JP2001311987A - ストロボ内蔵カメラ - Google Patents
ストロボ内蔵カメラInfo
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- JP2001311987A JP2001311987A JP2000130865A JP2000130865A JP2001311987A JP 2001311987 A JP2001311987 A JP 2001311987A JP 2000130865 A JP2000130865 A JP 2000130865A JP 2000130865 A JP2000130865 A JP 2000130865A JP 2001311987 A JP2001311987 A JP 2001311987A
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
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Abstract
において、バウンスモードと直射モードを自動的に且つ
適切に切り換えて、常に自然な撮影画像を得る。 【解決手段】 本発明に係るストロボ内蔵カメラにおい
ては、被写体の撮影時にストロボ30による補助光が必要
であるか否かを判断し、補助光が必要であると判断され
た場合であって、マクロモードの設定時には、自動的に
バウンスモードを設定する。ストロボ30は、光出射方向
を撮影方向に向けた第1の姿勢と、光出射方向を撮影方
向からずれた方向に向けた第2の姿勢の間で回動可能に
支持されると共に、駆動機構に連繋されて両姿勢の間で
往復駆動が可能である。又、カメラ本体1には、バウン
ス用反射板2の基端部が枢支され、該バウンス用反射板
2は、閉じ姿勢と開き姿勢の間で開閉可能である。
Description
ロボを内蔵したカメラに関し、特にバウンス撮影が可能
な比較的小型のカメラに関するものである。
においては、大きな出力のストロボを外付け方式で装着
することが可能であり、この様なカメラを用いてバウン
ス撮影を行なう場合、ストロボを天井等の方向へ向けて
取り付け、ストロボ光を一旦、天井等で反射させて、間
接的に被写体を照明する。
いてバウンス撮影を可能とするべく、内蔵せるストロボ
を回動可能に支持して、光出射方向を撮影方向に向けた
第1の姿勢と、光出射方向を斜め上方に向けた第2の姿
勢の間で回動可能とする構造が提案されている(特開平9
-61899号[G03B15/05])。
ストロボ(30)を撮影方向に向けて、ストロボ(30)から出
射される光を直接に被写体に照射する直射モードと、ス
トロボ(30)を斜め上方に向けて、ストロボ(30)から出射
される光を天井面等の反射面で反射させた上で被写体に
照射するバウンスモードの切り換えが可能である。又、
従来のカメラにおいては、近距離の被写体を撮影する際
にはマクロモードを設定することによって、焦点の合っ
た撮影が可能となる。
ストロボ内蔵カメラでは、ストロボによる補助光が必要
である場合において、マクロモードの設定時に直射モー
ドで撮影を行なうと、ストロボと被写体の距離が短いた
めに、ストロボからの光が被写体の一部にスポット的に
照射されて、その部分だけが明るく写ることとなって、
コントラストの強過ぎる不自然な画像となる問題があ
る。
ロボによる補助光が必要である場合において、マクロモ
ードの非設定時に直射モードで撮影を行なうときにも、
例えばストロボと被写体の距離が比較的短いとき等に、
ストロボからの直接光では画面の中央部と周辺部で明る
さ(露出)が大きく異なることとなって、被写体に影のあ
る、不自然な画像となる問題があった。
直射モードを、自動的に且つ適切に切り換えて、常に自
然な撮影画像を得ることが出来るストロボ内蔵カメラを
提供することである。
カメラは、被写体の撮影時にストロボ(30)による補助光
が必要であるか否かを判断する判断手段と、補助光が必
要であると判断された場合であって、マクロモードの設
定時には、自動的にバウンスモードを設定するモード設
定手段とを具えている。
ば、補助光が必要であると判断された場合であって、マ
クロモードの設定時には、自動的にバウンスモードが設
定されるので、ストロボ(30)からの光が被写体の全体に
照射されることとなり、この結果、従来の直射モードに
よる撮影に比べて、自然な撮影画像を得ることが出来
る。
被写体の撮影時にストロボ(30)による補助光が必要であ
るか否かを判断する第1の判断手段と、補助光が必要で
あると判断された場合であって、マクロモードの設定時
には、バウンスモードを設定する一方、マクロモードの
非設定時には直射モードを設定するモード設定手段と、
直射モードの設定時に、被写体撮影前にストロボ(30)を
予備発光させる予備発光制御手段と、予備発光時に、撮
影画面を複数の領域に分割して領域毎に測光を行なう分
割測光手段と、分割測光によって撮影画面の各領域の測
光結果に所定の閾値を越える差が発生しているか否かを
判断する第2の判断手段と、撮影画面の各領域の測光結
果に所定の閾値を越える差が発生しているときは、直射
モードの設定をバウンスモードの設定に切り換えるモー
ド切換え手段とを具えている。
ば、直射モードの設定時に、被写体撮影前に予備発光に
よる分割測光が行なわれて、撮影画面の各領域に所定の
閾値を越える露出差が発生しているか否かが判断され、
各領域の測光結果に所定の閾値を越える露出差が発生し
ている場合、即ち、直射モードでの撮影では画面の中央
部と周辺部で明るさ(露出)が大きく異なることとなっ
て、不自然な画像となる虞れがある場合には、直射モー
ドの設定がバウンスモードの設定に切り換えられるの
で、画面の全域に均等に光が照射されて、画面の明るさ
が均等化され、この結果、従来の直射モードによる撮影
に比べて、自然な撮影画像を得ることが出来る。
出射方向を撮影方向に向けた第1の姿勢と、光出射方向
を撮影方向からずれた方向に向けた第2の姿勢の間で回
動可能に支持されると共に、駆動機構(5)に連繋されて
両姿勢の間で往復駆動が可能であり、カメラ本体(1)に
は、第2の姿勢に向いたストロボ(30)から出射される光
を撮影方向へ向けて反射させるためのバウンス用反射板
(2)が取り付けられている。
通常撮影を行なう場合は、駆動機構(5)によってストロ
ボ(30)を第1の姿勢に設定し、レリーズ操作に応じて発
光させる。これによってストロボ(30)から出射された光
は、撮影方向に向かって進み、被写体を直接に照明す
る。これに対し、バウンスモードによるバウンス撮影を
行なう場合は、駆動機構(5)によってストロボ(30)を第
2の姿勢に設定し、レリーズ操作に応じて発光させる。
これによってストロボ(30)から出射された光は、バウン
ス用反射板(2)へ向けて進み、バウンス用反射板(2)に
て反射された後、撮影方向に向かって進み、被写体を間
接的に照明する。ここで、バウンス用反射板(2)はカメ
ラ本体(1)に取り付けられているので、ストロボ(30)か
らバウンス用反射板(2)までの距離は短く、この結果、
被写体を充分な照度で照明することが可能であり、効果
的なバウンス撮影を行なうことが出来る。
射板(2)は、その基端部がカメラ本体(1)に枢支され
て、閉じ姿勢と開き姿勢の間で開閉可能であると共に、
連動機構を介して駆動機構(5)に連繋して、ストロボ(3
0)の回動とバウンス用反射板(2)の開閉とが連動し、ス
トロボ(30)が第1の姿勢から第2の姿勢まで回動するこ
とによって、バウンス用反射板(2)が閉じ姿勢から開き
姿勢まで回動し、該ストロボ(30)から出射される光が該
バウンス用反射板(2)により撮影方向へ向けて反射され
る。
ってストロボ(30)を第1の姿勢から第2の姿勢まで回動
させると、これに連動して、バウンス用反射板(2)が閉
じ姿勢から開き姿勢まで回動する。この結果、バウンス
用反射板(2)はカメラ本体(1)から突出して、ストロボ
(30)からの光を撮影方向へ反射させるための光路が形成
される。又、駆動機構(5)によってストロボ(30)を第2
の姿勢から第1の姿勢まで回動させると、これに連動し
て、バウンス用反射板(2)が開き姿勢から閉じ姿勢まで
回動する。この結果、バウンス用反射板(2)はカメラ本
体(1)に対して閉じられて、カメラ本体(1)に収納され
る。
ば、バウンスモードと直射モードが自動的に且つ適切に
切り換えられて、常に自然な撮影画像を得ることが出来
る。
ジタル式カメラ等の小型のストロボ内蔵カメラに実施し
た形態につき、図面に沿って具体的に説明する。本発明
に係るストロボ内蔵カメラは、図1及び図2に示す如
く、小型のカメラ本体(1)を具え、該カメラ本体(1)の
前面に、防塵シャッター(13)によって開閉可能な撮影窓
(42)と、対物側ファインダー(11)と、内蔵せるストロボ
からの光を出射するための前面フレネルレンズ(4)とが
配備されている。又、カメラ本体(1)の上面には、レリ
ーズ釦(16)と、操作・表示部(14)と、内蔵せるストロボ
からの光を出射するための上面フレネルレンズ(41)と、
バウンス撮影時に開かれるべきバウンス用反射板(2)と
が配備されている。更に、カメラ本体(1)の背面には、
接眼側ファインダー(15)が配備されている。
に示す如く、撮影窓(42)の奥部に、光学系(12)が配備さ
れると共に、前面フレネルレンズ(4)の奥部には、スト
ロボ(30)が配備されている。ストロボ(30)は、図5(a)
(b)に示す如く、放物面反射鏡(3)と、該放物面反射鏡
(3)の焦点位置に配備されたキセノン放電管(31)とから
構成され、後述の如く、キセノン放電管(31)は回転不能
に支持されているのに対し、放物面反射鏡(3)は、焦点
位置を中心として回動自在に支持されている。
は駆動機構(5)が連繋している。該駆動機構(5)は、モ
ータ(51)の回転を歯車列(52)を経て放物面反射鏡(3)に
伝えるものであって、通常撮影時には、図3(a)の如く
ストロボ(30)を反時計方向に駆動して、光出射方向を前
方の前面フレネルレンズ(4)へ向けた第1の姿勢に設定
し、バウンス撮影時には、同図(b)の如くストロボ(30)
を時計方向に駆動して、光出射方向を上方へ向けた第2
の姿勢に設定する。
メラ本体(1)上壁に設けたヒンジ(22)によって支持さ
れ、図3(a)の如くカメラ本体(1)上面に添った閉じ姿
勢と、同図(b)の如くカメラ本体(1)上面から突出した
開き姿勢の間で開閉が可能である。そして、バウンス用
反射板(2)の基端部は、リンク機構(6)を介して、前記
駆動機構(5)の歯車列(52)に連繋しており、駆動機構
(5)の駆動によって、ストロボ(30)が第1の姿勢から第
2の姿勢まで回動すると、これに連動して、バウンス用
反射板(2)は閉じ姿勢から開き姿勢まで回動し、逆に、
ストロボ(30)が第2の姿勢から第1の姿勢まで回動する
と、これに連動して、バウンス用反射板(2)は開き姿勢
から閉じ姿勢まで回動することになる。
ストロボ(30)が第1の姿勢に設定され、バウンス用反射
板(2)が閉じ姿勢に設定された状態では、ストロボ(30)
からの光は、前面フレネルレンズ(4)を透過して、前方
の被写体へ向けて出射され、被写体に照射される。これ
に対し、同図(b)に示す如く、バウンス撮影時、即ち、
ストロボ(30)が第2の姿勢に設定され、バウンス用反射
板(2)が開き姿勢に設定された状態では、ストロボ(30)
からの光は、上面フレネルレンズ(41)を透過して、上方
のバウンス用反射板(2)へ向けて出射され、該バウンス
用反射板(2)により反射され、散乱光となって、前方の
被写体に照射されるのである。
0)を構成するキセノン放電管(31)は、前記カメラ本体
(1)に支持されたフレーム(7)の両側板(71)(71)を貫通
して取り付けられており、フレーム(7)の側板(71)とキ
セノン放電管(31)の間にはゴムブッシンング(8)が介在
して、キセノン放電管(31)の保護が図られている。尚、
キセノン放電管(31)を点灯させるためのトリガー電極(3
2)は、ゴムブッシンング(8)の内側を経て外部へ引き出
されている。又、キセノン放電管(31)は、放物面反射鏡
(3)の両側部を遊びをもって貫通しており、駆動機構
(5)の駆動によって放物面反射鏡(3)が回動しても、キ
セノン放電管(31)は静止状態を維持する。
るモータ(51)及び歯車列(52)が取り付けられており、歯
車列(52)の最終段歯車が放物面反射鏡(3)の回動軸に固
定されている。これによって、モータ(51)の回転が歯車
列(52)を経て放物面反射鏡(3)に伝えられ、放物面反射
鏡(3)が第1の姿勢と第2の姿勢の間で往復駆動され
る。又、駆動機構(5)の歯車列(52)の回転がリンク機構
(6)を介してバウンス用反射板(2)に伝えられ、バウン
ス用反射板(2)が閉じ姿勢と開き姿勢の間で往復駆動さ
れる。
・表示部(14)を操作して、通常撮影モードを設定する
と、駆動機構(5)が駆動されて、ストロボ(30)が第1の
姿勢に設定されると共に、バウンス用反射板(2)が閉じ
姿勢に設定される。この状態でレリーズ釦(16)を押下す
ると、ストロボ(30)が発光して、ストロボ(30)からの光
は、前面フレネルレンズ(4)を透過して、被写体に照射
される。これに対し、操作・表示部(14)を操作して、バ
ウンスモードを設定すると、駆動機構(5)が駆動され
て、ストロボ(30)が第2の姿勢に設定されると共に、バ
ウンス用反射板(2)が開き姿勢に設定される。この状態
でレリーズ釦(16)を押下すると、ストロボ(30)が発光し
て、ストロボ(30)からの光は、上面フレネルレンズ(41)
を透過し、上方のバウンス用反射板(2)にて反射された
後、被写体に照射される。
は、操作・表示部(14)を操作することによって、ストロ
ボ(30)から出射される光を直接に被写体に照射する直射
モードと、ストロボ(30)から出射される光を反射板で反
射させて被写体に照射するバウンスモードと、測光結果
に基づいて直射モードとバウンスモードを自動的に切り
換えるAutoモードと、ストロボの発光を禁止するストロ
ボ発光禁止モードの設定が可能であると共に、近距離の
被写体を撮影する際にはマクロモードの設定が可能であ
る。
出機能を有しており、測光方式として、図6に示す如く
撮影画面を複数の領域a〜iに分割して領域毎に測光を
行なう分割測光方式が採用されている。ストロボ(30)に
よる補助光が必要な場合には、被写体撮影前にストロボ
(30)を予備発光させて、撮影画面の各領域の測光結果に
基づいて、適切な露出調整が行なわれる。尚、本発明の
ストロボ内蔵カメラにおける測光は、レリーズ釦(16)を
途中まで押し下げた半押し状態とすることによって自動
的に行なわれる。
ードを設定したとき、外部光源だけでは露光不足となる
場合には、自動的にバウンスモードを設定する制御方式
が採用される。図8は、該制御方式を採用した第1の実
施例における制御動作を表わしている。
行なわれたか否かを判断し、ここでイエスと判断された
ときは、ステップS2に移行して、バウンスモードが設
定されているか否かを判断する。ここでイエスと判断さ
れたときはステップS3でバウンスモードを解除した
後、手続きを終了する。
ときは、シャッター釦(レリーズ釦)を半押し状態とする
測光操作が行なわれたか否かを判断し、ここでイエスと
判断されたときは、ステップS5に移行して、測光を行
なう。そして、ステップS6では、測光結果に基づいて
ストロボによる補助光が必要であるか否かを判断し、こ
こでノーと判断されたときは、ステップS18に移行し
て、ストロボ不使用での露出計算を行なう。続いて、ス
テップS19では、シャッター釦が押下されたか否かを
判断し、イエスと判断されたときはステップS20に
て、露出計算の結果に基づいて露出制御を行ない、ステ
ップS21では、シャッターを開いてフィルム等の感光
物やCCD等の光電変換素子に露光した後、ステップS
1に戻る。
断されたときは、ステップS7に移行して、ストロボ発
光禁止モードが設定されているか否かを判断し、ここで
イエスと判断されたときは、ステップS18へ移行し
て、シャッター釦の押下に応じた露光制御(S18〜S
21)を行なう。一方、ステップS7にてノーと判断さ
れたときは、ステップS8に移行して、ストロボの充電
を開始する。次に、ステップS9では、ストロボモード
の指示が、バウンスモード、直射モード、Autoモードの
何れであるかを判断する。
移行して、バウンス用反射板(2)及び放物面反射鏡(3)
を上げて、バウンスモードを設定した後、ステップS1
2にて、バウンスモードでの露出計算を行なう。一方、
直射モードの場合はステップS22に移行して、バウン
ス用反射板(2)及び放物面反射鏡(3)を下げて、直射モ
ードを設定した後、ステップS23にて、直射モードで
の露出計算を行なう。又、Autoモードの場合は、ステッ
プS10にてマクロモードが設定されているか否かを判
断して、イエスの場合はステップS11に移行してバウ
ンスモードを設定し、ノーの場合はステップS22に移
行して直射モードを設定する。
3での露出計算の後、ステップS13に移行して、シャ
ッター釦が押下されたか否かを判断し、イエスと判断さ
れたときはステップS14に移行する。ステップS14
にて露出計算の結果に基づいて露出制御を行ない、ステ
ップS15にて、シャッターを開くと共にストロボ発光
を行なって、フィルム等の感光物やCCD等の光電変換
素子に露光する。そして、ステップS16にてストロボ
充電をオフ(Off)とした後、ステップS1に戻る。
助光が必要であると判断された場合において、ステップ
S10にてマクロモードが設定されていると判断された
ときは、ステップS11にて強制的にバウンスモードが
設定されるので、被写体の全域にバウンス用反射板(2)
で反射された光が照射され、この結果、被写体に強いコ
ントラストのない、自然な撮影画像が得られる。
光源だけでは露光不足と判断されて、露出測定のために
レリーズ前に予備発光を行ない、その結果、画面中央部
の露出値と画面周辺部の露出値の間に一定以上の差があ
る場合は、自動的にバウンスモードを設定する制御方式
が採用される。図8は、該制御方式を採用した第2の実
施例における動作を表わしている。尚、図7に示す手続
きと同一の手続きには同一のステップ番号を付してい
る。
Off操作が行なわれたか否かを判断し、ここでイエス
と判断されたときは、ステップS2に移行して、バウン
スモードが設定されているか否かを判断する。ここでイ
エスと判断されたときはステップS3でバウンスモード
を解除した後、手続きを終了する。
ときは、シャッター釦を半押し状態とする測光操作が行
なわれたか否かを判断し、ここでイエスと判断されたと
きは、ステップS5に移行して、測光を行なう。そし
て、ステップS6では、測光結果に基づいてストロボに
よる補助光が必要であるか否かを判断し、ここでノーと
判断されたときは、ステップS18に移行して、ストロ
ボ不使用での露出計算を行なう。続いて、ステップS1
9では、シャッター釦が押下されたか否かを判断し、イ
エスと判断されたときはステップS20にて、露出計算
の結果に基づいて露出制御を行ない、ステップS21で
は、シャッターを開いてフィルム等の感光物やCCD等
の光電変換素子に露光した後、ステップS1に戻る。
断されたときは、ステップS7に移行して、ストロボ発
光禁止モードが設定されているか否かを判断し、ここで
イエスと判断されたときは、ステップS18へ移行し
て、シャッター釦の押下に応じた露光制御(S18〜S
21)を行なう。一方、ステップS7にてノーと判断さ
れたときは、ステップS8に移行して、ストロボの充電
を開始する。次に、ステップS9では、ストロボモード
の指示が、バウンスモード、直射モード、Autoモードの
何れであるかを判断する。
移行して、バウンス用反射板(2)及び放物面反射鏡(3)
を上げて、バウンスモードを設定した後、ステップS3
4にて、予備発光及び分割測光を行なう。その後、ステ
ップS12にて、分割測光の結果に基づいて、バウンス
モードでの露出計算を行なう。一方、直射モードの場合
はステップS22に移行して、バウンス用反射板(2)及
び放物面反射鏡(3)を下げて、直射モードを設定した
後、ステップS23にて、ストロボ直射での露出計算を
行なう。又、Autoモードの場合は、ステップS10にて
マクロモードが設定されているか否かを判断し、イエス
の場合はステップS11に移行してバウンスモードを設
定し、ノーの場合はステップS31に移行して直射モー
ドを設定する。
び分割測光を行ない、ステップS33では、分割測光の
結果に基づいて、画面中央と画面周辺の露出を比較し、
その差が所定の閾値を越える大きな値となっているか否
かを判断し、露出差が大きいときはステップS11に移
行して、バウンスモードを設定し、ステップS34にて
予備発光及び分割測光を行なった後、ステップS12に
てバウンスモードでの露出計算を行なう。一方、画面中
央と画面周辺の露出差が小さいときは、ステップS23
に移行して、ストロボ直射での露出計算を行なう。
3での露出計算の後、ステップS13に移行して、シャ
ッター釦が押下されたか否かを判断し、イエスと判断さ
れたときはステップS14に移行する。ステップS14
では露出計算の結果に基づいて露出制御を行ない、ステ
ップS15にて、シャッターを開くと共にストロボ発光
を行なって、フィルム等の感光物やCCD等の光電変換
素子に露光する。そして、ステップS16にてストロボ
充電をオフ(Off)とした後、ステップS1に戻る。
助光が必要であると判断され、更にステップS10に
て、マクロモードが設定されていないので直射モードが
設定されていると判断された場合であっても、ステップ
S32〜S33にて画面中央と画面周辺の露出差の大き
さが判断されて、露出差が大きいときには、直射モード
の設定が強制的にバウンスモードの設定に切り換えられ
るので、被写体の全体にバウンス用反射板(2)で反射さ
れた光が照射され、この結果、被写体に強い影のない、
自然な撮影画像が得られる。
ける一連の手続きは、内蔵せるマイクロコンピュータ
(図示省略)の制御によって実行される。
ず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形
が可能である。例えば、上記実施例では、バウンス用反
射板(2)を具えたストロボ内蔵カメラに本発明を実施し
ているが、バウンス用反射板のない従来のストロボ内蔵
カメラや、直射用のストロボとバウンス用のストロボを
別個に具えたストロボ内蔵カメラに本発明を実施するこ
とも可能である。
る。
図である。
ある。
る。
ある。
ートである。
ートである。
Claims (4)
- 【請求項1】 カメラ本体(1)にストロボ(30)を内蔵し
たカメラにおいて、ストロボ(30)から出射される光を直
接に被写体に照射する直射モードと、ストロボ(30)から
出射される光を反射面で反射させて被写体に照射するバ
ウンスモードの切り換えが可能とあると共に、近距離の
被写体を撮影する際にはマクロモードが設定されるスト
ロボ内蔵カメラであって、 被写体の撮影時にストロボ(30)による補助光が必要であ
るか否かを判断する判断手段と、 補助光が必要であると判断された場合であって、マクロ
モードの設定時には、自動的にバウンスモードを設定す
るモード設定手段とを具えたことを特徴とするストロボ
内蔵カメラ。 - 【請求項2】 カメラ本体(1)にストロボ(30)を内蔵し
たカメラにおいて、ストロボ(30)から出射される光を直
接に被写体に照射する直射モードと、ストロボ(30)から
出射される光を反射面で反射させて被写体に照射するバ
ウンスモードの切り換えが可能とあると共に、近距離の
被写体を撮影する際にはマクロモードが設定されるスト
ロボ内蔵カメラであって、 被写体の撮影時にストロボ(30)による補助光が必要であ
るか否かを判断する第1の判断手段と、 補助光が必要であると判断された場合であって、マクロ
モードの設定時には、バウンスモードを設定する一方、
マクロモードの非設定時には直射モードを設定するモー
ド設定手段と、 直射モードの設定時に、被写体撮影前にストロボ(30)を
予備発光させる予備発光制御手段と、 予備発光時に、撮影画面を複数の領域に分割して領域毎
に測光を行なう分割測光手段と、 分割測光によって撮影画面の各領域の測光結果に所定の
閾値を越える差が発生しているか否かを判断する第2の
判断手段と、 撮影画面の各領域の測光結果に所定の閾値を越える差が
発生しているときは、直射モードの設定をバウンスモー
ドの設定に切り換えるモード切換え手段とを具えている
ことを特徴とするストロボ内蔵カメラ。 - 【請求項3】 ストロボ(30)は、光出射方向を撮影方向
に向けた第1の姿勢と、光出射方向を撮影方向からずれ
た方向に向けた第2の姿勢の間で回動可能に支持される
と共に、駆動機構(5)に連繋されて両姿勢の間で往復駆
動が可能であり、カメラ本体(1)には、第2の姿勢に向
いたストロボ(30)から出射される光を撮影方向へ向けて
反射させるためのバウンス用反射板(2)が取り付けられ
ている請求項1又は請求項2に記載のストロボ内蔵カメ
ラ。 - 【請求項4】 バウンス用反射板(2)は、その基端部が
カメラ本体(1)に枢支されて、閉じ姿勢と開き姿勢の間
で開閉可能であると共に、連動機構を介して駆動機構
(5)に連繋して、ストロボ(30)の回動とバウンス用反射
板(2)の開閉とが連動し、ストロボ(30)が第1の姿勢か
ら第2の姿勢まで回動することによって、バウンス用反
射板(2)が閉じ姿勢から開き姿勢まで回動し、該ストロ
ボ(30)から出射される光が該バウンス用反射板(2)によ
り撮影方向へ向けて反射される請求項3に記載のストロ
ボ内蔵カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000130865A JP3717750B2 (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | ストロボ内蔵カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000130865A JP3717750B2 (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | ストロボ内蔵カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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