JP2001309835A - 紙製ハンガー - Google Patents

紙製ハンガー

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JP2001309835A
JP2001309835A JP2000132335A JP2000132335A JP2001309835A JP 2001309835 A JP2001309835 A JP 2001309835A JP 2000132335 A JP2000132335 A JP 2000132335A JP 2000132335 A JP2000132335 A JP 2000132335A JP 2001309835 A JP2001309835 A JP 2001309835A
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JP
Japan
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side plate
paper
hook
top plate
slit
Prior art date
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Application number
JP2000132335A
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Inventor
Seiji Nakayama
清司 中山
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BRAND SERVICE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品等の物品を固定するハンガー本体のみな
らず強度の高いフック部も一枚の紙によって構成するこ
とができて、製造および組立が容易な紙製ハンガーを提
供することを課題とする。 【解決手段】 側板1,天板3,側板5が1枚の紙によ
って構成されている。2,4は折曲線である。側板1の
天板3側にはフック部材10,20が切断線40によっ
て形成されている。フック部材10,20は折曲線30
に対して対称的に形成されている。フック部材10の下
端部は天板3に連設されており、フック部材20下端部
には切込み部21を介して係止部22が連設されてい
る。天板3には係止部22の差込が可能なスリット50
が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の展示等に用
いられる紙製ハンガーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のこの種のハンガーの構成を
示す斜視図であり、Hは商品Aを係止するハンガー本体
であり、Fはそのフック部である。
【0003】フック部Fは、図5に示したように構成さ
れている。即ち、フック部Fの下側には、切込み部Yを
介して係止部Xが形成されており、ハンガー本体Hの上
縁部に形成されているスリットSにこの係止部Xを差し
込んでフック部Fをハンガー本体Hに固定できるように
構成されている。
【0004】ハンガー本体Hは紙で形成されており、荷
重が加わるフック部Fは強度を高めるために合成樹脂で
形成されているものが一般的である。
【0005】ここで、環境問題を考慮すると、合成樹脂
に比較して廃棄処理を施した最終廃棄物の量が少なく且
つその毒性もない紙によってフック部も構成されている
ハンガーが現在は望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、強度を
高めるために、厚紙でフック部Fを形成しようとした場
合には、ハンガー本体Hに係止させるために幅の薄さが
要求される切込み部分Yを形成することが困難であると
いう新たな技術的問題が生じてしまう。
【0007】本発明の目的は、商品等の物品を固定する
ハンガー本体のみならず強度の高いフック部も一枚の紙
によって構成することができて、製造および組立が容易
な紙製ハンガーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明は、紙により構成される第1の側板に第1
の折曲線を介して天板が連設され、当該天板に第2の折
曲線を介して第2の側板が連設され、前記第1および第
2の側板に物品を固定する構成の紙製ハンガーであっ
て、前記第1の側板の前記天板側には、第3の折曲線に
対して対称的な形状の第1および第2のフック部材が切
断線により形成され、前記第3の折曲線が上端部となる
前記第1のフック部材の下端部は前記第1の折曲線を介
して前記天板に連設されており、前記第3の折曲線が上
端部となる前記第2のフック部材の下端部には切込み部
を介して係止部が連設され、前記天板には前記係止部が
差込可能なスリットが形成されていることを特徴とする
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施形態の構成を示し
た平面図である。図1に示したように本実施形態は1枚
の紙によって構成されている。
【0011】図1において、1は側板、2は折曲線、3
は天板、4は折曲線、5は側板である。
【0012】側板1の天板3側には折曲線30に対して
対称的な形状の連設された2枚のフック部材10,20
が切断線40によって形成されている。
【0013】フック部材10の下端部は折曲線2を介し
て天板3に連結されている。
【0014】折曲線30が上端部に位置するフック部材
20の下端部には係止部22が連設されており、この係
止部22とフック部材20の下端部の境には切込み部2
1が形成されている。
【0015】このように本実施形態においては、1板の
紙厚しかないフック部材20の下端部にのみ切込み部2
1を形成するように構成されているので、幅の薄い切込
み部を容易に形成することができる。
【0016】天板3には、係止部22の差込可能なスリ
ット50が折曲線2と平行に形成されている。
【0017】ここで、本実施形態においては、スリット
50の長さLが、係止部22の長さL1未満で切込み部
21に狭まれた部分の長さL2以上の長さに選ばれてい
るために、係止部22をスリット50に差し込むだけで
フック部材20の下端部を天板3に係止させることがで
きる。なお、スリット50の長さLが係止部22の長さ
L1より長い場合でも、係止部22をスリット50に差
し込んだ後、係止部22の両側端部を折り曲げれば、フ
ック部材20の下端部を天板3に係止することができ
る。
【0018】以上説明したような構成の本実施形態は、
打抜機によって簡単に製造することができる。
【0019】次に図2を用いて本実施形態の組立方法に
ついて説明する。
【0020】先ず、図2(a)に示した状態から、図2
(b)に示したように折曲線4に沿って側板1および天
板3を折り曲げるとともに、フック部材10,20を折
曲線2に沿って折り曲げる。
【0021】次に図2(c)に示したように、側板1を
折曲線2に沿って折り曲げるとともに、フック部材20
を折曲線30に沿って折り曲げ、係止部22をスリット
50に差し込んで図2(d)に示した状態にして組立を
終了する。
【0022】以上のように本実施形態ては、折曲線に沿
って各部材を折り曲げ、係止部22をスリットに差し込
むだけで容易に組立てることができる。
【0023】以上のようにして組み立てられた本実施形
態においては、下端部が天板3に連設されているフック
部材10と、係止部22によって下端部が天板3に係止
されているフック部材20という2枚のフック部材によ
ってフック部が構成されるようにすることによってフッ
ク部の強度を高めている。
【0024】このような本実施形態に商品等の物品を取
り付ける場合には、図3(a),(b)に示したよう
に、商品Aを側板1と側板5との間に挟んだ状態で、糸
等により商品Aを側板1および側板5に固定する。
【0025】ここで本実施形態においては、側板1に窓
部60が形成されることになるので、この窓部60を通
して商品Aを視認することができる。
【0026】さらに、側板1と側板5との間に商品Aを
挟まずに、側板1と側板5とを重ね、側板1の外側また
は側板5の外側に商品Aを位置させた状態で商品Aと側
板1および側板5とを糸等で固定するようにしてもよ
い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
商品等の物品を固定するハンガー本体のみならず強度の
高いフック部も一枚の紙によって構成することができ
て、製造および組立が容易な紙製ハンガーを提供するこ
とができる。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示す平面図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態の組立方法を示す説明図で
ある。
【図3】本発明の一実施形態の説明図である。
【図4】従来例の構成を示す斜視図である。
【図5】従来のフック部の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,5 側板 3 天板 2,4,30 折曲線 10,20 フック部材 21 切込み部 22 係止部 40 切断線 50 スリット 60 窓部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙により構成される第1の側板に第1の
    折曲線を介して天板が連設され、当該天板に第2の折曲
    線を介して第2の側板が連設され、前記第1および第2
    の側板に物品を固定する構成の紙製ハンガーであって、 前記第1の側板の前記天板側には、第3の折曲線に対し
    て対称的な形状の第1および第2のフック部材が切断線
    により形成され、前記第3の折曲線が上端部となる前記
    第1のフック部材の下端部は前記第1の折曲線を介して
    前記天板に連設されており、前記第3の折曲線が上端部
    となる前記第2のフック部材の下端部には切込み部を介
    して係止部が連設され、 前記天板には前記係止部が差込可能なスリットが形成さ
    れていることを特徴とする紙製ハンガー。
  2. 【請求項2】 前記スリットの長さは、前記係止部の長
    さ未満であり且つ前記切込み部に挟まれた部分の長さ以
    上であることを特徴とする請求項1に記載の紙製ハンガ
    ー。
JP2000132335A 2000-05-01 2000-05-01 紙製ハンガー Pending JP2001309835A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220152773A (ko) * 2021-05-10 2022-11-17 주식회사 타비오 벨크로가 구비된 마스크 끈 부착 패드

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220152773A (ko) * 2021-05-10 2022-11-17 주식회사 타비오 벨크로가 구비된 마스크 끈 부착 패드
KR102620037B1 (ko) * 2021-05-10 2024-01-03 주식회사 타비오 벨크로가 구비된 마스크 끈 부착 패드

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