JP3529262B2 - マッサージ装置 - Google Patents

マッサージ装置

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JP3529262B2
JP3529262B2 JP04304298A JP4304298A JP3529262B2 JP 3529262 B2 JP3529262 B2 JP 3529262B2 JP 04304298 A JP04304298 A JP 04304298A JP 4304298 A JP4304298 A JP 4304298A JP 3529262 B2 JP3529262 B2 JP 3529262B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、足,ふくらはぎ,ふ
ともも,腰,首等種々の部分のマッサージをするための
マッサージ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、のマッサージ装置としては、駆動
モータにより回転駆動される筒体を設けると共に、この
筒体の外周面に多数の球状の施療子を装着したタイプの
ものが考えられている。このマッサージ装置において
は、施療子の上に足を載せて、筒体を回転駆動すること
により、足の自重と移動する施療子との相互作用により
足の裏のツボ部等が押圧されて、マッサージされるよう
になっている。
【0003】このマッサージ装置でのマッサージは足の
自重に依存するものであるため、施療子から足の裏に作
用する押圧力を強くしようとする場合、使用者が足を自
己の意志で施療子に押しつける必要があり、疲労を伴う
ものであった。
【0004】この問題を解決するために、エアが給排気
されるエアバッグ等を利用して、足を施療子に押し付け
る(押さえ付ける)ことにより、施療子から足の裏に作
用する押圧力を強くするようにしたものが考えられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、施療子
の移動エネルギーを利用して足のマッサージを行うもの
であるため、筒体の回転数を増減調整できる様にして、
筒体の回転数を上昇させた場合、施療子の移動速度が大
きくなって施療子から足に加わるマッサージ力(体感強
度)が強くなり、心地良い状態でマッサージできないも
のであった。また、エアバッグで足を施療子に対して押
し付けることで、駆動モータに作用する負荷が大きくな
るため、駆動手段としての駆動モータ等に大きな能力の
ものを使用しなければならず、駆動手段が大型化し、ひ
いてはマッサージ装置全体が大きくなると共に、駆動手
段の消費電力が大きくなると云う問題があった。
【0006】そこで、この発明は、体感強度を略一定に
でき、駆動手段の消費電力を小さくできると共に、駆動
手段及び全体の小型化を図ることができるマッサージ装
置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ベース部材と、前記ベース部材
上に移動駆動可能に装着されたマッサージ突部と、前記
マッサージ突部を移動駆動する駆動手段と、前記ベース
部材に保持され且つマッサージ部位を前記マッサージ突
部に対して押さえつけるエアバッグと、前記エアバッグ
に対して給排気する給排気手段が設けられているマッサ
ージ装置であって、前記マッサージ部位に作用するマッ
サージ強度が略一定となるように前記駆動手段と給排気
手段とを制御して、前記マッサージ突部の移動速度と前
記エアバッグに対するエアの給排気のタイミングを変化
制御させる制御回路が設けられているマッサージ装置と
したことを特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明は、前記マッサージ
突部は前記ベース部材上に回転駆動可能に装着された回
転部材に設けられていることを特徴とする。
【0009】更に、請求項3の発明は、前記制御回路
は、前記エアバッグに供給されるエアの圧力Pが前記回
転部材の回転数fの逆数(1/f)に比例するように、
前記駆動手段と給排気手段とを制御することを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0011】図1,図2において、1はマッサージ装置
本体、2はマッサージ装置本体1の本体ケースである。
この本体ケース2は、ベース部材3と、ベース部材3の
両側部に固定された側蓋4,5と、ベース部材3の上部
を覆うカバー6を有する。
【0012】ベース部材3は、図2に示したように、側
壁3a,3bを有する。また、カバー6は、図3に示し
たように、カバー本体7と、表面に植毛した布製の可撓
カバー8を有する。カバー本体7は、前壁7a及び後板
部(後縁部)7bがベース部材3の前縁部及び後縁部に
図示しないビス等で固定されている。このカバー本体7
は、図4に示したように、後上方に緩やかに傾斜する上
壁7cと、この上壁7cの中央から後下部の後板部7b
まで円弧状に延びる湾曲板部7d,7e,7fを有す
る。この湾曲板部7d,7e,7fは左右及び中央部に
位置していて、湾曲板部7d,7e間及び湾曲板部7
e,7f間には上方及び後方に開口する左右の開口部7
L,7Rがそれぞれ形成されている。この開口部7L,
7Rは、後板部7b,上壁7c,湾曲板部7d,7e,
7fに接着固定された可撓カバー8で閉成されている。
このカバー6とベース部材3との間には部品配設用の空
間Aが形成されている。
【0013】また、マッサージ装置本体1は、側板3
a,3bに保持された軸受9a、9bと、軸受9a、9
bに回転自在に保持された回転軸9と、開口部7L,7
Rに臨ませた左右一対のマッサージ手段10L,10R
を有する。
【0014】このマッサージ手段10L,10Rは、回
転軸9に相対回転不能に取り付けられ(保持され)たド
ラム(回転部材)11と、ドラム11の周方向に等ピッ
チで配列され且つ両端がドラム11のフランジ12,1
3に保持された複数の取付軸14と、各取付軸14に保
持された複数の樽状のローラ(マッサージ突部)15を
それぞれ有する。この多数のローラ15の内、一部が可
撓カバー8の上部内面及び後部内面に接触させられてい
る。
【0015】しかも、マッサージ装置本体1は、マッサ
ージ手段10L,10Rのドラム11,11間に配設さ
れ且つ回転軸9に相対回転不能に取り付けられたウオー
ムホイール16と(図2,図6〜図9参照)、本体ケー
ス2のベース部材3上に取り付けられた駆動モータ(駆
動手段)17と(図1,図6〜図9参照)、駆動モータ
17の出力軸として設けられ且つウオームホイール16
に噛合するウオーム18を有する。尚、駆動モータ17
には、ステッピングモータが用いられる。
【0016】この本体ケース2に取り付けられる支持部
材19は、側板部19a,19bと、側板部19a,1
9bの一端部同士を連接している連設板部19cからコ
字状に形成されている。しかも、支持部材19内には、
図2に示したように、支持部材19の両端(側板部19
a,19bの他端)に解放するホース配設用の空間20
が形成されている。
【0017】この側板部19a,19bの他端部(図
1,2では下端部)には、互いに接近する方向に延びる
支持軸21,22の一端部が固着されている。この支持
軸21,22は、同軸上に設けられていると共に、本体
ケース2の側蓋4,5の筒状軸受4a,5aに回動可能
に嵌合保持されている。本実施例では、この支持軸2
1,22と筒状軸受4a,5aとの間に軽い摩擦抵抗を
持たせておいて、この摩擦抵抗により支持部材19が任
意の角度に保持できるようになっている。この構造によ
り、支持部材19は前後に起倒自在に且つ任意の角度位
置に保持可能に設けられている。
【0018】この支持部材19の連設板部19cの内側
面には、マッサージ手段10L,10Rに対向させてエ
アバッグ23L,23Rが押付手段として固定されてい
る。このエアバッグ23L,23Rは、膨張した状態で
弾性部材としての機能を有する。このエアバッグ23
L,23Rには、空間20内に配設したエア案内用のホ
ース24L,24Rの一端が接続されている。このホー
ス24L,24Rは、支持軸21,22の近傍において
側蓋4,5を貫通した後、側板3a,3bを貫通して部
品配設用の空間A内に配設されている。
【0019】この空間A内には図1に示したごとく給排
気手段25が配設されている。この給排気手段25は、
図1,図11に示したようにベース部材3に固定したエ
アコンプレッサー26及び三方電磁切換弁27L,27
Rを有する。このエアコンプレッサー26のエア吐出口
26aには図5,図11のごとく配管28の一端が接続
されている。この配管28は分岐管部28a,28bを
有し、この分岐管部28a,28bは三方電磁切換弁2
7L,27Rの第1のポートa,a′にそれぞれ接続さ
れている。また、三方電磁切換弁27L,27Rの第2
のポートb,b′はホース24L,24Rに接続され、
三方電磁切換弁27L,27Rの第3のポートc,c′
は大気に解放されている。
【0020】この三方電磁切換弁27Lは、ソレノイド
への非通電時(OFF時)に、ポートb,cを連通させ
且つポートaのポートb,cに対する連通を遮断する一
方、ソレノイドへの通電時に、ポートa,bを連通させ
且つポートcのポートa,bに対する連通を遮断する様
になっている。また、同様に、三方電磁切換弁27R
は、ソレノイドへの非通電時(OFF時)に、ポート
b′,c′を連通させ且つポートa′のポートb′,
c′に対する連通を遮断する一方、ソレノイドへの通電
時に、ポートa′,b′を連通させ且つポートc′のポ
ートa′,b′に対する連通を遮断する様になってい
る。
【0021】配管28の途中には圧力センサ29が接続
され、この圧力センサ29からの出力は図11のごとく
演算制御回路30に入力される様になっている。この演
算制御回路30は、駆動モータ17,エアコンプレッサ
ー26、三方電磁切換弁27L,27Rを駆動制御する
ようになっている。また、この演算制御回路30にはリ
モコン装置31からの信号が入力される。このリモコン
装置には、図10に示したようにON・OFF用の電源
スイッチ32,モード切換スイッチ33,液晶表示部
(表示手段)34,駆動モータ17の速度をアップさせ
るアップスイッチ35,駆動モータ17の速度をダウン
させるダウンスイッチ36,駆動モータ17の回転方向
を切り換える切換スイッチ37,38,スタートスイッ
チ39等が設けられている。
【0022】次に、この様な構成のマッサージ装置の作
用を上述以外の設定条件と共に説明する。
【0023】(i)マッサージ装置の使用態様 このマッサージ装置を椅子に着座した状態で使用する場
合には、図7の様に支持部材19を起立させた状態にし
て、エアバッグ23Lとマッサージ手段10Lとの間及
びエアバッグ23Rとマッサージ手段10Rとの間に左
右の足40L(40R)を入れて、マッサージ手段10
L,10R上に左右の足40L(40R)をそれぞれ載
置する。
【0024】また、座椅子に着座した状態や寝た状態で
使用する場合には、図8の様に支持部材19を後方に傾
斜させた状態にして、エアバッグ23Lとマッサージ手
段10Lとの間及びエアバッグ23Rとマッサージ手段
10Rとの間に左右の足を入れて、マッサージ手段10
L,10Rに左右の足40L(40R)をそれぞれ当接
させる。
【0025】更に、ふともも等をマッサージする場合に
は、図9のごとく支持部材19を倒伏させて、前側から
ふともも41を本体ケース2の斜面上に載置すること
で、ふとももの一部をマッサージ手段10L,10R上
に当接させる。尚、腰や首をマッサージする場合も支持
部材19を図9のごとく倒伏させて使用する。
【0026】(ii)指圧強度一定モード また、電源スイッチ32をONさせて、モード切換スイ
ッチ33を操作することにより、液晶表示部34に指圧
強度を一定にするモードの「強度一定」の表示をさせ、
スタートスイッチ39をONさせる。これにより、演算
制御回路30は、駆動モータ17を作動させると共に、
エアコンプレッサー26を作動させる。
【0027】このモータ17の作動により、駆動モータ
17の回転はウオーム18,ウオームホイール16を介
して回転軸9に伝達され、左右のマッサージ手段10
L,10Rのドラム11,11が回転軸9と一体に回転
駆動される。これにより、ドラム11,11に設けられ
た多数のローラ15が回転移動しながら可撓カバー8を
介して使用者の足の裏を指圧することになる。
【0028】一方、演算制御回路30は、三方電磁切換
弁27L,27Rを一定時間毎に同時にON・OFFさ
せて、エアコンプレッサー26からの圧縮エアをホース
24L,24R及び三方電磁切換弁27L,27Rを介
してエアバッグ23L,23Rに対して給気した後、エ
アバッグ23L,23Rのエアをホース24L,24R
及び三方電磁切換弁27L,27Rを介して排気する動
作を繰り返えさせる様にする。
【0029】或いは、演算制御回路30は、三方電磁切
換弁27Lのみを一定時間毎にON・OFFさせさせ、
エアコンプレッサー26からの圧縮エアをホース24L
及び三方電磁切換弁27Lを介してエアバッグ23Lの
みに対して供給した後、エアバッグ23Lのエアをホー
ス24L及び三方電磁切換弁27Lを介して排気する動
作を繰り返す様にすることもできる。この際、三方電磁
切換弁27RはOFFした状態とする。また、演算制御
回路30は、三方電磁切換弁27Rの一方のみを一定時
間毎にON・OFFさせさせ、エアコンプレッサー26
からの圧縮エアをホース24R及び三方電磁切換弁27
Rを介してエアバッグ23Rのみに対して供給した後、
エアバッグ23Rのエアをホース24R及び三方電磁切
換弁27Rを介して排気する動作を繰り返す様にするこ
ともできる。この際、三方電磁切換弁27LはOFFし
た状態とする。
【0030】この様なエアバッグ23L,23Rに対す
るエアの給排気に伴い、エアバッグ23L,23Rは膨
張・収縮を繰り返す。これによりエアバッグ23L,2
3Rは、使用者の足をドラム11に設けた複数のローラ
15の一部に対して押し付けた後、その押し付けを解除
する動作を繰り返し行う。これにより、エアバッグ23
L,23Rで付けられる部分における鬱血の発生を未然
に防止できる。
【0031】ところで、ドラム11,11の回転に伴
い、多数のローラ15がドラム11,11と一体に回転
移動して、ローラ15が可撓カバー8を介して使用者の
足の裏を指圧(押圧)する。この際、足の裏が受ける指
圧力は、ローラ15の移動に伴う運動エネルギーによる
ものであるため、ドラム11の回転速度すなわち駆動モ
ータ17の回転速度が高くなるに従って増大することに
なる。この結果、駆動モータ11の回転速度及びエアバ
ッグ23L,23R(23L又は23R)の圧力によっ
ては、指圧力が大きくなりすぎて、足の裏が痛みを伴う
状態でマッサージされることも考えられる。
【0032】従って、エアコンプレッサー26からエア
バッグ23L,23R(23L又は23R)に圧縮エア
を供給する際、圧力センサ29からの出力を基にエアコ
ンプレッサー26を作動制御して、圧縮エアの圧力Pを
図13(a),(b)に波線で示した圧力変化曲線60
のように一定周期で増減させると共に、実線で示した回
転速度変化曲線61の様に駆動モータ17の回転を一定
周期で増減させ、圧縮エアの圧力Pの増減の位相と駆動
モータ17の増減の位相を180度ずらす様にさせる。
この制御は、演算制御回路30により行われる。
【0033】この結果、エアバッグ23L,23R(2
3L又は23R)による足のローラ15に対する押し付
け力が徐々に大きくなるに従い、ドラム11の回転が徐
々に小さくなる一方、エアバッグ23L,23R(23
L又は23R)による足のローラ15に対する押し付け
力が徐々に小さくなるに従い、ドラム11の回転が徐々
に大きくなって、ローラ15による指圧力が一点鎖線で
示した指圧力線62のごとく略一定に保たれることにな
る。尚、指圧力線62は、説明の便宜上直線的に示した
が、実際には多少上下に微小範囲で変化する。
【0034】また、演算制御回路30は、図12に示し
たように、エアバッグ23L,23Rに供給されるエア
の圧力Pが駆動モータ17の回転数fの逆数(1/f)
に比例するように、制御線63に従って駆動モータ17
とエアコンプレッサー26を作動制御するようになって
いる。
【0035】(iii)回転方向切換及び回転速度変更 <手動操作>上述の駆動モータ17の回転方向の切り換
え、即ちドラム11,11の回転方向の切換は切換スイ
ッチ37,38の操作で行うことができる。また、アッ
プスイッチ35を押し続けることで、駆動モータ17の
回転速度を徐々に増加させることができ、ダウンスイッ
チ36を押し続けることで駆動モータ17の回転速度を
徐々に低下させることができる。
【0036】<自動切換・変更>更に、切換スイッチ3
7,38が操作されていない場合には、ドラム11,1
1を予め設定された方向に自動的に回転駆動させること
もできるし、ドラム11,11の回転方向を一定時間毎
に自動的に切り換えて両方向にすることもできる。この
制御は演算制御回路30によって行われる。
【0037】このドラム11,11の回転に伴うローラ
(マッサージ突部)15の一方の移動方向を+側とする
と、ドラム11,11の回転方向を一定時間毎に自動的
に切り換えて両方向にした場合には、ローラ15の移動
速度が一定時間毎に+方向から−方向或いは−方向から
+方向に変化しているといえる。
【0038】また、駆動モータ17の回転速度を演算制
御回路30によりプログラムに従って自動的増減させ、
ローラ(マッサージ突部)15の移動速度を自動的に増
減変化させることもできる。この際、演算制御回路30
は、駆動モータ17の作動を断続制御して、マッサージ
突部であるローラ15の回転移動を間欠的に停止(マッ
サージ突部の移動速度変化の一態様)する様にすること
もできる。
【0039】更に、エアコンプレッサー26及び三方電
磁切換弁27L,27Rを演算制御回路30により作動
制御してエアバッグ23L,23Rにエアを供給したと
き、駆動モータ17の作動を停止させて、回転部材であ
るドラム11,11の回転を停止させる様に設定するこ
ともできる。また、エアコンプレッサー26及び三方電
磁切換弁27L,27Rを演算制御回路30により作動
制御してエアバッグ23L,23Rにエアを供給したと
き、駆動モータ17を駆動させて、回転部材であるドラ
ム11,11を回転駆動させる様に設定することもでき
る。これらのドラム11,11の回転駆動、回転停止の
制御に伴うローラ(マッサージ突部)15の移動・移動
停止もマッサージ突部の移動変化の一態様になる。
【0040】(iv)コース(自動マッサージ) また、モード切換スイッチ33を操作することにより、
「異なった複数のマッサージを一定の手順に従ってコー
スとして行う自動マッサージ(コースマッサージ)」の
表示を液晶表示部34に表示をさせ、スタートスイッチ
39をONさせると、演算制御回路30は異なった種類
の複数のマッサージを一定の手順に従って自動的に行
う。このコースマッサージにおいては、例えば指圧強度
を一定にする(ii)の制御、(iii)の自動切換・変更の制
御を適宜組み合わせることができる。
【0041】以上説明した実施例では、支持部材19を
摩擦力により任意の角度に保持させるようにしたが、必
ずしもこれに限定されるものではない。例えば、図14
に示したように、支持軸21を固定ネジ50に変えると
共に、筒状軸受4aを雌ネジ筒51に変えて、固定ネジ
50を雌ネジ筒51に螺着し、側蓋4と側板部との間に
スペーサ52を介装した構成としてもよい。この場合に
は、固定ネジ50の操作ノブ50aを掴んで、固定ネジ
50を緩めることにより支持部材19を起倒操作でき、
又、固定ネジ50を締め付けることにより、支持部材1
9を任意の角度に固定できる。また、図7〜図9のうち
少なくとも2つの角度で保持できれば本発明の効果を得
ることができる。
【0042】また、図15,16に示したように、側蓋
4の外面に開口し且つ支持軸21と同心の円弧上に配列
された複数の係合凹部53と、側板部に設けられ且つ複
数の係合凹部53の一つに係合させられる係合突部54
とからなる段階的な係止手段を設けて、支持部材19を
任意の角度に段階的に保持させるようにしてもよい。
【0043】更に、上述した実施例では、回転するドラ
ム11,11にマッサージ突部であるローラ15を設け
たタイプのマッサージ装置において、ローラ15の移動
速度の制御やエアバッグ23L,23Rのエア圧力制御
を行うようにしたが、必ずしもこれに限定されるもので
はない。例えば、モータ等の駆動手段により上下に低速
で振動駆動される振動部材を設け、この振動部材に多数
のマッサージ突部を設けて、この構成に上述の様なエア
バッグ23L,23Rを設けて、上述のローラ15の移
動速度の変化制御と同様又は類似する制御を行わせるこ
ともできる。
【0044】また、エアバッグ23L,23Rに変え
て、スポンジゴム等の弾性部材をドラム11,11に対
して駆動手段により進退駆動制御出来るように支持部材
19に装着し、この駆動手段を演算制御回路により駆動
制御することにより、この弾性部材にエアバッグ23
L,23Rと同様な押さえ付け機能を持たせてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、ベース部材と、前記ベース部材上に移動駆動可能に
装着されたマッサージ突部と、前記マッサージ突部を移
動駆動する駆動手段と、前記ベース部材に保持され且つ
マッサージ部位を前記マッサージ突部に対して押さえつ
けるエアバッグと、前記エアバッグに対して給排気する
給排気手段が設けられているマッサージ装置であって、
前記マッサージ部位に作用するマッサージ強度が略一定
となるように前記駆動手段と給排気手段とを制御して、
前記マッサージ突部の移動速度と前記エアバッグに対す
るエアの給排気のタイミングを変化制御させる制御回路
が設けられている構成としたので、マッサージ時の体感
強度を略一定にでき、駆動手段の消費電力を小さくでき
ると共に、駆動手段及び全体の小型化を図ることができ
る。
【0046】また、請求項2の発明は、前記マッサージ
突部が前記ベース部材上に回転駆動可能に装着された回
転部材に設けられている構成としたので、マッサージ突
部の移動速度の変化制御を簡易に行って、マッサージ時
の体感強度を略一定にできる。
【0047】更に、請求項3の発明は、前記制御回路
は、前記エアバッグに供給されるエアの圧力Pが前記回
転部材の回転数fの逆数(1/f)に比例するように、
前記駆動手段と給排気手段とを制御する構成としたの
で、回転部材の回転数が高くなってマッサージ突部の移
動速度が速くなっても、違和感なく略一定の体感強度で
マッサージできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るマッサージ装置の一部を破断し
て示した概略斜視図である。
【図2】図1に示したマッサージ装置の縦断面図であ
る。
【図3】図1に示した本体ケースのベース部材とカバー
との関係を示す断面図である。
【図4】図1のカバーの説明図である。
【図5】図1に示したエアバッグとエアコンプレッサー
との接続関係を模式的に示した説明図である。
【図6】図1に示した駆動モータとマッサージ手段及び
エアバッグとの関係を模式的に側面からみた説明図であ
る。
【図7】図1のマッサージ装置を椅子に着座した状態で
使用した場合の説明図である。
【図8】図1のマッサージ装置を座椅子に着座した状態
或いは寝た状態で使用した場合の説明図である。
【図9】図1のマッサージ装置で足のふとももをマッサ
ージする場合の説明図である。
【図10】図1に示したリモコンの一例を示す説明図で
ある。
【図11】図1〜図10のマッサージ装置の制御回路図
である。
【図12】図1に示した駆動モータとエアコンプレッサ
ーの制御例を示す説明図である。
【図13】(a),(b)は図1の駆動モータとエアコ
ンプレッサーの他の制御例を示す説明図である。
【図14】図1,図2に示した支持部材を任意の回動位
置に固定する固定装置の他の例を示す要部断面図であ
る。
【図15】図1,図2に示した支持部材を任意の回動位
置に固定する固定装置の更に他の例を示す要部断面図で
ある。
【図16】図15の側蓋の側面図である。
【符号の説明】
3・・・ベース部材 17・・・駆動モータ(駆動手段) 19・・・支持部材 10L,10R・・・マッサージ手段 23L,23R・・・エアバッグ(押付手段) 25・・・給排気手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 15/00 A61H 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部材と、前記ベース部材上に移動
    駆動可能に装着されたマッサージ突部と、前記マッサー
    ジ突部を移動駆動する駆動手段と、前記ベース部材に保
    持され且つマッサージ部位を前記マッサージ突部に対し
    て押さえつけるエアバッグと、前記エアバッグに対して
    給排気する給排気手段が設けられているマッサージ装置
    であって、 前記マッサージ部位に作用するマッサージ強度が略一定
    となるように前記駆動手段と給排気手段とを制御して、
    前記マッサージ突部の移動速度と前記エアバッグに対す
    るエアの給排気のタイミングを変化制御させる制御回路
    が設けられていることを特徴とするマッサージ装置。
  2. 【請求項2】 前記マッサージ突部は前記ベース部材上
    に回転駆動可能に装着された回転部材に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のマッサージ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、前記エアバッグに供給
    されるエアの圧力Pが前記回転部材の回転数fの逆数
    (1/f)に比例するように、前記駆動手段と給排気手
    段とを制御することを特徴とする請求項2に記載のマッ
    サージ装置。
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