JPH08331399A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents
画像処理装置およびその方法Info
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- JPH08331399A JPH08331399A JP7134221A JP13422195A JPH08331399A JP H08331399 A JPH08331399 A JP H08331399A JP 7134221 A JP7134221 A JP 7134221A JP 13422195 A JP13422195 A JP 13422195A JP H08331399 A JPH08331399 A JP H08331399A
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- signal
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- Color Image Communication Systems (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像データの色数や基準光源に応じて画像処
理を施す画像処理装置およびその方法を提供する。 【構成】 画像処理部207は、圧縮伸長回路206から入力
された画像データに、その画像データの色数や基準光源
に応じた処理を施し、複数の色成分データを面順次に出
力する。
理を施す画像処理装置およびその方法を提供する。 【構成】 画像処理部207は、圧縮伸長回路206から入力
された画像データに、その画像データの色数や基準光源
に応じた処理を施し、複数の色成分データを面順次に出
力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置およびその
方法に関し、例えば、入力された画像データを処理して
複数の色成分データを出力する画像処理装置およびその
方法に関するものである。
方法に関し、例えば、入力された画像データを処理して
複数の色成分データを出力する画像処理装置およびその
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの出力装置として、レーザ
ビームプリンタ(以下「LBP」という)などの電子写真
方式を用いた情報記録装置が広く使われている。これら
の情報記録装置は、その高品質な印刷結果、静粛性およ
び高速性などの多くのメリットにより、デスクトップパ
ブリッシングの分野を急速に拡大させる要因となってい
る。さらに、ホストコンピュータやプリンタの画像生成
部であるコントローラなどの高性能化によりカラー画像
を容易に扱えるようになり、電子写真方式のカラープリ
ンタも開発され、従来からのモノクロ画像の印刷のみな
らず、カラー画像の印刷も普及しつつある。
ビームプリンタ(以下「LBP」という)などの電子写真
方式を用いた情報記録装置が広く使われている。これら
の情報記録装置は、その高品質な印刷結果、静粛性およ
び高速性などの多くのメリットにより、デスクトップパ
ブリッシングの分野を急速に拡大させる要因となってい
る。さらに、ホストコンピュータやプリンタの画像生成
部であるコントローラなどの高性能化によりカラー画像
を容易に扱えるようになり、電子写真方式のカラープリ
ンタも開発され、従来からのモノクロ画像の印刷のみな
らず、カラー画像の印刷も普及しつつある。
【0003】このようなカラープリンタによって階調性
のあるフルカラー画像を印刷する方法としては、ディザ
法、濃度パターン法、誤差拡散法など幾つかの方法があ
るが、とくにLBPは比較的容易に主走査方向の解像度を
変えることができるという特徴があり、画像データの濃
度レベルに応じてレーザダイオードの駆動パルス幅を変
化させて濃淡を表現するパルス幅変調方式、所謂PWM方
式も採用されている。
のあるフルカラー画像を印刷する方法としては、ディザ
法、濃度パターン法、誤差拡散法など幾つかの方法があ
るが、とくにLBPは比較的容易に主走査方向の解像度を
変えることができるという特徴があり、画像データの濃
度レベルに応じてレーザダイオードの駆動パルス幅を変
化させて濃淡を表現するパルス幅変調方式、所謂PWM方
式も採用されている。
【0004】また、カラープリンタの場合は、イメージ
スキャナなどから入力した写真などの画像データを扱う
場合も多いが、これらの画像データを、より高品質に印
刷するために、カラーマスキング処理やUCR(下色除
去)などの画像処理が行われている。
スキャナなどから入力した写真などの画像データを扱う
場合も多いが、これらの画像データを、より高品質に印
刷するために、カラーマスキング処理やUCR(下色除
去)などの画像処理が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題点がある。上述したよう
に、カラープリンタにおいては、写真などの画像を扱う
ことが多いという前提から、画像をプリント出力する際
に、できる限り原画像に近い色再現結果が得られるよう
な画像処理を行っている。しかし、カラーDTPなどによ
るカラー文書の作成は、通常、256色程度の色を使用す
るだけであり、上記のような色修正を行うと、使用する
色によっては色味が大きくずれてしまう欠点がある。
においては、次のような問題点がある。上述したよう
に、カラープリンタにおいては、写真などの画像を扱う
ことが多いという前提から、画像をプリント出力する際
に、できる限り原画像に近い色再現結果が得られるよう
な画像処理を行っている。しかし、カラーDTPなどによ
るカラー文書の作成は、通常、256色程度の色を使用す
るだけであり、上記のような色修正を行うと、使用する
色によっては色味が大きくずれてしまう欠点がある。
【0006】また、上記の色処理は、一つの白色光源を
基準にして定められているものであり、例えばスキャナ
やモニタなどで基準白色光源が異なる場合、モニタに表
示された画像とプリントされた画像とでは色が異なるこ
とがある。
基準にして定められているものであり、例えばスキャナ
やモニタなどで基準白色光源が異なる場合、モニタに表
示された画像とプリントされた画像とでは色が異なるこ
とがある。
【0007】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、画像データの種類や基準光源などに応じて画
像処理を施すことができる画像処理装置およびその方法
を提供することを目的とする。
のであり、画像データの種類や基準光源などに応じて画
像処理を施すことができる画像処理装置およびその方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】および
【作用】本発明は、前記の目的を達成する一手段とし
て、以下の構成を備える。
て、以下の構成を備える。
【0009】本発明にかかる画像処理装置は、画像デー
タを入力する第一の入力手段と、前記画像データに関す
る情報を入力する第二の入力手段と、前記第一の入力手
段により入力された画像データを処理して複数の色成分
データを出力する変換手段と、前記第二の入力手段によ
り入力された画像データに関する情報に応じて前記変換
手段の処理パラメータを設定する制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
タを入力する第一の入力手段と、前記画像データに関す
る情報を入力する第二の入力手段と、前記第一の入力手
段により入力された画像データを処理して複数の色成分
データを出力する変換手段と、前記第二の入力手段によ
り入力された画像データに関する情報に応じて前記変換
手段の処理パラメータを設定する制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0010】また、本発明にかかる画像処理方法は、画
像データを入力する第一の入力ステップと、前記画像デ
ータに関する情報を入力する第二の入力ステップと、前
記第一の入力ステップで入力した画像データを処理して
複数の色成分データを出力する変換ステップと、前記第
二の入力ステップで入力した画像データに関する情報に
応じて前記変換ステップの処理パラメータを設定する制
御ステップとを有することを特徴とする。
像データを入力する第一の入力ステップと、前記画像デ
ータに関する情報を入力する第二の入力ステップと、前
記第一の入力ステップで入力した画像データを処理して
複数の色成分データを出力する変換ステップと、前記第
二の入力ステップで入力した画像データに関する情報に
応じて前記変換ステップの処理パラメータを設定する制
御ステップとを有することを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明にかかる一実施例の画像処理装
置を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明
においては、本発明を600dpiのカラーLBPに適用する実
施例を説明するが、本発明はこれに限られるものではな
く、その主旨を逸脱しない範囲で、任意の記録密度のカ
ラープリンタやカラーファクシミリ装置などの画像処理
装置に適用できる。
置を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明
においては、本発明を600dpiのカラーLBPに適用する実
施例を説明するが、本発明はこれに限られるものではな
く、その主旨を逸脱しない範囲で、任意の記録密度のカ
ラープリンタやカラーファクシミリ装置などの画像処理
装置に適用できる。
【0012】
【第1実施例】 [構成の概要]図1は本発明にかかる一実施例のカラーL
BPの概要を示す図である。
BPの概要を示す図である。
【0013】同図において、カラーLBP501は、外部機器
であるホストコンピュータ502から送られてくるプリン
タ言語で記述されたコードデータや画像データを受け、
そのデータに基づいて記録紙(記録媒体)上にカラー画
像を形成する。
であるホストコンピュータ502から送られてくるプリン
タ言語で記述されたコードデータや画像データを受け、
そのデータに基づいて記録紙(記録媒体)上にカラー画
像を形成する。
【0014】より具体的に説明すると、カラーLBP500
は、ビデオコントローラ(以下「コントローラ」とい
う)200と、プリンタエンジン(以下「エンジン」とい
う)100とから構成される。そして、コントローラ200
は、ホストコンピュータ502から入力されたデータに基
づいて、一頁分のマゼンタ、シアン、イエロー、ブラッ
クの多値画像データを生成する。エンジン100は、コン
トローラ200が生成した多値画像データに応じて変調し
たレーザビームで感光ドラムを走査することにより潜像
を形成し、この潜像をトナーで現像し記録紙に転写した
後、記録紙上のトナーを定着する、一連の電子写真プロ
セスによる記録を行う。なお、プリンタエンジン100は6
00dpiの解像度を有する。
は、ビデオコントローラ(以下「コントローラ」とい
う)200と、プリンタエンジン(以下「エンジン」とい
う)100とから構成される。そして、コントローラ200
は、ホストコンピュータ502から入力されたデータに基
づいて、一頁分のマゼンタ、シアン、イエロー、ブラッ
クの多値画像データを生成する。エンジン100は、コン
トローラ200が生成した多値画像データに応じて変調し
たレーザビームで感光ドラムを走査することにより潜像
を形成し、この潜像をトナーで現像し記録紙に転写した
後、記録紙上のトナーを定着する、一連の電子写真プロ
セスによる記録を行う。なお、プリンタエンジン100は6
00dpiの解像度を有する。
【0015】[インタフェイス信号]図2はコントロー
ラ200とエンジン100の詳細な構成例を示すブロック図
で、両者はインタフェイス信号線300によって接続され
ている。以下、主なインタフェイス信号(以下「I/F信
号」という)について説明する。なお、その名前の直前
に記号「/」を付した信号は負論理であることを示して
いる。
ラ200とエンジン100の詳細な構成例を示すブロック図
で、両者はインタフェイス信号線300によって接続され
ている。以下、主なインタフェイス信号(以下「I/F信
号」という)について説明する。なお、その名前の直前
に記号「/」を付した信号は負論理であることを示して
いる。
【0016】/RDY信号は、コントローラ200に対してエ
ンジン100から送出される信号で、エンジン100が後述す
る/PRNT信号を受ければ、いつでもプリント動作を開始
できる状態、またはプリント動作を継続できる状態にあ
ることを示す信号である。
ンジン100から送出される信号で、エンジン100が後述す
る/PRNT信号を受ければ、いつでもプリント動作を開始
できる状態、またはプリント動作を継続できる状態にあ
ることを示す信号である。
【0017】/PRNT信号は、エンジン100に対してコント
ローラ200から送出される信号で、プリント動作の開
始、またはプリント動作の継続を指示する信号である。
ローラ200から送出される信号で、プリント動作の開
始、またはプリント動作の継続を指示する信号である。
【0018】/TOP信号は、副走査(垂直走査)方向の同
期信号で、コントローラ200に対してエンジン100から送
出される。
期信号で、コントローラ200に対してエンジン100から送
出される。
【0019】/LSYNC信号は、主走査(水平走査)方向の
同期信号で、コントローラ200に対してエンジン100から
送出される。
同期信号で、コントローラ200に対してエンジン100から
送出される。
【0020】/VDO7〜/VDO0信号は、エンジン100に対し
てコントローラ200から送出される8ビットの画像信号
で、エンジン100が印刷すべき画像濃度情報を示す。/VD
O7はビットの最上位を、/VDO0はビットの最下位を表
す。エンジン100は、/VDO7〜/VDO0信号が00Hの場合、現
像中のトナー色を最大濃度とし、FFHの場合は最低濃
度、つまり印刷しない。
てコントローラ200から送出される8ビットの画像信号
で、エンジン100が印刷すべき画像濃度情報を示す。/VD
O7はビットの最上位を、/VDO0はビットの最下位を表
す。エンジン100は、/VDO7〜/VDO0信号が00Hの場合、現
像中のトナー色を最大濃度とし、FFHの場合は最低濃
度、つまり印刷しない。
【0021】/IMCHR信号は、画像属性を示す信号で、エ
ンジン100に対してコントローラ200から送出される。こ
の信号が「真」の場合は、画像信号/VDO7〜/VDO0が表す
画像が、階調性を重視する画像であることを示し、
「偽」の場合は解像度を重視する画像であることを示
す。エンジン100は、/IMCHR信号が「真」の場合はPWMの
線数(濃度を表す単位)を200線/インチ(以下「/イン
チ」を省略して「線」とだけ記述する)とし、「偽」の
場合はPWMの線数を600線とする。
ンジン100に対してコントローラ200から送出される。こ
の信号が「真」の場合は、画像信号/VDO7〜/VDO0が表す
画像が、階調性を重視する画像であることを示し、
「偽」の場合は解像度を重視する画像であることを示
す。エンジン100は、/IMCHR信号が「真」の場合はPWMの
線数(濃度を表す単位)を200線/インチ(以下「/イン
チ」を省略して「線」とだけ記述する)とし、「偽」の
場合はPWMの線数を600線とする。
【0022】VCLK信号は、画像信号/VDO7〜/VDO0および
画像属性信号/IMCHRの転送クロック信号で、エンジン10
0に対してコントローラ200から送出される。コントロー
ラ200は、VCLK信号の立上がりエッジに同期して、/VDO7
〜/VDO0信号および/IMCHR信号を送出する。
画像属性信号/IMCHRの転送クロック信号で、エンジン10
0に対してコントローラ200から送出される。コントロー
ラ200は、VCLK信号の立上がりエッジに同期して、/VDO7
〜/VDO0信号および/IMCHR信号を送出する。
【0023】[画像形成過程]次に、本実施例における
カラー画像を形成する過程を説明する。
カラー画像を形成する過程を説明する。
【0024】図2において、201はホストインタフェイス
(以下「ホストI/F」という)で、ホストコンピュータ5
02との通信を行い、プリンタ言語で記述されたコードデ
ータや画像データを受信する。
(以下「ホストI/F」という)で、ホストコンピュータ5
02との通信を行い、プリンタ言語で記述されたコードデ
ータや画像データを受信する。
【0025】202はCPUで、ROM203に予め格納された制御
プログラムに従い、CPUバス210を介してコントローラ20
0の全体の制御を司る。また、RAM204は、CPU202のワー
クエリアとして使用される。なお、ROM203にはフォント
データなども格納され、CPUバス210はコントローラ200
内の各ブロック間のデータのやり取りにも使用される。
プログラムに従い、CPUバス210を介してコントローラ20
0の全体の制御を司る。また、RAM204は、CPU202のワー
クエリアとして使用される。なお、ROM203にはフォント
データなども格納され、CPUバス210はコントローラ200
内の各ブロック間のデータのやり取りにも使用される。
【0026】209は操作パネルで、CRTやLCDなどから構
成され、CPU202によって装置の動作状態や動作条件を表
示する表示部と、キーボードやタッチパネルなどから構
成され、オペレータの指示を入力する入力部とを備えて
いる。つまり、オペレータは、この操作パネル209を操
作することにより、カラーLBP501に対する各種設定を、
直接、行うことができる。
成され、CPU202によって装置の動作状態や動作条件を表
示する表示部と、キーボードやタッチパネルなどから構
成され、オペレータの指示を入力する入力部とを備えて
いる。つまり、オペレータは、この操作パネル209を操
作することにより、カラーLBP501に対する各種設定を、
直接、行うことができる。
【0027】206は圧縮伸長回路で、RGB8ビットの多値
画像情報を圧縮し伸長する機能を有する。205はページ
メモリで、圧縮伸長回路206で圧縮された一頁分のRGB多
値画像データを格納する。207は画像処理部で、圧縮伸
長回路206で伸長されたRGB多値画像情報を、エンジン10
0のトナー色であるマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー
(Y)、ブラック(K)の多値画像情報に変換するとともに、
画像属性信号/IMCHRを生成する機能を有する。
画像情報を圧縮し伸長する機能を有する。205はページ
メモリで、圧縮伸長回路206で圧縮された一頁分のRGB多
値画像データを格納する。207は画像処理部で、圧縮伸
長回路206で伸長されたRGB多値画像情報を、エンジン10
0のトナー色であるマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー
(Y)、ブラック(K)の多値画像情報に変換するとともに、
画像属性信号/IMCHRを生成する機能を有する。
【0028】208はプリンタI/F(以下「プリンタI/F」
という)で、エンジン100とのインタフェイス回路(以
下「I/F回路」という)であり、エンジン100との間で、
前述した各I/F信号のやり取りを行う。
という)で、エンジン100とのインタフェイス回路(以
下「I/F回路」という)であり、エンジン100との間で、
前述した各I/F信号のやり取りを行う。
【0029】上記の構成において、ホストI/F201から入
力したコードデータは、所定の描画アルゴリズムにより
文字や図形あるいはイメージ画像の300dpi,各色8ビッ
トのRGB多値画像データに展開され、圧縮伸長回路206で
圧縮されて、ページメモリ205に格納される。圧縮伸長
回路206は、例えばJPEGアルゴリズムにより入力画像デ
ータを圧縮し、プリント動作時には圧縮したデータをリ
アルタイムに伸長しながら出力することができる。以上
のようにして、一頁分の圧縮画像データがページメモリ
205に準備できると、コントローラ200は、エンジン100
からの/RDY信号が「真」であれば/PRNT信号を「真」に
して、エンジン100に対して印刷動作の開始を指示す
る。
力したコードデータは、所定の描画アルゴリズムにより
文字や図形あるいはイメージ画像の300dpi,各色8ビッ
トのRGB多値画像データに展開され、圧縮伸長回路206で
圧縮されて、ページメモリ205に格納される。圧縮伸長
回路206は、例えばJPEGアルゴリズムにより入力画像デ
ータを圧縮し、プリント動作時には圧縮したデータをリ
アルタイムに伸長しながら出力することができる。以上
のようにして、一頁分の圧縮画像データがページメモリ
205に準備できると、コントローラ200は、エンジン100
からの/RDY信号が「真」であれば/PRNT信号を「真」に
して、エンジン100に対して印刷動作の開始を指示す
る。
【0030】[プリンタエンジンの動作]図3および図4
はエンジン100の詳細な構成を示す図で、これらの図を
用いてエンジン100の動作を説明する。
はエンジン100の詳細な構成を示す図で、これらの図を
用いてエンジン100の動作を説明する。
【0031】エンジン100は/PRNT信号を受取ると、不図
示の駆動手段により、感光ドラム106および転写ドラム1
08を図に示す矢印の方向に回転させる。続いて、ローラ
帯電器109の充電を開始し、感光ドラム106の表面電位を
所定値に略均一に帯電させる。
示の駆動手段により、感光ドラム106および転写ドラム1
08を図に示す矢印の方向に回転させる。続いて、ローラ
帯電器109の充電を開始し、感光ドラム106の表面電位を
所定値に略均一に帯電させる。
【0032】次に、給紙ローラ111によって、記録紙カ
セット110に収納された記録紙128を転写ドラム108へ供
給する。転写ドラム108は、中空の支持体上に誘電体シ
ートを張ったもので、感光ドラム106と等速で矢印方向
に回転する。転写ドラム108に供給された記録紙128は、
転写ドラム108の支持体上に設けられたグリッパ112によ
って保持され、吸着ローラ113および吸着用帯電器114に
より転写ドラム108に吸着される。同時に、現像器の支
持体115を回転させて、支持体115に支持された四つの現
像器116M,116C,116Y,116Kのうち、第一のトナーである
マゼンタ(M)のトナーが入った現像器116Mを感光ドラム1
06に対向させる。なお、116Cはシアン(C)のトナーが入
った現像器、116Yはイエロー(Y)のトナーが入った現像
器、116Kはブラック(K)のトナーが入った現像器であ
る。
セット110に収納された記録紙128を転写ドラム108へ供
給する。転写ドラム108は、中空の支持体上に誘電体シ
ートを張ったもので、感光ドラム106と等速で矢印方向
に回転する。転写ドラム108に供給された記録紙128は、
転写ドラム108の支持体上に設けられたグリッパ112によ
って保持され、吸着ローラ113および吸着用帯電器114に
より転写ドラム108に吸着される。同時に、現像器の支
持体115を回転させて、支持体115に支持された四つの現
像器116M,116C,116Y,116Kのうち、第一のトナーである
マゼンタ(M)のトナーが入った現像器116Mを感光ドラム1
06に対向させる。なお、116Cはシアン(C)のトナーが入
った現像器、116Yはイエロー(Y)のトナーが入った現像
器、116Kはブラック(K)のトナーが入った現像器であ
る。
【0033】一方、エンジン100は、転写ドラム106に吸
着した記録紙128の先端を、紙先端検出器117によって検
出し、所定のタイミングで垂直同期信号/TOPを発生して
コントローラ200に送出する。コントローラ200は、印刷
頁に対する最初の/TOP信号を受取ると、ページメモリ20
5に格納した圧縮画像データの読出しを開始する。読出
されたデータは、圧縮伸長回路206でRGB8各ビット計24
ビットの画像データにリアルタイムに伸長され、画像処
理部207に入力される。画像処理部207は、300dpiのRGB
各8ビットの入力画像データから、第一の印刷色である
マゼンタ(M)のデータを300dpi,8ビットで生成すると同
時に、各画素に対する画像属性信号/IMCHRを生成する。
なお、この画像処理部207における処理の詳細について
は後述する。
着した記録紙128の先端を、紙先端検出器117によって検
出し、所定のタイミングで垂直同期信号/TOPを発生して
コントローラ200に送出する。コントローラ200は、印刷
頁に対する最初の/TOP信号を受取ると、ページメモリ20
5に格納した圧縮画像データの読出しを開始する。読出
されたデータは、圧縮伸長回路206でRGB8各ビット計24
ビットの画像データにリアルタイムに伸長され、画像処
理部207に入力される。画像処理部207は、300dpiのRGB
各8ビットの入力画像データから、第一の印刷色である
マゼンタ(M)のデータを300dpi,8ビットで生成すると同
時に、各画素に対する画像属性信号/IMCHRを生成する。
なお、この画像処理部207における処理の詳細について
は後述する。
【0034】画像処理部207で生成された画像信号(詳
細は後述するが600dpiに変換されている)は、画像信号
/VDO7〜/VDO0として、画像属性信号/IMCHRとともに、VC
LK信号に同期してエンジン100に送出される。コントロ
ーラ200より出力された/VDO7〜/VDO0信号および/IMCHR
信号は、図4に示すパルス幅変調回路101へ入力され、そ
のレベルに応じたパルス幅のレーザ駆動信号VDOに変換
されて、レーザドライバ102へ入力される。なお、パル
ス幅変調の詳細については後述する。
細は後述するが600dpiに変換されている)は、画像信号
/VDO7〜/VDO0として、画像属性信号/IMCHRとともに、VC
LK信号に同期してエンジン100に送出される。コントロ
ーラ200より出力された/VDO7〜/VDO0信号および/IMCHR
信号は、図4に示すパルス幅変調回路101へ入力され、そ
のレベルに応じたパルス幅のレーザ駆動信号VDOに変換
されて、レーザドライバ102へ入力される。なお、パル
ス幅変調の詳細については後述する。
【0035】レーザドライバ102は、レーザ駆動信号VDO
に応じてレーザダイオード103を発光させ、レーザビー
ム127が射出される。レーザビーム127は、不図示のモー
タにより矢印方向に回転駆動される回転多面鏡104によ
り偏向され、光路上に配置された結像レンズ105を経
て、感光ドラム106上を主走査方向に走査し、感光ドラ
ム106上に潜像を形成する。このとき、ビームディテク
タ107はレーザビーム127の走査開始点を検出し、この検
出信号から主走査の画像書出しタイミングを決定するた
めの水平同期信号である/LSYNC信号が生成される。
に応じてレーザダイオード103を発光させ、レーザビー
ム127が射出される。レーザビーム127は、不図示のモー
タにより矢印方向に回転駆動される回転多面鏡104によ
り偏向され、光路上に配置された結像レンズ105を経
て、感光ドラム106上を主走査方向に走査し、感光ドラ
ム106上に潜像を形成する。このとき、ビームディテク
タ107はレーザビーム127の走査開始点を検出し、この検
出信号から主走査の画像書出しタイミングを決定するた
めの水平同期信号である/LSYNC信号が生成される。
【0036】感光ドラム106上に形成された潜像は、マ
ゼンタ(M)のトナーが入った現像器116Mによって現像さ
れ、マゼンタ(M)のトナー像になり、転写用帯電器119に
より転写ローラ108に吸着された記録紙128に転写され
る。この際、転写されずに感光ドラム106上に残ったト
ナーは、クリーニング装置125によって除去される。以
上の動作により、記録紙128上に一頁分のマゼンタ(M)の
トナー像が形成される。
ゼンタ(M)のトナーが入った現像器116Mによって現像さ
れ、マゼンタ(M)のトナー像になり、転写用帯電器119に
より転写ローラ108に吸着された記録紙128に転写され
る。この際、転写されずに感光ドラム106上に残ったト
ナーは、クリーニング装置125によって除去される。以
上の動作により、記録紙128上に一頁分のマゼンタ(M)の
トナー像が形成される。
【0037】次に、現像器の支持体115を回転させて、
第二のトナーであるシアン(C)のトナーが入った現像器1
16Cを感光ドラム106に対向させる。続いて、マゼンタ
(M)の場合と同様に、転写ドラム106に吸着した記録紙12
8の先端を、紙先端検出器117によって検出し、所定のタ
イミングで垂直同期信号/TOPを発生してコントローラ20
0に送出する。コントローラ200は、この/TOP信号を受取
ると、ページメモリ205に格納した圧縮画像データの読
出しを開始する。読出されたデータは、圧縮伸長回路20
6でRGB8各ビット計24ビットの画像データにリアルタイ
ムに伸長され、画像処理部207に入力される。画像処理
部207は、RGB各8ビットの入力画像データから、第二の
印刷色であるシアン(C)のデータを300dpi,8ビットで生
成すると同時に、各画素に対する画像属性信号/IMCHRを
生成する。
第二のトナーであるシアン(C)のトナーが入った現像器1
16Cを感光ドラム106に対向させる。続いて、マゼンタ
(M)の場合と同様に、転写ドラム106に吸着した記録紙12
8の先端を、紙先端検出器117によって検出し、所定のタ
イミングで垂直同期信号/TOPを発生してコントローラ20
0に送出する。コントローラ200は、この/TOP信号を受取
ると、ページメモリ205に格納した圧縮画像データの読
出しを開始する。読出されたデータは、圧縮伸長回路20
6でRGB8各ビット計24ビットの画像データにリアルタイ
ムに伸長され、画像処理部207に入力される。画像処理
部207は、RGB各8ビットの入力画像データから、第二の
印刷色であるシアン(C)のデータを300dpi,8ビットで生
成すると同時に、各画素に対する画像属性信号/IMCHRを
生成する。
【0038】以下、マゼンタ(M)の場合と同様の動作に
より、記録紙128上のマゼンタ(M)のトナー像に重ねてシ
アン(C)のトナー像が転写される。さらに、同様の動作
により、第三のトナーであるイエロー(Y)のトナー像
と、第四のトナーであるブラック(K)のトナー像とが、
記録紙128上に重ねて転写される。
より、記録紙128上のマゼンタ(M)のトナー像に重ねてシ
アン(C)のトナー像が転写される。さらに、同様の動作
により、第三のトナーであるイエロー(Y)のトナー像
と、第四のトナーであるブラック(K)のトナー像とが、
記録紙128上に重ねて転写される。
【0039】四色のトナー像がすべて転写された記録紙
128は、分離帯電器120を経て、分離爪121によって転写
ドラム108から剥がされ、搬送ベルト122により定着器12
1へ送られる。また、このとき、転写ドラムクリーナ126
によって転写ドラム108の表面が清掃される。記録紙128
上のトナー像は、定着器123により加熱・加圧されて溶
融固着し、フルカラー画像になる。そして、フルカラー
画像が記録された記録紙128は排紙トレイ124へ排出され
る。
128は、分離帯電器120を経て、分離爪121によって転写
ドラム108から剥がされ、搬送ベルト122により定着器12
1へ送られる。また、このとき、転写ドラムクリーナ126
によって転写ドラム108の表面が清掃される。記録紙128
上のトナー像は、定着器123により加熱・加圧されて溶
融固着し、フルカラー画像になる。そして、フルカラー
画像が記録された記録紙128は排紙トレイ124へ排出され
る。
【0040】[パルス幅変調]図5はパルス幅変調回路1
01の構成例を示すブロック図、図6はパルス幅変調回路1
01の動作例を示すタイミングチャートである。
01の構成例を示すブロック図、図6はパルス幅変調回路1
01の動作例を示すタイミングチャートである。
【0041】図5において、129はラインメモリで、トグ
ルバッファ形式に構成されていて、独立したクロックに
よって書込みと読出しを同時に行うことが可能な構成で
ある。130はクロック発生回路で、水平同期信号/LSYNC
に同期したパターンクロック信号PCLKおよびPCLKを三分
周したクロック信号1/3PCLKを生成する。なお、PCLKは6
00dpiの1ドットを印刷するのに対応する周期を有する。
ルバッファ形式に構成されていて、独立したクロックに
よって書込みと読出しを同時に行うことが可能な構成で
ある。130はクロック発生回路で、水平同期信号/LSYNC
に同期したパターンクロック信号PCLKおよびPCLKを三分
周したクロック信号1/3PCLKを生成する。なお、PCLKは6
00dpiの1ドットを印刷するのに対応する周期を有する。
【0042】また、131はγ補正回路、132はD/A変換回
路、133は位相制御回路、134および135はそれぞれ三角
波発生回路、136および137はそれぞれコンパレータ、13
8はセレクタ、139はD-フリップフロップ(以下「D-F/
F」という)である。
路、133は位相制御回路、134および135はそれぞれ三角
波発生回路、136および137はそれぞれコンパレータ、13
8はセレクタ、139はD-フリップフロップ(以下「D-F/
F」という)である。
【0043】以下、パルス幅変調回路101の動作を説明
する。まず、主走査1ライン分の/VDO7〜/VDO0信号およ
び/IMCHR信号が、クロック信号VCLKによりラインメモリ
129に書込まれる。第1ラインの書込みが完了すると、次
の水平周期信号/LSYNCによりラインメモリ129の書込み
バンクが切替えられ、次の第2ラインの信号が書込みが
行われると同時に、既に書込まれている第1ラインのデ
ータは、パターンクロック信号PCLKにより読出される。
読出された/VDO7〜/VDO0信号および/IMCHR信号は、γ補
正回路131により、/IMCHR信号で指定されるPWMの線数に
応じて、エンジン100のプロセス条件に最適なγ補正が
施される。γ補正された8ビットの画像信号/VD7〜/VD0
は、D/A変換回路132によりアナログ電圧に変換されてア
ナログビデオ信号AVDになる。このとき、D/A変換回路13
2は、画像信号/VD7〜/VD0の値が00Hのとき最小電圧を出
力し、FFHのとき最大電圧を出力する。アナログビデオ
信号AVDは、コンパレータ136および137の一方の端子へ
入力される。コンパレータ136および137のもう一方の端
子へはそれぞれ、三角波発生回路134の出力TRI1および
三角波発生回路135の出力TRI2が入力される。
する。まず、主走査1ライン分の/VDO7〜/VDO0信号およ
び/IMCHR信号が、クロック信号VCLKによりラインメモリ
129に書込まれる。第1ラインの書込みが完了すると、次
の水平周期信号/LSYNCによりラインメモリ129の書込み
バンクが切替えられ、次の第2ラインの信号が書込みが
行われると同時に、既に書込まれている第1ラインのデ
ータは、パターンクロック信号PCLKにより読出される。
読出された/VDO7〜/VDO0信号および/IMCHR信号は、γ補
正回路131により、/IMCHR信号で指定されるPWMの線数に
応じて、エンジン100のプロセス条件に最適なγ補正が
施される。γ補正された8ビットの画像信号/VD7〜/VD0
は、D/A変換回路132によりアナログ電圧に変換されてア
ナログビデオ信号AVDになる。このとき、D/A変換回路13
2は、画像信号/VD7〜/VD0の値が00Hのとき最小電圧を出
力し、FFHのとき最大電圧を出力する。アナログビデオ
信号AVDは、コンパレータ136および137の一方の端子へ
入力される。コンパレータ136および137のもう一方の端
子へはそれぞれ、三角波発生回路134の出力TRI1および
三角波発生回路135の出力TRI2が入力される。
【0044】図7は三角波発生回路134の構成例を示すブ
ロック図で、切換スイッチ152は、パターンクロック信
号PCLKを位相制御回路133で位相変化させたクロック信
号PCLK'が入力され、クロック信号PCLK'がHレベルのと
きはa端とc端とを接続して、電流源150からキャパシタ1
53への電流Iを導き、キャパシタ153に電荷をチャージす
るので、キャパシタ153の端子電圧Vは直線的に増加す
る。次に、クロック信号PCLK'がLレベルになるとb端とc
端とを接続して、キャパシタ153から電流源151へ電流I
を導き、キャパシタ153の電荷をディスチャージするの
で、端子電圧Vは直線的に減少する。以上のようにし
て、クロック信号PCLKと等しい周期を有する三角波信号
TRI1が得られる。三角波発生回路135も同様に構成され
るが、入力クロック信号が1/3PCLK'であるため、出力さ
れる三角波信号TRI2の周期はクロック信号1/3PCLKと等
しく、すなわち三角波信号TRI1の周期の三倍である。
ロック図で、切換スイッチ152は、パターンクロック信
号PCLKを位相制御回路133で位相変化させたクロック信
号PCLK'が入力され、クロック信号PCLK'がHレベルのと
きはa端とc端とを接続して、電流源150からキャパシタ1
53への電流Iを導き、キャパシタ153に電荷をチャージす
るので、キャパシタ153の端子電圧Vは直線的に増加す
る。次に、クロック信号PCLK'がLレベルになるとb端とc
端とを接続して、キャパシタ153から電流源151へ電流I
を導き、キャパシタ153の電荷をディスチャージするの
で、端子電圧Vは直線的に減少する。以上のようにし
て、クロック信号PCLKと等しい周期を有する三角波信号
TRI1が得られる。三角波発生回路135も同様に構成され
るが、入力クロック信号が1/3PCLK'であるため、出力さ
れる三角波信号TRI2の周期はクロック信号1/3PCLKと等
しく、すなわち三角波信号TRI1の周期の三倍である。
【0045】コンパレータ136および137は、アナログビ
デオ信号AVDと三角波信号TRI1またはTRI2との電圧レベ
ルを比較して、それぞれパルス幅変調信号PWM1とPWM2を
出力する。従って、パルス幅変調信号PWM1の線数は600
線に、PWM2の線数は200線になる。パルス幅変調信号PWM
1およびPWM2は、セレクタ138により画像属性信号/IMCHR
に応じて選択される。ここで、セレクタ138は、/IMCHR
が「真」すなわちLレベルのときは階調性において優れ
るPWM2を選択し、/IMCHRが「偽」すなわちHレベルのと
きは解像度において優れるPWM1を選択する。選択された
信号は、レーザ駆動信号VDOとしてレーザドライバ102へ
送られ、現像プロセスにおいて、レーザ駆動信号VDOの
パルス幅に応じた画像の濃淡が再現される。
デオ信号AVDと三角波信号TRI1またはTRI2との電圧レベ
ルを比較して、それぞれパルス幅変調信号PWM1とPWM2を
出力する。従って、パルス幅変調信号PWM1の線数は600
線に、PWM2の線数は200線になる。パルス幅変調信号PWM
1およびPWM2は、セレクタ138により画像属性信号/IMCHR
に応じて選択される。ここで、セレクタ138は、/IMCHR
が「真」すなわちLレベルのときは階調性において優れ
るPWM2を選択し、/IMCHRが「偽」すなわちHレベルのと
きは解像度において優れるPWM1を選択する。選択された
信号は、レーザ駆動信号VDOとしてレーザドライバ102へ
送られ、現像プロセスにおいて、レーザ駆動信号VDOの
パルス幅に応じた画像の濃淡が再現される。
【0046】上述した主走査方向の動作が繰返されて、
一頁分のマゼンタ(M)の潜像が感光ドラム106上に形成さ
れる。なお、パターンクロック信号PCLKの位相が各主走
査において同じ場合、形成される画像が縦(副走査)方
向につながり、とくにPWMの線数が200線のときは縦すじ
が目立つ。そこで、図5に示した位相制御回路133によ
り、各主走査毎にパターンクロック信号PCLKの位相をク
ロックの一周期の範囲内でずらすことにより、縦すじが
目立つのを防いでいる。[画像処理部]
一頁分のマゼンタ(M)の潜像が感光ドラム106上に形成さ
れる。なお、パターンクロック信号PCLKの位相が各主走
査において同じ場合、形成される画像が縦(副走査)方
向につながり、とくにPWMの線数が200線のときは縦すじ
が目立つ。そこで、図5に示した位相制御回路133によ
り、各主走査毎にパターンクロック信号PCLKの位相をク
ロックの一周期の範囲内でずらすことにより、縦すじが
目立つのを防いでいる。[画像処理部]
【0047】次に、画像処理部207における処理を詳細
に説明する。図8は画像処理部207の詳細な構成例を示す
ブロック図である。
に説明する。図8は画像処理部207の詳細な構成例を示す
ブロック図である。
【0048】同図において、251は対数変換器(LOG)で、
例えばROMなどで構成されるLUTであり、入力されたRGB
信号をYMC信号に変換する。252と257はセレクタで、CPU
202から送られてくるモード切換信号MODEに応じて入力A
またはBの何れか選択し出力する。
例えばROMなどで構成されるLUTであり、入力されたRGB
信号をYMC信号に変換する。252と257はセレクタで、CPU
202から送られてくるモード切換信号MODEに応じて入力A
またはBの何れか選択し出力する。
【0049】253は下色除去(UCR)回路で、セレクタ252
から出力された画像信号から黒(K)成分信号を抽出す
る。254は積和演算回路を含むマスキング回路で、UCR回
路253から出力されたK成分信号以外の画像信号にマスキ
ング処理を施す。255はセレクタで、CPU202から送られ
てくる画像形成色を表す2ビットの信号COLSELに応じ
て、マスキング回路254から入力された三つの色成分信
号およびUCR回路から入力されたK色成分信号の何れかを
選択して、信号/VDO7〜/VDO0として出力する。
から出力された画像信号から黒(K)成分信号を抽出す
る。254は積和演算回路を含むマスキング回路で、UCR回
路253から出力されたK成分信号以外の画像信号にマスキ
ング処理を施す。255はセレクタで、CPU202から送られ
てくる画像形成色を表す2ビットの信号COLSELに応じ
て、マスキング回路254から入力された三つの色成分信
号およびUCR回路から入力されたK色成分信号の何れかを
選択して、信号/VDO7〜/VDO0として出力する。
【0050】256はマスキング係数やUCR係数などが格納
されたROMである。なお、図9はROM256のアドレスマップ
の一例を示す図で、ROM256の上位3ビットのアドレス端
子A10〜A8はバンク設定に使用され、下位8ビットのアド
レス端子A7〜A0に入力されたデータをLUTにより変換し
出力する。また、ROM256の最上位のアドレス端子A11
は、詳細は後述するが、フルカラー画像を対象にする通
常の画像処理と、カラーDTPなどの画像で比較的色数か
少ない(例えば256色程度まで)画像を対象にする画像
処理とを切替えるために使用される。
されたROMである。なお、図9はROM256のアドレスマップ
の一例を示す図で、ROM256の上位3ビットのアドレス端
子A10〜A8はバンク設定に使用され、下位8ビットのアド
レス端子A7〜A0に入力されたデータをLUTにより変換し
出力する。また、ROM256の最上位のアドレス端子A11
は、詳細は後述するが、フルカラー画像を対象にする通
常の画像処理と、カラーDTPなどの画像で比較的色数か
少ない(例えば256色程度まで)画像を対象にする画像
処理とを切替えるために使用される。
【0051】●画像処理部の通常の動作 CPU202は、画像処理部に通常の動作をさせる場合は、RO
M256の最上位のアドレス端子A11へ入力するIMG信号を
「偽」にする。
M256の最上位のアドレス端子A11へ入力するIMG信号を
「偽」にする。
【0052】圧縮伸長回路206で伸長された300dpi,各8
ビットのRGB信号が画像処理部207へ入力されると、ROM2
51は、次式に従って、輝度信号であるRGB信号を濃度信
号であるYMC信号に変換する。 Y = ‐log(aB) M = ‐log(aG) …(1) C = ‐log(aR) ただし、aは係数
ビットのRGB信号が画像処理部207へ入力されると、ROM2
51は、次式に従って、輝度信号であるRGB信号を濃度信
号であるYMC信号に変換する。 Y = ‐log(aB) M = ‐log(aG) …(1) C = ‐log(aR) ただし、aは係数
【0053】ROM251から出力されたYMC各8ビットの画像
信号は、セレクタ252を介してUCR回路253に入力され
る。なお、セレクタ252は、MODE信号が「真」(入力画
像がフルカラーであることを表す)のときは入力Aを選
択し、MODE信号が「偽」(入力画像が白黒であることを
表す)のときは入力Bを選択する。
信号は、セレクタ252を介してUCR回路253に入力され
る。なお、セレクタ252は、MODE信号が「真」(入力画
像がフルカラーであることを表す)のときは入力Aを選
択し、MODE信号が「偽」(入力画像が白黒であることを
表す)のときは入力Bを選択する。
【0054】まず、フルカラー画像時の動作を説明す
る。UCR回路253は、入力されたYMC各色8ビットの画像信
号の最小値を検出して、その値をROM256のアドレス端子
A7〜A0へ出力する。
る。UCR回路253は、入力されたYMC各色8ビットの画像信
号の最小値を検出して、その値をROM256のアドレス端子
A7〜A0へ出力する。
【0055】まず、CPU202から出力されるCONT信号が
‘100’になり、図9に示すROM256のマゼンタ(M)のUCRテ
ーブルが選択され、UCR回路253から出力されたデータは
マゼンタ(M)のUCRデータ(11ビット)に変換され、UCR
回路603へ戻される。次に、CONT信号が‘000’になり、
ROM256のレジスタ設定値1が選択されるとともに、マス
キング回路254のレジスタからアドレスデータが出力さ
れて、アドレス指定されたマゼンタ(M)のマスキング係
数データがマスキング回路254に設定される。そして、U
CR回路253から出力されたマゼンタ(M)の画像信号は、マ
スキング回路254に設定されたマスキング係数と積和演
算されて、セレクタ255へ出力される。セレクタ255は、
COLSEL信号により、マゼンタ(M)の画像信号を選択して
セレクタ257へ出力する。
‘100’になり、図9に示すROM256のマゼンタ(M)のUCRテ
ーブルが選択され、UCR回路253から出力されたデータは
マゼンタ(M)のUCRデータ(11ビット)に変換され、UCR
回路603へ戻される。次に、CONT信号が‘000’になり、
ROM256のレジスタ設定値1が選択されるとともに、マス
キング回路254のレジスタからアドレスデータが出力さ
れて、アドレス指定されたマゼンタ(M)のマスキング係
数データがマスキング回路254に設定される。そして、U
CR回路253から出力されたマゼンタ(M)の画像信号は、マ
スキング回路254に設定されたマスキング係数と積和演
算されて、セレクタ255へ出力される。セレクタ255は、
COLSEL信号により、マゼンタ(M)の画像信号を選択して
セレクタ257へ出力する。
【0056】以上のようにして、マゼンタ(M)一頁分の
画像信号が生成されると、CONT信号が‘101’になり、R
OM256のシアン(C)のUCRテーブルが選択されて、YMCの最
小値に対応するシアン(C)のUCRデータがUCR回路253へ戻
され、CONT信号が‘000’になり、ROM256のレジスタ設
定値1が選択されて、マスキング回路254にシアン(C)の
マスキング係数データが設定される。そして、UCR回路2
53から出力されたシアン(C)の画像信号は、マスキング
回路254に設定されたマスキング係数と積和演算され
て、セレクタ255へ出力される。セレクタ255は、COLSEL
信号により、シアン(C)の画像信号を選択してセレクタ2
57へ出力する。
画像信号が生成されると、CONT信号が‘101’になり、R
OM256のシアン(C)のUCRテーブルが選択されて、YMCの最
小値に対応するシアン(C)のUCRデータがUCR回路253へ戻
され、CONT信号が‘000’になり、ROM256のレジスタ設
定値1が選択されて、マスキング回路254にシアン(C)の
マスキング係数データが設定される。そして、UCR回路2
53から出力されたシアン(C)の画像信号は、マスキング
回路254に設定されたマスキング係数と積和演算され
て、セレクタ255へ出力される。セレクタ255は、COLSEL
信号により、シアン(C)の画像信号を選択してセレクタ2
57へ出力する。
【0057】以上のようにして、シアン(C)一頁分の画
像信号が生成されると、略同様の動作により、イエロー
(Y)一頁分の画像信号を生成して、ブラック(K)一頁分の
画像信号を生成する。なお、ブラック(K)の画像信号を
生成する場合は、UCR回路253から出力された信号が、直
接、セレクタ255へ入力される。以上の四つの過程によ
り、セレクタ257からMCYKの面順次に画像信号/DO7〜/DO
0が出力され、一頁分の色変換処理が終了する。
像信号が生成されると、略同様の動作により、イエロー
(Y)一頁分の画像信号を生成して、ブラック(K)一頁分の
画像信号を生成する。なお、ブラック(K)の画像信号を
生成する場合は、UCR回路253から出力された信号が、直
接、セレクタ255へ入力される。以上の四つの過程によ
り、セレクタ257からMCYKの面順次に画像信号/DO7〜/DO
0が出力され、一頁分の色変換処理が終了する。
【0058】また、MODE信号が「偽」、つまりモノクロ
モードのときは、セレクタ252は入力Bを選択し、RGB多
値画像信号がUCR回路253に入力され、そのままマスキン
グ回路254へ入力される。次に、CONT信号が‘001’にな
り、ROM256のレジスタ設定値2が選択されて、マスキン
グ回路254に輝度変換の係数データが設定される。そし
て、画像信号はカラー画像のときと同様の動作で輝度変
換されて、セレクタ255から出力される。次に、CONT信
号が‘010’になり、ROM256の白黒モードが選択される
とともに、セレクタ255から出力された画像信号がROM25
6のアドレス端子A7〜A0へ入力されて、アドレス指定さ
れた対数変換データが出力され、セレクタ257に選択さ
れて、モノクロモードの画像信号/VDO7〜/VDO0として出
力される。
モードのときは、セレクタ252は入力Bを選択し、RGB多
値画像信号がUCR回路253に入力され、そのままマスキン
グ回路254へ入力される。次に、CONT信号が‘001’にな
り、ROM256のレジスタ設定値2が選択されて、マスキン
グ回路254に輝度変換の係数データが設定される。そし
て、画像信号はカラー画像のときと同様の動作で輝度変
換されて、セレクタ255から出力される。次に、CONT信
号が‘010’になり、ROM256の白黒モードが選択される
とともに、セレクタ255から出力された画像信号がROM25
6のアドレス端子A7〜A0へ入力されて、アドレス指定さ
れた対数変換データが出力され、セレクタ257に選択さ
れて、モノクロモードの画像信号/VDO7〜/VDO0として出
力される。
【0059】●色数が少ない画像の場合の動作 CPU202は、処理する画像が、例えば256色程度のカラーD
PT画像の場合、ROM256の最上位のアドレス端子A11へ入
力するIMG信号を「真」にする。他の動作は、前述した
通常の動作と同じであるが、IMG信号によりROM256から
出力されるデータはすべて、色数が少ない画像用に切替
わる。
PT画像の場合、ROM256の最上位のアドレス端子A11へ入
力するIMG信号を「真」にする。他の動作は、前述した
通常の動作と同じであるが、IMG信号によりROM256から
出力されるデータはすべて、色数が少ない画像用に切替
わる。
【0060】このように、フルカラー画像の場合と同様
のUCRやマスキング処理などの画像処理が、色数が少な
い画像に施されることはなく、例えばカラーDTP画像な
どの色数の少ない画像に適した画像処理を行うことがで
き、使用する色によっては色味が大きくずれてしまうと
いう問題を解消することができる。
のUCRやマスキング処理などの画像処理が、色数が少な
い画像に施されることはなく、例えばカラーDTP画像な
どの色数の少ない画像に適した画像処理を行うことがで
き、使用する色によっては色味が大きくずれてしまうと
いう問題を解消することができる。
【0061】なお、処理する画像の種類、つまり「フル
カラー画像」,「白黒画像」,カラーDTP画像やインデ
ックスカラー画像など「色数が少ない画像」といった種
類は、操作パネル209によってオペレータから指定され
るものである。
カラー画像」,「白黒画像」,カラーDTP画像やインデ
ックスカラー画像など「色数が少ない画像」といった種
類は、操作パネル209によってオペレータから指定され
るものである。
【0062】
【第2実施例】以下、本発明にかかる第2実施例の画像処
理装置を説明する。なお、第2実施例において、第1実施
例と略同様の構成については、同一符号を付して、その
詳細説明を省略する。
理装置を説明する。なお、第2実施例において、第1実施
例と略同様の構成については、同一符号を付して、その
詳細説明を省略する。
【0063】図10は第2実施例における画像処理部207の
構成例を示すブロック図で、258は基準光源補正回路で
ある。
構成例を示すブロック図で、258は基準光源補正回路で
ある。
【0064】図11は基準光源補正回路258の構成例を示
すブロック図で、401は積和演算回路、402は補正係数が
格納されたROMで、そのアドレスマップ例を図12に示
す。
すブロック図で、401は積和演算回路、402は補正係数が
格納されたROMで、そのアドレスマップ例を図12に示
す。
【0065】モニタやスキャナなどの基準白色光源が異
なる場合、通常の画像処理により、入力されたRGB各色8
ビットの画像信号に色変換処理を施すと、出力されるYM
CKデータに誤差が生じる。基準光源補正回路258は、そ
の誤差を最小限にするものである。
なる場合、通常の画像処理により、入力されたRGB各色8
ビットの画像信号に色変換処理を施すと、出力されるYM
CKデータに誤差が生じる。基準光源補正回路258は、そ
の誤差を最小限にするものである。
【0066】圧縮伸長回路206で伸長された300dpi,各8
ビットのRGB信号は積和演算回路401に入力されるととも
に、ROM402のアドレス端子A9〜A8へ入力されるWCONT信
号がCPU202により設定される。積和演算回路401のレジ
スタから出力されたデータは、ROM402のアドレス端子A7
〜A0へ入力され、ROM402はアドレス指定された赤(R)の
補正係数データを出力する。この補正係数データは、積
和演算回路401に入力され設定される。そして、積和演
算回路401は、入力されたR画像データと補正係数データ
とを積和演算して出力する。
ビットのRGB信号は積和演算回路401に入力されるととも
に、ROM402のアドレス端子A9〜A8へ入力されるWCONT信
号がCPU202により設定される。積和演算回路401のレジ
スタから出力されたデータは、ROM402のアドレス端子A7
〜A0へ入力され、ROM402はアドレス指定された赤(R)の
補正係数データを出力する。この補正係数データは、積
和演算回路401に入力され設定される。そして、積和演
算回路401は、入力されたR画像データと補正係数データ
とを積和演算して出力する。
【0067】次に、積和演算回路401のレジスタから出
力されたデータは、ROM402のアドレス端子A7〜A0へ入力
され、ROM402はアドレス指定された緑(G)の補正係数デ
ータを出力する。そして、R画像データの場合と同様
に、積和演算回路401は、入力されたG画像データと補正
係数データとを積和演算して出力する。
力されたデータは、ROM402のアドレス端子A7〜A0へ入力
され、ROM402はアドレス指定された緑(G)の補正係数デ
ータを出力する。そして、R画像データの場合と同様
に、積和演算回路401は、入力されたG画像データと補正
係数データとを積和演算して出力する。
【0068】次に、積和演算回路401のレジスタから出
力されたデータは、ROM402のアドレス端子A7〜A0へ入力
され、ROM402はアドレス指定された青(B)の補正係数デ
ータを出力する。そして、R画像データの場合と同様
に、積和演算回路401は、入力されたB画像データと補正
係数データとを積和演算して出力する。
力されたデータは、ROM402のアドレス端子A7〜A0へ入力
され、ROM402はアドレス指定された青(B)の補正係数デ
ータを出力する。そして、R画像データの場合と同様
に、積和演算回路401は、入力されたB画像データと補正
係数データとを積和演算して出力する。
【0069】ここで、CPU202は、操作パネル209によっ
てオペレータから指定された基準白色光源の種類に応じ
て、WCONT信号を設定するので、ROM256から出力される
補正係数データは、指定された基準白色光源に応じたも
のになり、RGB画像データに指定された基準白色光源に
応じた補正を施すことができる。従って、例えば、モニ
タの基準白色光源とプリンタエンジンの基準白色光源と
が異なる場合に、基準白色光源の違いにより、例えば、
モニタに表示された画像とプリントされた画像とで色が
異なるといった問題を防ぐことができる。
てオペレータから指定された基準白色光源の種類に応じ
て、WCONT信号を設定するので、ROM256から出力される
補正係数データは、指定された基準白色光源に応じたも
のになり、RGB画像データに指定された基準白色光源に
応じた補正を施すことができる。従って、例えば、モニ
タの基準白色光源とプリンタエンジンの基準白色光源と
が異なる場合に、基準白色光源の違いにより、例えば、
モニタに表示された画像とプリントされた画像とで色が
異なるといった問題を防ぐことができる。
【0070】
【変形例】図13に一例を示すように、第1実施例で説明
したIMG信号の代わりに、第2実施例で説明したWCONT信
号をROM256のアドレス端子へ入力することもできる。こ
の場合のROM256のアドレスマップは、例えば図14のよう
になる。このようにすれば、画像信号にマスキング処理
を施す際に、指定された基準白色光源に対する補正演算
を行うことができる。
したIMG信号の代わりに、第2実施例で説明したWCONT信
号をROM256のアドレス端子へ入力することもできる。こ
の場合のROM256のアドレスマップは、例えば図14のよう
になる。このようにすれば、画像信号にマスキング処理
を施す際に、指定された基準白色光源に対する補正演算
を行うことができる。
【0071】また、図15に一例を示すように、第1実施
例と第2実施例を組合わせれば、例えば、カラーDTP画像
を出力する際に、カラーDTP画像に適した画像処理を行
って、色味が大きくずれてしまうという欠点を解消する
とともに、モニタの基準白色光源とプリンタエンジンの
基準白色光源とが異なる場合に、基準白色光源の違いに
より、例えば、モニタに表示された画像とプリントされ
た画像とで色が異なるといった問題を防ぐことができ
る。
例と第2実施例を組合わせれば、例えば、カラーDTP画像
を出力する際に、カラーDTP画像に適した画像処理を行
って、色味が大きくずれてしまうという欠点を解消する
とともに、モニタの基準白色光源とプリンタエンジンの
基準白色光源とが異なる場合に、基準白色光源の違いに
より、例えば、モニタに表示された画像とプリントされ
た画像とで色が異なるといった問題を防ぐことができ
る。
【0072】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
【0073】また、本発明は、システムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像データの種類や基準光源などに応じて画像処理を施
す画像処理装置およびその方法を提供することができ
る。
画像データの種類や基準光源などに応じて画像処理を施
す画像処理装置およびその方法を提供することができ
る。
【図1】本発明にかかる一実施例のカラーLBPの概要を
示す図、
示す図、
【図2】ビデオコントローラとプリンタエンジンの詳細
な構成例を示すブロック図、
な構成例を示すブロック図、
【図3】プリンタエンジンの詳細な構成を示す図、
【図4】プリンタエンジンの詳細な構成を示す図、
【図5】図3に示すパルス幅変調回路の構成例を示すブ
ロック図、
ロック図、
【図6】図5に示すパルス幅変調回路の動作例を示すタ
イミングチャート、
イミングチャート、
【図7】図5に示す三角波発生回路の構成例を示すブロ
ック図、
ック図、
【図8】図2に示す画像処理部の詳細な構成例を示すブ
ロック図、
ロック図、
【図9】図8に示すROMのアドレスマップの一例を示す
図、
図、
【図10】本発明にかかる第2実施例の画像処理部の詳
細な構成例を示すブロック図、
細な構成例を示すブロック図、
【図11】図10に示す基準光源補正回路の詳細な構成例
を示すブロック図、
を示すブロック図、
【図12】図11に示すROMのアドレスマップの一例を示
す図、
す図、
【図13】変形例の画像処理部の詳細な構成例を示すブ
ロック図、
ロック図、
【図14】図13に示すROMのアドレスマップの一例を示
す図、
す図、
【図15】他の変形例の画像処理部の詳細な構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
100 プリンタエンジン 101 パルス幅変調回路 200 ビデオコントローラ 201 ホストインタフェイス(ホストI/F) 202 CPU 205 ページメモリ 206 圧縮伸長回路 207 画像処理部 208 プリンタI/F(プリンタI/F) 209 操作パネル 251 対数変換器(LOG) 252 セレクタ 253 UCR回路 254 マスキング回路 255 セレクタ 256 ROM 257 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 H04N 1/46 Z
Claims (6)
- 【請求項1】 画像データを入力する第一の入力手段
と、 前記画像データに関する情報を入力する第二の入力手段
と、 前記第一の入力手段により入力された画像データを処理
して複数の色成分データを出力する変換手段と、 前記第二の入力手段により入力された画像データに関す
る情報に応じて前記変換手段の処理パラメータを設定す
る制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は前記画像データに関する
情報が示す画像データの種類に応じて前記処理パラメー
タを設定することを特徴とする請求項1に記載された画
像処理装置。 - 【請求項3】 前記処理パラメータはマスキング係数お
よび下色除去量であることを特徴とする請求項2に記載
された画像処理装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は前記画像データに関する
情報が示す基準光源に応じて前記処理パラメータを設定
することを特徴とする請求項1に記載された画像処理装
置。 - 【請求項5】 前記処理パラメータは基準光源に対応す
る補正係数であることを特徴とする請求項4に記載され
た画像処理装置。 - 【請求項6】 画像データを入力する第一の入力ステッ
プと、 前記画像データに関する情報を入力する第二の入力ステ
ップと、 前記第一の入力ステップで入力した画像データを処理し
て複数の色成分データを出力する変換ステップと、 前記第二の入力ステップで入力した画像データに関する
情報に応じて前記変換ステップの処理パラメータを設定
する制御ステップとを有することを特徴とする画像処理
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7134221A JPH08331399A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 画像処理装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7134221A JPH08331399A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 画像処理装置およびその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08331399A true JPH08331399A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15123256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7134221A Withdrawn JPH08331399A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 画像処理装置およびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08331399A (ja) |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP7134221A patent/JPH08331399A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |