JP2001309888A - 眼屈折測定装置 - Google Patents

眼屈折測定装置

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JP2001309888A
JP2001309888A JP2000130752A JP2000130752A JP2001309888A JP 2001309888 A JP2001309888 A JP 2001309888A JP 2000130752 A JP2000130752 A JP 2000130752A JP 2000130752 A JP2000130752 A JP 2000130752A JP 2001309888 A JP2001309888 A JP 2001309888A
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refraction
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JP2000130752A
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Koji Uchida
浩治 内田
Toshibumi Masaki
俊文 正木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アライメント時間を短縮して短時間で測定を
行う。 【解決手段】 CPUは、ステップ1で測定光源の光量
をアライメントレベルに設定し、ステップ2で許容範囲
を0.3に設定し、ステップ3で前眼部像を取り込み、
ステップ4でアライメント状態を判断する。ステップ5
でアライメント未完了の場合はステップ3に戻ってアラ
イメントを繰り返し、アライメント完了のときはステッ
プ7で固視標が動作中であるか否かを判断する。ステッ
プ7で固視標が動作中であると判断した場合はステップ
3に戻り、固視標が動作中でないと判断したときはステ
ップ9で屈折値Rを測定する。ステップ10で屈折測定
の回数を判断し、初回はステップ12に移行し、測定光
源の光量を測定レベルに設定する。ステップ13では次
回からのより厳しい許容範囲を0.1に設定し、ステッ
プ14で固視標の動作を設定し、ステップ15で固視標
の動作を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定部を被検眼に
自動的にアライメントして屈折力を測定する眼屈折測定
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置として、測定部を被
検眼に手動でアライメントする手動タイプの装置と、測
定部を被検眼に自動的にアライメントする自動タイプの
装置とが知られており、何れのタイプの装置もアライメ
ントした後に測定を行うようになっている。
【0003】手動タイプの装置は測定部を載置した可動
台を固定台に対して動作自在に支持し、操作桿を手動操
作することにより測定部を被検眼にアライメントする。
一方、自動タイプの装置は、被検眼の位置を検出するた
めの位置検出手段と、測定部を三次元方向に駆動するた
めの駆動手段と、駆動手段を制御するための制御手段と
を有し、制御手段は位置検出手段からの位置情報を駆動
手段に入力して測定部を被検眼にアライメントする。
【0004】例えば、特開平11−19040号公報に
開示されている装置は、測定部を被検眼に手動又は自動
でアライメントし、アライメントを終了した後に測定ボ
タンを押して測定開始トリガを発生させるか、自動測定
制御に基づいて測定を自動的に開始する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例では、特に屈折測定においてアライメントを完了し
てから測定を開始する間に、被検眼を固視目標に暫く注
視させて被検眼からの反射光束を検出するので、アライ
メントを完了してから測定を開始するまでに実際には数
秒の時間が存在することがある。
【0006】また、固視微動の多い例えば幼児、弱視等
の被検眼を測定する場合には、たとえ自動タイプの装置
であっても、被検眼を固視標に注視させることが困難で
あるので、実際にはアライメントを完了しない状態で測
定を開始することになり、測定値が不正確になったり、
複数の測定値を得る場合に測定値がばらついたりするこ
とがある。
【0007】更に、固視状態の悪い被検眼を測定する場
合には、トラックボールやローラを操作して測定部を粗
くアライメントする概略アライメントに時間が掛かる上
に、オートアライメントが開始した後でも測定できない
ことがある。
【0008】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
正確な屈折値を短時間で測定し得る眼屈折測定装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼屈折測定装置は、被検眼に光束を投影
して被検眼からの反射光束を受光する測定部と、該測定
部を駆動する駆動手段と、被検眼に対する前記測定部の
アライメント状態を検出する検出手段と、固視標を動作
させる固視標動作手段と、前記各手段に対する処理手段
とを有する眼屈折測定装置において、前記処理手段は、
前記測定部を測定可能な第1の許容範囲内にアライメン
トする第1のアライメント動作と、前記固視標を動作さ
せ始めた後で前記測定部を測定直前の第2の許容範囲内
にアライメントする第2のアライメント動作とを行う手
段を有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は実施例の外観斜視図であり、本
体カバー1の上部には測定部2が三次元方向に動作自在
に設けられ、本体カバー1の内部には測定部2を駆動す
るための後述する駆動機構が設置されている。本体カバ
ー1の検者が面する側壁1aには、液晶モニタ又はCR
Tモニタから成る表示装置3が配置されている。本体カ
バー1の側壁1aの反対側には、子供から大人までの被
検者の顔を受ける図示しない顔受け部が設けられてい
る。測定の際には、被検者の顔を顔受け台により支持し
て被検眼を所定位置に固定し、測定部2を被検眼に電動
によりアライメントして被検眼を測定するようになって
いる。
【0011】また、本体カバー1の側壁1aには、測定
部2を左右及び前後方向に粗く駆動するためのトラック
ボール4と、測定部2を上下方向に粗く駆動するための
ローラ5と、測定開始スイッチ、プリンタ始動スイッ
チ、選択設定スイッチ等から成るスイッチパネル6と、
測定結果を印字するプリンタ7とが配置されている。な
お、表示装置3では測定モード、被検眼像、測定値等が
表示されると共に、各種の設定が選択されるようになっ
ている。
【0012】図2は駆動機構の斜視図であり、駆動機構
は破線で示す測定部2を被検眼Eにアライメントし得る
ように構成されている。基台11には測定部2を被検眼
Eの幅方向、即ち左右方向に駆動するための左右動ステ
ージ12と、測定部2を被検眼Eに対して接近又は離間
させる方向、即ち前後方向に駆動するための前後動ステ
ージ13と、測定部2を被検眼Eの上下方向に駆動する
ための上下動ステージ14とが動作自在に設けられてい
る。
【0013】左右動ステージ12は、基台11に固定さ
れた直動ガイドレール15、16の間に摺動自在に配置
され、直動ガイドレール15、16の外面は基台11に
固着され、それらの内面は左右動ステージ12に摺接さ
れている。左右動ステージ12の下面に設けられた図示
しないナット部は、基台11に回転自在に支持された送
りねじ17に螺合されている。送りねじ17は駆動モー
タ18にベルト19を介して連結され、左右動ステージ
12は駆動モータ18の出力軸の正逆回転によって左右
方向に駆動されるようになっている。
【0014】左右動ステージ12の動作方向の両側には
図示しないリミットスイッチが配置され、左右動ステー
ジ12のストロークは約90mmに規制されている。そ
して、駆動モータ18の出力軸にはエンコーダが同軸に
配置されていると共に、基台11にはフォトカップラが
配置され、これらのエンコーダとフォトカプラにより駆
動モータ18の回転角度や回転数が検出されるようにな
っている。
【0015】前後動ステージ13は左右動ステージ12
に固定された直動ガイドレール20、21の間に摺動自
在に配置され、直動ガイドレール20、21の内面は前
後動ステージ13に固着され、それらの外面は左右動ス
テージ12に摺接されている。前後動ステージ13の下
面に設けられたナット部22は、左右動ステージ12に
回転自在に支持された送りねじ23に螺合され、この送
りねじ23は駆動モータ24に図示しないカップリング
を介して連結されている。従って、前後動ステージ13
は駆動モータ24の出力軸の正逆回転によって前後方向
に駆動されるようになっている。また、前後動ステージ
13のストロークは上述と同様な手段により約40mm
に規制され、駆動モータ24の回転角度と回転数は上述
と同様な手段により検出されるようになっている。
【0016】上下動ステージ14には測定部2が支持さ
れており、上下動ステージ14の下面には送りねじ25
が回転自在に垂設されている。送りねじ25は前後動ス
テージ13の上面に立設された支持筒26に図示しない
直動型のボールベアリングを介して螺合され、前後動ス
テージ13の上面に配置された駆動モータ27に図示し
ないベルトを介して連結されている。前後動ステージ1
3の上面に立設された規制筒28には測定部2に垂設さ
れたピン29が嵌合され、測定部2の回転が規制されて
いる。従って、上下動ステージ14は駆動モータ27の
出力軸の正逆回転によって上下方向に駆動されるように
なっている。また、上下動ステージ14のストロークは
上述と同様な手段により約30mmに規制され、駆動モ
ータ27の回転角度と回転数は上述と同様な手段により
検出されるようになっている。
【0017】図3は測定部2の光学的な構成図であり、
被検眼Eの視軸にアライメントされる中心軸O上には、
可視光束を全反射すると共に波長880nmの光束を一
部反射するダイクロイックミラー31が配置されてい
る。ダイクロイックミラー31の透過方向には屈折測定
光学系が構成され、ダイクロイックミラー31の反射方
向にはアライメント受光光学系と固視投影光学系が構成
されており、アライメント受光光学系は前眼部観察、ケ
ラト測定、及びアライメント検出が共用されている。
【0018】ダイクロイックミラー31の透過方向には
対物レンズ32、孔あきミラー33、絞り34、投影レ
ンズ35、投影絞り36、波長880nmの光束を発す
るアライメント測定光源37が順次に配置されている。
孔あきミラー33の反射方向には6分割絞り38、6分
割プリズム39、受光レンズ40、二次元撮像素子41
が順次に配置されている。6分割絞り38と6分割プリ
ズム39は図4に示すような形状とされており、これら
は密着された状態で光軸上に配置されている。なお、ア
ライメント測定光源37はアライメント検出Aと屈折測
定に兼用されている。
【0019】ダイクロイックミラー31の反射方向に
は、レンズ42とダイクロイックミラー43が配置され
ており、ダイクロイックミラー43の反射方向にはアラ
イメントプリズム絞り44、結像レンズ45、ケラト絞
り46、二次元撮像素子47が順次に配置され、アライ
メントプリズム絞り44とケラト絞り46は光路上に挿
脱可能とされている。アライメントプリズム絞り44
は、図5に示すように中央の開口48aと外側の開口4
8b、48cとを有する円板状の絞り板48と、外側の
開口48b、48cにそれぞれ設けられたアライメント
プリズム49、50とから構成されている。
【0020】ダイクロイックミラー43の背後には、全
反射ミラー51、固視誘導レンズ52、固視チャート5
3、固視投影光源54が順次に配置されている。固視誘
導レンズ52は後述する駆動モータ55により光軸方向
に駆動されるようになっている。そして、中心軸Oの周
囲にはケラトリング光源56が配置され、中心軸Oの上
下には1対の前眼部照明光源57a、57bが配置され
ている。
【0021】図6は上述の各デバイスとCPU60との
接続状態を示すブロック図であり、CPU60にはトラ
ックボール4、ローラ5、スイッチパネル6、及びプリ
ンタ7が接続されている。駆動モータ18、24、27
はドライバ61、62、63を介してCPU60にそれ
ぞれ接続されている。光源37、54、56、57は図
示しないドライバとD/Aコンバータ64を介してCP
U60に接続され、光源37、54、56、57の光量
が制御されるようになっている。固視誘導レンズ52の
駆動モータ55はドライバ65を介してCPU60に接
続されている。二次元撮像素子41、47の出力はA/
Dコンバータ66、67と画像メモリ68、69を介し
てCPU60にそれぞれ接続されている。二次元撮像素
子47の出力は表示装置3に接続されていると共に、表
示装置3はキャラクタ発生装置70を介してCPU60
に接続されている。
【0022】二次元撮像素子41からの眼底像の信号
は、A/Dコンバータ66によりデジタル化されて画像
メモリ68に格納され、屈折力は画像メモリ68に格納
された画像に基づいて演算される。二次元撮像素子47
からの前眼部像の信号は、A/Dコンバータ67により
デジタル化されて画像メモリ69に格納され、アライメ
ント輝点の抽出や角膜曲率半径が、画像メモリ69に格
納された画像に基づいて演算される。また、二次元撮像
素子47からの前眼部像の信号はキャラクタ発生装置7
0からの信号と合成され、表示装置3上に前眼部像、測
定値等として表示される。
【0023】図3において、アライメント測定光源37
から発した光束は投影絞り36により絞られ、投影レン
ズ35により対物レンズ32の手前で1次結像し、対物
レンズ32とダイクロイックミラー31を透過し、被検
眼Eの瞳中心を通って眼底に結像する。眼底からの反射
光束は瞳周辺を通って対物レンズ32に入射し、太い光
束となって孔あきミラー33で全反射し、6分割絞り3
8により6分割され、6分割プリズム39により二次元
撮像素子41の受光面領域の適正範囲に受光されるよう
に屈折され、二次元撮像素子41に6点のスポット像を
投影する。
【0024】被検眼Eが正視であるときは、6点のスポ
ット像の重心を結ぶ近似曲線は所定の円になる。被検眼
Eが近視や遠視である場合には、近似曲線の曲率が大き
くなったり小さくなったりする。そして、被検眼Eに乱
視がある場合には、近似曲線は楕円となり、水平軸と楕
円の長軸が成す角度は乱視軸角度となり、この楕円の近
似曲線の係数から屈折値を求める。
【0025】また、被検眼Eの角膜で反射したアライメ
ント測定光源37の反射光は、ダイクロイックミラー3
1で反射し、レンズ42を透過して平行光束となり、ダ
イクロイックミラー43、アライメントプリズム絞り4
4、結像レンズ45、ケラト絞り46を介して二次元撮
像素子47に結像する。
【0026】屈折測定にはアライメントプリズム絞り4
4のみが光路内に挿入され、ケラト測定時にはケラト絞
り46のみが光路に挿入される。そして、アライメント
プリズム絞り44の一方のアライメントプリズム49を
透過した光束は下方に屈折し、他方のアライメントプリ
ズム50を透過した光束は上方に屈折する。また、アラ
イメントプリズム絞り44の中心の開口48aには前眼
部照明光源57a、57bからの波長780nm以上の
光束が通過する。
【0027】従って、前眼部照明光源57a、57bの
照明による前眼部からの反射光束は、アライメントプリ
ズム44の中央の開口48aと結像レンズ45を介して
二次元撮像素子47に結像し、前眼部像が表示装置3に
表示されるので、検者は表示装置3の前眼部像を観察し
ながら測定部2の中心軸Oを被検眼Eに概略アライメン
トすることが可能となる。また、測定部2を角膜反射像
によってオートアライメントする場合には、アライメン
トプリズム絞り44は光路内に挿入され、アライメント
プリズム絞り44のアライメントプリズム49、50の
透過した光束は、結像レンズ45を介して二次元標像素
子47に結像する。そして、ケラト測定時には、ケラト
リング光源56による角膜からの反射光束は、結像レン
ズ45を透過し、ケラト絞り46により制限されて二次
元撮像素子47に結像する。
【0028】図7に示すようにアライメントプリズム絞
り44の中心の開口48aを通過した光束は、表示装置
3に被検眼像E’ として表示され、アライメント測定
光源37による角膜反射像は画面の中心に輝点Jとして
表示される。また、アライメントプリズム絞り44のア
ライメントプリズム49を通過した光束は、下方に屈折
して表示装置3に輝点Kとして表示され、アライメント
プリズム絞り50を通過した光束は、上方に屈折して表
示装置3に輝点Lとして表示される。従って、表示装置
3には3つの輝点J、K、Lが縦1列に表示され、測定
部2が被検眼Eに対して適正なアライメント状態にある
ときは、3つの輝点J、K、Lは表示装置3の中央に表
示される。
【0029】これに対し、測定部2が被検眼Eに対して
検者側から見て右上方にずれている場合には、図8に示
すように輝点J、K、Lは表示装置3の右上方に表示さ
れる。また、測定部2が被検眼Eに対して左右方向と上
下方向にアライメントしているが前後方向にずれている
場合には、図9に示すように輝点J、K、Lは表示装置
3に傾いて表示される。測定部2が被検眼Eに対してず
れている方向は、輝点J、K、Lのうちの上下の輝点
K、Lの位置が反対になることから検出できる。
【0030】なお、固視投影光源54の光束は固視チャ
ート53の裏側を照明し、固視誘導レンズ52、全反射
ミラー51、ダイクロイックミラー43、レンズ42、
ダイクロイックミラー31を介して被検眼Eの眼底に投
影される。固視誘導レンズ52は駆動モータ55により
光軸方向に駆動され、被検眼Eの視度の変化に対応す
る。
【0031】このような構成の眼屈折測定装置によって
被検眼Eの屈折力を測定する際には、被検者の顔を顔受
け台により支持し、測定部2の中心軸Oを被検眼Eの視
軸にアライメントするようにトラックボール4とローラ
5を操作する。測定部2を被検眼Eに対して左右方向と
前後方向に駆動するためにはトラックボール4を操作
し、測定部2を被検眼Eに対して上下方向に駆動するた
めにはローラ5を操作する。
【0032】トラックボール4とローラ5を操作する
と、それらに内蔵されているパルスカウンタやロータリ
エンコーダからトラックボール4とローラ5の操作量と
速度に基づいた信号がCPU60に入力し、CPU60
はドライバ61、62、63を介して駆動モータ18、
24、27をそれぞれ制御し、駆動モータ18、24、
27は測定部2を三次元方向に駆動する。
【0033】そして、図10に示すように被検眼像E'
が表示装置3の画面に出現し、図11に示すように虹彩
が明瞭に見えると共に瞳孔が表示装置3のほぼ中心に位
置した後に、スイッチパネル6の測定開始スイッチを押
す。これにより、測定部2を被検眼Eに対して自動的に
アライメントする所謂オートアライメントが開始する。
【0034】図12はCPU60によるオートアライメ
ント処理手順の第1の実施例を説明するフローチャート
図であり、オートアライメントが開始すると、ステップ
1においてアライメント測定光源37の光量をアライメ
ントのための適正レベルに設定する。これは二次元撮像
素子47は屈折測定時に眼底反射光束を受光する反面
で、アライメント時には角膜反射光束を受光してその受
光光量が極端に多くなるので、二次元撮像素子47が全
領域に渡って飽和することを避けることにある。
【0035】ステップ2では各初期値を設定する。例え
ば、測定部2の被検眼Eに対するアライメント位置の適
正位置に対する許容範囲を所定値(ここでは場合半径
0.3mmの球内)に設定すると共に、オートアライメ
ントが完了したか否かを示すフラグをゼロに設定する
(AA Flg=0)。ステップ3では前眼部像を取り
込む。即ち、アライメントプリズム絞り44を光路内に
挿入すると共に、ケラト絞り46を光路外に退避させ
る。そして、二次元撮像素子47に取り込んだ画像をA
/Dコンバータ67を介して画像メモリ69に取り込
む。ステップ4では、画像メモリ69に取り込んだ画像
データに基づいてアライメント状態を判断する。
【0036】図13はアライメント状態判断の処理手順
を説明するフローチャート図であり、ステップ41では
角膜反射像を検出し、ステップ42では画像メモリ69
に取り込んだ画像データに基づいて、角膜反射像の輝点
J、K、Lを所定領域内に検出できるか否かを判断す
る。上述したように、アライメント状態が適正であると
きは、アライメントプリズム絞り44により分割された
3つの輝点J、K、Lは縦方向に1列に並んだ状態とな
る。従って、ステップ42では3つの輝点J、K、Lが
所定位置に所定間隔で検出できるか否かを自動的に判断
する。
【0037】ステップ42において、角膜反射像を所定
領域内に検出できたと判断したときは、ステップ43に
おいてずれ量Errを演算する。この際に、輝点J、
K、Lが適正位置からどの方向にどれだけずれているか
を、画像メモリ69に取り込んだ輝点J、K、Lのアド
レスから演算する。ステップ44ではずれ量Errが許
容範囲(0.3mm)内にあるか否かを判断する。ずれ
量Errが許容範囲内にあると判断したときはステップ
45に移行し、アライメント完了の処理としてフラグを
立てる(AA Flg=1)。これは、図12のステッ
プ5における判断基準(AA Flg=1)となり、屈
折測定の動作に移行し得る第1のアライメント動作を完
了したことになる。
【0038】一方、ステップ44でずれ量Errが許容
範囲内にないと判断したときは、ステップ46に移行し
てアライメント未完了のフラグを立て(AA Flg=
0)、図12のステップ5に移行する。また、ステップ
42において角膜反射像を所定領域内に検出できないと
判断した場合には、ステップ47、ステップ48、ステ
ップ46、そしてステップ5に移行する。
【0039】ステップ47では、前眼部照明光源57
a、57bの光量を瞬時に増大させ、その瞬間に前眼部
像を二次元撮像素子47に撮像する。そして、二次元撮
像素子47に撮像した前眼部像をA/Dコンバータ67
でデジタル化し、画像メモリ69に取り込む。画像メモ
リ69に取り込んだ画像データの瞳孔以外の部分、つま
り虹彩、強膜、人肌等の部分は白く飽和するので、瞳孔
のみを暗い円形状の領域として認識できる。従って、瞳
孔の図心を求めることにより瞳孔中心を検出できる。具
体的には、画像データの全領域を均等に分割し、その分
割した領域の代表画素が所定レベル以下である暗い領域
を抽出し、その領域の暗い画素の面積中心を求めて座標
を演算する。また、ステップ48では検出した瞳孔中心
が適正位置からどの程度ずれているかを演算する。
【0040】ステップ5においてアライメント完了(A
A Flg=1)ではないと判断した場合にはステップ
6に移行し、測定部2をずれ量Errに応じてX、Y、
Z方向に駆動してステップ3に戻る。このように、許容
範囲が0.3mmである球状の領域内にアライメントで
きない場合には、測定部2をずれ量Errに基づいて駆
動し、アライメント状態を繰り返して判断する。しか
し、第1のアライメント動作の許容範囲は、後述する屈
折測定時の許容範囲よりも広くしているので、固視状態
の悪い被検眼Eに対する場合でも第1のアライメント動
作を比較的速やかに完了できる。
【0041】ステップ5においてアライメント完了(A
A Flg=1)であると判断したときには、ステップ
7に移行して固視標が動作中であるか否かを判断する。
ステップ7において固視標が動作中であると判断した場
合はステップ3に戻り、固視標が動作中でないと判断し
たときはステップ8に移行する。なお、ステップ7では
最初に固視標が動作中でないと判断する。ステップ7で
は固視標が移動中であるか否か、或いは被検眼Eに固視
標を呈示しているか否かを判断する。ステップ8ではア
ライメント測定光源37の光量を屈折測定可能な測定レ
ベルに設定し、屈折値の取込み回数を示すカウンタの設
定を0にする(Rcnt=0)。
【0042】ステップ9では屈折値Rを測定する。この
際に、上述したように被検眼Eの眼底からの反射光束を
受光し、6点のスポット像の楕円近似曲線から屈折値R
を求める。ステップ9では屈折測定動作に入り、先ず被
検眼Eからの反射光束を受像し、上述したように屈折値
Rを演算する。次に、固視標を屈折値Rに応じて移動さ
せ、被検眼Eに数100ミリ秒ほど呈示しては+ディオ
プタ(D)側に移動させる動作を繰り返す。そして、固
視標の移動と呈示の所定動作を終了した後に、再び被検
眼Eからの反射光束を受光して屈折値Rを求める。
【0043】ステップ10では屈折測定が1回目(Rc
nt=0)であるか否かを判断し、1回目でないと判断
したときはステップ11に移行し、1回目であると判断
したときはステップ11を介さずにステップ12に移行
する。ステップ12では、屈折測定を終了しているの
で、アライメント測定光源37の光量をアライメントレ
ベルまで低減する。
【0044】ステップ13では複数の設定処理を行う。
即ち、屈折測定を繰り返してステップ11の後に1つ前
の屈折値Rを残す設定処理(Rlast=R)、屈折測
定の回数を計上する設定処理(Rcnt=Rcnt+
l)、アライメント完了状態からアライメント未完了状
態と判断する設定処理(AA Flg=0)、次回から
許容範囲をより厳しい半径0.1mmの球形状とする設
定処理(許容範囲=0.1)等を行う。そして、ステッ
プ14では固視標の移動位置や呈示時間を屈折値Rとそ
の取り込み回数によって予め設定する。
【0045】図14は固視標動作の処理手順を説明する
フローチャート図であり、ステップ141において次の
屈折測定が2回目(Rcnt=1)であるか否かを判断
し、2回目である判断したときはステップ142に移行
し、3回目(Rcnt=2)以上であると判断したとき
はステップ143に移行する。ステップ142では2回
目(Rcnt=1)の固視標の動作を設定する。その内
容は、固視標を被検眼Eが視認できる最も高いディオプ
タの固視標の位置をステップ9で得た屈折値Rから演算
し(L1=F(R))、固視標を0.5秒間停止して被
検眼Eに呈示する(T1=0.5)。また、固視標を
1.0ディオプタ遠い位置へ移動しL2=F(R+1.
0D)、0.5秒間呈示し(T2=0.5)する。更
に、固視標を位置L1よりも0.75ディオプタ遠い位
置(即ち0.25ディオプタ戻した位置L3=F(R+
0.75D))に移動し、0.3秒間呈示し(T3=
0.3)、その後に停止する。そして、固視標の動作を
制御する設定を終了した後に、図12のステップ15に
戻って固視標の動作を開始する。
【0046】また、図14のステップ143では、次の
屈折測定が3回目(Rcnt=2)であるか否かを判断
し、3回目であると判断したときはステップ144に移
行し、3回目でないと判断した場合はステップ145に
移行する。ステップ144では3回目の固視標の動作を
設定する。その内容は固視標を被検眼Eが視認できる最
も高いディオプタの位置から1.0ディオプタ遠い位置
に移動し(L2=F(R+1.0D)、0.5秒間呈示
し(T2=0.5)、位置L1よりも0.75ディオプ
タ遠い位置(即ち、0.25ディオプタ戻したL3=F
(R+0.75D))に移動し、0.3秒間呈示し(T
3=0.3)、その後に停止する。
【0047】更に、ステップ145では次の屈折測定を
4回目(Rcnt=3)と処理し、ステップ146にお
いて4回目の固視標の動作を設定する。その内容は、固
視標を被検眼Eが視認できる最も高いディオプタの位置
から0.75ディオプタ遠い位置(L3=F(R+0.
75D))に移動し、0.3秒間呈示し(T3=0.
3)、その後に停止する。
【0048】一方、一順して図12のステップ11にお
いて屈折測定が2回目(Rcnt=1)、3回目(Rc
nt=2)、又は4回目(Rcnt=3)であると判断
した場合には、上述と同様にステップ12とステップ1
3に順次に移行し、ステップ14では測定回数に応じた
固視標の動作を設定する。これに対し、ステップ11に
おいて1回前の測定値Rと比較し、その測定値Rが所定
値(例えば0.25D)以内である場合には、屈折値R
を安定して得たと判断し、その屈折値Rを代表値として
全測定を終了する。また、ステップ11において屈折測
定が5回目(Rcnt=4)であると判断した場合に
は、最後の測定値Rを代表値として全測定を強制的に終
了する。
【0049】このようにオートアライメントの第1の実
施例では、屈折測定の画像を取り込むときと屈折値Rを
演算するときとを除いて、固視標を移動かつ呈示する動
作を繰り返し、ステップ15において固視標の動作を開
始したときにステップ3に戻って前眼部像を取り込む。
また、固視標を移動かつ呈示する動作を繰り返す間もア
ライメントを継続し、この間のアライメントの許容範囲
が0.1mmの半径内の球状であるので、より厳しい条
件で屈折測定を行うことができる。
【0050】図15は図12のステップ1からステップ
4までの第1の変形例を説明する部分フローチャート図
であり、図12のステップ2とステップ4を変更してい
る。即ち、ステップ2’ではElast=0.5を追加
設定する。この追加設定は、後述するアライメント状態
判断の処理手順での1回前のずれ量Elastを示す変
数の初期値の設定となる。図16に示すように、ステッ
プ4’は図13に対比しており、ステップ44とステッ
プ45の間にステップ49を追加し、ステップ46は変
更したステップ46’としている。
【0051】即ち、ステップ44では最初にずれ量Er
rが許容範囲(最初は0.3mm)内であると判断し、
ステップ49に移行する。しかし、ステップ2’におい
てElast=0.5と設定しているので、1回目にス
テップ49に移行したときにはずれ量Elastが許容
範囲内にないと判断し、ステップ46’に移行してずれ
量Errに最新のずれ量Elastを代入する。
【0052】これに対し、2回目以降にステップ49に
移行した場合には、1回前のずれ量Elastが許容範
囲内にあるか否かを判断する。即ち、2回目以降のステ
ップ44、49では、前回のアライメント状態判断と今
回のアライメント状態判断が続けて許容範囲内に入った
ときにのみ、第1のアライメント動作を完了する。この
場合に、ステップ2’において許容範囲を広く設定する
と共に、屈折測定時の固視標動作において許容範囲を低
くすることにより、第1のアライメント動作を速やかに
完了するが、不適切なアライメントによって被検眼Eの
固視が少しずれ、ずれ量Errが偶然に許容範囲内に入
っても、第1のアライメント動作を完了したとならな
い。従って、この変形例では、固視標を注視し続ける被
検眼Eのみの屈折値Rを測定でき、測定値Rの信頼性を
向上させることができる。
【0053】図17はCPU60によるオートアライメ
ント処理手順の第2の実施例を説明するフローチャート
図であり、第1の実施例のフローチャート図と同様な符
号は同様な処理を示している。この第2の実施例では、
第1のアライメント動作において瞳孔中心を検出する反
面で、第2のアライメント動作においては角膜反射像の
輝点を検出し、更には屈折測定からケラト測定に自動的
に移行する。
【0054】即ち、ステップ2”では屈折測定の回数を
ゼロにリセットすることと(Rcnt=0)、ずれ量E
lastを0.5に設定することとを追加する。ステッ
プ7はステップ4の前に移設し、ステップ3の後はステ
ップ101を介してステップ7に移行するか、ステップ
101、ステップ102を介してステップ5に移行す
る。そして、ステップ101では屈折測定が何回目であ
るかを判断する。屈折測定が初回でないときはステップ
7に移行し、屈折測定が初回である場合はステップ10
2に移行して瞳孔中心を検出する。
【0055】図18は瞳孔中心検出の処理手順を説明す
るフローチャート図であり、ステップ151では上述し
たように瞳孔の暗い領域から瞳孔中心を検出する。ステ
ップ152では瞳孔中心を検出できたか否かを判断し、
瞳孔中心を検出できたときはステップ153に移行し、
瞳孔中心の適正位置からのずれ量P Errを演算す
る。ステップ154ではずれ量P Errが許容範囲内
にあるか否かを判断し、許容範囲内にあると判断したと
きはステップ155に移行する。ステップ155ではず
れ量P Elastが許容範囲内に入っているか否かを
判断する。ここでは、前回が存在せずステップ2”にお
いて所期設定を0.5としているので、ステップ156
に移行してアライメント未完了と処理し、図17のステ
ップ5に戻る。また、ずれ量P Elastが許容範囲
に入ったときはステップ159に移行し、アライメント
完了と処理し、図17のステップ8’に移行する。
【0056】なお、ステップ152において瞳孔中心を
検出できないと判断した場合には、ステップ157に移
行してタイマにより時間を計数し、ステップ158に移
行する。ステップ158では時間が所定時間T0よりも
多いか否かを判断し、多いと判断したときにはアライメ
ントを中止し、多くないと判断した場合にはステップ1
56に移行して瞳孔中心を再び検出する。
【0057】ステップ5では、ステップ156でアライ
メント未完了と処理しているので、ステップ7に移行し
て測定部2をX、Y、Z方向へ駆動し、ステップ3に戻
る。そして、次のステップ101ではRcnt>0でな
いと判断し、ステップ102において瞳孔中心を再び検
出する。そして、図18のステップ152において仮に
瞳孔を検出できないと判断した場合には、上述したよう
にアライメントを中止するか、再び瞳孔中心を検出す
る。
【0058】次に、前回の瞳孔中心と今回の瞳孔中心の
双方が許容範囲内に入った場合には、図17のステップ
8’からステップ15に移行する。ステップ8’では第
1の実施例のRcnt=0の代りに屈折測定回数を計数
するRcnt=Rcnt+1を設定し、ステップ13’
ではステップ13のRcnt=Rcnt+1を省く。そ
して、ステップ15では屈折測定が2又は3回目で測定
値Rが安定している場合に固視標を動作させる。
【0059】ステップ11において測定値Rが安定して
いると判断したか、屈折測定が5回目(Rcnt=4)
であると判断した場合には、ステップ103に移行す
る。ステップ103ではアライメントプリズム絞り44
とケラト絞り46を入れ換え、ステップ104に移行し
てケラト測定を行う。このとき、ケラトリング光源56
を発光させ、そのリング像を二次元撮像素子47を介し
て画像メモリ69に取り込み、角膜曲率半径を演算して
全測定を終了する。
【0060】なお、屈折測定を1回から4回まで終了し
てステップ3に戻ると、ステップ101ではRcnt>
0であると判断し、ステップ7に移行する。ここで、ス
テップ7において固視標の動作を終了していない場合に
は、ステップ4に移行して図14と同様に固視標を動作
させる。そして、ステップ13’では許容範囲が0.1
と小さくなり、角膜反射像に基づいてアライメントす
る。一方、ステップ7において固視標の動作を終了して
いれば、屈折測定の動作となるステップ8’に移行す
る。
【0061】このようにオートアライメントの第2の実
施例では、屈折測定の動作に入るまでの第1のアライメ
ント動作では、瞳孔中心を検出することによりアライメ
ントし、屈折測定の動作に入った後の第2のアライメン
ト動作では、角膜反射像の輝点を検出することによりア
ライメントする。従って、検出範囲の広い瞳孔中心検出
を組み込むことにより、トラックボール4、ローラ5等
の操作をより少なくし、オートアライメントの開始状態
を広くすることができる。同時に、屈折測定の動作に入
る直前では角膜反射像によって精密にアライメントでき
るので、信頼性の高い測定値が得られる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼屈折
測定装置は、測定部を測定可能な第1の許容範囲内にア
ライメントする第1のアライメント動作と、固視標を動
作させ始めた後で測定部を測定直前の第2の許容範囲内
にアライメントする第2のアライメント動作とを行う手
段を有するので、測定部を自動的にアライメントして測
定動作に自動的に入る場合でも、測定動作の間に測定部
をアライメントし続けることができる。
【0063】従って、測定部を高精度にアライメントし
た状態で測定することができるので、正確な測定値を得
ることができる。また、測定部を粗にアライメントする
時間を短縮して、密にアライメントする時間を多くする
ことが可能となるので、トラックボールやローラによる
操作を少なくでき、操作性を向上させることができると
共に測定時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】眼屈折測定装置の外観斜視図である。
【図2】測定部の駆動機構の構成図である。
【図3】測定部の光学的構成図である。
【図4】6分割絞りと6分割プリズムの分解斜視図であ
る。
【図5】アライメントプリズム絞りの斜視図である。
【図6】各デバイスとCPUの接続状態のブロック図で
ある。
【図7】表示装置の画面の説明図である。
【図8】表示装置の画面の説明図である。
【図9】表示装置の画面の説明図である。
【図10】表示装置の画面の説明図である。
【図11】表示装置の画面の説明図である。
【図12】アライメント処理手順の第1の実施例のフロ
ーチャート図である。
【図13】アライメント状態判断処理手順のフローチャ
ート図である。
【図14】固視標動作処理手順のフローチャート図であ
る。
【図15】アライメント処理手順の変形例の部分フロー
チャート図である。
【図16】アライメント状態判断処理手順の変形例のフ
ローチャート図である。
【図17】アライメント処理手順の第2の実施例のフロ
ーチャート図である。
【図18】瞳孔中心検出処理手順のフローチャート図で
ある。
【符号の説明】
2 測定部 3 表示装置 4 トラックボール 5 ローラ 6 スイッチパネル 18、24、27 駆動モータ 37 アライメント測定光源 44 アライメントプリズム絞り 46 ケラト絞り 47 二次元撮像素子 48 絞り板 48a、48b、48c 開口 52 固視誘導レンズ 53 固視チャート 54 固視投影光源 56 ケラトリング光源 57a、57b 前眼部照明光源 60 CPU

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼に光束を投影して被検眼からの反
    射光束を受光する測定部と、該測定部を駆動する駆動手
    段と、被検眼に対する前記測定部のアライメント状態を
    検出する検出手段と、固視標を動作させる固視標動作手
    段と、前記各手段に対する処理手段とを有する眼屈折測
    定装置において、前記処理手段は、前記測定部を測定可
    能な第1の許容範囲内にアライメントする第1のアライ
    メント動作と、前記固視標を動作させ始めた後で前記測
    定部を測定直前の第2の許容範囲内にアライメントする
    第2のアライメント動作とを行う手段を有することを特
    徴とする眼屈折測定装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の許容範囲と前記第2の許容範
    囲は可変であることを特徴とする眼屈折測定装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の許容範囲は前記第1の許容範
    囲よりも狭いことを特徴とする請求項1に記載の眼屈折
    測定装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のアライメント動作は瞳孔反射
    光束に基づき、前記第2のアライメント動作は角膜反射
    光束に基づくことを特徴とする請求項1に記載の眼屈折
    測定装置。
  5. 【請求項5】 角膜反射光束を検出できない場合に瞳孔
    反射光束を検出することを特徴とする請求項4に記載の
    眼屈折測定装置。
  6. 【請求項6】 瞳孔反射光束を検出できない場合に前記
    第1のアライメント動作をタイマ手段により停止するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の眼屈折測定装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013200926A1 (de) 2012-01-25 2013-07-25 Canon Kabushiki Kaisha Ophthalmologische Vorrichtung, ihr Steuerverfahren und das Verfahren speicherndes Aufzeichnungsmedium

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013200926A1 (de) 2012-01-25 2013-07-25 Canon Kabushiki Kaisha Ophthalmologische Vorrichtung, ihr Steuerverfahren und das Verfahren speicherndes Aufzeichnungsmedium
US8851674B2 (en) 2012-01-25 2014-10-07 Canon Kabushiki Kaisha Ophthalmologic apparatus, control method therefore, and recording medium storing method

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