JP2001155414A - ディスク駆動方法 - Google Patents

ディスク駆動方法

Info

Publication number
JP2001155414A
JP2001155414A JP33738299A JP33738299A JP2001155414A JP 2001155414 A JP2001155414 A JP 2001155414A JP 33738299 A JP33738299 A JP 33738299A JP 33738299 A JP33738299 A JP 33738299A JP 2001155414 A JP2001155414 A JP 2001155414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
sector
read
vibration
disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33738299A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yamawaki
剛 山脇
Kiyonori Ishida
清典 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP33738299A priority Critical patent/JP2001155414A/ja
Publication of JP2001155414A publication Critical patent/JP2001155414A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部の振動を、ショックセンサーを使わずに
安価に検知する防振形ハードディスクドライバーの駆動
方法を実現すること。 【解決手段】 ハードディスクに対して読取専用のセク
タを含む検知用トラックを設ける。データの書込時(S
1)は、情報をn個のデータ群に分割し(S2)、書き
込み時にまず検知用トラック内のセクタ情報を読み取る
(S3)。このとき外乱振動の影響でオントラックして
いなければ(S4)、所定回数までリトライを行い、外
乱振動が無くなるのを待つ。外乱振動が無くなれば、書
込モードに入り(S5)、分割データの書き込む(S6
〜S8)。検知用トラックのセクタ情報を読み取れない
場合、当該セクタを無効化し(S11)、次のセクタの
検査情報を読み取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報の書込制御に
より振動対策を施したディスクドライバーのディスク駆
動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハードディスクドライバー(HD
D)の耐振性を向上させる1つの方法として、加速度を
検知するショックセンサーを内蔵し、外乱振動が検知さ
れると、情報の書き込み動作を中止するという論理構造
を持たせるものがある。また耐振性を向上させる一般的
な方法として、外部からの振動が伝わらないようにハー
ドディスクドライバーの保持方法を工夫したものがあ
る。
【0003】図2はハードディスクドライバーの構造例
を示す分解斜視図である。このハードディスクドライバ
ー1は、ディスク2、ヘッド3、アーム4を有し、基板
7に設けられたHDDコントローラ6の制御によりアー
ム4が回動し、所定トラック及びセクタにヘッド3がア
クセスされる。ヘッド3はディスク2の記録層から微小
間隙を介して浮上しており、ディスク2の回転軸方向の
振動が加わると、ヘッド3が記録層に接触してダメージ
を与える。また回転軸と直角方向に振動が加わると、ア
ーム4が回動方向に微小振動し、オントラックが不安定
になる。このため、基板7にショックセンサー5が取り
付けられており、ここで振動衝撃が検出されると、少な
くとも記録動作を中断するように制御される。
【0004】このような構造のハードディスクドライバ
ー1は、接続ケーブル8を介してパーソナルコンピュー
タ(PC)9に接続されたり、PC9に内蔵されたりし
て使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】外部の振動(外乱振
動)をショックセンサー5で検出し、書き込み動作を中
止する方法では、ショックセンサー5自身の価格がハー
ドディスクドライバーの価格の低減を阻害する。また、
耐振性を向上させるため、筐体内に防振構造を設ける方
法では、価格低減を阻害すると共に、薄型化すべきハー
ドディスクドライバーのスペース効率を悪化させてしま
うという問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、低コスト及び高信頼性を確保
し、且つ同時にスペース効率を悪化させず、外部振動に
対する保護機能を持たせたディスクドライバーのディス
ク駆動方法を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、ディスク状記録媒体に情報を記録するとき、外乱振
動時の情報記録を一時回避する機能が備えられたディス
クドライバーのディスク駆動方法であって、情報の記録
時は、先ず前記ディスク状記録媒体に設けられた複数の
セクタから成る読取専用の検知用トラックをアクセス
し、アクセスした前記検知用トラックのセクタから所定
時間内に検査情報が読み取れない場合、外乱振動が発生
したと判断し、前記情報の記録動作を一時中断させ、前
記検知用トラックのいずれかのセクタから検査情報が読
み取れる場合、情報の記録動作を開始させる論理ルーチ
ンを前記ディスクドライバーに組み込んだことを特徴と
するものである。
【0008】本願の請求項2の発明は、請求項1のディ
スク駆動方法において、記録すべき情報を複数のデータ
群に分割し、各データ群毎に前記論理ルーチンを作動さ
せることを特徴とするせのである。
【0009】本願の請求項3の発明は、請求項1又は2
のディスク駆動方法において、ユーザーの使用条件に設
定された閾値時間内に前記特定のセクタから前記検査情
報が読み取れない場合、前記特定のセクタを無効化する
ことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態におけるディ
スク駆動方法について、図1を用いて説明する。図1は
本実施の形態によるディスク駆動方法を示すフローチャ
ートである。以下の説明では、情報の記録及び再生媒体
であるディスク状記録媒体をハードディスクとする。本
実施の形態のハードディスクドライバーは、図2におい
てショックセンサー5が無い構成のものとし、HDDコ
ントローラ6又はHDD制御インターフェイス(図示せ
ず)における駆動方法のプロクラムを改良することによ
り、耐震性を実質的に確保することを特徴とする。
【0011】本実施の形態のディスク駆動方法を実現す
る動作プログラム(耐震論理ルーチン)は、書込命令の
ステップS1、データ分割のステップS2、振動検知用
トラック読込のステップS3、振動外乱検出のステップ
S4、書込モードのステップS5、分割データ書込のス
テップS6、分割データ書込数カウントのステップS
7、書込完了のステップS8、リトライのステップS
9、待機のステップS10、無効化処理のステップS1
1、無効化回数カウントのステップS12、書込不可表
示のステップS13、終了のステップS14を有してい
る。
【0012】このような構成の論理ルーチンにおける信
号処理方法について説明する。まず、図2に示すディス
ク2に対して振動検知用トラックT0と、振動検知用ト
ラックトラックT0内にm個のセクタを設け、夫々のセ
クタに検査情報を記録しておくものとする。図1のステ
ップS1で書込命令が発生すると、ステップS2に進
み、データ量Wの情報をn個に分割し、n個のデータ群
n-i (i=1〜n)を作成する。次にステップS3に
進み、振動検知用トラックT0のm個のセクタS m-k
(k=1〜m)のうち、最初のセクタSm-1 の検査情報
を読み取る。次のステップS4では、セクタSm-1 の検
査情報の読み取りにより、外乱振動の有無を検出する。
このときに外乱振動が加わっていると、オフトラックと
なり、検査情報が読めなくなる。この場合はステップS
9に分岐し、本来読み取るべきセクタSm-1 をアクセス
するためのリトライを行う。ここではリトライ回数Rを
計数するリトライカウンタをインクリメントし、リトラ
イ回数を計数してリトライリミットNrに満たなけれ
ば、ステップS10に移る。
【0013】ステップS10では、任意に設定された設
定時間だけ待機し、外乱振動を回避する。設定時間が経
過すれば、ステップS3に戻り、振動検知用トラックT
0のセクタSm-1 の読み込みを再度行う。この段階では
書き込み動作に移行しない。またステップS9におい
て、リトライ回数RがリトライリミットNrに達した場
合は、ステップS11の無効化処理に進み、当該セクタ
m-1 が機械的なダメージを受けている判断する。この
場合リトライカウンタをリセットし、ステップS12に
移行する。ステップS12では無効化回数を計数し、無
効化カウンタをインクリメントする。
【0014】ステップS12において、無効化回数が閾
値Nmに達しない場合は、ステップS3に戻り、次のセ
クタSm-2 における検査情報の読み取りを行う。例えば
セクタSm-2 の検査情報の読み取りが可能となり、ステ
ップS4において、外乱振動が収まったと判断された
ら、ステップS5に分岐し、所望データの書込モードに
移行する。次のステップS6では、最初の分割データで
あるデータ群Wn-1 の書き込みを、データ記録用のトラ
ック(セクタ)に対して行う。データ群Wn-1 の書き込
みが完了すれば、ステップS7に進み、分割データ書込
カウンタをインクリメントする。2番目のデータ群W
n-2 を書込むためにステップS3に戻り、外乱振動がな
ければ、同様の動作を繰り返す。そしてステップS7に
おいて、データ群の総書込量ΣWn-i (i=1〜n)
と、分割前のデータ量Wとが等しくなった時点でステッ
プS8に進み、書き込み処理を完了する。この場合、分
割データ書込カウンタをリセットする。
【0015】またステップS12において、振動検知用
トラックT0のm個の全てセクタにおいて、検査情報が
読み取れない場合、即ち無効化回数がNm以上となれ
ば、外乱振動が継続して発生していると判定し、今回の
情報書き込み動作を停止する。この場合ステップS13
に移り、書込不可を表示する。本実施の形態のハードデ
ィスクドライバーは、航空機や車両のような交通運輸機
器に搭載することを意識しているので、このような振動
保護機能を重視している。
【0016】以上のように本実施の形態の駆動方法によ
れば、外乱振動が発生した際に書込みモードに移行しな
いように制御しているため、データの誤消去がなく、外
乱振動が不定期に発生する使用環境下で、信頼性の高い
防振形のハードディスクドライバーを実現できる。な
お、ショックセンサー5の有り無しに関わらず、一般の
ハードディスクドライバーでは、情報の記録に先立ち、
所望のトラックとセクタの探索を行う。このとき、所望
のセクタが検出されるまでセクタの探索を長時間続ける
ことがある。この場合、データ処理のルーチンが一時中
断する。また所望のセクタが検出されない場合、既に記
録された他のセクタに誤ってデータが上書きされてしま
うことがある。しかし、本実施の形態によれば、書き込
モードに入れるか否かの判断をより速く行うことがで
き、外乱振動によって上記のように他のセクタにデータ
を誤って上書きすることがなくなる。
【0017】以上の説明では、ディスクをハードディス
クとしたが、CD−R、CD−RW、MD、DVDのよ
うな記録可能な光ディスクでも、本実施の形態と同様の
信号処理方法により、データ記録時の振動対策を施すこ
とができる。また情報の総量をWとし、これらを複数の
データ群に分割して記録するとしたが、分割しない場合
でも本実施の形態の駆動方法を用いることができる。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、検知用ト
ラックから検査情報が読み取れない場合、外乱振動が発
生したと推定し、情報の記録動作を一時中断するように
している。この方法によれば、振動検出用のセンサを設
けたり、防振構造を強化することなく、ディスクドライ
バーに対して安価に防振機能を付加することができる。
【0019】また請求項2記載の発明によれば、書き込
み情報を複数のデータ群に分割することにより、書き込
み動作中に外乱振動が加わった際、データ破壊の確率を
小さくすることができる。
【0020】また請求項3記載の発明によれば、一定時
間以上の外乱振動が継続する状況下では、書き込み動作
に入らないようにして記録媒体の損傷を未然に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるハードディスク駆動
方法を示すフローチャートである。
【図2】ハードディスクドライバーの一般的構造を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】 1 ハードディスクドライバー 2 ディスク 3 ヘッド 4 アーム 5 ショックセンサー 6 HDDコントローラ 7 基板 8 接続ケーブル 9 ハーソナルコンピュータ(PC) T0 振動検知用トラック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体に情報を記録すると
    き、外乱振動時の情報記録を一時回避する機能が備えら
    れたディスクドライバーのディスク駆動方法であって、 情報の記録時は、先ず前記ディスク状記録媒体に設けら
    れた複数のセクタから成る読取専用の検知用トラックを
    アクセスし、 アクセスした前記検知用トラックのセクタから所定時間
    内に検査情報が読み取れない場合、外乱振動が発生した
    と判断し、前記情報の記録動作を一時中断させ、 前記検知用トラックのいずれかのセクタから検査情報が
    読み取れる場合、情報の記録動作を開始させる論理ルー
    チンを前記ディスクドライバーに組み込んだことを特徴
    とするディスク駆動方法。
  2. 【請求項2】 記録すべき情報を複数のデータ群に分割
    し、各データ群毎に前記論理ルーチンを作動させること
    を特徴とする請求項1記載のディスク駆動方法。
  3. 【請求項3】 ユーザーの使用条件に設定された閾値時
    間内に前記特定のセクタから前記検査情報が読み取れな
    い場合、前記特定のセクタを無効化することを特徴とす
    る請求項1又は2記載のディスク駆動方法。
JP33738299A 1999-11-29 1999-11-29 ディスク駆動方法 Pending JP2001155414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33738299A JP2001155414A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 ディスク駆動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33738299A JP2001155414A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 ディスク駆動方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001155414A true JP2001155414A (ja) 2001-06-08

Family

ID=18308113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33738299A Pending JP2001155414A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 ディスク駆動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001155414A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008198322A (ja) * 2006-03-31 2008-08-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd ハードディスク状態監視装置およびハードディスク状態監視方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008198322A (ja) * 2006-03-31 2008-08-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd ハードディスク状態監視装置およびハードディスク状態監視方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6429990B2 (en) Method and apparatus for controlling write operations of a data storage system subjected to a shock event
US6115200A (en) Method and apparatus for preventing write operations in the presence of post-shock motion
US8037348B2 (en) Vibration-aware data reassignment
US7003689B2 (en) Disk storage apparatus for audio visual data and retry method employed therein upon occurrence of sector error
US20030214743A1 (en) Adjacent track data guarantee processing method and disk device
JPH11203780A (ja) 磁気ディスク装置
JP2970008B2 (ja) ディスク状記録媒体再生装置
KR100594162B1 (ko) 충격 시에 이동통신단말기 내 하드 디스크 드라이브 구동장치 및 그 동작 방법
JPH08221892A (ja) サーボ・アドレスを符号化するためのシステムおよび方法
JP2006031924A (ja) ハードディスクドライブの衝撃保護方法,ハードディスクドライブ,ハードディスクドライブの耐衝撃性の改善方法,及びハードディスクドライブの衝撃防止装置
US7130255B2 (en) Method of CD/DVD vibration detection by monitoring motor conditions
JP3268547B2 (ja) 直接アクセス記憶装置に記録する定義済み情報を、エラー訂正コードを利用しエラー検出するための方法及び装置
JPH09223366A (ja) 直接アクセス記憶装置における読取り動作、書込み動作およびシーク動作用のサーボ・アドレス装置および位置決め方法
US20030103286A1 (en) Soft sensor for operating shock in a disc drive
US20080256265A1 (en) Display hard disk drive status on external display
JP2003297025A (ja) ディスク装置
JP2001155414A (ja) ディスク駆動方法
US6104568A (en) Servo-burst gray code pattern
US7548390B2 (en) HDD write control method and apparatus
WO1994011874A1 (en) Write disable acceleration sensing system for a hard disk drive
JPH11306748A (ja) ディスクアレイ装置
US6920011B2 (en) Recording device having disk-shaped recording medium and servo information processing method
KR100305309B1 (ko) 데이터 판독방법 및 데이터 기억장치
JPS61278079A (ja) 光デイスク装置
JPH0689546A (ja) 磁気ヘッド位置決め制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060926