JP3595688B2 - 電気音響変換器及び電気音響変換器取付け用ホルダー - Google Patents

電気音響変換器及び電気音響変換器取付け用ホルダー Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気音響変換器及び電気音響変換器取付け用ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
実願平2−88395号公報に、磁気回路構成要素と振動板とを備えたダイナミック型の電気音響変換器についての記載がある。また、実公平7−22922号公報には電話機の受話素子の取付けについての記載があり、特開平9−271090号公報にはビデオカメラのマイクロホンやスピーカの取付けに用いる部品ホルダーについての記載がある。さらに、実公平57−53432号公報には、矩形に枠組みされたハウジングにばね性を備えた接触子(接片)を設け、その接触子と上記ハウジングにねじ止めした押え板とによって基板を挟んで保持させると共に、その基板の配線を接触子の接栓部(接点)に接触させるようにした圧接形多極コネクタについての記載がある。
【0003】
一方、従来、携帯電話機などの小形可搬式の移動体通信装置では、その受話素子としてのレシーバとケースとの固定は、レシーバの前面に配備したフェース部材を介して行っていた。また、ケースと基板との間にレシーバを挾み込むだけでレシーバとケースとを固定することもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のいずれの手段を採用した場合であっても、基板とケースとをねじ止めなどの手段で組み付けた状態でなければ、レシーバの検査を行うことができなかった。そのため、その検査によってレシーバの不良が発見されたときには、ねじ止めを外してケースと基板とレシーバとを解体するという余分な手間がかかるという問題があった。上掲の実公平7−22922号公報に記載されている技術においても、基板とケースとはねじ止めされるようになっているので同様の問題点を持っている。また、特開平9−271090号公報に記載されている技術でも、スピーカを保持した部品ホルダーをカメラキャビネットにねじ止めするようになっているので同様の問題がある。さらに、実公平57−53432号公報によると、基板と接片との電気的接続や基板の保持を、基板とハウジングとをねじ止めせずに行う手段が提供されているけれども、その基板をハウジングに固定するのに押え板という別部材を用いる必要があり、また、上記接片が電気的に接続される別の基板にハウジングを固定する手段としてやはりねじ止めを採用している。
【0005】
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、ホルダーを介して基板に実装するのに適するレシーバなどの電気音響変換器を提供することを目的とする。
【0006】
また、本発明は、電気音響変換器をねじ止めせずに基板に実装することのできる電気音響変換器取付け用ホルダーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電気音響変換器は、電気音響変換機構を内蔵したフレームの片面に中空の突出部が設けられ、上記電気音響変換機構が磁気回路構成要素と振動板とを備え、その磁気回路構成要素が上記突出部の内部空間に収容され、この突出部と上記フレームの片面とによって形成される凹所に、上記電気音響変換機構の通電要素に電気的に接続された面状接点を備える基板が収容状態で配備されている電気音響変換器において、上記フレームが半円形の前半部と矩形の後半部とを有する偏平形状に形成され、上記突出部が上記フレームの前半部と後半部との各片面に跨がる形態の平面視円形に形成されており、上記突出部と上記後半部の片面とによって形成される上記凹所に上記基板が配備され、この基板が、上記突出部の両側に位置する一対の上記面状接点を有することを特徴とする。
【0008】
この発明によると、電気音響変換機構の磁気回路構成要素がフレームに設けられた中空の突出部に収容されているので、そのフレームの突出部の周囲部分を偏平な薄形形状に形成することができ、しかも、突出部と上記フレームの片面とによって形成される凹所を活用して面状接点を備える基板を収容状態で配備してあるので、基板が突出部の上に突き出ることがなくなり、そのことが、電気音響変換器の薄形化、ひいてはそのような電気音響変換器を組み込んだセット品(例えば携帯電話機)の薄形化・小形化に役立つ。
【0009】
特に、この発明の電気音響変換器にあっては、上記フレームが半円形の前半部と矩形の後半部とを有する扁平形状に形成され、上記突出部が上記フレームの前半部と後半部との各片面に跨がる形態の平面視円形に形成されており、上記突出部と上記後半部の片面とによって形成される上記凹所に上記基板が配備され、この基板が、上記突出部の両側に位置する一対の上記面状接点を有する、という構成を採用することによって、電気音響変換器が、前方に半円部を有し後方に矩形部を有する形状になり、その外観形状に方向性が付与される。そのため、電気音響変換器を嵌め込む構造のホルダーを介して基板に実装する場合に、その電気音響変換器を前後逆向きに実装してしまうといった事態が生じない。
【0010】
また、本発明に係る電気音響変換器は、電気音響変換機構を内蔵したフレームの側面に上記電気音響変換機構の通電要素に電気的に接続された面状接点が配備されている電気音響変換器において、上記電気音響変換機構が磁気回路構成要素と振動板とを備え、上記フレームが半円形の前半部と矩形の後半部とを有する偏平形状に形成され、上記後半部の相反する側に位置する2つの側面のそれぞれに上記面状接点が配備されていることを特徴とする。
【0011】
この発明によると、面状接点によってフレームの薄形化が阻害されることがない。なお、面状接点は、基板に導電箔を形成することによって形成されていても、金属板などの導電体の表面によって形成されていてもよい。
【0012】
特に、この発明の電気音響変換器にあっては、電気音響変換機構が磁気回路構成要素と振動板とを備え、上記フレームが半円形の前半部と矩形の後半部とを有する偏平形状に形成され、上記後半部の相反する側に位置する2つの側面のそれぞれに上記面状接点が配備されているという構成を採用することによって、電気音響変換器の外観形状に方向性が付与されるので、ホルダーを介して基板に実装する場合に、その電気音響変換器を前後逆向きに実装してしまうといった事態が生じない。
【0013】
さらに、本発明に係る電気音響変換器取付け用ホルダーは、電気音響変換器が嵌め込まれる枠体の内側縁部に、その枠体に嵌め込まれた上記電気音響変換器の外側縁部を挟んで保持する係合段部及びその係合段部に対向する係合爪が設けられていると共に、上記枠体に、その枠体に嵌め込まれた上記電気音響変換器に具備されている面状接点に接触する接点を備えた接片が設けられ、この接片に一体に連設された半田付け用の面状端子が上記枠体から外向きに突き出ており、上記電気音響変換器が、平面視形状が半円形の前半部と矩形の後半部とによって形成された電気音響変換器であって、上記枠体は、上記電気音響変換器の前半部が嵌め込まれる円弧状部と上記電気音響変換器の後半部が嵌め込まれるコ字状部とによって形成されていることを特徴とする。
【0014】
この発明によると、枠体に嵌め込んだ電気音響変換器をその枠体の係合段部と係合爪とにより挟んで保持させる作業を行うだけで、その電気音響変換器の面状接点に枠体側の接片の接点が接触し、電気音響変換器と枠体側の接片の電気的接続が行われる。また、枠体には、上記接片と一体の半田付け用の面状端子が設けられているので、その面状端子を基板に半田付けするだけで、電気音響変換器をその基板にホルダーを介して実装することが可能になる。
0015
特に、この発明の電気音響変換器取付け用ホルダーにあっては、電気音響変換器が、平面視形状が半円形の前半部と矩形の後半部とによって形成された電気音響変換器であって、上記枠体は、上記電気音響変換器の前半部が嵌め込まれる円弧状部と上記電気音響変換器の後半部が嵌め込まれるコ字状部とによって形成されている、という構成を採用することによって、上記円弧状部に電気音響変換器の前半部を嵌め込み、上記コ字状部に電気音響変換器の後半部を嵌め込むだけで電気音響変換器が前後逆向きに取り付けられるという事態が防止される。
0016
上記接片は、上記枠体から内向きに突き出ていても、上記枠体の囲繞空間内でその枠体に対する上記電気音響変換器の嵌込み方向に沿う方向に延び出ていてもよい。前者は、片面に面状接点が設けられているような電気音響変換器に好適に用いることができ、後者は、側面に面状接点が設けられているような電気音響変換器に好適に用いることができる。そして、これらの発明では、電気音響変換器の面状接点に枠体の接片の接点を接触させるのに、別部材を用いる必要がないという利点がある。
0017
上記枠体から外向きに半田付け用の面状ダミー端子が突き出ていることが望ましい。この発明によると、上記した半田付け用の面状端子とこのダミー端子とを用いてホルダーを基板に半田付けして固定することができるので、半田付けによる固定箇所の数を増やしてホルダーと基板との結合強度を高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る実施形態の電気音響変換器50とその取付け用ホルダー10とを示す概略斜視図、図2は電気音響変換器50を取り付けた上記ホルダー10の平面図、図3は図2のIII−III線に沿う部分の概略拡大断面図である。また、図8は電気音響変換器50の内部構造説明図である。
【0019】
図8にはダイナミック型の電気音響変換器50を示してある。この電気音響変換器50は、マグネット51とポールピース52とヨーク53と振動板54と振動板54に設けられたボイスコイル55とによって形成された電気音響変換機構を樹脂製のフレーム56に収容してなる。この電気音響変換器50はたとえばレシーバとして用いられ、マグネット51とポールピース52とヨーク53とが磁気回路構成要素に相当し、それらによって磁気回路が形成されるようになっている。図1に現れているように、フレーム56は、半円形の前半部56aと矩形の後半部56bとを有する偏平な薄形形状に形成されており、それらの前半部56aと後半部56bとの各片面に跨がる形態で中空の突出部57が平面視円形に形成されている。そして、図8に見られるように、この突出部57の内部空間に上記した磁気回路構成要素、すなわちマグネット51とポールピース52とヨーク53とが収容されている。
【0020】
この実施形態に係る電気音響変換器50では、フレーム56の突出部57とフレーム56の後半部56bの片面とによって形成される凹所58に基板60が収容状態で固定して配備されている。このため、基板60が突出部57の上に突き出ておらず、電気音響変換器の薄形化に役立っている。面状接点61,62は基板60の表面で、上記突出部57の両側に対称に位置している。そして、それぞれの面状接点61,62に、上記電気音響変換機構の通電要素であるボイスコイル55から延び出たリード線(不図示)の端部が電気的に接続されている。
【0021】
図1に示したホルダー10は、電気音響変換器50のフレーム56の前半部56aが嵌め込まれる円弧状部12と上記フレーム56の後半部56bが嵌め込まれるコ字状部13とによって形成された枠体11を有している。この枠体11は、その内側縁部の略全長に亘って延び、かつ、内方へ突き出た係合段部15を有していると共に、その内側縁部の複数箇所に上記係合段部15に対向する係合爪16を有している。これらの係合爪16のうち、1つは上記円弧状部12に設けられ、他の2つはコ字状部13の対称位置に振り分けて設けられている。そして、それぞれの係合爪16は、枠体11にスリット状の切欠を形成することによって垂下状に形成された弾性片部17の先端に一体に具備されている。また、枠体11のコ字状部13の2箇所のそれぞれに接片18が内向きでかつ対称に取り付けられている。これらの各接片18は導電性のばね板でなり、その先端部に湾曲した接点部19を有していると共に、枠体11のコ字状部13から外向きに突き出た半田付け用の面状端子20を有している。また、枠体11の円弧状部12の2箇所に半田付け用の面状ダミー端子21が外向きに突き出されている。
【0022】
次に、ホルダー10を介して電気音響変換器50を基板100に実装する場合を説明する。
【0023】
ホルダー10に電気音響変換器50を取り付けるときには、電気音響変換器50のフレーム56の前半部56aを枠体11の円弧状部12に嵌め込み、電気音響変換器50のフレーム56の後半部56bを枠体11のコ字状部13に嵌め込む。こうしてホルダー10の枠体11に電気音響変換器50を嵌め込むと、ホルダー10の係合段部15と係合爪16とによって電気音響変換器50の外側縁部が挟まれて保持される。同時に、電気音響変換器50側の面状接点61,62に枠体11側の接片18,18の接点19,19が接触し、電気音響変換器50と枠体11側の接片18,18の電気的接続が行われる。ホルダー10を基板100に取り付けるときには、ホルダー100側に設けられている面状端子20や面状ダミー端子21を基板100にリフローで半田付けする。このようにすると、図3のように、ホルダー10を介して電気音響変換器50が基板100に実装される。なお、図3において、110は半田を示している。
【0024】
図4は本発明に係る他の実施形態の電気音響変換器50とその取付け用ホルダー10とを示す概略斜視図、図5は図4の電気音響変換器50を取り付けたホルダー10の平面図、図6は図5のVI−VI線に沿う部分の概略拡大断面図である。
【0025】
この実施形態の電気音響変換器50では、電気音響変換機構を内蔵した樹脂製のフレーム56の側面に電気音響変換機構の通電要素に電気的に接続された面状接点63,64が配備されている。より具体的には、これらの面状接点63,64が導電性の金属板の表面によって形成されていて、フレーム56が後半部56bの相反する側に位置する2つの側面のそれぞれに面状接点63,64が配備されている。この実施形態において、面状接点63,64を形成している金属板は、フレーム56の上面側に延び出ている。その他の構成は、図1〜図3で説明した電気音響変換器50と同様であるので、同一部分に同一符号を付して詳細な説明を省略してある。
【0026】
これに対するホルダー10において、その枠体11に設けられている接片22は、枠体11の囲繞空間内でその枠体11に対する電気音響変換器50の嵌込み方向(図4の矢印A)に沿う方向に延び出ている。その他の構成は、図1〜図3で説明したホルダー10と同様であるので、同一部分に同一符号を付して詳細な説明を省略してある。
【0027】
図4〜図6に示したホルダー10を介して電気音響変換器50を基板100に実装する場合を説明する。
【0028】
ホルダー10に電気音響変換器50を取り付けるときには、電気音響変換器50のフレーム56の前半部56aを枠体11の円弧状部12に嵌め込み、電気音響変換器50のフレーム56の後半部56bを枠体11のコ字状部13に嵌め込む。こうしてホルダー10の枠体11に電気音響変換器50を嵌め込むと、ホルダー10の係合段部15と係合爪16とによって電気音響変換器50の外側縁部が挟まれて保持される。同時に、電気音響変換器50側の面状接点63,64に枠体11側の接片22,22の接点23,23が接触し、電気音響変換器50と枠体11側の接片22,22の電気的接続が行われる。枠体11に電気音響変換器50を嵌め込む途中では、電気音響変換器50側の面状接点63,64に枠体11側の接片22,22の接点23,23が擦れるので、両者の接触部分がセルフクリーニングされるようになり、そのことが接触信頼性を高めることに役立つ。ホルダー10を基板100に取り付けるときには、ホルダー100側に設けられている面状端子20や面状ダミー端子21を基板100にリフローで半田付けする。このようにすると、図6のように、ホルダー10を介して電気音響変換器50が基板100に実装される。
【0029】
図7は図1〜図3で説明した電気音響変換器50と、ホルダー10と、基板100と、携帯電話機のケース200とを示す概略分解斜視図である。同図に示したケース200には音孔210が具備されており、この音孔210の形成箇所に電気音響変換器50が配備される。電気音響変換器50は、図3で説明した構造で、ホルダー10を介して基板100に実装される。電気音響変換器50の検査は、それを基板100に実装した段階で行われ、その検査に合格した場合に、基板100がケース200に組み付けられ、その組付けによって電気音響変換器50が音孔210の形成箇所に配備される。また、仮に上記検査によって電気音響変換器50の不良が発見された場合には、基板100からホルダー10を取り外すことなく、そのホルダー10から電気音響変換器50だけを取り外し、別の電気音響変換器50をそのホルダー10に保持させればよい。図4〜図6で説明した電気音響変換器50やホルダー10についても同様のことがいえる。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ホルダーを介して基板に実装するのに適するレシーバなどの電気音響変換器を提供することが可能になる。また電気音響変換器が、前方に半円部を有し後方に矩形部を有する形状になり、その外観形状に方向性が付与される。そのため、電気音響変換器を嵌め込む構造のホルダーを介して基板に実装する場合に、その電気音響変換器を前後逆向きに実装してしまうといった事態が生じない。
また、本発明によれば、電気音響変換器を基板にねじ止めによらずに実装でき、しかも、基板に実装した電気音響変換器が検査によって不良であることが判明したときに、その場で別の電気音響変換器を基板に直ちに実装しなおすことのできる電気音響変換器取付け用ホルダーを提供することが可能になる。また電気音響変換器が前後逆向きに取り付けられるという事態が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態の電気音響変換器とその取付け用ホルダーとを示す概略斜視図である。
【図2】電気音響変換器を取り付けたホルダーの平面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う部分の概略拡大断面図である。
【図4】本発明に係る他の実施形態の電気音響変換器とその取付け用ホルダーとを示す概略斜視図である。
【図5】図4の電気音響変換器を取り付けたホルダーの平面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う部分の概略拡大断面図である。
【図7】電気音響変換器とホルダーと基板と携帯電話機のケースとを示す概略分解斜視図である。
【図8】電気音響変換器の内部構造説明図である。
【符号の説明】
11 枠体
15 係合段部
16 係合爪
18,22 接片
19,23 接点
20 面状端子
21 面状ダミー端子
50 電気音響変換器
51 マグネット(磁気回路構成要素)
52 ポールピース(磁気回路構成要素)
53 ヨーク(磁気回路構成要素)
54 振動板
55 ボイスコイル(通電要素)
56 フレーム
56a フレームの前半部
56b フレームの後半部
57 突出部
58 凹所
60 基板
61,62 面状接点
63,64 面状接点
A 枠体に対する電気音響変換器の嵌込み方向

Claims (6)

  1. 電気音響変換機構を内蔵したフレームの片面に中空の突出部が設けられ、上記電気音響変換機構が磁気回路構成要素と振動板とを備え、その磁気回路構成要素が上記突出部の内部空間に収容され、この突出部と上記フレームの片面とによって形成される凹所に、上記電気音響変換機構の通電要素に電気的に接続された面状接点を備える基板が収容状態で配備されている電気音響変換器において、上記フレームが半円形の前半部と矩形の後半部とを有する偏平形状に形成され、上記突出部が上記フレームの前半部と後半部との各片面に跨がる形態の平面視円形に形成されており、上記突出部と上記後半部の片面とによって形成される上記凹所に上記基板が配備され、この基板が、上記突出部の両側に位置する一対の上記面状接点を有することを特徴とする電気音響変換器。
  2. 電気音響変換機構を内蔵したフレームの側面に上記電気音響変換機構の通電要素に電気的に接続された面状接点が配備されている電気音響変換器において、上記電気音響変換機構が磁気回路構成要素と振動板とを備え、上記フレームが半円形の前半部と矩形の後半部とを有する偏平形状に形成され、上記後半部の相反する側に位置する2つの側面のそれぞれに上記面状接点が配備されていることを特徴とする電気音響変換器。
  3. 電気音響変換器が嵌め込まれる枠体の内側縁部に、その枠体に嵌め込まれた上記電気音響変換器の外側縁部を挟んで保持する係合段部及びその係合段部に対向する係合爪が設けられていると共に、上記枠体に、その枠体に嵌め込まれた上記電気音響変換器に具備されている面状接点に接触する接点を備えた接片が設けられ、この接片に一体に連設された半田付け用の面状端子が上記枠体から外向きに突き出ており、上記電気音響変換器が、平面視形状が半円形の前半部と矩形の後半部とによって形成された電気音響変換器であって、上記枠体は、上記電気音響変換器の前半部が嵌め込まれる円弧状部と上記電気音響変換器の後半部が嵌め込まれるコ字状部とによって形成されていることを特徴とする電気音響変換器取付け用ホルダー。
  4. 上記接片が上記枠体から内向きに突き出ている請求項に記載した電気音響変換器取付け用ホルダー。
  5. 上記接片が、上記枠体の囲繞空間内でその枠体に対する上記電気音響変換器の嵌込み方向に沿う方向に延び出ている請求項に記載した電気音響変換器取付け用ホルダー。
  6. 上記枠体から外向きに半田付け用の面状ダミー端子が突き出ている請求項3乃至請求項5のいずれかに記載した電気音響変換器取付け用ホルダー。
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