JPH11213525A - ディスク装置及び同装置に適用される環境仕様違反時処理方法 - Google Patents
ディスク装置及び同装置に適用される環境仕様違反時処理方法Info
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- JPH11213525A JPH11213525A JP1577998A JP1577998A JPH11213525A JP H11213525 A JPH11213525 A JP H11213525A JP 1577998 A JP1577998 A JP 1577998A JP 1577998 A JP1577998 A JP 1577998A JP H11213525 A JPH11213525 A JP H11213525A
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- disk device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ディスク装置に対して環境仕様に違反する外乱
が加えられた場合に装置全体を自動停止することで、デ
ータの信頼性を保ち、装置の故障を防ぐ。 【解決手段】センサ群18により検知される、磁気ディ
スク装置10の環境仕様の各項目についての環境状態
を、ゲートアレイ20上の環境仕様違反検出回路201
にて監視して、環境仕様の少なくとも1つの項目につい
て環境仕様に違反する異常値が検知されたことを検出し
た場合、インタラプト回路204からCPUにインタラ
プト信号203を出力する。これを受けてCPU22
は、HDC23内のステータスレジスタ23中のBUS
Yビットをセットして、ホスト装置30からのコマンド
を受け付けないロック状態に設定すると共に、ヘッド1
2を記録媒体11上のデータゾーン111から非データ
ゾーン112に移動させた後、スピンドルモータ13を
強制停止させてシャットダウン状態にする。
が加えられた場合に装置全体を自動停止することで、デ
ータの信頼性を保ち、装置の故障を防ぐ。 【解決手段】センサ群18により検知される、磁気ディ
スク装置10の環境仕様の各項目についての環境状態
を、ゲートアレイ20上の環境仕様違反検出回路201
にて監視して、環境仕様の少なくとも1つの項目につい
て環境仕様に違反する異常値が検知されたことを検出し
た場合、インタラプト回路204からCPUにインタラ
プト信号203を出力する。これを受けてCPU22
は、HDC23内のステータスレジスタ23中のBUS
Yビットをセットして、ホスト装置30からのコマンド
を受け付けないロック状態に設定すると共に、ヘッド1
2を記録媒体11上のデータゾーン111から非データ
ゾーン112に移動させた後、スピンドルモータ13を
強制停止させてシャットダウン状態にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環境仕様違反に対
して効果的に対処することが可能なディスク装置及び同
装置に適用される環境仕様違反時処理方法に関する。
して効果的に対処することが可能なディスク装置及び同
装置に適用される環境仕様違反時処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘッドによりデータの記録再生が行われ
るディスク装置の代表的なものに磁気ディスク装置があ
る。近年、磁気ディスク装置が搭載された(例えばコン
ピュータ等の)機器には、携帯に便利なように小型、軽
量のものが多数出現している。この種の機器は携帯して
用いられることから、振動のある環境下で使用されるこ
とも多い。ところが磁気ディスク装置は必ずしも振動に
強くなく、厳しい振動環境下で使用された場合、誤った
データの読み出しやデータの破壊を招く恐れがある。
るディスク装置の代表的なものに磁気ディスク装置があ
る。近年、磁気ディスク装置が搭載された(例えばコン
ピュータ等の)機器には、携帯に便利なように小型、軽
量のものが多数出現している。この種の機器は携帯して
用いられることから、振動のある環境下で使用されるこ
とも多い。ところが磁気ディスク装置は必ずしも振動に
強くなく、厳しい振動環境下で使用された場合、誤った
データの読み出しやデータの破壊を招く恐れがある。
【0003】そこで従来は、実開平5−73752号公
報に記載されているように、磁気ディスク装置の筐体内
部の振動体に近い位置や、振動が伝わってくる位置を考
慮した場所に振動検知センサを設けると共に、この振動
検知センサからの信号を判断する、へッドキャリッジの
位置制御装置内に取り付けられたリミット装置を設け、
振動検知センサからの信号が基準値を越えた場合、更に
具体的に述べるならば、振動のためにヘッドをディスク
上の目標位置に正しく位置決めできず、当該目標位置か
らのヘッドのずれ量(即ちオフトラック量)が補償可能
な量を越えるような振動を検知した場合には、リード/
ライト回路の動作を停止させてリード/ライトを行わな
いようにすることで、誤ったデータの読み出しや、隣接
するデータの破壊を防止できるようにした磁気ディスク
装置が提案されていた。
報に記載されているように、磁気ディスク装置の筐体内
部の振動体に近い位置や、振動が伝わってくる位置を考
慮した場所に振動検知センサを設けると共に、この振動
検知センサからの信号を判断する、へッドキャリッジの
位置制御装置内に取り付けられたリミット装置を設け、
振動検知センサからの信号が基準値を越えた場合、更に
具体的に述べるならば、振動のためにヘッドをディスク
上の目標位置に正しく位置決めできず、当該目標位置か
らのヘッドのずれ量(即ちオフトラック量)が補償可能
な量を越えるような振動を検知した場合には、リード/
ライト回路の動作を停止させてリード/ライトを行わな
いようにすることで、誤ったデータの読み出しや、隣接
するデータの破壊を防止できるようにした磁気ディスク
装置が提案されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
技術では、振動によるオフトラック量が補償可能な量を
越えるような振動(基準値を越える振動)を振動検知セ
ンサにて検知した場合に、リード/ライト回路の動作を
停止させてリード/ライトを行わないようにすること
で、誤ったデータの読み出しや、隣接するデータの破壊
を防止できるようにしていた。つまり従来技術では、振
動が基準値を越えたとき、リード/ライト回路を停止す
ることによってデータの信頼性を確保するようにしてい
た。
技術では、振動によるオフトラック量が補償可能な量を
越えるような振動(基準値を越える振動)を振動検知セ
ンサにて検知した場合に、リード/ライト回路の動作を
停止させてリード/ライトを行わないようにすること
で、誤ったデータの読み出しや、隣接するデータの破壊
を防止できるようにしていた。つまり従来技術では、振
動が基準値を越えたとき、リード/ライト回路を停止す
ることによってデータの信頼性を確保するようにしてい
た。
【0005】ところで、磁気ディスク装置の環境仕様
は、各メーカの磁気ディスク装置毎に決められている。
各メーカは、定義されている環境仕様に遵守した環境で
磁気ディスク装置を使用することを奨励している。しか
し、磁気ディスク装置が搭載されている(例えばコンピ
ュータ等の)機器のユーザ(エンドユーザ)は、磁気デ
ィスク装置の環境仕様を考慮せずに使用する場合が多
い。そのため、ユーザは知らず知らずのうちに磁気ディ
スク装置にとって厳しい環境下で当該ディスク装置を使
用している場合がある。
は、各メーカの磁気ディスク装置毎に決められている。
各メーカは、定義されている環境仕様に遵守した環境で
磁気ディスク装置を使用することを奨励している。しか
し、磁気ディスク装置が搭載されている(例えばコンピ
ュータ等の)機器のユーザ(エンドユーザ)は、磁気デ
ィスク装置の環境仕様を考慮せずに使用する場合が多
い。そのため、ユーザは知らず知らずのうちに磁気ディ
スク装置にとって厳しい環境下で当該ディスク装置を使
用している場合がある。
【0006】上記従来技術で検出の対象としている振動
は環境仕様の項目の1つである。しかし上記従来技術で
は、振動についての環境仕様値を基準値とせずに、オフ
トラック量が補償可能な量を越えるような振動、つまり
キャリッジ制御が利かなくなるような振動量を基準値と
していた。また従来技術では、振動以外の環境仕様項目
(外乱)については何も考慮されていない。
は環境仕様の項目の1つである。しかし上記従来技術で
は、振動についての環境仕様値を基準値とせずに、オフ
トラック量が補償可能な量を越えるような振動、つまり
キャリッジ制御が利かなくなるような振動量を基準値と
していた。また従来技術では、振動以外の環境仕様項目
(外乱)については何も考慮されていない。
【0007】このように従来技術では、センサの信号の
基準値に、外乱(振動)からキャリッジ制御が利かなく
なるような値を用いており、局所的で小さな範囲で外乱
の対策を捉えていた。このため、次第に外乱が大きくな
って、しかも良くなる見込みもなく、ある程度の時間が
経過するような援やかな変化に対しては、つまりセンサ
の信号が常に基準値を越えるような(或いは基準範囲か
ら外れるような)大きな外乱に対しては、単にリード/
ライト回路を停止させるだけでは、磁気ディスク装置の
他の部分へのダメージに対応できないという問題があっ
た。
基準値に、外乱(振動)からキャリッジ制御が利かなく
なるような値を用いており、局所的で小さな範囲で外乱
の対策を捉えていた。このため、次第に外乱が大きくな
って、しかも良くなる見込みもなく、ある程度の時間が
経過するような援やかな変化に対しては、つまりセンサ
の信号が常に基準値を越えるような(或いは基準範囲か
ら外れるような)大きな外乱に対しては、単にリード/
ライト回路を停止させるだけでは、磁気ディスク装置の
他の部分へのダメージに対応できないという問題があっ
た。
【0008】また、センサの信号が基準値を越えたとき
(或いは基準範囲から外れたとき)の外乱に起因するデ
ータの破壊を防止する方法は従来から考えられていた
が、センサの信号が基準値を越えた(或いは基準範囲か
ら外れた)原因(環境)を取り除くことを可能とする手
段は考えられていなかった。このため、連続的な外乱は
いくら経っても改善されず、磁気ディスク装置がダメー
ジを受ける場合があった。特に、基準値を越える(或い
は基準範囲から外れる)複数種の外乱が長時間連続的に
加えられた場合には、磁気デイスク装置全体は稼働状態
にあることから、時間の経過と共に磁気ディスク装置が
ダメージを受ける。
(或いは基準範囲から外れたとき)の外乱に起因するデ
ータの破壊を防止する方法は従来から考えられていた
が、センサの信号が基準値を越えた(或いは基準範囲か
ら外れた)原因(環境)を取り除くことを可能とする手
段は考えられていなかった。このため、連続的な外乱は
いくら経っても改善されず、磁気ディスク装置がダメー
ジを受ける場合があった。特に、基準値を越える(或い
は基準範囲から外れる)複数種の外乱が長時間連続的に
加えられた場合には、磁気デイスク装置全体は稼働状態
にあることから、時間の経過と共に磁気ディスク装置が
ダメージを受ける。
【0009】このように、センサの信号の基準値とし
て、オフトラック量が補償可能な量を越えるような振
動、つまりキャリッジ制御が利かなくなるような外乱の
量を用い、基準値を越えるような外乱が加えられた場合
にリード/ライト回路を停止する従来技術では、装置全
体に影響を与えるような、緩やかな増大傾向にある連続
的な外乱、特に振動だけでない複数の外乱に対して、デ
ータの信頼性を保ち、且つ装置の故障を防ぐことは難し
いという問題があった。
て、オフトラック量が補償可能な量を越えるような振
動、つまりキャリッジ制御が利かなくなるような外乱の
量を用い、基準値を越えるような外乱が加えられた場合
にリード/ライト回路を停止する従来技術では、装置全
体に影響を与えるような、緩やかな増大傾向にある連続
的な外乱、特に振動だけでない複数の外乱に対して、デ
ータの信頼性を保ち、且つ装置の故障を防ぐことは難し
いという問題があった。
【0010】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、ディスク装置の環境仕様の予め定められ
た各項目についての環境状態を監視して、環境仕様に違
反するような外乱が加えられた場合に、装置をシャット
ダウン状態、更にはロック状態に設定することで、デー
タの信頼性を保ち、且つ装置の故障を防ぐことができる
ディスク装置及び同装置に適用される環境仕様違反時処
理方法を提供することにある。
でその目的は、ディスク装置の環境仕様の予め定められ
た各項目についての環境状態を監視して、環境仕様に違
反するような外乱が加えられた場合に、装置をシャット
ダウン状態、更にはロック状態に設定することで、デー
タの信頼性を保ち、且つ装置の故障を防ぐことができる
ディスク装置及び同装置に適用される環境仕様違反時処
理方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヘッドにより
記録媒体に対するデータの記録再生が行われるディスク
装置において、このディスク装置の環境仕様の予め定め
られた各項目についての環境状態を検知するためのセン
サ手段と、このセンサ手段により上記環境仕様の少なく
とも1つの項目について環境仕様に違反する異常値が検
知された場合に、上記記録媒体を高速回転するモータを
強制停止させてディスク装置をシャットダウン状態にす
る制御手段とを備えたことを特徴とする。また、環境仕
様に違反する異常値が検知された場合に、ディスク装置
をシャットダウン状態にする代わりに、ホスト装置から
のコマンドを受け付けないロック状態に設定する構成と
してもよく、シャットダウン状態にすると共にロック状
態にする構成としてもよい。
記録媒体に対するデータの記録再生が行われるディスク
装置において、このディスク装置の環境仕様の予め定め
られた各項目についての環境状態を検知するためのセン
サ手段と、このセンサ手段により上記環境仕様の少なく
とも1つの項目について環境仕様に違反する異常値が検
知された場合に、上記記録媒体を高速回転するモータを
強制停止させてディスク装置をシャットダウン状態にす
る制御手段とを備えたことを特徴とする。また、環境仕
様に違反する異常値が検知された場合に、ディスク装置
をシャットダウン状態にする代わりに、ホスト装置から
のコマンドを受け付けないロック状態に設定する構成と
してもよく、シャットダウン状態にすると共にロック状
態にする構成としてもよい。
【0012】このような構成のディスク装置において
は、当該ディスク装置の環境仕様の予め定められた各項
目についての環境状態(例えば、温度、湿度、振動、高
度などの予め定められた環境状態)がセンサ手段(例え
ば、各項目毎に設けられたセンサの群)により監視さ
れ、上記環境仕様の少なくとも1つの項目について環境
仕様に違反する異常値が検知された場合、即ち環境仕様
値(または環境仕様上限値と環境仕様下限値)で規定さ
れる環境仕様条件を満足しない異常値が検知された場合
には、瞬時にシャットダウン状態に設定されるため、デ
ィスク装置全体を保護することができ、環境仕様違反下
での使用による記録媒体上のデータの破壊、更にはディ
スク装置のダメージを最小限に止めることができる。ま
た、ディスク装置を常に環境仕様内で動作させることが
できるため、安定して動作させることができる。この効
果は、ホスト装置からのコマンドを受け付けないロック
状態に設定しても同様に得ることができる。また、シャ
ットダウン状態とロック状態の両状態に設定すると一層
顕著な効果を得ることができる。この他、上記ヘッドを
記録媒体上のデータゾーンから非データゾーンに移動さ
せるだけでも、同様の効果を得ることが可能となる。
は、当該ディスク装置の環境仕様の予め定められた各項
目についての環境状態(例えば、温度、湿度、振動、高
度などの予め定められた環境状態)がセンサ手段(例え
ば、各項目毎に設けられたセンサの群)により監視さ
れ、上記環境仕様の少なくとも1つの項目について環境
仕様に違反する異常値が検知された場合、即ち環境仕様
値(または環境仕様上限値と環境仕様下限値)で規定さ
れる環境仕様条件を満足しない異常値が検知された場合
には、瞬時にシャットダウン状態に設定されるため、デ
ィスク装置全体を保護することができ、環境仕様違反下
での使用による記録媒体上のデータの破壊、更にはディ
スク装置のダメージを最小限に止めることができる。ま
た、ディスク装置を常に環境仕様内で動作させることが
できるため、安定して動作させることができる。この効
果は、ホスト装置からのコマンドを受け付けないロック
状態に設定しても同様に得ることができる。また、シャ
ットダウン状態とロック状態の両状態に設定すると一層
顕著な効果を得ることができる。この他、上記ヘッドを
記録媒体上のデータゾーンから非データゾーンに移動さ
せるだけでも、同様の効果を得ることが可能となる。
【0013】また、上記ヘッドを記録媒体上のデータゾ
ーンから非データゾーンに移動させた後に、上記モータ
を停止させてディスク装置をシャットダウン状態に設定
するならば、なおよい。このように、環境仕様違反検出
時に、ヘッドを記録媒体上のデータゾーンから非データ
ゾーンに移動させた後にディスク装置をシャットダウン
状態に設定することにより、以下に述べるように記録媒
体上のデータゾーンを傷つけて記録データに致命傷を与
えることを防ぐと共にヘッド自体を保護することが可能
となる。
ーンから非データゾーンに移動させた後に、上記モータ
を停止させてディスク装置をシャットダウン状態に設定
するならば、なおよい。このように、環境仕様違反検出
時に、ヘッドを記録媒体上のデータゾーンから非データ
ゾーンに移動させた後にディスク装置をシャットダウン
状態に設定することにより、以下に述べるように記録媒
体上のデータゾーンを傷つけて記録データに致命傷を与
えることを防ぐと共にヘッド自体を保護することが可能
となる。
【0014】例えば、環境仕様の項目の1つである温度
が変化して環境仕様違反となった場合、ディスク装置内
の各種IC(集積回路)の温度特性による動作保証範囲
外になるとか、記録媒体の特性(例えば磁気特性)が変
わって、ディスク装置が正しく動作しなかったり、デー
タの信頼性を落とすことになる。そこで、このような過
酷な温度環境下となった場合に、ヘッドをデータゾーン
(情報記録領域)から非データゾーン(情報非記録領
域)に移動させることで、ROM等に記憶されている制
御プログラムの暴走、ICの破壊等により記録媒体に致
命傷を与えることを防ぐと共に、ヘッド自体を保護する
ことが可能となる。
が変化して環境仕様違反となった場合、ディスク装置内
の各種IC(集積回路)の温度特性による動作保証範囲
外になるとか、記録媒体の特性(例えば磁気特性)が変
わって、ディスク装置が正しく動作しなかったり、デー
タの信頼性を落とすことになる。そこで、このような過
酷な温度環境下となった場合に、ヘッドをデータゾーン
(情報記録領域)から非データゾーン(情報非記録領
域)に移動させることで、ROM等に記憶されている制
御プログラムの暴走、ICの破壊等により記録媒体に致
命傷を与えることを防ぐと共に、ヘッド自体を保護する
ことが可能となる。
【0015】同様に、環境仕様の項目の1つである例え
ば湿度が変化して環境仕様違反となった場合、ヘッドが
記録媒体に吸着する可能性やヘッドと記録媒体との間に
静電気が発生するという危険がある。これは、ヘッドに
は致命傷になる。そこで、このような危険のある湿度環
境下となった場合に、ヘッドをデータゾーンから非デー
タゾーンに移動させることで、湿度変化に起因するディ
スク装置の故障、データの破壊を防ぐことが可能とな
る。
ば湿度が変化して環境仕様違反となった場合、ヘッドが
記録媒体に吸着する可能性やヘッドと記録媒体との間に
静電気が発生するという危険がある。これは、ヘッドに
は致命傷になる。そこで、このような危険のある湿度環
境下となった場合に、ヘッドをデータゾーンから非デー
タゾーンに移動させることで、湿度変化に起因するディ
スク装置の故障、データの破壊を防ぐことが可能とな
る。
【0016】同様に、環境仕様の項目の1つである例え
ば気圧(高度)の変動によってヘッドの浮上量が変化す
ることはよく知られている。もし、環境仕様の規定範囲
外の気圧でヘッドを浮上させると、当該ヘッドの浮上高
が低すぎたり、或いは高すぎたりして、ヘッドと記録媒
体との衝突、データの信頼性の低下を招く。そこで、こ
のような気圧環境下となった場合に、ヘッドをデータゾ
ーンから非データゾーンに移動させることで、それらの
危険を防ぐことが可能となる。
ば気圧(高度)の変動によってヘッドの浮上量が変化す
ることはよく知られている。もし、環境仕様の規定範囲
外の気圧でヘッドを浮上させると、当該ヘッドの浮上高
が低すぎたり、或いは高すぎたりして、ヘッドと記録媒
体との衝突、データの信頼性の低下を招く。そこで、こ
のような気圧環境下となった場合に、ヘッドをデータゾ
ーンから非データゾーンに移動させることで、それらの
危険を防ぐことが可能となる。
【0017】また本発明は、記録媒体の回転停止状態に
おいて上記センサ手段により環境仕様の少なくとも1つ
の項目について環境仕様に違反する異常値が検知されて
いる場合、或いはディスク装置の電源投入時において上
記センサ手段により環境仕様の少なくとも1つの項目に
ついて環境仕様に違反する異常値が検知された場合に、
記録媒体の回転を抑止することをも特徴とする。
おいて上記センサ手段により環境仕様の少なくとも1つ
の項目について環境仕様に違反する異常値が検知されて
いる場合、或いはディスク装置の電源投入時において上
記センサ手段により環境仕様の少なくとも1つの項目に
ついて環境仕様に違反する異常値が検知された場合に、
記録媒体の回転を抑止することをも特徴とする。
【0018】このように、環境仕様違反の環境下での記
録媒体の回転を抑止することにより、以下に述べるよう
に記録媒体上のデータゾーンを傷つけて記録データに致
命傷を与えることを防ぐと共にヘッド自体を保護するこ
とが可能となる。
録媒体の回転を抑止することにより、以下に述べるよう
に記録媒体上のデータゾーンを傷つけて記録データに致
命傷を与えることを防ぐと共にヘッド自体を保護するこ
とが可能となる。
【0019】例えばディスク装置の温度環境が環境仕様
違反となった場合、前記したようにディスク装置内の各
種ICの温度特性による動作保証範囲外になるとか、記
録媒体の特性(例えば磁気特性)が変わって、ディスク
装置が正しく動作しなかったり、データの信頼性を落と
すことになる。このような過酷な温度環境下となった場
合、例えば温度が環境仕様の上限を越えた場合に、記録
媒体の回転を行うと自己発熱により更に環境が悪くな
る。そこで、このような温度環境下では、記録媒体の回
転を抑止することで、ファームウェアの暴走、ICの破
壊等により記録媒体に致命傷を与えることを防ぐと共
に、ヘッド自体を保護することが可能となる。
違反となった場合、前記したようにディスク装置内の各
種ICの温度特性による動作保証範囲外になるとか、記
録媒体の特性(例えば磁気特性)が変わって、ディスク
装置が正しく動作しなかったり、データの信頼性を落と
すことになる。このような過酷な温度環境下となった場
合、例えば温度が環境仕様の上限を越えた場合に、記録
媒体の回転を行うと自己発熱により更に環境が悪くな
る。そこで、このような温度環境下では、記録媒体の回
転を抑止することで、ファームウェアの暴走、ICの破
壊等により記録媒体に致命傷を与えることを防ぐと共
に、ヘッド自体を保護することが可能となる。
【0020】同様に、湿度の変化により、ヘッドが記録
媒体に吸着する可能性やヘッドと記録媒体との間に静電
気が発生するという危険がある。特に吸着は記録媒体を
回転させた直後に発生しやすいのはよく知られている。
そこで、ディスク装置の湿度環境が環境仕様の規定範囲
外となった場合に、記録媒体の回転を抑止することで、
ディスク装置の故障、データの破壊を防ぐことが可能と
なる。
媒体に吸着する可能性やヘッドと記録媒体との間に静電
気が発生するという危険がある。特に吸着は記録媒体を
回転させた直後に発生しやすいのはよく知られている。
そこで、ディスク装置の湿度環境が環境仕様の規定範囲
外となった場合に、記録媒体の回転を抑止することで、
ディスク装置の故障、データの破壊を防ぐことが可能と
なる。
【0021】同様に、気圧の変動によってヘッドの浮上
量が変化するのはよく知られている。もし、環境仕様の
規定範囲外の気圧でヘッドを浮上させると、当該ヘッド
の浮上高が低すぎたり、或いは高すぎたりして、ヘッド
と記録媒体との衝突、データの信頼性の低下を招く。そ
こで、このような気圧環境下となった場合に、記録媒体
の回転を抑止することで、それらの危険を防ぐことが可
能となる。
量が変化するのはよく知られている。もし、環境仕様の
規定範囲外の気圧でヘッドを浮上させると、当該ヘッド
の浮上高が低すぎたり、或いは高すぎたりして、ヘッド
と記録媒体との衝突、データの信頼性の低下を招く。そ
こで、このような気圧環境下となった場合に、記録媒体
の回転を抑止することで、それらの危険を防ぐことが可
能となる。
【0022】また本発明は、記録媒体の回転を抑止して
いる期間に、上記センサ手段により環境仕様の予め定め
られた全ての項目について環境仕様に違反する異常値が
検知されない状態が一定時間継続した場合に、回転抑止
状態を解除することを特徴とする。
いる期間に、上記センサ手段により環境仕様の予め定め
られた全ての項目について環境仕様に違反する異常値が
検知されない状態が一定時間継続した場合に、回転抑止
状態を解除することを特徴とする。
【0023】このように、環境仕様違反を検知した結
果、記録媒体の回転を抑止している期間において、環境
仕様の全項目について環境仕様条件を満足する状態、つ
まり環境が回復した状態が一定時間続いた場合には、回
転抑止状態を解除してモータを起動させ、ディスク装置
の稼働準備を行うことで、ホスト装置からのコマンドを
受け付けた場合に、即座に対応することが可能となる。
果、記録媒体の回転を抑止している期間において、環境
仕様の全項目について環境仕様条件を満足する状態、つ
まり環境が回復した状態が一定時間続いた場合には、回
転抑止状態を解除してモータを起動させ、ディスク装置
の稼働準備を行うことで、ホスト装置からのコマンドを
受け付けた場合に、即座に対応することが可能となる。
【0024】また本発明は、ディスク装置をロック状態
に設定している期間に、上記センサ手段により環境仕様
の予め定められた全ての項目について環境仕様に違反す
る異常値が検知されない状態が一定時間継続した場合
に、当該ロック状態を解除することをも特徴とする。
に設定している期間に、上記センサ手段により環境仕様
の予め定められた全ての項目について環境仕様に違反す
る異常値が検知されない状態が一定時間継続した場合
に、当該ロック状態を解除することをも特徴とする。
【0025】このように、環境仕様違反を検知した結
果、ディスク装置をロック状態に設定している期間にお
いて、環境仕様の全項目について環境仕様条件を満足す
る状態、つまり環境が回復した状態が一定時間続いた場
合には、当該ロック状態を解除してホスト装置からのコ
マンドを受け付けることを許可することによって、ディ
スク装置を通常通り安定して稼働させることが可能とな
る。
果、ディスク装置をロック状態に設定している期間にお
いて、環境仕様の全項目について環境仕様条件を満足す
る状態、つまり環境が回復した状態が一定時間続いた場
合には、当該ロック状態を解除してホスト装置からのコ
マンドを受け付けることを許可することによって、ディ
スク装置を通常通り安定して稼働させることが可能とな
る。
【0026】また本発明は、上記センサ手段により環境
仕様の少なくとも1つの項目について環境仕様に違反す
る異常値が検知された場合に、少なくとも環境仕様違反
が検知されたことをユーザに通知するための環境仕様違
反報知手段を更に備えたことをも特徴とする。
仕様の少なくとも1つの項目について環境仕様に違反す
る異常値が検知された場合に、少なくとも環境仕様違反
が検知されたことをユーザに通知するための環境仕様違
反報知手段を更に備えたことをも特徴とする。
【0027】このように、環境仕様違反検出時には、デ
ィスク装置の使用環境が環境仕様条件の少なくとも1つ
を満たしていないことを環境仕様違反報知手段によって
ユーザ(エンドユーザ)に知らせることにより、ディス
ク装置の使用環境に関してユーザが何らかの対策を施す
ことが可能となる。この際、単に環境仕様違反を報知す
るのではなくて、違反項目を報知する構成とするとよ
い。この違反項目を報知するための環境仕様違反報知手
段としては、例えば表示により報知する構成をとる場合
には、1つの表示ランプ(アクセスランプ)を用意し
て、その表示ランプの表示パターンを違反項目に応じて
切り替える構成とするとか、環境仕様の各項目毎に表示
ランプを用意して、違反項目に対応する表示ランプを選
択的に点灯する構成とするとよい。この他、違反内容、
更には対処方法を示すメッセージを表示または音声によ
りユーザに報知する構成とすることも可能である。
ィスク装置の使用環境が環境仕様条件の少なくとも1つ
を満たしていないことを環境仕様違反報知手段によって
ユーザ(エンドユーザ)に知らせることにより、ディス
ク装置の使用環境に関してユーザが何らかの対策を施す
ことが可能となる。この際、単に環境仕様違反を報知す
るのではなくて、違反項目を報知する構成とするとよ
い。この違反項目を報知するための環境仕様違反報知手
段としては、例えば表示により報知する構成をとる場合
には、1つの表示ランプ(アクセスランプ)を用意し
て、その表示ランプの表示パターンを違反項目に応じて
切り替える構成とするとか、環境仕様の各項目毎に表示
ランプを用意して、違反項目に対応する表示ランプを選
択的に点灯する構成とするとよい。この他、違反内容、
更には対処方法を示すメッセージを表示または音声によ
りユーザに報知する構成とすることも可能である。
【0028】また本発明は、上記センサ手段により環境
仕様の少なくとも1つの項目について環境仕様に違反す
る異常値が検知された場合に、少なくとも環境仕様違反
が検知されたことを示す警告ステータスをホスト装置に
通知する警告ステータス通知手段を更に備えたことをも
特徴とする。
仕様の少なくとも1つの項目について環境仕様に違反す
る異常値が検知された場合に、少なくとも環境仕様違反
が検知されたことを示す警告ステータスをホスト装置に
通知する警告ステータス通知手段を更に備えたことをも
特徴とする。
【0029】このように、環境仕様違反検出時には、少
なくとも環境仕様違反が検知されたことを示す警告ステ
ータスをホスト装置に通知することによって、ホスト装
置側ではディスク装置の環境仕様違反に関して何らかの
対処を行うきっかけを与えられることになり、環境仕様
違反に対してそれを緩和するための方法をとることが可
能となる。ここで、警告ステータスには、環境仕様違反
内容(を示すエラーコード)を付加することで、ホスト
装置側では、環境仕様違反に対してそれを緩和するため
の、より適切な方法をとることが可能となる。
なくとも環境仕様違反が検知されたことを示す警告ステ
ータスをホスト装置に通知することによって、ホスト装
置側ではディスク装置の環境仕様違反に関して何らかの
対処を行うきっかけを与えられることになり、環境仕様
違反に対してそれを緩和するための方法をとることが可
能となる。ここで、警告ステータスには、環境仕様違反
内容(を示すエラーコード)を付加することで、ホスト
装置側では、環境仕様違反に対してそれを緩和するため
の、より適切な方法をとることが可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に
係る磁気ディスク装置を備えたコンピュータシステムの
構成を、当該磁気ディスク装置の内部構成を中心に示す
ブロック図である。なお、磁気ディスク装置の使用形態
は、ホスト装置の筐体に内蔵して使用される形態、或い
はホスト装置に外部接続して使用される形態のいずれで
あっても構わない。
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に
係る磁気ディスク装置を備えたコンピュータシステムの
構成を、当該磁気ディスク装置の内部構成を中心に示す
ブロック図である。なお、磁気ディスク装置の使用形態
は、ホスト装置の筐体に内蔵して使用される形態、或い
はホスト装置に外部接続して使用される形態のいずれで
あっても構わない。
【0031】図1において、磁気ディスク装置10には
データが記録される記録媒体(磁気ディスク)11が設
けられている。この記録媒体11の各データ面には、当
該記録媒体11へのデータ書き込み(データ記録)及び
当該記録媒体11からのデータ読み出し(データ再生)
に用いられるヘッド(磁気ヘッド)12がそれぞれ設け
られている。なお図1では、単一枚の記録媒体11を示
してあるが、複数枚積層して設けられることもある。
データが記録される記録媒体(磁気ディスク)11が設
けられている。この記録媒体11の各データ面には、当
該記録媒体11へのデータ書き込み(データ記録)及び
当該記録媒体11からのデータ読み出し(データ再生)
に用いられるヘッド(磁気ヘッド)12がそれぞれ設け
られている。なお図1では、単一枚の記録媒体11を示
してあるが、複数枚積層して設けられることもある。
【0032】記録媒体11は、情報が記録される情報記
録領域(データゾーン)111と、情報が記録されない
情報非記録領域(非データゾーン)112とからなる。
ここでは、非データゾーン112は、データゾーン11
1を挟むように記録媒体11の内周側と外周側にそれぞ
れ設けられている。
録領域(データゾーン)111と、情報が記録されない
情報非記録領域(非データゾーン)112とからなる。
ここでは、非データゾーン112は、データゾーン11
1を挟むように記録媒体11の内周側と外周側にそれぞ
れ設けられている。
【0033】記録媒体11はスピンドルモータ(SP
M)13により高速に回転する。ヘッド12はキャリッ
ジ14と称するヘッド移動機構に取り付けられて、この
キャリッジ14の移動により記録媒体11の半径方向に
移動する。キャリッジ14は、ボイスコイルモータ(V
CM)15により駆動される。
M)13により高速に回転する。ヘッド12はキャリッ
ジ14と称するヘッド移動機構に取り付けられて、この
キャリッジ14の移動により記録媒体11の半径方向に
移動する。キャリッジ14は、ボイスコイルモータ(V
CM)15により駆動される。
【0034】スピンドルモータ13及びボイスコイルモ
ータ15は、モータドライバ(SPM/VCMドライ
バ)16に接続されている。モータドライバ16は、ス
ピンドルモータ13に制御電流を流して当該モータ13
を駆動する他、ボイスコイルモータ15に制御電流を流
して当該モータ15を駆動する。この制御電流の値(操
作制御量)は、CPU(マイクロプロセッサ)22の計
算処理で決定され、図示せぬD/A(ディジタル/アナ
ログ)変換器を介してアナログ値で与えられる。
ータ15は、モータドライバ(SPM/VCMドライ
バ)16に接続されている。モータドライバ16は、ス
ピンドルモータ13に制御電流を流して当該モータ13
を駆動する他、ボイスコイルモータ15に制御電流を流
して当該モータ15を駆動する。この制御電流の値(操
作制御量)は、CPU(マイクロプロセッサ)22の計
算処理で決定され、図示せぬD/A(ディジタル/アナ
ログ)変換器を介してアナログ値で与えられる。
【0035】ヘッド12は例えばフレキシブルプリント
配線板(FPC)に実装されたヘッドアンプ回路(図示
せず)と接続されている。このヘッドアンプ回路は、ヘ
ッド12で読み取られたアナログ出力(リード信号)を
増幅する機能と、書き込みデータに従いヘッド12にラ
イト信号(ライト電流)を出力する機能を有している。
ヘッドアンプ回路はリード/ライト回路(図示せず)と
接続されている。リード/ライト回路は、ヘッド12に
より記録媒体11から読み取られてヘッドアンプ回路で
増幅されたアナログ出力を入力し、データ再生動作に必
要な信号処理を行うデコード機能(リードチャネル)
と、記録媒体11へのデータ記録に必要な信号処理を行
うエンコード機能(ライトチャネル)と、ヘッド位置決
め制御等のサーボ処理に必要なサーボデータ中のバース
トデータを抽出する処理を行う信号処理機能とを有す
る。
配線板(FPC)に実装されたヘッドアンプ回路(図示
せず)と接続されている。このヘッドアンプ回路は、ヘ
ッド12で読み取られたアナログ出力(リード信号)を
増幅する機能と、書き込みデータに従いヘッド12にラ
イト信号(ライト電流)を出力する機能を有している。
ヘッドアンプ回路はリード/ライト回路(図示せず)と
接続されている。リード/ライト回路は、ヘッド12に
より記録媒体11から読み取られてヘッドアンプ回路で
増幅されたアナログ出力を入力し、データ再生動作に必
要な信号処理を行うデコード機能(リードチャネル)
と、記録媒体11へのデータ記録に必要な信号処理を行
うエンコード機能(ライトチャネル)と、ヘッド位置決
め制御等のサーボ処理に必要なサーボデータ中のバース
トデータを抽出する処理を行う信号処理機能とを有す
る。
【0036】さて、磁気ディスク装置10は、当該ディ
スク装置10の環境仕様の予め定められた各項目につい
ての環境状態を検知(計測)するためのセンサの群(セ
ンサ群)18を有している。磁気ディスク装置の環境仕
様の項目には、温度、湿度、振動、高度(気圧)、電源
電圧等があり、センサ群18は、温度を検知する温度セ
ンサ、湿度を検知する湿度センサ、振動を検知する振動
センサ、高度(気圧)を検知する高度(気圧)センサ、
電源電圧を検知する電圧(電源電圧)センサを含む。
スク装置10の環境仕様の予め定められた各項目につい
ての環境状態を検知(計測)するためのセンサの群(セ
ンサ群)18を有している。磁気ディスク装置の環境仕
様の項目には、温度、湿度、振動、高度(気圧)、電源
電圧等があり、センサ群18は、温度を検知する温度セ
ンサ、湿度を検知する湿度センサ、振動を検知する振動
センサ、高度(気圧)を検知する高度(気圧)センサ、
電源電圧を検知する電圧(電源電圧)センサを含む。
【0037】センサ群18は、信号線群19を介してゲ
ートアレイ(GA)20と接続されている。ゲートアレ
イ20は、センサ群18により検知された環境仕様の各
項目についての状態(環境測定結果)を各項目の環境仕
様値(基準値、基準範囲)と比較することで環境仕様違
反を検出する環境仕様違反検出回路201、この環境仕
様違反検出回路201による各環境仕様項目毎の環境仕
様違反の有無の検出結果を保持するためのステータスレ
ジスタ202、及び環境仕様違反検出回路201により
環境仕様違反が検出された場合に、CPU22にインタ
ラプト信号203を出力するインタラプト(割り込み)
回路204を内蔵する。
ートアレイ(GA)20と接続されている。ゲートアレ
イ20は、センサ群18により検知された環境仕様の各
項目についての状態(環境測定結果)を各項目の環境仕
様値(基準値、基準範囲)と比較することで環境仕様違
反を検出する環境仕様違反検出回路201、この環境仕
様違反検出回路201による各環境仕様項目毎の環境仕
様違反の有無の検出結果を保持するためのステータスレ
ジスタ202、及び環境仕様違反検出回路201により
環境仕様違反が検出された場合に、CPU22にインタ
ラプト信号203を出力するインタラプト(割り込み)
回路204を内蔵する。
【0038】この他、ゲートアレイ20は、リード/ラ
イト回路で再生されたデータを受けてサーボエリアの期
間だけ有効となるサーボゲート等の各種タイミング信号
を生成するタイミング生成機能、サーボエリアに記録さ
れているサーボデータ中のシリンダコードを抽出・復号
するデコード機能、リード/ライト回路で抽出されたバ
ーストデータ(アナログ信号)をA/D(アナログ/デ
ィジタル)変換してCPU22に出力する周知の機能を
有する。
イト回路で再生されたデータを受けてサーボエリアの期
間だけ有効となるサーボゲート等の各種タイミング信号
を生成するタイミング生成機能、サーボエリアに記録さ
れているサーボデータ中のシリンダコードを抽出・復号
するデコード機能、リード/ライト回路で抽出されたバ
ーストデータ(アナログ信号)をA/D(アナログ/デ
ィジタル)変換してCPU22に出力する周知の機能を
有する。
【0039】磁気ディスク装置10は更に、ROM2
1、CPU22、HDC23、RAM24及びLED
(発光素子)25を有している。ROM21には、磁気
ディスク装置10全体を制御するための制御プログラム
が格納されている。この制御プログラムはゲートアレイ
20(上のインタラプト回路24)からCPU22にイ
ンタラプト信号23が送られた場合に、環境仕様に違反
しているものとしてSPM/VCMドライバ16及びH
DC23等を制御する環境仕様違反時の処理を行うため
の環境仕様違反時処理ルーチンを含む。ROM21には
また、ゲートアレイ20上のステータスレジスタ202
の各ビットと、そのビットの示す項目の環境仕様違反に
固有の警告ステータス(エラーコード)との対応情報が
登録されたステータステーブル211が格納されてい
る。
1、CPU22、HDC23、RAM24及びLED
(発光素子)25を有している。ROM21には、磁気
ディスク装置10全体を制御するための制御プログラム
が格納されている。この制御プログラムはゲートアレイ
20(上のインタラプト回路24)からCPU22にイ
ンタラプト信号23が送られた場合に、環境仕様に違反
しているものとしてSPM/VCMドライバ16及びH
DC23等を制御する環境仕様違反時の処理を行うため
の環境仕様違反時処理ルーチンを含む。ROM21には
また、ゲートアレイ20上のステータスレジスタ202
の各ビットと、そのビットの示す項目の環境仕様違反に
固有の警告ステータス(エラーコード)との対応情報が
登録されたステータステーブル211が格納されてい
る。
【0040】CPU22は、ROM21に格納されてい
る制御プログラムを実行することで磁気ディスク装置1
0内の各部を制御する主制御装置をなす。特に、ゲート
アレイ20からインタラプト信号23が送られた場合に
は、CPU22は制御プログラム中の環境証違反時処理
ルーチンに従って、SPM/VCMドライバ16及びH
DC23等を制御する。
る制御プログラムを実行することで磁気ディスク装置1
0内の各部を制御する主制御装置をなす。特に、ゲート
アレイ20からインタラプト信号23が送られた場合に
は、CPU22は制御プログラム中の環境証違反時処理
ルーチンに従って、SPM/VCMドライバ16及びH
DC23等を制御する。
【0041】HDC23は、ホスト装置30とのインタ
フェースをなすもので、当該ホスト装置30からのコマ
ンドの受信、当該ホスト装置30へのインタラプトリク
エスト(IRQ)230の発行、(磁気ディスク装置1
0の)ステータスの報告、更には当該ホスト装置30と
の間のデータ転送を行う。またHDC23は、リード/
ライト回路(を介して記録媒体11)との間のデータ転
送を行う。HDC23には、磁気ディスク装置10がビ
ジー(BUSY)であることを示すビジービット(ビジ
ーステータス)を含む各種ステータスビットからなるス
テータスレジスタ231、警告ステータス(エラーコー
ド)を保持するためのエラーレジスタ232、及びIR
Q230の発行を指示するためのインタラプトリクエス
トレジスタ233が設けられている。
フェースをなすもので、当該ホスト装置30からのコマ
ンドの受信、当該ホスト装置30へのインタラプトリク
エスト(IRQ)230の発行、(磁気ディスク装置1
0の)ステータスの報告、更には当該ホスト装置30と
の間のデータ転送を行う。またHDC23は、リード/
ライト回路(を介して記録媒体11)との間のデータ転
送を行う。HDC23には、磁気ディスク装置10がビ
ジー(BUSY)であることを示すビジービット(ビジ
ーステータス)を含む各種ステータスビットからなるス
テータスレジスタ231、警告ステータス(エラーコー
ド)を保持するためのエラーレジスタ232、及びIR
Q230の発行を指示するためのインタラプトリクエス
トレジスタ233が設けられている。
【0042】RAM24は、記録媒体11からのリード
データ及び記録媒体11へのライトデータを一時格納す
るのに用いられるバッファメモリである。LED25
は、磁気ディスク装置10がビジー状態にある場合(例
えば、環境仕様違反が検知された結果、ロック状態に設
定されている場合など)に点灯する。
データ及び記録媒体11へのライトデータを一時格納す
るのに用いられるバッファメモリである。LED25
は、磁気ディスク装置10がビジー状態にある場合(例
えば、環境仕様違反が検知された結果、ロック状態に設
定されている場合など)に点灯する。
【0043】次に、図1の構成の動作を、図2及び図3
のフローチャートを適宜参照して説明する。まず、磁気
ディスク装置10に設けられたセンサ群18は、当該装
置の環境仕様の各項目(ここでは、温度、湿度、振動、
高度、電源電圧等)についての状態を検知している。こ
のセンサ群18の各項目毎の検知結果、つまり環境測定
結果(センサ出力)は信号線群19を介してゲートアレ
イ20上の環境仕様違反検出回路201に通知される。
環境仕様違反検出回路201は、センサ群18からの各
項目毎の環境測定結果を、その項目について予め定めら
れている環境仕様の基準値、或いは基準範囲と比較し
て、基準値を越えた場合、或いは基準範囲外となった場
合に、その項目についての環境仕様違反を検出する。
のフローチャートを適宜参照して説明する。まず、磁気
ディスク装置10に設けられたセンサ群18は、当該装
置の環境仕様の各項目(ここでは、温度、湿度、振動、
高度、電源電圧等)についての状態を検知している。こ
のセンサ群18の各項目毎の検知結果、つまり環境測定
結果(センサ出力)は信号線群19を介してゲートアレ
イ20上の環境仕様違反検出回路201に通知される。
環境仕様違反検出回路201は、センサ群18からの各
項目毎の環境測定結果を、その項目について予め定めら
れている環境仕様の基準値、或いは基準範囲と比較し
て、基準値を越えた場合、或いは基準範囲外となった場
合に、その項目についての環境仕様違反を検出する。
【0044】環境仕様違反検出回路201にはステータ
スレジスタ202が接続されており、環境仕様違反検出
回路201は、環境仕様違反を検出した場合、その違反
した項目に対応するステータスレジスタ202中のビッ
ト(ステータスビット)をセットする。このセット状態
は、対応する項目の環境仕様違反が解消されるまで、つ
まり対応する項目の環境仕様違反が環境仕様違反検出回
路201により検出されなくなるまで保持される。
スレジスタ202が接続されており、環境仕様違反検出
回路201は、環境仕様違反を検出した場合、その違反
した項目に対応するステータスレジスタ202中のビッ
ト(ステータスビット)をセットする。このセット状態
は、対応する項目の環境仕様違反が解消されるまで、つ
まり対応する項目の環境仕様違反が環境仕様違反検出回
路201により検出されなくなるまで保持される。
【0045】ゲートアレイ20上のインタラプト回路2
04は、ステータスレジスタ202中のいずれかのビッ
トがセットされると、CPU22に対してインタラプト
信号203を発行する。このインタラプト信号203
は、ステータスレジスタ202中のいずれかのビットが
セット状態にある期間中、つまりいずれかの項目の環境
仕様違反が検出されている限り、発行され続ける。
04は、ステータスレジスタ202中のいずれかのビッ
トがセットされると、CPU22に対してインタラプト
信号203を発行する。このインタラプト信号203
は、ステータスレジスタ202中のいずれかのビットが
セット状態にある期間中、つまりいずれかの項目の環境
仕様違反が検出されている限り、発行され続ける。
【0046】CPU22は、ゲートアレイ20上のイン
タラプト回路204からのインタラプト信号203を受
け取ると、図2のフローチャートに従って、以下に述べ
る処理を行う。
タラプト回路204からのインタラプト信号203を受
け取ると、図2のフローチャートに従って、以下に述べ
る処理を行う。
【0047】まずCPU22は、HDC23に内蔵され
ているステータスレジスタ231中のBUSYビットを
セットして、磁気ディスク装置10をホスト装置30か
らコマンドを受け付けないロック状態にする(ステップ
S1)。
ているステータスレジスタ231中のBUSYビットを
セットして、磁気ディスク装置10をホスト装置30か
らコマンドを受け付けないロック状態にする(ステップ
S1)。
【0048】更にCPU22は、ゲートアレイ20上の
ステータスレジスタ202を参照してセット状態にある
ビットを調べ、即ち環境仕様に違反している項目を調べ
(ステップS2)、その項目に対応した警告ステータス
(エラーコード)をROM21上のステータステーブル
211から取り出してHDC23内のエラーレジスタ2
32にセットすると共に、インタラプトリクエストレジ
スタ233をセット状態に設定する(ステップS3)。
ステータスレジスタ202を参照してセット状態にある
ビットを調べ、即ち環境仕様に違反している項目を調べ
(ステップS2)、その項目に対応した警告ステータス
(エラーコード)をROM21上のステータステーブル
211から取り出してHDC23内のエラーレジスタ2
32にセットすると共に、インタラプトリクエストレジ
スタ233をセット状態に設定する(ステップS3)。
【0049】HDC23は、インタラプトリクエストレ
ジスタ233がセット状態に設定されると、IRQ(イ
ンタラプトリクエスト)230をホスト装置30に対し
て発行する。またHDC23は、磁気ディスク装置10
が何らかの要因でビジー状態にあることをユーザ(エン
ドユーザ)に報知するためにLED25(表示ランプ)
を点灯する。ここでは、何らかの環境仕様違反が発生し
た結果、磁気ディスク装置10がロック状態(ビジー状
態)に設定されたために、LED25が点灯されたこと
になる。
ジスタ233がセット状態に設定されると、IRQ(イ
ンタラプトリクエスト)230をホスト装置30に対し
て発行する。またHDC23は、磁気ディスク装置10
が何らかの要因でビジー状態にあることをユーザ(エン
ドユーザ)に報知するためにLED25(表示ランプ)
を点灯する。ここでは、何らかの環境仕様違反が発生し
た結果、磁気ディスク装置10がロック状態(ビジー状
態)に設定されたために、LED25が点灯されたこと
になる。
【0050】しかし、LED25の点灯だけでは、ユー
ザはロック状態(ビジー状態)となった要因は分からな
い。そこで、環境使用違反検出に伴うロック状態(ビジ
ー状態)ではLED25を例えば点滅させ、それ以外の
要因に伴うロック状態(ビジー状態)ではLED25を
例えば単に点灯させるというように、表示形態(表示パ
ターン)を切り替え、環境使用違反検出時には対応する
表示パターンでLED25を表示制御(駆動)すること
で、環境使用違反が検出された結果、それに対する対処
が必要なことをユーザに報知することも可能である。こ
の場合、CPU22がROM21内の制御プログラムに
従ってLED25の表示を制御する構成とするとよい。
この他に、環境仕様項目数分の表示パターンを定め、環
境仕様に違反している項目に対応した表示パターンでL
ED25を駆動することで、環境使用違反だけでなく、
違反項目もユーザに報知できるようにしてもよい。ま
た、環境仕様項目数分の表示ランプを設け、環境仕様に
違反している項目に対応する表示ランプを選択的に表示
するようにしてもよい。
ザはロック状態(ビジー状態)となった要因は分からな
い。そこで、環境使用違反検出に伴うロック状態(ビジ
ー状態)ではLED25を例えば点滅させ、それ以外の
要因に伴うロック状態(ビジー状態)ではLED25を
例えば単に点灯させるというように、表示形態(表示パ
ターン)を切り替え、環境使用違反検出時には対応する
表示パターンでLED25を表示制御(駆動)すること
で、環境使用違反が検出された結果、それに対する対処
が必要なことをユーザに報知することも可能である。こ
の場合、CPU22がROM21内の制御プログラムに
従ってLED25の表示を制御する構成とするとよい。
この他に、環境仕様項目数分の表示パターンを定め、環
境仕様に違反している項目に対応した表示パターンでL
ED25を駆動することで、環境使用違反だけでなく、
違反項目もユーザに報知できるようにしてもよい。ま
た、環境仕様項目数分の表示ランプを設け、環境仕様に
違反している項目に対応する表示ランプを選択的に表示
するようにしてもよい。
【0051】ホスト装置30は、HDC23からのIR
Q230を受け取ると、HDC23内のステータスレジ
スタ231の内容をリードし、エラーを示しているなら
ば、HDC23内のエラーレジスタ232の内容をリー
ドして、警告ステータスを取得する。これは、HDC2
3からホスト装置30に警告ステータスを通知するのと
等価である。なお、HDC23からホスト装置30に直
接にステータスを転送できるシステムであれば、警告ス
テータス(エラーコード)が付加されたIRQ230を
HDC23からホスト装置30に対して発行するように
してもよい。
Q230を受け取ると、HDC23内のステータスレジ
スタ231の内容をリードし、エラーを示しているなら
ば、HDC23内のエラーレジスタ232の内容をリー
ドして、警告ステータスを取得する。これは、HDC2
3からホスト装置30に警告ステータスを通知するのと
等価である。なお、HDC23からホスト装置30に直
接にステータスを転送できるシステムであれば、警告ス
テータス(エラーコード)が付加されたIRQ230を
HDC23からホスト装置30に対して発行するように
してもよい。
【0052】ホスト装置30は、HDC23から取得し
た警告ステータスにより、磁気ディスク装置10の使用
における環境仕様違反内容を認識することができるた
め、ユーザに対して、その環境仕様違反内容、更にはそ
の環境仕様違反に対する対処方法を、表示或いは音声に
より報知することができる。
た警告ステータスにより、磁気ディスク装置10の使用
における環境仕様違反内容を認識することができるた
め、ユーザに対して、その環境仕様違反内容、更にはそ
の環境仕様違反に対する対処方法を、表示或いは音声に
より報知することができる。
【0053】磁気ディスク装置10内のCPU22は、
上記したように(HDC23内の)インタラプトリクエ
ストレジスタ233をセット状態に設定すると、SPM
/VCMドライバ16を制御してボイスコイルモータ1
5を駆動することで、記録媒体11のデータゾーン11
1上にあるヘッド12を非データゾーン112に移動さ
せ(ステップS4)、更にSPM/VCMドライバ16
を制御してスピンドルモータ13を停止させて、磁気デ
ィスク装置10をシャットダウン状態にする(ステップ
S5)。このシャットダウン状態及び前記ロック状態
(ステータスレジスタ231中のBUSYビットがセッ
トされている状態)は、少なくとも、ゲートアレイ20
上のインタラプト回路204がCPU22に対してイン
タラプト信号203を発行し続けている期間中は、保持
(継続)される。
上記したように(HDC23内の)インタラプトリクエ
ストレジスタ233をセット状態に設定すると、SPM
/VCMドライバ16を制御してボイスコイルモータ1
5を駆動することで、記録媒体11のデータゾーン11
1上にあるヘッド12を非データゾーン112に移動さ
せ(ステップS4)、更にSPM/VCMドライバ16
を制御してスピンドルモータ13を停止させて、磁気デ
ィスク装置10をシャットダウン状態にする(ステップ
S5)。このシャットダウン状態及び前記ロック状態
(ステータスレジスタ231中のBUSYビットがセッ
トされている状態)は、少なくとも、ゲートアレイ20
上のインタラプト回路204がCPU22に対してイン
タラプト信号203を発行し続けている期間中は、保持
(継続)される。
【0054】さて、ゲートアレイ20上の環境仕様違反
検出回路201は、センサ群18の各項目の環境測定結
果のうち、それまで環境仕様違反として検出していた項
目の測定結果が基準値を下回った場合、或いは基準範囲
内となった場合、ステータスレジスタ202中の該当す
るビットをリセットする。
検出回路201は、センサ群18の各項目の環境測定結
果のうち、それまで環境仕様違反として検出していた項
目の測定結果が基準値を下回った場合、或いは基準範囲
内となった場合、ステータスレジスタ202中の該当す
るビットをリセットする。
【0055】ゲートアレイ20上のインタラプト回路2
04は、ステータスレジスタ202中の全てのビットが
リセット状態になると、即ち磁気ディスク装置10の使
用における環境仕様違反が解消されると、CPU22に
対するインタラプト信号203の発行を停止する、つま
りインタラプト信号203をクリアする。
04は、ステータスレジスタ202中の全てのビットが
リセット状態になると、即ち磁気ディスク装置10の使
用における環境仕様違反が解消されると、CPU22に
対するインタラプト信号203の発行を停止する、つま
りインタラプト信号203をクリアする。
【0056】CPU22はインタラプト信号203がク
リアされると、環境仕様違反が解消されたものと判断
し、一定の条件のもとで以下に述べるように磁気ディス
ク装置10を通常の稼働状態に復帰させる。
リアされると、環境仕様違反が解消されたものと判断
し、一定の条件のもとで以下に述べるように磁気ディス
ク装置10を通常の稼働状態に復帰させる。
【0057】まずCPU22は、一定時間を計測するタ
イマ(図示せず)を起動する(ステップS11)。次に
CPU22は、インタラプト信号203がクリアされた
ままであるか否かをチェックし(ステップS12)、ク
リアされている状態が、タイマのタイムオーバまで継続
したならば(ステップS13)、VCMドライバ16を
制御してスピンドルモータ13を起動すると共に、SP
M/VCMドライバ16を制御して記録媒体11の非デ
ータゾーン112上にあるヘッド12をデータゾーン1
11に移動させる(ステップS14,S15)。次にC
PU22は、HDC23内のエラーレジスタ232をク
リアすると共に、ステータスレジスタ231中のΒUS
Yビットをクリアして、即ちロック状態を解除して、磁
気ディスク装置10がホスト装置30からのコマンドを
受け付けることが可能なレディ状態に戻す(ステップS
16)。
イマ(図示せず)を起動する(ステップS11)。次に
CPU22は、インタラプト信号203がクリアされた
ままであるか否かをチェックし(ステップS12)、ク
リアされている状態が、タイマのタイムオーバまで継続
したならば(ステップS13)、VCMドライバ16を
制御してスピンドルモータ13を起動すると共に、SP
M/VCMドライバ16を制御して記録媒体11の非デ
ータゾーン112上にあるヘッド12をデータゾーン1
11に移動させる(ステップS14,S15)。次にC
PU22は、HDC23内のエラーレジスタ232をク
リアすると共に、ステータスレジスタ231中のΒUS
Yビットをクリアして、即ちロック状態を解除して、磁
気ディスク装置10がホスト装置30からのコマンドを
受け付けることが可能なレディ状態に戻す(ステップS
16)。
【0058】なお、以上に述べた実施形態では、環境仕
様違反検出時に、磁気ディスク装置10をロック状態に
設定し、ヘッド12を記録媒体11上のデータゾーン1
11から非データゾーン112に移動した後に、スピン
ドルモータ13を停止させて磁気ディスク装置10をシ
ャットダウン状態に設定する場合について説明したが、
これに限るものではない。例えば,磁気ディスク装置1
0をロック状態に設定する動作、ヘッド12を記録媒体
11上のデータゾーン111から非データゾーン112
に移動する動作,磁気ディスク装置10をシャットダウ
ン状態に設定する動作の少なくとも1つを行うものであ
っても構わない。
様違反検出時に、磁気ディスク装置10をロック状態に
設定し、ヘッド12を記録媒体11上のデータゾーン1
11から非データゾーン112に移動した後に、スピン
ドルモータ13を停止させて磁気ディスク装置10をシ
ャットダウン状態に設定する場合について説明したが、
これに限るものではない。例えば,磁気ディスク装置1
0をロック状態に設定する動作、ヘッド12を記録媒体
11上のデータゾーン111から非データゾーン112
に移動する動作,磁気ディスク装置10をシャットダウ
ン状態に設定する動作の少なくとも1つを行うものであ
っても構わない。
【0059】また、以上に述べた実施形態では磁気ディ
スク装置について説明したが、本発明はヘッドにより記
録媒体に対するデータの記録再生が行われるディスク装
置であれば、光磁気ディスク装置、フロッピーディスク
装置などのディスク装置にも適用可能である。
スク装置について説明したが、本発明はヘッドにより記
録媒体に対するデータの記録再生が行われるディスク装
置であれば、光磁気ディスク装置、フロッピーディスク
装置などのディスク装置にも適用可能である。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、デ
ィスク装置の環境仕様の各項目についての環境状態を監
視して、環境仕様に違反するような外乱が加えられた場
合に、装置全体を自動停止するようにしたので、データ
の信頼性を保ち、且つ装置の故障を防ぐことができる。
ィスク装置の環境仕様の各項目についての環境状態を監
視して、環境仕様に違反するような外乱が加えられた場
合に、装置全体を自動停止するようにしたので、データ
の信頼性を保ち、且つ装置の故障を防ぐことができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置を
備えたコンピュータシステムの構成を、当該磁気ディス
ク装置の内部構成を中心に示すブロック図。
備えたコンピュータシステムの構成を、当該磁気ディス
ク装置の内部構成を中心に示すブロック図。
【図2】同実施形態において、ゲートアレイ20からC
PU22にインタラプト信号203が与えられた場合の
当該CPU22の動作(環境仕様違反時処理)を説明す
るためのフローチャート。
PU22にインタラプト信号203が与えられた場合の
当該CPU22の動作(環境仕様違反時処理)を説明す
るためのフローチャート。
【図3】同実施形態において、ゲートアレイ20からC
PU22に与えられていたインタラプト信号203がク
リアされた場合の当該CPU22の動作を説明するため
のフローチャート。
PU22に与えられていたインタラプト信号203がク
リアされた場合の当該CPU22の動作を説明するため
のフローチャート。
11…記録媒体 10…磁気ディスク装置 12…ヘッド 13…スピンドルモータ(SPM) 15…ボイスコイルモータ(VCM) 16…SPM/VCMドライバ 18…センサ群(センサ手段) 20…ゲートアレイ 22…CPU(制御手段) 23…HDC(環境仕様違反報知手段、警告ステータス
通知手段) 25…LED(発光素子、環境仕様違反報知手段) 30…ホスト装置(環境仕様違反報知手段) 201…環境仕様違反検出回路 202,231…ステータスレジスタ 204…インタラプト回路 211…ステータステーブル 232…エラーレジスタ 233…インタラプトリクエストレジスタ
通知手段) 25…LED(発光素子、環境仕様違反報知手段) 30…ホスト装置(環境仕様違反報知手段) 201…環境仕様違反検出回路 202,231…ステータスレジスタ 204…インタラプト回路 211…ステータステーブル 232…エラーレジスタ 233…インタラプトリクエストレジスタ
Claims (16)
- 【請求項1】 ヘッドにより記録媒体に対するデータの
記録再生が行われるディスク装置において、 前記ディスク装置の環境仕様の予め定められた各項目に
ついての環境状態を検知するためのセンサ手段と、 前記センサ手段により前記環境仕様の少なくとも1つの
項目について環境仕様に違反する異常値が検知された場
合に、前記記録媒体を高速回転するモータを強制停止さ
せて前記ディスク装置をシャットダウン状態にする制御
手段とを具備することを特徴とするディスク装置。 - 【請求項2】 ヘッドにより記録媒体に対するデータの
記録再生が行われるディスク装置において、 前記ディスク装置の環境仕様の予め定められた各項目に
ついての環境状態を検知するためのセンサ手段と、 前記センサ手段により前記環境仕様の少なくとも1つの
項目について環境仕様に違反する異常値が検知された場
合に、前記ディスク装置をホスト装置からのコマンドを
受け付けないロック状態にする制御手段とを具備するこ
とを特徴とするディスク装置。 - 【請求項3】 ヘッドにより記録媒体に対するデータの
記録再生が行われるディスク装置において、 前記ディスク装置の環境仕様の予め定められた各項目に
ついての環境状態を検知するためのセンサ手段と、 前記センサ手段により前記環境仕様の少なくとも1つの
項目について環境仕様に違反する異常値が検知された場
合に、前記ディスク装置をホスト装置からのコマンドを
受け付けないロック状態にすると共に、前記記録媒体を
高速回転するモータを強制停止させて前記ディスク装置
をシャットダウン状態にする制御手段とを具備すること
を特徴とするディスク装置。 - 【請求項4】 ヘッドにより記録媒体に対するデータの
記録再生が行われるディスク装置において、 前記ディスク装置の環境仕様の予め定められた各項目に
ついての環境状態を検知するためのセンサ手段と、 前記ディスク装置の稼働中に前記センサ手段により前記
環境仕様の少なくとも1つの項目について環境仕様に違
反する異常値が検知された場合に、前記ヘッドを前記記
録媒体上のデータゾーンから非データゾーンに移動させ
る制御手段とを具備することを特徴とするディスク装
置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記ディスク装置の稼
働中に前記センサ手段により前記環境仕様の少なくとも
1つの項目について環境仕様に違反する異常値が検知さ
れた場合に、前記ヘッドを前記記録媒体上のデータゾー
ンから非データゾーンに移動させた後に前記モータを停
止させることを特徴とする請求項1、請求項3、または
請求項4記載のディスク装置。 - 【請求項6】 ヘッドにより記録媒体に対するデータの
記録再生が行われるディスク装置において、 前記ディスク装置の環境仕様の予め定められた各項目に
ついての環境状態を検知するためのセンサ手段と、 前記記録媒体の回転停止状態において前記センサ手段に
より前記環境仕様の少なくとも1つの項目について環境
仕様に違反する異常値が検知されている場合に、前記記
録媒体の回転を抑止する制御手段とを具備することを特
徴とするディスク装置。 - 【請求項7】 ヘッドにより記録媒体に対するデータの
記録再生が行われるディスク装置において、 前記ディスク装置の環境仕様の予め定められた各項目に
ついての環境状態を検知するためのセンサ手段と、 前記ディスク装置の電源投入時において前記センサ手段
により前記環境仕様の少なくとも1つの項目について環
境仕様に違反する異常値が検知されている場合に、前記
記録媒体の回転を抑止する制御手段とを具備することを
特徴とするディスク装置。 - 【請求項8】 前記制御手段は、前記記録媒体の回転を
抑止している期間に、前記センサ手段により前記環境仕
様の予め定められた全ての項目について環境仕様に違反
する異常値が検知されない状態が一定時間継続した場合
に、前記回転抑止状態を解除することを特徴とする請求
項6または請求項7記載のディスク装置。 - 【請求項9】 前記制御手段は、前記ヘッドが前記記録
媒体上のデータゾーンから非データゾーンに移動されて
いる期間に、前記センサ手段により前記環境仕様の予め
定められた全ての項目について環境仕様に違反する異常
値が検知されない状態が一定時間継続した場合に、前記
ヘッドを前記記録媒体上の非データゾーンからデータゾ
ーンに移動させることを特徴とする請求項4記載のディ
スク装置。 - 【請求項10】 前記制御手段は、前記ディスク装置が
シャットダウン状態にある期間に、前記センサ手段によ
り前記環境仕様の予め定められた全ての項目について環
境仕様に違反する異常値が検知されない状態が一定時間
継続した場合に、前記シャットダウン状態を解除するこ
とを特徴とする請求項1または請求項3記載のディスク
装置。 - 【請求項11】 前記制御手段は、前記ディスク装置が
ロック状態にある期間に、前記センサ手段により前記環
境仕様の予め定められた全ての項目について環境仕様に
違反する異常値が検知されない状態が一定時間継続した
場合に、前記ロック状態を解除することを特徴とする請
求項2または請求項3記載のディスク装置。 - 【請求項12】 前記センサ手段により前記環境仕様の
少なくとも1つの項目について環境仕様に違反する異常
値が検知された場合に、少なくとも環境仕様違反が検知
されたことをユーザに報知するための環境仕様違反報知
手段を更に具備することを特徴とする請求項1乃至請求
項4のいずれかに記載のディスク装置。 - 【請求項13】 前記センサ手段により前記環境仕様の
少なくとも1つの項目について環境仕様に違反する異常
値が検知された場合に、少なくとも環境仕様違反が検知
されたことを示す警告ステータスをホスト装置に通知す
る警告ステータス通知手段を更に具備することを特徴と
する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のディスク
装置。 - 【請求項14】 ヘッドにより記録媒体に対するデータ
の記録再生が行われるディスク装置と、前記ディスク装
置をアクセスするホスト装置とを備えたコンピュータシ
ステムにおいて、 前記ディスク装置は、 前記ディスク装置の環境仕様の予め定められた各項目に
ついての環境状態を検知するためのセンサ手段と、 前記センサ手段により前記環境仕様の少なくとも1つの
項目について環境仕様に違反する異常値が検知された場
合に、前記ディスク装置をホスト装置からのコマンドを
受け付けないロック状態にすると共に、前記記録媒体を
高速回転するモータを強制停止させて前記ディスク装置
をシャットダウン状態にする制御手段と、 前記センサ手段により前記環境仕様の少なくとも1つの
項目について環境仕様に違反する異常値が検知された場
合に、少なくとも環境仕様違反が検知されたことを示す
警告ステータスを前記ホスト装置に通知する警告ステー
タス通知手段とを具備し、 前記ホスト装置は、 前記ディスク装置の警告ステータス通知手段から前記警
告ステータスが通知された場合に、当該ステータスに従
って環境仕様違反を表示または音声にてユーザに報知す
る環境仕様違反報知手段を具備することを特徴とするコ
ンピュータシステム。 - 【請求項15】 ヘッドにより記録媒体に対するデータ
の記録再生が行われるディスク装置に適用される環境仕
様違反時処理方法であって、 前記ディスク装置の環境仕様の予め定められた各項目に
ついての環境状態を検知し、 前記環境仕様の少なくとも1つの項目について環境仕様
に違反する異常値が検知された場合に、前記記録媒体を
高速回転するモータを強制停止させてシャットダウン状
態にするようにしたことを特徴とする環境仕様違反時処
理方法。 - 【請求項16】 ヘッドにより記録媒体に対するデータ
の記録再生が行われるディスク装置に適用される環境仕
様違反時処理方法であって、 前記ディスク装置の環境仕様の予め定められた各項目に
ついての環境状態を検知し、 前記環境仕様の少なくとも1つの項目について環境仕様
に違反する異常値が検知された場合に、前記ディスク装
置をホスト装置からのコマンドを受け付けないロック状
態にすると共に、前記記録媒体を高速回転するモータを
強制停止させて前記ディスク装置をシャットダウン状態
にするようにしたことを特徴とする環境仕様違反時処理
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1577998A JPH11213525A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | ディスク装置及び同装置に適用される環境仕様違反時処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1577998A JPH11213525A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | ディスク装置及び同装置に適用される環境仕様違反時処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11213525A true JPH11213525A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11898310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1577998A Pending JPH11213525A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | ディスク装置及び同装置に適用される環境仕様違反時処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11213525A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG101473A1 (en) * | 2000-09-21 | 2004-01-30 | Toshiba Kk | Disk drive |
US6738217B2 (en) * | 2001-12-25 | 2004-05-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method and apparatus for controlling access to disk upon detection of condensation |
JP2007235645A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Casio Comput Co Ltd | デジタルカメラ、および、プログラム |
JP2008041231A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-21 | Toshiba Corp | 携帯端末 |
WO2009087768A1 (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-16 | Pioneer Corporation | ナビゲーション装置、動作制御装置、動作制御方法及び動作制御プログラム |
-
1998
- 1998-01-28 JP JP1577998A patent/JPH11213525A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG101473A1 (en) * | 2000-09-21 | 2004-01-30 | Toshiba Kk | Disk drive |
US6738217B2 (en) * | 2001-12-25 | 2004-05-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method and apparatus for controlling access to disk upon detection of condensation |
JP2007235645A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Casio Comput Co Ltd | デジタルカメラ、および、プログラム |
JP2008041231A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-21 | Toshiba Corp | 携帯端末 |
WO2009087768A1 (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-16 | Pioneer Corporation | ナビゲーション装置、動作制御装置、動作制御方法及び動作制御プログラム |
US8107184B2 (en) | 2008-01-10 | 2012-01-31 | Pioneer Corporation | Operation control apparatus, operation control method, operation control program controlling operation of magnetic disc device |
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