JP3554011B2 - 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は画像処理装置及びその制御方法に関し、例えば文字信号と画像信号とを合成して画像を形成する画像処理装置及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、文字信号と画像信号とを、文字信号の値に応じて合成して画像を形成する画像処理装置が製品化されている。
【0003】
上述したような従来の画像処理装置の合成処理について、図10を参照して説明する。
【0004】
図10は、従来の画像処理装置の画像形成処理を概念的に示す図である。図10において、201はスキャナ部で原稿画像を読み込んだフルカラー画像であり、202は予めスキャナ部で2値データ原稿画像を読み込んで、文字メモリに保持しておいた文字画像である。従来の画像処理装置は、上述したフルカラー画像201と文字画像202とを合成して、目的の合成画像203を得るという文字合成機能を持っている。
【0005】
図10に示すフルカラー画像201を構成する各画素は、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)の4つの色成分について、それぞれ8ビットの計32ビットで構成されている。一方、文字画像202を構成する各画素は1ビットで構成されており、文字部が「1」、他は「0」の値となっている。従来の画像処理装置における画像合成処理は、この文字画像202において、画素が「0」である部分にはフルカラー画像201を選択し、一方、文字画像202の画素が「1」である部分には、所定の色を色付けすることにより、行っていた。
【0006】
また、従来の画像処理装置は、複数の出力色成分シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)について面順次に画像形成を行うレーザ方式のカラー電子写真方式により画像形成を行っており、合成画像信号をパルス幅変調した信号でレーザを駆動することにより、中間調を実現している。
【0007】
上述した従来の画像処理装置では、パルス幅変調を行う方式として、画素単位にパルス幅変調を行う第1の方式と、複数画素を単位としてパルス幅変調を行う第2の方式を有している。第1の方式では、画素毎にパルスが出力されるため高解像度が得られる。一方、第2の方式では、複数画素ごとにパルスが出力されるため解像度が低くなるが、画像データの変化に対して変化するパルス幅の量が第1の方式に比べ大きくなるため、画像データの変化を忠実に再現しやすくなる。即ち、高階調性が得られる。
【0008】
従来の画像処理装置が400dpiの解像度である場合、パルス幅変調を行う第1の方式では400dpiの解像度が得られるため、第1の方式を「400線」と呼ぶ。一方、パルス幅変調を行う第2の方式では2画素ごとにパルス幅変調を行っているために200dpiの解像度が得られる。従って、第2の方式を「200線」と呼ぶ。
【0009】
上述した従来の画像処理装置では、図10に示す合成画像203において、文字画像部は解像度を重視して400線で形成し、一方、フルカラー画像部は階調性を重視して原則的に200線で形成していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例では、文字合成を行う際に、細線文字を想定して文字部は全て400線で形成されていた。
【0011】
しかしながら上述した従来例では、文字部が400線で形成されるため、文字部の階調性が貧弱になってしまうという欠点があった。この階調性の低さは特に大きな文字の場合に目立ってしまう。
【0012】
また、文字データとして文字の代わりに円等の図形を供給し、着色しようとした場合にも、階調性が低いため、意図したような色にならないという問題があった。
【0013】
即ち、文字信号を入力する文字信号入力手段と、画像信号を入力する画像信号入力手段と、前記画像信号入力手段により入力された画像信号と前記文字信号入力手段により入力された文字信号とを前記文字信号の値に応じて合成して合成画像信号を生成する合成画像信号生成手段と、前記合成画像信号より画像を形成して出力する画像形成手段とを有する画像処理装置において、画素単位に画像信号のパルス幅変調を行う第1の変調手段と、複数画素を単位として画像信号のパルス幅変調を行う第2の変調手段とを有し、前記画像形成手段は前記第1の変調手段により変調されたパルス幅変調信号と前記第2の変調手段により変調されたパルス幅変調信号とを用いて画像形成を行い、前記画像形成手段は前記文字信号のエッジ部のみを前記第1の変調方式で変調し、前記文字信号の前記エッジ部以外については第2の変調方式で変調することを特徴とする。
【0014】
即ち、文字信号を入力する文字信号入力手段と、画像信号を入力する画像信号入力手段と、前記文字信号の値に応じて前記画像信号と前記文字信号とを合成して合成画像信号を生成する合成画像信号生成手段と、前記合成画像信号より画像を形成して出力する画像形成手段とを有する画像処理装置において、画素単位に画像信号のパルス幅変調を行う第1の変調手段と、複数画素を単位として画像信号のパルス幅変調を行う第2の変調手段とを有し、前記画像形成手段は前記第1の変調手段により変調されたパルス幅変調信号と前記第2の変調手段により変調されたパルス幅変調信号とを用いて画像形成を行い、前記画像形成手段は前記文字信号のエッジ部のみを前記第1の変調方式で変調し、前記文字信号の中心部については第2の変調方式で変調することを特徴とする。
【0016】
更に、少なくとも2つの文字信号入力手段と、前記文字信号がいずれの文字信号入力手段から入力されたかに従って前記第1の変調手段と前記第2の変調手段とを選択する変調方式選択手段とを有し、前記画像形成手段は前記変調方式選択手段により選択された前記第1の変調手段により変調されたパルス幅変調信号と前記第2の変調手段により変調されたパルス幅変調信号とを用いて画像形成を行うことを特徴とする。
【0017】
例えば、文字信号を生成する文字信号生成手段を有し、前記画像信号入力手段は画像を読み取ること又は外部装置から受信することにより画像信号を入力し、前記文字信号生成手段は前記画像信号入力手段により入力された画像信号から文字信号を生成し、前記文字信号入力手段は前記文字信号生成手段により生成された文字信号を入力することを特徴とする。
【0018】
又、前記文字信号生成手段により生成された文字信号を保持するための文字信号保持手段を有し、前記文字信号入力手段は前記文字信号保持手段に保持された文字信号を読出して入力することを特徴とする。
【0019】
又、前記文字信号は基準文字信号にその輪郭部を表す輪郭信号と影部を表す影信号とを含み、前記合成画像信号生成手段は前記文字信号の値に応じて異なる色データを選択し、着色を行うことを特徴とする。
【0020】
【作用】
以上の構成において、文字部のエッジ部を高解像度にすると共に、文字部の中心部の階調性も損なわないようにした画像処理装置を提供することが可能となる。また、領域に応じて、または文字データの入力元に応じて、文字データを解像度重視で形成するか、階調性重視で形成するかを選択することにより、その文字データに適した処理を行えるようにした画像処理装置を提供することが可能となる。
【0021】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に説明する。
【0022】
<第1実施例>
図1に、本実施例における画像処理装置であるフルカラー複写機のブロック構成図を示す。
【0023】
図1において、1は画像処理装置本体であり、ケーブル29を介して外部装置28と接続されている。
【0024】
本実施例の画像処理装置1において、CCD等により構成される画像読取部27は、不図示の原稿台上の原稿画像を読み取ってデジタルフルカラーの画像データ13を生成する。画像読取部27で生成された画像データ13は、外部画像合成部3に送られる。一方、外部装置28とのインタフェースを司る外部装置インタフェース2は、外部装置28からケーブル29を介して送られてきたデジタルフルカラーの画像データ14を受け取り外部画像合成部3に送られる。
【0025】
外部画像合成部3では、上述した両画像データを合成して画像処理部4に出力する。この外部画像合成部3においては、処理を行う文字に応じて、画像読取部27で読み取られた画像のみを後段に出力するか、逆に外部装置28から入力された画像のみを後段に出力するか、また、両者を重み付け加算して透かし合成した画像を後段に出力するかを選択実行する。。
外部画像合成部3では、領域コード生成部6から供給される領域コード300に従って、これらの実行する処理を切り替える。外部画像合成部3から出力された画像データ15はRGB信号であり、各画素は各色成分につき8ビットで表現されている。この外部画像合成部3よりの処理データを受け取った画像処理部4では、このRGB信号をCMYK信号に変換する等の画像処理を行う。
【0026】
画像処理部4から出力されたCMYK信号は、後述する輪郭・影生成部10の各出力データ22,23,24と同期をとるために遅延部27を経由して、文字色付け部5に入力される。そして、画像データは文字色つけ部5で後述する文字領域合成処理が施され、合成済みの画像データ17として画像形成部11に送られ、出力用の画像が形成される。
【0027】
領域コード生成部6は、1ページ中の複数の領域について、それを識別するための領域コード300を画像データ13、及び14に同期して出力する。尚、領域の指定は公知のデジタイザ等を使用するか、又は外部装置28あるいは不図示の外部装置からのコマンドにより表現される領域情報を受信することにより、行われる。
領域コード生成部6から出力された領域コードは、外部画像合成部3、画像処理部4、文字色つけ部5等の各処理部で参照され、各処理部ではこの領域コードに従って実行する処理の種類の切り替えが行われる。即ち、領域毎に異なった処理が行われる。
【0028】
また、本実施例において画像形成部11は、複数の出力色成分C,M,Y,Kについて面順次に画像形成を行う電子写真方式のカラープリンタである。画像処理装置11でどの色成分を形成するかに応じて、画像処理部4からCMYKデータのうちのいずれかが出力される。
【0029】
画像読取部27で読み取られた多値画像データ13は、2値化部7にも送られ、2値化部7で対応する2値データ19に変換され、セレクタ9および文字/図形メモリ8に送られる。文字/図形メモリ8は、最大原稿サイズ(本実施例ではA3)について400dpiの解像度で、各画素1ビットの2値データを記憶するのに十分な容量を持つメモリである。
【0030】
文字/画像メモリ8に書き込まれた2値データは、別途読み出されてセレクタ9に供給される。一方、外部装置28からも外部装置インタフェース2を介して2値データ21が、セレクタ9に供給される。セレクタ9では、領域コード生成部6よりの領域コード情報に従って、以上の3信号のうちの1つが選択され、輪郭・影生成部10に出力される。
【0031】
文字/図形メモリ8にはCPU30からのCPUバス31が接続されており、CPU30により文字/図形メモリ8の内容が読み取り/書き込みを制御できる構成となっている。従って、文字/図形メモリ8の内容は画像読取部27で読み取られた画像データを一時的に保持する機能の他に、不図示の外部装置から入力された文字データや図形データをCPU30により書き込み、又、それを読み出して後段の文字色付け部5で文字合成を行うことも可能である。
【0032】
CPU30により文字/図形メモリ8に展開される文字データは、例えば文字コードの形で不図示のプログラムROMにフォンとデータとして保持されており、CPU30はこのフォントデータを参照してラスタデータに展開し、文字/図形メモリ8に書き込む。また、同様にCPU30により文字/図形メモリ8に展開される図形データは、例えば円を例にすると、中心座標と半径のデータが不図示のプログラムROMに保持されており、CPU30が座標計算をしながらラスタデータに展開し、文字/図形メモリ8に書き込む。
【0033】
尚、展開を行うべき元の文字データ/図形データは、不図示の操作部により操作者が入力するか、外部機器28から外部装置I/Fを経由してコマンドとして受け取っている。この外部から受け取る文字/図形データとして、いわゆるPDL(Page Description Language) データを扱うようにしてもいい。また、本実施例ではCPU30で展開を行っているが、このCPU30の代わりに専用の描画コントローラを用いてもよい。
【0034】
上述した領域コード生成部6から供給される領域コード300は、各ブロックでの画像信号の遅延にあわせて遅延され、301〜303となる。そして領域コード302はルックアップテーブル(LUT)25により、セレクタ9への選択信号に変換される。LUT25には、各領域におけるセレクタ9への選択信号出力が予め格納されており、動作時にはCPU30よりの制御に従って読み出され、セレクタ9に供給される。
【0035】
輪郭,影生成部10ではセレクタ9により選択出力された2値信号(基準文字信号)を入力とし、後述するような文字信号,輪郭信号,影信号を生成する。生成された文字,輪郭,影信号は文字色付け部5に供給され、後述する文字合成が行われる。
【0036】
次に図2を参照して、領域コード生成部6から出力される領域コードを説明する
図2において、1ページの画像データ51に対し領域52と領域53については異なる処理を行う場合について説明する。この場合、領域コード生成部6からは、領域52については領域コード「1」、領域53については領域コード「2」、それ以外の領域については領域コード「0」が出力される。例えば領域コードがnビットで構成されるとすると、領域コード生成部6は各画素nビットのページメモリを持ち、CPU30等により領域コードの書き込み/読み出しが制御される。
【0037】
次に、上述した図1における外部画像合成部3について、図3を参照して詳細に説明する。
【0038】
図3は、上述した図1における外部画像合成部3の詳細構成例を示すブロック図である。図3において、入力された領域コード300はLUT61に供給され、合成率nに変換される。LUT61には、予め各領域における合成率が格納されており、動作時にはCPU30によりLUT61が読み出されて、乗算器63等に供給される。乗算器63では画像読取部27からの画像データ13と、LUT61から領域コード300に応じて得られた合成率nとの乗算が行われる。
【0039】
一方、乗算器64では外部装置28から入力された画像データ14と、補数部62で求められた合成率nの補数である1−nとが乗算される。乗算器63及び64における乗算結果は加算器65で加算され、合成信号15が得られる。
【0040】
本実施例において、合成率nは理論的には、0≦n≦1であり、合成信号15は、
信号15=信号13×n+信号14×(1−n)
であるが、実際の回路ではm=128×n、即ち、0≦m≦128として、
信号15=(信号13×m+信号14×(128−m))/128
で処理される。
【0041】
すると、画像読取部27で読み取られた画像データ13のみを合成信号15として出力する場合は、合成率n=1がLUT61に設定される。一方、外部機器からの画像データ14のみを合成信号15として出力する場合は、合成率n=0がLUT61に設定される。また、信号13及び14の両者を50%ずつの透かし合成を行う場合には、合成率n=0.5がLUT61に設定される。
【0042】
以上説明したように合成率nは領域コードに応じて変化するため、処理する領域によって画像を合成する割合を任意に変更することができる。例えば上述した図2において、領域コード「0」の部分は画像読取部27からの画像データ13のみを出力し、領域コード「1」の部分は外部機器28からの画像データ14のみを出力し、領域コード「2」の部分は画像読取部27からの画像データ13と外部機器28からの画像データ14の50%透かし合成画像を出力するというように、LUT61を設定することができる。
【0043】
次に図4を参照して、上述した図1に示す輪郭・影生成部10について詳細に説明する。
【0044】
図4は、輪郭・影生成部10で生成される輪郭・影信号と文字信号との関係を示した図である。図4の(a),(b)は文字信号と影信号との関係を、図4の(c),(d)は文字信号と輪郭信号との関係を示す。
【0045】
図4の(a),(b)について、輪郭・影生成部10に入力される基準文字信号81の示す文字に対し、それを図中矢印で示した右下方向83に遅延することにより、図4の(a)に示す平影信号24−1、及び図4の(b)に示す立体影信号24−2のどちらかが、影信号として生成される。
【0046】
また、図4の(c),(d)について、輪郭・影生成部10に入力される基準文字信号81の示す文字に対し、それを外側の輪郭である図4の(c)に示す外輪郭信号23−1、および内側の輪郭である図4の(d)に示す内輪郭信号23−2のどちらかが、輪郭信号として生成される。
【0047】
上述した図4に示す影信号及び輪郭信号のうち、どちらの影信号及び輪郭信号を生成するかは、本実施例においては輪郭・影生成部10内のレジスタ設定により決定するが、これは例えば図3に示したLUT61のように、領域毎に切り替えるようにしてもよい。これらの影信号及び輪郭信号は、基準文字信号81をライン遅延,画素遅延し、それをそのまま出力したり、遅延前のデータとOR/AND処理することにより生成できる。
【0048】
尚、輪郭・影生成部10において輪郭信号,影信号を作る際に遅延が発生するため、基準文字信号81自体も遅延され、文字信号22として出力されるが、図4では説明の簡便のため、基準文字信号の遅延については反映していない。
【0049】
次に、上述した図1に示す画像形成部11について、図5を参照して詳細に説明する。
【0050】
図5は、上述した図1に示す画像形成部11におけるパルス幅変調の方法を説明するための図である。
【0051】
パルス幅変調とは、画像データ値の大きさに応じて、画像形成を行うためのレーザのパルス幅を変調することであり、レーザのパルス幅が変化することにより、最終的に用紙上に形成されるトナー画像の単位面積あたりの平均濃度が変化する。本実施例では、パルス幅変調を行う方式として、画素単位にパルス幅変調を行う第1の方式と、複数画素を単位としてパルス幅変調を行う第2の方式を持っている。第1の方式では、画素ごとにパルスが出力されるので、高解像度が得られる。一方、第2の方式では、複数画素ごとにパルスが出力されるので解像度が低下するが、画像データ値の変化に対して変化するパルス幅の量が第1の方式に比べ大きくなるため、画像データの変化を忠実に再現しやすくなり、即ち、高階調性が得られる。本実施例の画像処理装置は400dpiの解像度を持っており、従って第1の方式では400dpiの解像度が得られるため、第1の方式を400線と呼ぶ。一方、第2の方式では2画素ごとにパルス幅変調を行うため200dpiの解像度が得られるため、第2の方式を200線と呼ぶ。
【0052】
図5に示す画像形成部において、前段の文字色付け部5から送られてくる画像データ17は、まずLUT101で画像形成部11の特性を補正するための階調補正を施され、次にD/A変換部102でアナログ信号に変換されて、コンパレータ104のA端子に入力される。
【0053】
一方、同様に文字色付け部5から、線数信号18が入力される。線数信号18は画素毎に変化し、その画素を400線でパルス幅変調するか、又は200線でパルス幅変調するかを指示する。この線数信号18はLUT101に上位アドレスとして入力され、パルス幅変調方式に応じてLUT101における階調補正処理が切り替わる。
【0054】
一方、線数信号18は同時に、200/400線三角波生成部103にも入力され、線数信号18に応じて200/400線三角波生成部103から200線用の三角波、もしくは400線用の三角波のいずれかがコンパレータ104に出力される。コンパレータ104では、アナログの画像データ107と三角波106とを比較し、画像データ107の方が大きい区間のみ、レーザ点灯信号108を「1」にする。レーザ駆動部105では、レーザ点灯信号108に従ってレーザ408を点灯し、ポリゴンミラー410で水平方向にスキャンさせ、感光体301に照射する。
【0055】
図6に、上述した図5の200/400線三角波生成部103から生成される400線三角波106−1、200線三角波106−2と、画像データをD/A変換した信号107と、レーザ点灯信号108(108―1,108―2)の各波形を示す。
【0056】
図6において、700に示すeで示した区間が1画素に対応しており、図6は4画素分の信号を示している。尚、本実施例の画像処理装置における解像度は400dpiである。
【0057】
図6によれば、400線三角波106−1は1画素を単位として変動し、その結果、レーザ点灯信号108−1も1画素を単位として変調された信号となる。レーザ点灯信号108−1は、各画素内において画像信号107が三角波106−1より大きくなる区間a,b,c,dについて、「1」となっている。
【0058】
一方、200線三角波106−2は2画素を単位として変動し、その結果、レーザ点灯信号108−2も2画素を単位として変調された信号となる。レーザ点灯信号108−2は、各2画素内において、画像信号107が三角波106−2より大きくなる区間a+b,c+dについて、「1」となっている。
【0059】
400線、200線の2つの三角波106―1,106―2は、図5において線数信号18が「1」か「0」かに応じて、200/400線三角波生成部103から各画素毎にどちらかが出力される。この2つの三角波106―1,106―2によるレーザ点灯信号108―1,108―2を比較してみると、レーザ点灯信号108−1は各画素毎にオフ/オンされるため、レーザ点灯信号108−2に比べて、出力画像の解像度がよくなる。一方、レーザ点灯信号108−2は、もとの画像信号107の変化量に対するレーザ点灯時間の変化量が、レーザ点灯信号108−1の場合に比べて約2倍になる。従って、レーザの点灯時間,現像回り、トナーの粒径等の分解能に制限があるため、画像信号107の変化をより忠実に再現でき、階調性が良くなる。
【0060】
次に、上述した図1に示す文字色付け部5について、図7を参照して詳細に説明する。
【0061】
図7は、上述した図1に示す文字色付け部5の詳細構成例を示すブロック図である。図7において、領域コード303はLUT111に入力され、各制御信号121〜127に変換される。LUT111には予め各領域における各制御信号121〜127が格納されており、動作時には図1に示すCPU30により読み出されて、セレクタ115等に供給される。
【0062】
まず、文字信号有効信号127は輪郭・影生成部10から入力される文字信号22を優先決定部113に出力するための有効信号である。また、輪郭信号有効信号126、影信号有効信号125も同様に、それぞれ輪郭信号23、影信号24を優先決定部113に出力するための有効信号である。
【0063】
本実施例においては、上述した各有効信号により優先決定部113に出力されている文字信号22、輪郭信号23、影信号24は「1」である場合に、それぞれの領域へ着色すべき色データがあることを示し、その色データが、それぞれ文字色データ121、輪郭色データ122、影色データ123である。これら各色データはセレクタ115に供給され、後述するように選択されたデータのみがセレクタ115から出力される。これらの色データは各8ビットで構成され、画像形成部11で形成中のYMCKの各色成分に応じて書き替えられることにより、各信号に対しフルカラーの着色を行うことができる。
【0064】
線数制御モード信号124は2ビットの信号であり、文字領域(文字信号,輪郭信号,影信号を合わせた領域)について200線とするか、400線とするか、或は後述するように文字領域のエッジ部のみ400線とし、中心部は200線とするのかを選択するための信号である。
【0065】
各有効信号125〜127に従ってゲート回路112a,112b,112cで出力制御された文字信号22,輪郭信号23,影信号24は優先決定部113に入力されて優先付けされることにより、3つの信号中1つの信号のみが「1」となるか、または全て「0」となるように処理される。例えば、文字信号22に対する優先度が最高であり、文字信号22が「1」である場合には、輪郭信号23,影信号24はその値にかかわらず、強制的に「0」に置き換えられる。
【0066】
そして、優先決定部113からの出力はエンコーダ114に入力され、3つの入力信号の値の組み合わせに応じて符号化される。3つの入力信号の値の組み合わせは、全て「0」である場合といずれか1つのみが「1」である場合の4つの状態があり、その各状態に対してそれぞれ「0」〜「3」を割り当てる。
【0067】
エンコーダ114において符号化された信号128は2ビットであり、セレクタ115に選択信号として供給される。従ってセレクタ115において、文字信号22,輪郭信号23,影信号24の全てが「0」である場合には、画像読取部27によって読み込まれた画像データ16が選択される。一方、文字信号22が「1」である場合にはLUT111から出力される文字色データ121が選択され、輪郭信号23が「1」である場合にはLUT111から出力される輪郭色データ122が選択され、影信号24が「1」である場合にはLUT111から出力される影色データ123が選択される。従って、セレクタ115から出力されデータは、文字、輪郭、影を含む文字領域と、画像読取部27で読み取られた画像データとが合成されている。
【0068】
セレクタ115により文字合成を施された画像データは、線数信号18と同期をとるため、遅延部116を経由して、画像データ17として後段の画像形成部11に出力される。
【0069】
上述したエンコーダ114から出力された2ビットの信号128は、さらにオア回路117でオア処理され、文字領域であることを示す文字領域信号129となる。文字領域信号129は、文字信号22,輪郭信号23,影信号24のいずれかが「1」の場合には「1」、それ以外は「0」になる。文字領域信号129は、まずアンド回路118の一方端子に入力され、他方端子に入力された線数制御モード信号124の第0ビットとアンド処理され、その結果131はセレクタ120に入力される。
【0070】
一方、文字領域信号129はエッジ抽出部119にも入力され、文字領域のエッジ部が抽出されてエッジ部のみが「1」でそれ以外が「0」であるエッジ信号130が出力され、セレクタ120に入力される。セレクタ120では、線数制御モード信号124の第1ビットが「0」の場合はアンド回路118よりの出力131を選択し、「1」の場合はエッジ信号130を選択し、線数信号18として出力する。
【0071】
従って、線数制御モード信号124が「0」である場合は、線数信号18は常に「0」となり、全ての領域が200線処理される。また、線数制御モード信号124が「1」である場合は、文字領域信号129がそのまま線数信号18となり、文字領域は400線処理され、それ以外は200線処理される。さらに、線数制御モード信号124が「2」または「3」である場合は、エッジ信号130が線数信号18となり、文字領域のエッジ部は400線処理され、それ以外は200線処理される。
【0072】
以上説明した文字色付け部5から出力される画像データ17において、画像が合成される例を図8を参照して説明する。
【0073】
図8の(a)は、文字色付け部5に入力される2値画像である文字信号22の表わす内容を示し、輪郭・影生成部10へ入力された基準文字信号81と同様の信号である。図8の(b)は、文字色付け部5によって輪郭・影生成部10により生成された輪郭又は影が付加された画像に着色した画像を示し、図8の(c)は画像処理部4から出力されたカラー画像を示す。また、図8の(d)に、図8の(b)と図8の(c)が合成されて形成された画像を示す。
【0074】
図8の(a)において斜線で示される93−1〜93−4は文字部分で、文字信号22の値は「1」であり、他の部分は「0」である。この各文字部に対応して、図8の(a)に破線で示される領域94−1〜94−4が設定され、各領域ごとに異なる画像処理が指定される。
【0075】
まず、例えば領域94−1については、文字色付け部5において文字部93−1に対して所定の着色がなされて、図8の(b)に示す92−1の画像を形成し、図8の(c)に示す画像処理部4からのカラー画像91と合成され、図8の(d)に示す画像99を形成する。また、図8の(a)に示す領域94−2については、文字部93−2に対し、輪郭・影生成部で図8の(b)に示す立体影部95が生成され、文字色付け部5で文字部,立体影部にそれぞれ異なる色が付けられ、画像91と合成されて画像100−1,100−2を形成する。
【0076】
また、領域94−3については、文字部93−3に対し、輪郭・影生成部10で外輪郭部96が生成され、文字色付け部5で文字部93−3,外輪郭部96に異なる色が付けられ、画像91と合成されて画像101−1,101−2を形成する。また、領域94−4については文字部93−4に対し、輪郭・影生成部10で外輪郭部97が生成され、文字色付け部5で外輪郭部についてのみ着色され、画像91と合成されて画像102を形成する。
【0077】
尚、以上説明した以外の領域については、画像処理部4からのカラー画像91がそのまま出力される。
【0078】
次に、文字色付け部5から出力される線数信号18によって、画像形成が制御される様子を説明する。
【0079】
図9は、上述した図7において線数制御モード信号124が「2」または「3」である場合において、文字領域信号129のエッジ部が400線で処理され、それ以外が200線で処理される様子を詳細に説明するための図である。
【0080】
図9において、「1」及び「0」は文字領域信号を示し、「1」が文字領域であることを表す。そして「1」である画素のうち、○印で囲まれた画素が上述した図7に示すエッジ抽出部119において抽出された画素を示す。図7に示すエッジ抽出部119から出力されたエッジ信号130は、図9に示す○印で囲まれた画素についてのみ「1」となり、その結果、これら○印で囲まれた画素のみ、400線で処理される。一方、文字領域以外の画素、および文字領域内のエッジ部以外の画素は200線で処理される。
【0081】
尚、本実施例における図7に示すエッジ抽出部119は、図9に示す様に主走査方向のエッジのみを抽出するものであり、データの変化点のみに注目すればよいため、簡単な構成で実現できる。
【0082】
以上説明したようにして、文字領域のエッジ部のみを400線で処理することにより、エッジ部は高解像度となり、文字のアウトラインが滑らかになる。一方、文字領域の中心部を200線で処理することにより、中心部においては階調性を向上させることができる。
【0083】
尚、本実施例では図9に示すように文字領域信号が「1」である文字領域のエッジ部のみを400線で処理するようにしているが、これを隣接する非文字領域側、即ち、文字領域信号が「0」である画素も同時に400線で処理することにより、エッジ部において更に高解像度が得られる。
【0084】
以上説明したように、文字色付け部5では領域コード303に応じて、文字信号,輪郭信号,影信号に対しそれぞれ文字合成を行うかどうか、又、文字合成を行う場合に各信号に対しどういう色を付けるか、更に、文字領域部に関する400線/200線切り替え処理の種類(200線,400線,エッジ部のみ400線)を選択、処理を行う。
【0085】
以下、上述した文字色付け部5における各領域の処理の制御について、説明する。尚、各制御はCPU30により、不図示のROM等に格納されたプログラムに基づいて、行われる。
【0086】
本実施例において、各領域毎の処理設定は、操作者による不図示の操作パネルの操作、あるいは外部機器からのコマンドにより、領域ごとにこれらの処理を明示的に指定することにより決定できる。例えば、領域毎に文字色付け部5における400線/200線切り替え処理の種類を指定すると、円等の図形データを文字データとして扱う領域では文字領域部を200線で処理し、細線文字等を含む領域については文字領域部を400線で処理し、大きな文字を含む領域については文字領域部のエッジ部のみを400線で処理する等、各領域について最適の処理を画像に応じて行うことができる。
【0087】
また、図1に示すセレクタ9に対する選択信号の値に対応させて、各領域に対する文字色付け部5における400線/200線切り替え処理の種類を指定するか、もしくは自動設定を行うことも可能である。即ち、文字信号がどの入力ソースから供給されるかに応じて、処理を切り替えることも可能である。すると、文字/図形メモリ8を図形メモリとして使用する場合には、文字/図形メモリ8から2値データを供給する領域については全て200線で処理するように自動的に設定することで、操作者が領域ごとに指定する必要が無くなる。
【0088】
以上説明したように本実施例によれば、文字合成時に文字部のエッジ部を高解像度にすると共に、文字部の中心部の階調性も損なわないようできるという効果がある。また、領域に応じて、または文字データの入力元に応じて、文字データを解像度重視で形成するか階調性重視で形成するかを選択することにより、その文字データに適した処理を行えるようにできるという効果がある。
【0089】
<他の実施例>
上述した第1実施例においては、文字,輪郭,影信号をあわせた文字領域信号のエッジ部を検出し、そのエッジ部のみを400線で処理するようにしたが、これを文字,輪郭,影信号のそれぞれについてエッジ部を検出し、その各エッジ部のみを400線で処理するようにしてもよい。
【0090】
また、上述した第1実施例においては、ホストコンピュータ等の外部装置から通信により、画像データを受け取っていたが、これを画像処理装置内部に備えられたのフロッピーディスクから画像データを読み取るようにしてもよい。もちろん、フロッピーディスクの替わりにハードディスク等でも良く、また、図示しないアプリケーションプログラムで作られた画像データをメインメモリ上で、受け渡してもよい。
【0091】
また、上述した第1実施例では、画像読取部27として不図示の原稿台上に置かれた原稿を読み取るCCD等のカラースキャナを想定していたが、本発明はこの限りではなく、例えばフィルム読み取り装置、デジタルビデオカメラ、ビデオ画像のデジタル化装置、画像データベース、ハードディスク、光磁気ディスク、CG(Computer Graphics) 生成システム等、画像生成を行うものであれば、何で構わない。
【0092】
また、上述した第1実施例では、画像形成部として電子写真方式のカラープリンタを想定しているが、インクジェットプリンタや熱転写プリンタ等でも構わない。
【0093】
また、上述した第1実施例では、外部装置インタフェース2として、同期信号に同期して画像データを送るという、いわゆるビデオインタフェースを用いて画像を転送していたが、これをGPIBやSCSI等の汎用インターフェースを用いて転送するようにしても良い。この汎用インターフェースはまた、プリント開始指令等を画像処理装置に送る時にも用いられる。尚、この場合、一般的に汎用インターフェースの転送スピードは画像処理装置の画像形成処理速度より遅いため、画像処理装置内に速度変換用の画像メモリが必要となる。
【0094】
また、画像処理装置内に画像形成部11、画像読取部27、文字/図形メモリ8等が存在する例について説明を行ったが、これらを外部装置として構成してもよい。
【0095】
また、上述した第1実施例の構成を示す図1において、例えば外部装置インタフェース2を省いた構成にすることも可能であり、その場合には画像読み取り部27で読み取られた画像データにおいて文字領域を指定することにより、文字領域の階調性を向上させることができる。また、固定の文字データであれば文字/図形メモリ8に予め格納しておくことにより、階調性を損なわずに画像データと合成することができる。
【0096】
尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることは言うまでもない。
【0097】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、文字合成時に文字部のエッジ部を高解像度にすると共に、文字部の中心部の階調性も損なわないようできるという効果がある。また、領域に応じて、または文字データの入力元に応じて、文字データを解像度重視で形成するか、階調性重視で形成するかを選択することにより、その文字データに適した処理を行えるようにできるという効果がある。
【0098】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例における画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例における領域コードと画像との関係を説明するための図である。
【図3】本実施例における外部画像合成部の詳細構成を示すブロック図である。
【図4】本実施例における文字信号と輪郭信号と影信号との関係を説明するための図である。
【図5】本実施例における画像形成部の詳細構成及び動作を示す図である。
【図6】本実施例におけるパルス幅変調の波形図である。
【図7】本実施例における文字色付け部の詳細構成を示す図である。
【図8】本実施例における画像領域合成を説明するための図である。
【図9】本実施例における文字領域信号のエッジ部の処理を示す図である。
【図10】従来の画像処理装置における文字合成方法を示す図である。
【符号の説明】
2 外部装置インタフェース
3 外部画像合成部
4 画像処理部
5 文字色付け部
6 領域コード生成部
7 2値化部
8 文字/図形メモリ
9 セレクタ
10 輪郭・影生成部
11 画像形成部
25 LUT
27 遅延部
28 外部装置
30 CPU
Claims (9)
- 文字信号を入力する文字信号入力手段と、
画像信号を入力する画像信号入力手段と、
前記画像信号入力手段により入力された画像信号と前記文字信号入力手段により入力された文字信号とを前記文字信号の値に応じて合成して合成画像信号を生成する合成画像信号生成手段と、
前記合成画像信号より画像を形成して出力する画像形成手段とを有する画像処理装置において、
画素単位に画像信号のパルス幅変調を行う第1の変調手段と、
複数画素を単位として画像信号のパルス幅変調を行う第2の変調手段とを有し、
前記画像形成手段は前記第1の変調手段により変調されたパルス幅変調信号と前記第2の変調手段により変調されたパルス幅変調信号とを用いて画像形成を行い、前記画像形成手段は前記文字信号のエッジ部のみを前記第1の変調方式で変調し、前記文字信号の前記エッジ部以外については第2の変調方式で変調することを特徴とする画像処理装置。 - 文字信号を入力する少なくとも2つの文字信号入力手段と、
画像信号を入力する画像信号入力手段と、
前記画像信号入力手段により入力された画像信号と前記文字信号入力手段で入力された文字信号とを前記文字信号の値に応じて合成して合成画像信号を生成する合成画像信号生成手段と、
前記合成画像信号より画像を形成して出力する画像形成手段とを有する画像処理装置において、
画素単位に画像信号のパルス幅変調を行う第1の変調手段と、
複数画素を単位として画像信号のパルス幅変調を行う第2の変調手段と、
前記文字信号がいずれの文字信号入力手段から入力されたかに従って前記第1の変調手段と前記第2の変調手段とを選択する変調方式選択手段とを有し、
前記変調方式選択手段は変調信号を選択する信号を生成することにより変調方式を選択し、前記画像形成手段は前記変調方式選択手段により選択された前記第1の変調手段により変調されたパルス幅変調信号と前記第2の変調手段により変調されたパルス幅変調信号とを用いて画像形成を行うことを特徴とする画像処理装置。 - 文字信号を生成する文字信号生成手段を有し、
前記画像信号入力手段は画像を読み取ることにより画像信号を入力し、前記文字信号生成手段は前記画像信号入力手段により入力された画像信号から文字信号を生成し、
前記文字信号入力手段は前記文字信号生成手段により生成された文字信号を入力することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 文字信号を生成する文字信号生成手段を有し、
前記画像信号入力手段は画像信号を外部装置から受信することにより入力し、前記文字信号生成手段は前記画像信号入力手段により入力された画像信号から文字信号を生成し、前記文字信号入力手段は前記文字信号生成手段により生成された文字信号を入力することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記文字信号生成手段により生成された文字信号を保持するための文字信号保持手段を有し、
前記文字信号入力手段は前記文字信号保持手段に保持された文字信号を読み出して入力することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像処理装置。 - 前記文字信号は基準文字信号にその輪郭部を表す輪郭信号と影部を表す影信号とを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記合成画像信号生成手段は前記文字信号の値に応じて異なる色データを選択し、着色を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像処理装置。
- 文字信号を入力する文字信号入力部と、
画像信号を入力する画像信号入力部と、
前記画像信号入力部において入力された画像信号と前記文字信号入力部により入力された文字信号とを前記文字信号の値に応じて合成して合成画像信号を生成する合成画像信号生成部と、
前記合成画像信号より画像を形成して出力する画像形成部とを有する画像処理装置の制御方法であって、
画素単位に画像信号のパルス幅変調を行う第1の変調工程と、
複数画素を単位として画像信号のパルス幅変調を行う第2の変調工程とを有し、
前記画像形成部では前記第1の変調工程において変調されたパルス幅変調信号と前記第2の変調工程において変調されたパルス幅変調信号とを用いて画像形成が行われ、前記画像形成では、前記文字信号のエッジ部のみが前記第1の変調方式で変調され、前記文字信号の前記エッジ部以外は第2の変調方式で変調されることを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 文字信号を入力する少なくとも2つの文字信号入力部と、
画像信号を入力する画像信号入力部と、
前記画像信号入力部において入力された前記画像信号と前記文字信号入力部により入力された前記文字信号とを前記文字信号の値に応じて合成して合成画像信号を生成する合成画像信号生成部と、
前記合成画像信号より画像を形成して出力する画像形成部とを有する画像処理装置の制御方法であって、
画素単位に画像信号のパルス幅変調を行う第1の変調工程と、
複数画素を単位として画像信号のパルス幅変調を行う第2の変調工程と、
前記文字信号がいずれの文字信号入力部により入力されたかに従って前記第1の変調工程と前記第2の変調工程とを選択する変調方式選択工程とを有し、
前記変調方式選択工程では変調信号を選択する信号を生成することにより変調方式が選択され、前記画像形成部では前記変調方式選択工程において選択された前記第1の変調工程により変調されたパルス幅変調信号と前記第2の変調工程により変調されたパルス幅変調信号とを用いて画像形成が行われることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
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