JPH02292774A - 電子機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電子機器、特に情報記憶装置として固定磁気デ
ィスク装置を含む電子機器に関するものである。

［従来の技術］ パーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの各
種コンピュータシステムでは、外部記憶装置として固定
磁気ディスク装置が広く用いられている。

固定磁気ディスク装置は、数枚の磁気ディスクを高速回
転させ、この磁気ディスクに対し磁気ヘッドを非接触の
状態で対向させ記録再生を行うものである。

このような固定磁気ディスク装置は、複数のＩｉｉ！気
ヘッドにより磁気ディスクにアクセスできるため、！＝
＝ｔ＝磁気テープやフロッピーディスクに比して高速な
アクセスが可能で、また記憶容量が大きいなどの利点が
ある。

従来の固定磁気ディスク装置の主要部分を第４図に示す
。

図中符号２で示すものは基板上に磁性体を塗布して成る
両面の磁気ディスクである。磁気ディスク１２は不図示
の動力により回転駆動される回転軸１３に取り付けられ
ている。磁気ディスク１２の表裏両面には磁気ヘッド１
４が対向して配置されている。磁気ヘッド１４の磁気デ
ィスク１２上の直径上の位置は不図示のシーク機構によ
り調節可能となっている。

回転軸１３の下部はベアリング部１１によって可動支持
されて≠おり、不図示の動力により回転軸１３が回転駆
動されると、磁気ディスク１２は常に水平に安定して回
転できる構成となっている。

［発明が解決しようとする課題］ 第４図の装置は、図示の態勢で、つまりベアリング部１
１側を下にして設置されるよう構成されているが、これ
を倒立状態、つまり図示と上下を逆転させて設置すると
、第５図に示すようにベアリング部１１が回転軸１３の
上端に位置することになる。

そのため回転軸１３＃を安定に支持することができず、
磁気ディスク１２を常に完全に水平（破線の位置）に保
つことができなくなってしまう。

また、第５図では、倒立状態に設置した場合を図示した
が、他にもたとえば横置きなどの場合にも、磁気ディス
ク１２を完全に水平に保つことは困難である。

磁気ディスク１２を第５図中の破線のように完全に水平
でない状態で回転させると、本来磁気ディスク１２とは
非接触の状態で記録再生を行う磁気ヘッド３が磁気ディ
スク１２に接触してしまう可能性がある．その場合には
、磁気ディスク１２が高速で回転しているため、磁気へ
ッド３は磁気ディスク１２に接触すると、磁気ディスク
１２の表面の磁性体材料を損傷し、データをＩａ壊する
恐れがある。

最近、可撤型のコンピュータでも固定磁気ディスク装置
が内蔵されるケースが増えているが、可搬型の装置では
常に同一の態位で装置が使用されるとは限らないから、
第４図のような従来構造を用いると、使用者の気づかぬ
間に大量のデータが破壊されてしまう可能性がある。

本発明の課題は、固定磁気ディスク装置が正当でない設
置状態で運用され、固定磁気ディスク装置のデータが破
壊されるという問題を解決することにある。

［課題を解決するための手段］ 以上の課題を解決するために、本発明においては、情報
記憶装置として固定磁気ディスク装置を含む電子機器に
おいて、固定磁気ディスク装置の機構部の重力方向に関
する設置態位を検出する手段と、この検出手段により検
出された固定磁気ディスク装置機構部の設置態位が所定
態位と異なる場合前記固定磁気ディスク装置に対する情
報アクセスを禁止する制御手段を設けた構成を採用した
。

［作　用］ 以上の構成によれば，固定磁気ディスク装置機構部の設
置態位が所定態位と異なる場合前記固定磁気ディスク装
置に対する情報アクセスを禁止できる． ［実施例］ 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を詳細に説明
する。

第１図は本発明を採用したコンピュータシステムの構成
を示している。図示のシステムは、コンピュータ本体な
どのホスト装置５および固定磁気ディスク装置ＨＤから
構成されている。

固定磁気ディスク装置ＨＤは、公知の装置と同様に固定
磁気ディスク装置機構部１、およびその動作を制御する
制御装置３から構成され、さらに本実施例では、重カセ
ンサ２およびブザー４を制御装置３に接続している。

制御装置３は、固定磁気ディスク装置機構部１のデータ
アクセスを行なうとともに、ホスト装置５とのインター
フェース手段として機能する。

制御装置３の制御手順はＲＯＭ３ａに制御装置３のプロ
グラムとして格納される。制御装置３およびホスト装置
５はＳＣＳ　Ｉボートなど公知のインターフェース規格
に基づいて接続される。

本実施例の重カセンサ２は固定磁気ディスク装置ＨＤの
設置状態を検゜出するものであり、公知の水銀スイッチ
や倒立振子などで構成され、制御装置３が重カセンサ２
により正当でない固定磁気ディスク装ＩＩＨＩ）の設置
態位を検出するとプザー４を鴫勅させて警告を行ない、
またホスト装置５による固定磁気ディスク装置機構部１
へのデータアクセスを禁止する。

第２図に第１図の固定磁気ディスク装置ＨＤの構成を示
す。

第２図の外枠で示される固定磁気ディスク装置ＨＤの筐
体内には、固定磁気ディスク装置機構部１、重力センサ
２、制御装置３およびブザー４が収納されている。

固定磁気ディスク装置機構部１は第４図と同様ベアリン
グ部１１、磁気ディスク１２、回転軸１３、磁気ヘッド
１４により構成されている。なお、第２図は固定磁気デ
ィスク装置機構部１が倒立状態にある場合を示している
。

このとき固定磁気ディスク装置ＨＤおよび重力センサ２
には矢印Ｇ１で示す方向に重力が加わっている。当然、
正しい設置状態ではＧｏ方向に重力が加わっていなけれ
ばならない。

次に以上の構成における動作につき説明する。

第３図はＲＯＭ３ａに格納された制御装置３の制御プロ
グラムの流れを示している。

制御部３はホスト装置５からのアクセス信号を受けると
、固定磁気ディスク装置機構部１を制御して読み書きが
必要な磁気ディスク１２上のトラック位置に磁気ヘッド
１４を移動してデータアクセスを行なう。

第３図のステップＳ１では、このホスト装置５側からの
公知のフォーマットをもつアクセス信号を検出する。

アクセス信号を検出するとステップＳ２において、セン
サ部２により装置の設置状態を検出し、ステップＳ３に
おいて重カセンサ２の出力状態に応じて固定磁気ディス
ク装置ＨＤが正当な態位に設置されているかどうか判断
する。

この場合、固定磁気ディスク装置Ｈ　Ｄ　６＜第２図と
反対の態位で設置されており、重カセンサ２が第２図の
ＧＯ方向の重力を検出している場合には、固定磁気ディ
スク装置ＨＤは正しく設置されており、それ以外の方向
、たとえば第２図の矢印Ｇ１の方向などの重力を検出し
ている場合には設置状態が正しくないと判定される。

固定磁気ディスク装置ＨＤが正当な状態に設置されてい
ない場合にはステップＳ４に穆行し、ホスト装置５にア
クセス不能であることを示す信号を返すとともに、固定
磁気ディスク装置機構部１の動作を禁止し、ステップＳ
５においてブザー４を鳴動させて操作者に警告を発生す
る。

固定磁気ディスク装置ＨＤが正当な状態に設置されてい
る場合には、ステップＳ６に移行して固定磁気ディスク
機構部１を制御しホスト装置５のアクセス要求に応じた
情報の読み書きを行なう。

以上の実施例によれば、固定磁気ディスク装置の設置状
態が正当でなく、装置内の磁気ヘッドが水平状態を維持
できなくなる恐れがある場合にはアクセスが行われない
。

したがって、磁気ヘッドが磁気ディスクに接触し、デー
タが破壊されるのを未然に防止でき、また、固定磁気デ
ィスク装置の設置状態が正当てない場合、これをユーザ
に報知できる。

以上では、ホスト装置と固定磁気ディスク装匝を別体に
図示したが、ホスト装置および固定磁気ディスク装置は
、可搬型のコンピュータなどでは一体の筐体内に収納さ
れてもよく、また、デスクトップ型の装置では両者はそ
れぞれ別体に構成されていてもよい。

［発明の効果］ 以上から明らかなように、本発明によれば、情報記憶装
置として固定磁気ディスク装置を含む電子機器において
、固定磁気ディスク装置の機構部の重力方向に関する設
置態位を検出する手段と、この検出手段により検出され
た固定磁気ディスク装置機構部の設置態位が所定態位と
異なる場合前記固定磁気ディスク装置に対する情報アク
セスを禁止する制御手段を設けた構成を採用しているの
で、固定磁気ディスク装置機構部の設置態位が所定態位
と異なる場合前記固定磁気ディスク装置に対する情報ア
クセスを禁止でき、異常な設置態位での固定磁気ディス
ク装置の運用によりデータ破壊を生じるのを未然に防止
できるという優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を採用した電子機器のブロック図、第２
図は第１図の装置の固定磁気ディスク装置の構成を示し
た説明図、第３図は第１図の装置の制御手順を示したフ
ローチャート図、第４図は従来の固定磁気ディスク装置
の構成を示した説明図、第５図は従来の問題点を示した
説明図である。 １・・・固定磁気ディスク装置機構部 ２・・・重カセンサ　　　３・・・制御装置４・・・ブ
ザー　　　　　５・・・ホスト装置１１・・・ベアリン
グ部　１２・・・磁気ディスク１３・・・回転軸　　　
　１４・・・磁気ヘッド１４石ｎ償へ一庄 Ｉ ７１１″″”ｉ’−１；雫 固ｌ！Ｊた玖子゜冫スフ思置ｊ説ｅ絹１第２口 卿１・禮甲むひｒ箱１１幡ひナ・１陳乞斤、し丁二フ〇
一う゜７−ト５つ第３口 正】］尺鼾．ｎ渓｝τＡケけラスフ剋１ｒ該θｎｅ第４
コ １ｔ．ｂ’ｔｈ伝へ，｝ １１ヘア・１−７部 ノ イｅｌｆ伏紅，のａだ矛ム徹千ｋスフ類１／１Ｂ侘岨ｌ
第５口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）情報記憶装置として固定磁気ディスク装置を含む電
   子機器において、固定磁気ディスク装置の機構部の重力
   方向に関する設置態位を検出する手段と、この検出手段
   により検出された固定磁気ディスク装置機構部の設置態
   位が所定態位と異なる場合前記固定磁気ディスク装置に
   対する情報アクセスを禁止する制御手段を設けたことを
   特徴とする電子機器。２）前記検出手段により検出され
   た固定磁気ディスク装置機構部の設置態位が所定態位と
   異なる場合警告を発生する手段を設けたことを特徴とす
   る請求項第１項に記載の電子機器。