2の副筐体5の側面には、可
撓性を有する掛止爪7、掛止爪8が設けられており、掛
止爪7は前扉筐体1の副筐体4の側面に設けられた掛止
穴9に、掛止爪8は後筐体3の副筐体6の側面に設けら
れた可撓性を有する掛止穴10に嵌合することによって
一体物に組付けることができる。
上下面には切込み部11が設けられて、爪部材12の背
面に設けられた縦型のリブ13を挟着することができ
る。この爪部材12は、図3に示すように、その基部1
4の背面に前記したリブ13をが設けられ、その前面に
はリブ13を切込み部11に挿入する時に保持するため
の断面I形の組付保持部15が設けられている。基部1
4の左右両端にはハの字形に延設された弾性片部16が
延設されているが、この弾性片部16の左右の間隔は基
部14の付け根側において遊技基板の取付穴の長さより
短いものとして、遊技基板の取付穴に挿入可能なものに
形成してある。一方、ハの字形に延設された弾性片部1
6の先端の左右の間隔は遊技基板の取付穴より幅広に形
成されており、弾性片部16の先端には内側に折れ曲が
ってさらに延設された掛止片部17が設けられている。
そして、弾性片部16と掛止片部17の内側にはリブ1
8を設けて補強してある。
賞装置を遊技基板19に取り付けた状態を示すが、入賞
装置を遊技基板19に取り付ける際には、先ず遊技基板
19の前面から入賞装置の後部を取付穴20に挿入して
押し込む。入賞装置が押し込まれるに従ってハの字形に
広がった弾性片部16は取付穴20の両側面により幅を
狭められて取付穴20を通過することができる。そし
て、弾性片部16が完全に取付穴20を通過すると弾性
片部16は元の形に戻ろうとするが、入賞装置がさらに
押し込まれて前扉枠21が遊技基板19に当接したとこ
ろで弾性片部16の先端に内側に折れ曲がって延設され
た掛止片部17が取付穴20の一角に当接して遊技基板
19に入賞装置をかっちりと取付けることができる。
置、特定入賞口への玉の入賞を規制する規制部材を作動
するソレノイド、および前扉を開閉するソレノイドの電
装基板を、後筐体3の背面に取付け途中の状態を示す。
後筐体3の背面には凹状部22が形成されており、その
凹状部22には電装基板23を支承する保持部24と、
電装基板23の固定位置を決める係合部25と、電装基
板を抑えて固着する係止爪26、27とが設けられてお
り、電装基板23を後筐体3に取り付けるには、先ず電
装基板23の上端を掛止爪26の下に挿入するととも
に、下端を可撓性のある掛止爪27の上側から押さえつ
けることによって、図6に示すように、電装基板23を
後筐体3に強固に取付けることができる。
に、凹状部22の一端に寄せてスペース28を残して取
付けるのが好ましい。このスペース28を残すことによ
って電装基板23に取付けられた電線を収納することが
できる。
制する規制部材29および扉開閉レバー30は、それら
に設けた支軸31を中筐体2の一部に設けた凹状切込み
32に嵌入することにより固着することができる。図8
は規制部材29を中筐体2に組付ける前の状態、図9は
規制部材29を中筐体2に組付けた後の状態を示す。ま
た、図10は扉開閉レバー30を中筐体2に組付ける前
の状態、図11は扉開閉レバー30を中筐体2に組付け
た後の状態を示す。
扉開閉レバー30を駆動するソレノイド34は、図12
に示したように、中筐体2と後筐体3とにより挟み込ん
で固着することができる。即ち、ソレノイド33は中筐
体2に設けた凸起35と、後筐体3に設けた凸起36と
により挟持し、ソレノイド34は中筐体2に設けた支持
部37と、後筐体3に設けた支持部38とにより挟持す
ることができる。ソレノイド33は、特定入賞口51に
最初の玉が入賞した時にソレノイド33の磁芯を突出さ
せて規制部材29の一端を押下することにより入賞空間
の底部から規制部材29の他端を突出させて、以後の玉
を一般入賞口52に導入する。なお、図4および図7に
示したように、ソレノイド33、34の熱を放散する通
気孔39を中筐体2あるいは後筐体3に設けるのが好ま
しい。また、特定入賞口51と一般入賞口52との二つ
の入賞口に設けられた玉計数装置40、41は、中筐体
2と後筐体3の裏側に設けたL字形の受けにより中筐体
2の背面から差し込み式で装着することができる。
玉の通過空間を確保して飾り部材42を装着するための
中空支持台43を設け、この中空支持台43に飾り部材
42を装着する状態を示す図である。中空支持台43に
は可撓性を有する掛止凸起44が設けられ、一方の飾り
部材42は中空支持台43に挿入される凸片45を有
し、その凸片45には前記凸起44を嵌め込む掛止穴4
6が設けられている。図において、中空支持台43の内
部形状は上側が円形で下側が平坦に形成してあり、一方
の凸片45の形状も上側が円形で下側が平坦に形成して
ある。これによって飾り部材42を上下逆に付けたりす
る過ちを防止することができる。
する係止爪7によって中筐体2と組付けられており、ま
た、図1に示したように前扉枠21には飾り部材42が
取り付けられ、前扉筐体1には、前扉47がその両端の
支軸48により取付けられ、さらに、入賞空間を形成し
玉を特定入賞口または一般入賞口に導入する底部材49
が掛止凸起50により取付けられる。前扉筐体1への前
扉47および底部材49の取付け状態は図8に示したと
おりである。尚、前扉47の開閉は、ソレノイド34の
磁芯が扉開閉レバー30の一端と係合して他端を上下動
させることにより前扉47の一端の支軸48に設けた作
用片を介して行うことができる。前扉筐体1、前扉4
7、飾り部材42、底部材49は遊技者からそのデザイ
ンや構造が見えるものであって、遊興効果を維持するた
めには時々交換する必要があるが、入賞装置を上記のよ
うな構造にしたことにより、入賞装置を遊技基板19か
ら簡単に取り外すことができるとともに、中筐体2およ
び後筐体3はそのまま用いて、前扉筐体1、前扉47、
飾り部材42、底部材49の全部または一部を適宜簡単
に交換することができる。
体と中筐体と副筐体の両側面に掛止爪や係止穴を設けて
これらを嵌合させることにより、ビスやピンを用いるこ
となく、各筐体同士を簡単に組み付けることができると
ともに、その解体も簡単に行うことができる。また、後
筐体に設けた副筐体の上下両面に切込み部を形成して、
この切込み部に爪部材を挟着したことにより、入賞装置
の遊技基板への着脱を簡単に行うことができる。
コ機の入賞装置は、掛止爪や掛止穴を前扉筐体と中筐体
と後筐体の両側面に設けたことにより入賞装置の厚みを
薄くすることができて、その上方に取付けられる役物を
大きくすることができる。前扉筐体を中筐体から取り外
しを容易に行うことができ、中筐体および後筐体はその
まま用いて、前扉筐体、前扉、飾り部材、底部材の全部
または一部を適宜簡単に交換することができ、遊興効果
を簡単に刷新することができる。また、各筐体や各種の
部材の取付けを掛止爪、掛止穴、爪部材により行う構造
にしたことにより、入賞装置の組付け、入賞装置の遊技
基板への取付けをビス、ピン等の金属部材を全く用いる
ことなく簡単に行うことができるとともに、パチンコ機
の廃却に当たって、解体および分別回収を簡単に行うこ
とができる。
ある。
である。
断面図である。
垂直断面図である。
断面図である。
正面図である。
図である。
図である。
を示す図である。
を示す図である。
る状態を示す水平断面図である。
直断面図でる。
Claims (8)
- 【請求項1】 前扉筐体と、中筐体と、後筐体との3筐
体により構成されるパチンコ機の入賞装置であって、前
記3筐体の側面に副筐体を設けて、前扉筐体および中筐
体の一方の副筐体の側面に掛止爪を設け、他方の副筐体
の側面には前記掛止爪を掛ける掛止穴を設けるととも
に、中筐体および後筐体の一方の副筐体の側面に掛止爪
を設け、他方の副筐体の側面には前記掛止爪を掛ける掛
止穴を設けることにより、前扉筐体と中筐体と後筐体と
を組付けて一体物としたことを特徴とするパチンコ機の
入賞装置。 - 【請求項2】 後筐体に設けた副筐体の上下両面に切込
み部を形成して、この切込み部に入賞装置を遊技基板に
固着するための爪部材を挟持した請求項1記載のパチン
コ機の入賞装置。 - 【請求項3】 爪部材が、遊技基板に設けられた取付穴
の長さより短く平坦な基部と、基部の背面に切込み部に
挟持可能に設けられた縦型のリブと、基部の左右両端か
らハの字形に前記取付穴より幅広に延設された弾性片部
と、該弾性片部の先に遊技基板の一角に当接するように
内側に折り曲げて延設された係止片部とにより構成され
たものである請求項2記載のパチンコ機の入賞装置。 - 【請求項4】 後筐体の背面に凹状部を形成し、この凹
状部に玉計数装置とソレノイドとの電装基板の裏面を支
承する保持部と、該電装基板の固定位置を決める係合部
と、該電装基板を抑えて固着する係止爪とを設けた請求
項1〜3何れか記載のパチンコ機の入賞装置。 - 【請求項5】 電装基板に取付られた電線を収納するた
めのスペースを残して、電装基板を凹状部の一端に寄せ
て取り付けた請求項4記載のパチンコ機の入賞装置。 - 【請求項6】 特定入賞口への玉の入賞を規制する規制
部材を作動するソレノイドと、前扉を開閉するソレノイ
ドとを中筐体と後筐体とにより挟持するとともに、中筐
体および後筐体に前記ソレノイドの熱を放散する通気孔
を設けた請求項1〜5何れか記載のパチンコ機の入賞装
置。 - 【請求項7】 前扉筐体の前枠の両端に中空支持台を設
け、この中空支持台に玉の通過空間を確保して飾り部材
を挿入した請求項1〜6何れか記載のパチンコ機の入賞
装置。 - 【請求項8】 前扉筐体を取り外し可能に中筐体に取付
けるとともに、前扉筐体に、前飾りと前扉と玉を入賞口
に導く底部材とを取外し可能に取り付けた請求項1〜7
何れか記載のパチンコ機の入賞装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000135604A JP4438180B2 (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | パチンコ機の入賞装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000135604A JP4438180B2 (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | パチンコ機の入賞装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001314580A true JP2001314580A (ja) | 2001-11-13 |
JP4438180B2 JP4438180B2 (ja) | 2010-03-24 |
Family
ID=18643657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000135604A Expired - Fee Related JP4438180B2 (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | パチンコ機の入賞装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4438180B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006167140A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Plm:Kk | パチンコ機の入賞部品 |
JP2007029619A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Heiwa Corp | 可変入賞装置 |
JP2007044387A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Heiwa Corp | 可変入賞装置 |
JP2017104183A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 株式会社三共 | 遊技機 |
-
2000
- 2000-05-09 JP JP2000135604A patent/JP4438180B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007029619A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Heiwa Corp | 可変入賞装置 |
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JP2017104183A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 株式会社三共 | 遊技機 |
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