JP2001307251A - キャッシュポット用監視システム - Google Patents

キャッシュポット用監視システム

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JP2001307251A
JP2001307251A JP2000120335A JP2000120335A JP2001307251A JP 2001307251 A JP2001307251 A JP 2001307251A JP 2000120335 A JP2000120335 A JP 2000120335A JP 2000120335 A JP2000120335 A JP 2000120335A JP 2001307251 A JP2001307251 A JP 2001307251A
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cash pot
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Kazuto Sato
和人 佐藤
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Original Assignee
Fenwal Controls of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 犯罪の発生を未然に防止する。 【解決手段】 狭い空間に1台又は数台のATM装置1
8を備えたキャッシュポット2内での火災の発生を検知
する火災検知センサ10,11と、キャッシュポット2
内での犯罪の発生に伴う、ATM装置18の異常振動、
異常操作等の異常状態を検知する異常検知センサ16
と、上記火災に対して不燃ガス等の消火剤を噴出する消
火器14と、鳴動して火災の発生を知らせる警報器13
と、火災検知センサ10,11による火災の検知により
少なくとも消火器14を作動させると共に異常検知セン
サ16による異常状態の検知により少なくとも消火器1
4を作動させる副制御部9とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現金処理装置のみ
を1台又は数台備えたキャッシュポットにおける火災及
び犯罪の発生を防止するキャッシュポット用監視システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、上記キャッシュポットが急増して
いる。キャッシュポットは、狭い空間に銀行や消費者金
融会社のATM装置等の、現金の出し入れ(入金のみや
払出のみを含む)を行う現金処理装置(以下「ATM装
置」という)のみを1台又は数台備えるだけで、職員を
配属しない無人店舗である。このようなキャッシュポッ
トにおいては、通常、防火のために消火システムが設け
られている。さらに、防犯のために監視カメラが設けら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
なキャッシュポットにおいては、ATM装置を破壊する
等の犯罪が生じたときは、警備担当部署へ通報すると共
に、監視カメラで犯人を映像で記録するにとどまってい
た。キャッシュポット内においては、監視カメラによっ
て犯人を映像で記録するだけで、即座に防犯のための行
動を起こすことはできず、犯罪の発生を事前に抑えるこ
とはほとんど不可能であった。
【0004】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
もので、キャッシュポットでの火災の発生を防止すると
共に、犯罪の発生を有効に抑えることができるキャッシ
ュポット用監視システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に第1の発明に係るキャッシュポット用監視システム
は、狭い空間に1台又は数台の、現金の受け入れ及び又
は現金の排出を行う現金処理装置を備えたキャッシュポ
ットにおいて、上記キャッシュポット内での火災の発生
を検知する火災検知手段と、上記キャッシュポット内に
少なくとも消火剤の噴出を行う消火手段と、上記火災検
知手段による火災の検知により上記消火手段を作動させ
ると共に、防犯信号の到来により上記消火手段を作動さ
せる制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】この構成により、キャッシュポット内で火
災が発生した場合は、それを火災検知手段が検知して制
御手段が消火手段を作動させ、自動的に消火作業が行わ
れる。
【0007】また、キャッシュポット内で異常な行動を
とる者を監視員が発見した場合等に防犯信号が出力され
ると、その防犯信号を受けた制御手段が消火手段を作動
させて、異常な行動をとる者を威嚇する。これにより、
犯罪の発生を未然に防止する。
【0008】第2の発明に係るキャッシュポット用監視
システムは、第1の発明に係るキャッシュポット用監視
システムにおいて、上記防犯信号が、異常検知手段によ
って出力されることを特徴とする。
【0009】この構成により、異常検知手段が、現金処
理装置の異常振動等を、犯罪の発生に伴う異常状態とし
て検知して防犯信号を出力する。この防犯信号を受けた
制御手段が消火手段を作動させて、異常な行動をとる者
を威嚇する。
【0010】キャッシュポット内での犯罪としては、現
金処理装置を破壊して内部の現金を強奪したり、不正な
操作によって現金処理装置内の現金を違法に引き出した
りするのが一般的である。現金処理装置を破壊する場
合、現金処理装置から異常な振動が発生したり、異常音
が発生したりする。また、装置がこじ開けられることで
装置内に侵入する光や、ペンライトの光等の異常な光が
装置内に侵入する場合もある。この異常振動、異常音、
異常光等を異常状態として異常検知手段で検知して防犯
信号を出力する。また、異なる暗証番号を何度も入力す
る等の異常操作や異常停止の場合も同様に、それらを異
常検知手段で検知して防犯信号を出力する。
【0011】第3の発明に係るキャッシュポット用監視
システムは、第1又は第2の発明に係るキャッシュポッ
ト用監視システムにおいて、監視カメラと、この監視カ
メラの撮像信号を外部に送出すると共に外部から到来し
た防犯信号を受信して制御手段に与える通信手段とを備
えたことを特徴とする。
【0012】この構成により、監視カメラからの撮像信
号を外部で受けて監視員がキャッシュポット内を監視す
る。監視員がキャッシュポット内で異常な行動をとる者
を発見したときは、通信手段を介して防犯信号をキャッ
シュポットの制御手段に与える。この防犯信号を受けた
制御手段は消火手段を作動させて、異常な行動をとる者
を威嚇する。
【0013】第4の発明に係るキャッシュポット用監視
システムは、第1ないし第3の発明のいずれかに係るキ
ャッシュポット用監視システムにおいて、衣服等に付着
したときに除去し難いマーカー剤を噴出させるマーカー
剤噴出手段をさらに備え、上記制御手段は防犯信号の到
来時に所定条件下でマーカー剤を噴出させることを特徴
とする。
【0014】この構成により、監視員等からの防犯信号
の到来と共に所定条件が揃ったところで、制御手段がマ
ーカー剤噴出手段を作動させてマーカー剤を噴出させ
る。上記所定条件は、異常な行動をとる者のその異常の
程度が設定値を越えた場合をいう。例えば、客観的に分
かる程度に現金処理装置を破壊した場合や、現金処理装
置に対する不正な操作により現金を奪った場合等をい
う。現金処理装置の破壊の場合は、まず防犯信号として
異常音を検知する。この異常音を検知した状態で現金処
理装置内に備えた光センサが異常光を検知した場合は、
現金処理装置が破壊されたと判断して、マーカー剤噴出
手段を作動させる。異常音で判断する場合は、所定時間
異常音が検出され続けた場合に異常状態と判断してマー
カー剤噴出手段を作動させる。不正な操作により現金を
奪う場合は、現金処理装置に対する不正な操作が行われ
た状態で実際に現金を奪った場合に、マーカー剤噴出手
段を作動させる。
【0015】このようにして、マーカー剤を噴出させ
て、異常行動者の衣服等に付着させることで、犯罪意欲
を削いだり、その後の事件解決に寄与することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。図1は本実施形態に係るキャッ
シュポット用監視システムのキャッシュポットの内部構
造を示す概略斜視図、図2は本実施形態に係るキャッシ
ュポット用監視システム全体の機能を示すブロック図、
図3は本実施形態に係るキャッシュポット用監視システ
ムの副制御部での機能を示すフローチャートである。
【0017】本実施形態に係るキャッシュポット用監視
システム1は、図1及び図2に示すように、多数地点に
設置されたキャッシュポット2を集中管理室3で集中的
に管理して、各キャッシュポット2での火災を早期に検
知して消火すると共に、犯罪の発生を未然に防止するた
めのシステムである。このキャッシュポット用監視シス
テム1は主に、集中管理室3側に設置された主制御部
5、モニター6、集中管理室側警報器7及び操作部8
と、各キャッシュポット2にそれぞれ設置された制御手
段としての副制御部9、火災検知手段としての火災検知
センサ10,11、監視カメラ12、消火手段としての
キャッシュポット側警報器13及び消火器14、マーカ
ー剤噴出手段としてのマーカー剤噴出装置15及び異常
検知手段としての異常検知センサ16とから構成されて
いる。
【0018】集中管理室3側の主制御部5、モニター
6、集中管理室側警報器7及び操作部8は、図2に示す
ように構成されている。
【0019】主制御部5は、システム全体を総合的に制
御するための装置である。この主制御部5は集中管理室
3内に設けられ、各キャッシュポット2内の副制御部9
に接続されている。主制御部5は、副制御部9に対して
防犯信号を出力することで割り込み処理をかけて、キャ
ッシュポット2内の各装置を遠隔操作できるようになっ
ている。
【0020】主制御部5及び副制御部9内には、監視カ
メラ12の撮像信号やその他の制御信号等を送受信する
通信手段が組み込まれている。この通信手段は、各セン
サ、監視カメラ12、主制御部5、副制御部9等の間で
信号をやり取りを行う。具体的には、監視カメラ12の
撮像信号を集中管理室3の主制御部5に送信すると共
に、異常検知センサ16からの防犯信号を副制御部9と
主制御部5へ送信する。さらに、主制御部5からの防犯
信号を副制御部9へ送信する。
【0021】モニター6は、キャッシュポット2内の映
像を表示して監視するための表示装置である。このモニ
ター6は操作部8と共に集中管理室3内に設置されてい
る。モニター6は、主制御部5と副制御部9とを介して
キャッシュポット2内の監視カメラ12に接続され、上
記通信手段からの撮像信号により、監視カメラ12で撮
影したキャッシュポット2内の映像を表示するようにな
っている。
【0022】集中管理室側警報器7は、キャッシュポッ
ト2内で火災や異常が生じたときに集中管理室3内の監
視員にそれを知らせるための装置である。この集中管理
室側警報器7は、集中管理室3内に設けられ、キャッシ
ュポット2内での煙や異常状態をセンサ10,11,1
6で検知した副制御部9からの信号を受けた主制御部5
によって鳴動されるようになっている。なお、集中管理
室側警報器7は、火災検知の場合、異常状態検知の場合
その他の場合とで、異なる音色や音調等にして、警報の
内容を音で特定できるようにしておく。また、上記異常
状態については後述する。
【0023】操作部8は、キャッシュポット2内のキャ
ッシュポット側警報器13等を操作するための装置であ
る。この操作部8は、モニター6と共に集中管理室3内
に設けられている。監視員は必要に応じて、操作部8を
介してキャッシュポット2内のキャッシュポット側警報
器13、監視カメラ12、消火器14、マーカー剤噴出
装置15の操作を行うようになっている。具体的には、
操作部8での操作により、主制御部5から副制御部9に
防犯信号が出力されて割り込みがかけられ、防犯処理に
切り替わるようになっている。この防犯処理では、まず
消火器14が作動され、所定時間後にマーカー剤噴出装
置15が作動されるようになっている。この所定時間は
キャッシュポット2の大きさ等の諸条件に応じて適宜設
定される。これにより、異常行動者を強力に威嚇する。
【0024】各キャッシュポット2側の副制御部9、火
災検知センサ10,11、キャッシュポット側警報器1
3、監視カメラ12、消火器14、マーカー剤噴出装置
15及び異常検知センサ16は、図1及び図2に示すよ
うに構成されている。
【0025】副制御部9は、キャッシュポット2内の各
装置を自動制御するための装置である。この副制御部9
は各キャッシュポット2の天井部に設けられ、キャッシ
ュポット2内の各装置にそれぞれ接続されている。副制
御部9には図3のフローチャートに示す処理機能が格納
されている。この副制御部9の具体的な機能は後述す
る。
【0026】火災検知センサ10,11は、各キャッシ
ュポット2内の火災を検知するためのセンサである。こ
の火災検知センサ10,11は、ATM装置18内と、
キャッシュポット2の天井にそれぞれ設けられている。
ATM装置18内の火災検知センサ10は、内部配線の
ショート等による火災を早期に検知する。キャッシュポ
ット2の天井の火災検知センサ11は、火災発生に伴っ
て生じる熱による赤外線を検知する。なお、火災検知セ
ンサ10,11は、必要に応じて様々な位置に、必要な
個数が設けられる。また、センサの機能も、熱による赤
外線以外に、煙を検知するもの等、設置場所に応じて設
定される。
【0027】監視カメラ12は、キャッシュポット2内
で異常がないか監視するためのカメラである。監視カメ
ラ12は、キャッシュポット2内の全域を撮影できるよ
うになっている。なお、監視カメラ12は、回動機構を
設けて回動できるようにして、キャッシュポット2内の
全域を見渡せるようにしてもよい。この監視カメラ12
で撮らえた映像を集中管理室3内のモニター6に表示さ
せて、監視員がキャッシュポット2内の状況を監視でき
るようになっている。
【0028】キャッシュポット側警報器13は、キャッ
シュポット2内にいる人に火災の発生を報知すると共に
ATM装置18の破壊や異常操作等の異常な行動をとる
者を威嚇するための装置である。このキャッシュポット
側警報器13は、キャッシュポット2内の天井に設けら
れ、火災及び異常状態の発生時に鳴動されるようになっ
ている。
【0029】消火器14は、キャッシュポット2内で発
生した火災を消火するための装置である。この消火器1
4は、キャッシュポット2内の天井に設けられた噴射ノ
ズル14Aと、この噴射ノズル14Aへ不燃ガスを供給
する供給系(図示せず)とから構成されている。
【0030】噴射ノズル14Aは、キャッシュポット2
の天井から室内全体へ不燃ガスを噴出させる。この噴射
ノズル14Aは主にATM装置18へ向けて配設され、
主な出火原因となるATM装置18に重点的に不燃ガス
を吹き付ける。さらに、ATM装置18に対して異常な
行動をとる者に対して不燃ガスを吹き付ける。この不燃
ガスには白色等の色を付けておく。これにより、不燃ガ
スがキャッシュポット2内に充満したときに、異常な行
動をとる者の視界を遮って自由な行動を押さえる。
【0031】供給系は、不燃ガスを貯えたタンク(図示
せず)と、このタンクを開閉制御して噴射ノズル14A
から噴出する不燃ガスの供給を調整する開閉弁(図示せ
ず)と、タンク内の不燃ガスの量を検出す残量計(図示
せず)とを備えている。開閉弁は副制御部9によって制
御される。残量計は副制御部9に接続され、不燃ガスの
残量が設定値に近づいた場合に、集中管理室3内の集中
管理室側警報器7を鳴動させるようになっている。この
設定値は、消火作業に最低限必要とする不燃ガスの量で
ある。即ち、威嚇のために不燃ガスを使用することがで
きる限度を知らせる警報である。この不燃ガスの残量の
警報の場合は、火災等の他の警報の場合と異なる音色や
音調等にして、残量の警報であることを認識させる。
【0032】消火器14による不燃ガスの噴射態様は適
宜設定される。例えば、キャッシュポット2内の体積に
応じて内部がある程度白くなるくらいの量を短時間で一
度に噴出させ、その後間欠的に噴出させてキャッシュポ
ット2内を白く靄がかかるようにしたり、威嚇に使用で
きる量の全部は一度に噴出させたりする。
【0033】マーカー剤噴出装置15は、異常な行動を
とる者にマーカー剤としての塗料を付着させるための装
置である。このマーカー剤噴出装置15は、キャッシュ
ポット2内の天井部に設けられ、割れやすい塗料玉を発
射させる構造になっている。マーカー剤噴出装置15は
具体的には、塗料玉を発射させる筒状の塗料玉発射部1
5Aと、この塗料玉発射部15Aを回動させて塗料玉を
発射させる方向を調整する回動装置(図示せず)とから
構成されている。塗料玉発射部15Aは、回動装置に支
持された状態で主に出入り口19に向けて配設され、出
入り口19から逃げる者の背中に塗料玉が当たるように
なっている。塗料玉発射部15Aには塗料玉をはじき出
す電磁ソレノイドやバネ等が装着され、遠隔操作された
電磁スイッチ(図示せず)で塗料玉をはじき出すように
なっている。この電磁スイッチは、副制御部9で制御す
ると共に、集中管理室3内からの遠隔操作で作動させる
ことができるようになっている。副制御部9の制御で
は、所定条件下でマーカー剤噴出装置15を作動させ
る。
【0034】この所定条件は、上述したように、異常な
行動をとる者のその異常の程度が設定値を越えた場合を
いう。例えば、客観的に分かる程度にATM装置18を
客観的に分かる程度に破壊した場合をいう。この場合
は、まず防犯信号として異常音を検知する。この異常音
を検知した状態でATM装置18内に備えた光センサが
異常光を検知した場合は、ATM装置18が破壊されて
内部が開かれたためと判断できる。このため、異常音を
検知した後に異常光を検知した場合は、現金処理装置が
破壊されたと判断して、マーカー剤噴出装置15を作動
させる。また、異常音で所定条件を判断する場合は、所
定時間異常音が検出され続けた場合に異常状態と判断し
てマーカー剤噴出手段を作動させる。さらに、不正な操
作における場合は、ATM装置18が不正に操作された
状態で実際に現金が奪われたときを所定条件と判断し
て、マーカー剤噴出装置15を作動させる。
【0035】マーカー剤噴出装置15は、赤外線センサ
を独自に備えて、集中管理室3内からの遠隔操作がない
場合に、上記所定条件下で、キャッシュポット2内にい
る異常行動者又は出入り口19から逃走する者の体温を
検知して作動するようになっている。
【0036】塗料玉は、割れやすい構造になっており、
ATM装置18の破壊等の犯罪を犯した者に当たって割
れ、内部の塗料が衣服等に付着するようになっている。
この塗料は、衣服等に付着したときに、落ちづらい特殊
な塗料を用いる。
【0037】異常検知センサ16は、キャッシュポット
2内での異常状態を検知するためのセンサである。ここ
で異常状態とは、犯罪の発生に伴う異常な状態のこと
で、具体的には、ATM装置18の異常振動、異常音、
異常光、異常操作又は異常停止をいう。キャッシュポッ
ト2内での犯罪としては、ATM装置18を破壊して内
部の現金を強奪したり、不正な操作によってATM装置
18内の現金を違法に引き出したりするのが一般的であ
る。ATM装置18を破壊する場合、ATM装置18か
ら異常な振動が発生したり、異常な音が発生したりす
る。また、ATM装置18がこじ開けられることで装置
内に侵入する光や、内部を見るためのペンライトの光等
の、異常な光が装置内に侵入する場合もある。このよう
な異常振動、異常音、異常光等を異常検知センサ16で
検知した場合に異常状態と判断して防犯信号を出力す
る。また、異なる暗証番号を何度も入力する等の異常操
作や異常停止の場合も同様に、異常状態と判断して防犯
信号を出力する。
【0038】具体的には、異常振動の場合、変位センサ
や重力センサ等で検知し、設定値を越える場合に異常と
みなす。異常音はマイクロホンで検知し、設定値を越え
る場合に異常とみなす。異常光は光センサで検知し、設
定値を越える場合に異常とみなす。また、異なる暗証番
号、住所、氏名等を連続して設定回数以上入力する等の
操作ミスを異常操作とみなす。ATM装置18は稼働時
間中に停止することはなく、それが停止すれば異常停止
と判断する。これらの異常状態を各センサで検知する。
この異常検知センサ16は、必要に応じて、変位セン
サ、重力センサ、音センサ等で構成される。異常操作の
場合は、ATM装置18のプログラム中に操作ミスの回
数をチェックする処理を組み込んでおく。これらを適宜
組み合わせて必要な機能を備えた異常検知センサ16を
構成する。
【0039】[動作]以上のように構成されたキャッシ
ュポット用消火防犯システム1では、副制御部9におい
て次のように動作する。図3のフローチャートを基に説
明する。
【0040】まず、火災の発生か否かを判定する(ステ
ップS1)。具体的には、火災検知センサ10,11か
らの検知信号の有無を判定する。火災発生と判定した場
合は、通常の消火処理を行う。この場合、まずキャッシ
ュポット側警報器13を鳴動させて、キャッシュポット
2内にいる人に火災発生を知らせると共に、集中管理室
3内の主制御部5に火災検知信号を出力して集中管理室
側警報器7を鳴動させ、集中管理室3内にいる監視員に
も同時に火災発生を知らせる(ステップS2)。次い
で、消火器14を作動させて、不燃ガスをキャッシュポ
ット2内に噴出させる(ステップS3)。
【0041】S1において火災発生でないと判定した場
合は、異常検知センサ16で異常状態を検知したか否か
を判定する(ステップS4)。異常状態を検知しないと
きは、ステップS1から繰り返す。異常検知、即ちAT
M装置18の破壊や異常操作等の異常状態を検知した場
合は、キャッシュポット2内のキャッシュポット側警報
器13と、集中管理室3内の集中管理室側警報器7を同
時に鳴動させる(ステップS5)。集中管理室3内の集
中管理室側警報器7の鳴動は、火災の場合と異なる調子
や音色等にして、火災ではなく異常状態の発生であるこ
とを監視員に即座に分かるようにする。これにより、キ
ャッシュポット側警報器13によってキャッシュポット
2内で異常な行動をとる者を威嚇すると共に、集中管理
室3内の監視員に異常発生を通知する。
【0042】次いで、操作部8の操作による主制御部5
からの割り込み指令があるか否かを判定する(ステップ
S6)。割り込み指令があった場合、即ち、監視員が操
作部8を操作して防犯処理に切り替えた場合は上述のよ
うに、まず消火器14が作動され、所定時間後にマーカ
ー剤噴出装置15が作動される(ステップS7)。これ
により、異常行動者を強力に威嚇する。
【0043】割り込み指令がない場合は、異常状態が継
続しているか否かを判定する(ステップS8)。異常状
態が継続している場合は、消火器14を作動させて不燃
ガスを噴射し、キャッシュポット2内に充満させる(ス
テップS9)。この不燃ガスの噴射によって不燃ガスが
キャッシュポット2内に充満すると、キャッシュポット
2内にいる人は、周りが真っ白に煙って何も見えなくな
ったり、息苦しくなったりして、キャッシュポット2に
居たたまれなくなってしまう。これにより、犯罪意欲を
削いでしまう。
【0044】次いで、再び割り込み指令があるか否かを
判定する(ステップS10)。割り込み指令があった場
合は、上記防犯処理を行う(ステップS11)。これに
より、異常行動者を強力に威嚇する。
【0045】割り込み指令がない場合は、異常状態がな
おも継続しているか否かを判定する(ステップS1
2)。異常状態が継続している場合は、マーカー剤噴出
装置15を作動させ、塗料玉を異常行動者に当てて塗料
を付着させる(ステップS13)。
【0046】集中管理室3内の監視員は、警察や警備会
社への通報等のその後の措置をとる。
【0047】[効果]以上のように、多数設置されたキ
ャッシュポット2を集中的に管理し、火災が起きた場
合、速やかに対応することができるため、キャッシュポ
ット2での火災を防止することができる。さらに、キャ
ッシュポット2内で異常な行動をとる者にキャッシュポ
ット側警報器13を鳴動させたり、消火器14から不燃
ガスを吹き付けたりして威嚇するようにしたので、無人
のキャッシュポット2内での犯罪の発生を未然に防止す
ることができるようになる。
【0048】また、異常検知センサ16で、犯罪の発生
に伴う異常状態を検知して防犯信号を出力し、キャッシ
ュポット側警報器13や消火器14を作動させるように
したので、異常な行動をとる者を確実に威嚇することが
できる。これにより、犯罪の発生を未然に防止すること
ができる。
【0049】さらに、マーカー剤噴出装置15を備えて
異常な行動をとる者の衣服等にマーカー剤を付着させる
ようにしたので、異常行動者を効果的に威嚇することが
でき、犯罪の発生を未然に防止することができる。
【0050】[変形例] (1) 上記実施形態では、主制御部5から副制御部9
への割り込み指令があったときに、予め設定された防犯
処理を行うようにしたが、副制御部9の処理を停止して
手動に切り替えるようにしてもよい。具体的には、集中
管理室3で監視員がモニター6でキャッシュポット2内
の状況を監視しながら手動でキャッシュポット側警報器
13等を操作するようにしてもよい。この場合も、効果
的に犯罪の発生を防止することができる。
【0051】(2) 上記実施形態では、操作部8の操
作により防犯処理(ステップS7,S11)を行うよう
にしたが、システムを手動操作に切り替えるようにして
もよい。この場合は、副制御部9での処理を休止し、操
作部8の操作によってキャッシュポット2内の各装置を
制御できるように設定する。これにより、監視員は、モ
ニター6を見ながら操作部8を操作して、キャッシュポ
ット側警報器13、消火器14、マーカー剤噴出装置1
5等を適宜操作する。これにより、キャッシュポット2
内の異常行動者を威嚇して、犯罪の発生を未然に防止す
ることができる。
【0052】(3) 上記実施形態では、キャッシュポ
ット2内の各装置をキャッシュポット2内に設けた副制
御部9で制御するようにしたが、主制御部5で集中的に
制御してもよい。この場合も、上記実施形態同様の作
用、効果を奏することができる。
【0053】(4) 上記実施形態では、消火手段とし
て、キャッシュポット側警報器13と消火器14の両方
をキャッシュポット2内に設けたが、キャッシュポット
2の近くに監視員がいる場合等のように早期に消火活動
を行うことができる場合及び警備員が早期に駆け付ける
ことができる場合は、キャッシュポット側警報器13の
みを設けてもよい。また、消火器14のみを設けてもよ
い。
【0054】(5) 上記実施形態では、マーカー剤噴
出装置15を、塗料玉が飛び出す構成にしたが、水鉄砲
や霧吹き装置のように、そのまま塗料を異常行動者に吹
き付ける構成にしてもよい。この場合も、上記実施形態
同様の作用、効果を奏することができる。
【0055】(6) 上記実施形態では、キャッシュポ
ット2内での異常行動者に対する威嚇手段として、キャ
ッシュポット側警報器13と消火器14とを用いたが、
キャッシュポット2内にスピーカーを備えて、監視員が
異常行動者に直接に話しかけて、犯罪を思いとどまるよ
うに説得してもよい。この場合、誰もいないキャッシュ
ポット2で人が話しかけることを全く予想していない異
常行動者にとっては、意表を突かれる状態になり、異常
行動者の犯罪意欲を効果的に削ぐことができる。これに
より、犯罪の発生を未然に防止することができるように
なる。
【0056】(7) 上記実施形態では、異常行動者に
対して、まずキャッシュポット側警報器13を鳴動さ
せ、それで効果がない場合に消火器14を作動させ、な
おも効果がない場合にマーカー剤噴出装置15を作動さ
せるようにしたが、本発明はこれに限らず、上記三つの
装置のいずれか一つ又は二つを適宜組み合わせて、威嚇
のために用いてもよい。また、使用する順番も必要に応
じて適宜変更して用いてもよい。さらに、上記スピーカ
ーも合わせて、四つの装置から適宜組み合わせてもよ
い。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のキャッシ
ュポット用監視システムによれば次のような効果を奏す
ることができる。
【0058】(1) 制御手段が防犯信号の到来により
消火手段を作動させてキャッシュポット内で異常な行動
をとる者を威嚇するようにしたので、無人のキャッシュ
ポット内での犯罪の発生を未然に防止することができ
る。
【0059】(2) 防犯信号を異常検知手段によって
出力するようにしたので、犯罪の発生に伴う現金処理装
置の異常振動等により防犯信号が出力され、この防犯信
号を受けた制御手段が消火手段を作動させて、異常な行
動をとる者を確実に威嚇することができる。これによ
り、犯罪の発生を未然に防止することができる。
【0060】(3) 通信手段によって、外部から到来
した防犯信号を受信して制御手段に与えるようにしたの
で、集中管理室から防犯信号を送信することができ、遠
隔操作によって消火手段を作動させて、異常な行動をと
る者を確実に威嚇することができる。これにより、犯罪
の発生を未然に防止することができる。
【0061】(4) マーカー剤噴出手段を備えたの
で、異常な行動をとる者の衣服等にマーカー剤を付着さ
せることで、異常行動者を効果的に威嚇することがで
き、犯罪の発生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャッシュポット用監視システム
のキャッシュポットの内部構造を示す概略斜視図であ
る。
【図2】本発明に係るキャッシュポット用監視システム
全体の機能を示すブロック図である。
【図3】本発明に係るキャッシュポット用監視システム
の副制御部での機能を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:キャッシュポット用監視システム、2:キャッシュ
ポット、3:集中管理室、5:主制御部、6:モニタ
ー、7:集中管理室側警報器、8:操作部、9:副制御
部、10,11:火災検知センサ、12:監視カメラ、
13:キャッシュポット側警報器、14:消火器、14
A:噴射ノズル、15:マーカー剤噴出装置、15A:
塗料玉発射部、16:異常検知センサ、18:ATM装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/04 G08B 25/04 E Fターム(参考) 5C084 AA02 AA07 AA08 AA10 AA13 BB33 CC14 CC23 DD02 DD11 DD31 DD79 EE01 EE09 GG07 GG09 GG17 GG20 GG39 GG43 GG44 GG56 GG57 GG68 HH01 HH17 5C087 AA02 AA09 AA19 AA33 AA44 BB46 BB74 CC52 DD04 DD05 DD23 EE16 FF01 FF04 GG08 GG21 GG29 GG30 GG42 GG57 GG62 GG63 GG66 GG70 5G405 AA06 AB01 AB02 AD06 CA23 CA29 CA46 DA21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 狭い空間に1台又は数台の、現金の受け
    入れ及び又は現金の排出を行う現金処理装置を備えたキ
    ャッシュポットにおいて、 上記キャッシュポット内での火災の発生を検知する火災
    検知手段と、 上記キャッシュポット内に少なくとも消火剤の噴出を行
    う消火手段と、 上記火災検知手段による火災の検知により上記消火手段
    を作動させると共に、防犯信号の到来により上記消火手
    段を作動させる制御手段とを備えたことを特徴とするキ
    ャッシュポット用監視システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のキャッシュポット用監
    視システムにおいて、 上記防犯信号が、異常検知手段によって出力されること
    を特徴とするキャッシュポット用監視システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のキャッシュポッ
    ト用監視システムにおいて、 監視カメラと、 この監視カメラの撮像信号を外部に送出すると共に外部
    から到来した防犯信号を受信して制御手段に与える通信
    手段とを備えたことを特徴とするキャッシュポット用監
    視システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    のキャッシュポット用監視システムにおいて、 衣服等に付着したときに除去し難いマーカー剤を噴出さ
    せるマーカー剤噴出手段をさらに備え、 上記制御手段は防犯信号の到来時に所定条件下でマーカ
    ー剤を噴出させることを特徴とするキャッシュポット用
    監視システム。
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