JP2001314466A

JP2001314466A - 携帯用複合マッサージ機

Info

Publication number: JP2001314466A
Application number: JP2000139241A
Authority: JP
Inventors: Masaki Wada; 正記和田
Original assignee: PUROTEC FUJI KK; Protec Fuji Co Ltd
Current assignee: PUROTEC FUJI KK; Protec Fuji Co Ltd
Priority date: 2000-05-11
Filing date: 2000-05-11
Publication date: 2001-11-13

Abstract

(57)【要約】【課題】隣接する複数個の揉み玉の何れもが相対
旋回運動し得るようにして、施療者の局部に各揉み玉に
よる指圧マッサージと、挟持マッサージと強化指圧マッ
サージとを任意に行なえる携帯用複合マッサージ機を提
供する。【解決手段】駆動機構１に連動して旋回運動し得る一
対の主回転体２・２を備えると共に各回転体２・２の上
部に所定角度を以って立設する揉み玉３・３を配備し、
各揉み玉３・３が各々接離状に相対旋回運動し得るよう
にした携帯用マッサージ機において、前記主回転体２・
２に、上部に所定角度を以って立設する揉み玉３１・３
２・・を備えた従回転体２１・２２・・がこれに連動す
るよう噛合配設させて、施療部位に各揉み玉３・３１・
３２・・による指圧マッサージと手揉み感覚の挟持マッ
サージと強化指圧マッサージを任意或いは同時に施す事
ができるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、相対旋回運動し得る揉
み玉を備えた携帯用マッサージ機に係り、詳しくは、隣
接する各揉み玉が相対旋回運動し得るよう構成し、施療
者の局部に各揉み玉による指圧マッサージと、隣接する
揉み玉間による挟持マッサージと強化指圧マッサージを
任意に行えるようにした携帯用複合マッサージ機に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来から、携帯用マッサージ機として
は、ボックス内にウォームを介してその両側に一対のウ
ォーム歯車を配設すると共に、各ウォーム歯車の軸部の
先端には、夫々揉み玉が所定角度を以って直列状に連結
されており、モータ等でウォームを回動させる事によ
り、前記一対の揉み玉を相対旋回運動させるように構成
したものがあり、一対の揉み玉の旋回運動を使用者の局
部に伝達させる事で、該局部に指圧マッサージの効果を
付与できるようにしており、一般に周知のものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし上記のような携
帯用マッサージ機にあっては、施療者の局部に快適な指
圧マッサージを行なう事ができる為、一般需要者には大
変重宝されているものではあるが、このような従来の携
帯用マッサージ機では手揉み感覚の指圧や挟持が行なえ
ない為にマッサージ効果が少なく、近年では、コンパク
トな形状で、手揉み感覚の挟持や他のマッサージが行な
えるような携帯用マッサージ機の開発が要望されてい
る。

【０００４】本発明は、上記実情に鑑みて開発されたも
のであり、旋回運動し得る揉み玉を複数個配設すると共
に、隣接する揉み玉の何れもが相対旋回運動し得るよう
構成し、施療者の局部に各揉み玉による指圧マッサージ
と、隣接する揉み玉間による挟持マッサージと強化指圧
マッサージとを、任意或いは同時に行なえるようにする
携帯用複合マッサージ機を提供する事を目的するもので
ある。

【０００５】また本発明は、各揉み玉の複数を左右対称
に配設し、左右の揉み玉を同調動作させて、施療部位の
左右に均等なマッサージを行ない得る携帯用複合マッサ
ージ機を提供する事を目的としている。

【０００６】更に本発明は、各揉み玉の複数を駆動機構
の左右に均等数配設し、各揉み玉数や配置位置の偏りに
よる本体重量の左右偏りを防止して、施療者が快適なマ
ッサージを行ない得る携帯用複合マッサージ機を提供す
る事をも目的としている。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明の携帯用複合マッ
サージ機は、上記目的を達成すべく、以下のように構成
されるものである。

【０００８】すなわち、本発明の携帯用複合マッサージ
機は、駆動機構に連動して旋回運動し得る一対の主回転
体を備えると共に各主回転体の上部に所定角度を以って
立設する揉み玉を配備し、各揉み玉が各々接離状に相対
旋回運動し得るようにした携帯用マッサージ機におい
て、前記両主回転体に、上部に所定角度を以って立設す
る揉み玉を備えた従回転体を連動するよう配設させて構
成し、施療者の局部に複数の各揉み玉による指圧マッサ
ージと、隣接する各揉み玉間による挟持マッサージと、
隣接する各揉み玉間による強化指圧マッサージを任意或
いは同時に行なえるようする事を特徴とするものであ
る。

【０００９】また本発明は、主回転体に連動する従回転
体を、両主回転体の外側で左右対称に噛合配設して構成
し、施療部位の左右に揉み玉による均等なマッサージを
行ない得るようにする事を特徴とするものである。

【００１０】更に本発明は、主回転体に連動する従回転
体を、主回転体を回転させる駆動機構の両側に均等数を
噛合配設して構成し、各揉み玉数や配置位置の偏りによ
る本体重量の左右偏りを防止して、施療者が快適なマッ
サージを行ない得るようする事を特徴とするものであ
る。

【００１１】

【作用】従って、本発明の携帯用複合マッサージ機は、
上記のように構成した事により、次のような作用をもた
らすものである。すなわち、本発明は、駆動機構に連動
して複数個の揉み玉の何れもが旋回運動すると共に、隣
接する各揉み玉が挟持状に相対旋回運動し得るよう構成
している為、これらの揉み玉による指圧マッサージが行
なえ、しかも複数の揉み玉の各揉み玉間で施療者の施療
部位を順次挟持し、複数箇所で手揉み感覚の挟持マッサ
ージを施す事ができる。

【００１２】また本発明では、各揉み玉の複数を左右対
称に配設し、左右の揉み玉を同調動作させるよう構成し
ている為、施療部位の左右に対し、各揉み玉による均等
な指圧マッサージや広範囲の挟持マッサージを適宜に行
なわせる事ができる。

【００１３】更に本発明は、各揉み玉の複数が主歯車を
回転させる駆動機構の両側に均等数配設して構成してい
る為、本体重量を左右均衡に保つことができると共に施
療部位の左右に対し、各揉み玉による均等な指圧マッサ
ージや広範囲の挟持マッサージを適宜に行なわせる事が
できる。

【００１４】

【発明の実施の態様】以下、本発明の携帯用複合マッサ
ージ機を、図面に示す一実施例に基づいてこれを詳細に
説明する。図１乃至図４及び図７は、本発明の携帯用複
合マッサージ機の一実施例を示す説明図であり、図５は
本発明の携帯用複合マッサージ機における第二の実施例
を示す説明図であり、図６は本発明の携帯用複合マッサ
ージ機における第三の実施例を示す説明図である。ま
た、図８乃至図１１は、本発明の携帯用複合マッサージ
機における第四の実施例を示す説明図である。

【００１５】すなわち、本発明の携帯用複合マッサージ
機は、各実施例では、主回転体及び従回転体を歯車で構
成した例を示しているが、図１乃至図３及び図４の実施
例で示したように、駆動機構１に連動して旋回運動し得
る一対の主回転体となる主歯車２・２を備えると共に各
主歯車２・２の上部に所定角度を以って立設する揉み玉
３・３を配備し、各揉み玉３・３が各々接離状に相対旋
回運動し得るようにした携帯用マッサージ機において、
前記主回転体となる両主歯車２・２の外側に、上部に所
定角度を以って立設する揉み玉３１・３２・３３・３４
を備えた従回転体となる従歯車２１・２２・２３・２４
がこれに連動するよう噛合配設させて構成し、施療者の
局部に複数の揉み玉３・３・３１・３２・３３・３４に
よる指圧マッサージと、隣接する各揉み玉３・３、３・
３１、３・３２、３・３３、３・３４、３１・３２、３
３・３４、３１・３３、３２・３４間による挟持マッサ
ージと、隣接する各揉み玉３・３・３１・３２・３３・
３４間による強化指圧マッサージを任意或いは同時に行
なえるようにしている。

【００１６】また、本発明の携帯用複合マッサージ機
は、図５の実施例では、駆動機構１に連動して旋回運動
し得る一対の主歯車２・２を備えると共に各主歯車２・
２の上部に所定角度を以って立設する揉み玉３・３を配
備し、各揉み玉３・３が各々接離状に相対旋回運動し得
るようにした携帯用マッサージ機の、前記両主歯車２・
２の外側稍斜め方向に、上部に所定角度を以って立設す
る揉み玉３１・３３・を備えた従歯車２１・２３を左右
対称に噛合配設させて構成し、施療者の局部に複数の揉
み玉３・３・３１・３３・による指圧マッサージと、隣
接する各揉み玉３・３、３・３１、３・３３、３１・３
３間による挟持マッサージと、隣接する各揉み玉３・３
・３１・３３間による強化指圧マッサージを任意或いは
同時に行なえるようにしたものを例示している。

【００１７】更に、本発明の携帯用複合マッサージ機
は、図６の実施例では、駆動機構１に連動して旋回運動
し得る一対の主歯車２・２を備えると共に各主歯車２・
２の上部に所定角度を以って立設する揉み玉３・３を配
備し、各揉み玉３・３が各々接離状に相対旋回運動し得
るようにした携帯用マッサージ機の、前記両主歯車２・
２の外側に、上部に所定角度を以って立設する揉み玉３
１・３３・を備えた従歯車２１・２３を一直線状に噛合
配設させて構成し、施療者の局部に複数の揉み玉３・３
・３１・３３・による指圧マッサージと、隣接する各揉
み玉３・３、３・３１、３・３３、３１・３３間による
挟持マッサージと、隣接する各揉み玉３・３・３１・３
３間による強化指圧マッサージを任意或いは同時に行な
えるようにしたものを例示している。

【００１８】更にまた本発明の携帯用複合マッサージ機
は、図８乃至図１０の実施例では、駆動機構１に連動し
て旋回運動し得る一対の主歯車２・２を備えると共に各
主歯車２・２の上部に所定角度を以って立設する揉み玉
３・３を配備し、各揉み玉３・３が各々接離状に相対旋
回運動し得るようにした携帯用マッサージ機の、前記両
主歯車２・２に、上部に所定角度を以って立設する揉み
玉３１・３２・３３・３４を備えた従歯車２１・２２・
２３・２４を噛合配設させ、更に前記従歯車２１・２２
の何れか一方、及び従歯車２３・２４の何れか一方に各
々噛合し、上部に所定角度を以って立設する揉み玉３５
・３６を備えたする従歯車２５・２６を配設して構成
し、施療者の局部に複数の揉み玉３・３・３１・３２・
３３・３４・３５・３６による指圧マッサージと、隣接
する各揉み玉３・３・３１・３２・３３・３４・３５・
３６の各組合せ間による挟持マッサージと、隣接する各
揉み玉３・３・３１・３２・３３・３４・３５・３６間
による強化指圧マッサージを任意或いは同時に行なえる
ようにしている。

【００１９】前記駆動機構１は、各実施例では、外部電
源に接続されて正逆回転する駆動モータ１１と、これに
連動して回転し、軸方向に螺旋状の螺子部１３を刻設し
たウォーム軸１２とで構成しており、電源スイッチ等の
正逆切替操作により駆動モータ１１を正逆回転させ、該
回転に連動してウォーム軸１２が回転し、該ウォーム軸
１２の螺子部１３が各主歯車２・２と噛合して各種歯車
２・２を回転するようにしたものを例示している。

【００２０】この駆動機構１は、各実施例ではウォーム
軸１２を備えたものを例示しているが、これに限らず、
駆動モータ１１に連動するものであれが、螺子部を有す
る歯車やプーリとベルト、或いは磁力を利用したもので
あっても良く、主回転体を駆動させる機構であれば、ど
のようなものであっても良い。

【００２１】また、図１乃至図６の実施例で示したよう
に、前記主歯車２に噛合する従歯車２１・２２・２３・
２４・２５・２６等は、両主歯車２・２の外側で左右対
称に噛合配設するものであり、これにより、施療部位の
左右に各揉み玉３１・３２・３３・３４・３５・３６等
による均等なマッサージを行なえるのである。

【００２２】更に、図１乃至図６及び図８乃至図１０に
示したように、前記主歯車２に噛合する従歯車２１・２
２・２３・２４・２５・２６等は、主歯車２を回転させ
る駆動機構１の両側に均等数を噛合配設するものであ
り、これにより、本発明の本体重量を左右均衡に保つこ
とができるようにしており、更に施療部位の左右に対し
て、各揉み玉３１・３２・３３・３４・３５・３６等に
よる均等な指圧マッサージや広範囲の挟持マッサージを
適宜に行なわせる事ができるのである。

【００２３】各実施例では、前記主回転体が、駆動機構
１に連動する主歯車２１であり、従回転体が主歯車に連
動するよう噛合させた従歯車２２・２３・・等である場
合を示しているが、これらも歯車に限らず、駆動機構１
により連動する回転体であればどのようなものであって
も良い。

【００２４】前記駆動機構１及各主歯２及び従歯車２１
・２２・・等は、樹脂等で外枠形成されたボックスＢに
支持収容されており、該ボックスＢのウォーム軸１２の
基部及び至部には、図４乃至図６及び図８に示すよう
に、ウォーム軸１２を可回転に保持し得るベアリングＢ
１が嵌着され、またボックスＢの各主歯車２及び従歯車
２１・２２・・の対応上下部には、図１乃至図３及び図
９・図１０に示すように各主歯車２及び従歯車２１・２
２・・がスムースに回転できるよう、各々ベアリングＢ
２が嵌着されており、その各上下のベアリングＢ２によ
り前記主歯車及び従歯車２１・２２・・の各軸部２’が
回動自在に支承保持されている。

【００２５】前記ボックスＢには、前記各揉み玉３・３
・３１・３２・・等が所定場所で突出した状態を保持し
て相対旋回運動し得るよう開口部Ｂ‘が穿設されてお
り、必要に応じてその外部に被覆カバー６を設ける。

【００２６】前記主歯車２は、前述したようにウォーム
軸１２の両側でその一対が噛合するよう構成したものを
例示しているが、ウォーム軸１２に噛合する主歯車２が
一個であっても良く、この場合、各従歯車２１・２２・
・等が一個の主歯車２に連動するよう噛合させれば良
い。

【００２７】また、前記ウォーム軸１２は、軸方向に沿
って一方向に刻設された螺子部１３を採用した例を示し
ているが、図示していないが、該ウォーム軸１２は、軸
方向に沿って可逆方向に二種の螺子部を刻設したもので
あっても良く、この可逆螺子部に各々主歯車２１・２１
を噛合させても良い。

【００２８】前記主歯車２及び従歯車２１・２２・・の
総数量は、各実施例で示したように四個・六個・八個に
限定されるものではなく、ウォーム軸１２に噛合する主
歯車２に任意数の従歯車２１・２２・・等を順次噛合さ
せ、各従歯車２１・２２・・に、更に任意数の従歯車
（図示せず）を噛合させていく事で、これら複数の主歯
車２・２及び従歯車２１・２２・・に設けられた各揉み
玉３・３・３１・３２・・間で相対旋回運動を行ない、
複数箇所に対する複雑な挟持マッサージを行なわせる事
ができるのである。

【００２９】前記揉み玉３・３１・３２・・等は、合成
樹脂材やゴム材等の弾性部材により先端に球面部を有す
る円筒状或いは球状に形成されたものであり、該揉み玉
３・３１・３２・・等は、図１乃至図３、図９・図１０
に示すように、前記主歯車２や各従歯車２１・２２・・
等の中心軸部２７の上部で、所定角度を有するよう直接
或いは支持部材３７を介して直列状に夫々連結支持され
ており、前記主歯車２や各従歯車２１・２２・・等が回
転する事により各々の揉み玉３・３１・３２・・等が相
対旋回運動し得るのである。

【００３０】また、前記揉み玉３・３１・３２・・等
は、必ずしも前記主歯車２や各従歯車２１・２２・・等
の中心軸部２７の上部に所定角度を有するよう配設する
必要は無く、図示していないが、前記主歯車２や従歯車
２１・２２・・等の中心軸部２３から一定距離を存した
位置の上部に直接或いは支持部材を介して直列状に夫々
立設支持しても良く、これによっても同様に、各々の揉
み玉３・３１・３２・・等に相対旋回運動を行なわせる
事ができる。

【００３１】更に、前記揉み玉３・３１・３２・・等に
は、これを保持する支持部材３７に発條部材等を介設し
ても良く、これにより、該発條部材の弾性力により、各
揉み玉３・３１・３２・・等による指圧力や挟持力を調
整できるものであり、更にこれら各揉み玉３・３・３１
・３２・・間による施療部位の挟み込みによるけがを可
及的に防止できる。

【００３２】また、図示していないが、前記揉み玉３・
３１・３２・・等には、これらを振動させる振動付与手
段を設けても良く、これにより、各揉み玉３・３１・３
２・・等による振動指圧マッサージ他振動挟持マッサー
ジ等を行なわせる事ができるものとなる。

【００３３】図９及び図１０に示した実施例では、駆動
機構１に連動する主歯車２・２が、ウォーム軸１２に直
接噛合せず、主歯車２・２の下部に起動主歯車２’・
２’を併設した例を示しており、この起動主歯車２’・
２’を設ける手法を採用する事で、同一大の主歯車２及
び従歯車２１・２２・・等を利用して、各揉み玉３・３
・３１・３２・・の間隔を一定にする事ができるのであ
る。

【００３４】尚、上記各実施例では、本発明を単体で使
用する場合の携帯用複合マッサージ機を例示したが、本
発明の携帯用複合マッサージ機は、椅子やベッドに内装
する事もできるものであり、例えば、椅子に使用する場
合には、本発明を背凭れ部や座部及び足載台に任意に配
設して、施療者背部や太腿部、脚部の任意の部位に挟持
マッサージや指圧マッサージを実施する事ができ、特に
背凭れ部に内装する場合には、これを昇降自在にする事
で、施療者背部に広範囲の挟持マッサージや指圧マッサ
ージ及び強化指圧マッサージ等を自由に行わせる事がで
きる。

【００３５】また、ベッドに本発明を使用した場合に
は、その配置位置や移動手段等の組合せにより、施療者
に全体的な挟持マッサージや指圧マッサージ及び強化指
圧マッサージ等を任意に行わせる事ができるものとな
る。

【００３６】

【実施例の作用】従って、以上のように構成された各実
施例で示した本発明の携帯用複合マッサージ機を使用す
る場合には、施療者が各揉み玉３・３・３１・３２・・
等に対して、人体背部や首筋部、肩部或いは腕部、腰
部、太腿部、ふくらはぎ部、踵部等の任意の施療部位を
当接させ、駆動モータ１１を駆動させる事により、これ
に連動してウォーム軸１２が回転し、該ウォーム軸１２
の螺子部１３に連動する両側一対の主歯車２・２及び該
主歯車２・２に連動するよう噛合する各従歯車２１・２
２・・等が夫々相反方向に回転すると共に、各歯車２・
２・２１・２２・・等の上方で所定角度を有する直列状
に配設された各揉み玉３・３・３１・３２・・等の何れ
もが各々相対旋回運動し、該施療部位に各揉み玉３・３
１・３２・・による指圧マッサージ及び強化指圧マッサ
ージを行わせる事ができると共に、各揉み玉・３・３１
・３２・・間で複合的な手揉み感覚の挟持マッサージを
数箇所で行なう事ができる。

【００３７】尚、前記駆動モータ１１は、正逆回転可能
であるので、該モータ１１の回転方向の変換により、全
揉み玉３・・３による集中挟持や開放挟持、或いは揉み
上げ指圧や揉み下げ指圧を任意に行なう事もできる。

【００３８】

【発明の効果】本発明の携帯用複合マッサージ機は、上
記したように駆動機構に連動して複数個の揉み玉の何れ
もが旋回運動すると共に、隣接する各揉み玉が挟持状に
相対旋回運動し得るよう構成している為、これらの揉み
玉による指圧マッサージが施療部左右に均等に行なえ、
しかも複数の揉み玉の各揉み玉間で施療者の施療部位を
順次挟持し、左右、中央等の複数箇所で手揉み感覚の挟
持マッサージを施す事ができる。

【００３９】また本発明では、各揉み玉の複数を左右対
称に配設し、左右の揉み玉を同調動作させるよう構成し
ている為、施療部位の左右に対し、各揉み玉による均等
な指圧マッサージや広範囲の挟持マッサージを適宜に行
なわせる事ができる。

【００４０】更に本発明は、主歯車を回転させる駆動機
構の両側に揉み玉の複数を均等数量配設して構成してい
る為、本体重量を左右均衡に保つことができると共に施
療部位の左右に対し、各揉み玉による均等な指圧マッサ
ージや広範囲の挟持マッサージを適宜に行なわせる事が
でき、しかも一台で複数の施療部位を数種のマッサージ
機能でマッサージできるという相乗的なマッサージ効果
を発揮させる事ができると共に、利用範囲を大幅に拡大
させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の携帯用複合マッサージ機の一実施例を
示す説明図である。

【図２】本発明の携帯用複合マッサージ機の一実施例を
示す説明図である。

【図３】本発明の携帯用複合マッサージ機の一実施例を
示す説明図である。

【図４】本発明の携帯用複合マッサージ機の一実施例を
示す説明図である。

【図５】本発明の携帯用複合マッサージ機における第二
の実施例を示す説明図である。

【図６】本発明の携帯用複合マッサージ機における第三
の実施例を示す説明図である。

【図７】本発明の携帯用複合マッサージ機の一実施例を
示す説明図である。

【図８】本発明の携帯用複合マッサージ機における第四
の実施例を示す説明図である。

【図９】本発明の携帯用複合マッサージ機における第四
の実施例を示す説明図である。

【図１０】本発明の携帯用複合マッサージ機における第
四の実施例を示す説明図である。

【図１１】本発明の携帯用複合マッサージ機における第
四の実施例を示す説明図である。

【符号の説明】

１駆動機構２主回転体２１従回転体２２従回転体２３従回転体２４従回転体２５従回転体２６従回転体３揉み玉３１揉み玉３２揉み玉３３揉み玉３４揉み玉３５揉み玉３６揉み玉

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】駆動機構に連動して旋回運動し得る一対
の主回転体を備えると共に各主回転体の上部に所定角度
を以って立設する揉み玉を配備し、各揉み玉が各々接離
状に相対旋回運動し得るようにした携帯用マッサージ機
において、前記両主回転体に、上部に所定角度を以って
立設する揉み玉を備えた従回転体を連動するよう配設さ
せて構成する事を特徴とする携帯用複合マッサージ機。
【請求項２】前記従回転体は、両主回転体の外側で左
右対称に配設して構成する事を特徴とする請求項１記載
の携帯用複合マッサージ機。
【請求項３】前記従回転体は、駆動機構の両側に均等
数を配設して構成する事を特徴とする請求項１記載の携
帯用複合マッサージ機。