JP2001305630A - ボス構造を備えたカメラ - Google Patents

ボス構造を備えたカメラ

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JP2001305630A
JP2001305630A JP2000126440A JP2000126440A JP2001305630A JP 2001305630 A JP2001305630 A JP 2001305630A JP 2000126440 A JP2000126440 A JP 2000126440A JP 2000126440 A JP2000126440 A JP 2000126440A JP 2001305630 A JP2001305630 A JP 2001305630A
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JP
Japan
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camera
boss
fixing
press
button
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000126440A
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English (en)
Inventor
Kohei Kawamichi
浩平 川路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧接に用いる長さを確保すると共に、圧接面
の反対側に生ずる突起を避け、コンパクトなカメラを提
供する。 【解決手段】 外部から操作される操作部と、電気回路
の配置された薄板状部材を固定することにより電気回路
の形成を行う固定部を有するカメラにおいて、板状部材
に形成され、板状部材の一方の側で操作部を支持する支
持ボスと、板状部材の他方の側に支持ボスと同軸状に形
成され、薄板状部材を固定する固定用ボスとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボス構造を備えた
カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の携帯型機器は、従来以上に小型化
かつ高機能化を要求されている。小型化によって機構や
実装に使用可能な内部空間は狭くなる一方、高機能化の
要求に応えるために、従来以上に部品の配置に高密度化
および高効率化が要求されている。
【0003】機器本体の小型化および部品点数の削減の
見地から、使用される基板の数は極力抑え、接続部分を
減少させる必要がある。基板同士の接続方法には、リー
ド線やコネクタを用いる場合がある。高機能製品におい
ては、リード線接続では接続線数が過大でかつ空間を無
駄に消費してしまうので非現実的である。また、コネク
タ接続では、比較的高価な部品であるコネクタを搭載す
る必要がある。
【0004】更に、基板上に設けられた電極パターン同
士をゴムワッシャとビスで圧接する接続方法が知られて
いる。中程度の接続本数の接続においては作業性も良
く、部品代は少額で済む方法である。ただし、圧接行い
うる必要条件として、圧接箇所の周囲に、ある程度の平
面部分が必要である。また、圧接に用いるビスの噛み合
い長さを、圧接力に耐えるように充分に長くする必要が
ある。更に、ビス長さを長くすると、圧接箇所が板状部
の場合には圧接面の反対側に突き出てしまうが、殊に外
観に影響のある突出は避ける必要がある。
【0005】図4は、従来のカメラにおける撮影レンズ
の着脱ボタン102の近傍を示す縦断面図である。着脱
ボタン基板101の被写体側(図4の左側)で、前カバ
ー115が着脱ボタン102を覆っている。前カバー1
15の下側(図4)において、3枚のフレキシブル基板
110にゴムワッシャ111と硬質ワッシャ112とが
被せられ、ビス113を締め込ませることで圧接が行わ
れている。
【0006】ビス113と噛み合い部101aとが、着
脱ボタン基板101の被写体側面101bから被写体側
に突出するために、前カバー115の外観面に無用の突
起部115aが出来てしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑みてなされたもので、圧接に用いる長さを確保す
ると共に、圧接面の反対側に生ずる突起を避け、コンパ
クトなカメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1の発明は、外部から操作される操作部と、
電気回路の配置された薄板状部材を固定することにより
電気回路の形成を行う固定部を有するカメラにおいて、
板状部材に形成され、板状部材の一方の側で操作部を支
持する支持ボスと、板状部材の他方の側に支持ボスと同
軸状に形成され、薄板状部材を固定する固定用ボスとを
有することを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、操
作部はカメラから外部に突出していることを特徴とす
る。
【0010】請求項3の発明は、請求項2において、操
作部が撮影用レンズのロックを解除するレンズ着脱ボタ
ンであることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。ここでは、カメラのレンズ着脱ボ
タン機構に本発明を適用した場合を例にして説明する。
説明の前提として、圧接されるフレキシブルプリント基
板は、カメラの前ボディ部組の中で圧接が完成されなく
てはならない場合がある。理由は、カメラの組立工程に
おいて、後ボディ部組と前ボディ部組を製造して、各々
検査をパスした後で合体させるために、前ボディ部組単
体での作動および通信の検査が可能であることが必要だ
からである。
【0012】図1は、本発明によるボス構造を備えたカ
メラの一実施形態を示す分解斜視図である。
【0013】図1において、レンズ着脱ボタン基板1の
被写体側(図1の左上側)には、着脱ボタン2の位置決
め用のガイドボス1aが設けられている。ガイドボス1
aの中心は、着脱ボタンバネ4が入るように、バネ穴1
bがくり抜かれている。着脱ボタン2には、バネ穴1b
の外周と填め合うガイド穴2bがくり抜かれ、位置決め
ピン2cが形成されている。着脱ボタンバネ4は、バネ
穴1bと位置決めピン2cとで位置決めされながら組み
込まれ、着脱ボタン2を被写体側へ付勢する。着脱ボタ
ン基板1は、カメラ前ボディ3にビス14によって固定
される。
【0014】着脱ボタン2の着脱ピン穴2dには、着脱
ピン5が着脱ピンバネ6を伴って組み立てられ、止めリ
ング7によって固定される。着脱ピン5の被写体側の止
めリング8は、着脱ピン5が必要以上にフィルム側に移
動しないように、カメラ前ボディ3に当接することでス
トッパーの役目を果たす。ピンバネ6は、着脱ピン5を
フィルム側に押し込む力が過大な場合には、着脱ボタン
2に伝達されないように働く。
【0015】着脱ボタン基板1のフィルム側には、ガイ
ドボス1aと同軸に圧接ボス1cが設けられ、圧接ボス
1cの中心部には圧接ビス穴1dが設けられている。こ
の圧接ボス1cの下側(図1)には、回転止めボス1e
が設けられている。圧接ボス1cは、フレキシブル基板
10a、10b、および10cに形成された填め合い穴
10ax、10bx、および10cxを貫通する。ま
た、回転止めボス1eは、フレキシブル基板10a、1
0b、および10cに形成された貫通孔10ay、10
by、および10cyを貫通する。フレキシブル基板1
0cの上側(図1の右下側)において、ゴムワッシャ1
1と硬質ワッシャ12とが被せられ、更にビス13を圧
接ビス穴1dに締め込ませることで圧接作業が完成す
る。填め合い穴10ax、10bx、および10cxの
周囲には、互いに対向する面に圧接パターンが設けられ
ているので、上述した圧接作業により圧接パターンが電
気的に接続されることになる。
【0016】図2は、組み立て後の状態を示す断面図で
ある。図中、図2と同じ構成部分には同じ参照番号を付
して重複した説明を省略する。
【0017】図2から解るように、ガイドボス1a、バ
ネ穴1b、圧接ボス1c、および圧接ビス穴1dが、共
に同軸に設けられている。また、ビス13の頭部近傍
(フィルム側)には、別部材20が設けられているの
で、ビス13の位置をよりフィルム側に寄せることはで
きない。更に、ビス13のねじ部先端は、着脱ボタン基
板1の側面1fよりも被写体側(図2の下側)に飛び出
して、充分な噛み合い長さを確保している。
【0018】図3は、着脱ボタン基板1の状況を拡大し
て示す縦断面図である。図中、図2または図3と同じ構
成部分には同じ参照番号を付して重複した説明を省略す
る。前カバー15が、着脱ボタン2の上下において着脱
ボタン基板1の全面を覆っているが、従来例における突
起部115a(図4)は存在しない。そのため前カバー
15を成型する金型の形状が簡単になり、また成型時の
離形性が向上することからコストダウンがなされる。さ
らに突起部115aとレンズ着脱ボタン2aとを間違え
る恐れが無くなり操作性が向上する。
【0019】以上、本発明を実施の形態により説明した
が、本発明の技術的思想によれば、種々の変形が可能で
ある。例えば、上述した実施形態においては、レンズ着
脱ボタン2aのガイドボス1aの反対側に圧接ボス1c
を同軸状に形成するものとして説明したが、レンズ着脱
ボタン2aのガイドボス以外の目的で設けられているボ
スの反対側に圧接ボス1cを同軸状に形成する場合にも
本発明を適用できる。
【0020】また、上述した実施形態においては、着脱
ボタン基板1に対して略垂直に形成されているものとし
て説明したが、傾斜していても本発明を適用できる。ま
た、上述した実施形態においては、着脱ボタン基板1が
平板であるものとして説明したが、曲板であっても本発
明を適用できる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明のボス構造を備え
たカメラによれば、板状部材に形成され、板状部材の一
方の側で部材を支持するボス(1a)と、板状部材の他
方の側にボス(1a)と同軸状に形成される圧接用ボス
(1c)とを設けたので、圧接用ボス(1c)において
充分な噛み合い長さを確保することができる。また、部
品配置空間を有効に利用すると共に、外観に生ずる突起
を避けることが可能となる。
【0022】また、請求項2の発明によれば、ボディを
成型するときの金型の離形性が良くなることからコスト
ダウンを図ることができる。
【0023】更に、請求項3の発明によれば、カメラの
操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるボス構造を備えたカメラの一実施
形態を示す斜視図である。
【図2】本発明によるボス構造を備えたカメラの一実施
形態を示す断面図である。
【図3】本発明によるボス構造を備えたカメラの一実施
形態を示す断面図である。
【図4】従来のボス構造を備えたカメラの一例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 レンズ着脱ボタン基板 1a ガイドボス 1b バネ穴 1c 圧接ボス 1d 圧接ビス穴 1e 回転止めボス 1f 側面 2 着脱ボタン 2a レンズ着脱ボタン 2b ガイド穴 2c 位置決めピン 2d 着脱ピン穴 3 カメラ前ボディ 4 着脱ボタンバネ 5 着脱ピン 6 着脱ピンバネ 7 止めリング 8 止めリング 9 レンズマウント 10a フレキシブル基板 10ax 填め合い穴 10ay 貫通孔 10b フレキシブル基板 10bx 填め合い穴 10by 貫通孔 10c フレキシブル基板 10cx 填め合い穴 10cx 貫通孔 11 ゴムワッシャ 12 硬質ワッシャ 13 ビス 14 ビス 15 前カバー 20 別部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から操作される操作部と、 電気回路の配置された薄板状部材を固定することにより
    該電気回路の形成を行う固定部を有するカメラにおい
    て、 板状部材に形成され、該板状部材の一方の側で該操作部
    を支持する支持ボスと、 前記板状部材の他方の側に前記支持ボスと同軸状に形成
    され、前記薄板状部材を固定する固定用ボスとを有する
    ことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】前記操作部は前記カメラから外部に突出し
    ていることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】前記操作部が撮影用レンズのロックを解除
    するレンズ着脱ボタンであることを特徴とする請求項2
    記載のカメラ。
JP2000126440A 2000-04-26 2000-04-26 ボス構造を備えたカメラ Pending JP2001305630A (ja)

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