JP2001314471A - ローラマッサージ機構とこの機構を内蔵したマッサージ装置 - Google Patents

ローラマッサージ機構とこの機構を内蔵したマッサージ装置

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JP2001314471A
JP2001314471A JP2000133843A JP2000133843A JP2001314471A JP 2001314471 A JP2001314471 A JP 2001314471A JP 2000133843 A JP2000133843 A JP 2000133843A JP 2000133843 A JP2000133843 A JP 2000133843A JP 2001314471 A JP2001314471 A JP 2001314471A
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massage
shaft
roller
rollers
rotating shaft
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Shinzo Shimizu
信三 清水
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Daito Electric Machine Industry Co Ltd
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Daito Electric Machine Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マッサージローラによって指圧と揉みを並行
して行うマッサージや打撃位置を変化させながらの叩き
マッサージ等の複雑なマッサージを行えるようにして、
ローラマッサージ機構やこれを内蔵したマッサージ装置
の商品価値を向上する。 【解決手段】 本発明のローラマッサージ機構4は、回
転軸10と、この回転軸10の中途部にその軸心方向に
対して移動自在でかつその軸心に対して偏心して設けら
れた左右一対のマッサージローラ16L,16Rと、回
転軸10を回転駆動する駆動手段14と、この駆動手段
14の作動中において左右一対のマッサージローラ16
L,16Rが互いに接近又は離反するように当該各マッ
サージローラ16L,16Rを回転軸10の軸心方向に
沿って往復動させることができる第二の駆動手段41
と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体に対して種々
のマッサージ動作を行えるようにしたローラマッサージ
機構とこの機構を内蔵したマッサージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のローラマッサージ機構を
内蔵したマッサージ装置として、ケーシングに回転自在
に支持された回転軸と、この回転軸の中途部でかつ開口
部に対応する位置にその軸心方向に対して互いに逆向き
に傾斜して設けられた左右一対の円板状のマッサージロ
ーラと、この回転軸を回転駆動する駆動手段と、を備え
たものがある。そして、このマッサージ機構では、左右
一対のマッサージローラが互いに逆向きに傾斜している
ことから、回転軸の回転に伴って両マッサージローラの
外周縁部の相互間隔が広がったり狭まったりするので、
この両マッサージローラ間に患部を押し当てることによ
って揉みマッサージを行えるようになっている。
【0003】かかるローラマッサージ機構において、左
右一対のマッサージローラを回転軸に固定してしまう
と、患部に対する揉み幅が一種類に限定されるので、適
切なマッサージ効果を得られないことがある。そこで、
両マッサージローラの間隔を調整できるローラマッサー
ジ機構が既に開発されており、この場合のローラマッサ
ージ機構は、回転軸の軸心方向に対して移動自在に設け
られた当該左右一対のマッサージローラと、この各ロー
ラに回転自在に連結した左右一対のスライダと、このス
ライダに貫通して螺合された互いに逆方向に捩じれた二
つのねじ部を有する送りねじ軸と、を備えている(特開
昭62−139654号公報、実用新案登録第2562
137号公報参照)。
【0004】従って、このローラマッサージ機構によれ
ば、送りねじ軸を手動又は電動によって回転させること
により、スライダを接近又は離反させることができ、こ
れによって左右一対のマッサージローラ間の間隔を調整
できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のローラマッサー
ジ機構では、互いに逆向きに傾斜した左右一対のマッサ
ージローラを回転させて揉み作用を行うだけのものであ
り、前記送りねじ軸も、両マッサージローラの間隔を調
整するためだけに設けられたもので、その両マッサージ
ローラを回転駆動している最中にスライダを接近又は離
反させる機能は備えていない。このため、従来のローラ
マッサージ機構では、左右一対のマッサージローラによ
って揉みマッサージと並行して指圧マッサージを行った
り、打撃位置を変化させながらの叩きマッサージという
ような複雑なマッサージ動作を行うことができず、すぐ
に飽きられてしまうという欠点がある。
【0006】本発明は、このような実情に鑑み、左右一
対のマッサージローラによって指圧と揉みを並行して行
うマッサージや、打撃位置を変化させながらの叩きマッ
サージ等の複雑なマッサージを行えるようにして、ロー
ラマッサージ機構ないしこれを内蔵したマッサージ装置
の商品価値を向上することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために次の技術的手段を講じた。すなわち、本
発明は、回転軸と、この回転軸の中途部にその軸心方向
に対して移動自在でかつその軸心に対して偏心して設け
られた左右一対のマッサージローラと、前記回転軸を回
転駆動する駆動手段と、を備えたローラマッサージ機構
において、前記駆動手段の作動中において前記左右一対
のマッサージローラが互いに接近又は離反するように当
該各マッサージローラを回転軸の軸心方向に沿って往復
動させることができる第二の駆動手段を設けたことを特
徴としている。
【0008】上記の本発明によれば、左右一対のマッサ
ージローラが回転軸に対して偏心して設けられているの
で、回転軸の回転によって両マッサージローラの外周縁
部が患部に対して交互に進退を繰り返すマッサージ動作
が行われ、その回転軸の回転数が比較的低速である場合
には患部をゆっくりと押す動作(指圧マッサージ)が行
われ、回転軸の回転数を比較的高速にした場合には患部
を打撃する動作(叩きマッサージ)が行われる。そし
て、本発明によれば、第二の駆動手段が、回転軸の駆動
手段の作動中において左右一対のマッサージローラが互
いに接近又は離反するように当該各マッサージローラを
回転軸の軸心方向に沿って往復動させるので、回転軸の
回転数が比較的低速である場合には、上記指圧運動をし
ているマッサージローラが軸心方向に往復動して揉みを
行い、指圧と揉みが並行したマッサージが行われる。ま
た、回転軸の回転数が比較的高速である場合には、上記
打撃運動をしているマッサージローラが軸心方向に往復
動するため、打撃位置を変化させながらの叩きマッサー
ジが行われる。
【0009】なお、当該第二の駆動手段を少しの間だけ
一時的に作動するようにすれば、左右一対のマッサージ
ローラが回転軸の軸心方向に沿って若干移動し、その各
ローラ間の間隔を調整することもできる。以下、本発明
のマッサージ機構の更に具体的な実施態様例を説明す
る。すなわち、本発明において、前記第二の駆動手段
は、前記各マッサージローラを回転自在に支承する左右
一対のスライダと、この各スライダに形成された前記回
転軸に直交する方向のカム溝に係合するカムピンを有す
る左右一対の回転体と、この各回転体に連動連結された
ギア機構と、このギア機構を回転駆動するモータと、を
備えたものを採用することができる。
【0010】また、第二の駆動手段は、前記各マッサー
ジローラを回転自在に支承する左右一対のスライダと、
この各スライダを貫通するように前記回転軸と平行に設
けられかつ当該各スライダを軸心方向に沿って往復動さ
せるための往復ねじ部を軸方向両端部に有する送りねじ
軸と、この送りねじ軸を回転駆動するモータと、を備え
たものを採用することもできる。更に、回転軸の駆動手
段は、前記回転軸の中央部に設けたウォームホイール
と、このウォームホイールに噛合するウォームと、この
ウォームが駆動軸に直結されたモータと、を備えたもの
を採用することができる。
【0011】また、本発明は、更に、前記左右一対のマ
ッサージローラにおける前記回転軸から最も離れた最突
出部同士が当該回転軸の軸心回りの周方向において同じ
位置になる両押し姿勢と、その最突出部同士が前記回転
軸の軸心回りの周方向において180度異なる位置にな
る片押し姿勢とのいずれかに切り換える切り換え手段を
設けることを推奨する。この場合、両マッサージローラ
の最突出部の周方向位置が180度異なる位置になる片
押し姿勢にしておくことにより、その両マッサージロー
ラの最突出部によって患部を交互に指圧又は打撃できる
だけでなく、両マッサージローラの最突出部の周方向位
置が同じになる両押し姿勢にしておくことにより、両マ
ッサージローラの最突出部によって患部を同時に指圧又
は打撃することができる。
【0012】上記切り換え手段を有する本発明におい
て、回転軸を、一方のマッサージローラを支持する第一
軸部と、他方のマッサージローラを支持しかつ前記第一
軸部と同軸心状に配置された第二軸部とに分離し、か
つ、前記駆動手段として、その第一軸部を正転又は逆転
させる機能を備えたものを採用すれば、前記切り換え手
段は、前記第一軸部と第二軸部が互いに相対回転する範
囲をほぼ半回転に規制する半回転クラッチ機構より構成
することができる。かかる構造の場合、駆動手段によっ
て例えば第一軸部の回転方向を切り換えると、第二軸部
の第一軸部に対する相対回転位置が半回転分だけ変化す
ることになる。このため、駆動手段による回転駆動方向
を正転又は逆転させるだけで、マッサージローラを両押
し姿勢又は片押し姿勢のいずれかに切り換えることがで
き、マッサージローラの姿勢切り換え制御が極めて簡単
に行えるようになる。
【0013】上記半回転クラッチ機構は、より具体的に
は、前記第二軸部の端部に同軸心状でかつ回転不能に固
定されておりしかも半回転分の周方向長さを有する横溝
を外周部に備えている筒部材と、前記筒部材に同軸心状
でかつ回転自在に挿通された前記第一軸部の端部に径外
方向に突設されておりしかもその突出端部が前記横溝内
に収納されているストッパーピンと、から構成すること
ができる。また、前記半回転クラッチ機構は、前記第一
軸部の端部に固定された第一クラッチ体と、前記第二軸
部の端部に半回転の範囲で回転自在でかつ軸方向移動自
在に挿通されており前記第一クラッチ体に着脱自在に噛
み合う第二クラッチ体と、前記回転軸が正転又は逆転し
た当初に前記第二クラッチ体を前記第一クラッチ体から
いったん離脱させてから再度そのクラッチ体に噛み合わ
せるカム手段と、から構成することもできる。
【0014】前記駆動手段として、前記回転軸の回転速
度を少なくとも二段階に変更できる機能を備えているも
のを採用すれば、回転軸の回転数を比較的低速にした場
合には患部をゆっくりと押す動作(指圧マッサージ)が
得られ、また、回転軸の回転数を比較的高速にした場合
には患部を打撃する動作(叩きマッサージ)が得られ、
指圧マッサージと叩きマッサージの双方を行えるローラ
マッサージ機構が得られる。なお、指圧マッサージを行
う場合には、回転軸の回転速度を約50rpm程度に設
定し、叩きマッサージを行う場合には、回転軸の回転速
度を150rpm以上(好ましくは200rpm程度)
に設定すればよい。
【0015】また、本発明においては、左右一対のマッ
サージローラを回転軸の軸心方向に対して若干傾斜した
状態に設けることにしてもよい。以上説明した本発明の
ローラマッサージ機構は、比較的小型の載置式のマッサ
ージ装置や手持ち式のマッサージ装置、あるいは、比較
的大型の立てかけ式のマッサージ装置や椅子式のマッサ
ージ装置等、種々のマッサージ装置に組み込むことが可
能である。この場合、立てかけ式のマッサージ装置や椅
子式のマッサージ装置では、人体の背中領域(腰部から
肩部にかけての領域)を広い上下方向範囲でマッサージ
する必要があるので、ローラマッサージ機構そのものを
上下方向に沿って移動させる移動手段を設けることが好
ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図9は、本発明の第一の実
施形態を示している。このうち、図9は、本発明に係る
ローラマッサージ機構4を内蔵したマッサージ装置1の
一例を示すもので、この場合のマッサージ装置1は比較
的小型の偏平な載置式のものである。この載置式のマッ
サージ装置1は、上方に開口する開口部2Aを有する載
置式のケーシング2と、このケーシング2内に収納され
たローラマッサージ機構4とを備え、ケーシング2の開
口部2Aは伸縮性を有する布材等よりなる軟質のカバー
部材3によって閉塞されている。このマッサージ装置1
は、例えば、仰向けに寝ころんだ人体の背中や腰あるい
は太ももやふくらはぎの下へ入れ込んだり、椅子に座っ
た状態で足の裏をマッサージ機構4の上に載せたりして
使用することができる。
【0017】図1〜図5に示すように、上記ローラマッ
サージ機構4は、互いに所定間隔を置いて配置された左
右の支持ブラケット7,7を左右両端部に有する支持フ
レーム8と、この支持フレーム8の両ブラケット7,7
相互間で軸受9を介して回転自在に保持された回転軸1
0と、この回転軸10の中途部にその軸心方向に対して
直交しかつその軸心に対して偏心して設けられた左右一
対のロータ12,13と、回転軸10を回転駆動させる
駆動手段14と、を備えている。このうち、両ロータ1
2,13は、ケーシング2内の開口部2Aに対応する位
置に配置されており、中央部に回転軸10が挿通された
ボス部15と、このボス部15の外周部に回転自在に外
嵌されたマッサージローラ16L,16Rと、このマッ
サージローラ16L,16Rのボス部15に対する相対
回転に摩擦抵抗を加える押圧プレート17と、を有して
いる。
【0018】ボス部15の軸方向両端部に形成した収納
凹部には鋼製ボールよりなる回り止め部材18が収納さ
れており、この回り止め部材17は回転軸10に形成し
たスプライン溝(図示せず)に嵌合されている。従っ
て、ボス部15は、回転軸10に対してその軸心方向に
移動自在でかつ相対回転不能に連結されており、当該回
転軸10と一体回転するようになっている。各ロータ1
2,13のボス部15は、回転軸10と同軸心状の筒体
よりなる同心部分15Aと、回転軸10の軸心方向に対
して直交しかつその軸心に対して偏心したプレートより
なる偏心部分15Bとを一体に有しており、この偏心部
分15Bの外周部に、偏平なリング状に形成された各マ
ッサージローラ16L,16Rがベアリング19を介し
て回転自在に嵌め込まれている。
【0019】このため、左右の各マッサージローラ16
L,16Rは、ボス部15の偏心部分15Aを介して、
回転軸10の軸心方向に対して直交しかつその軸心に対
して偏心して設けられており、しかも、その軸心方向に
移動自在となるように当該回転軸10に回転自在に連結
されている。また、ボス部15の偏心部分15Bには、
この偏心部分15Bよりも若干大径の前記押圧プレート
17がねじ止めによって固定されており、この押圧プレ
ート17の外周縁部で各マッサージローラ16L,16
Rの中央部表面を押圧することにより、当該各ローラ1
6L,16Rのボス部15に対する相対回転に摩擦抵抗
を付与している。
【0020】図1〜図4に示すように、回転軸10は、
左側のマッサージローラ16L(ロータ12)を支持す
る第一軸部10Lと、右側のマッサージローラ16R
(ロータ13)を支持しかつ第一軸部10Lと同軸心状
に配置された第二軸部10Rと、を備えている。このう
ち、第一軸部10Lは左側ロータ12の装着部分と駆動
手段14に対する貫通部分を左側から順に有し、第二軸
部10Rは右側ロータ13の装着部を有している。この
両軸部10L,10Rは半回転クラッチ機構21を介し
て互いに相対回転自在に連結されている。図6に示すよ
うに、この半回転クラッチ機構21は、第二軸部10R
の端部に同軸心状でかつ回転不能に固定された筒部材2
0と、この筒部材20に同軸心状でかつ回転自在に挿通
された第一軸部10Lの端部に径外方向に突設されたス
トッパーピン25と、を備えている。
【0021】筒部材20は、軸心方向に延びる挿通孔2
2を有する円筒形に形成されていて、その駆動手段14
側(図6の左側)の開口縁部に、第一軸部10Lの端部
を回転自在に保持するベアリング23を備えている。ま
た、筒部材20の軸方向中途部には、半回転分の周方向
長さを有する半月状の横溝24が形成され、この横溝2
4は筒部材20の外周面から挿通孔22まで至る深さを
有する。一方、回転軸10の第一軸部10Lの端部に
は、セットネジの螺合等により径外方向に突出するよう
に固定された前記ストッパーピン25が設けられ、この
ピン25の突出端部が筒部材20の横溝24内に移動可
能に収納されている。
【0022】以上から明らかなように、回転軸10を構
成する第一及び第二軸部10L,10Rのうち、左側の
ロータ12を支持する第一軸部10Lは、半回転クラッ
チ機構21を構成する筒部材20に対して半回転の範囲
で相対回動自在とされ、右側のロータ13を支持する第
二軸部10Rは、同筒部材20に対して相対回転不能に
固定されている。従って、駆動手段14によって回転軸
10の第一軸部10Lを正転方向aに回転させたとする
と、ストッパーピン25が筒部材20の半月状横溝24
の一方の径方向溝面24a(図6(b)参照)に当接
し、この当接によって第二軸部10Rが第一軸部10L
とともに正転方向aに一体回転する。
【0023】他方、この状態から第一軸部10Lを上記
とは逆の逆転方向bに回転させると、ストッパーピン2
5が横溝24内を移動して同横溝24の他方の径方向溝
面24b(図6(b)参照)に当接し、この当接によっ
て第二軸部10Rが第一軸部10Lとともに逆転方向b
に一体回転することになる。そして、ストッパーピン2
5が一方の径方向溝面24aから他方の溝面24b側に
移動する間に、従動側となる第二軸部10Rに設けられ
ている右側のロータ13が左側のロータ12に対して相
対的に半回転することになる。
【0024】その結果、左右のロータ12,13の各マ
ッサージローラ16L,16Rは、回転軸10から最も
離れた最突出部同士が当該回転軸10の軸心回りの周方
向において同じ位置になる両押し姿勢(図1又は図3の
状態)と、その最突出部同士が回転軸10の軸心回りの
周方向において180度異なる位置になる片押し姿勢
(図2又は図4の状態)になったりすることができる。
しかして、当該半回転クラッチ機構21により、左右一
対のマッサージローラ16L,16Rを上記両押し姿勢
と片押し姿勢のうちのいずれかに切り換える切り換え手
段26が構成されている。このため、第一軸部10Lを
正転方向aに回転させると、両マッサージローラ16
L,16Rが片押し姿勢の状態で回転し、そのローラ1
6L,16Rが患部に対して交互に進出と退入とを繰り
返すマッサージ動作が得られ、第一軸部10Lを逆転方
向bに回転させると、両マッサージローラ16L,16
Rが両押し姿勢の状態で回転し、そのローラ16L,1
6Rが患部に対して同時に進出と退入とを繰り返すマッ
サージ動作が得られるようになっている。
【0025】図1〜図4に示すように、駆動手段14
は、モータ31と、このモータ31の駆動力を減速して
回転軸10(第一軸部10L)に伝達する減速機32と
を備えている。この減速機32は、回転軸10の第一軸
部10Lがベアリング30を介して回転自在に挿通され
たギアケース29と、このギアケース29内の回転軸1
0の部分に固定したウォームホイール34と、このウォ
ームホイール34に噛み合うようにモータ31の出力軸
に固定されたウォーム35と、を備えている。本実施形
態では、図示しない電気制御回路によりモータ31が正
逆転できるようになっており、これによって回転軸10
を正転と逆転とに切り換え可能になっている。この駆動
手段14の電気制御回路は、回転軸10の回転速度を少
なくとも二段階に可変速できる機能を有する。なお、こ
の変速機能は段階的に行うようにしても、無段階的に行
うようにしたものでもよい。また、この変速機能は、モ
ータ31を電気的に制御する制御回路以外でも、機械的
に行うもの(ギアの組み替え等を伴ったもの)であって
もよい。
【0026】そして、マッサージローラ16L,16R
が片押し姿勢にある場合(図2及び図4の場合)におい
て、回転軸10の回転速度を比較的低速としたときに
は、両ローラ16L,16Rが交互にゆっくりと進退を
繰り返すことになるので、患部を左右から交互に指圧す
るような感じのする交互指圧マッサージが行われること
になる。また、マッサージローラ16L,16Rが両押
し姿勢にある場合(図1及び図3の場合)において、回
転軸10の回転速度を比較的低速としたときには、両ロ
ーラ16L,16Rが同時にゆっくりと進退を繰り返す
ことになるので、患部を同時に指圧するような感じのす
る同時指圧マッサージが行われる。
【0027】なお、このような指圧マッサージを行うた
めには、回転軸10の回転速度を約50rpm程度に設
定すればよい。他方、マッサージローラ16L,16R
が片押し姿勢にある場合(図2及び図4の場合)におい
て、回転軸10の回転速度を比較的高速としたときに
は、両ローラ16L,16Rの外周部が交互に高速で進
退を繰り返して患部に衝撃を加えることになるので、患
部を左右から交互に打撃するような感じのする交互叩き
マッサージが行われることになる。
【0028】また、マッサージローラ16L,16Rが
両押し姿勢にある場合(図1及び図3の場合)におい
て、回転軸10の回転速度を比較的高速としたときに
は、両ローラ16L,16Rの外周部が同時に高速で進
退を繰り返して患部に衝撃を加えることになるので、患
部を同時に打撃するような感じのする同時叩きマッサー
ジが行われる。なお、このような叩きマッサージを行う
ためには、回転軸10の回転速度を概ね150rpm以
上に設定すればよく、特に200rpmにすれば好適な
叩き感覚が得られる。
【0029】ところで、各マッサージローラ16L,1
6Rの外周部を患部に当接させた状態で回転軸10を回
転させると、従動側の第二軸部10Rのマッサージロー
ラ16Rだけが瞬間的に回転してしまい、適正なマッサ
ージ動作を行えない恐れがある。すなわち、本実施形態
のローラマッサージ機構4では、回転軸10を第一軸部
10Lと第二軸部10Rに分けてそれらの間を半回転ク
ラッチ機構21で連結しているので、同機構21による
第一軸部10Lと第二軸部10Rとの間の相対回転が余
りに自由に行われると、右側のマッサージローラ16R
が患部から受ける圧力によって従動側の第二軸部10R
が駆動側の第一軸部10Lに対して勝手に相対回転し、
両押し姿勢又は片押し姿勢が瞬間的に崩れた状態で両マ
ッサージローラ16L,16Rが回転してしまって適正
なマッサージ動作が行われない場合がある。
【0030】そこで、本実施形態では、両軸部10L,
10R同士の相対回転を摩擦によって抑制して両マッサ
ージローラ16L,16Rを両押し姿勢又は片押し姿勢
に保持する保持手段39が設けられている。図6に示す
ように、この保持手段39は、両軸部10L,10R間
の相対回転に摩擦抵抗を加えるブレーキ部材38よりな
り、このブレーキ部材38は、基端部が第一軸部10L
に同軸心状でかつ回動不能に固定され、かつ、内周面が
半回転クラッチ機構21の筒部材20に摺動自在に当接
されたブレーキ筒体37から構成されている。
【0031】このように、本実施形態では、上記ブレー
キ筒体37によって第一軸部10Lと筒部材20との間
の相対回転に摩擦によるブレーキ作用が付与されなが
ら、その両者の相対回転が許容されている。なお、ブレ
ーキ筒体37の基端部は、第一軸部10Lに径内方向に
打ち込まれた止めピン37Bによって同軸部10Lに固
定されている。この場合、患部のマッサージを行ってい
る際に従動側の第二軸部10Rに支持されているマッサ
ージローラ16Rが患部から圧力を受けても、ブレーキ
筒体37によるブレーキ作用によって従動側の軸部10
Rが不意に相対回転して両押し姿勢又は片押し姿勢が瞬
間的に崩れるのが防止され、両マッサージローラ16
L,16Rを適正な両押し姿勢又は片押し姿勢に維持し
た状態で良好なマッサージを行える。
【0032】しかして、上記ブレーキ筒体37よりなる
ブレーキ部材38により、切り換え手段26による切り
換えが完了した両軸部10L,10R同士の相対回転を
摩擦によって抑制して両マッサージローラ16L,16
Rを両押し姿勢又は片押し姿勢に保持する保持手段39
が構成されている。なお、ブレーキ部材38は、両軸部
10L,10R間の相対回転に摩擦抵抗を加えるもので
あればよく、上記ブレーキ筒体37以外にも、筒部材2
0の内周面と第一軸部10Lの端部との間に介在したゴ
ムシューによって構成することもできる。
【0033】また、図6に示すように、筒部材20とブ
レーキ筒体37との間に、それらの間の摩擦抵抗を増大
させるゴムシュー40を介在させることもできる。この
場合、ゴムシュー40によって第一軸部10Lと第二軸
部10Rとの間の相対回転に適度な回転抵抗を付与する
ことができ、左右のマッサージローラ16L,16Rの
姿勢保持機能をより確実に期待できる。図7は、図6の
場合とは別の切り換え手段26及び保持手段39を採用
した半回転クラッチ機構21を示している。
【0034】図7に示すように、この場合の半回転クラ
ッチ機構21は、第一軸部10Lの端部に固定された第
一クラッチ体81と、第二軸部10Rの端部に半回転の
範囲で回転自在でかつ軸方向移動自在に挿通されており
第一クラッチ体81に着脱自在に噛み合う第二クラッチ
体82と、回転軸10が正転又は逆転した当初に第二ク
ラッチ体82を第一クラッチ体81からいったん離脱さ
せてから再度そのクラッチ体に噛み合わせるカム手段8
3と、を備えている。上記第一及び第二クラッチ体8
1,82の各クラッチ歯84は、その軸心回りの周方向
において四等分された範囲で凹部85Aと凸部85Bが
入れ代わる形状に形成されており、このため、当該第一
クラッチ体81と第二クラッチ体82は、その軸心回り
の周方向において180度離れた二つの位置で互いに噛
み合うようになっている。
【0035】一方、カム手段83は、第二クラッチ体8
2の外周壁部に形成した「く」の字状のカム孔86と、
第二軸部10Rの端部に径方向に打ち込んだカムピン8
7とからなり、このカムピン87の突出端部は前記カム
孔86内に移動自在に収納されている。そして、図7に
示すように、当該「く」の字状のカム孔87は、その中
央の屈曲部分が第一クラッチ体81側(図7の左側)に
位置し、両端部分が第一クラッチ体81とは反対側(図
7の右側)に位置するように、第二クラッチ体82の外
周壁部に配置されている。
【0036】また、第二クラッチ体82は、第二軸部1
0Rに外嵌された付勢ばね88によって常に第一クラッ
チ体81側に向けて付勢されている。かかる図7の半回
転クラッチ機構21の場合、図7の矢印a方向に正転し
ている回転軸10が矢印b方向の逆転に転じると、カム
ピン87から受ける反力によって第二クラッチ体82が
カム孔86に沿って第一クラッチ体81とは反対側に移
動してこれに対する噛み合いがいったん解かれ、カムピ
ン87がカム孔86の屈曲部分を越えた時点で第二クラ
ッチ体82が第一クラッチ体81側に戻って再び同クラ
ッチ体81に噛み合うことになる。
【0037】なお、図7の矢印b方向に逆転している回
転軸10が矢印a方向の正転に転じる場合も、上記と同
様に、第二クラッチ体82は第一クラッチ体81からい
ったん離脱してから再び第一クラッチ体81に噛み合う
ようになっている。そして、それら両クラッチ体81,
82のクラッチ歯84は、その周方向において180度
離れた二つの位置で互いに噛み合うようになっているの
で、マッサージローラ16L,16Rの傾斜方向の切り
換えが完了した両軸部10L,10R同士の相対回転
が、当該クラッチ歯84によってほぼ完全に規制される
ことになる。
【0038】すなわち、図7に示す半回転クラッチ機構
21では、噛み合い位置が軸心回りの周方向において1
80度離れた二つの位置になるように両クラッチ体8
1,82の噛み合い部分に形成されたクラッチ歯84に
より、両軸部10L,10R同士の相対回転を規制する
保持手段39が構成されており、従って、この場合には
図6に示すブレーキ筒体37やゴムシュー40のような
両軸部10L,10R間の相対回転に摩擦抵抗を付与す
る部材を必要としない。図1〜図4に示すように、本実
施形態のローラマッサージ機構4は、更に、前記駆動手
段14の作動中において、左右一対のマッサージローラ
16L,16Rが互いに接近又は離反するように当該各
マッサージローラ16L,16Rを回転軸10の軸心方
向に沿って往復動させることができる第二の駆動手段4
1(往復動手段)を備えている。
【0039】この第二の駆動手段41は、各マッサージ
ローラ16L,16Rのボス部15を回転自在に支承す
る左右一対のスライダ42,42と、この各スライダ4
2,42を回転軸10の軸心方向に往復動させる左右一
対の回転体43,43と、この各回転体43,43に連
動連結されたギア機構44と、このギア機構44を回転
駆動する電動式等のモータ45と、を備えている。この
うち、スライダ42の中央部には、ロータ12,13の
ボス部15の同心部分15Aがベアリング46を介して
回転自在でかつ軸心方向に移動不能に挿通されている。
このスライダ42の下部には、回転軸10の軸心方向に
直交する方向(図1の紙面貫通方向)に長いカム溝47
が形成されており、このカム溝47に、回転体43の先
端部から突設したカムピン48が係合している。
【0040】このため、両回転体43,43が反対方向
に回転すると、両スライダ42,42が軸心方向に沿っ
て接近又は離反し、回転軸10の軸心方向に沿って反対
向きに往復動するようになっている。ギア機構44は、
前記支持フレーム8の底板部を構成するハウジング8A
内に収納されており、そのハウジング8Aに固定された
前記モータ45の出力軸に設けたウォーム49と、この
ウォーム49に左右両側から噛合する一対の第一ウォー
ムホイール50,50と、この第一ウォームホイール5
0,50に噛合する一対の第二ウォームホイール51,
51と、を備えている。
【0041】そして、各第二ウォームホイール51,5
1の支持軸が各回転体43,43の基端部に連結されて
おり、これにより、モータ45の回転力を各ウォームホ
イール50,51を介して両回転体43,43に伝達
し、その両回転体43,43を異なる方向に同じ速度で
回転できるようになっている。なお、図5に示すよう
に、各スライダ42,42の上端には、マッサージロー
ラ16L,16Rの外方領域を覆うカバープレート5
7,57が固定され、これによって手や指がローラ16
L,16R間に引き込まれるのを防止するようにしてい
る。
【0042】また、第二の駆動手段41は上記の構造に
限らず、例えば図8に示すねじ軸タイプのものを採用す
ることができる。すなわち、図8は図1〜図4の場合と
は別の第二駆動手段41を採用したローラマッサージ機
構4を示しており、この場合の駆動手段41は、前記ス
ライダ42,42と、この各スライダ42,42を貫通
するように回転軸10と平行に設けられかつ当該各スラ
イダ42,42を軸心方向に沿って往復動させる往復ね
じ部52,52を軸方向両端部に有する送りねじ軸53
と、この送りねじ軸53を回転駆動する電動式等のモー
タ54と、を備えている。
【0043】送りねじ軸53は、前記支持フレーム8の
底板部を構成するハウジング8A内に回転自在に収納さ
れており、電動モータ54の駆動軸に設けたウォーム5
5が噛合するギア部56を中央部に備えている。このた
め、モータ54を駆動して送りねじ軸53を回転させる
と、その両端部に形成した往復ねじ部52,52によっ
て各スライダ42,42が軸心方向に沿って接近又は離
反するように反対向きに往復動するようになっている。
次に、上記ローラマッサージ機構4を有するマッサージ
装置1の作用を説明する。
【0044】すなわち、上記構成を有するマッサージ装
置1において、回転軸10を正転方向に回転させると、
図2又は図4に示すように、両ロータ12,13のマッ
サージローラ16L,16Rがその最突出部が180度
ずれた状態となる片押し姿勢で回転し、そのローラ16
L,16Rの外周部が患部に対して交互に進出と退入と
を繰り返すようになる。このとき、回転軸10の回転速
度を比較的低速(50rpm前後)に調節すると、両ロ
ーラ16L,16Rが患部を交互にゆっくりと押圧する
交互指圧マッサージが行われ、回転軸10の回転速度を
比較的高速(150rpm以上)に調節すると、両ロー
ラ16L,16Rが患部に交互に衝撃を加える交互叩き
マッサージが行われる。
【0045】一方、回転軸10を逆転方向に回転させる
と、図1又は図3に示すように、両ロータ12,13の
マッサージローラ16L,16Rがその最突出部が揃っ
た状態となる両押し姿勢で回転し、そのローラ16L,
16Rの外周部が患部に対して同時に進出と退入を繰り
返すようになる。このとき、回転軸10の回転速度を比
較的低速(50rpm前後)に調節すると、両ローラ1
6L,16Rが患部を同時にゆっくりと押圧する同時指
圧マッサージが行われ、回転軸10の回転速度を比較的
高速(150rpm以上)に調節すると、両ローラ16
L,16Rが患部に同時に衝撃を加える同時叩きマッサ
ージが行われる。
【0046】このように、本実施形態のマッサージ装置
1によれば、駆動手段14のモータ31を正転又は逆転
させて回転軸10の回転方向を切り換えるだけで、左右
交互の指圧又は叩きマッサージと左右同時の指圧又は叩
きマッサージとの切り換えを行うことができる。また、
回転軸10の回転速度を変更するだけで、指圧マッサー
ジと叩きマッサージの切り換えを行うことができる。そ
して、本実施形態では、左右一対のマッサージローラ1
6L,16Rが軸心方向に対して直交した状態になって
いることから、第二の駆動手段41を停止させてロータ
12,13を軸心方向に固定している場合には、各ロー
ラ16L,16Rの外周縁部が左右方向(回転軸10の
軸心方向)に振れないで患部に対して進退する。このた
め、凝りの激しい特定の患部を集中的に指圧又は打撃す
ることができる。
【0047】他方、第二の駆動手段41のモータ45を
作動させると、両ロータ12,13に回転自在に連結さ
れているスライダ42,42が軸心方向に往復動し、両
ロータ12,13が接近又は離反を繰り返すことにな
る。このため、回転軸10の回転数が比較的低速である
場合には、前記した指圧運動(同時指圧と交互指圧の双
方を含む。)をしているマッサージローラ16L,16
Rが軸心方向に往復動して揉みを行い、指圧と揉みが並
行したマッサージが行われる。また、回転軸10の回転
数が比較的高速である場合には、前記した打撃運動(同
時叩きと交互叩きの双方を含む。)をしているマッサー
ジローラ16L,16Rが軸心方向に往復動するため、
打撃位置を変化させながらの叩きマッサージが行われ
る。もっとも、第二の駆動手段41を一時的に作動させ
るようにすれば、マッサージローラ16L,16R間の
間隔を調整することもできる。
【0048】更に、本実施形態では、上記の指圧又は叩
きマッサージを行う場合において、前記保持手段39が
両軸部10L,10R同士の相対回転を抑制又は規制し
て両マッサージローラ16L,16Rを両押し姿勢又は
片押し姿勢に保持するので、患部のマッサージを行って
いる際に従動側の軸部10Rに支持されているマッサー
ジローラ16Rが患部から圧力を受けても、従動側の軸
部10Rが不意に相対回転して両押し姿勢又は片押し姿
勢が瞬間的に崩れるのが防止される。このため、本実施
形態のマッサージ装置1によれば、両マッサージローラ
16L,16Rを適正な両押し姿勢又は片押し姿勢に維
持した状態で、良好な指圧マッサージ又は叩きマッサー
ジ若しくはこれらにローラ16L,16Rの往復運動を
付加したマッサージを行うことができる。
【0049】図10は、本発明の第二の実施形態を示し
ている。この実施形態のマッサージ装置は、表面側(図
10の上側)に開口する開口部75を有しかつ左右両側
に手持ち部76を有する手持ち式のケーシング77と、
このケーシング77内に収納された前記ローラマッサー
ジ機構4と、を備えた手持ち式のマッサージ装置78で
ある。この場合のケーシング77は、上面側に左右一対
の開口部75,75を備え、この各開口部75,75に
左右のマッサージローラ16L,16Rがそれぞれ収納
されて、ケーシング77の上面側に突出している。な
お、カバー部材3は、各開口部75,75をそれぞれ閉
塞するために左右に分離されている。
【0050】手持ち部76は、ケーシング77の左右両
側に一体に形成された円筒状部分よりなり、この円筒状
部分を両手で持って他人の背中に押し付けることによ
り、その背中をマッサージすることができる。また、本
実施形態のマッサージ装置78は、図10に示すように
マッサージローラを上に向けた状態で床面等に載置する
こともできるので、小型の載置式のマッサージ装置とし
ても使用することができる。図11〜図14は、本発明
の第三の実施形態を示している。
【0051】この実施形態のマッサージ装置61は、人
体の背中領域に実質的に対応する長手方向寸法を備えか
つ裏面を壁面W側に向けるようにして同壁面Wに対して
立てかけることができる独立した単体のケーシング62
を有する立てかけ式のものであり、このケーシング62
内に前記ローラマッサージ機構4を上下動自在に備えて
いる。この場合のケーシング62は、表面側に開口する
縦長の開口部63を有する全体形状が偏平な縦長の箱型
に形成されており、図13に示すように部屋の隅の壁面
Wや、図14に示すように椅子64の背凭れ部の壁面W
に立てかけることができる。
【0052】このように、ケーシング62が壁面Wに立
てかけ可能な偏平な縦長の箱型に形成されているので、
図13や図14に示すように壁面Wに立てかけて使用す
ることにより、後述する椅子式のマッサージ装置91の
場合と同様に背中を広範囲に渡ってマッサージすること
ができる。その一方で、椅子式のマッサージ装置91と
は異なりケーシング62が偏平な縦長の箱型に形成され
ているので、不要なときは部屋の隅や家具の間等の狭い
ところに収納することができ、椅子型のマッサージ装置
91とほぼ同様の機能を有するコンパクトなマッサージ
装置を安価に得ることができる。
【0053】図12に示すように、ケーシング62の内
部には前記ローラマッサージ機構4を上下方向に沿って
移動させる移動手段65が設けられている。この移動手
段65は、ケーシング2の幅方向両側に配置された左右
一対のガイドレール66と、マッサージ機構4の支持フ
レーム8の四隅に配置されかつガイドレール66に転動
自在に嵌め込まれたガイドローラ67と、支持フレーム
8に固定したねじ筒68に挿通された送りねじ軸69
と、この送りねじ軸69を駆動する移動用モータ70
と、を備えている。
【0054】送りねじ軸69は、ケーシング61のほぼ
中央部に回転自在でかつ軸方向移動不能に支持されてお
り、この送りねじ軸69の外周部に前記ねじ筒68が螺
合している。このため、移動用モータ70で送りねじ軸
69を回転させると、ねじ筒68を介して支持フレーム
8がガイドレール66に沿って上下に移動し、これによ
ってマッサージローラ16L,16Rによるマッサージ
位置を変更できるようになっている。なお、ガイドレー
ル66の上下端部には、マッサージ機構4の上下動限界
を検出するためのリミットスイッチ71が設けられてい
る。また、左側のガイドレール66の更に左側には、マ
ッサージ機構4のモータ31の電線72が螺旋状に巻き
付けられたガイドシャフト73が固定されている。この
ため、マッサージ機構4が上下動を繰り返す際に電線7
2がケーシング2内で緩んでも、その緩んだ電線72が
予想しない方向に入り込むことに伴う断線故障を未然に
防止できる。
【0055】また、本実施形態では、マッサージモータ
31を移動用モータ70の反対側(図12の上側)に突
出させているので、これらの両モータ31,70同士の
干渉を避けるためのデッドスペースを設ける必要がな
く、ケーシング62の上下寸法をコンパクトにできると
いう利点がある。図15及び図16は、本発明の第四の
実施形態を示している。この実施形態のマッサージ装置
は、座席部92と、この座席部92の後端部に立設され
た背凭れ部93と、左右一対のマッサージローラ16
L,16Rが幅方向中央部に位置するように当該背凭れ
部93の内部に収納された前記ローラマッサージ機構4
と、を備えた椅子式のマッサージ装置91である。
【0056】なお、図15のマッサージ装置91は、偏
平な座席部92を直接床に載置する座椅子タイプであ
り、図16のマッサージ装置91は、座席部92の下部
に脚部94が連結された通常椅子タイプである。また、
図16のマッサージ装置91の場合には、座席部92の
前端部に両足のマッサージ機能を有するフットレスト9
5が設けられている。また、ローラマッサージ機構4を
上記椅子式のマッサージ装置91の背凭れ部93に組み
込む場合にも、同機構4を上下方向に沿って移動させる
移動手段を設けるようにすれば、首部や肩部から腰部に
わたる広い範囲でマッサージを行うことができる。
【0057】なお、本明細書に記載した各実施形態は本
発明の例示であってこれを限定解釈するためのものでは
ない。すなわち、本発明の範囲は以下に記載される請求
の範囲によって示され、それらの各請求項に意味に入る
すべての変形例や同請求項の均等物は本発明に含まれる
ものである。例えば、マッサージローラ16の姿勢を切
り換えるための構造として、第一及び第二軸部10L,
10Rを半回転クラッチ機構21で連結したものを説明
したが、これ以外の機械的な切換構造や電磁的なクラッ
チ機構、又は手動の切換機構等を採用するようにしても
よい。
【0058】また、マッサージローラ16は、全体形状
が実質的に円板形であれば種々の形状変更が可能であ
り、単なる円板形のものに限定されず、楕円板状や多角
形板状のものを採用することもできる。更に、本発明の
マッサージ機構4は、ベッドタイプのマッサージ装置に
組み込むこともできる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
左右一対のマッサージローラによって指圧と揉みを並行
して行うマッサージや、打撃位置を変化させながらの叩
きマッサージ等の複雑なマッサージを行えるので、ロー
ラマッサージ機構ないしこれを内蔵したマッサージ装置
の商品価値を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローラマッサージ機構の正面断面図であり、両
マッサージローラが両押し姿勢でかつ最も接近している
状態を示す。
【図2】ローラマッサージ機構の正面断面図であり、両
マッサージローラが片押し姿勢でかつ最も接近している
状態を示す。
【図3】ローラマッサージ機構の正面断面図であり、両
マッサージローラが両押し姿勢でかつ最も離反している
状態を示す。
【図4】ローラマッサージ機構の正面断面図であり、両
マッサージローラが片押し姿勢でかつ最も離反している
状態を示す。
【図5】ローラマッサージ機構の平面図である。
【図6】(a)は半回転クラッチ機構及び保持手段の拡
大断面図であり、(b)はそのA−A線断面図である。
【図7】半回転クラッチ機構の変形例を示す拡大正面図
である。
【図8】第二の駆動手段の変形例を示すためのローラマ
ッサージ機構の正面断面図である。
【図9】小型の載置式のマッサージ装置の斜視図であ
る。
【図10】手持ち式のマッサージ装置の斜視図である。
【図11】立てかけ式のマッサージ装置の斜視図であ
る。
【図12】立てかけ式のマッサージ装置の内部構造を示
す正面図である。
【図13】立てかけ式のマッサージ装置の使用状態の一
例を示す側面図である。
【図14】立てかけ式のマッサージ装置の使用状態の一
例を示す側面図である。
【図15】座椅子タイプの椅子式のマッサージ装置の斜
視図である。
【図16】通常椅子タイプの椅子式のマッサージ装置の
斜視図である。
【符号の説明】
1 載置式のマッサージ装置 2 ケーシング 2A 開口部 4 ローラマッサージ機構 10 回転軸 10L 第一軸部 10R 第二軸部 14 駆動手段 16L マッサージローラ(左側) 16R マッサージローラ(右側) 20 筒部材 21 半回転クラッチ機構 24 横溝 25 ストッパーピン 26 切り換え手段 31 モータ 34 ウォームホイール 35 ウォーム 41 第二の駆動手段 42 スライダ 43 回転体 44 ギア機構 45 モータ 47 カム機構 48 カムピン 52 往復ねじ部 53 送りねじ軸 54 モータ 61 立てかけ式のマッサージ装置 62 ケーシング 63 開口部 65 移動手段 75 開口部 76 手持ち部 77 ケーシング 78 手持ち式のマッサージ装置 81 第一クラッチ体 82 第二クラッチ体 83 カム手段 91 椅子式のマッサージ装置 92 座席部 93 背凭れ部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸(10)と、 この回転軸(10)の中途部にその軸心方向に対して移
    動自在でかつその軸心に対して偏心して設けられた左右
    一対のマッサージローラ(16L,16R)と、 前記回転軸(10)を回転駆動する駆動手段(14)
    と、 前記駆動手段(14)の作動中において前記左右一対の
    マッサージローラ(16L,16R)が互いに接近又は
    離反するように当該各マッサージローラ(16L,16
    R)を前記回転軸(10)の軸心方向に沿って往復動さ
    せることができる第二の駆動手段(41)と、 を備えているローラマッサージ機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のローラマッサージ機構
    において、 前記第二の駆動手段(41)は、前記各マッサージロー
    ラ(16L,16R)を回転自在に支承する左右一対の
    スライダ(42,42)と、この各スライダ(42,4
    2)に形成された前記回転軸(10)に直交する方向の
    カム溝(47)に係合するカムピン(48)を有する左
    右一対の回転体(43,43)と、この各回転体(4
    3,43)に連動連結されたギア機構(44)と、この
    ギア機構(44)を回転駆動するモータ(45)と、を
    備えている。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のローラマッサージ機構
    において、 前記第二の駆動手段(41)は、前記各マッサージロー
    ラ(16L,16R)を回転自在に支承する左右一対の
    スライダ(42,42)と、この各スライダ(42,4
    2)を貫通するように前記回転軸(10)と平行に設け
    られかつ当該各スライダ(42,42)を軸心方向に沿
    って往復動させるための往復ねじ部(52,52)を軸
    方向両端部に有する送りねじ軸(53)と、この送りね
    じ軸(53)を回転駆動するモータ(54)と、を備え
    ている。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載のローラマッサー
    ジ機構において、 前記駆動手段(14)は、前記回転軸(10)の中央部
    に設けたウォームホイール(34)と、このウォームホ
    イール(34)に噛合するウォーム(35)と、このウ
    ォーム(35)が駆動軸に直結されたモータ(31)
    と、を備えている。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のローラ
    マッサージ機構において、 同機構(4)は、更に、前記左右一対のマッサージロー
    ラ(16L,16R)における前記回転軸(10)から
    最も離れた最突出部同士が当該回転軸(10)の軸心回
    りの周方向において同じ位置になる両押し姿勢と、その
    最突出部同士が前記回転軸(10)の軸心回りの周方向
    において180度異なる位置になる片押し姿勢とのいず
    れかに切り換える切り換え手段(26)を備えている。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のローラマッサージ機構
    において、 前記回転軸(10)は、一方のマッサージローラ(16
    L)を支持する第一軸部(10L)と、他方のマッサー
    ジローラ(16R)を支持しかつ前記第一軸部(10
    L)と同軸心状に配置された第二軸部(10R)と、を
    備え、前記駆動手段(14)は、前記第一軸部(10
    L)を正転又は逆転させる機能を備えており、 前記切り換え手段(26)は、前記第一軸部(10L)
    と第二軸部(10R)が互いに相対回転する範囲をほぼ
    半回転に規制する半回転クラッチ機構(21)よりな
    る。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のローラマッサージ機構
    において、 前記半回転クラッチ機構(21)は、前記第二軸部(1
    0L)の端部に同軸心状でかつ回転不能に固定されてお
    りしかも半回転分の周方向長さを有する横溝(24)を
    外周部に備えている筒部材(20)と、 前記筒部材(20)に同軸心状でかつ回転自在に挿通さ
    れた前記第一軸部(10L)の端部に径外方向に突設さ
    れておりしかもその突出端部が前記横溝(24)内に収
    納されているストッパーピン(25)と、を備えてい
    る。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のローラマッサージ機構
    において、 前記半回転クラッチ機構(21)は、前記第一軸部(1
    0L)の端部に固定された第一クラッチ体(81)と、 前記第二軸部(10R)の端部に半回転の範囲で回転自
    在でかつ軸方向移動自在に挿通されており前記第一クラ
    ッチ体(81)に着脱自在に噛み合う第二クラッチ体
    (82)と、 前記回転軸(10)が正転又は逆転した当初に前記第二
    クラッチ体(82)を前記第一クラッチ体(81)から
    いったん離脱させてから再度そのクラッチ体(81)に
    噛み合わせるカム手段(83)と、を備えている。
  9. 【請求項9】 請求項5〜8のいずれかに記載のローラ
    マッサージ機構において、 前記駆動手段(14)は、前記回転軸の回転速度を少な
    くとも二段階に変更できる機能を備えている。
  10. 【請求項10】 上方に開口する開口部(2A)を有す
    る載置式のケーシング(2)と、 前記左右一対のマッサージローラ(16L,16R)が
    前記開口部(2A)に対応するように当該ケーシング
    (2)内に収納された請求項1〜9のいずれかに記載の
    ローラマッサージ機構(4)と、 を備えている載置式のマッサージ装置。
  11. 【請求項11】 表面側に開口する開口部(75)を有
    しかつ左右両側に手持ち部(76)を有する手持ち式の
    ケーシング(77)と、 前記左右一対のマッサージローラ(16L,16R)が
    前記開口部(75)に対応するように当該ケーシング
    (77)内に収納された請求項1〜9のいずれかに記載
    のローラマッサージ機構(4)と、 を備えている手持ち式のマッサージ装置。
  12. 【請求項12】 人体の背中領域に実質的に対応する長
    手方向寸法を備え、かつ、裏面を壁面(W)側に向ける
    ようにして同壁面(W)に対して立てかけることができ
    る独立した単体のケーシング(62)であって、表面側
    に開口する開口部(63)を有する立てかけ式のケーシ
    ング(62)と、 前記左右一対のマッサージローラ(16L,16R)が
    前記開口部(63)に対応するように当該ケーシング
    (62)内に収納された請求項1〜9のいずれかに記載
    のローラマッサージ機構(4)と、 を備えている立てかけ式のマッサージ装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のマッサージ装置に
    おいて、 前記ローラマッサージ機構(4)を上下方向に沿って移
    動させる移動手段(65)が設けられている。
  14. 【請求項14】 座席部(92)と、 この座席部(92)の後端部に立設された背凭れ部(9
    3)と、 前記左右一対のマッサージローラ(16L,16R)が
    前記背凭れ部(93)の幅方向中央部に対応するように
    当該背凭れ部(93)の内部に収納された請求項1〜9
    のいずれかに記載のローラマッサージ機構(4)と、 を備えている椅子式のマッサージ装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のマッサージ装置に
    おいて、 前記ローラマッサージ機構(4)を上下方向に沿って移
    動させる移動手段が設けられている。
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