JPH0990805A - 多色記録装置 - Google Patents

多色記録装置

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JPH0990805A
JPH0990805A JP7243137A JP24313795A JPH0990805A JP H0990805 A JPH0990805 A JP H0990805A JP 7243137 A JP7243137 A JP 7243137A JP 24313795 A JP24313795 A JP 24313795A JP H0990805 A JPH0990805 A JP H0990805A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写材の種類等に対応して定着器の温度を制
御する。 【構成】 カラー画像形成装置のビデオコントローラ2
00には定着器温度決定部303を備え、画像出力する
転写材の種類(OHPフィルムなど)や画像の種類等に
対応した画像定着温度を決定してプリンタエンジン10
0に決定温度信号を出力し、プリンタエンジン100の
定着器温度調整部302の制御によって定着器301は
上記の決定温度によって転写材に画像を定着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体上に形成
される複数のカラー可視像を転写材に重ねて転写する多
色記録装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】近年コンピュータの出力装置として、レ
ーザビームプリンタ等の電子写真方式を用いた情報記録
装置が広く使われるようになってきた。これらの情報記
録装置は、高品質印字、静粛性、及び高速性などの多く
のメリットにより、デスクトップパブリッシングの分野
を急速に拡大させる要因となってきた。
【0003】更に、電子写真方式のカラープリンタも開
発され、ホストコンピュータやプリンタの画像生成部で
あるコントローラ等の高性能化により、従来からのモノ
クロ印刷のみならず、カラー画像を扱い多色印刷するこ
とが実用化され、普及しつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラー
レーザビームプリンタにおいては、画像データが多値で
あり、更にこの多値画像データより生成したマゼンタ、
シアン、イエロー、ブラックの4色のトナーによる像を
重ねることによって1枚の画像を再現するため、モノク
ロプリンタにおける画像処理とは異なる。
【0005】特に、透明なOHPフィルム(transparenc
y)と普通紙に対しては最適な画像処理法が異なり、出力
する媒体に対応した最適な画像処理方法を適用する必要
が生じてくる。OHPフィルムにおいては、透過性の良
い画像処理方法の適用が望まれ、普通紙のイメージ画像
においては、トナーが混ざり合った高品質なピクトリア
ル画像処理方法の適用が望まれ、また普通紙のテキスト
画像においては黒文字がテカテカしない画像処理方法の
適用が望まれる。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解消するた
めになされたもので、画像出力する転写材の種類等に対
応した定着器制御により画質の優れたフルカラー画像の
印字ができる多色記録装置の提供を目的とすものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
多色記録装置は、(1)像担持体上に複数のカラー可視
像を順次形成し転写材上に順次重ねて転写する多色記録
装置において、外部機器から印字情報を入力する入力手
段と、前記入力した印字情報に基づいて色画像情報を生
成する画像情報生成手段と、画像定着温度を複数段階切
り換え可能な画像定着手段と、前記画像定着手段の温度
を調整する画像定着温度調整手段と、普通紙やOHPフ
ィルムなどといった画像出力する転写材の種類等に対応
して前記画像定着手段の画像定着温度を決定する画像定
着温度決定手段と、を備えたことを特徴とする多色記録
装置、(2)前記画像定着温度決定手段はモノクロ印字
かカラー印字かに応じて前記画像定着手段の画像定着温
度を決定することを特徴とする前記(1)記載の多色記
録装置、(3)前記画像定着温度決定手段は画像処理を
行うページ記述言語の種類に対応して前記画像定着手段
の画像定着温度を決定することを特徴とする前記(1)
または(2)に記載の多色記録装置、(4)前記画像定
着温度決定手段はコントローラ上の画像処理方法に対応
して画像定着手段の画像定着温度を決定することを特徴
とする前記(1)ないし(3)のいずれかに記載の多色
記録装置、によって、前記の目的を達成するものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】上記目的を達成するため、本発明
による多色記録装置は、定着器の温度を調整する定着器
温度調整手段と、出力媒体または出力画像内容に応じて
前記定着器温度調整手段によって調整される定着器の温
度を決定する定着器温度決定手段とを備えたことを特徴
とする構成によって実施される。
【0009】
【実施例】以下に添付図面を参照して、本発明の好適な
実施例であるカラーレーザービームプリンタを詳細に説
明する。
【0010】(第1の実施例)図1に本発明の第1実施
例であるカラーレーザビームプリンタの構成の概要を示
す。
【0011】同図に示すように、カラーレーザビームプ
リンタ501は、外部ホストコンピュータ502から送
られるプリンタ言語で記述されたコードデータやイメー
ジデータを受け、これらのデータに基づいて1ページ分
のマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの多値画像デ
ータを生成するビデオコントローラ200(以下、単に
「コントローラ」と記すことがある)と、入力多値画像
データに応じて変調したレーザビームを感光ドラム上に
走査することにより潜像を形成し、これを記録紙に転写
した後定着させるという一連の電子写真プロセスによる
記録を行うプリンタエンジン100(以下、単に「エン
ジン」と記すことがある)より構成される。
【0012】上記ビデオコントローラ200とプリンタ
エンジン100はインタフェース信号線300によって
接続されている。以下、主なインタフェース信号につい
て説明する。
【0013】/RDY信号は、コントローラ200に対
してエンジン100から送出される信号であって、エン
ジン100が後述する/PRNT信号を受ければいつで
もプリント動作を開始できる状態、またはプリント動作
を継続できる状態にあることを示す信号である。
【0014】/PRNT信号は、エンジン100に対し
てコントローラ200から送出される信号であって、プ
リント動作の開始、またはプリント動作の継続を指示す
る信号である。
【0015】/TOP信号は、副走査(垂直走査)方向
の同期信号であって、コントローラ200に対してエン
ジン100から送出される。
【0016】/LSYNC信号は、主走査(水平走査)
方向の同期信号であって、コントローラ200に対して
エンジン100から送出される。
【0017】/VD07〜/VDO0信号は、エンジン
100に対してコントローラ200から送出される画像
信号であつて、エンジン100が印字すべき画像濃度情
報を示す。/VDO7が最上位、/VDO0が最下位の
8ビットで表わされる。エンジン100では、/VDO
7〜/VDO0信号が00Hで現像中のトナー色の最大
濃度で印字し、FFHでは印字しない。
【0018】/IMCHR信号は、画像属性を示す信号
であり、エンジン100に対してコントローラ200か
ら送出される。本信号が「真」であるときは、階調性を
重視する画像であることを示し、本信号が「偽」である
ときは、解像度を重視する画像であることを示す。エン
ジン100では本信号が「真」であるときは、PWMの
線数(濃度を表す単位)を200線/インチ(以下、
「/インチ」は省略して記述する)として印字を行な
い、本信号が「偽」であるときは、PWMの線数を60
0線として印字を行なう。
【0019】VCLK信号は、画像信号VDO7〜VD
O0及び画像属性信号/IMCHRの転送クロック信号
であって、エンジン100に対してコントローラ200
から送出される。コントローラ200はVCLK信号の
立ち上がりエッジに同期して/VDO7〜VDO0信号
及び/IMCHR信号を送出する。
【0020】次に、上記カラーレーザビームプリンタ5
01におけるカラー画像形成過程を説明する。
【0021】図2はビデオコントローラ200のブロッ
ク図である。同図において、201はホストインタフェ
ースで、ホストコンピュータとの通信を行ない、プリン
タ固有の言語で記述されたコードデータやイメージデー
タを受ける。202はコントローラ200の全体の制御
を司るCPU、203はCPU202の制御プログラム
やフォントデータ等を格納しているROM、204はC
PU202のワークエリアとなるRAMである。206
は圧縮伸張回路で、RGB8ビットの多値画像情報を圧
縮、伸張する機能を有する。205はページメモリで、
圧縮伸張回路206で圧縮された印字1ページ分のRG
B多値画像データを格納する。207は画像処理部であ
り、圧縮伸張回路206で伸張されたRGB多値画像情
報をプリンタエンジンの印字トナー色であるマゼンタ
(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(B
k)の多値画像情報に変換し、前記画像属性信号/IM
CHRを生成する機能を有する。
【0022】208はプリンタインタフェースであり、
プリンタエンジン100とのインタフェース回路であ
る。209は操作パネルであり、オペレータはここを操
作することによりプリンタ501に対する各種設定を直
接行うことができる。コントローラ200内の各ブロッ
ク間のデータのやり取りはデータバス210を介して行
われる。
【0023】301は定着器、302は定着器301の
温度を調整するところの定着器温度調整部、303は定
着器の温度を決定するところの定着器温度決定部であ
る。
【0024】上記構成において、ホストインタフェース
201から入力したコードデータは所定の描画アルゴリ
ズムにより文字や図形あるいはイメージ画像、各色8ビ
ットのRGB多値画像データに展開される。展開された
RGBの画像データは圧縮伸張回路206で圧縮され
る。この圧縮伸張回路206は例えばJPEGアルゴリ
ズムにより入力画像データを圧縮し、プリント動作時に
はまた圧縮したデータをリアルタイムに伸張しながら出
力することができる。前記圧縮された画像データはペー
ジメモリ205に格納される。
【0025】以上のようにして1ページ分の圧縮画像デ
ータがページメモリ205に準備できると、ビデオコン
トローラ200はプリンタエンジン100からの/RD
Y信号が「真」であれば、/RPNT信号を「真」にし
て、プリンタエンジン100に対して印字動作の開始を
指示する。
【0026】次に図3および図4を参照してプリンタエ
ンジン100における動作を説明する。
【0027】プリンタエンジン100は/PRNT信号
を受け取ると、不図示の駆動手段により、感光ドラム1
06及び転写ドラム108を図示矢印方向に回転させ
る。続いて、ローラ帯電器109の帯電を開始し、感光
ドラム106上の電位を所定の値に均一に帯電する。次
に、給紙ローラ111によって、記録用紙カセット11
0から記録用紙128を転写ドラム108に給紙する。
転写ドラム108は、中空の支持体上に誘電体シートを
張ったもので、感光ドラム106と同速で矢印方向に回
転する。この転写ドラム108に記録用紙128が供給
されると、転写ドラムの支持体上に設けられたグリッパ
112によって記録用紙128が保持され、吸着ローラ
113及び吸着用帯電器114により記録用紙128を
転写ドラム108に吸着させる。同時に現像装置の支持
体115を回転させて、支持体115に支持された4つ
の現像装置116M,116C,116Y,116Bk
のうち、第1のトナーであるマゼンタのトナーが入った
現像装置116Mを感光ドラム106に対向させる。な
お、116Cはシアンのトナーが入った現像装置、11
6Yはイエローのトナーが入った現像装置、116Bk
はブラツクのトナーが入った現像装置である。
【0028】一方、プリンタエンジン100は、転写ド
ラム108に吸着された記録用紙128のの先端の検出
器117によって検出し、所定のタイミングで垂直同期
信号/TOPを発生してコントローラ200に送出す
る。
【0029】コントローラ200は印字ページに対する
最初の/TOP信号を受け取ると、ページメモリ205
に格納されている圧縮画像データの読み出しを開始す
る。読み出されるデータは圧縮伸張回路206で元のR
GB各8ビット、計24ビットの画像データにリアルタ
イムに伸張され、画像処理部207に入力される。画像
処理部207ではRGB各8ビットの入力画像データか
ら第1の印字色であるマゼンタであるマゼンタのデータ
8ビットを生成し、各画素に対する画像属性信号/IM
CHRが生成される。上記生成された画像データは、画
像信号/VDO7〜/VDO0として画像属性信号/I
MCHRと共にVCLK信号に同期してプリンタエンジ
ンに送出される。
【0030】コントローラより出力された/VDO7〜
/VDO0信号及びIMCHR信号図4に示すパルス幅
変調回路101に入力され、レベルに応じたパルス幅の
レーザ駆動信号VDOとなる。
【0031】図5にパルス幅変調回路101の内部ブロ
ック図を示す。同図において、129はラインメモリで
ある。このラインメモリ129はトグルバッファ形式に
構成されており、独立したクロックによって書き込みと
読み出しを同時に行なうことが可能な構成となってい
る。130はクロック発生回路で、水平同期信号/HS
YNCに同期したパターンクロック信号PCLK及びP
CLKを1/3分周したクロック信号1/3PCLKを
生成する。PCLKは1ドット印字に対応する周期を有
する。また、131はγ変換回路、132はD/A変換
回路、133は位相制御回路、134,135は三角波
発生回路、136,137はコンパレータ、138はセ
レクタ、139はDフリップフロップである。以下、パ
ルス幅変調回路101の動作を説明する。
【0032】まず、主走査1ライン分の/VDO7〜/
VDO0信号及び/IMCHR信号がクロック信号VC
LKによりラインメモリ129に書き込まれる。第1ラ
インの書き込みが完了すると、次のラインの水平同期信
号/HSYNCによりラインメモリ129の書き込みの
バンクが切り替えられ、次の第2ラインの信号が書き込
みが行なわれると同時に、既に書き込まれている第1ラ
インのデータが上記パターンクロック信号PCLKによ
り読み出される。上記読み出された/VDO7〜/VD
O0信号及び/IMCHR信号波γ補正回路131に入
力される。γ補正回路131では/VDO7〜/VDO
0信号に対し、/IMCHR信号で指定されるPWMの
線数に応じてプリンタエンジンのプロセス条件に最適な
γ変換を行なう。γ変換された8ビットの画像信号VD
7〜/VD0は、その値に応じてD/A変換回路132
でアナログ電圧に変換され、アナログビデオ信号AVD
となる。このとき、D/A変換回路132は画像信号/
VD7〜/VD0の値が00Hで最小電圧を発生し、F
FHで最大電圧を発生する。上記アナログビデオ信号A
VDはコンパレータ136及び137の負入力に入力さ
れる。
【0033】一方、コンパレータ136及び137の正
入力にはそれぞれ三角波発生回路134の出力TRI1
及び三角波発生回路135の出力TRI2が入力されて
いる。三角は発生回路134は例えば図6に示すように
構成される。同図において、切り換えスイッチ152に
は前記パターンクロック信号PCLKを移相制御回路1
33で位相変化させたクロック信号PCLK’が入力さ
れている。スイッチ152はクロックPCLK’がHレ
ベルのときはa端とc端を接続され、電流源150から
の電流Iをコンデンサ153に流す。するとコンデンサ
153には電荷がチャージされ、電圧値Vは直線的に増
加する。次にクロックPCLK’がLレベルになると、
スイッチ150のb端とc端が接続され、電流源151
に電流Iが流れ、コンデンサ153に蓄積された電荷が
ディスチャージされて電圧値Vは直線的に減少する。以
上のようにしてPCLKと等しい周期を有する三角波信
号TRI1が得られる。三角波発生回路135も同様に
構成されるが、入力クロックが1/3PCLK’である
ため、出力される三角波信号TRI2の周期は1/3P
CLKと等しく、すなわちTRI1の3倍となる。
【0034】次に、コンパレータ136及び137では
上記アナログビデオ信号AVDと三角波信号TRI1及
びTRI2の電圧レベルが比較され、それぞれパルス幅
変調信号PWM1とPWM2が得られる。従って、パル
ス幅変調信号PWM1の線数は600線、パルス幅変調
信号PWM2の線数は200線となる。
【0035】前記パルス幅変調信号PWM1及びPWM
2はセレクタ138に入力され、画像属性信号/IMC
HRに応じて選択される。/IMCHRが「真」、すな
わちLレベルのときは階調性において優れるPWM2が
選択される。また、/IMCHRが「偽」、すなわちH
レベルのときは解像度において優れるPWM1が選択さ
れる。
【0036】選択された信号はレーザ駆動信号VDOと
してレーザドライバに送出される。後述する現像時にお
いて、レーザ駆動信号VDOのパルス幅に応じて画像の
濃淡が再現される。以上説明したパルス幅変調回路10
1のタイミングチャートを図7に示す。
【0037】次に、図4において前記レーザ駆動信号V
DOに応じて駆動されるレーザダイオード103からの
レーザビーム127は不図示のモータにより矢印方向に
回転駆動される回転多面鏡104で偏向され、光路上に
配置された結像レンズ105を経て、感光ドラム106
上を主走査方向に走査し、感光ドラム106上に潜像を
形成する。このとき、ビームディテクタ107はレーザ
ビームの走査開始点を検出し、この検出信号から主走査
の画像書き出しタイミングを決定するための水平同期信
号である/LSYNC信号が生成される。
【0038】以上説明した主走査の動作が繰り返されて
1ページ分のマゼンタの潜像が感光ドラム106上に形
成されていく。なお、前記パターンクロック信号PCL
Kの位相が各主走査において同じ場合、形成される画像
が縦(副走査)方向につながり、特にPWMの線数が2
00線のときに縦すじとなって目立っている。そこで図
5の位相制御回路133によって各主走査毎にパターン
クロック信号PCLKの位相をクロック1周期の範囲内
でずらすことにより、これを防止している。
【0039】図3に戻り、感光ドラム106上に形成さ
れた潜像は上記マゼンタのトナーが入った現像装置11
6Mによって現像され、マゼンタのトナー像となる。こ
のマゼンタのトナー像は、転写用帯電器119により、
回転する転写ローラ108に吸着されている記録用紙1
28に転写される。この際、転写されずに感光ドラム1
06上に残ったトナーはクリーニング装置125によっ
て除去される。以上の動作により、記録用紙128上に
1ページ分のマゼンタのトナー像が形成される。
【0040】次に、現像装置の支持体115を回転させ
て、第2のトナーであるシアンのトナーが入った現像装
置116Cを感光ドラムを106に対向させる。続い
て、マゼンタのときと同様に、転写ローラ108に吸着
されたまま回転する記録用紙128の先端を検出器11
7で検出し、垂直同期信号/TOPを発生してビデオコ
ントローラ200に送出する。これを受けてビデオコン
トローラ200はページメモリ205から圧縮画像デー
タを読み出し、圧縮伸張回路206で元のRGB、各8
ビットの画像データにリアルタイムに伸張し、画像処理
部207に入力する。画像処理部207ではRGB、各
8ビットの入力画像データから第2の印字色であるシア
ンのデータ及び画像属性信号/IMCHRが生成され
る。以下、同様の動作により、記録用紙128上にはマ
ゼンタのトナー像に重ねてシアンのトナー像が転写され
る。
【0041】更に、同様にして第3のトナーであるイエ
ロー、第4のトナーであるブラックのトナー像が記録用
紙128上に重ねて転写され、フルカラーのトナー像と
なる。
【0042】上記4色のトナー像が全て転写された記録
用紙128は、分離帯電器120を経て、分離爪121
によって転写ドラム108から剥され、搬送手段122
により定着装置123に供給される。また、このとき、
転写ドラムクリーナ126によって転写ドラム表面の清
掃が行なわれる。
【0043】記録用紙上のトナー像は定着装置123で
加熱、加圧されることによって熔融固着され、最終的な
カラー出力画像となる。そして記録の終了した記録用紙
は排紙トレイ124に排紙される。
【0044】以下、図8のフローチャートおよび図2の
ブロック図を参照して本発明の第1の実施例の動作を詳
細に説明する。
【0045】定着器301は、定着器の温度を段階的に
切り換えられる機能を有し、それをここでは2段階の例
で説明し、グロスモード「高」とグロスモード「低」と
して切り換える。
【0046】グロスモード「高」は定着器301の高温
で、トナーを良く混ぜ合わせることができる。よって高
品質なピクトリアル画像を形成可能であり、イメージ画
像(グラフィックス画像を含む)などに適している。ま
た、高温にてトナーが良く溶けるので透過性が増し、O
HPフィルム(transparency)への印字に適している。一
方、グロスモード「低」は定着器301の温度が低温の
ため黒のテキスト文字がテカテカせずに読み易い文字を
普通紙上に形成することができる。
【0047】図8において、OHPフィルムに印字する
かどうか決定する(step1)。OHPフィルムに印
字するかどうかは、プリンタドライバ上のメニューでユ
ーザが選択し、プリンタドライバから出力されるプリン
タコマンドによってコントローラ200に指示しても良
いし、またはプリンタ501に装備している操作パネル
209でユーザが操作しても良い。
【0048】step1においてYesの場合、定着器
温度決定部303はグロスモードを「高」モードに決定
し(step2)、定着器温度調整部302は定着器3
01に対して温度を高温に設定する。
【0049】step1においてNoの場合、イメージ
画像を印字するかどうかを選択する(step3)。イ
メージ画像を印字するかどうかは、プリンタドライバ上
でユーザが選択し、プリンタドライバから出力されるプ
リンタコマンドによってコントローラ200に指示して
も良いし、または、プリンタ501上に装備しているオ
ペレーションパネル(不図示)上でユーザが操作しても
良い。
【0050】step3においてYesの場合、定着器
温度決定部303はグロスモードを「高」に決定し(s
tep2)、定着器温度調整部302は定着器301に
対して温度を高温に設定する。step3においてNo
の場合、定着器温度決定部303はグロスモードを
「低」モードに決定し(step4)、定着器温度調整
部302は定着器301に対して温度を低温に設定す
る。step2またはstep4によって設定されたグ
ロスモードにてプリンタエンジン100は印字を行なう
(step5)。
【0051】(第2の実施例)以下、図9のフローチャ
ートと図2のブロック図を用いて本発明の第2の実施例
の動作を説明する。なお、ブロック構成は前記実施例と
同様の図2に示す構成であるので重複説明を省略する。
【0052】図9においてカラー印字か、モノクロ印字
かを選択する(step10)。
【0053】モノクロ印字かカラー印字かを選択するの
はプリンタドライバ上のメニューでユーザが選択し、プ
リンタドライバから出力されるプリンタコマンドによっ
てコントローラ200に指示しても良いし、またはプリ
ンタ501上に装備している操作パネル209上でユー
ザが操作しても良い。
【0054】step10においてカラー印字がYes
の場合、定着器温度決定部303はグロスモードを
「高」に決定し(step12)、定着器温度調整部3
02は定着器301に対して温度を高温に設定する。
【0055】step10においてNoの場合、黒トナ
ーがテカテカしない画像を印字するために、定着器温度
決定部303はグロスモードを「低」モードに決定し
(step11)、定着器温度調整部302は定着器3
01に対して温度を低温に設定する。step11また
はstep12によって設定されたグロスモードにてプ
リンタエンジン100は印字を行なう(step1
3)。
【0056】(第3の実施例)以下、図11のフローチ
ャートと図10のブロック図を用いて本発明の第3の実
施例を詳細に説明する。
【0057】図10において、画像処理部400は複数
のページ記述言語(PDL)をサポートしており、ホス
トコンピュータ502から送られてくるPDLの種類に
応じてPDLが動作する。本実施例においては2種類の
PDLを例に掲げ、PDL1はイメージやグラフィック
画像を処理するのにパフォーマンスや機能を考慮した言
語仕様となっており、PDL2はテキスト画像を処理す
るのにパフォーマンスや機能を考慮した言語仕様となっ
ている。
【0058】図11において、PDL1かPDL2かを
選択する(step20)。PDL1かPDL2かを選
択するのは、プリンタドライバ上のメニューでユーザが
選択し、プリンタドライバから出力されるプリンタコマ
ンドによってコントローラ200に指示しても良いし、
または、プリンタ501上に装備している操作パネル2
09上でユーザが操作しても良い。
【0059】step20において、PDL1がYes
の場合、定着器温度決定部303はグロスモードを
「高」に決定し(step22)、定着器温度調整部3
02は定着器301に対して温度を高温に設定する。
【0060】step20においてNoの場合、テキス
トが中心であるドキュメントを判断し、黒トナーがテカ
テカしない画像を印字するために定着器温度決定部30
3はグロスモードを「低」モードに決定し(step2
1)、定着器温度調整部302は定着器301に対して
温度を低温に設定する。step21またはstep2
2によって設定されたグロスモードにてプリンタエンジ
ン100は印字を行なう(step23)。
【0061】(第4の実施例)以下、図13のフローチ
ャートと図12のブロック図を用いて本発明の第4の実
施例を詳細に説明する。
【0062】図12において、304は画像処理方法変
更部で、プリンタエンジンの印字トナー色であるマゼン
タ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック
(Bk)の多値画像情報(画像処理ビット数可変)や2
値画像情報を生成でき、また、中間調整表現のためのデ
ィザマトリックスの大きさ(5×5、10×10など)
や、ディザパターンの成長方法(ディザマトリックスの
中心から画素が太って行く方法や定義された関数に従っ
て画素が成長していく方法など)や、スクリーン線数な
どの画像処理情報を変更するための指示機能を有する。
これらの機能は、画像処理部207で実現され、印字デ
ータに最適な中間調画像の生成を目的とする。
【0063】以下、多値画像で印字するのか、2値画像
で印字するのか、を例としてフローチャート図13を説
明する。ここで多値画像か2値画像かを例として印字動
作を説明するが、その他のディザマトリックスの大き
さ、ディザパターンの成長方法、スクリーン線数などの
画像処理方法は、ユーザがプリンタドライバ、または操
作パネル209から指示可能で、これら指示された内容
に対応するグロースモードの内容(「高」モードか
「低」モード)はROM203内にテーブルとして格納
されている。
【0064】図13において、多値画像印字か2値画像
印字かを選択する(step30)。多値画像印字か2
値画像印字かを選択するのは、プリンタドライバ上のメ
ニューでユーザが選択し、プリンタドライバから出力さ
れるプリンタコマンドによってコントローラ200に指
示しても良いし、またはプリンタ501上に装備してい
る操作パネル209でユーザが操作しても良い。
【0065】step30において多値画像印字がYe
sの場合、定着器温度決定部303はグロスモードを
「高」に決定し(step32)、定着器温度調整部3
02は定着器301に対して温度を高温に設定する。
【0066】step30においてNoの場合テキスト
が中心であるドキュメントと判断し、各色トナーがテカ
テカしない画像を印字するために定着器温度決定部30
3はグロスモードを「低」モードに決定し(step3
1)、定着器温度調整部302は定着器301に対して
温度を低温に設定する。step31またはstep3
2によって設定されたグロスモードにてプリンタエンジ
ン100は印字を行なう(step33)。
【0067】以上、各実施例にて説明したグロスモード
は「高」「低」を例に掲げて説明したが、言うまでもな
く3段階以上のモードを持っても良い。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
定着方法に応じた最適な定着器制御が可能であり、画質
の優れたフルカラー画像を印字できるレーザビームプリ
ンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例であるカラーレーザビームプリンタの
構成を示す説明図である。
【図2】 第1および第2の実施例のビデオコントロー
ラのブロック図である。
【図3】 実施例のプリンタエンジンの側面図である。
【図4】 実施例のプリンタエンジンの画像信号の流れ
を示す説明図である。
【図5】 実施例のパルス幅変調回路のブロック図であ
る。
【図6】 実施例の三角波発生回路の構成図である。
【図7】 実施例のパルス幅変調回路におけるタイミン
グ図である。
【図8】 第1の実施例のフローチャート。
【図9】 第2の実施例のフローチャート。
【図10】 第3の実施例のビデオコントローラのブロ
ック図である。
【図11】 第3の実施例のフローチャートである。
【図12】 第4の実施例のビデオコントローラのブロ
ック図である。
【図13】 第4の実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
100 プリンタエンジン 200 ビデオコントローラ 207,400 画像処理部 301 定着器 302 定着器温度調整部 303 定着器温度決定部 304 画像処理方法変更部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に複数のカラー可視像を順次
    形成し転写材上に順次重ねて転写する多色記録装置にお
    いて、外部機器から印字情報を入力する入力手段と、前
    記入力した印字情報に基づいて色画像情報を生成する画
    像情報生成手段と、画像定着温度を複数段階切り換え可
    能な画像定着手段と、前記画像定着手段の温度を調整す
    る画像定着温度調整手段と、普通紙やOHPフィルムな
    どといった画像出力する転写材の種類等に対応して前記
    画像定着手段の画像定着温度を決定する画像定着温度決
    定手段と、を備えたことを特徴とする多色記録装置。
  2. 【請求項2】 前記画像定着温度決定手段はモノクロ印
    字かカラー印字かに応じて前記画像定着手段の画像定着
    温度を決定することを特徴とする請求項1記載の多色記
    録装置。
  3. 【請求項3】 前記画像定着温度決定手段はコントロー
    ラの画像処理を行うページ記述言語の種類に対応して前
    記画像定着手段の画像定着温度を決定することを特徴と
    する請求項1または2に記載の多色記録装置。
  4. 【請求項4】 前記画像定着温度決定手段はコントロー
    ラ上の画像処理方法に対応して画像定着手段の画像定着
    温度を決定することを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の多色記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002311757A (ja) * 2001-04-17 2002-10-25 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法

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