JP2002143340A - 施療部揺動補助器具 - Google Patents

施療部揺動補助器具

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JP2002143340A
JP2002143340A JP2000348752A JP2000348752A JP2002143340A JP 2002143340 A JP2002143340 A JP 2002143340A JP 2000348752 A JP2000348752 A JP 2000348752A JP 2000348752 A JP2000348752 A JP 2000348752A JP 2002143340 A JP2002143340 A JP 2002143340A
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treatment
turntable
assisting device
treatment portion
rotating disk
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Masaki Wada
正記 和田
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PUROTEC FUJI KK
Protec Fuji Co Ltd
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PUROTEC FUJI KK
Protec Fuji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施療者の施療部位に、ひねりを加えたス
トレッチ運動を行なわせて施療部位を揺動させ、施療部
位の脂肪を燃焼させると共に、歪矯正を援助して痛みの
緩和を行ない得る施療部揺動補助器具を提供する。 【解決手段】 駆動機構1に連動して回転或いは偏心旋
回する回転盤2の上面を傾斜状に形成し、該回転盤2の
傾斜状上面に遊転盤3を回転自在に配設して成り、施療
者が仰臥して施療部位を遊転盤3上に載置させて駆動機
構1を作動させる事で該施療部位にひねりを加えた揺動
運動或いは揺動旋回運動を行なわせ、施療部位の余分な
脂肪を燃焼させる事ができ、且つ、施療部位に対して指
圧・牽引・矯正補助を行なって施療部位の痛みを緩和さ
せる事ができるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ひねりを加えたストレ
ッチ運動により施療部位の脂肪を燃焼させると共に心肺
機能を強化させて成人病の予防に役立ち、且つ、脊髄や
腰椎及び脚部等の施療部位の歪矯正にも役立つ施療部揺
動補助器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、着座を強制される事務者や荷物の
運搬を業務とする者の他、通常の家事を行なう主婦等に
至る多数の成人者は、日頃から、脊髄や腰椎及び脚部に
負担を掛けている為にの歪が生じやすく、該歪による痛
みに悩まされている。
【0003】そこで、これら脊髄や腰椎及び脚部等の施
療部位の歪を可及的に矯正したり、その痛みを抑える為
に、殆どの者は、整骨医や按摩、指圧、マッサージ、
針、灸等によって治療を行なうか、若しくは、医薬品に
より頼っているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種従来の
治療による脊髄や腰椎及び脚部の歪の矯正や、医薬品の
投与や貼付による痛みの抑制方法によっては、前者の場
合には、長期に亘る治療が必要であり、また後者の場合
には、その抑制効果が一時的なものである為に、施療者
は我慢を強いられ、不満が残るものであった。
【0005】よって、近年では、これら脊髄や腰椎及び
脚部等の施療部位の歪矯正や施療部位の余分な脂肪を分
解させる事ができ、しかも家庭内で常時容易に使用可能
な補助器具の開発が望まれている。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みて開発されたも
のであり、特に施療者の腰部や脚部等の施療部位に、ひ
ねりを加えたストレッチ運動を行なわせる事で、脊髄や
腰椎及び脚部等の施療部位を揺動させ、施療部位の歪矯
正を援助して痛みの緩和を行ない得るようにした施療部
揺動補助器具を提供する事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の施療部揺動補助
器具は、上記目的を達成すべく以下のように構成される
ものである。
【0008】すなわち、本発明の施療部揺動補助器具
は、駆動機構に連動して回転する回転盤の上面を傾斜状
に形成し、該回転盤の傾斜状上面に遊転盤を回転自在に
配設して構成し、施療者の施療部位を遊転盤上に載置さ
せる事で該施療部位にひねりを加えた揺動運動を行なわ
せる事を特徴とするものである。
【0009】また、本発明の施療部揺動補助器具は、駆
動機構に連動して偏心旋回する回転盤の上面を傾斜状に
形成し、該回転盤の傾斜状上面に遊転盤を回転自在に配
設して構成し、施療者の施療部位を遊転盤上に載置させ
る事で該施療部位にひねりを加えた揺動旋回運動を行な
わせる事を特徴とするものである。
【0010】更に本発明の施療部揺動補助器具は、回転
盤と遊転盤間にベアリング部材を介設してこれらを係合
させ、回転盤上での遊転盤の遊転が可及的にスムースに
なるように構成した事を特徴とするものである。
【0011】更にまた、本発明の施療部揺動補助器具
は、回転盤上面に配設される遊転盤の上面に施療部位載
置用凹部を形成し、施療部位を安定保持できるよう構成
した事を特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明の施療部揺動補助器具は、上記のように
構成する事により、次のような作用をもたらす。すなわ
ち、本発明の施療部揺動補助器具は、駆動機構に連動し
て回転する上面が傾斜状の回転盤上で遊転盤が回転自在
に配設されて、回転盤の回転による傾斜状上面の移動に
より、遊転盤を揺動させる事ができる為、施療者の施療
部位を遊転盤上に載置するよう仰臥した状態でこれを使
用する事で、施療部位の加重で遊転盤を回転させる事な
く定位置でのひねり状揺動運動を行なわせる事ができ、
リラックスした状態で施療部位の余分な脂肪を分解させ
る事ができ、且つ、脊髄や腰椎及び脚部等の施療部位の
歪矯正補助を行い、該部位の痛みを緩和させる事ができ
る。
【0013】また、本発明の施療部揺動補助器具は、駆
動機構に連動して偏心旋回する上面が傾斜状の回転盤上
で遊転盤が回転自在に配設されて、回転盤の偏心旋回に
よる傾斜状上面の移動により、遊転盤を揺動旋回させる
事ができる為、施療者の施療部位を遊転盤上に載置する
よう仰臥した状態でこれを使用する事で、施療部位の加
重で遊転盤を回転させる事なく施療部位を載せた状態で
ひねり状揺動旋回運動を行なわせる事ができ、リラック
スした状態で施療部位の余分な脂肪を分解させる事がで
き、且つ、脊髄や腰椎及び脚部等の施療部位の牽引矯正
補助や歪矯正補助を行い、該部位の痛みを緩和させる事
ができる。
【0014】更に本発明の施療部揺動補助器具は、駆動
機構に連動して回転或いは偏心旋回する上面が傾斜状の
回転盤と、その傾斜状上面に配設される遊転盤間にベア
リング部材を介設してこれらを係合させている為、回転
盤上での遊転盤の遊転をスムースにして摺動音等の雑音
を可及的に防止する事ができ、施療者の違和感を排除す
ると共に、製品寿命の延命を図る事ができる。
【0015】更にまた、本発明の施療部揺動補助器具
は、回転盤上面に配設される遊転盤の上面に施療部位載
置用凹部を形成している為、遊転盤の揺動運動や揺動旋
回運動により施療部位にひねり状揺動運動やひねり状揺
動旋回運動を行なう場合に、遊転盤上で施療部位を安定
保持させる事ができ、施療部位離脱を防止して安心した
使用が行なえる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の施療部揺動補助器具を、添付
図面に示す一実施例に基づきこれを詳細に説明する。図
1乃至図8は本発明の施療部揺動補助器具の一実施例を
示す斜面図であり、図9は図1に示す本発明の施療部揺
動補助器具の縦断面図であり、図10は図3に示す本発
明の施療部揺動補助器具の縦断面図であり、図11は図
5に示す本発明の施療部揺動補助器具の縦断面図であ
り、図12は図7に示す本発明の施療部揺動補助器具の
縦断面図であり、図13及び図14は、本発明の施療部
揺動補助器具における他の実施例を示す縦断面図であ
る。
【0017】すなわち、本発明の施療部揺動補助器具
は、図3、図4、図7、図8、図10、図12、図14
の各図に示したように、駆動機構1に連動して回転する
回転盤2の上面を傾斜状に形成し、該回転盤2の傾斜状
上面に遊転盤3を回転自在に配設して、施療者の施療部
位を遊転盤3上に載置させる事で該施療部位にひねりを
加えた揺動運動を行なわせるよう構成している。
【0018】前記駆動機構1は、例えば実施例で示した
ような円盤状に形成された基体4に固定配備されてお
り、正逆回転可能な駆動モータ11とこれに接続されて
回転するウォーム軸12と、該ウォーム軸11の螺子部
に噛合する歯車13とで構成しており、該歯車13の軸
心中央部に、前記回転盤2の中央でこれを固定して回転
させる駆動軸14が設けられ、駆動機構1の駆動により
回転盤2が連動して任意の方向に正逆回転できるように
している。
【0019】尚、この駆動機構1は、これに連動させて
回転盤2を回転させる為のものであるから、図示したも
のに限らず、駆動モータ等の軸心に回転盤2を直接取着
したものや、駆動モータに連動して回転するプーりやベ
ルト及びチェ−ン等を介して回転盤2を回転させるよう
にしたもの等、どのような構造であっても良い。
【0020】前記回転盤2は、上面を傾斜状に形成した
傾斜面21を有する円盤状に形成されており、図10及
び図12の実施例に示したものは、その中央には、前記
歯車13の駆動軸14を固定し得る駆動軸挿入孔22が
穿設されているものを例示している。
【0021】また前記基体4とこの回転盤2間には、回
転盤2の内周面に一定間隔を存して周設されるベアリン
グ部材23が介設されており、基体4上で回転盤2が可
及的に抵抗無くスムースに回転できるようにしている。
【0022】図14の実施例に示した回転盤2は、平板
状のものを示しており、上面を傾斜状にして傾斜面21
を有する盤状に形成すべく、前記歯車13の駆動軸14
に対して該回転盤2を傾斜させて固着したものを例示し
ている。
【0023】尚、前記回転盤2には、上記のようなベア
リング部材23は介設されていないが、基体4上で回転
盤2が抵抗無くスムースに回転できる。
【0024】前記遊転盤3は、前述した回転盤2の傾斜
状上面に回転自在に配設されて、前記回転盤2の傾斜面
21の回転に順応して遊転盤3が高低を変更するように
したものであり、図10の実施例では、前記回転盤2の
径と略同径の円盤状に形成されて、その中央に嵌合保持
孔31が設けられており、該嵌合保持孔31には、前記
歯車13の駆動軸14端を固定して、遊転盤3を可回転
且つ揺動可能に保持し得るピロ−ベアリング32が嵌着
されている例を示している。
【0025】尚、この実施例で示した遊転盤3の上部に
は、図示していないがウレタン等のクッション性を有す
る弾性補助部材を配備する事で施療者の施療部位をソフ
トに載置させて使用できる。
【0026】また、図10の実施例では、前記回転盤2
とこの遊転版3間に、遊転盤3の内周面に一定間隔を存
して周設されるベアリング部材33が介設されたものを
例示しており、回転盤2の傾斜面21上で遊転盤3が可
回転且つ抵抗無く保持できるようにしている。
【0027】図12及び図14の実施例に示した遊転盤
3は、回転盤2の傾斜状上面に回転自在に配設されて、
同様に回転盤2の傾斜面21の回転に順応して遊転盤3
が高低を変更するようにしたものであるが、この実施例
では、前記回転盤2の径と略同径で鍔状縁部34を立設
状に周設させた盤状に形成されたものを例示しており、
前記図10で示したような嵌合保持孔31やピロ−ベア
リング32は設けられていないが、回転盤2と遊転盤3
の鍔状縁部34間に、一定間隔を存してボールベアリン
グ部材35を介設させる事で、遊転盤3が回転盤2の傾
斜面21の回転に順応して回転可能な係合を行ない得る
ように構成している。
【0028】尚、この実施例で示した遊転盤3の上部に
も、図示していないがウレタン等のクッション性を有す
る弾性補助部材を配備する事で施療者の施療部位をソフ
トに載置させて使用できる。
【0029】図12及び図14の実施例における回転盤
2と遊転版3間に、遊転盤3の内周面に一定間隔を存し
て周設されるベアリング部材33が介設されており、前
記遊転盤3の内周面に敷設された環状レール36にこの
ベアリング部材33を配設する事で、回転盤2の傾斜面
21上で遊転盤3が可回転且つ抵抗無く安定保持できる
ようにしている。
【0030】従って、前記ベアリング部材33の介設に
より、施療者の施療部位を遊転盤3上に載置して回転盤
2を回転させた場合に、施療部位の重量により遊転盤3
はベアリング部材33で保持されながら定位置を維持さ
せる事ができ、回転盤2の傾斜面21の移動に伴い、こ
れに順応して遊転盤3が高低変更を繰返し行ない、施療
部位にひねりを加えた揺動運動を行なわせる事ができる
のである。
【0031】尚、前記遊転盤3には、図4の実施例に示
したように、上面中央部に施療者の施療部位を保持する
為の施療部位載置用凹部37を形成する事で、施療者の
施療部位を安定保持できるようにする事ができる。
【0032】次に図1・図2、図5、図6、図9、図1
1、図13の各図で示した本発明の施療部揺動補助器具
は、駆動機構1に連動して偏心旋回する回転盤2の上面
を傾斜状に形成し、該回転盤の傾斜状上面に遊転盤3を
回転自在に配設して構成し、施療者の施療部位を遊転盤
3上に載置させる事で該施療部位にひねりを加えた揺動
旋回運動を行なわせるよう構成している。
【0033】前記駆動機構1は、例えば円盤状に形成さ
れた基体4に固定配備されており、正逆回転可能な駆動
モータ11とこれに接続されて回転するウォーム軸12
と、該ウォーム軸11の螺子部に噛合する歯車13とで
構成しており、該歯車13の軸心偏心部に、前記回転盤
2の中央を固定して偏心回転させる駆動軸14が設けら
れており、駆動機構1の駆動により回転盤2が連動して
任意の方向に正逆偏心旋回動作を行なう事ができるよう
にしている、
【0034】尚、この駆動機構1は、前述したようにこ
れに連動させて回転盤2を正逆偏心旋回動作を行なわせ
る為のものであるから、図示したものに限らず、駆動モ
ータ等の軸心偏心部に回転盤2を直接取着したものや、
駆動モータに連動して回転するプーりやベルト及びチェ
−ン等を介して回転盤2を偏心旋回させるようにしたも
の等、どのような構造であっても良い。
【0035】前記回転盤2は、上面を傾斜状に形成した
傾斜面21を有する円盤状に形成されており、図9及び
図11の実施例に示したものは、その中央には、前記歯
車13の駆動軸14を固定し得る駆動軸挿入孔22が穿
設されているものを例示している。
【0036】また前記基体4とこの回転盤2間には、回
転盤2の内周面に一定間隔を存して周設されるベアリン
グ部材23が介設されており、基体4上で回転盤2が可
及的に抵抗無くスムースに回転できるようにしている。
【0037】更に図13の実施例に示した回転盤2は、
平板状のものを示しており、上面を傾斜状にして傾斜面
21を有する盤状に形成すべく、前記歯車13の駆動軸
14に対して該回転盤2を傾斜させて固着したものを例
示している。
【0038】尚、前記図13の回転盤2には、上記のよ
うなベアリング部材23は介設されていないが、基体4
上で回転盤2が抵抗無くスムースに回転できる事は、言
及するまでもない。
【0039】前記遊転盤3は、前述した回転盤2の傾斜
状上面に回転自在に配設されて、前記回転盤2の傾斜面
21の回転に順応して遊転盤3が高低を変更できるよう
にしたものであり、図9の実施例では、前記回転盤2の
径と略同径の円盤状に形成されて、その中央に嵌合保持
孔31が設けられており、該嵌合保持孔31には、前記
歯車13の駆動軸14端を固定して、遊転盤3を可回転
且つ揺動可能に保持し得るピロ−ベアリング32が嵌着
されている例を示している。
【0040】尚、この実施例で示した遊転盤3の上部に
は、図示していないがウレタン等のクッション性を有す
る弾性補助部材を配備する事で施療者の施療部位をソフ
トに載置させて使用できる。
【0041】また、図9の実施例では、前記回転盤2と
この遊転版3間に、遊転盤3の内周面に一定間隔を存し
て周設されるベアリング部材33が介設されたものを例
示しており、回転盤2の傾斜面21上で遊転盤3が可回
転且つ抵抗無く保持できるようにしている。
【0042】図11及び図13の実施例に示した遊転盤
3は、回転盤2の傾斜状上面に回転自在に配設されて、
同様に回転盤2の傾斜面21の回転に順応して遊転盤3
が高低を変更できるようにしたものであるが、この実施
例では、前記回転盤2の径と略同径で鍔状縁部34を立
設状に周設させた盤状に形成されたものを例示してお
り、前記図9で示したような嵌合保持孔31やピロ−ベ
アリング32は設けられていないが、回転盤2と遊転盤
3の鍔状縁部34間に、一定間隔を存してボールベアリ
ング部材35を介設させる事で、遊転盤3が回転盤2の
傾斜面21の回転に順応して回転可能な係合を行ない得
るように構成している。
【0043】尚、この実施例で示した遊転盤3の上部に
も、図示していないがウレタン等のクッション性を有す
る弾性補助部材を配備する事で施療者の施療部位をソフ
トに載置させて使用できる。
【0044】図11及び図13の実施例における回転盤
2と遊転版3間に、遊転盤3の内周面に一定間隔を存し
て周設されるベアリング部材33が介設されており、回
転盤2の傾斜面21上で遊転盤3が可回転且つ抵抗無く
保持できるようにしている。
【0045】上記した各図面に示した36は、前記遊転
盤3の内周面に敷設された環状レールであり、該環状レ
ール36に前記ベアリング部材33を配設する事で、回
転盤2の傾斜面21上で遊転盤3が可回転し得る安定し
た保持ができるようにしている。
【0046】従って、前記ベアリング部材33の介設に
より、施療者の施療部位を遊転盤3上に載置して回転盤
2を回転させた場合に、施療部位の重量により遊転盤3
はベアリング部材33で保持されながら定位置を維持さ
せる事ができ、回転盤2の傾斜面21の移動に伴い、こ
れに順応して遊転盤3が高低変更を繰返し行ない、施療
部位にひねりを加えた揺動旋回運動を行なわせる事がで
きるのである。
【0047】また、前記遊転盤3には、図2の実施例に
示したように、上面中央部に施療者の施療部位を保持す
る為の施療部位載置用凹部37を形成する事で、施療者
の施療部位を安定保持できるようにする事ができる。
【0048】図示していないが、前記遊転盤3には、上
面に施療者の施療部位を振動させる為の振動部材を配備
しても良く、また、該振動部材を弾性部材で被覆すると
共に施療部位を係止させる為の施療部位受突部を形成し
ても良く、これにより、施療部位に対する振動効果を付
与する事ができると共に、遊転盤3に対して施療部位と
の係止をし易くする事ができる。
【0049】
【実施例の作用】以上のように構成された図3及び図4
に示すような本発明の施療部揺動補助器具を使用するに
あっては、施療者が尻部や足部等の施療部位を遊転盤3
に安定載置させた仰臥姿勢で駆動機構1を作動させるだ
けで良く、該駆動機構1に連動する回転盤2の傾斜面2
1が回転移動し、これに順応して遊転盤3は施療部位の
重量により回転する事無く定位置を維持しながら高低変
更を繰返し行ない、施療部位にひねりを加えた揺動運動
を行なわせる。
【0050】よって、これにより施療者は、リラックス
した状態で施療部位の余分な脂肪を分解させる事がで
き、且つ、脊髄や腰椎及び脚部等の施療部位の歪矯正補
助を行なって該部位の痛みを緩和させる事ができる。
【0051】また、図1及び図2に示すような本発明の
施療部揺動補助器具を使用するにあっては、同様に施療
者が尻部や足部等の施療部位を遊転盤3に安定載置させ
た仰臥姿勢で駆動機構1を作動させるだけで良く、該駆
動機構1に連動して偏心旋回する回転盤2の傾斜面21
が旋回移動し、これに順応して遊転盤3は施療部位の重
量により回転盤2上で回転する事無く定位置を維持しな
がら旋回して高低変更を繰返し行ない、施療部位にひね
りを加えた揺動旋回運動を行なわせる。
【0052】よって、これにより施療者は、リラックス
した状態で施療部位の余分な脂肪を分解させる事がで
き、且つ、脊髄や腰椎及び脚部等の施療部位の牽引矯正
補助や歪矯正補助を行なって該部位の痛みを緩和させる
事ができる。
【0053】尚、回転盤2を回転させる為の前記駆動機
構1を正逆回転可能にする事で、回転方向や偏心旋回方
向を任意に変更できるものであり、回転盤2の正逆回転
を定期的又は時間差をおいて反転させる事で、これに連
動する遊転盤3も定期的又は時間差をおいて反転して揺
動方向や揺動旋回方向を変更できるものであり、施療部
位に対するより均等な脂肪分解や矯正補助を行なわせる
事ができる。
【0054】また、図示していないが、前記駆動機構1
に減速機等を組合せてマイコン等で速度調整可能にする
事もでき、これにより、遊転盤3を使用目的に合わせた
速度に調整して揺動や揺動旋回させる事ができる。
【0055】
【発明の効果】よって本発明の施療部揺動補助器具は、
駆動機構に連動する遊転盤を任意の方向に揺動或いは揺
動旋回させて該遊転盤上に施療部位を安定載置させて揺
動或いは揺動旋回させるように構成している為、従来の
ような病院や医師による治療や医薬品の投与を行なっ
て、脊髄や腰椎等の施療部位に対する痛みの緩和や矯正
を行なう手段とは異なり、常時家庭内で施療者が要望す
る際にいつでも自由に使用できるものであり、施療部位
の脂肪を燃焼させる事ができると共に、脊髄や腰椎及び
頚椎や足部等の施療部位に対して指圧・牽引・矯正補助
等の多目的且つ多様な使用が行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の施療部揺動補助器具の一実施例を示す
斜面図である。
【図2】本発明の施療部揺動補助器具の一実施例を示す
斜面図である。
【図3】本発明の施療部揺動補助器具の一実施例を示す
斜面図である。
【図4】本発明の施療部揺動補助器具の一実施例を示す
斜面図である。
【図5】本発明の施療部揺動補助器具の一実施例を示す
斜面図である。
【図6】本発明の施療部揺動補助器具の一実施例を示す
斜面図である。
【図7】本発明の施療部揺動補助器具の一実施例を示す
斜面図である。
【図8】本発明の施療部揺動補助器具の一実施例を示す
斜面図である。
【図9】図1に示す本発明の施療部揺動補助器具の縦断
面図でである。
【図10】図3に示す本発明の施療部揺動補助器具の縦
断面図でである。
【図11】図5に示す本発明の施療部揺動補助器具の縦
断面図でである。
【図12】図7に示す本発明の施療部揺動補助器具の縦
断面図でである。
【図13】本発明の施療部揺動補助器具における他の実
施例を示す縦断面図である。
【図14】本発明の施療部揺動補助器具における他の実
施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 駆動機構 2 回転盤 21 傾斜面 3 遊転盤 33 ベアリング部材 37 施療部位載置用凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動機構に連動して回転する回転盤の
    上面を傾斜状に形成し、該回転盤の傾斜状上面に遊転盤
    を回転自在に配設して構成する事を特徴とする施療部揺
    動補助器具。
  2. 【請求項2】 駆動機構に連動して偏心旋回する回転
    盤の上面を傾斜状に形成し、該回転盤の傾斜状上面に遊
    転盤を回転自在に配設して構成する事を特徴とする施療
    部揺動補助器具。
  3. 【請求項3】 前記回転盤と前記遊転盤間にベアリン
    グ部材を介設してこれらを係合させた特徴とする請求項
    1及び請求項2記載の施療部揺動補助器具。
  4. 【請求項4】 前記遊転盤の上面に施療部位載置用凹
    部を形成した事を特徴とする請求項1及び請求項2記載
    の施療部揺動補助器具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008048968A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Toto Ltd 浴槽装置
WO2011152757A1 (ru) * 2010-06-03 2011-12-08 Kolevatov Mikhail Nikolaevich Устройство для тренировки
WO2016060272A1 (ja) * 2014-10-17 2016-04-21 株式会社オスモティックジャパン O脚矯正器具

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