JPH0845203A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH0845203A
JPH0845203A JP17820894A JP17820894A JPH0845203A JP H0845203 A JPH0845203 A JP H0845203A JP 17820894 A JP17820894 A JP 17820894A JP 17820894 A JP17820894 A JP 17820894A JP H0845203 A JPH0845203 A JP H0845203A
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JP
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magnetic head
magnetic
disk
head
disk device
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JP17820894A
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Minoru Watanabe
実 渡辺
Kazuyuki Yamamoto
一幸 山本
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザが、磁気ヘッドがロード状態なのか、
またはアンロード状態なのかを簡便に知ることのできる
ディスク装置を提供する。 【構成】 磁気ディスク1のデータを読み出す磁気ヘッ
ド5が、ヘッドアーム6の一端側に取り付けられる。ヘ
ッドアーム6の動作は、ボイスコイルモータ7にてヘッ
ドアーム駆動ドライバから送られる回動信号に応じて、
制御される。この回動信号は、磁気ヘッド位置検出部1
3の磁気ヘッド位置測定回路9にも送られ、上記回動信
号に基づいて、磁気ヘッド5の位置を測定し、測定結果
をロード/アンロード判別回路10に送り、磁気ヘッド
5がロード状態なのか、またはアンロード状態なのかが
判別され、この判別結果が表示用信号として、出力端子
11を介して表示ランプ12に送られ表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスクを再生する
ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置(ハードディス
ク)は、図6に示す構成のものが知られている。図6
で、ディスク装置は、匡体61上に設置されるスピンド
ルモータ68に取り付けられたディスク69と、マグネ
ット62、コイル63、アーム64、サスペンション6
5、浮動ヘッドスライダ66(以下、スライダ66とす
る。)、及び磁気ヘッド67から成る回動型アクチュエ
ータから構成されている。
【0003】図6において、スピンドルモータ68は、
ユーザからのコマンドに応じて動作し、ディスク69を
矢印R1で示される方向に回転させる。また、上記回動
型アクチュエータにおいて、サスペンション65は、ス
ライダ66を所定の荷重でディスク69に押し付けるバ
ネである。アーム64は、アクチュエータ長を規定す
る。マグネット62とコイル63は、回動型アクチュエ
ータの駆動力を両者の間で生じる電磁力により発生させ
る。マグネット62が矢印R2で示される方向に回転す
ることによって回動型アクチュエータは回動し、この回
動動作に伴い、スライダ66は矢印R3で示される方向
に移動し、さらにスライダ66に装着された磁気ヘッド
67は磁気ディスク69上の任意のトラックに位置決め
し、磁気ディスク69上のデータの読み出し、あるいは
磁気ディスク69上にデータの書き込みを行う。
【0004】一般的な磁気ディスク装置では、起動時に
おいて、磁気ディスク69の最内周で、スライダ69と
磁気ディスク69が接触した状態でスピンドルモータ6
8が立ち上がるため、スライダ66は磁気ディスク69
の表面を擦りながら浮上する。停止時においても同様
に、磁気ディスク69の最内周で、スライダ66は磁気
ディスク69の表面に接触する。この起動停止動作の方
式は、CSS(ContactStart Stop)方式と呼ばれてい
る。
【0005】ところで、近年では上述したCSS方式の
起動停止機構を持たないディスク装置が登場している。
図7は、上記起動停止機構を持たないディスク装置を示
す図である。図7で、匡体61上にすべり台状の形状を
したランプ71が、回動型アクチュエータ先端には半球
状のディンプル72がそれぞれ搭載されている。このデ
ィスク装置において、電源オフ時、すなわちスピンドル
モータ68の停止時、回動型アクチュエータは図示され
た停止位置にある。このときランプ71によりディンプ
ル72が持ち上げられて、それに追随してサスペンショ
ン65も持ち上がるため、磁気ヘッド67は空中に退避
することになり磁気ディスク69には接しない。次に、
電源をオンにすると、まずスピンドルモータ68が起動
し、所定の回転数に達した後、回動型アクチュエータが
矢印R4で示された方向に移動する(以上の動作をロー
ドと呼ぶ)。ディンプル72がランプ71から拘束を受
けなくなると、磁気ヘッド67は、サスペンション65
のバネの力により磁気ディスク69上に押し付けられる
作用を受けるが、磁気ディスク69とスライダ66間に
働く揚力のため、磁気ヘッド67は磁気ディスク69に
接触しない。続いて、電源をオフにすると、まず、回動
型アクチュエータが図7に示した上記停止位置に退避す
る(以上の動作をアンロードと呼ぶ)。その後、スピン
ドルモータ68が停止する。この手法では、磁気ヘッド
67は磁気ディスク69に接しないのでNCSS(Non
CSS)方式、またはダイナミックロード−アンロード
方式という。
【0006】ここで、CSS方式の磁気ディスク装置に
おいては、電源オン時、スピンドルモータ68が回転
し、磁気ヘッド67は磁気ディスク69上で浮上してい
るのに対し、ダイナミックロード−アンロード方式で
は、電源オン時にスピンドルモータ68が回転していて
も、磁気ヘッド67が磁気ディスク69上で浮上してい
るとは限らない。また、ダイナミックロード−アンロー
ド方式は、磁気ディスク69とスライダ66とが互いに
接するという張り付き現象が発生しないため、磁気ディ
スク69や磁気ヘッド67に傷が付きにくく、さらに動
作停止時において外部からの衝撃に強い等の特徴を持っ
ている。
【0007】また、近年においては、ディスク装置の小
型化が急速に進み、従来の固定式の記憶装置、いわゆる
固定式ディスク装置に代わりに、小型さを活かして、後
述する着脱式ディスク装置としたものが登場している。
図8は、着脱式ディスク装置の構成の一例の概略を示す
図である。図8で、ディスク装置本体部81の後端部に
は、信号線、電源等を伝達するコネクタ82が取り付け
られている。また、スロット83上にイジェクトレバー
84が取り付けられている。ユーザは、ディスク装置本
体部81を同型のスロット83に矢印Sで示される方向
から挿入して使用する。スロット83に取り付けられた
エジェクトレバー84を矢印Tに示される方向に押す
と、ディスク装置本体部81がスロット83からイジェ
クトされる。また、着脱式ディスク装置は、小型さを利
用して持ち運びに使用されるように、今後、衝撃に強い
ダイナミックロード−アンロード方式の採用が増えると
考えられる。
【0008】図9は、カートリッジ式ディスク装置の一
例の概略を示す図である。カートリッジ式ディスク装置
は、磁気ディスク部分のみをカートリッジ化したディス
ク装置である。図9で、磁気ディスク69が入ったカー
トリッジ92をディスク装置本体部91に矢印Uで示さ
れる方向から挿入し使用する。カートリッジ式ディスク
装置では、構造上のことで、上述したダイナミックロー
ド−アンロード方式を使用することになる。
【0009】図10は、上述した着脱式ディスク装置
と、カートリッジ式ディスク装置を組み合せた例そ示す
図である。図10で、磁気ディスク69が入ったカート
リッジ92を矢印Vで示される方向からディスク装置本
体部101に挿入され、さらにディスク装置本体部10
1を矢印Wで示される方向からスロット102に挿入さ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のダイナミックロード−アンロード方式を採用したデ
ィスク装置において、電源が入っているときに磁気ヘッ
ドが磁気ディスク上にあるとはかぎらない。また、これ
を簡単に確認する手段が無いというため、固定式ディス
ク装置を使用する際に、磁気ヘッドが磁気ディスク上に
あるとき、すなわちロード状態時に、ユーザが誤ってこ
のディスク装置の電源を切る可能性が高いという問題点
があった。
【0011】また、着脱式ディスク装置を使用する際に
も、同様な理由により、磁気ヘッドのロード状態時に誤
ってディスク装置を引き抜いてしまう可能性が高いとい
う問題点があった。さらに、カートリッジ式ディスク装
置を使用する際にも、同様な理由により、磁気ヘッドの
ロード状態時に誤ってカートリッジを引き抜いてしまう
可能性が高いという問題点があった。
【0012】また、固定式ディスク装置、着脱式ディス
ク装置、及びカートリッジ式ディスク装置の何れのディ
スク装置使用時においても、磁気ヘッドのロード状態時
にそれぞれ上述した操作を行うとディスク装置が損傷し
たり、またディスク上のデータが破壊されるという問題
点もあった。そこで、本発明は上述した実情に鑑みてな
されたものであり、ディスク装置を使用する際、ユーザ
が、磁気ヘッドがロード状態にあるのか、またはアンロ
ード状態にあるのかを簡便に知ることのできるディスク
装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク装
置は、上述した課題を解決するために、磁気ディスクを
回転駆動するディスク駆動手段、いわゆるスピンドルモ
ータと、上記ディスク駆動手段を動作するディスク駆動
ドライバ回路とを有し、さらに、上記磁気ディスクのデ
ータを読み出す磁気ヘッドと、上記磁気ヘッドが一端側
に取り付けられ回動可能に支持されたヘッドアームと、
上記ヘッドアームを回動駆動するヘッドアーム駆動手
段、いわゆるボイスコイルモータと、上記ヘッドアーム
駆動手段を動作するヘッドアーム駆動ドライバ回路と、
上記磁気ヘッドの位置を検出するヘッド位置検出手段
と、上記ヘッド位置検出手段による上記磁気ヘッドのロ
ード/アンロードの状態を表す検出結果を表示用信号と
して出力する出力端子とを有して、この信号を表示手
段、例えば表示ランプ等に送り、表示させる。
【0014】また、上記ヘッド位置検出手段として、ヘ
ッド位置測定手段とヘッド位置判別手段とを設けて、上
記ヘッド位置測定手段で得られた測定結果に基づいて、
上記ヘッド位置判別手段に上記磁気ヘッド位置の判別を
行い、この判別結果を上記表示用信号としてもよい。ま
た、上記表示用信号を表示手段、例えばモニタ等の表示
装置に入力し、上記磁気ヘッドの位置をこの表示装置に
表示させてもよい。
【0015】また、ディスク装置本体、あるいは上記磁
気ディスクに着脱可能な構造を持たせてもよい。
【0016】
【作用】本発明に係るディスク装置によれば、ディスク
駆動手段でディスク駆動ドライバ回路の動作に応じて磁
気ディスクを回転駆動させ、ダイナミックロード−アン
ロード方式にて上記磁気ディスクを再生する際に、上記
磁気ディスクのデータを読み出す磁気ヘッドの位置を、
上記磁気ヘッドを一端に取り付けたヘッドアームを回動
駆動するヘッドアーム駆動手段の動作に基づいて、ヘッ
ド位置測定手段により上記磁気ヘッド位置が測定され
る。さらに、この測定の結果に基づいて、ヘッド位置判
別手段にて上記磁気ヘッド位置がディスク上で浮上状
態、すなわちロード状態なのか、待機位置で待機中、す
なわちアンロード状態なのかが判別され、この判別結果
が出力端子を介して、表示手段に送られ、表示される。
【0017】また、上記判別結果の表示用信号をモニタ
等の表示装置に入力し、この判別結果を表示することが
できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係るディスク装置について、
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に
係るディスク装置の要部を示すブロック回路図である。
図1で、ユーザの磁気ディスク再生コマンド等のコマン
ドに応じて、ディスク駆動ドライバ3からスピンドルモ
ータ2に回転駆動信号が送られる。スピンドルモータ2
はこの回転駆動信号に応じて回転すると共に、スピンド
ルモータ2上に設置される磁気ディスク1も回転する。
また、スピンドルモータ2は、この回転動作の回転数に
関する情報を制御回路4に送る。制御回路4から上記回
転数に関する情報に応じて、ヘッドアーム駆動開始信号
がヘッドアーム駆動ドライバ8に送られる。ヘッドアー
ム駆動ドライバ8は、上記ヘッドアーム駆動開始信号に
応じて、ボイスコイルモータ7及び磁気ヘッド検出部1
3の磁気ヘッド位置測定回路9に回動信号を送る。な
お、磁気ヘッド位置検出部13は、磁気ヘッド位置測定
回路9及びロード/アンロード判別回路10で構成され
る。また、ヘッドアーム6の一端側に回転する磁気ディ
スク1のデータを読み出す磁気ヘッド5が、また他端側
にボイスコイルモータ7がヘッドアーム6が回動するよ
うに固定される。ボイスコイルモータ7は、上記回動信
号に応じて回動し、この回動に応じてヘッドアーム6も
回動する。また、磁気ヘッド位置検出部13の磁気ヘッ
ド位置測定回路9は、後述するように、上記回動信号か
ら磁気ヘッド5の位置を測定し、このヘッド位置の測定
結果をロード/アンロード判別回路10に送る。ロード
/アンロード判別回路10は、上記検出結果に基づいて
磁気ヘッド4の状態を判別して、この判別結果を出力端
子11を介して表示ランプ12に送る。
【0019】このように構成することで、ユーザは、デ
ィスク装置の磁気ディスク1の再生動作開始時、あるい
はディスク装置の電源オフ時に、磁気ヘッド5がどのよ
うな状態にあるのかを知ることができる。すなわち、磁
気ディスク1のデータを読み出す磁気ヘッド5をヘッド
アーム6に固定し、ヘッドアーム駆動ドライバ8からヘ
ッドアーム6を回動させるボイスコイルモータ7に送ら
れる電気信号が、磁気ヘッド位置測定回路9に送られ
て、磁気ヘッド5に位置を測定し、この結果をロード/
アンロード判別回路10にて判別し、表示ランプ12に
この判別信号を出力させることで、磁気ヘッド5が磁気
ディスク1上で浮上している状態、いわゆるロード状態
なのか、あるいは待機位置で待機する状態、いわゆるア
ンロード状態なのかを知ることができる。
【0020】磁気ディスク1は、スピンドルモータ2上
に設置される。従って、スピンドルモータ2の回転動作
に応じて、磁気ディスク1も回転する。スピンドルモー
タ2は、ディスク駆動ドライバ3からの回転駆動信号に
応じて回転し、この回転動作の回転数に関する情報を制
御回路4に送る。ディスク駆動ドライバ3は、ユーザの
磁気ディスク再生コマンド等の入力に応じて、スピンド
ルモータ2の動作電源である上記回転駆動信号を発生さ
せ、スピンドルモータ2に送る。
【0021】制御回路4は、スピンドルモータ2から送
られる回転数が閾値を超えたときに、磁気ヘッド5によ
る磁気ディスク1のデータ読み出しを開始するためのヘ
ッドアーム駆動開始信号をヘッドアーム駆動ドライバ8
に送る。次に、磁気ヘッド5は、磁気ディスク1のデー
タを読み出すための素子で、ヘッドアーム6の一端側に
固定される。ヘッドアーム6は、磁気ヘッド5を固定す
る端と反対の端に、ボイスコイルモータ7が固定され
る。
【0022】また、ボイスコイルモータ7は、ヘッドア
ーム駆動ドライバ8から送られる回動信号に基づいて動
作し、磁気ヘッド5が磁気ディスク1の水平方向に沿っ
て動くようにヘッドアーム6を回動させる。ヘッドアー
ム駆動ドライバ8は、制御回路4からのヘッドアーム駆
動開始信号に応じて動作し、ボイスコイルモータ7の動
作電源である回動信号を発生させ、ボイスコイルモータ
7に送る。また、上記回動信号を、モニタ信号として磁
気ヘッド位置検出部13の磁気ヘッド位置測定回路9に
送る。
【0023】次に、磁気ヘッド位置検出部13は、磁気
ヘッド位置測定回路9及びロード/アンロード判別回路
10から成り、磁気ヘッド位置測定回路9は、ヘッドア
ーム駆動ドライバ8から送られる上記モニタ信号に基づ
いて、磁気ヘッド5の位置を測定し、この測定結果をロ
ード/アンロード判別回路10に送る。ロード/アンロ
ード判別回路10は、磁気ヘッド位置測定回路9から送
られる上記測定結果に基づいて、磁気ヘッド5の状態を
判別し、この判別結果を出力端子11を介して、表示ラ
ンプ12に送る。また、上記判別とは、例えば磁気ヘッ
ド5が磁気ディスク1上で浮上している状態、すなわち
ロード状態なのか、または待機位置で待機している状
態、すなわちアンロード状態なのかという磁気ヘッド5
の状態の判別をいう。
【0024】表示ランプ12は、ロード/アンロード判
別回路10から送られる上記判別結果を表示するもの
で、例えば発光ダイオード、電球、液晶表示装置、蛍光
管等が挙げられる。本実施例では、ボイスコイルモータ
に送られる回動信号を磁気ヘッド位置測定回路に送り、
磁気ヘッドの位置を測定させ、この測定結果に基づい
て、ロード/アンロード判別回路にて、上記磁気ヘッド
の位置を判別し、この判別結果を上記磁気ヘッド位置を
表示するための表示用信号としたが、これに限定される
ことはなく、スイッチ素子等の上記ヘッドアームの位置
を直接検出する位置検出センサを用いて、得られる検出
信号を上記表示用信号としても同様の効果を得る。ま
た、上記測定結果を上記表示用信号として、数値で表示
させてもよい。
【0025】また、磁気ヘッドの状態を表示する手段と
して、表示ランプをディスク装置に直接取り付けたが、
こちらもこれに限定されることはなく、モニタ等の他の
表示装置を外付けにして、この表示装置の画面に出力さ
せてもよい。図2は、本実施例のディスク装置の動作を
説明するフローチャートである。ステップS0では、ユ
ーザは、ディスク装置の電源を入れる。このとき、電源
のオン/オフの状態を表示する電源表示装置は電源オン
の状態を示し、スピンドルモータが起動する。続いて、
ステップS1では、上記スピンドルモータの回転が加速
される。
【0026】ステップS2では、上記スピンドルモータ
の回転数が閾値を超えたか否かが判別される。この判別
結果がNOならばステップS1に戻り、上記スピンドル
モータの加速を続ける。また、上記判別結果がYES、
すなわち上記スピンドルモータの回転数が閾値を超えた
ら、ステップS3に進む。ステップS3では、磁気ヘッ
ドを磁気ディスク上に浮上させて、すなわちロードさせ
て、磁気ディスクのデータの読み出しを開始する。続い
て、ステップS4では、磁気ヘッドの状態を示す表示ラ
ンプが動作する。動作内容は、上述した通りである。
【0027】続いて、ステップS5では、ユーザが、デ
ィスク装置の使用を終了するか否かが判断される。この
判断結果がNOである場合、ステップS4に戻りディス
ク装置の動作を続けて、YES、すなわちディスク装置
の使用を終了する場合、ステップS6に進む。ステップ
S6では、磁気ヘッドを待機位置に戻して待機、すなわ
ちアンロードする。続いて、ステップS7では、上記表
示ランプを動作を停止する。続いて、ステップS8で
は、ユーザは、ディスク装置の電源をオフにする。この
とき、電源表示装置は電源オフの状態を示し、スピンド
ルモータは停止し、動作が完了する。
【0028】図3は、本実施例のディスク装置を固定式
ディスク装置に適用した例を示す図である。図3で、デ
ィスク装置の匡体21上に、磁気ヘッド位置表示ランプ
22、及び電源表示ランプ23が取り付けられる。ユー
ザは、このディスク装置の電源をオンにすると電源表示
ランプ33が点灯することで、電源が入っていることを
確認できる。また、例えば、磁気ヘッドのロード時に磁
気ヘッド位置表示ランプを点灯させ、アンロード時に磁
気ヘッド位置表示ランプ22を消灯させることにより、
ユーザは、磁気ヘッドがロード状態なのか、またはアン
ロード状態なのかを知ることができる。
【0029】図3では、磁気ヘッド位置表示ランプと電
源表示ランプとを独立に設けたが、これに限定されるこ
とはなく、例えば2色発光ダイオードを用いて、磁気ヘ
ッド位置表示ランプと電源表示ランプとを一体化しても
よい。図4は、本実施例のディスク装置を着脱式ディス
ク装置に適用した例を示す図である。
【0030】図4で、ディスク再生部32をスロット3
1に挿入して磁気ディスクの再生が行われる。磁気ヘッ
ド位置表示ランプ22、及びイジェクトボタン33は、
スロット4上に取り付けられる。ユーザは、ディスク再
生部32に磁気ディスクを装着して、ディスク再生部3
2に搭載される磁気ヘッドにて、上記磁気ディスクのデ
ータの読み出しを行うが、図3と同様に、例えば磁気ヘ
ッドのロード時に磁気ヘッド位置表示ランプ22を点灯
させ、アンロード時に磁気ヘッド位置表示ランプ22を
消灯させることで、ユーザは、磁気ヘッドがロード状態
なのか、またはアンロード状態なのかを知ることができ
る。
【0031】図5は、着脱式ディスク装置に適用した本
実施例のディスク装置の磁気ヘッド位置を示す表示ラン
プを、外付けディスプレイ装置に適用した例を示すブロ
ック図である。図5で、ディスク再生部32に搭載した
磁気ヘッドの位置、及び状態を判別し得られた判別信号
がスロット31を介して、コンピュータ42送られる。
コンピュータには、表示制御信号が制御ソフトウェア4
3より送られ、表示用信号がディスプレイ装置41に送
られる。ユーザは、図4の適用例と同様に、ディスク再
生部32をスロット31に挿入して、磁気ディスクのデ
ータの読み出しを行う。磁気ヘッド位置を検出し、この
検出した結果を判別して得られる判別信号をコンピュー
タ42に送る。コンピュータは、制御ソフトウェア43
からの表示制御信号により制御されて、上記判別信号に
基づいてディスプレイ装置41に表示用信号を送る。デ
ィスプレイ装置41は、コンピュータ42から送られる
表示用信号に応じて、磁気ヘッドの位置の状態を画面表
示する。例えば、磁気ヘッドのロード時に図形44のよ
うな図形で、またアンロード時は、無表示または他の図
形でユーザに磁気ヘッドの状態を知らせる。
【0032】図5では、着脱式ディスク装置について述
べたが、これに限定されることはなく、固定式ディスク
装置、カートリッジ式ディスク装置に適用しても同様の
効果を得ることは言うまでもない。また、磁気ヘッドの
ロード/アンロードを表すのに図形を用いたが、こちら
もこれに限定されることはなく、文字表示をしてもよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るディ
スク装置によれば、磁気ディスクのデータを読み出す磁
気ヘッドの位置を検出し、上記磁気ヘッドの状態を判別
してこの判別結果を表示手段に表示することで、使用者
は、上記磁気ヘッドがロード状態にあるのか、またはア
ンロード状態にあるのかを簡便に知ることができる。さ
らに、上記磁気ヘッドがロード状態にあるときに、電源
をオフにすることがないため、ディスク装置及び磁気デ
ィスク上の情報が破損する可能性がなくなり、操作性の
向上化が図れる。
【0034】また、上記ディスク装置本体、あるいは上
記磁気ディスクに着脱可能な構造を持たせることで、デ
ィスク装置の小型化が図れ、さらに衝撃に強くなり、携
帯に便利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク装置の実施例の要部の概
略構成を示すブロック回路図である。
【図2】本実施例のディスク装置の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図3】本実施例のディスク装置を固定式ディスク装置
に適用した例を示す図である。
【図4】本実施例のディスク装置を着脱式ディスク装置
に適用した例を示す図である。
【図5】着脱式ディスク装置に適用した本実施例のディ
スク装置の磁気ヘッド位置表示ランプを外付けディスプ
レイ装置に適用した例を示す図である。
【図6】従来のCSS方式の固定式ディスク装置の概略
を示す図である。
【図7】従来のNCSS方式の固定式ディスク装置の概
略を示す図である。
【図8】従来の着脱式ディスク装置の概略を示す図であ
る。
【図9】従来のカートリッジ式ディスク装置の概略を示
す図である。
【図10】従来のディスク装置の一例の概略を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 磁気ディスク 2 スピンドルモータ 3 ディスク駆動ドライバ 4 制御回路 5 磁気ヘッド 6 ヘッドアーム 7 ボイスコイルモータ 8 ヘッドアーム駆動ドライバ 9 磁気ヘッド位置測定回路 10 ロード/アンロード判別回路 11 出力端子 12 表示ランプ 13 磁気ヘッド位置検出部 21 匡体 22 磁気ヘッド位置表示ランプ 23 電源表示ランプ 31 スロット 32 ディスク再生部 33 イジェクトボタン 41 ディスプレイ装置 42 コンピュータ 43 制御ソフトウェア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスクのデータを読み出す磁気ヘ
    ッドが、上記磁気ディスクに接触しないで、上記磁気デ
    ィスク上に浮上したり、待機位置で待機する方式にて、
    上記データを再生するディスク装置において、 上記磁気ヘッドが一端側に取り付けられ回動可能に支持
    されたヘッドアームと、 上記ヘッドアームを回動駆動するヘッドアーム駆動手段
    と、 上記ヘッドアーム駆動手段を動作するヘッドアーム駆動
    ドライバ回路と、 上記磁気ヘッドの位置を検出するヘッド位置検出手段
    と、 上記ヘッド位置検出手段による検出結果を表示用信号と
    して出力する出力端子とを有して成ることを特徴とする
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】 上記表示用信号が供給され、上記磁気ヘ
    ッドの位置を表示する表示手段を設けることを特徴とす
    る請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 上記表示用信号は、上記磁気ヘッドの位
    置を2次元的な表示画面に表示させる信号とすることを
    特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 着脱可能な構造を有することを特徴とす
    る請求項1記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 上記磁気ディスクは、着脱可能な構造を
    有することを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
JP17820894A 1994-07-29 1994-07-29 ディスク装置 Withdrawn JPH0845203A (ja)

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JP17820894A Withdrawn JPH0845203A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 ディスク装置

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