JPH09245419A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH09245419A
JPH09245419A JP4893596A JP4893596A JPH09245419A JP H09245419 A JPH09245419 A JP H09245419A JP 4893596 A JP4893596 A JP 4893596A JP 4893596 A JP4893596 A JP 4893596A JP H09245419 A JPH09245419 A JP H09245419A
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JP
Japan
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temperature
disk
motor
temperature range
writing
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JP4893596A
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Takao Aoki
隆雄 青木
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の磁気ディスク装置においては、装置の
安定動作を保証する温度範囲を越える高温環境下におい
て装置内のメカ的な歪みや各種回路素子の動作特性の変
化等によって磁気ヘッドの位置決め精度が劣化し、ディ
スクへのデータの書き込み異常が発生するという課題が
あった。 【解決手段】 本発明の磁気ディスク装置は、装置内の
温度を温度センサ13により監視し、この装置内の温度
が装置の安定動作を保証する温度範囲内にない場合はデ
ィスク1へのデータ書き込み動作を禁止する共に、SP
M2やVCM4等の発熱源の動作を停止することで装置
内の総発熱量を抑制し、以て装置内の温度を一時的に低
下させ、この一時的な温度低下期間にディスクへの書き
込み動作を行うことを可能としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクド
ライブなどの磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスクドライブ(以下、HDD
と呼ぶ。)において、ディスク上には磁気ヘッドをトラ
ックの中央に位置決めするためのサーボ情報が記録され
ている。HDDは、ディスクより読み出したサーボ情報
から磁気ヘッドのトラック中央に対する位置ずれ量を表
す誤差を求め、この誤差が減少する方向に磁気ヘッドを
移動させる動作を繰り返すことによって磁気ヘッドの位
置決めを行う。
【0003】ところで、HDDにおいては、安定動作を
保証する温度範囲が機種毎に仕様上定められている。例
えば、5℃〜55℃程度を安定動作を保証する温度範囲
としているものが多い。このHDDの安定動作を保証す
る温度範囲外の環境下、特にこの温度範囲を越える高温
環境下においては、HDD内のメカ的な歪みや各回路素
子の動作特性の変化等によって様々な動作障害を起こす
危険がある。
【0004】なかでも前述した磁気ヘッドの位置決め精
度の劣化は、ディスクへのデータの書き込み時に磁気ヘ
ッドのトラック中央からの大きな位置ずれを発生させ、
ディスクへのデータ書き込み異常を生じさせるという深
刻な問題をもたらす。
【0005】HDD内は、ヘッド位置決め機構を駆動す
るボイスコイルモータ(以下、VCMと呼ぶ。)、ディ
スクを回転駆動するスピンドルモータ(以下、SPMと
呼ぶ。)、これらのドライブ回路、磁気ヘッド用のパワ
ーIC等の多くの発熱源を有しており、これらの発熱源
によってHDD内の温度が安定動作を保証する温度範囲
を越えてしまうことは決して珍しいことではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、磁気ディ
スク装置においては、装置の安定動作を保証する温度範
囲を越える高温環境下において装置内のメカ的な歪みや
各種回路素子の動作特性の変化等によって磁気ヘッドの
位置決め精度が劣化し、ディスクへのデータの書き込み
異常が発生するという問題があった。
【0007】本発明はこのような課題を解決するための
もので、高温環境下でのディスクへのデータ書き込み異
常の発生を回避して、信頼性の向上を図ることのできる
磁気ディスク装置の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の磁気ディスク装置は、請求項1に記載
されるように、装置内の温度を検出する温度検出手段
と、この温度検出手段により検出された温度が、ディス
クへの書き込み動作を保証する所定の温度範囲内にある
か否かを判定する判定手段と、この判定手段により温度
検出手段によって検出された温度が所定の温度範囲内に
ないことが判定された場合、ディスクへの書き込み動作
を禁止する制御手段とを具備して構成されたものであ
る。
【0009】すなわち、本発明は、装置内の温度がディ
スクへの書き込み動作を保証する所定の温度範囲内にな
い場合はディスクへの書き込み動作を禁止することで、
高温環境下でのデータ書き込み異常の発生を防止するこ
とができる。
【0010】また、本発明の磁気ディスク装置は、請求
項2に記載されるように、ディスクを駆動するモータ
と、装置内の温度を検出する温度検出手段と、この温度
検出手段により検出された温度が、ディスクへの書き込
み動作を保証する所定の温度範囲内にあるか否かを判定
する判定手段と、この判定手段により温度検出手段によ
って検出された温度が所定の温度範囲内にないことが判
定された場合、ディスクへの書き込み動作を禁止すると
共にモータを停止する制御手段とを具備してなるもので
ある。
【0011】この発明においては、装置内の温度がディ
スクへの書き込み動作を保証する所定の温度範囲内にな
い場合はディスクへの書き込み動作を禁止するだけでな
く、装置内の大きな発熱源であるディスク駆動モータを
停止することで装置内の温度を一時的に低下させる。し
たがって、この一時的な温度低下期間にディスクへの書
き込み動作を行うことが可能となる。
【0012】さらに、本発明の磁気ディスク装置は、請
求項3に記載されるように、ディスクを駆動する第1の
モータと、ディスクに対して信号の書き込み及び読み出
しを行う磁気ヘッドと、磁気ヘッドを前記ディスク面上
で移動させるための第2のモータと、装置内の温度を検
出する温度検出手段と、この温度検出手段により検出さ
れた温度が、ディスクへの書き込み動作を保証する所定
の温度範囲内にあるか否かを判定する判定手段と、この
判定手段により温度検出手段によって検出された温度が
所定の温度範囲内にないことが判定された場合、ディス
クへの書き込み動作を禁止すると共に、第1のモータ及
び第2のモータを停止する制御手段とを具備して構成さ
れたものである。
【0013】この発明においては、装置内の温度がディ
スクへの書き込み動作を保証する所定の温度範囲内にな
い場合はディスクへの書き込み動作を禁止するだけでな
く、装置内の大きな発熱源であるモータ類(第1のモー
タと第2のモータ)を停止することで装置内の温度を一
時的に低下させる。したがって、この一時的な温度低下
期間にディスクへの書き込み動作を行うことが可能とな
る。
【0014】さらに、本発明の磁気ディスク装置は、請
求項4に記載されるように、ディスクを駆動する第1の
モータと、ディスクに対して信号の書き込み及び読み出
しを行う磁気ヘッドと、磁気ヘッドを駆動するヘッド駆
動回路と、磁気ヘッドをディスク面上で移動させるため
の第2のモータと、第1のモータ及び第2のモータに駆
動電力を供給するモータ駆動回路と、装置内の温度を検
出する温度検出手段と、この温度検出手段により検出さ
れた温度がディスクへの書き込み動作を保証する所定の
温度範囲内にあるか否かを判定する判定手段と、この判
定手段により温度検出手段によって検出された温度が所
定の温度範囲内にないことが判定された場合、ディスク
への書き込み動作を禁止すると共に、ヘッド駆動回路、
第1のモータ、第2のモータ、モータ駆動回路のうち少
なくとも1つへの電力供給を停止する制御手段とを具備
して構成されたものである。
【0015】すなわち、本発明においては、装置内の最
も大きな発熱源であるモータ類(第1のモータ及び第2
のモータ)とこれらモータ類に続く大きな発熱源である
ヘッド駆動回路及びモータ駆動回路のうちの少なくとも
1つへの電力供給を停止することで装置内の温度を一時
的に低下させる。したがって、この一時的な温度低下期
間にディスクへの書き込み動作を行うことが可能とな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の磁気ディスク装置
を実施する場合の形態について図面を参照しつつ説明す
る。
【0017】図1は本実施形態であるHDDの全体的な
構成を示すブロック図である。
【0018】同図において、1は磁気ディスク(以下、
単にディスクと呼ぶ。)、2はディスク1を駆動するS
PM、3は磁気ヘッド、4は磁気ヘッド3をディスク1
上の目的の位置に移動させるためのヘッド位置決め機構
を駆動するVCM、5はSPM2及びVCM4に駆動電
流を供給するモータドライバである。
【0019】ディスク1へのデータの書き込み時、ホス
トシステム6からハードディスクコントローラ(以下、
HDCと呼ぶ。)7に転送されたデータは、一旦、バッ
ファRAM8に格納され、HDC7はバッファRAM8
に格納されているデータに対し、ゲートアレイ9より与
えられる制御用の各信号に従って倍密度化のためのMF
M変調等の符号化を行う。符号化データはリード/ライ
トIC10によりディスク書き込み用の信号に変換さ
れ、ヘッドIC11により増幅後、磁気ヘッド3を通じ
てディスク1に書き込まれる。
【0020】また、ディスク1からのデータの読み出し
時、磁気ヘッド3によってディスク1から読み出された
アナログ状の信号はヘッドIC11によって増幅された
後、リード/ライトIC10にてピーク検出及びパルス
整形され、読出しデータパルス列となって出力される。
HDC7は、その読出しデータパルス列から、ゲートア
レイ9より与えられる制御用の各信号に従ってホストシ
ステム6に転送すべきデータを生成する。このデータは
一旦、バッファRAM8に格納された後、ホストシステ
ム6に転送される。
【0021】ゲートアレイ9には温度センサモニタ12
を通じて温度センサ13が接続されている。なお、温度
センサ13はHDDの内部温度を検出できればどこに設
けても構わない。温度センサモニタ12は、温度センサ
13の検出温度が、設定温度範囲つまりHDDの安定動
作を保証する温度範囲(例えば5℃から55℃)内にあ
るかどうかを一定の時間周期で監視し、その監視結果を
示す信号をゲートアレイ9に出力する。
【0022】ゲートアレイ9にはCPU14によって読
み出し及び書き込みが可能なレジスタが存在している。
そして、このレジスタの中には温度センサモニタ12の
出力信号つまり温度センサ13の検出温度が上記設定温
度範囲内にあるかどうかを示すビットが含まれている。
CPU14はこのビットを適時読み込み、その内容に応
じて動作を分岐する。ROM15にはCPU14の制御
用のプログラムや各種データが格納されている。
【0023】次に、このHDDの動作を説明する。
【0024】このHDDの第1の特徴は、HDD内の温
度を監視し、このHDD内の温度がHDDの安定動作を
保証する温度範囲内にない(保証温度範囲の上限を越え
る)場合はディスク1へのデータ書き込み動作を禁止す
るように制御する点にある。以下、この制御を温度によ
る書き込み制御と呼ぶ。また、このHDDの第2の特徴
は、高温環境下においてデータ書き込み動作を禁止した
際、SPM2やVCM4等の発熱源の動作を停止(電力
供給を停止)することでHDD内の総発熱量を抑制し、
以てHDD内温度を低下させるようにした点にある。以
下、この機能を温度によるモータ制御機能と呼ぶ。
【0025】以下、その動作の詳細を図2のフローチャ
ートにそって説明する。
【0026】HDDに電源が投入されると、CPU14
はプログラムの実行を開始し、装置の初期化を行った後
(ステップ201)、ホストシステム6からのコマンド
待ちのループに入る(ステップ202)。
【0027】ホストシステム6からのコマンドを受け取
ったCPU14は、温度による書き込み制御のユーザ設
定情報を取得する。すなわち、このHDDにおいては、
温度による書き込み制御を実行するか否かをユーザが任
意に選択することが可能とされ、その設定情報はHDD
内の不揮発性RAM16に記憶されている。かくしてC
PU14は、ホストシステム6からのコマンドを受け取
ると、不揮発性RAM16内の設定情報を読み出して温
度による書き込み制御が有効かどうかを判断する(ステ
ップ203)。
【0028】温度による書き込み制御が無効であれば、
CPU14はコマンドに対応するファンクションを実行
し(ステップ209)、ファンクション実行後、再びホ
ストシステム6からのコマンド待ちのループに入る。
【0029】また、温度による書き込み制御が有効であ
れば、CPU14は受け取ったコマンドがディスクへの
データ書き込みを伴うものであるかどうかを判断する
(ステップ204)。コマンドがディスクへのデータ書
き込みを伴わない場合、CPU14は、SPM2及びV
CM4が作動しているか否かを調べ(ステップ20
7)、作動していなければ、SPM2及びVCM4を始
動し(ステップ208)、コマンドに対応するファンク
ションを実行し(ステップ209)、ファンクション実
行後、再びホストシステム6からのコマンド待ちのルー
プに入る。
【0030】また、コマンドがディスクへのデータ書き
込みを伴う場合、CPU14は、ゲートアレイ9内のレ
ジスタから温度センサ13の検出温度が設定温度範囲
(HDDの安定動作を保証する温度範囲)内にあるかど
うかを示すビットを読み(ステップ205)、検出温度
が設定温度範囲内にあるかどうかを調べる(ステップ2
06)。検出温度が設定温度範囲内にあれば、CPU1
4は前記同様に、SPM2及びVCM4が作動している
か否かを調べ(ステップ207)、作動していなけれ
ば、SPM2及びVCM4を始動し(ステップ20
8)、コマンドに対応するファンクションを実行し(ス
テップ209)、ファンクション実行後、再びホストシ
ステム6からのコマンド待ちのループに入る。
【0031】また、検出温度が設定温度範囲内にない場
合は、磁気ヘッド3の位置決め精度が劣化して磁気ヘッ
ド3が書き込み時にトラックずれを起す心配があるか
ら、CPU14はコマンドに対応するファンクションを
実行せずに、コマンドが異常終了したことをホストシス
テム6に通知する(ステップ210)。
【0032】次に、CPU14は、温度によるモータ制
御機能のユーザ設定情報を取得する。すなわち、このH
DDにおいては、コマンドが異常終了した際にSPM2
及びVCM4を停止させてHDD内の発熱を抑制する機
能を実行するか否かをユーザが任意に選択することが可
能とされ、その設定情報はHDD内の不揮発性RAMに
記憶されている。CPU14は不揮発性RAMの設定情
報を読み出して温度によるモータ制御機能が有効かどう
かを判断する(ステップ211)。モータ制御機能が無
効であるならば、CPU14はホストシステム6からの
次のコマンド待ちのループに入る。
【0033】また、モータ制御機能が有効であるなら
ば、CPU14はSPM2及びVCM4を停止させ(ス
テップ212)、ホストシステム6からの次のコマンド
待ちのループに入る。
【0034】したがって、ホストシステム6からの次の
コマンドが発生までの間、SPM2及びVCM4が停止
状態にあることからHDD内の温度は徐々に低下する。
【0035】ホストシステム6は、コマンドが異常終了
したことを知っているので、時間を置いて再度同じコマ
ンドを発行する。かくして、HDDのCPU14は、新
たにコマンドを受け取る度に同じ制御手順を繰り返し、
ステップ206にて温度センサ13の検出温度が設定温
度範囲内にあることが判定されたところで、それまで停
止させていたSPM2及びVCM4を始動し(ステップ
208)、そのコマンドに対応するファンクションを実
行する(ステップ209)。
【0036】コマンドの発行を何回か繰り返してもファ
ンクションが実行されなければ、温度による書き込み制
御のユーザ設定情報を温度による書き込み制御を実行し
ない内容に変更することで、書き込み処理を諦めること
だけは避けられる。
【0037】かくして、このHDDによれば、高温環境
下での磁気ヘッドの位置決め精度の劣化によるディスク
へのデータ書き込み異常の発生を最小限に抑えることが
できる。
【0038】また、HDD内の温度が設定温度範囲外に
ある場合はSPM2やVCM4等の発熱源の動作を一時
的に停止させてHDD内の温度を一時的に低下させるよ
うにしたので、ディスクへの書き込みが長時間不能にな
ることを回避することができる。
【0039】なお、以上の例では、HDD内の最も大き
な発熱源であるSPM2とVCM4を一時的に停止させ
てHDD内の温度低下を図るように構成したが、モータ
ドライバ5やヘッドIC11等もHDD内のモータ類に
続く無視できない発熱源として考えられる。したがっ
て、これらのモータドライバ5やヘッドIC11もSP
M2やVCM4と共に電源の供給を停止すれば、HDD
内の温度をさらに効率的に低下させることができる。
【0040】また、SPM2はVCM4に比べて発熱量
が高いことから、高温環境下においてデータ書き込み動
作を禁止した際、SPM2のみを停止させるように構成
してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の磁気ディス
ク装置によれば、装置内の温度がディスクへの書き込み
動作を保証する所定の温度範囲内にない場合にディスク
への書き込み動作を禁止することで、高温環境下でのデ
ータ書き込み異常の発生を防止することができる。
【0042】また、本発明によれば、装置内の温度がデ
ィスクへの書き込み動作を保証する所定の温度範囲内に
ない場合にディスクへの書き込み動作を禁止すると共
に、装置内の大きな発熱源であるディスク駆動モータを
停止することで、装置内の温度を一時的に低下させ、こ
の一時的な温度低下期間にディスクへの書き込み動作を
行うことが可能となる。
【0043】さらに、本発明によれば、装置内の温度が
ディスクへの書き込み動作を保証する所定の温度範囲内
にない場合はディスクへの書き込み動作を禁止するだけ
でなく、装置内の大きな発熱源であるモータ類(第1の
モータと第2のモータ)を停止することで、装置内の温
度を一時的に低下させ、この一時的な温度低下期間にデ
ィスクへの書き込み動作を行うことが可能となる。
【0044】さらに、本発明によれば、装置内の温度が
ディスクへの書き込み動作を保証する所定の温度範囲内
にない場合はディスクへの書き込み動作を禁止するだけ
でなく、ヘッド駆動回路、第1のモータ、第2のモー
タ、モータ駆動回路のうち少なくとも1つへの電力供給
を停止することで、装置内の温度を一時的に低下させ、
この一時的な温度低下期間にディスクへの書き込み動作
を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるHDDの全体的な構成
を示すブロック図
【図2】図1のHDDにおける温度による書き込み制御
及びモータ制御の手順を示すフローチャート
【符号の説明】
1………磁気ディスク 2………スピンドルモータ(SPM) 3………磁気ヘッド 4………ボイスコイルモータ(VCM) 5………モータドライバ 6………ホストシステム 7………ハードディスクコントローラ(HDC) 8………バッファRAM 9………ゲートアレイ 10……リード/ライトIC 11……ヘッドIC 12……温度センサモニタ 13……温度センサ 14……CPU 15……ROM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置内の温度を検出する温度検出手段
    と、 この温度検出手段により検出された温度が、前記ディス
    クへの書き込み動作を保証する所定の温度範囲内にある
    か否かを判定する判定手段と、 この判定手段により前記温度検出手段によって検出され
    た温度が前記所定の温度範囲内にないことが判定された
    場合、前記ディスクへの書き込み動作を禁止する制御手
    段とを具備することを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 ディスクを駆動するモータと、 装置内の温度を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段により検出された温度が、前記ディス
    クへの書き込み動作を保証する所定の温度範囲内にある
    か否かを判定する判定手段と、 この判定手段により前記温度検出手段によって検出され
    た温度が前記所定の温度範囲内にないことが判定された
    場合、前記ディスクへの書き込み動作を禁止すると共に
    前記モータを停止する制御手段とを具備することを特徴
    とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 ディスクを駆動する第1のモータと、 前記ディスクに対して信号の書き込み及び読み出しを行
    う磁気ヘッドと、 前記磁気ヘッドを前記ディスク面上で移動させるための
    第2のモータと、 装置内の温度を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段により検出された温度が、前記ディス
    クへの書き込み動作を保証する所定の温度範囲内にある
    か否かを判定する判定手段と、 この判定手段により前記温度検出手段によって検出され
    た温度が前記所定の温度範囲内にないことが判定された
    場合、前記ディスクへの書き込み動作を禁止すると共
    に、前記第1のモータ及び前記第2のモータを停止する
    制御手段とを具備することを特徴とする磁気ディスク装
    置。
  4. 【請求項4】 ディスクを駆動する第1のモータと、 前記ディスクに対して信号の書き込み及び読み出しを行
    う磁気ヘッドと、 前記磁気ヘッドを駆動するヘッド駆動回路と、 前記磁気ヘッドを前記ディスク面上で移動させるための
    第2のモータと、 前記第1のモータ及び前記第2のモータに駆動電力を供
    給するモータ駆動回路と、 装置内の温度を検出する温度検出手段と、 この温度検出手段により検出された温度が、前記ディス
    クへの書き込み動作を保証する所定の温度範囲内にある
    か否かを判定する判定手段と、 この判定手段により前記温度検出手段によって検出され
    た温度が前記所定の温度範囲内にないことが判定された
    場合、前記ディスクへの書き込み動作を禁止すると共
    に、前記ヘッド駆動回路、前記第1のモータ、前記第2
    のモータ、前記モータ駆動回路のうち少なくとも1つへ
    の電力供給を停止する制御手段とを具備することを特徴
    とする磁気ディスク装置。
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