JP2001309618A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JP2001309618A
JP2001309618A JP2000119244A JP2000119244A JP2001309618A JP 2001309618 A JP2001309618 A JP 2001309618A JP 2000119244 A JP2000119244 A JP 2000119244A JP 2000119244 A JP2000119244 A JP 2000119244A JP 2001309618 A JP2001309618 A JP 2001309618A
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JP
Japan
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rotor
magnet
magnetized
sensing
sensing magnet
Prior art date
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JP2000119244A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nagata
永田  寛
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Nidec Shibaura Corp
Original Assignee
Nidec Shibaura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 センシングマグネットを用いて回転子の位置
を検出する場合に、センシングマグネットを容易に組み
立てることができるブラシレスモータを提供する。 【解決手段】 円板状のセンシングマグネット28と円
筒状のロータマグネット26とを回転軸24に取り付け
た状態で、着磁装置を用いて、ロータマグネット26は
ラジアル方向に着磁し、センシングマグネット28はア
キシャル方向に着磁するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシレスモータ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブラシレスモータにおいては、その回転
方向や回転速度を制御するために回転子の位置を検出す
る必要がある。この回転子の位置を検出するために、固
定子に設けられた配線基板にはホールICが設けられて
いる。
【0003】そして、このホールICによって回転子の
位置を検出する方法としては従来次のような方法があ
る。
【0004】第1の方法は、回転子の周面に設けられた
ロータマグネットの磁束を直接ホールICによって感知
するものである。
【0005】第2の方法は、ロータマグネットとは別体
にセンシングマグネットを設け、このセンシングマグネ
ットの磁束を感知するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1の方法において
は、ホールICによってロータマグネットの位置を感知
するため、ロータマグネットを大きく取る必要があり、
また、そのためのスペースが必要となり、ブラシレスモ
ータ自身が大型化するという問題点があった。
【0007】第2の方法では、ロータマグネットを着磁
した後、同じ極数に着磁したセンシングマグネットを回
転軸に取り付ける必要があり、その組立工数が増え、ま
た、ロータマグネットとセンシングマグネットの極を一
致させる必要があり、その作業も複雑になるという問題
点があった。
【0008】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、セン
シングマグネットを用いて回転子の位置を検出する場合
に、センシングマグネットを容易に組み立てることがで
きるブラシレスモータを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、固定
子に設けられた配線基板にホールICが配され、前記ホ
ールICによって回転子の位置を検出するブラシレスモ
ータであって、前記ホールICの検出用であって、円板
状のセンシングマグネットを前記回転子の回転軸に設
け、前記センシングマグネットと前記回転子のロータマ
グネットとを前記回転軸に取り付けた状態で、前記2つ
のマグネットを同時に着磁したことを特徴とするブラシ
レスモータである。
【0010】請求項2の発明は、前記ロータマグネット
はラジアル方向に着磁し、前記センシングマグネットは
アキシャル方向に着磁することを特徴とする請求項1記
載のブラシレスモータである。
【0011】本発明のブラシレスモータであると、セン
シングマグネットとロータマグネットとを回転軸に取り
付けた状態で着磁するため、組立工数を削減することが
できる。また、この場合にセンシングマグネットとロー
タマグネットとの極を一致させる工程も削減することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例のブラシ
レスDCモータ(以下、モータという)10について図
1及び図2に基づいて説明する。
【0013】図1は、モータ10の半縦断面図である。
【0014】この図に示すように、固定子16は、複数
の鉄板を積層した鉄心12にコイル14を巻回し、固定
子16の左側部にリング状の配線基板18が配されてい
る。この配線基板18には、ホールIC20が設けられ
ている。
【0015】回転子22は、回転軸24に円筒状のロー
タマグネット26が設けられたものであり、このロータ
マグネット26はS極及びN極に交互に10極に着磁さ
れている。また、ロータマグネット26の左側には円板
状のセンシングマグネット28がロータマグネット26
と同軸に回転軸24に固定されている。このセンシング
マグネット28は、配線基板18に設けられているホー
ルIC20に対し、近接した位置に配され、ホールIC
20がセンシングマグネット28の磁束を感知すること
により、回転子22の回転位置を検出するものである。
【0016】回転軸24の右側部と左側部にはそれぞれ
ベアリング30,32が配されている。
【0017】固定子16の両側部にブラケット34,3
6を取り付けると共に、ブラケット34,36の内周部
にベアリング30,32を取り付けて、モータ10が形
成されている。
【0018】上記構成のモータ10において、回転子2
2におけるロータマグネット26とセンシングマグネッ
ト28の着磁方法について、図2に基づいて説明する。
【0019】回転軸24に、着磁前の円筒状のロータマ
グネット26と円板状のセンシングマグネット28をそ
れぞれ接着剤で固定する。
【0020】上記のようにした回転子22を、図2に示
すように円筒状の着磁装置38に挿入する。この着磁装
置38は、右側にロータマグネット26を着磁するため
のロータ用着磁部40が配され、その左側にはセンシン
グ用着磁部42が配されている。ロータ用着磁部40
は、ロータマグネット26を10極に着磁するために周
方向に沿って10個のコイル44が配され、コイル44
の両端部はそれぞれロータ用着磁部40から外に延びて
いる。また、センシング用着磁部42も同様に10極に
着磁するために10個のコイル46が周方向に配され、
その両端部がセンシング用着磁部42から外に延びてい
る。
【0021】上記のような着磁装置38に回転子22を
挿入して、まず、ロータ用着磁部40のコイル44に着
磁できる方向に電流を流す。これによって、ロータマグ
ネット26を10極に着磁することができる。
【0022】次に、センシング用着磁部42のコイル4
4に、ロータマグネット26と同極になるように電流を
流す。
【0023】この場合には、円板状のセンシングマグネ
ット28に対し、アキシャル方向に着磁が行われ、円筒
状のロータマグネット26に対してはラジアル方向に着
磁が行われる。
【0024】以上のようにすることにより、着磁装置3
8によって同時にロータマグネット26とセンシングマ
グネット28を着磁することができる。
【0025】そのため、回転軸24にロータマグネット
26とセンシングマグネット28を取り付け、上記の着
磁作業を行うだけで、回転子22を組み立てることがで
きるので、組み立て工数を削減することができ、その位
置検出精度を上げることができる。
【0026】また、この場合に、ロータマグネット26
とセンシングマグネット28とを同極に合わせるための
工程も削減することができる。
【0027】
【発明の効果】以上により本発明のブラシレスモータで
あると、ロータマグネットとセンシングマグネットを同
時に着磁することにより、組立工数を削減することがで
き、その位置検出精度を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブラシレスモータ半縦
断面図である。
【図2】回転子を着磁する場合の説明図である。
【符号の説明】
10 モータ 18 配線基板 20 ホールIC 22 回転子 24 回転軸 26 ロータマグネット 28 センシングマグネット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子に設けられた配線基板にホールIC
    が配され、前記ホールICによって回転子の位置を検出
    するブラシレスモータであって、 前記ホールICの検出用であって、円板状のセンシング
    マグネットを前記回転子の回転軸に設け、 前記センシングマグネットと前記回転子のロータマグネ
    ットとを前記回転軸に取り付けた状態で、前記2つのマ
    グネットを同時に着磁したことを特徴とするブラシレス
    モータ。
  2. 【請求項2】前記ロータマグネットはラジアル方向に着
    磁し、前記センシングマグネットはアキシャル方向に着
    磁することを特徴とする請求項1記載のブラシレスモー
    タ。
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