JPH07256936A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07256936A
JPH07256936A JP6046986A JP4698694A JPH07256936A JP H07256936 A JPH07256936 A JP H07256936A JP 6046986 A JP6046986 A JP 6046986A JP 4698694 A JP4698694 A JP 4698694A JP H07256936 A JPH07256936 A JP H07256936A
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JP6046986A
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Manabu Sakakibara
学 榊原
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信画像種別(自然画、文字)に従って適切
な解像度と階調数で画像形成を行う。 【構成】 画像情報受信すると文字画像は解像度600
dpi、1画素3ビット表現で文字画像展開部12に、
自然画像は解像度300dpi、1画素6ビット表現で
自然画像展開部13に展開される。その後、これらのデ
ータは多値画像メモリ15に解像度600dpi、1画
素4ビットで、即ち、各画素ごとに1ビットの自然画/
文字選択信号を付加し、自然画像は隣接する2つのアド
レスを用いて1画素分の画像データを格納する。そし
て、自然画/文字選択信号に基づいて解像度を切り替え
ながら、画像データを多値画像メモリ15から読み出し
てPWM変調を行って画像形成を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に関し、特
に、入力画像データを階調処理して中間調画像の形成を
行う画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタにおいて階調表現
を行なう方法に、ディザマトリクス法や誤差拡散法があ
る。これらの方法は白黒1ドットの集合で階調を表現す
るので解像度が低下したり、ノイズが目立つ等の欠点が
ある。そこで1ドットよりも細かくパルス幅を制御した
り、レーザ光の強弱を制御するこで、滑らかな階調表現
を行なう方法が近年注目されている。
【0003】図14は600ドット/インチ(dpi)
の画素密度をもつ従来のレーザビームプリンタの概略構
成を示すブロック図である。図14において、ホストコ
ンピュータ(以下、ホストという)からインタフェース
(I/F)回路501を通して送られた画像コードは、
画像展開部502で画素密度が600dpiで1画素6
ビット(bit)の画像データに展開され、多値画像メ
モリ503に格納される。そして、PWM回路504で
画像信号が画像データに対応したパルス幅に変調され、
その画像信号に従って印刷回路505で印刷処理が行わ
れる。
【0004】さて、画像が文字画像なのか自然画像なの
かによってその特質は異なる。文字画像の場合は、階調
性よりも解像度が必要であり、一方自然画像の場合は解
像度よりも階調性が重要である。例えば、自然画像の場
合は300dpi程度の解像度があれば十分であるが、
文字画像では600dpi以上の解像度がないと文字の
輪郭のギザギザが目立ってしまう。また、自然画像では
階調数が最低でも64階調(6bit)程度ないと疑似
輪郭が発生して非常に見苦しい絵になってしまうのに対
して、文字画像の場合には階調が滑らかに変化する画像
が少ないので、そこまでの階調数はあまり必要としな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、相反する特質をもつ文字画像も自然画像も同一
の解像度および階調数で画一的に処理しているので、高
解像度の画素密度をもつレーザプリンタの場合、画像メ
モリが大容量になり、画像データの転送時間も多くかか
り画像形成に時間がかかるという欠点があった。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、画像の種類の応じて最適な解像度と階調で画像形成
を行い、また、高速な画像形成が可能な画像形成装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の画像形成装置は以下のような構成からなる。即
ち、中間調の画像形成が可能な画像形成装置であって、
複数種の画像を表す画像情報を受信する受信手段と、前
記受信手段によって受信された画像情報から画像の種別
を表す画像種別情報を取り出す抽出手段と、異なる解像
度と階調数で画像を形成する画像形成手段と、前記抽出
手段によって抽出された画像種別情報に従って、前記解
像度と階調数とを変化させて画像を形成するように前記
画像形成手段を制御する制御手段とを有することを特徴
とする画像形成装置を備える。
【0008】
【作用】以上の構成により本発明は、受信画像情報から
画像の種別を表す画像種別情報を取り出し、その画像種
別情報に従って、解像度と階調数とを変化させて画像を
形成するよう動作する。
【0009】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例について詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の画像処理装置の代表的な実
施例であるレーザビームプリンタ(LBP)の概略構成
を示すブロック図である。図1において、1はホストコ
ンピュータ(以下、ホストという)、2はレーザビーム
プリンタ(LBP)、3はプリンタコントローラ、4は
プリンタエンジン、5はデータ処理部、6はPWM処理
部、7はレーザドライバ、8は半導体レーザである。
【0011】LBP2の動作概略は以下のようなもので
ある。即ち、ホスト1はLBP2へ画像コードを送出す
る。LBP2はプリンタコントローラ3で画像コードを
多値画像データに変換し、プリンタエンジン4内のデー
タ処理部5で濃度コードに変換し、PWM処理部6で多
値画像データの濃度に基づいたパルス幅変調信号を生成
し、レーザドライバ7により半導体レーザ8を点滅させ
る。半導体レーザ8はレーザ光で回転する感光ドラム
(不図示)を走査照射して、感光ドラム上に潜像を形成
し、電子写真方式に従って画像形成を行なう。また、ホ
スト1がLBP2へ送信する画像コードには画像の種別
(自然画或は文字)を表す情報が含まれているとする。
【0012】以下、プリンタエンジンは600ドット/
インチ(以下、dpiと略す)の画素密度で印刷するも
のとして説明を行なう。また、画像形成において、レー
ザ光の走査方向を主走査方向、感光ドラムの回転方向を
副走査方向と呼ぶ。
【0013】図2はプリンタコントローラ3の構成を示
すブロック図である。図2において、11はインタフェ
ース回路(I/F)、12は文字画像展開部、13は自
然画像展開部、14はデータ整形部、15は多値画像メ
モリである。多値画像メモリ15は解像度600dp
i、1画素4bitの階調数でデータを格納するように
構成されている。
【0014】プリンタコントローラ3の動作概略は以下
のようなものである。即ち、ホスト1から送られた画像
コードは、インタフェース回路(I/F)11を経て、
文字画像の場合には文字画像展開部12において解像度
600dpi、1画素3bitの階調数をもったデータ
に展開される。一方、自然画像の場合には、自然画像展
開部13において、主走査方向に300dpiの解像
度、副走査方向に600dpiの解像度、階調数は6b
itで展開された画像データと、主走査方向に300d
pi、副走査方向に600dpiの解像度で、1bit
の自然画/文字の切り替え信号に展開される。以下、主
走査方向に300dpi、副走査方向に600dpiの
解像度を変形300dpiと記す。
【0015】さて、自然画像展開部13で変形300d
piの解像度、1画素6bitの階調数に展開された自
然画像データは、図2に示すように、(b5〜b3)と
(b2〜b1)との2つの部分に分けられ、それぞれの
部分は多値画像メモリ15の隣接するピクセルの下位3
bitに格納される。更に、自然画/文字の切り替え信
号もその隣接するピクセルの上位1bitに同じものが
格納される。一方、文字画像展開部12において展開さ
れた解像度600dpi、1画素3bitの階調数をも
つ文字画像データは多値画像メモリ15の下位3bit
にそのまま格納され、文字画と自然画の合成が行なわれ
る。多値画像メモリ15から画像データはVDO
[0..2]として、自然画/文字の切り替え信号は解
像度切り替え信号PHIMGとして、解像度600dp
iで、画像転送クロックVCLK(不図示)に同期して
プリンタエンジン4に送られる。
【0016】このように、多値画像メモリ15は見かけ
上、解像度600dpi、1画素4bitの階調数で画
像データが格納されるが、解像度が変形300dpiの
自然画の画像データは隣接する2つのアドレスに1画素
分データ(6bit)を格納するようになっているの
で、文字画像の高解像度低階調性と自然画像の低解像度
高階調性の両方の特性を考慮しながらも画像格納領域を
効率的に用い、データ格納に無駄のない構成となってい
る。従って、多値画像メモリ15からプリンタエンジン
4への画像データVDO[0..2]のデータ転送も無
駄のない、言い換えると、データ転送量を抑えたものと
なる。
【0017】図3はプリンタエンジン4を構成するデー
タ処理部5とPWM処理部6の構成を示すブロック図で
ある。図3において、20はFIFOメモリ、21は制
御クロック生成部、22〜28はDフリップフロップ、
29はインバータ、30はデータ変換テーブル、31は
合成器、32はセレクタ、33はγ変換テーブル、34
はD/A変換器、35は三角波発生回路、36はコンパ
レータである。
【0018】次に、プリンタエンジン4の動作概略を図
4に示す種々の制御信号を参照して説明する。即ち、プ
リンタコントローラ3から送られる画像データVDO
[0..2]及び解像度切り替え信号PHINGは、同
じくプリンタコントローラ3から送られる画像転送クロ
ックVCLKのタイミングでFIFOメモリ20に書き
込まれ、制御クロック生成部21で発生するPCLKに
同期して読みだされる。なお、PCLKはプリンタエン
ジン4の印刷動作に同期した600dpiの画像クロッ
クである(図4の401)。
【0019】さて、Dフリップフロップ22〜25、2
7は画像クロックPCLKに同期したラッチ動作を行な
い、Dフリップフロップ26は、PCLKを分周した1
/2PCLK(図4の402)に同期したラッチ動作を
行ない、Dフリップフロップ28は1/2PCLKをイ
ンバータ29で反転したクロック *1/2PCLK(図
4の403)でラッチ動作を行なう。
【0020】画像データが自然画の場合、FIFOメモ
リ20から読み出された画像データVDO[0..2]
(図4の404)は、Dフリップフロップ26、27で
ラッチされたもの(図4の406と407)と、Dフリ
ップフロップ28でラッチされたもの(図4の405)
とが合成器31で6bitのデータに合成される(図4
の408)。即ち、解像度600dpi、1画素3bi
tの2つの順次データが1画素6bitのデータに合成
される。そして、その合成データがセレクタ32のB入
力端子に入力される。
【0021】一方、文字画像の場合は、自然画のデータ
と同期させるためにDフリップフロップ24、25によ
りPCLKの2クロック分遅延させて(図4の40
9)、データ変換テーブル30に入力し1画素3bit
のデータを1画素6bitのデータに変換する。その変
換されたデータは、セレクタ32のA入力端子に入力さ
れる。同様に、解像度切り替え信号PHING(図4の
410)も画像データと同期させるために、Dフリップ
フロップ22,23によりPCLKの2クロック遅延さ
せ(図4の411)、セレクタ32に制御信号として入
力される。これにより、セレクタ30の出力は図4の4
12のようになる。
【0022】以上のようにしてデータ処理部5で生成さ
れた6bitの画像データは、PWM処理部6に入力さ
れる。次に、PWM処理部6の動作概略を図5〜図8を
参照して説明する。
【0023】即ち、データ処理部5で生成された6bi
tの画像データは、ROMまたはSRAMで構成される
γ変換テーブル33のアドレス入力に入力され、図6に
示すようなγ変換テーブルを用いて、8bitのγ補正
データγ[0..7]に変換される。これは電子写真方
式に従って画像形成を行う場合、レーザ光のパルス幅と
印刷濃度との関係が、γ補正を行わないと、図5の50
1に示すように非線形になるので、γ補正により、画像
データと印字濃度との関係を線形(図5の502)に補
正する。
【0024】γ変換テーブル33でγ補正されたγ
[0..7]は、D/A変換器34で、PCLKごとに
D/A変換され(図8の801、803、805)、D
/A変換されたアナログ信号(DA)はコンパレータ3
6の負(−)入力端子に入力される。一方、三角波発生
回路35ではPCLKを分周した1/2PCLK(図8
の802)に基づいて、三角波信号 *TRI(図8の8
04)が生成され、コンパレータ36の正(+)入力端
子に入力される。三角波発生回路35は、図7に示すよ
うな回路構成であり、定電流源91、92から発生する
電流を各々、切り替え器93の入力端子a、bに入力
し、これを切り替え器93で切り替えて出力端子cから
出力し、コンデンサ94に電荷の充電と放電とを繰り返
して、三角波信号を生成する。
【0025】このようにして生成されるD/A変換信号
(DA)と三角波信号 *TRIとがコンパレータ36で
比較され、負論理のパルス幅変調信号 *POUT(図8
の806)がレーザドライバ7に送られる。この信号 *
POUTに基づいてレーザドライバ7によって半導体レ
ーザ8を駆動し、形成された画像を印刷する(図8の8
07)。
【0026】以上のような動作によって形成された画像
の例を図9に示す。図9は文字モード(図9の(a))
と自然画モード(図9の(b))の印字例である。図9
(a)の文字モードの場合には、解像度600dpiで
各画素を3bitの階調表現を行い、図9(b)の自然
画モードの場合には、解像度600dpiの画素密度を
主走査方向に2つの画素を1つの画素にして、即ち、主
走査方向には300dpiの解像度で各画素を6bit
の階調表現を行う。このように、文字画像のように階調
性よりも解像度が重要な画像と、自然画のように解像度
よりも階調性が重要な画像とで、画像の解像度および階
調(bit)数が異なった処理を行う。つまり、自然画
の場合の様に低解像度でも高階調性が求められる場合に
は、自然画の画像形成を行う部分だけ、元々の画素密度
(ここでは600dpi)の数画素分(ここでは2画
素)にわたって画像データを転送して、その画素領域を
用いて階調数を高めた画像形成を行う。
【0027】また、プリンタエンジン3内にあって1画
素3bitから6bitへの変換を行なうデータ変換テ
ーブル30は、64階調の中からの8階調への割当であ
るので、その変換パターンを複数用意して、プリンタコ
ントローラ2から選択可能としてもよい。これによっ
て、印字を行なう文字の実際の階調に適した、文字の階
調を生成することができる。
【0028】従って本実施例に従えば、ホストから送信
される画像情報を文字画像と自然画像とに分けてそれぞ
れについて異なる解像度と階調数で画像展開を行い、こ
れを画像メモリに格納し、それぞれの画像に従って、解
像度と階調数とを変化させてPMW変調を行って画像を
形成するので、文字画像については高解像度低階調性の
画像を、一方、自然画像については低解像度高階調性の
画像を形成することができる。具体的には、各画素3b
itの画像データと1bitの解像度切り替え信号を、
プリンタコントローラからプリンタエンジンへ解像度6
00dpiで単位で送っているので、自然画の上に文字
がはめ込まれたような画像、或は、その逆のような画像
でも、自然画と文字は各々の解像度と階調数で画像形成
を行うことができる。
【0029】また、それぞれの画像種類に従って適切な
解像度と階調度が選択されるので、例えば、自然画の階
調性を重視してすべての画像を階調数を高めた、言い換
えると、データ量が多くなるようなデータ処理を行う必
要もないので、生成されるデータ量も抑えられる。これ
によって、転送データ量も少なくなり、結果として画像
形成に要する時間を短縮することにも資することにな
る。
【0030】
【他の実施例】本実施例では、1ページ内に自然画と文
字とが合成された画像において、図10に示すように、
自然画の領域は矩形ブロックとしてそのブロックの左上
端と右下端とを表すXY座標情報をX−Y座標領域指定
信号として予めプリンタコントローラからプリンタエン
ジンに送信しておき、印刷時には画像データのみを送信
するように構成した例について説明する。なお、本実施
例では前述の実施例とほぼ同様の構成のレーザビームプ
リンタを用いるものとし、前述の実施例と共通の装置構
成要素や信号には同じ装置参照番号や記号を用いて言及
し、ここでの説明は省略する。そして、以下の説明では
本実施例に特徴的な部分や動作についてのみ説明する。
【0031】図11は本実施例に従うプリンタコントロ
ーラ3の構成を示すブロック図である。そして、図12
は本実施例に従うプリンタエンジン4の構成を示すブロ
ック図である。本実施例のプリンタコントローラ3とプ
リンタエンジン4の特徴的な動作は次の通りである。ま
た、本実施例の場合、多値画像メモリ15は解像度60
0dpi、1画素3bitの階調数でデータを格納する
ように構成され、多値画像メモリ15から解像度切替信
号PHIMGをの出力は行わない。
【0032】即ち、自然画像展開部13で展開した自然
画の矩形領域の左上端と右下端のXY座標を示すデータ
PHARIA(解像度領域信号)を、印刷動作前に画像
領域送信部51をとおしてプリンタエンジン4に送信す
る。プリンタエンジン4は、解像度切換信号生成回路5
2で、受信したPHARIA(解像度領域信号)に基づ
いて解像度切替信号PHIMGを生成し、後は前述の実
施例と同様な処理により印刷を行なう。
【0033】図13は解像度切替信号生成回路52の詳
細な構成を示すブロック図である。図13において、5
4は画像クロックPCLKをカウントし水平同期信号B
DでリセットされるX方向(主走査)カウンタ、55は
自然画領域のX領域のアドレスを記憶するX方向レジス
タ、56は水平同期信号BDをカウントするY方向(副
走査)カウンタ、57は自然画領域のY領域のスタート
アドレスを記憶するレジスタ、58はX方向(主走査)
カウンタとX方向レジスタを比較してX方向の自然画領
域を示すX方向自然画領域判定回路、59はY方向(主
走査)カウンタとY方向レジスタを比較してY方向の自
然画領域を示すY方向自然画領域判定回路、60はX方
向自然画領域とY方向自然画領域の論理積(AND)を
とって最終的な解像度切換信号PHIMGを生成する合
成回路である。
【0034】従って本実施例に従えば、自然画の領域が
矩形である場合、自然画領域と文字画像領域とを区別す
る信号を画像データとは独立させて生成するので、前述
の実施例と比べて多値画像メモリ15の容量を削減しま
たその構成を簡略化することができる。これによって、
装置の回路構成の簡略化やそれに伴う信頼性の向上やコ
ストダウンに資することになる。
【0035】なお本実施例では1ページ内の矩形ブロッ
ク単位で解像度を切り換えたが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、例えば、その切り替え単位をページ
として装置構成を簡略化してもよい。
【0036】なお、文字画像のように階調性よりも解像
度が重要な画像か、自然画のように解像度よりも階調性
が重要な画像かを区別する情報(上記2つの実施例では
解像度切替信号(PHIMG))は画像データと同じ解
像度でもよいし、画像データの解像度よりも低くして、
データ伝送量を少なくしてもよい。
【0037】また、文字画像のような高解像度をもち低
階調の画像領域を高階調に補正する際に、その補正の具
合を、その画像のもつ階調分布に応じて選択可能として
もよい。これによって、実質的な階調誤差を目立たなく
することが出来る。
【0038】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、受
信画像情報から画像の種別を表す画像種別情報を取り出
し、その画像種別情報に従って、解像度と階調数とを変
化させて画像を形成するよう動作するので、受信画像情
報に適切な解像度と階調数で画像を形成することができ
るという効果がある。
【0040】また、画像データの記憶に際して記憶領域
に無駄がないように画像の種類に従って、その画像デー
タを第2記憶手段に格納し、その第2記憶手段から画像
形成手段に画像データが転送されて画像種類に従った画
像形成がなされるので、記憶手段の記憶容量を抑えるこ
とができる。また、これによってデータ伝送量を抑える
ことになるので、トータルな画像形成速度を速めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例であるレーザビームプ
リンタの概略構成を示すブロック図である。
【図2】プリンタコントローラの構成を示すブロック図
である。
【図3】プリンタエンジンの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】各種制御信号のタイムチャートである。
【図5】γ補正前後のパルス幅と印刷濃度との関係を示
す図である。
【図6】γ変換テーブルの構成を示す図である。
【図7】三角波発生回路の構成を示す回路図である。
【図8】各種制御信号のタイムチャートである。
【図9】文字モードと自然画モードの印刷例を示す図で
ある。
【図10】自然画と文字とが混合した印刷例を示す図で
ある。
【図11】他の実施例に従うプリンタコントローラの構
成を示すブロック図である。
【図12】他の実施例に従うプリンタエンジンの構成を
示すブロック図である。
【図13】解像度切替信号生成回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図14】従来のレーザビームプリンタの概略構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 レーザビームプリンタ(LBP) 3 プリンタコントローラ 4 プリンタエンジン 5 データ処理部 6 PWM処理部 7 レーザドライバ 8 半導体レーザ 11 ホストインタフェース 12 文字画像展開部 13 自然画像展開部 14 データ整形部 15 多値画像メモリ 20 FIFOバッファ 21 制御クロック生成部 22〜28 Dフリップフロップ回路 29 インバータ 30 データ変換テーブル 31 合成器 32 セレクタ 33 γ変換テーブル 34 D/Aコンバータ 35 三角波発生回路 36 コンパレータ 51 画像領域送信部 52 解像度切替信号生成回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間調の画像形成が可能な画像形成装置
    であって、 複数種の画像を表す画像情報を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された画像情報から画像の種
    別を表す画像種別情報を取り出す抽出手段と、 異なる解像度と階調数で画像を形成する画像形成手段
    と、 前記抽出手段によって抽出された画像種別情報に従っ
    て、前記解像度と階調数とを変化させて画像を形成する
    ように前記画像形成手段を制御する制御手段とを有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記複数種の画像には文字画像と自然画
    像とを含み、 前記制御手段は、前記文字画像の画像形成には高い解像
    度でかつ、少ない階調数で画像形成を行うよう、一方、
    前記自然画像の画像形成には低い解像度でかつ、多い階
    調数で画像形成を行うよう画像形成手段を制御すること
    をを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成手段は、前記制御手段によ
    る制御に従って、前記自然画像の画像形成時には、前記
    文字画像形成時の画素密度における画素を複数画素分ま
    とめて前記自然画像の画像形成のための単位画素とし、
    該単位画素によって多くの階調を表現することを特徴と
    する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成手段は、パルス幅変調方式
    を用いて画像形成を行うことを特徴とする請求項2に記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成手段は、レーザビームプリ
    ンタであることを特徴とする請求項4に記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 前記画像種別情報は、各画素単位に与え
    られることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記画像種別情報は、前記複数種の画像
    の内の1つの画像が矩形領域であるとき、前記矩形領域
    の相対する両端の座標情報を含むことを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記受信手段によって受信された画像情
    報から画像の種類別にそれぞれ画像データを展開して格
    納する複数の第1記憶手段と、 前記複数の第1記憶手段に格納された画像データを合成
    して格納する第2記憶手段とをさらに有し、 前記画像の種類別に従って、前記第2記憶手段への前記
    画像データの格納は、高解像度で低階調で表現される画
    像の1画素分のデータを格納単位とし、低解像度で高階
    調で表現される画像は、該画像1画素分のデータの格納
    に前記格納単位を複数個用い、 前記第2記憶手段から前記画像形成手段に画像の転送が
    行われることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
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