JP2001311059A - 粘着テープロール - Google Patents

粘着テープロール

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JP2001311059A
JP2001311059A JP2000130003A JP2000130003A JP2001311059A JP 2001311059 A JP2001311059 A JP 2001311059A JP 2000130003 A JP2000130003 A JP 2000130003A JP 2000130003 A JP2000130003 A JP 2000130003A JP 2001311059 A JP2001311059 A JP 2001311059A
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JP
Japan
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adhesive tape
cut
roll
adhesive
tape roll
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Withdrawn
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JP2000130003A
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English (en)
Inventor
Atsuo Terada
淳男 寺田
Masahiro Kikuchi
雅博 菊池
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Audio Technica KK
Original Assignee
Audio Technica KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘着テープを一巻き分ずつ簡単かつ良好に剥
がし取ることができるようにする。 【解決手段】 帯状の基材の一方の面に粘着面が形成さ
れた粘着テープ2をその粘着面が表側になるように巻き
取ってなる粘着テープロール1において、粘着テープ2
に、幅方向に沿って第1切れ目3をほぼ1周長毎に形成
するとともに、隣り合う第1切れ目3,3の間にも、第
2切れ目4を幅方向に沿って形成し、第1切れ目3と第
2切れ目4との間をめくり部5とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着面が表側に露
出するように巻き取られたゴミ取り用の粘着テープロー
ルに関し、さらに詳しく言うと、粘着テープを一巻き分
ずつ簡単に剥がし取ることができる粘着テープロールの
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、プリント基板に配線パターンな
どを形成するにあたっては、あらかじめ基板面上から塵
埃を除去する必要がある。その方法の一つとして、粘着
面を表側にして巻回された粘着テープロールを用いる方
法がある。
【0003】すなわち、この方法によれば、例えば上下
一対に配置されたローラの一方もしくは両方に、上述し
た粘着テープロールを用いて、そのローラ間にプリント
基板を挿通させることにより、プリント基板上の塵埃を
粘着テープ側に転写して、除去することができる。
【0004】通常、プリント基板はあまり汚れていない
ものなので、粘着テープは数十回の使用に耐えることが
できるが、それでもある程度使用すると、その粘着力が
低下するため、最外層の粘着テープを剥ぎ取り、次の粘
着面を露出させて、粘着力を回復させるようにしてい
る。
【0005】ところで、使用済み粘着テープを剥ぎ取る
には、従来では次のような方法によっている。 粘着テープの端部をつまみ、使用済み部分を一巻き分
以上引き出して、カッターなどを用いて切断する。 粘着テープに、予め切断用の切れ目(ミシン目など)
が設けられている場合には、使用済み部分を一巻き分以
上引き出して、切れ目がロール体から出たところで、そ
の切れ目に沿って引っ張りながら切断する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
の方法では、カッターを必要とするとともに、まっすぐ
に切りにくい。そればかりでなく、往々にしてカッター
を紛失しやすく、紛失した場合には探すのに手間がかか
る。
【0007】上記の方法によれば、カッターを必要と
しないが、切れ目に沿って粘着テープを引っ張りながら
切断するため、その切れ目端部が引っ張られて伸びてし
まったり、乱雑に扱うと切れ目以外の部分から切れるな
どの問題があった。
【0008】また、両者に共通して言えることは、いず
れにしても使用済みの粘着テープをロール体から一巻き
分以上引き出す必要があるため、その余分に引き出され
た部分を切断後においてロール体側に貼り付けなければ
ならない。
【0009】しかしながら、粘着テープが薄いフィルム
からなり、しかも粘着材が塗布されているためきれいに
貼ることが難しく、皺が発生したり、層間に気泡が混入
してしまうなどの問題があった。すなわち、皺や気泡に
より凹凸ができるため、プリント基板面と接触しない部
分が生じ、ごみが取り残されてしまうおそれがある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の粘着テープロー
ルによれば、上記従来例のように切断端部を貼り直す必
要なく、粘着テープを一巻き分ずつ簡単かつ良好に剥が
し取ることができる。
【0011】すなわち、本発明は、帯状の基材の一方の
面に粘着面が形成された粘着テープをその粘着面が表側
になるように巻き取ってなる粘着テープロールにおい
て、上記粘着テープには、幅方向に沿って第1切れ目が
ほぼ1周長毎に形成されているとともに、隣り合う上記
第1切れ目の間にも、第2切れ目が幅方向に沿って形成
されており、上記第1切れ目と上記第2切れ目との間
が、めくり部とされていることを特徴としている。
【0012】これによれば、粘着テープから分離可能に
形成されためくり部を最初に剥がし取った後に、最外層
の粘着テープを剥がし取るだけでよく、未使用の粘着テ
ープにストレスをかけることなく、最外層の粘着テープ
を簡単かつ良好に剥がし取ることができる。
【0013】本発明におけるほぼ1周長毎とは、巻芯に
巻き取られた粘着テープのほぼ1巻き分の長さに相当
し、その長さが完全に1周長毎というわけではなく一巻
き分よりも若干短くなってもよく、逆に若干長くなって
いてもよい。
【0014】第1切れ目と第2切れ目は、既存の切れ目
を持たない粘着テープロールに対して後加工により形成
してもよい。この場合、本発明の好ましい態様によれ
ば、第1切れ目と第2切れ目は、粘着テープロールの軸
方向に沿って互いに平行に設けられる。
【0015】また、粘着テープに切れ目を入れながら巻
き取る際に、上記第1,第2の2つの切れ目を形成する
場合には、各層の第1切れ目同士、第2切れ目同士がそ
れぞれロール体の半径方向に沿って直線状に並ぶように
することが好ましいが、完全に一致する必要はなく、次
の切れ目が前の切れ目と多少ずれて形成されていてもよ
い。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1には本発明の一実
施例に係る粘着テープロールの斜視図、図2にはその断
面図が示されている。
【0017】この粘着テープロール1は、所定幅の帯状
基材21の一方の面が粘着面22とされた粘着テープ2
を、その粘着面22が表側になるように中空なロール芯
Rに巻き取ったものからなる。基材21は樹脂製シー
ト、紙製シートのいずれであってもよい。また、必ずし
も基材21の一方の面の全面が粘着面22である必要は
なく、縞状や格子状などのパターンとして形成されても
よい。
【0018】粘着テープ2には、その幅方向の一端から
他端にかけてミシン目状の切れ目3(以下、第1切れ目
とする)が設けられている。また、隣接する第1切れ目
間(3aと3b、3bと3c、・・・、3n−1と3
n)にも、粘着テープ2の幅方向の一端から他端にかけ
て、同じくミシン目状の第2切れ目4(以下、第2切れ
目とする)が形成されている。
【0019】図2の断面図に示されているように、第1
切れ目3および第2切れ目4ともに、粘着テープ2のほ
ぼ1周長ごと、すなわち各層ごとに形成されている。こ
の実施例において、第1切れ目3および第2切れ目4
は、粘着テープロール1の巻き取り後に図示しない押し
刃をロール体内に刺し込むことにより形成されている。
【0020】すなわち、この粘着テープロール1は、多
数の粘着テープ2a、2b、2c、・・・、2nが第1
切れ目3を介して連続してつながった状態であり、その
各粘着テープ2a、2b、2c、・・・、2nには、さ
らに第2切れ目4が形成されている。
【0021】図2において、2層目の粘着テープ2bを
例にすると、この粘着テープ2bの両端には、テープの
巻回方向(この場合、時計方向)に沿って、巻き芯Rか
ら遠い方の第1切れ目3aと、巻き芯Rに近い方の第1
切れ目3bが存在するが、この実施例において、粘着テ
ープ2bの第2切れ目4bは巻き芯Rに近い方の第1切
れ目3bの近傍に設けられている。例えば、ロール径が
94mmの場合、その第2切れ目4bと第1切れ目3a
との間隔Wは、10〜20mm程度が好ましい。
【0022】これにより、第1切れ目3と第2切れ目4
との間には、図1に示すように、粘着テープロール1の
幅方向に沿って平行に帯状にめくり部5が形成され、こ
のめくり部5は第1切れ目3と第2切れ目4とにより粘
着テープ2から独立して切り離し可能になっている。
【0023】第1切れ目3および第2切れ目4は、粘着
テープ2の幅方向に沿って平行に形成することが最もシ
ンプルな構成であるが、例えばロール体の軸方向に対し
て所定の角度をもって斜めに設けてもよく、またロール
の周面に沿って曲線に設けてもよい。さらに、一方の切
れ目を直線、他方を曲線にしてもよく、これらの組み合
わせは特に限定されない。
【0024】この粘着テープロール1は、例えばプリン
ト基板の清掃に供され、汚れて粘着力が低下した最外層
の粘着テープを剥がし取ることにより、未使用面が新た
に露出される。図3および図4にはこの粘着テープロー
ルの剥がし方が示されている。
【0025】最外層の粘着テープ2aを剥がすにあたっ
ては、まず、図3(a)に示すように最外層上のめくり
部5aを一端から引き起こし、第1切れ目3aと第2切
れ目4aに沿って切り取る。このとき、次層の粘着テー
プ2bと最外層の粘着テープ2aとの境界(すなわち、
第1切れ目3a)は、めくり部5によってあらかじめ切
断される。これによれば、次層の粘着テープ2bの一部
が捲れ上がることなくなり、従来のように貼り直したり
する必要がなくなる。
【0026】めくり部5aが切り取られた後の粘着テー
プロール1上には、粘着テープ2aの端部、第1切れ目
3aおよび第2切れ目4aの3つの端部と、次のめくり
部5bが現れる。粘着テープ2aを剥がすには、図3
(b)に示すように粘着テープ2aのテープ端部と第2
切れ目4aのいずれか一方を指でつまんで剥がし取れば
よい。より好ましくは、第2切れ目4a側から剥がしは
じめ、粘着テープ2の巻取方向とは逆方向に剥がし取っ
ていけば、次層の粘着テープ2bの端部3aが捲れ上が
らずに取り外せる。
【0027】この一連の作業によれば、次層の粘着テー
プ2bは、めくり部5aの切断時に最外層の粘着テープ
2aと切断されていることにより、熟練を要することな
く簡単に引き剥がし作業を行える。なお、新たな粘着面
を露出させるには、同様の作業を繰り返せばよい。
【0028】通常、この種の粘着テープロールは、図示
しない粘着テープ原反ロール(マザーロール)から所望
の長さや幅に応じて、個々にロール芯に巻き直すことに
より得られるが、この巻き直し時の粘着テープ走行路上
に切れ目を形成する切れ目形成部を設けて、第1,第2
切れ目3,4を同時に設けてもよい。
【0029】その際、切れ目を入れる間隔を調整するこ
とにより、図5の断面図に示すように、第1切れ目3同
士、また、第2切れ目4同士をそれぞれロール体の半径
線に沿って直線状に並べることができる。
【0030】また、図6に示すように、最外層の切れ目
3a,4aと次層の切れ目3b、4bとが若干ずれてい
てもよい。この例では、次層切れ目3b,4bは1周長
毎のテープ長さよりも若干長くした位置で形成されてい
るため、最外層の切れ目よりも巻き方向側に若干ずれる
ことになる。めくり部5を取り外すには、テープ端部を
少し持ち上げた後、めくり部5を取り外し、再度テープ
端部を貼り戻すことにより使用可能となる。
【0031】なお、めくり部5を手で摘んで剥がし易く
するため、粘着テープロールの端部を粘着性を持たない
非粘着面としてもよい。また、これ以外の粘着面同士の
粘着力を弱くする、いわゆる脆弱手段を適宜設けてもよ
い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
粘着テープに第1切れ目と第2切れ目とを設け、この切
れ目間にめくり部を設けた粘着テープロールとすること
により、めくり部を最初に剥がした後、最外層の粘着テ
ープを剥がし取れば、最外層の汚れた粘着テープを簡単
かつ良好に剥がし取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る粘着テープロールの斜
視図。
【図2】上記実施例の粘着テープロールの一部分を示し
た断面図。
【図3】この粘着テープの剥がし方を模式的に説明した
断面図。
【図4】この粘着テープの剥がし方を模式的に説明した
斜視図。
【図5】本発明の粘着テープロールの変形例を示す断面
図。
【図6】本発明の他の実施例に係る粘着テープロールの
一部分を示した断面図。
【符号の説明】
1、1a 粘着テープロール 2 粘着テープ 21 基材 22 粘着面 3 第1切れ目 4 第2切れ目 5 めくり部 R ロール芯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の基材の一方の面に粘着面が形成さ
    れた粘着テープをその粘着面が表側になるように巻き取
    ってなる粘着テープロールにおいて、 上記粘着テープには、幅方向に沿って第1切れ目がほぼ
    1周長毎に形成されているとともに、隣り合う上記第1
    切れ目の間にも、第2切れ目が幅方向に沿って形成され
    ており、上記第1切れ目と上記第2切れ目との間が、め
    くり部とされていることを特徴とする粘着テープロー
    ル。
  2. 【請求項2】 上記第1切れ目と上記第2切れ目の各々
    は、上記粘着テープロールの軸方向に沿って平行に形成
    されている請求項1に記載の粘着テープロール。
  3. 【請求項3】 上記第2切れ目は、最外層の上記粘着テ
    ープを一巻き分剥がし取る際にロール側に残される次層
    の上記粘着テープの第1切れ目近くに形成されている請
    求項1または2に記載の粘着テープロール。
JP2000130003A 2000-04-28 2000-04-28 粘着テープロール Withdrawn JP2001311059A (ja)

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Effective date: 20070703