JP2001309174A - 画像処理装置および方法 - Google Patents

画像処理装置および方法

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JP2001309174A
JP2001309174A JP2000126475A JP2000126475A JP2001309174A JP 2001309174 A JP2001309174 A JP 2001309174A JP 2000126475 A JP2000126475 A JP 2000126475A JP 2000126475 A JP2000126475 A JP 2000126475A JP 2001309174 A JP2001309174 A JP 2001309174A
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JP
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flag signal
data
image data
signal
logic
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JP2000126475A
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Katsuhiko Yanagawa
勝彦 柳川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオ信号におけるスイッチング回数を低減
し、放射ノイズや消費電流の少ない印刷装置および方法
を提供する。 【解決手段】ピクセル毎の多値の画像データを処理する
装置において、この多値の画像データ毎にオン・オフに
反転するフラグ信号を発生する手段と、この多値の画像
データとフラグ信号に基づき、多値の画像データを濃度
データに変換する変換手段と、得られた濃度データを、
シリアルのビデオ信号に変換する手段とを備える構成と
した。また、生成される濃度データ各々を表す複数ビッ
トからなる信号の内、オンのビットを、フラッグに応じ
て、時間的に早い方向、あるいは、遅い方向から詰めて
立てるような構成とした。これにより、スイッチング回
数を低減することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置および方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、印刷装置の概略の構成を模式的
に表したブロック図である。
【0003】図6の、601は、画像読み取り部であ
り、原稿を読み取り多値の画像データを生成する部分で
ある。
【0004】602は、ピクセルデータ/ビデオデータ
変換部であり、画像読み取り部から出力された多値の画
像データをシリアルのビデオデータに変換する部分であ
る。
【0005】603は、出力部であり、入力されたビデ
オデータを画像として出力する部分である。
【0006】604は、制御部であり、各部の動作を制
御する部分である。この部分に、制御および処理のプロ
グラム格納のためのROM、1時的にデータを記憶して
おくRAM等の記憶部を含むものであっても良い。
【0007】図5は、従来の印刷装置におけるピクセル
データ/ビデオデータ変換部の構成を模式的に表したブ
ロック図である。
【0008】従来、レーザ・ビーム・プリンタ等で画像
を印刷する場合、図5に示すように、多値の画像データ
PXDATA[1:0](112)(以下、多値データ
という)をビデオ信号116に変換し、この信号を用い
て印刷が行われていた。多値データ112(PXDAT
A[1:0])は、多値データ変換回路503で、濃度
データ115(PWMD[2:0])に変換される。
104はパラレル/シリアル変換回路であり、変換後の
濃度データ115(PWMD[2:0])をシリアルの
ビデオ信号116に変換して出力する。その他の構成要
素は図1に示すものと同様であり、その説明は以下に行
うことから、ここでは省略する。
【0009】多値データ変換回路503での変換は、多
値データ112(PXDATA[1:0])を、所定の
規則で濃度データ115(PWMD[2:0])に1対
1対応させるものであった。そして、ビデオ信号116
は、濃度データ115(PWMD[2:0])に応じ
て、パルス幅を変調する方法で生成されていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術の変換方法では、ビデオ信号がオン・オフするスイ
ッチング回数の低減が特に図られず、高周波成分の強い
信号を含むこととなり、放射ノイズや消費電流が増大し
てしまうという問題があった。
【0011】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、多値の画像データ
を濃度データへ変換する際の、対応づけの方法の観点か
ら、放射ノイズや消費電流を低減できる印刷装置および
方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、ピクセル毎の多値の画像データを処理す
る装置において、前記多値の画像データ毎にオン・オフ
に反転するフラグ信号を発生する手段と、前記多値の画
像データと前記フラグ信号に基づき、前記多値の画像デ
ータを濃度データに変換する変換手段と、前記濃度デー
タを、シリアルのビデオ信号に変換する手段とを備える
構成とした。
【0013】また、他の発明は、前記変換手段が、生成
される濃度データ各々を表す複数ビットからなる信号の
内、オンのビットを、前記フラグ信号が論理”1”のと
き、時間的に最も早い方向から詰めて立てるように対応
づけ、前記フラグ信号が論理”0”のとき、時間的に最
も遅い方向から詰めて立てるように対応付ける構成とし
た。
【0014】また、他の発明は、前記変換手段が、生成
される濃度データ各々を表す複数ビットからなる信号の
内、オフのビットを、前記フラグ信号が論理”1”のと
き、時間的に最も早い方向から詰めて立てるように対応
づけ、前記フラグ信号が論理”0”のとき、時間的に最
も遅い方向から詰めて立てるように対応付ける構成とし
た。
【0015】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1は、本
発明の第1の実施の形態にかかる印刷装置のピクセルデ
ータ/ビデオデータ変換部の構成を模式的に表したブロ
ック図である。
【0016】図1の、101は1/3分周回路であり、
1ドット単位の情報を1つの電気信号列とする場合のそ
の1つの信号列が占める時間の逆数の、3倍の周波数の
3×VCLK信号111を1/3に分周し、3×VCL
K信号111の3周期に1回、LOAD信号113を出
力する。なお、多値データ112(PXDATA[1:
0])は、このLOAD信号113に同期して多値デー
タ変換回路103に送られてくる。
【0017】102はピクセル位置判別回路であり、1
ピクセルおきにFLAG信号114を出力する。
【0018】103は多値データ変換回路であり、多値
データ112(PXDATA[1:0])を濃度データ
115(PWMD[2:0])に変換する。
【0019】この変換の対応関係を図2に示す。図でF
LAG信号が”X”の場合、FLAG信号が”0”また
は”1”のいずれの場合も、”00”は”000”
に、”11”は”111”に変換されることを示す。こ
こで、従来の技術と異なる特徴的なことは、FLAG信
号によって同一の多値データ112(PXDATA
[1:0])が異なる濃度データ115(PWMD
[2:0])に対応づけられるということである。
【0020】104はパラレル/シリアル変換回路であ
り、変換後の濃度データ115(PWMD[2:0])
をシリアルのビデオ信号116に変換して出力する。
【0021】次に、以上の構成を有する装置の動作を、
図3のタイミングチャートを参照して説明する。
【0022】1ピクセル目:多値データ112(PXD
ATA[1:0])は、”00”なので、多値データ変
換回路103に入力されると、”000”の濃度データ
115(PWMD[2:0])に変換され、P/S変換
回路104に出力される。その際、この濃度データは、
LOAD信号113に同期してP/S変換回路104に
ロードされる。ロードされた濃度データは、順次シリア
ル変換され、ビデオ信号として出力される。
【0023】2ピクセル目:多値データ112(PXD
ATA[1:0])は”01”であり、さらにFLAG
信号が”1”なので、多値データは“001”の濃度デ
ータに変換され、最終的に”0−0−1”の順番でビデ
オ信号として出力される。なお、ビデオ信号は、このタ
イミングチャートからも分かるように、これら一連の処
理により1ピクセル遅れて出力される。
【0024】3ピクセル目:ここでも、多値データ11
2(PXDATA[1:0])は、”01”であるが、
FLAG信号が”0”なので、“100”の濃度データ
に変換され、最終的に”1−0−0”の順番でビデオ信
号として出力される。
【0025】同様に、4ピクセル以降を処理すると図の
様なタイミングチャートになる。
【0026】ここで、比較のために、従来のビデオ信号
を併記する。なお、ここで用いた従来の多値データ変換
回路における変換パターンは、図4に示すものとした。
【0027】そして、これらのビデオ信号を見比べる
と、本発明によるビデオ信号の方が、高周波数成分が少
ない(オン・オフのスイッチング回数が少ない)ことが
分かる。これは、同一信号が続く場合に、スイッチング
回数の低減が図られているからである。したがって、放
射ノイズ、消費電流の低減が可能となる。 [他の実施形態]第1の実施の形態では、多値データを
2ビットとし、そしてそれを3ビットの濃度データに変
換したがそれぞれのビット数はこれらに限定されるもの
でない。
【0028】また、多値データ変換回路の変換パターン
を図2に示したがこれは一例にすぎず、これに限定され
るものでない。
【0029】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0030】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0031】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多値データから濃度データへの変換パターンを1ピクセ
ルおきに変えることによって、ビデオ信号におけるスイ
ッチング回数の低減が図れ、放射ノイズや消費電流を低
減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる印刷装置のピクセルデー
タ/ビデオデータ変換部の構成を表すブロック図であ
る。
【図2】本実施の形態にかかる多値データ変換回路にお
ける入出力信号の対応付けの一例を表す図である。
【図3】本実施の形態にかかる印刷装置の動作の一例を
表すタイミングチャートである。
【図4】従来の多値データ変換回路における入出力信号
の対応付けの一例を表す図である。
【図5】従来の印刷装置のピクセルデータ/ビデオデー
タ変換部の構成例を表すブロック図である。
【図6】従来の印刷装置の概略の構成を模式的に表した
ブロック図である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピクセル毎の多値の画像データを処理す
    る装置において、 前記多値の画像データ毎にオン・オフに反転するフラグ
    信号を発生する手段と、 前記多値の画像データと前記フラグ信号に基づき、前記
    多値の画像データを濃度データに変換する変換手段と、 前記濃度データを、シリアルのビデオ信号に変換する手
    段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記変換手段は、生成される濃度データ
    各々を表す複数ビットからなる信号の内、オンのビット
    を、前記フラグ信号が論理”1”のとき、時間的に最も
    早い方向から詰めて立てるように対応づけ、前記フラグ
    信号が論理”0”のとき、時間的に最も遅い方向から詰
    めて立てるように対応付けることを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記変換手段は、生成される濃度データ
    各々を表す複数ビットからなる信号の内、オフのビット
    を、前記フラグ信号が論理”1”のとき、時間的に最も
    早い方向から詰めて立てるように対応づけ、前記フラグ
    信号が論理”0”のとき、時間的に最も遅い方向から詰
    めて立てるように対応付けることを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 ピクセル毎の多値の画像データを処理す
    る方法において、 前記多値の画像データ毎にオン・オフに反転するフラグ
    信号を発生するステップと、 前記多値の画像データと前記フラグ信号に基づき、前記
    多値の画像データを濃度データに変換する変換ステップ
    と、 前記濃度データを、シリアルのビデオ信号に変換するス
    テップとを備えたことを特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記変換ステップは、生成される濃度デ
    ータ各々を表す複数ビットからなる信号の内、オンのビ
    ットを、前記フラグ信号が論理”1”のとき、時間的に
    最も早い方向から詰めて立てるように対応づけ、前記フ
    ラグ信号が論理”0”のとき、時間的に最も遅い方向か
    ら詰めて立てるように対応付けることを特徴とする請求
    項4記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記変換ステップは、生成される濃度デ
    ータ各々を表す複数ビットからなる信号の内、オフのビ
    ットを、前記フラグ信号が論理”1”のとき、時間的に
    最も早い方向から詰めて立てるように対応づけ、前記フ
    ラグ信号が論理”0”のとき、時間的に最も遅い方向か
    ら詰めて立てるように対応付けることを特徴とする請求
    項4記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 ピクセル毎の多値の画像データの処理を
    行う処理のプログラムコードが格納されたコンピュータ
    可読メモリであって、 前記多値の画像データ毎にオン・オフに反転するフラグ
    信号を発生するステップを実行するためのコードと、 前記多値の画像データと前記フラグ信号に基づき、前記
    多値の画像データを濃度データに変換する変換ステップ
    を実行するためのコードと、 前記濃度データを、シリアルのビデオ信号に変換するス
    テップを実行するためのコードとを備えたことを特徴と
    するコンピュータ可読メモリ。
  8. 【請求項8】 前記変換ステップを実行するためのコー
    ドは、生成される濃度データ各々を表す複数ビットから
    なる信号の内、オンのビットを、前記フラグ信号が論
    理”1”のとき、時間的に最も早い方向から詰めて立て
    るように対応づけ、前記フラグ信号が論理”0”のと
    き、時間的に最も遅い方向から詰めて立てるように対応
    付ける処理を実行するためのコードとを備えたことを特
    徴とする請求項7記載のコンピュータ可読メモリ。
  9. 【請求項9】 前記変換ステップを実行するためのコー
    ドは、生成される濃度データ各々を表す複数ビットから
    なる信号の内、オフのビットを、前記フラグ信号が論
    理”1”のとき、時間的に最も早い方向から詰めて立て
    るように対応づけ、前記フラグ信号が論理”0”のと
    き、時間的に最も遅い方向から詰めて立てるように対応
    付ける処理を実行するためのコードとを備えたことを特
    徴とする請求項7記載のコンピュータ可読メモリ。
JP2000126475A 2000-04-26 2000-04-26 画像処理装置および方法 Withdrawn JP2001309174A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8233561B2 (en) 2007-03-07 2012-07-31 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus and data communication method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070703