JP2001311985A - ストロボ装置 - Google Patents

ストロボ装置

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JP2001311985A
JP2001311985A JP2000128419A JP2000128419A JP2001311985A JP 2001311985 A JP2001311985 A JP 2001311985A JP 2000128419 A JP2000128419 A JP 2000128419A JP 2000128419 A JP2000128419 A JP 2000128419A JP 2001311985 A JP2001311985 A JP 2001311985A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】補助電源の電流供給能力を抑えるストロボ装置
を提供する。 【解決手段】端子aへのHL信号でトランジスタ8が導通
し、補助電源Vccより抵抗7を介してプルアップされて
いたノア回路10の一方の入力端子はLL、又、端子bが
所定期間LLとなるワンショット信号により、他方の入力
もLLとなるため、ノア回路10の出力はHLとなり抵抗1
4に電位を与え、FET13はゲート駆動電圧を受け導
通する。FET13の導通で発振トランス12の1次巻
線Pには電池1より電流が流れ、2次巻線Sに誘導電力
が発生し、高圧整流用ダイオード15、主コンデンサ2
0、整流素子16のループで電流が流れ、整流素子16
をアノードからカソードに向けて流れる主コンデンサ2
0の充電電流の一部が補助電源Vcc、抵抗9及び抵抗1
1を介して分流する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は写真用等のストロボ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のストロボ装置では、バイポーラト
ランジスタを発振用トランジスタとして使用して電池電
圧を昇圧し、主コンデンサに昇圧された電荷を蓄積させ
放電管を介し放電することで、例えば被写体を照明する
ために発光するものが一般的であった。
【0003】バイポーラトランジスタは作動電圧が低
く、また現在のDC/DCコンバータが電流帰環タイプ
であるため、主コンデンサへの充電電流を発振トランジ
スタのベース・エミッタ間を介するループで作動させる
事が出来、部品点数もかなり少なくて済む利点が有っ
た。
【0004】しかしながら、カメラの小型化が進み電池
の使用本数も、小型化のために少なくなり、従来6Vが
主流であった電源電圧も3Vにて使用されるものが多く
なっている。
【0005】さらに、最近のコンパクトカメラでは、ズ
ーム機能を持ち撮影領域を拡大させるためガイドナンバ
ーの大きなものが要求されているのが現状である。
【0006】従って発振用のバイポーラトランジスタの
性能はhFEがより高く、エミッタ・コレクタ間の飽和電
圧VCE(sat)がより低く、さらに電流容量が大きな
ものが要求されるため、使用可能なバイポーラトランジ
スタが限定されているのが現状である。
【0007】このバイポーラトランジスタに対して、絶
縁ゲート型のトランジスタであるFETが最近目覚しく
性能が上がり、FETを導通させるゲート駆動電圧も
2.5〜4Vと低くなり、また導通時の動作抵抗も20
〜30mΩ程度の素子が出て来ている。さらに電流容量
も5A〜10Aの素子が多く、ストロボ用発振素子とし
て充分なものである。
【0008】バイポーラトランジスタに要求されている
高hFEもFETであればゲート駆動電圧を保証すること
で作動出来るため、今後さらに電池などの電源電圧が低
くなる傾向にあっても十分に対応が可能である。
【0009】このFETを使用した従来例を図6に示
す。1は電源であるところの電池、60は電池1の両端
に接続される電源安定用のコンデンサ、12は電池1の
電圧を昇圧するためのトランスで、一次巻線の一方の端
子eには電源電池1の陽極が、該一次巻線の他方の端子
fには後述のスイッチ素子であるNチャンネル電界効果
FET13(以下FETと略す)のドレインが接続さ
れ、二次巻線の一方の端子gには後述の整流ダイオード
15のアノードが接続され、該二次巻線の他方の端子h
には後述のPNPトランジスタ81のベースが接続され
る。
【0010】13はスイッチ素子であるNチャンネル電
界効果トランジスタで、ドレインに前記トランス12に
おける一次巻線の他方の端子f、ソースには電池1の陰
極が接続され、ゲートには後述の制御手段である能動素
子の一つである論理回路37の出力が接続される。
【0011】37は制御手段の能動素子の一つである論
理回路で、例えばAND論理で構成している。なお、こ
の能動素子は後述の定電圧回路(電源)120からの出
力V ccを電源とする一般的なICで、出力は電源電圧に
依存している。これは、前述のFET13のゲート駆動
のためのドライバー回路になっており、ゲート電圧の安
定化とさらにオンオフ時間制御の立ち上がり・立ち下が
り特性を良くするといった機能もある。
【0012】能動素子37の入力の一つは、後述の電流
−電圧変換手段48の出力で、もう一つは後述の制御回
路125からの信号端子CGCOMから入力される。制
御手段の能動素子37の出力は、FET13のゲートに
接続される。
【0013】この制御手段の能動素子37は、電流−電
圧変換手段48の出力とCGCOM信号がともにハイレ
ベル(以下HLと略す。)のときだけHLが出力され
る。
【0014】CGCOM信号がローレベル(以下LLと
略す。)のときはLLが出力される。48は電流−電圧
変換手段で、トランジスタ81,抵抗82,コンデンサ
83,抵抗84で構成されている。
【0015】電流−電圧変換手段48は、トランス12
の前記二次巻線から主コンデンサ20に流れる電流をス
イッチ素子駆動電圧に変換するもので、PNPトランジ
スタ81のエミッタは後述の定電圧電源120の出力V
ccに接続され、ベースはトランス12の前記二次巻線の
端子hに接続される。保護抵抗82はPNPトランジス
タ81のエミッタ・ベース間に接続され、コンデンサ8
3はエミッタ・ベース間に接続される。また抵抗84は
一端がPNPトランジスタ81のベースに接続され、他
端が電池1の陰極に接続され、発振中にPNPトランジ
スタ81のベース電流が引かれた時、比例した電流がP
NPトランジスタ81のエミッタ・コレクタ間に流れ、
抵抗84に起電力を発生させることで電流から電圧に変
換している。抵抗61は、PNP トランジスタ81のベー
スとCGST端子間に接続される限流用抵抗である。
【0016】抵抗47は一端が制御回路125のCGC
OM端子に接続され、他端が制御手段の能動素子37の
入力に接続される。
【0017】41は後述の定電圧回路120の出力Vcc
と電池1の陰極間に接続される動作安定のためのコンデ
ンサ、93は充電時の電池電圧低下にともなう定電圧回
路の出力電圧(Vcc電圧)を維持する公知の出力電圧維
持回路としての出力電圧維持手段である。入力電圧(電
池)に充電時のように急激な低下が起こると出力電圧を
維持できなくなる。そこで、入力電圧が定電圧回路12
0より設定される電源電圧遮断レベル(以下Vref 電圧
と略す)以下になると、制御信号CGCOMを遮断する
ように設定される。
【0018】2は抵抗で、一端は電池1の陽極に、他端
は後述のコンパレータ4の正入力端子に接続される。3
はコンデンサで、一端を後述のコンパレータ4の正極入
力端子に、他端を電池1の陰極に接続される。このコン
デンサ3は、入力に対してヒステリシスを付ける。4は
コンパレータで、ここでは出力がオープンコレクタタイ
プのコンパレータとなっている。コンパレータ4の正極
入力端子には、抵抗2の他端とコンデンサ3の一端が接
続され、負極入力端子には、定電圧回路120の出力で
ある電源電圧遮断レベル(Vref 電圧)が入力される。
出力は抵抗47の一端と能動素子37の入力に接続され
る。
【0019】具体的な動作は、先ず入力電圧が定電圧回
路120より設定される電源電圧遮断レベルVref 電圧
が決められ、コンパレータ4の負極入力端子に入力され
る。
【0020】コンパレータ4の正極入力端子は抵抗2を
介して電池1の電圧を検知している。この状態で昇圧動
作を開始した場合、制御回路125より発振開始信号C
GCOM信号を“LL”から“HL”にする。能動素子
37の入力は、HLになる。
【0021】その後、制御回路125のCGST端子より
“OPEN”(オープン)状態から“LL”に一瞬なる
ワンショット信号が抵抗61を介して制御回路125よ
り出力され発振が開始される。これによりPNPトラン
ジスタ81のベース電流を引く。
【0022】電流−電圧変換手段48のPNPトランジ
スタ81のベースが引かれると、トランジスタはオンし
cc電圧端子がつながっているエミッタからコレクタに
電流が流れ抵抗84の両端に電圧が発生する。
【0023】すると、能動素子37の入力がともにHL
になるため、能動素子37の出力がHLに決まる。その
結果FET13がオンし、電池電源1の電流が発振トラ
ンス12の一次巻線の端子e,bを介してFET13の
ドレイン−ソースに流れることで一次側に電流が流れ二
次側に巻線比に相当する電圧が発生するとともに、トラ
ンス12の二次巻線の端子hに接続されるPNPトラン
ジスタ81のベース電流を引く。
【0024】Vcc定電圧源からPNPトランジスタ81
のエミッタ−ベースを介してトランス12d−12c、
そして高圧整流用ダイオード15を介して主コンデンサ
20に電流が供給される。電流が増大していくうちにト
ランス12の磁気飽和がおき、電流が急激に減衰してい
く。これによりPNPトランジスタ81のベース電流を
引かなくなり、これに比例した電流がPNPトランジス
タ81のエミッタ・コレクタ間に流れ、抵抗84により
電圧を下げる(電圧−電流変換)ことで能動素子37の
出力がLLになり、FET13のゲートがLLとなるこ
とからオフし、発振トランス12の一次巻線の端子eに
対する電池電源1の電源の供給が遮断される。
【0025】しかし、トランス12の二次電流は減衰振
動をしているため、再び電流−電圧変換手段48におけ
る抵抗84の両端の電圧が上がり、制御手段の能動素子
37の入力がともにHLになるため、制御手段の能動素
子37の出力がHLに決まり、そのためFET4がオン
し、電池電源1の電流が発振トランス12の一次巻線の
端子e,bを介してFET13のドレイン−ソースに流
れることで、一次側に再び電流が流れ前述に同様な発振
を繰り返すこととなり、主コンデンサ11に電荷が蓄積
されていき電圧が上がる。
【0026】この時、FET13のオンにより電源1の
電圧が急激に低下するが、コンパレータ4の入力のV
ref 電圧以下まで電圧1の電圧が下がると、コンパレー
タ4がオープン状態からLLに反転し、制御回路125
の充電制御信号CGCOMの出力を下げ、能動素子37
の入力の一つがLLになることで出力がLLになり、F
ET13はオフとなって発振が止まり出す。
【0027】発振が止まることで電源1の電圧の低下は
止まり、電圧が復帰してくる。電源1の電圧が復帰して
コンパレータ4の入力のVref 電圧を越えると、コンパ
レータ4の出力がLLからオープンに反転し、能動素子
37の入力はHLになり再度出力がHLになりFET1
3がオンすることで発振する。これを繰り返すことで電
源電圧が一定電圧以下にならないようにしている。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のストロボ装置では、主コンデンサ20に流れる
充電電流が、発振トランス12の二次巻線の端子g、主
コンデンサ20、定電圧回路120、トランジスタ81
のエミッタからベース、発振トランス12の二次巻線の
端子hのループで流れる。
【0029】この電流は定電圧回路120を介して流れ
るために、定電圧回路120は大きな電流能力が必要で
ある。一般的なストロボでは電源電圧が6Vの場合、約
6A程度の平均電流が電池より供給される。ロスの無い
場合トランスの2次側にはトランスの1/(トランスに
て、2次巻線比)の電流が流れる。
【0030】I b=Ic/n、 I bは二次電流、I c
は一次電流、nは巻線比を示す。
【0031】トランスの巻線比が100(n)であれ
ば、約60mAの供給能力がおおざっぱな計算であるが
説明出来る。さらに他の制御回路の消費電流を加味する
と、より大きな電流供給能力が必要となる欠点が有っ
た。
【0032】本出願に係る発明の目的は、補助電源の電
流供給能力を抑えることができるストロボ装置を提供し
ようとするものである。
【0033】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、電源電池
と、一次巻線および二次巻線を有するトランスと、該ト
ランスの一次巻線に電流を流すトランジスタ素子と、前
記トランスの二次巻線からの出力により充電されるコン
デンサと、前記トランスの二次巻線とコンデンサの直列
体に接続され前記充電電流に対しての閉ループ路に設け
られ前記充電路を形成する一方向導通素子と、該一方向
導通素子に出力側と所定の電圧が印加される端部との間
に接続される回路部材とを設け、前記充電電流が流れて
いる時における前記回路部材の出力を前記充電電流が流
れていない時の出力に比して前記一方向導通素子による
電圧降下分低減させ、前記充電電流が流れている時の回
路部材の出力で前記トランジスタ素子をオン状態とな
し、前記トランスの磁束の飽和により前記充電電流が低
下した時の回路出力にて前記トランジスタ素子をオフに
移行させたものである。
【0034】第2の発明は、第1の発明で、前記回路部
材は、分圧抵抗又は抵抗と直列に接続された一方向導通
素子とするものである。
【0035】第3の発明は、上記いずれかの発明で、前
記回路部材の出力を入力するロジック回路が設けられ、
前記充電電流が流れている時の回路部材の出力で前記ロ
ジック回路の出力が第1の信号を出力し、前記トランジ
スタ素子をオン状態となし、前記トランスの磁束の飽和
により前記充電電流が低下した時の回路出力にて前記ロ
ジック回路の出力が第2の信号を出力し前記トランジス
タ素子をオフに移行させたものである。
【0036】第4の発明は、電源電池と、一次巻線およ
び二次巻線を有するトランスと、該トランスの一次巻線
に電流を流すトランジスタ素子と、前記トランスの二次
巻線の一方の端子に一方の端子が接続され二次巻線から
の出力により充電されるコンデンサと、前記コンデンサ
の他方の端子にアノードが接続されカソードが前記二次
巻線の他方の端子に接続されたダイオード特性の素子
と、該ダイオード特性の素子のカソードと所定の電圧が
印加される端部との間に接続される分圧抵抗とを設け、
前記充電電流が流れている時における前記分圧抵抗の出
力を前記充電電流が流れていない時の出力に比して前記
ダイオード特性の素子による電圧降下分低減させ、前記
充電電流が流れている時の分圧抵抗の出力で前記トラン
ジスタ素子をオン状態となし、前記トランスの磁束の飽
和により前記充電電流が低下した時の回路出力にて前記
トランジスタ素子をオフに移行させたものである。
【0037】第5の発明は、上記第4の発明で、前記分
圧抵抗の出力を入力するロジック回路が設けられ、前記
充電電流が流れている時の分圧抵抗の出力で前記ロジッ
ク回路の出力が第1の信号を出力し、前記トランジスタ
素子をオン状態となし、前記トランスの磁束の飽和によ
り前記充電電流が低下した時の分圧抵抗の出力にて前記
ロジック回路の出力が第2の信号を出力し前記トランジ
スタ素子をオフに移行させたものである。
【0038】第6の発明は、電源電池と、一次巻線およ
び二次巻線を有するトランスと、該トランスの一次巻線
に電流を流すトランジスタ素子と、前記トランスの二次
巻線の一方の端子に一方の端子が接続され二次巻線から
の出力により充電されるコンデンサと、前記コンデンサ
の他方の端子にアノードが接続されカソードが前記二次
巻線の他方の端子に接続されたダイオード特性の素子
と、該ダイオード特性の素子のカソードと所定の電圧が
印加される端部との間に接続される抵抗とダイオードの
直列回路とを設け、前記充電電流が流れている時におけ
る前記抵抗とダイオードの直列回路におけるダイオード
の出力を前記充電電流が流れていない時の出力に比して
前記ダイオード特性の素子による電圧降下分低減させ、
前記充電電流が流れている時の分圧抵抗の出力で前記ト
ランジスタ素子をオン状態となし、前記トランスの磁束
の飽和により前記充電電流が低下した時の回路出力にて
前記トランジスタ素子をオフに移行させたものである。
【0039】第7の発明は、上記第6の発明で、前記抵
抗とダイオードの直列回路のダイオード出力を入力する
ロジック回路が設けられ、前記充電電流が流れている時
の抵抗とダイオードの直列回路のダイオード出力で前記
ロジック回路の出力が第1の信号を出力し、前記トラン
ジスタ素子をオン状態となし、前記トランスの磁束の飽
和により前記充電電流が低下した時の分圧抵抗の出力に
て前記ロジック回路の出力が第2の信号を出力し前記ト
ランジスタ素子をオフに移行させたものである。
【0040】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1から図
4は本発明の第1の実施の形態を示す。
【0041】図1はストロボ装置の回路図を示してお
り、図中、定電圧回路および制御回路については図6に
示すものと同様のものを使用し、端子名称のみを付して
図示を省略している。
【0042】図1において、1は電源であるところの電
池、30は電源コンデンサで、電池1に並列に接続され
ている。2は抵抗、3はコンデンサ、4は比較回路で、
抵抗2とコンデンサ3の直列回路が電池1に対して並列
に接続されており、この中点の電位が比較回路4の図示
の(+)入力に入力される。比較回路4はオープンコレ
クタのコンパレータである。
【0043】5は抵抗、6は抵抗、8はトランジスタ
で、抵抗6はトランジスタ8のベース・エミッタ間に接
続され、抵抗5はトランジスタ8のベース電流制限用と
して接続されている。7及び9は抵抗、10はノアゲー
ト回路で、抵抗7及び9はノアゲート入力のプルアップ
抵抗として接続されている。
【0044】11は抵抗で、ノアゲート回路10の入力
保護抵抗として接続されている。12は発振トランス、
13はFET、14はFET13のゲートプルダウン抵
抗である。
【0045】発振トランス12の1次巻線Pの片側は電
源であるところの電池1の正極へ、他方はFET13の
ドレインに接続され、FET13のソースは電源である
ところの電池1の負極へ接続されている。
【0046】15は高圧整流用ダイオード、16は整流
素子、17は電圧検出回路、18はトリガー回路、19
は放電管、20は主コンデンサで、発振トランス12の
2次巻線Sに、高圧整流ダイオード15、主コンデンサ
20、整流素子16の直列回路が接続されている。
【0047】電圧検出回路17は、主コンデンサ20の
電圧を検出するように主コンデンサ20に並列に接続さ
れている。トリガー回路18は、主コンデンサ20に並
列に接続され、後述する図2に示すカメラ制御回路から
の発光信号により主コンデンサ20に並列に接続された
放電管19に高圧のトリガーパルスを与えるように構成
されている。21及び22は前記カメラ制御回路からの
電源でそれぞれ基準電圧Vref 、補助電源Vccを示して
いる。
【0048】図2はストロボ装置100を作動させるた
めのマイクロコンピュータを含むカメラの制御回路を示
す。
【0049】図2において、120はブロックとして示
す定電圧回路であり、制御回路125よりVccEN端子
を介して制御されて、基準電圧Vref や各回路ブロック
の電源Vccを供給する。
【0050】121はブロックとして示す測光回路、1
22はブロックとして示すスイッチ回路であり、電源V
ccにより作動して各スイッチの変化を制御回路125へ
伝達する。123はブロックとして示すシャッター回
路、124はブロックとして示す表示回路であり、例え
ばLCD等の表示部に必要な情報を表示するものであ
る。
【0051】126はブロックとして示す測距回路、1
27はブロックとして示す温度検出回路、128はブロ
ックとして示すフィルム感度検出回路であり、制御回路
125に各端子を介して撮影に必要な情報を伝える。1
29はブロックとして示すレンズ駆動回路である。ま
た、130はブロックとして示すフィルム駆動回路であ
り、制御回路125の制御によりフィルム給送を行う。
【0052】次に、上記制御回路の動作とともに、図1
のストロボ装置の動作について図3のフローチャートに
基づいて説明する。ここでは、カメラ制御回路側の電源
はすでに投入された状態であり、この状態ではカメラ制
御回路125は低消費モードとなっていて、作動が停止
しているものとして説明する。
【0053】カメラのレンズバリア等の部材と連動する
スイッチ回路122内の電源スイッチが入ると、マイコ
ンの制御回路125が作動を開始する。制御回路125
は定電圧回路120にVccEN端子を介して信号を与
え、定電圧回路120は基準電圧Vref および前記各回
路に電源Vccを供給する。
【0054】以降の動作については図3のフローチャー
ト参照して説明する。
【0055】まず、マイコンに必要な初期設定を行う
(S1)。次に、スイッチ回路122に電源Vccを供給
する(S2)。
【0056】この状態で、レリーズボタンの第1ストロ
ーク操作(半押し操作)により第1スイッチSW1(不
図示)のオンを検出すると(S3)、所定のカウンタを
初期状態にセットし(S4)、さらにバッテリーチェッ
クを行って(S5)、カメラの撮影に必要な電源状態に
あるか否かを判断する(S6)。
【0057】ここで、電源不足(NG)のときはS2に
戻る。電源十分(OK)のときは端子AFCに信号を与
え、測距回路126を作動させて被写体の距離を測定す
る(S7)。なお、測距情報はAFD端子より制御回路
125に与えられる。
【0058】続いて、被写体の輝度を測定し、この情報
を端子SPを介して制御回路125に与える(S8)。
そして、この輝度データから被写体輝度が所定輝度より
明るいか暗いかを判定し(S9)、輝度が低い場合には
フラッシュモードに進む(S10)。
【0059】ここで、ストロボ装置の作動に関して図4
に示すフローチャートを用いて説明する。このモードで
は充電を打切るためのタイマーである充電禁止タイマー
を作動させる(S21)。このタイマーは一般的に10
〜15秒程度の時間である。
【0060】次に、発振を開始するために端子a(A/D
COM )を介してカメラの制御回路よりハイレベル信号を
与え、さらに所定時間端子b(CGST)にローレベル信号
を与える。このローレベル信号は、数+μsec程度の
パルス信号である。端子aに与えられたハイレベル信号
は、抵抗5を介してトランジスタ8のベース電流となる
ことからトランジスタ8は導通する。
【0061】このため、補助電源Vccより抵抗7を介し
てプルアップされていたノア回路10の一方の入力端子
はローレベルとなる。又、端子bが所定期間ローレベル
となるワンショット信号により、他方の入力もローレベ
ルとなるため、ノア回路10の出力はハイレベルとなり
抵抗14に電位を与える。
【0062】この電位はFET13のゲート端子に接続
されているため、発振トランジスタであるFET13は
ゲート駆動電圧を受け導通する。この発振トランジスタ
であるFET13の導通により、発振トランス12の1
次巻線Pには電池1より電流が流れ、このため2次巻線
Sに誘導電力が発生し、高圧整流用ダイオード15、主
コンデンサ20、整流素子16のループで電流が流れ
る。
【0063】このため、整流素子16のカソード電位は
約−0.7Vとなるため、補助電源より抵抗9及び抵抗
11を介して電流が流れる、換言すれば、整流素子16
をアノードからカソードに向けて流れる主コンデンサ2
0の充電電流の一部がVcc電源、抵抗9及び抵抗11を
介して分流する。ここで抵抗9及び抵抗11の抵抗値を
9 及びR11とすると、およそ (Vcc+0.7)×(R11/R9 +R110.7 の関係で抵抗値を選定することが望ましい。つまり、抵
抗11に分流する電流により発生する電位が、整流素子
16の動作時の動作電位分と同等とすれば、ノア回路1
0の抵抗11に接続されたゲート電圧が打ち消されるこ
ととなる。すなわち、抵抗11が無い場合には整流素子
16の動作電圧により入力ゲートがマイナスとなる不具
合を防止する保護素子として働いている。
【0064】なお、抵抗11をダイオードに置き換える
ことも可能で、この場合、アノード抵抗9へ、カソード
がダイオード16のカソード側に接続されることで、同
様に動作電圧により、ダイオード16の動作電圧を打ち
消すことも可能である。
【0065】したがって、充電電流が流れることで抵抗
9と抵抗11の中点に接続された電位はローレベルとな
るため、端子bに対する所定期間のローレベルのパルス
が終了した場合でもローレベルを継続することが出来
る。
【0066】ここで、端子bに接続されるカメラの制御
回路出力は、オープンコレクタやオープンドレインの形
式である事は前述のとおりである。発振トランジスタで
あるFET13の導通が続き、発振トランス12のコア
の磁束が飽和すると、逆起電力が発生して主コンデンサ
20への充電電流が無くなり、抵抗9及び11に合流し
ていた電流が無くなることから、ノア回路10の入力は
一方がハイレベルとなりノア回路10の出力がローレベ
ルとなる。
【0067】ノア回路の出力がローレベルとなると、発
振トランジスタであるFET13のゲート電荷がローレ
ベルとなり、FET13が一瞬にして非導通となる。こ
の時、整流素子16は逆起電力により、高圧整流用ダイ
オード15の容量により逆バイアスを受け、逆起電力が
発生している期間、補助電源電圧より高い電位が発生す
る。
【0068】このため、整流素子16と並列にコンデン
サを接続しても良く、又整流素子を補助電源より電位の
若干高いツェナーダイオードを使用する事でノア回路1
0の入力端子を保護することも可能である。
【0069】コアの磁束が減少し、逆起電力が順方向の
振動電圧に反転すると、再び整流素子がバイアス電流を
受けカソード電位が低下することで、前述の如く抵抗9
及び11に電流が流れノア回路10の入力がローレベル
となり、FET13を再び導通させ、これを繰り返すこ
とで発振が行なわれ主コンデンサ20には昇圧された電
荷が蓄積される。
【0070】こうして充電が行われる間、図4のシーケ
ンスでは、主コンデンサ20の充電電圧が上昇して電圧
検出回路17から端子c(CGUP)を介して充電完了信号
が入力されたか否かを判別する(S23)。
【0071】ここで、充電完了信号が未入力のときは、
充電禁止タイマー期間内であるかを確認し(S24)、
充電完了信号が未入力であって充電禁止タイマーが終了
カウント値(充禁タイマカウントアップ)に達した場合
は、端子aを介して与えていた信号を停止して、ストロ
ボの昇圧動作を停止し(S27)、充電未完了の充電N
Gフラグを立てて(S28)、その後図3のフローチャ
ートのに戻る。なお、充電完了信号が未入力であって
充電禁止タイマーも終了カウント値に達していない場合
は、S23に戻る。
【0072】一方、S23で充電完了信号が入力された
ときは、端子aに与えていた信号を停止して(S2
5)、充電完了のフラグを立てて図3のフローチャート
のに戻る(S26)。
【0073】図3のフローチャートのS9で被写体輝度
が所定値より明るいと判断された場合は、シャッターボ
タンの第2ストローク操作(全押し操作)によりオンに
なる第2スイッチSW2(不図示)がオンか否かを判断
する(S12)。第2スイッチSW2がオンのときは、
S7での測距データに基づきレンズ駆動回路129を制
御して焦点調整を行う(S14)。
【0074】さらに、S8で得られた被写体の輝度と、
ISO感度データからの条件により、シャッター開口を
シャッター回路123を介して制御するとともに、輝度
が低くストロボ装置が必要な場合には測距データとIS
O感度によりシャッター制御を行い、所定の絞り値でス
トロボを発光させる(S14)。
【0075】ストロボの発光は図1の端子d(TRIG)に
ハイレベル信号を与えて行う。端子dにハイレベル信号
が与えられると、トリガー回路18の出力に高圧のパル
ス電圧が発生されて放電管19のトリガー電極に与えら
れ、放電管19が励起される。この励起により放電管1
9は一気にインピーダンスが低下し、主コンデンサ20
の充電エネルギーを放電して光エネルギーに変換し、被
写体を照明する。なお、ストロボを使用したときはフラ
ッシュフラグ(FAL)に1をセットする。
【0076】シャッターが開成されると、焦点位置にあ
ったレンズを初期位置に戻す(S15)。そして、撮影
の終了後フィルム駆動回路130を制御してフィルムを
1コマ分巻上げる(S16)。
【0077】次に、ストロボを使用したことを示すフラ
ッシュフラグに“1”が立っているかを確認する(S1
7)。フラグ“1”が立っているときはフラッシュモー
ドにして、S10と同様にして主コンデンサ20の充電
を行って(S18)、一連の撮影シーケンスを終了す
る。なお、ストロボの未使用の場合はS18を通らずに
S2に戻り、一連の撮影シーケンスを終了する。
【0078】なお、ここでオープンコレクタ型のコンパ
レータである比較回路4は、抵抗2を介して電池1の電
圧を検出しており、カメラの定電圧回路120より与え
られる基準電圧Vref と比較して、基準電圧Vref 以下
の場合、出力をローレベルとするため、トランジスタ8
のベース電流はバイパスされ非導通となり、ノア回路1
0の入力は抵抗7によりプルアップされ、この結果出力
はローレベルに反転し、FET13のゲート電位の供給
を停止する。この供給の停止によりFET13は非導通
となる。このため電池1の電位は再度上昇し、比較回路
の(+)入力は上昇して出力は再度オープンとなり、電
池電圧が基準電圧Vref 以下の電圧となることを防止し
ている。ここでコンデンサ3は多少の時間的なヒステリ
シスを抵抗2の時定数で与えており、1〜2μsec程
度の時定数を構成している。なお、比較回路4が電圧的
なヒステリシスを有する素子であっても良い。
【0079】ここで基準電圧Vref は、補助電源能力を
保証出来るレベルに設定される。またこの補助電源がス
イッチングレギュレータを含む構成であれば、スイッチ
ングレギュレータの動作を保証出来る電位レベルに設定
する。
【0080】第2の実施の形態 図5は本発明の第2の実施の形態を示す。
【0081】なお、図5において図1に示す構成素子と
同等な機能であるものには同一の符号を付した。
【0082】この構成はプッシュプルタイプのDC/D
Cコンバータであり、第1の実施の形態に対して追加の
構成部を以下に説明する。本実施の形態では、第1の実
施の形態に示すノア回路(第1のノア回路)10に加え
て第2のノア回路25を設けると共に、FET13(第
1のFET13)に加えて第2のFET27等を設けた
ものである。
【0083】23は抵抗、24は抵抗、25はノア回路
で、ノア回路25の入力の一方が抵抗23により補助電
源Vccからプルアップされている。抵抗24は前述の抵
抗11と同様にノア回路の入力保護抵抗である。
【0084】26は抵抗、27は発振トランジスタであ
る第2のFETで、抵抗26は第2のFET27のゲー
ト・ソース間のプルダウン抵抗として接続されている。
【0085】発振トランス12は、図1の発振トランス
に対して1次巻線PをP1 ,P2 として引き出したプッ
シュプルタイプのトランスに充電している。
【0086】28及び31は逆流防止用ダイオード、2
9,32(図1の整流素子16に相当)は整流素子で、
ダイオード28と整流素子29の直列回路が発振トラン
ス12の2次巻線Sに、ダイオード31と整流素子32
の直列回路が2次巻線Sの他方に接続されており、それ
ぞれの中点から抵抗24を介して第2のノア回路25の
入力の一方に、また抵抗11を介して第1のノア回路1
0の入力の一方に接続されている。
【0087】30は第2の高圧整流用ダイオードであ
り、発振トランス12の2次巻線の一方から主コンデン
サ20の間に挿入されている。
【0088】カメラのシーケンスは図3と図4に示すフ
ローチャートと同様なため、ここではカメラの撮影シー
ケンスの説明を省略してストロボ装置の動作に関する説
明のみを行う。
【0089】カメラの制御回路によりストロボの充電が
必要と判断されると、端子a(A/DCOM)にはハイレベル
の信号が与えられる。このことにより、抵抗5を介して
トランジスタ8にはベース電流が流れてトランジスタ8
が導通し、第1のノア回路10及び第2のノア回路25
の入力端子の一方がローレベルとなる。
【0090】また、略同時に端子b(CGST)には所定時
間のローレベル信号が入力される。従って第1のノア回
路10は両入力がローレベルとなることから出力がハイ
レベルとなり、第1のFET13にゲート電位を与え
る。このことにより、第1のFET13は導通する。こ
の導通により発振トランス12の1次巻線P2 には電池
1より電流が流れる。この電流により2次巻線Sには第
1の高圧整流用ダイオード15、主コンデンサ20、ダ
イオード32及びダイオード31を介すループで電流が
流れる。
【0091】この電流により、整流素子32のカソード
電位は動作電圧分低下し、発振トランス12の出力電流
である主コンデンサ20の充電電流の一部が補助電源V
ccより抵抗9及び抵抗11を介し流される。この抵抗値
は仮に補助電源Vccが5V、抵抗9が22KΩとすれ
ば、抵抗24は3 .3KΩ程度であり、補助電源Vccを介
して分流される電流は230μA程度の電流である。
【0092】この電流により、第1のノア回路10の抵
抗9及び11の中点に接続された入力はローレベルを維
持する。ここで発振の起動に当る端子bのローレベルの
所電時間は発振トランス12の2次出力が安定して発生
する時間で、数十μsecの時間であれば十分で、2次
出力によりローレベルが維持されることとなる。
【0093】第1のFET13の導通が継続し、発振ト
ランス12のコアの磁束が飽和すると、充電電流が無く
なり逆起電力が発生する。充電電流が無くなると整流素
子32の順バイアス電流が無くなり、第1のノア回路1
0は入力がハイレベルとなることから出力がローレベル
となり、第1のFET13を一瞬にして停止させる。
【0094】ここで逆起電力は高圧整流用ダイオード3
0、主コンデンサ20、整流素子29、ダイオード28
のループで流れ、整流素子29のアノードは動作電圧分
電位が低下し、充電電流の一部が補助電源Vccから抵抗
23及び24を介して流れることで、第2のノア回路2
5の入力の一方がローレベルとなる。ここで、入力の他
方はトランジスタ8のコレクタに接続されており、すで
にローレベルであることから、第2のノア回路25の入
力は共にローレベルとなって出力がハイレベルとなり、
第2のFET27のゲート電位を与えFET27は導通
する。第1のFET13は整流素子32に流れる電流が
停止しているため、第1のノア回路10は出力がローレ
ベルとなっている。
【0095】第2のFET27の導通が行なわれ、トラ
ンス12の一次巻線P 1に電流が流れ、この電流により
二次巻線S にはダイオード30、主コンデンサ20、ダ
イオード29,28を介すループで電流が流れる。その
後発振トランス12のコアの磁束が飽和することによ
り、第2のノア回路25は第1のノア回路10の場合と
同様にしてローレベルとなり、第2のFET27を一瞬
にして停止させる。ここで起動電力はダイオード15、
コンデンサ20、ダイオード32、31に流れ、第1の
ノア回路10の出力をハイレベルに移行させる。この動
作にて第2のFET27と第1のFET13は、交互に
導通/非導通を繰返し発振動作が行なわれ、主コンデン
サ20には昇圧された電荷が蓄積される。以後の動作に
関しては、第1の実施の形態と同様なため説明を除くこ
ととする。
【0096】第3の実施の形態 図7は第3の実施の形態を示す。
【0097】101は抵抗、102はダイオードであり
その他は従来例と同等である。
【0098】この実施の形態の動作は、主コンデンサ2
0への充電ループがトランジスタ81のベース・エミッ
タ間及び抵抗101を介すループとダイオード102に
バイパスするループに分離され、定電圧回路120を介
す電流を大幅に減少させている。
【0099】例えば定電圧回路120の電圧をVreg
すれば、定電圧回路120を流れる電流iは、 i=(Vreg +VF −VBE)/R101F ;ダイオード102の動作電圧 R101 ;抵抗101の抵抗値 VBE;トランジスタ81のゲートドライブ電圧 となり、R101 を10KΩ、Vreg を5V程度とすれ
ば,500μA程度に定電圧回路45の出力を押えるこ
とが可能となる。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源と、前記電源により作られる第2の電源である補助
電源と、これらの電源により作動するストロボ装置を制
御する制御回路と、前記制御回路により制御され前記電
源の電圧を昇圧するDC/DCコンバータと、前記電源
電圧をモニタし前記電源電圧の低下時に前記DC/DC
コンバータの作動を一時的に停止させる発振制御回路
と、前記DC/DCコンバータの出力電荷を蓄積するた
めの主コンデンサと、前記主コンデンサの電荷を放電し
光エネルギーに変換する放電管を含むストロボ装置にお
いて、前記主コンデンサの充電電流を検出するための補
助電源を電源とする充電電流検出回路を有し、前記充電
電流検出回路は、前記主コンデンサの充電電流の一部を
前記補助電源を介すループからバイパスするための受動
素子を有する事を特徴とするものであり、簡単な構成で
補助電源供給を低く抑える事が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すストロボ装置
の回路図。
【図2】図1のストロボ装置と接続されるカメラとの電
気回路図。
【図3】図2の動作を示すフローチャート。
【図4】図1のストロボ装置の動作を示すフローチャー
ト。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示すストロボ装置
の回路図。
【図6】従来のストロボ装置の回路図。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示すストロボ装置
の回路図。
【符号の説明】
1 電池 4 比較回路 10,23,26 ノア回路 13,28,13 FET 16,29,32,102 整流素子 15,30 高圧整流用ダイオード 19 放電管 20 主コンデンサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電池と、一次巻線および二次巻線を
    有するトランスと、該トランスの一次巻線に電流を流す
    トランジスタ素子と、前記トランスの二次巻線からの出
    力により充電されるコンデンサと、前記トランスの二次
    巻線とコンデンサの直列体に接続され前記充電電流に対
    しての閉ループ路に設けられ前記充電路を形成する一方
    向導通素子と、該一方向導通素子に出力側と所定の電圧
    が印加される端部との間に接続される回路部材とを設
    け、前記充電電流が流れている時における前記回路部材
    の出力を前記充電電流が流れていない時の出力に比して
    前記一方向導通素子による電圧降下分低減させ、前記充
    電電流が流れている時の回路部材の出力で前記トランジ
    スタ素子をオン状態となし、前記トランスの磁束の飽和
    により前記充電電流が低下した時の回路出力にて前記ト
    ランジスタ素子をオフに移行させたことを特徴とするス
    トロボ装置。
  2. 【請求項2】 前記回路部材は、分圧抵抗又は抵抗と直
    列に接続された一方向導通素子であることを特徴とする
    請求項1に記載のストロボ装置。
  3. 【請求項3】 前記回路部材の出力を入力するロジック
    回路が設けられ、前記充電電流が流れている時の回路部
    材の出力で前記ロジック回路の出力が第1の信号を出力
    し、前記トランジスタ素子をオン状態となし、前記トラ
    ンスの磁束の飽和により前記充電電流が低下した時の回
    路出力にて前記ロジック回路の出力が第2の信号を出力
    し前記トランジスタ素子をオフに移行させることを特徴
    とする請求項1または2に記載のストロボ装置。
  4. 【請求項4】 電源電池と、一次巻線および二次巻線を
    有するトランスと、該トランスの一次巻線に電流を流す
    トランジスタ素子と、前記トランスの二次巻線の一方の
    端子に一方の端子が接続され二次巻線からの出力により
    充電されるコンデンサと、前記コンデンサの他方の端子
    にアノードが接続されカソードが前記二次巻線の他方の
    端子に接続されたダイオード特性の素子と、該ダイオー
    ド特性の素子のカソードと所定の電圧が印加される端部
    との間に接続される分圧抵抗とを設け、前記充電電流が
    流れている時における前記分圧抵抗の出力を前記充電電
    流が流れていない時の出力に比して前記ダイオード特性
    の素子による電圧降下分低減させ、前記充電電流が流れ
    ている時の分圧抵抗の出力で前記トランジスタ素子をオ
    ン状態となし、前記トランスの磁束の飽和により前記充
    電電流が低下した時の回路出力にて前記トランジスタ素
    子をオフに移行させたことを特徴とするストロボ装置。
  5. 【請求項5】 前記分圧抵抗の出力を入力するロジック
    回路が設けられ、前記充電電流が流れている時の分圧抵
    抗の出力で前記ロジック回路の出力が第1の信号を出力
    し、前記トランジスタ素子をオン状態となし、前記トラ
    ンスの磁束の飽和により前記充電電流が低下した時の分
    圧抵抗の出力にて前記ロジック回路の出力が第2の信号
    を出力し前記トランジスタ素子をオフに移行させること
    を特徴とする請求項4に記載のストロボ装置。
  6. 【請求項6】 電源電池と、一次巻線および二次巻線を
    有するトランスと、該トランスの一次巻線に電流を流す
    トランジスタ素子と、前記トランスの二次巻線の一方の
    端子に一方の端子が接続され二次巻線からの出力により
    充電されるコンデンサと、前記コンデンサの他方の端子
    にアノードが接続されカソードが前記二次巻線の他方の
    端子に接続されたダイオード特性の素子と、該ダイオー
    ド特性の素子のカソードと所定の電圧が印加される端部
    との間に接続される抵抗とダイオードの直列回路とを設
    け、前記充電電流が流れている時における前記抵抗とダ
    イオードの直列回路におけるダイオードの出力を前記充
    電電流が流れていない時の出力に比して前記ダイオード
    特性の素子による電圧降下分低減させ、前記充電電流が
    流れている時の分圧抵抗の出力で前記トランジスタ素子
    をオン状態となし、前記トランスの磁束の飽和により前
    記充電電流が低下した時の回路出力にて前記トランジス
    タ素子をオフに移行させたことを特徴とするストロボ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記抵抗とダイオードの直列回路のダイ
    オード出力を入力するロジック回路が設けられ、前記充
    電電流が流れている時の抵抗とダイオードの直列回路の
    ダイオード出力で前記ロジック回路の出力が第1の信号
    を出力し、前記トランジスタ素子をオン状態となし、前
    記トランスの磁束の飽和により前記充電電流が低下した
    時の分圧抵抗の出力にて前記ロジック回路の出力が第2
    の信号を出力し前記トランジスタ素子をオフに移行させ
    ることを特徴とする請求項6に記載のストロボ装置。
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