JP2001307417A - 記録再生装置 - Google Patents
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
Abstract
視し、ユーザに告知することによってHDDの使用状態
を知らしめ、交換時期等について注意を喚起する。 【解決手段】 本発明の情報記録再生装置は、駆動電源
を供給することによって記録媒体を回転駆動する記録媒
体回転駆動手段161と、前記記録媒体における情報の
読み出しあるいは書き込みを行うヘッド51と、駆動電
源を供給することにより、前記ヘッドを前記記録媒体上
で移動自在に制御するヘッド駆動手段157と、前記駆
動電源が遮断されたときに前記ヘッドを所定の退避位置
に強制移動させる強制移動手段(170)と、前記強制
移動の発生回数を監視してユーザに告知する告知手段
(11/152及び20)で構成される。
Description
に関し、特に、エンジン始動時における瞬断対策に用い
て好適な情報記録再生装置に関する。
ンの外部記憶装置として普及してきたが、記録密度の向
上と共に低価格化が進み、最近ではHDD内蔵の家電製
品が出現するに至った。このHDDに、かなりの量の映
像、音楽コンテンツを格納することが可能となり、これ
を利用した製品が続々と登場しつつある。カーオーディ
オ製品にも搭載が見込まれ、現在カーナビゲーションシ
ステムにおいてもDVDが主流となっているが、今後H
DDに移行することも想定される。
アクチュエータ54の先端に配置された磁気ヘッド51
を機械的に磁気ディスク表面から浮上させるランプロー
ディング式のHDDが示されている。
付けられた磁気ヘッド51は、磁気ディスク53の半径
方向(矢印)を移動自在に取付けられ、この磁気ヘッド
51は、サスペンション57の弾性力により磁気ディス
ク53の表面に押し付けられるが、磁気ディスク53の
回転により、磁気ヘッド51に作用する空気力学的な浮
揚力により磁気ディスク53円盤表面との間隔が数十μ
mとなるように制御される。また、非動作時には、この
磁気ヘッド51は、筐体フレーム50の一端に形成され
たランプ55のテーパ部56に乗り上げられた状態の退
避位置にある。
関係を断面図として示してある。図に示すように、磁気
ディスク53円盤の外周部近傍に位置するランプ55
は、外周部から外周部外へ向かって徐々に磁気ディスク
56円盤の表面から離れる方向にテーパが形成されたテ
ーパ部56を有する。磁気ヘッド51は、磁気ディスク
53の情報の読出し又は磁気ディスク53への情報の書
き込みの際(動作時)に、磁気ディスク53円盤上に適
当な間隔を置いて位置(位置a)しており、非動作時
(アンロード)には、図中、矢印で示すように当該テー
パ部56を乗り越え、退避位置(位置b)にて待機す
る。
DDにはエマージェンシーアンロードと称される機能が
付与されている。エマージェンシーアンロード機能と
は、スピンドル52と磁気ヘッド51の駆動のためのモ
ータの両電源が共にダウンした場合、磁気ディスク53
がヘッドによって傷つくことを防ぐために、そのヘッド
を退避位置に強制移動させるための機能である。このエ
マージェンシーアンロードを行わせるためには電源が必
要であるが、上述したように電源が共にダウンした時に
は、スピンドルモータ52の惰性回転により生じる逆起
電力を使ってその動作を行わせることが知られている。
ーナビゲーションシステム等車載用に適用した場合、エ
ンジン始動時にいわゆる瞬断が発生する可能性があるた
め、エンジン始動の都度上記したエマージェンシーアン
ロードが発生する可能性が高い。
ンを示す。車載用オーディオ製品には、図9に示すよう
に、常時電源が供給されるバックアップ電源(常時電
源)ラインと、キースイッチに連動して電源の供給がな
されるアクセサリ(ACC)電源ラインが接続されてい
る。
エンジン始動時における電源供給の様子が図10にタイ
ミングチャートとして示されている。本図において、
(a)は常時電源の電源供給の様子を示し、(b)はA
CCの電源供給の様子を示している。また、図における
(I)、(II)、(III)、(IV)のタイミング
は、それぞれ、エンジンキーのキースイッチの位置に対
応し、(I)は、エンジンキーが、例えばオーディオ製
品等に電源が供給される「ACCの位置」にある場合を
示し、(II)は、例えば、パワーウインドウ等に電源
が供給される「ONの位置」にある場合を示し、(II
I)は、エンジンに電源が供給される「STの位置」に
ある場合を示し、(IV)は、エンジンが始動し、エン
ジンキーが再び「ONの位置」戻ってきている場合を示
している。
は、エンジン始動に用いられる電源電圧により、オーデ
ィオ製品側の電源電圧が落ち込む(瞬断)場合がある
(図10の(III)〜(IV)の期間)。
用した場合、エンジン始動時に瞬断が発生する可能性が
あるためエンジン始動の都度上記したエマージェンシー
アンロードが発生する可能性が高い。エマージェンシー
アンロードは、上記したようにスピンドルモータの逆起
電力を利用して強制的にヘッドを動かすため、車載用の
製品の場合には、車載用以外で用いられるパソコン等の
製品の場合に比べて、磁気ヘッド51が、ランプ55の
待機位置bに至るまでの間においてランプ55のテーパ
部56に衝突する機会が増えることとなる。すなわち、
車載用途に限ってはエンジン始動の都度瞬断発生の可能
性が高くなるため衝突による耐久性を考慮せざるを得な
い。
リセット、スタンバイ、スリープによって生じるノーマ
ルロードアンロードについては最大で30万回、上記し
た電源断によるエマージェンシーアンロードについては
最大2万回許容されている。電源断の場合にはプログラ
ム制御によるヘッドの退避ができないため、ノーマルア
ンロードとは別にアンロードの回数が規定されている。
あり、エマージェンシーアンロードの発生回数を監視
し、ユーザに告知することによってHDDの使用状態を
知らしめ、交換時期等について注意を喚起し、HDDと
しての信頼性向上を実現する記録再生装置を提供するこ
とを目的とする。
ために、請求項1に記載の発明は、駆動電源を供給する
ことによって記録媒体を回転駆動する記録媒体回転駆動
手段と、記録媒体における情報の読み出しあるいは書き
込みを行うヘッドと、駆動電源を供給することにより、
ヘッドを前記記録媒体上で移動自在に制御するヘッド駆
動手段と、駆動電源が遮断されたときにヘッドを所定の
退避位置に強制移動させる強制移動手段と、強制移動の
発生回数を監視してユーザに告知する告知手段とを備え
て成ることとした。
することによって記録媒体を回転駆動する記録媒体回転
駆動手段と、記録媒体における情報の読み出しあるいは
書き込みを行うヘッドと、駆動電源を供給することによ
り、ヘッドを前記記録媒体上で移動自在に制御するヘッ
ド駆動手段と、駆動電源が所定の電圧値以下になったと
きにヘッドを所定の退避位置に強制移動させる強制移動
手段と、電源供給手段を介して供給される電圧値が所定
値以下に達する発生回数をカウントし、当該カウント数
をユーザに告知する告知手段とを備えて成ることとし
た。
2に記載の記録再生装置において、強制移動手段は、駆
動電源が遮断されたとき又は駆動電源の電圧値が所定値
以下になったとき記録媒体回転駆動手段の惰性回転によ
って生じる逆起電力をヘッド駆動手段に与えることによ
り、ヘッドを所定の退避位置に強制移動させることとし
た。また、請求項4に記載の発明は、請求項1又は3に
記載の記録再生装置において、前記駆動電源は、常時電
源が供給される第1電源手段と、エンジンキーに連動し
て電源供給される第2電源手段とからなり、第2電源に
よる電源供給が為された後に、第1電源又は第1電源と
第2電源の電圧値が所定値以下になった際に、強制移動
手段によるヘッドの移動がなされることとした。
のいずれか1項に記載の記録再生装置において、告知手
段は、記録再生装置に電源電圧が供給されるときに行わ
れることとした。また、請求項6に記載の発明は、請求
項1乃至5のいずれか1項に記載の記録再生装置におい
て、告知手段は、記録再生装置に電源電圧が供給される
ときに一時的に行われることとした。更に、請求項7に
記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか1項に記の記
録再生装置において、告知手段は、強制移動の発生回数
に応じて色別表示することとした。
ロードの発生回数を監視することで、例えばディスプレ
イを介してユーザに告知することによって記録再生装置
の使用状態を知らしめ、交換時期等についての注意を喚
起することができる。このことにより、記録再生装置と
しての信頼性向上がはかれる。また、記録再生装置の駆
動電源が遮断されても記録媒体回転駆動手段の惰性回転
によって生じる逆起電力によりエマージェンシーアンロ
ードに必要な動作を確保でき、更に、強制移動の発生回
数に応じて色別表示することにより注意を喚起すること
で、記録再生装置の交換時期等につき、より効果的にユ
ーザに知らしめることができ、この場合、ユーザに与え
るインパクトが一層大きくなる。
搭載されたカーナビゲーションシステムのシステム構成
を示すブロック図である。ここでは、DVDに代ってH
DDをカーナビゲーションシステムの地図情報記憶部と
して使用する例が示されている。なお、本発明は、カー
ナビゲーションに限定されるものではなく、車載用のオ
ーディオ製品においてHDDを搭載するもの全てに適用
可能であるが、一実施例として、カーナビゲーションを
用いて説明を行う。本発明の記録再生装置は、ホストC
PU11を制御中枢とし、ROM12、RAM13、タ
イマLSI(14)、ハードディスク装置(HDD)1
5、センサ部16、GPS受信部17、インタフェース
18、入力装置19、ディスプレイ20、表示制御部2
1、ディスプレイメモリ22、音声処理回路23、スピ
ーカ24、電源回路25、ハードディスクコントローラ
(HDC)26、バックアップRAM27、で構成され
る。
13に格納されたプログラムに基づき、目的地検索、ル
ート案内等ナビゲーション全般の制御を行う他、システ
ムバス10に接続される各ユニット12、13、14、
27、19、23、18、26、21を制御する。タイ
マLSI14はホストCPU11によってタイムカウン
ト値がプログラマブルに設定され、タイムアップ時に割
り込みを発し、その割り込み処理ルーチンに処理を委ね
る。
気ディスク円盤のフォーマット制御を行う他、ホストイ
ンタェース、HDDインタフェースとしての機能を合わ
せ持つ。センサ部16は、カーナビゲーションシステム
として自律走行を行う場合に必要なセンサ類をいい、例
えば、車速センサ、ジャイロセンサ等であり、インタフ
ェース18を介してシステムバス10に接続される。イ
ンタフェース18には、他にGPS受信部17出力も供
給され、GPS測位と自律走行によるハイブリッド走行
制御がなされる。
れ、ホストCPU11によりディスプレイメモリ22に
書き込まれた地図情報等の処理内容が表示制御部21に
よって読み込まれ表示される。
ソールであり、コマンドを入力したり、あるいはナビゲ
ーションシステムとディスプレイ20を介して会話する
ために使用されるGUIとして用いられる。音声処理回
路23は、音声ガイドを発し、あるいは音声を入力する
ことによってナビゲーションシステムとの対話を行うG
UIとして機能する。音声ガイドはスピーカ24を介し
て出力される。25は車載用電源回路であり、上記した
ように常時電源ライン(a)とACC電源ライン(b)
とから成る。
車載電源回路25の詳細構成並びに電源電圧の電圧値を
検出するための電圧値検出装置30を示す図である。車
載用電源回路25は、常時電源ライン251とACC電
源ライン252の2つの電源から成る。電圧値監視回路
301は、上記した2つの電源から供給される電源供給
ライン251、252におけるそれぞれの電圧値を監視
する。閾値設定回路302には瞬断を検出するためのス
レッショルド値が設定され、電圧値監視回路301にそ
の値が通知される。
核に、ホストインタフェース回路151、プログラムメ
モリ153、データメモリ154、HDDインタフェー
ス回路155、R/W(読み出し/書き込み)回路15
6、ヘッド駆動制御回路157、スピンドルモータ制御
回路158、磁気ヘッド51、ボイスコイルモータ(V
CM)160、スピンドルモータ161、逆起電力検出
回路170で構成される。
内蔵CPU152、プログラムメモリ153、データメ
モリ154、HDDインタフェース回路155は、HD
Dシステムバス150に共通接続される。
ストCPU11から、ホストインタフェース回路151
を介してコマンド(Seek、Read/Write
他)を受信し、プログラムメモリ153に格納されたプ
ログラムに従い、HDDインタフェース回路155を介
してそのコマンド制御を行う。磁気ヘッドを介して磁気
ディスク円盤にリードライトされるデータはR/W回路
156によって制御され、また、VCMモータ160の
駆動はヘッド駆動制御回路157によって制御され、更
に、スピンドルモータ161の回転駆動は、スピンドル
モータ制御回路158によって制御される。また、電源
遮断時、スピンドルモータ161からヘッド駆動制御回
路157に対してスピンドルモータの惰性回転により生
じる逆起電力がライン170を介して供給され、逆起電
力検出回路171はこのことを検出してHDD内蔵CP
U152に伝える。
細に説明する。図3は、エンジン始動時における常時電
源とACC電源の電圧波形を示すタイミングチャートで
ある。
ン251、(b)は、ACC電源ライン252における
電圧波形を示す。SL(スレッショルド値)は、所定の
電圧値を示すもので、例えば、本実施例においては、9
Vとしている。これは、車輌の瞬断が生じた際に、瞬断
時の電圧値がこのSLを下回るように設定されている。
置に差込みLOCKを解除し、ACC位置(I)まで廻
す。このことにより、ACC電源が立ち上がり例えば1
2Vまで達する。ACC電源が立ち上がることにより、
電源電圧がHDD15に供給され、HDD15が起動す
る。次に、エンジンキーをON位置(II)を経由して
START位置(II)まで廻すことによってセルがス
タートし、常時電源供給ライン251、ACC電源ライ
ン252の電圧が共に立ち下がる。ここで、瞬断動作が
発生し、HDD15ではエマージェンシーアンロードが
行われる。所定時間経過後、エンジンが始動(IV)
し、ACC電源ライン252、常時電源供給ライン25
1は、元の電圧値12Vに立ち上がり、定常状態に復帰
する。ここで、再び、HDD15に電源電圧が供給さ
れ、HDD15は再起動する。なお、ACC位置からセ
ルスタート、エンジン始動までの時間はランダムにな
る。
発生回数を監視し、ユーザに告知することによってHD
D15の使用状態を知らしめて交換時期等について注意
を喚起し、HDD15としての信頼性向上をはかった記
録再生装置を提供することを主旨とするものである。エ
マージェンシーアンロードの回数を監視するには、ホス
トCPU11がHDD15へコマンドを発行することに
よって取得する方法(第1実施例)と、ホストCPU1
1がエマージェンシーアンロードの回数を積算する方法
(第2実施例)の2つある。それぞれの具体的な処理手
順について図4、図5にフローチャートで示してある。
ロック図を参照しながら、図4、図5に示す本発明実施
形態の動作について説明する。
マージェンシーアンロードの回数を取得する場合の動作
の流れを示し、(a)にHDD内蔵CPU152の動作
を、(b)にホストCPU11の動作を示す。
検出する(ステップS31)。電源供給がなされれば、
次に、逆起電力が発生するか否かをモニタする(ステッ
プS32)。これは、前述したように、エマージェンシ
ーアンロード時、スピンドルモータ161の逆起電力を
利用して磁気ヘッド51をランプ位置に強制復帰させる
ため、HDD内蔵CPU152は、逆起電力検出回路1
71からの出力により、スピンドルモータ161の逆起
電力の発生をモニタするのである。
DD内蔵のデータメモリ154に割り付けられるメモリ
カウンタを更新する(ステップS33)ことによってエ
マージンシーアンロードの発生回数を記憶する。
HDD15に電源供給がなされている間、常に、逆起電
力の発生状況を監視し、その発生回数を記憶するのであ
る。一方、ホストCPU11は、車輌のカーナビゲーシ
ョンに電源供給がなされると、まず、HDD15に対し
てリードコマンドを発行し(ステップS41)、HDD
15内蔵のデータメモリ154に割り付けられたメモリ
カウンタの値を取込み、エマージェンシーアンロード回
数をデータとして取得する(ステップS42)。そし
て、後述する図6に示す画面データを生成してディスプ
レイメモリ22に展開する(ステップS43)。表示制
御部21がディスプレイメモリ22を表示タイミングに
同期して読み出すことによってディスプレイ20に表示
する。
カーナビゲーションに電源供給がなされる度に、エマー
ジェンシーアンロードの回数を取得し、それをモニタな
どへ表示する指示を出している。なお、この表示のタイ
ミングは、車輌のカーナビゲーションに電源供給がなさ
れる度以外にも、使用者が入力装置19から指示を出す
ことにより、エマージェンシーアンロードの回数表示が
なされるようにしても良い。
CPU11)がエマージェンシーアンロード回数を積算
して管理する例である。エマージェンシーアンロード
は、上記したように電源が遮断されたときに発生するた
め、ホスト側で持つ不揮発性メモリ、例えばバッファR
AM27にカウンタを割付け、その瞬断回数を積算して
これを保持しておく。これをHDD15起動時に参照す
ることによってエマージェンシーアンロードの回数を管
理する。具体的に、ホストCPU11は、まず、HDD
15の電源ONを確認する(ステップS51)。次に、
瞬断検出を行う。ここでは、瞬断の閾値を9Vとしてい
る。
圧が9V以下になることを常時モニタしている(ステッ
プS52)。ここで、9V以下になったとき、ホストC
PU11がアクセス可能な先のカウンタ(バッファRA
M27)を更新してエマージェンシーアンロードの回数
を積算する(ステップS53)。電源電圧が9V以上に
復帰したときに先のカウンタ値を参照してエマージェン
シーアンロード回数をデータとして取得する(ステップ
S55)。そして、後述する図6に示す画面データを生
成してディスプレイメモリ22に展開する。表示制御部
21がディスプレイメモリ22を表示タイミングに同期
して読み出すことによってディスプレイ20に表示する
(ステップS56)。
圧のモニタの結果、9V以下にならなかった場合には、
ホストCPU11は、直接先のカウンタ値を参照してエ
マージェンシーアンロード回数をデータとして取得し、
上記同様、画面データを生成してディスプレイメモリに
展開し表示する。
瞬断回数を取得し、それをモニタなどへ表示する指示を
出している。なお、この表示のタイミングは、瞬断がな
される度以外にも、使用者が入力装置19から指示を出
すことにより、瞬断(エマージェンシーアンロード)の
回数表示がなされるようにしても良い。
シーアンロードの発生回数が監視され、ユーザに告知す
る場合の画面表示の例を示したものである。ここでは、
HDDレポートと題してディスプレイ20の画面右隅に
棒グラフ表示されている。すなわち、白抜きの棒グラフ
の横方向にエマージェンシーアンロードの回数(%表示
も可)を目盛り、エマージェンシーアンロード発生の都
度、右方向に塗りつぶしていくことによって告知する仕
組みになっている。棒グラフを適当にエリア区分し、左
から緑色、黄色、赤色で表示することによって使用状況
ならびに交換時期を知らせるのにより効果的なビジュア
ル表現となる。
19を介して指示することにより、必要とするときに画
面全体に大きく表示しても、あるいは図に示すように常
時画面隅に表示しても構わない。
シーアンロードの発生回数を監視し、ユーザに告知する
ことによってHDDの使用状態を知らしめ、交換時期等
についての注意を喚起し、このことにより、HDDとし
ての信頼性向上を実現する記録再生装置を提供すること
ができる。
ージェンシーアンロードの発生回数を監視することによ
り、例えばディスプレイを介してユーザに告知すること
によって記録再生装置の使用状態を知らしめ、交換時期
等についての注意を喚起することができる。このことに
より、記録再生装置としての信頼性向上がはかれる。ま
た、記録再生装置の駆動電源が遮断されても記録媒体回
転駆動手段の惰性回転によって生じる逆起電力によりエ
マージェンシーアンロードに必要な動作を確保でき、更
に、強制移動の発生回数に応じて色別表示することによ
り注意を喚起することで、記録再生装置の交換時期等に
つき、より効果的にユーザに知らしめることができ、こ
の場合、ユーザに与えるインパクトが一層大きくなる。
カーナビゲーションシステムのシステム構成を示すブロ
ック図である。
構成を示すブロック図である。
の電圧波形を示すタイミングチャートである。
ーチャートである。
ローチャートである。
を示す図である。
た図である。
するために引用した図である。
ある。
ーケンスを説明するために引用したタイミングチャート
である。
D)、16…センサ、25…車載電源装置、27…バッ
クアップRAM、30…電圧値検出装置、152…HD
D内蔵CPU、157…ヘッド駆動制御回路、161…
スピンドルモータ、171…逆起電力検出回路、251
…常時電源供給ライン、252…アクセサリ(ACC)
電源供給ライン、301…電圧値監視回路、302…閾
値設定回路
Claims (7)
- 【請求項1】 駆動電源を供給することによって記録媒
体を回転駆動する記録媒体回転駆動手段と、前記記録媒
体における情報の読み出しあるいは書き込みを行うヘッ
ドと、駆動電源を供給することにより、前記ヘッドを前
記記録媒体上で移動自在に制御するヘッド駆動手段と、
前記駆動電源が遮断されたときに前記ヘッドを所定の退
避位置に強制移動させる強制移動手段と、前記強制移動
の発生回数を監視してユーザに告知する告知手段とを備
えて成ることを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項2】 駆動電源を供給することによって記録媒
体を回転駆動する記録媒体回転駆動手段と、前記記録媒
体における情報の読み出しあるいは書き込みを行うヘッ
ドと、駆動電源を供給することにより、前記ヘッドを前
記記録媒体上で移動自在に制御するヘッド駆動手段と、
前記駆動電源が所定の電圧値以下になったときに前記ヘ
ッドを所定の退避位置に強制移動させる強制移動手段
と、前記電源供給手段を介して供給される電圧値が所定
値以下に達する発生回数をカウントし、当該カウント数
をユーザに告知する告知手段とを備えて成ることを特徴
とする記録再生装置。 - 【請求項3】 前記強制移動手段は、駆動電源が遮断さ
れたとき又は駆動電源の電圧値が前記所定値以下になっ
たとき前記記録媒体回転駆動手段の惰性回転によって生
じる逆起電力を前記ヘッド駆動手段に与えることによ
り、前記ヘッドを所定の退避位置に強制移動させること
を特徴とする請求項1または2に記載の記録再生装置。 - 【請求項4】 前記駆動電源は、常時電源が供給される
第1電源手段と、エンジンキーに連動して電源供給され
る第2電源手段と、からなり、前記第2電源による電源
供給が為された後に、前記第1電源又は前記第1電源と
前記第2電源の電圧値が前記所定値以下になった際に、
前記強制移動手段によるヘッドの移動がなされることを
特徴とする請求項1又は3に記載の記録再生装置。 - 【請求項5】 前記告知手段は、前記記録再生装置に電
源が供給されるときに行われることを特徴とする請求項
1乃至4のいずれか1項に記載の記録再生装置。 - 【請求項6】 前記告知手段は、前記記録再生装置に電
源電圧が供給されるときに一時的に行われることを特徴
とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録再生
装置。 - 【請求項7】 前記告知手段は、前記強制移動の発生回
数に応じて色別表示することを特徴とする請求項1乃至
6のいずれか1項に記の記録再生装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000123262A JP3966534B2 (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 記録再生装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
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