JP2001305483A - 照明光学装置 - Google Patents

照明光学装置

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JP2001305483A
JP2001305483A JP2000120452A JP2000120452A JP2001305483A JP 2001305483 A JP2001305483 A JP 2001305483A JP 2000120452 A JP2000120452 A JP 2000120452A JP 2000120452 A JP2000120452 A JP 2000120452A JP 2001305483 A JP2001305483 A JP 2001305483A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】照明光のFナンバーが小さくならないので投影
光学系の負担が軽くて済み、しかも偏光依存性のある色
切り替えデバイスを挿入する事が可能な照明光学装置を
提供する。 【解決手段】光源からの光を所定の偏光状態に揃えるた
めの偏光変換装置と、その所定の偏光状態の光を表示パ
ネルに照明するインテグレータ光学系とを備えた照明光
学装置であって、前記偏光変換装置により、前記光源か
らの光を前記表示パネルの長辺方向に偏光分離し、その
分離した第1の光束と第2の光束の一方を他方と同一偏
光状態に揃える照明光学装置において、前記第1の光束
と第2の光束は、前記インテグレータ光学系の第1レン
ズアレイにおける同一セルを通過し、そのインテグレー
タ光学系の第2レンズアレイにおける同一セル上に結像
する事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示パネルを用い
た表示光学装置における照明光学装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、映像を表示する手段の一つと
して、例えばプロジェクター等の投影型の表示光学装置
が知られている。このような表示光学装置においては、
反射型液晶表示パネル等の表示パネル上の光学像を、効
率よく均一に照明するための照明光学装置が必要であ
る。図10は、このような従来の照明光学装置が用いら
れている表示光学装置の一例を原理的に示す構成図であ
る。
【0003】同図において、101は光源であり、10
2は光源101を取り囲むように配置されるリフレクタ
ーである。リフレクター102の直後即ち図中の右側に
は、PBS(偏光ビームスプリッター)プリズムを並列
に配設したPBSプリズムユニット103が配置されて
いる。ここでは光源101からの光の偏光分離を行う。
そして、その各PBSプリズム103a,103bのう
ち、後述するようにS偏光が射出する103bについて
は、その直後に1/2波長板104が配置されている。
【0004】PBSプリズムユニット103の後方即ち
図中の右方には、順に第1レンズアレイ105、少し離
れて第2レンズアレイ106、その直後に重ね合わせレ
ンズ107が配置されている。なお、第1レンズアレイ
105は、後述する表示パネルとアスペクト比がほぼ一
致した長方形の格子状に組み合わされた各セル105a
を有している。また、第2レンズアレイ106は、第1
レンズアレイ105の場合と同様に、長方形の格子状に
組み合わされた各セル106aを有している。これは、
必ずしも105aと相似形である必要はない。
【0005】そして、第2レンズアレイ106とその直
後の重ね合わせレンズ107により、重ね合わせレンズ
107の焦点位置近傍に、第1レンズアレイ105の各
セル105aの像が重なり合うようにしている。この重
ね合わせレンズ107の焦点位置に表示パネル109が
配置されている。また、その直前に配置されたコンデン
サーレンズ108によって、表示パネル109をテレセ
ントリック照明する。以上の第1レンズアレイ105か
ら重ね合わせレンズ107までを、インテグレータ光学
系と呼ぶ。なお、以下に示す各光は、その光軸のみ図示
している。これは従来技術及び実施形態全般に渡って同
様とする。
【0006】光源101から射出された光は、リフレク
ター102で反射され、略平行光となってPBSプリズ
ムユニット103のPBSプリズム103aに入射す
る。ここで、実線Pで示すP偏光の光は、PBSプリズ
ム103aをそのまま透過する。また、破線Sで示すS
偏光の光は、入射したPBSプリズム103a内部で反
射され、外側に隣合ったPBSプリズム103bに入射
してその内部で再び反射され、S偏光のままここから射
出する。即ちここでは同図の紙面に沿った表示パネル1
09の長辺方向(図中の上下方向)に偏光分離される。
【0007】そして、PBSプリズム103bから射出
したS偏光の光は、その直後に配置された1/2波長板
104を透過する事により、P偏光に変換される。即
ち、光源101からの光は、PBSプリズムユニット1
03及び1/2波長板104により偏光変換され、最終
的にP偏光に揃えられて出てくる。この構成を偏光変換
装置と呼ぶ。なお、揃える偏光方向はP偏光に限定され
ない。また、以上に述べてきた光源101から表示パネ
ル109直前までの構成を、照明光学装置と呼ぶ。
【0008】上述したようにP偏光に揃えられた光は、
上記インテグレータ光学系を経て、表示パネル109に
入射する。表示パネル109は、ここに照明された光を
画素毎に表示情報に応じて変調し、射出する。射出した
光は投影光学系110に到る。この投影光学系110に
より、表示パネル109の表示情報が図示しないスクリ
ーンに投影される。なお、110aは投影光学系に配置
された絞りである。
【0009】図11は、従来の照明光学装置が用いられ
ている表示光学装置の他の例を原理的に示す構成図であ
る。同図において、201は光源であり、202は光源
201を取り囲むように配置されるリフレクターであ
る。リフレクター202の後方即ち図中の右方には、順
に第1レンズアレイ203、少し離れて第2レンズアレ
イ204が配置されている。なお、第1レンズアレイ2
03は、後述する表示パネルとアスペクト比がほぼ一致
した長方形の格子状に組み合わされた各セル203aを
有している。また、第2レンズアレイ204は、第1レ
ンズアレイ203の場合と同様に、長方形の格子状に組
み合わされた各セル204aを有している。これは、必
ずしも203aと相似形である必要はない。
【0010】第2レンズアレイ204の直後には、PB
S(偏光ビームスプリッター)プリズムをアレイ状に配
設したPBSプリズムアレイ205が配置されている。
ここでは光源201からの光の偏光分離を行う。そし
て、その各PBSプリズム205a,205bのうち、
後述するようにS偏光が射出する205bについては、
その直後に1/2波長板206が配置されている。
【0011】また、PBSプリズムアレイ205の後方
に重ね合わせレンズ207が配置されている。そして、
第2レンズアレイ204と重ね合わせレンズ207によ
り、重ね合わせレンズ207の焦点位置近傍に、第1レ
ンズアレイ203の各セル203aの像が重なり合うよ
うにしている。この重ね合わせレンズ207の焦点位置
に表示パネル209が配置されている。また、その直前
に配置されたコンデンサーレンズ208によって、表示
パネル209をテレセントリック照明する。以上の第1
レンズアレイ203,第2レンズアレイ204,重ね合
わせレンズ207の組み合わせを、インテグレータ光学
系と呼ぶ。
【0012】光源201から射出された光は、リフレク
ター202で反射され、略平行光となって第1レンズア
レイ203,第2レンズアレイ204を通過し、第2レ
ンズアレイ204の各セル204aからの光毎にPBS
プリズムアレイ205のPBSプリズム205aに入射
する。ここで、実線Pで示すP偏光の光は、PBSプリ
ズム205aをそのまま透過する。また、破線Sで示す
S偏光の光は、入射したPBSプリズム205a内部で
反射され、隣合ったPBSプリズム205bに入射して
その内部で再び反射され、S偏光のままここから射出す
る。
【0013】そして、その直後に配置された1/2波長
板206を透過する事により、P偏光に変換される。即
ち、光源201からの光は、PBSプリズムアレイ20
5及び1/2波長板206により偏光変換され、最終的
にP偏光に揃えられて出てくる。この構成を偏光変換装
置と呼ぶ。なお、揃える偏光方向はP偏光に限定されな
い。また、以上に述べてきた光源201から表示パネル
209直前までの構成を、照明光学装置と呼ぶ。
【0014】上述したようにP偏光に揃えられた光は、
重ね合わせレンズ207を経て、表示パネル209に入
射する。表示パネル209は、ここに照明された光を画
素毎に表示情報に応じて変調し、射出する。射出した光
は投影光学系210に到る。この投影光学系210によ
り、表示パネル209の表示情報が図示しないスクリー
ンに投影される。なお、210aは投影光学系に配置さ
れた絞りである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
10に示したような従来の照明光学装置の構成では、光
源の直後で偏光変換を行うので、これにより光源101
からリフレクター102を経た光の光束幅が、おおよそ
倍に拡大される。従って、表示パネル109へ入射する
照明光IaのFナンバーが小さくなる。故に、表示パネ
ル109から射出する投影光EaのFナンバーも小さく
なるので、投影光学系110の負担が重くなる。
【0016】また、上記図11に示したような従来の照
明光学装置の構成では、光源201からリフレクター2
02を経た光の光束幅が拡大される事はないので、表示
パネル209へ入射する照明光IbのFナンバー及び表
示パネル209から射出する投影光EbのFナンバーは
小さくならず、投影光学系210の負担が重くなる事は
ない。ところが、光源201からの光の偏光方向が揃う
のは、第2レンズアレイ204を通過した後であるた
め、後述する本発明の実施形態で説明するような、偏光
依存性のある色切り替えデバイスをこの照明光学装置に
挿入するスペースがないため、これを用いたいわゆるカ
ラーシーケンシャル方式の照明を行う事ができない。
【0017】本発明は、このような問題点に鑑み、照明
光のFナンバーが小さくならないので投影光学系の負担
が軽くて済み、しかも偏光依存性のある色切り替えデバ
イスを挿入する事が可能な照明光学装置を提供する事を
目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、光源からの光を所定の偏光状態に揃え
るための偏光変換装置と、その所定の偏光状態の光を表
示パネルに照明するインテグレータ光学系とを備えた照
明光学装置であって、前記偏光変換装置により、前記光
源からの光を前記表示パネルの長辺方向に偏光分離し、
その分離した第1の光束と第2の光束の一方を他方と同
一偏光状態に揃える照明光学装置において、前記第1の
光束と第2の光束は、前記インテグレータ光学系の第1
レンズアレイにおける同一セルを通過し、そのインテグ
レータ光学系の第2レンズアレイにおける同一セル上に
結像する事を特徴とする。
【0019】また、以下の条件式を満たす事を特徴とす
る。 0.3<l・tanθ/d<0.75 但し、 θ:偏光分離されて所定の偏光状態に揃えられた光各々
が互いに成す角度 l:第1レンズアレイと第2レンズアレイとの光学的距
離 d:第2レンズアレイにおけるセルの長辺方向のサイズ である。
【0020】また、前記偏光変換装置と前記インテグレ
ータ光学系との間に、前記所定の偏光状態の光を所定の
各色に時分割で切り替える色切り替えデバイスを配置し
た事を特徴とする。
【0021】また、前記色切り替えデバイスはコレステ
リック液晶である事を特徴とする。或いは、前記色切り
替えデバイスは液晶ポリマー材料により形成されたホロ
グラムである事を特徴とする。或いは、前記色切り替え
デバイスは回折格子と反射型ライトバルブを組み合わせ
たものである事を特徴とする。
【0022】また、前記偏光分離の方向は、画像表示方
向に向かって左右対称であり、前記第1レンズアレイに
おける各セルは、画像表示方向に向かって左右対称に偏
芯している事を特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の照
明光学装置が用いられている表示光学装置の一例を原理
的に示す構成図である。同図において、1は光源であ
り、2は光源1を取り囲むように配置されるリフレクタ
ーである。リフレクター2の直後即ち図中の右側には、
PBS(偏光ビームスプリッター)プリズムを並列に配
設したPBSプリズムユニット3が配置されている。こ
こでは光源1からの光の偏光分離を行う。そして、その
各PBSプリズム3a,3bのうち、後述するようにS
偏光が射出する3bについては、その直後に1/2波長
板4が配置されている。
【0024】PBSプリズムユニット3の後方即ち図中
の右方には、順に第1レンズアレイ5、少し離れて第2
レンズアレイ6、その直後に重ね合わせレンズ7が配置
されている。なお、第1レンズアレイ5は、後述する表
示パネルとアスペクト比がほぼ一致した長方形の格子状
に組み合わされた各セル5aを有している。また、第2
レンズアレイ6は、第1レンズアレイ5の場合と同様
に、長方形の格子状に組み合わされた各セル6aを有し
ている。これは、必ずしも5aと相似形である必要はな
い。
【0025】そして、第2レンズアレイ6とその直後の
重ね合わせレンズ7により、重ね合わせレンズ7の焦点
位置近傍に、第1レンズアレイ5の各セル5aの像が重
なり合うようにしている。この重ね合わせレンズ7の焦
点位置に表示パネル9が配置されている。この表示パネ
ル9は、一枚でカラー表示を行ういわゆる単板方式であ
る。また、その直前に配置されたコンデンサーレンズ8
によって、表示パネル9をテレセントリック照明する。
以上の第1レンズアレイ5から重ね合わせレンズ7まで
を、インテグレータ光学系と呼ぶ。
【0026】光源1から射出された光は、リフレクター
2で反射され、略平行光となってPBSプリズムユニッ
ト3のPBSプリズム3aに入射する。ここで、実線P
で示すP偏光の光は、PBSプリズム3aをそのまま透
過する。また、破線Sで示すS偏光の光は、入射したP
BSプリズム3a内部で反射され、外側に隣合ったPB
Sプリズム3bに入射してその内部で再び反射され、S
偏光のままここから射出する。即ちここでは同図の紙面
に沿った表示パネル9の長辺方向(図中の上下方向)に
偏光分離される。
【0027】そして、PBSプリズム3bから射出した
S偏光の光は、その直後に配置された1/2波長板4を
透過する事により、P偏光に変換される。即ち、光源1
からの光は、PBSプリズムユニット3及び1/2波長
板4により偏光変換され、最終的にP偏光に揃えられて
出てくる。この構成を偏光変換装置と呼ぶ。なお、揃え
る偏光方向はP偏光に限定されない。また、以上に述べ
てきた光源1から表示パネル9直前までの構成を、照明
光学装置と呼ぶ。
【0028】上述したようにP偏光に揃えられた光は、
上記インテグレータ光学系を経て、表示パネル9に入射
する。表示パネル9は、ここに照明された光を画素毎に
RGB各色の表示情報に応じて変調し、射出する。射出
した光は投影光学系10に到る。この投影光学系10に
より、表示パネル9の表示情報が図示しないスクリーン
に投影される。なお、10aは投影光学系に配置された
絞りである。
【0029】ここで、破線Sで示したS偏光の光は、P
BSプリズム3bにおいて、この照明光学装置に対して
若干内側に向けて反射される。即ち、PBSプリズムユ
ニット3で偏光分離された光のうち、PBSプリズム3
aを透過した、当初よりP偏光の光をPaとし、PBS
プリズム3bから射出して、1/2波長板4でS偏光か
らP偏光に変換された光をPbとすると、Pbは若干内
側に傾いており、Paと共に第1レンズアレイ5の同一
セル5aを透過する。
【0030】なお、PBSプリズムユニット3と第1レ
ンズアレイ5との間の距離をLで示す。これらの間に、
後述する色切り替えデバイスが配置される。またセル5
aは、曲面の面頂点が外側に偏芯して配置され、略楔状
をしていて、Pa,Pbはここを透過する事によりそれ
ぞれ屈折し、第2レンズアレイ6の同一セル6a上に2
つの光源像を結像する。上記偏光変換装置により、光源
1からの光は、画像表示方向に向かって左右対称に偏光
分離される。従って、第1レンズアレイ5におけるセル
5aの偏芯状態は、画像表示方向に向かって左右対称と
なっている。
【0031】本発明の構成では、光源の直後で偏光変換
を行うので、これにより光源1からリフレクター2を経
た光の光束幅が、おおよそ倍に拡大される。この事は、
上記図10に示したような従来の照明光学装置の構成と
同じである。しかし、本発明では、図1で示したよう
に、偏光分離された光が第1レンズアレイの同一セルを
透過し、また第2レンズアレイの同一セル上に2つの光
源像を結像する構成とする事により、表示パネル9へ入
射する照明光IのFナンバーが小さくならずに済む。故
に、表示パネル9から射出する投影光EのFナンバーも
小さくなる事はないので、投影光学系10の負担が軽く
て済む。
【0032】ここで、図1に示すように、PBSプリズ
ムユニット3で偏光分離されたP偏光及びS偏光の光
が、光束中心の位置で互いにDだけ離れており、また光
束中心の方向が成す角度、即ちPa,Pbの互いの成す
角度はθであるとする。さらに、第1レンズアレイ5と
第2レンズアレイ6との光学的距離をlとし、第2レン
ズアレイ6のセル6aの長辺方向のサイズをdとする
と、以下の条件式を満たす事が望ましい。
【0033】0.3<l・tanθ/d<0.75 ここで、最適値は0.5である。即ち、このとき第2レ
ンズアレイの同一セル上に結像する2つの光源像間の距
離が2/dとなり、そのセル上で偏りのない結像状態と
なる。
【0034】ちなみに、後述する色切り替えデバイス
は、偏光依存性を考慮すれば、上記図11に示したよう
な従来の照明光学装置の構成において、照明光Ibの偏
光が揃っている重ね合わせレンズ207とコンデンサー
レンズ208との間に配置する事も考えられる。しか
し、この位置は色切り替えデバイスに入射する入射光の
角度範囲が大きくなり、色切り替えデバイスの入射角度
依存性の影響が出るので、配置は不適当となる。
【0035】つまり、ここでの照明光Ibは、Fナンバ
ーが小さくないといえども角度範囲は±10度程度もあ
るので、その影響が大きくなる。一方、本発明のように
PBSプリズムユニット3と第1レンズアレイ5との間
に色切り替えデバイスを配置する場合は、ここでの入射
光の角度範囲に相当する上記角度θは、高々4〜5度で
あるので、入射角度依存性の影響は少ない。
【0036】以下、各種の色切り替えデバイスを使用し
た照明光学装置の各実施形態について説明する。本発明
でも採用しているような、一枚の表示パネルでRGBの
カラー表示を行ういわゆる単板方式においては、いわゆ
るカラーシーケンシャル(色時分割)方式の照明が行わ
れる。この場合、従来は例えばカラーホイル時分割方式
が採用されていた。
【0037】このようなカラーホイルは、例えば円板状
を成しており、中心の回転軸周りの3つの領域に、それ
ぞれR(赤色),G(緑色),B(青色)を透過させる
カラーフィルターが配置されている。そして、これらが
回転軸の周りに高速で回転する事により、このカラーホ
イルを透過する照明光が、各カラーフィルターにより高
速で各色に切り替わる構成である。
【0038】しかし、カラーホイル時分割方式は、カラ
ーホイルを機械的に回転させるものであり、信頼性や寿
命等の面で問題があった。そこで本発明では、以下の実
施形態に示すような色切り替えデバイスを用いて、照明
光を電気的に各色に切り替える構成としている。
【0039】図2は、本発明の第1の実施形態の照明光
学装置が用いられている表示光学装置を原理的に示す構
成図である。同図において、1は光源であり、2は光源
1を取り囲むように配置されるリフレクターである。リ
フレクター2の直後即ち図中の右側には、PBS(偏光
ビームスプリッター)プリズムを並列に配設したPBS
プリズムユニット3が配置されている。ここでは光源1
からの光の偏光分離を行う。
【0040】そして、PBSプリズムユニット3の直後
には、1/4波長板18が配置されている。具体的に
は、PBSプリズムユニット3の各PBSプリズム3
a,3bのうち、後述するようにP偏光が射出する3a
については、その直後に−45度の主軸方位を持った1
/4波長板18aが配置されており、S偏光が射出する
3bについては、その直後に+45度の主軸方位を持っ
た1/4波長板18bが配置されている。
【0041】1/4波長板18の後方即ち図中の右方に
は、順にコレステリック液晶装置11、1/4波長板1
9、その直後に第1レンズアレイ5、少し離れて第2レ
ンズアレイ6、その直後に重ね合わせレンズ7が配置さ
れている。なお、第1レンズアレイ5は、後述する表示
パネルとアスペクト比がほぼ一致した長方形の格子状に
組み合わされた各セル5aを有している。また、第2レ
ンズアレイ6は、第1レンズアレイ5の場合と同様に、
長方形の格子状に組み合わされた各セル6aを有してい
る。これは、必ずしも5aと相似形である必要はない。
【0042】コレステリック液晶装置11は、上述した
色切り替えデバイスの一種であり、照明光をRGB各色
に時分割で電気的に切り替えるものである。詳しくは後
述する。また、第2レンズアレイ6とその直後の重ね合
わせレンズ7により、重ね合わせレンズ7の焦点位置近
傍に、第1レンズアレイ5の各セル5aの像が重なり合
うようにしている。
【0043】以上の第1レンズアレイ5から重ね合わせ
レンズ7までを、インテグレータ光学系と呼ぶ。この重
ね合わせレンズ7の焦点位置に表示パネル9が配置され
ている。また、その直前に配置されたコンデンサーレン
ズ8によって、表示パネル9をテレセントリック照明す
る。コンデンサーレンズ8と表示パネル9との間には、
PBSプリズム12が配置されており、ここで投影光と
照明光の分離を行う。
【0044】光源1から射出された光は、リフレクター
2で反射され、略平行光となってPBSプリズムユニッ
ト3のPBSプリズム3aに入射する。ここで、実線P
で示すP偏光の光は、PBSプリズム3aをそのまま透
過する。また、破線Sで示すS偏光の光は、入射したP
BSプリズム3a内部で反射され、外側に隣合ったPB
Sプリズム3bに入射してその内部で再び反射され、S
偏光のままここから射出する。即ちここでは同図の紙面
に沿った表示パネル9の長辺方向(図中の上下方向)に
偏光分離される。
【0045】そして、PBSプリズム3aから射出した
P偏光の光は、その直後に配置された1/4波長板18
aを透過する事により、右円偏光に変換される。また、
PBSプリズム3bから射出したS偏光の光は、その直
後に配置された1/4波長板18bを透過する事によ
り、同じく右円偏光に変換される。即ち、光源1からの
光は、PBSプリズムユニット3及び1/4波長板18
により偏光変換され、最終的に右円偏光に揃えられて出
てくる。この構成を偏光変換装置と呼ぶ。なお、揃える
偏光方向は右円偏光に限定されない。また、以上に述べ
てきた光源1から表示パネル9直前までの構成を、照明
光学装置と呼ぶ。
【0046】上述したように右円偏光に揃えられた光
は、コレステリック液晶装置11により色切り替えされ
た後、1/4波長板19で直線偏光に変換され、上記イ
ンテグレータ光学系を経て、最終的に表示パネル9に入
射する。表示パネル9は、ここに照明された光を画素毎
にRGB各色の表示情報に応じて変調し、射出する。射
出した光は投影光学系10に到る。この投影光学系10
により、表示パネル9の表示情報が図示しないスクリー
ンに投影される。なお、10aは投影光学系に配置され
た絞りである。
【0047】図3は、図2で示した表示光学装置の実際
の構成を模式的に示す図である。図2においては、光学
系を直線的に展開した形で示したが、実際は図3に示す
ように、反射部で光軸が折れ曲がっている。また、図3
は図2の表示光学装置を紙面に沿って上から見た図とな
っており、図2を正面図とすると、図3は平面図である
関係となっている。
【0048】図3において、本実施形態での光線の軌跡
を改めて説明する。光源1から射出された光は、リフレ
クター2で反射され、略平行光となってPBSプリズム
ユニット3に入射する。そして、このPBSプリズムユ
ニット3及び直後の1/4波長板18により偏光変換さ
れ、最終的に右円偏光に揃えられて出てくる。右円偏光
に揃えられた光は、コレステリック液晶装置11表面に
入射する。
【0049】コレステリック液晶装置11は、R用,G
用,B用の、各色専用のコレステリック液晶素子を例え
ば1層ずつ計3層重ね合わせたものである。このコレス
テリック液晶素子は、右円偏光の光しか反射しない偏光
依存性を持つ。ここでは各コレステリック液晶素子を、
ブロック図で示す制御部15にて順次高速でON/OF
F制御により切り替える事により、カラーシーケンシャ
ル駆動し、光源からの白色光に含まれるRGB各色を時
分割で順次切り替えて反射する。反射しなかった色の光
は、コレステリック液晶装置11を透過する。コレステ
リック液晶素子の具体的な構成については後述する。
【0050】コレステリック液晶装置11により色切り
替えされて、右円偏光のまま射出した光は、1/4波長
板19で直線偏光に変換され、上記インテグレータ光学
系を経て、S偏光としてPBSプリズム12に入射し、
内部で反射されて表示パネル9に入射する。表示パネル
9は、例えば反射型液晶表示パネルを使用しており、こ
こに照明された光を、画素毎にRGB各色の表示情報に
応じて偏光面を回転させたり(ON)、回転させなかっ
たり(OFF)して反射する。
【0051】このとき、OFFの反射光は、PBSプリ
ズム12に戻るが、S偏光のままであるので、ここで反
射され、光源側へと戻される。一方、ONの反射光は、
P偏光に変換されているので、PBSプリズム12に戻
ってここを透過し、次の投影光学系10に到る。この投
影光学系10により、表示パネル9の表示情報が図示し
ないスクリーンに投影される。
【0052】図4は、コレステリック液晶素子の構成を
模式的に示す断面図である。同図に示すように、コレス
テリック液晶素子は、互いに対面するガラス基板(或い
は透明フィルム基板)31の各内面に、ITO(透明電
極)32が形成され、ITO32間にコレステリック液
晶35が挟まれた構成となっている。ここで、各ITO
32間に、パルス電源36により高いパルス電圧を印加
すると、同図(a)に示すように、液晶分子35aがい
わゆるプレーナ配列となり、着色状態となる。このと
き、液晶分子35aのいわゆる捩れのピッチをpとし、
コレステリック液晶35の平均屈折率naとすると、反
射される光の波長λ=napとなる。
【0053】この状態で、同図(a)において、矢印A
で示すようにコレステリック液晶35に入射した特定の
波長の光は、矢印Bで示すように反射され、それ以外の
波長の光は矢印Cで示すように透過する。一方、各IT
O32間に、パルス電源36により低いパルス電圧を印
加すると、同図(b)に示すように、液晶分子35aが
いわゆるフォーカルコニック配列となり、透明状態とな
る。この状態で、コレステリック液晶35に入射したす
べての光は矢印Dで示すように透過する。
【0054】従って、ITO32に印加するパルス電圧
の高低を切り替えるパルス制御をする事により、コレス
テリック液晶35において、着色状態と透明状態とを高
速で切り替える事ができる。即ち、各波長域、例えばR
GB各色に対して作用するコレステリック液晶35をそ
れぞれ用意し、このようなコレステリック液晶を持つコ
レステリック液晶素子を重ね合わせれば、上述したよう
に、各コレステリック液晶素子を順次高速でパルス制御
により切り替える事により、RGB各色を時分割で順次
切り替えて反射させる事ができる。
【0055】図5は、本発明の第2の実施形態の照明光
学装置が用いられている表示光学装置を原理的に示す構
成図である。同図において、1は光源であり、2は光源
1を取り囲むように配置されるリフレクターである。リ
フレクター2の直後即ち図中の右側には、PBS(偏光
ビームスプリッター)プリズムを並列に配設したPBS
プリズムユニット3が配置されている。ここでは光源1
からの光の偏光分離を行う。そして、その各PBSプリ
ズム3a,3bのうち、後述するようにS偏光が射出す
る3bについては、その直後に1/2波長板4が配置さ
れている。
【0056】PBSプリズムユニット3の後方即ち図中
の右方には、順に液晶ホログラム装置13、第1レンズ
アレイ5、第2レンズアレイ6、その直後に重ね合わせ
レンズ7が配置されている。なお、第1レンズアレイ5
は、後述する表示パネルとアスペクト比がほぼ一致した
長方形の格子状に組み合わされた各セル5aを有してい
る。また、第2レンズアレイ6は、第1レンズアレイ5
の場合と同様に、長方形の格子状に組み合わされた各セ
ル6aを有している。これは、必ずしも5aと相似形で
ある必要はない。
【0057】ここで、液晶ホログラム装置13は、上述
した色切り替えデバイスの一種であり、照明光をRGB
各色に時分割で電気的に切り替えるものである。詳しく
は後述する。また、第2レンズアレイ6とその直後の重
ね合わせレンズ7により、重ね合わせレンズ7の焦点位
置近傍に、第1レンズアレイ5の各セル5aの像が重な
り合うようにしている。
【0058】以上の第1レンズアレイ5から重ね合わせ
レンズ7までを、インテグレータ光学系と呼ぶ。この重
ね合わせレンズ7の焦点位置に表示パネル9が配置され
ている。また、その直前に配置されたコンデンサーレン
ズ8によって、表示パネル9をテレセントリック照明す
る。コンデンサーレンズ8と表示パネル9との間には、
PBSプリズム12が配置されており、ここで投影光と
照明光の分離を行う。
【0059】光源1から射出された光は、リフレクター
2で反射され、略平行光となってPBSプリズムユニッ
ト3のPBSプリズム3aに入射する。ここで、実線P
で示すP偏光の光は、PBSプリズム3aをそのまま透
過する。また、破線Sで示すS偏光の光は、入射したP
BSプリズム3a内部で反射され、外側に隣合ったPB
Sプリズム3bに入射してその内部で再び反射され、S
偏光のままここから射出する。即ちここでは同図の紙面
に沿った表示パネル9の長辺方向(図中の上下方向)に
偏光分離される。
【0060】そして、PBSプリズム3bから射出した
S偏光の光は、その直後に配置された1/2波長板4を
透過する事により、P偏光に変換される。即ち、光源1
からの光は、PBSプリズムユニット3及び1/2波長
板4により偏光変換され、最終的にP偏光に揃えられて
出てくる。この構成を偏光変換装置と呼ぶ。なお、揃え
る偏光方向はP偏光に限定されない。また、以上に述べ
てきた光源1から表示パネル9直前までの構成を、照明
光学装置と呼ぶ。
【0061】上述したようにP偏光に揃えられた光は、
液晶ホログラム装置13により色切り替えされ、上記イ
ンテグレータ光学系を経て、最終的に表示パネル9に入
射する。表示パネル9は、ここに照明された光を画素毎
にRGB各色の表示情報に応じて変調し、射出する。射
出した光は投影光学系10に到る。この投影光学系10
により、表示パネル9の表示情報が図示しないスクリー
ンに投影される。なお、10aは投影光学系に配置され
た絞りである。
【0062】図6は、図5で示した表示光学装置の実際
の構成を模式的に示す図である。図5においては、この
光学系を直線的に展開した形で示したが、実際は図6に
示すように、反射部で光軸が折れ曲がっている。また、
図6は図5の表示光学装置を紙面に沿って上から見た図
となっており、図5を正面図とすると、図6は平面図で
ある関係となっている。
【0063】図6において、本実施形態での光線の軌跡
を改めて説明する。光源1から射出された光は、リフレ
クター2で反射され、略平行光となってPBSプリズム
ユニット3に入射する。そして、このPBSプリズムユ
ニット3及び直後の1/2波長板4により偏光変換さ
れ、最終的にP偏光に揃えられて出てくる。P偏光に揃
えられた光は、液晶ホログラム装置13表面にS偏光と
して略垂直に入射する。
【0064】液晶ホログラム装置13は、R用,G用,
B用の、各色専用の液晶ホログラム素子を例えば1層ず
つ計3層重ね合わせたものである。この液晶ホログラム
素子は、偏光依存性及び入射光に対する角度依存性を有
する。ここでは各液晶ホログラム素子をブロック図で示
す制御部16にて順次高速でON/OFF制御により切
り替える事により、カラーシーケンシャル駆動し、光源
からの白色光に含まれるRGB各色を時分割で順次切り
替えて反射,回折し、表面から斜め方向に射出する。反
射,回折しなかった色の光は、液晶ホログラム装置13
を透過する。液晶ホログラム素子の具体的な構成につい
ては後述する。
【0065】液晶ホログラム装置13により色切り替え
されて射出した光は、上記インテグレータ光学系を経
て、S偏光としてPBSプリズム12に入射し、内部で
反射されて表示パネル9に入射する。表示パネル9は、
例えば反射型液晶表示パネルを使用しており、ここに照
明された光を、画素毎にRGB各色の表示情報に応じて
偏光面を回転させたり(ON)、回転させなかったり
(OFF)して反射する。
【0066】このとき、OFFの反射光は、PBSプリ
ズム12に戻るが、S偏光のままであるので、ここで反
射され、光源側へと戻される。一方、ONの反射光は、
P偏光に変換されているので、PBSプリズム12に戻
ってここを透過し、次の投影光学系10に到る。この投
影光学系10により、表示パネル9の表示情報が図示し
ないスクリーンに投影される。
【0067】図7は、液晶ホログラム素子の構成を模式
的に示す断面図である。同図に示すように、液晶ホログ
ラム素子は、互いに対面するガラス基板(或いは透明フ
ィルム基板)31の各内面に、ITO(透明電極)32
が形成され、ITO32間にホログラム33が挟まれた
構成となっている。ホログラム33は、液晶ポリマー上
に2つの光を交差させて干渉縞を作り、これを固めて作
成したホログラムである。ここではポリマー33aと、
小滴状の液晶分子33bの集合体とが、ガラス基板31
に対して傾斜した状態で、互いに層状に重なり合ってい
る。
【0068】通常は、例えば液晶分子33bの屈折率が
ポリマー33aのそれよりも高い状態であり、この状態
でホログラム33は、特定の波長域の光を反射,回折
し、他の波長域の光を透過させる。ここで、各ITO3
2間に、電源34により交流或いは直流の電圧を印加
し、ホログラム33に電界を生じさせると、液晶分子3
3bの屈折率が低くなり、ポリマー33aと同等とな
る。このとき、ホログラム33のホログラムとしての効
果が殆どなくなり、透明板と同様の状態となる。
【0069】従って、ITO32に印加する電圧をON
/OFF制御する事により、ホログラム33において、
ホログラムとしての状態と透明板としての状態を高速で
切り替える事ができる。即ち、各波長域、例えばRGB
各色に対して作用するホログラム33をそれぞれ用意
し、このようなホログラムを持つ液晶ホログラム素子を
重ね合わせれば、上述したように、各液晶ホログラム素
子を順次高速でON/OFF制御により切り替える事に
より、RGB各色を時分割で順次切り替えて反射,回折
させる事ができる。
【0070】今、図7において、ITO32に電圧を印
加しない状態で、S偏光の光Lがガラス基板31表面に
略垂直に入射したとすると、ホログラム33により、こ
れに対応する特定の波長域の光がこのガラス基板31表
面より斜めに射出される。このときの射出角度θは、層
状に重なり合ったポリマー33aと液晶33分子bの傾
斜状態に応じた値となる。本実施形態では、θが約30
〜40度のものが使用される。
【0071】図8は、本発明の第3の実施形態の照明光
学装置が用いられている表示光学装置を原理的に示す構
成図である。同図において、1は光源であり、2は光源
1を取り囲むように配置されるリフレクターである。リ
フレクター2の直後即ち図中の右側には、偏光分離ミラ
ー群20が配置されている。ここでは光源1からの光の
偏光分離を行う。そして、その各偏光分離ミラー20
a,20bのうち、後述するようにS偏光が射出する2
0bについては、その直後に1/2波長板4が配置され
ている。
【0072】偏光分離ミラー群20の後方即ち図中の右
方には、順に回折格子14、第1レンズアレイ5、第2
レンズアレイ6、その直後に重ね合わせレンズ7が配置
されている。なお、ここでは図示しないが、回折格子1
4に入射した光は、別途設けた光路に導かれ、そこで色
切り替えが行なわれる。詳しくは後述する。また、第1
レンズアレイ5は、後述する表示パネルとアスペクト比
がほぼ一致した長方形の格子状に組み合わされた各セル
5aを有している。また、第2レンズアレイ6は、第1
レンズアレイ5の場合と同様に、長方形の格子状に組み
合わされた各セル6aを有している。これは、必ずしも
5aと相似形である必要はない。
【0073】回折格子14は、後述する反射型ライトバ
ルブとの組み合わせにより、上述した色切り替えデバイ
スの働きをするものであり、照明光をRGB各色に時分
割で電気的に切り替えるものである。詳しくは後述す
る。また、第2レンズアレイ6とその直後の重ね合わせ
レンズ7により、重ね合わせレンズ7の焦点位置近傍
に、第1レンズアレイ5の各セル5aの像が重なり合う
ようにしている。
【0074】以上の第1レンズアレイ5から重ね合わせ
レンズ7までを、インテグレータ光学系と呼ぶ。この重
ね合わせレンズ7の焦点位置に表示パネル9が配置され
ている。また、その直前に配置されたコンデンサーレン
ズ8によって、表示パネル9をテレセントリック照明す
る。コンデンサーレンズ8と表示パネル9との間には、
PBSプリズム12が配置されており、ここで投影光と
照明光の分離を行う。
【0075】光源1から射出された光は、リフレクター
2で反射され、略平行光となって偏光分離ミラー群20
の偏光分離ミラー20aに入射する。ここで、実線Pで
示すP偏光の光は、偏光分離ミラー20aをそのまま透
過する。また、破線Sで示すS偏光の光は、入射した偏
光分離ミラー20aで反射され、外側に隣合った偏光分
離ミラー20bに入射してそこで再び反射される。即ち
ここでは同図の紙面に沿った表示パネル9の長辺方向
(図中の上下方向)に偏光分離される。
【0076】そして、偏光分離ミラー20bから射出し
たS偏光の光は、その直後に配置された1/2波長板4
を透過する事により、P偏光に変換される。即ち、光源
1からの光は、偏光分離ミラー群20及び1/2波長板
4により偏光変換され、最終的にP偏光に揃えられて出
てくる。この構成を偏光変換装置と呼ぶ。なお、揃える
偏光方向はP偏光に限定されない。
【0077】また、以上に述べてきた光源1から表示パ
ネル9直前までの構成を、照明光学装置と呼ぶ。上述し
たようにP偏光に揃えられた光は、回折格子14等の働
きにより色切り替えされ、上記インテグレータ光学系を
経て、最終的に表示パネル9に入射する。表示パネル9
は、ここに照明された光を画素毎にRGB各色の表示情
報に応じて変調し、射出する。射出した光は投影光学系
10に到る。この投影光学系10により、表示パネル9
の表示情報が図示しないスクリーンに投影される。な
お、10aは投影光学系に配置された絞りである。
【0078】図9は、図8で示した表示光学装置の実際
の構成を模式的に示す図である。図8においては、光学
系を直線的に展開した形で示したが、実際は図9に示す
ように、反射部で光軸が折れ曲がっている。また、図9
は図8の表示光学装置を紙面に沿って上から見た図とな
っており、図8を正面図とすると、図9は平面図である
関係となっている。
【0079】図9において、本実施形態での光線の軌跡
を改めて説明する。光源1から射出された光は、リフレ
クター2で反射され、略平行光となって偏光分離ミラー
群20に入射する。そして、この偏光分離ミラー群20
及び直後の1/2波長板4により偏光変換され、最終的
にP偏光に揃えられて出てくる。P偏光に揃えられた光
は、フレネルレンズ21を経て回折格子14に入射す
る。なお、フレネルレンズには限定されるものではな
く、通常のレンズを使用しても良い。
【0080】ここで、フレネルレンズ21の焦点位置に
は、偏光依存性のある例えば強誘電液晶より成る反射型
ライトバルブ23が配置されている。また、その直前に
配置されたコンデンサーレンズ22によって、反射型ラ
イトバルブ23をテレセントリック照明する。
【0081】フレネルレンズ21を経て回折格子14に
入射した光は、偏光方向が紙面に垂直であり、波長の異
なる光であるRGB各色毎に、紙面に沿った平面上で異
なる角度で回折し、即ち角度分離されて、コンデンサー
レンズ22透過後、反射型ライトバルブ23上のRGB
各色に対応する領域にそれぞれ入射する。このとき、こ
の各領域をブロック図で示す制御部17にて順次高速で
ON/OFF制御により切り替える事により、カラーシ
ーケンシャル駆動し、RGB各色を時分割で順次切り替
えて反射する。
【0082】反射型ライトバルブ23により色切り替え
されて射出した光は、再び回折格子14に入射して、こ
こで同一方向の光に統合され、再びフレネルレンズを透
過する。そして、上記インテグレータ光学系を経て、S
偏光としてPBSプリズム12に入射し、内部で反射さ
れて表示パネル9に入射する。表示パネル9は、例えば
反射型液晶表示パネルを使用しており、ここに照明され
た光を、画素毎にRGB各色の表示情報に応じて偏光面
を回転させたり(ON)、回転させなかったり(OF
F)して反射する。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
照明光のFナンバーが小さくならないので投影光学系の
負担が軽くて済み、しかも偏光依存性のある色切り替え
デバイスを挿入する事が可能な照明光学装置を提供する
事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明光学装置が用いられている表示光
学装置の一例を原理的に示す構成図。
【図2】本発明の第1の実施形態の照明光学装置が用い
られている表示光学装置を原理的に示す構成図。
【図3】図2で示した表示光学装置の実際の構成を模式
的に示す図。
【図4】コレステリック液晶素子の構成を模式的に示す
断面図。
【図5】本発明の第2の実施形態の照明光学装置が用い
られている表示光学装置を原理的に示す構成図。
【図6】図5で示した表示光学装置の実際の構成を模式
的に示す図。
【図7】液晶ホログラム素子の構成を模式的に示す断面
図。
【図8】本発明の第3の実施形態の照明光学装置が用い
られている表示光学装置を原理的に示す構成図。
【図9】図8で示した表示光学装置の実際の構成を模式
的に示す図。
【図10】従来の照明光学装置が用いられている表示光
学装置の一例を原理的に示す構成図。
【図11】従来の照明光学装置が用いられている表示光
学装置の他の例を原理的に示す構成図。
【符号の説明】 1 光源 2 リフレクター 3 PBSプリズムユニット 4 1/2波長板 5 第1レンズアレイ 6 第2レンズアレイ 7 重ね合わせレンズ 8,22 コンデンサーレンズ 9 表示パネル 10 投影光学系 11 コレステリック液晶装置 12 PBSプリズム 13 液晶ホログラム装置 14 回折格子 15,16,17 制御部 18,19 1/4波長板 20 偏光分離ミラー群 21 フレネルレンズ 23 反射型ライトバルブ 31 ガラス基板 32 ITO(透明電極) 33 ホログラム 34 電源 35 コレステリック液晶 36 パルス電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 21/00 G03B 21/14 A 21/14 G02F 1/1335 530 Fターム(参考) 2H052 BA02 BA03 BA09 BA14 2H088 EA15 EA16 HA18 HA23 HA28 MA02 MA04 2H091 FA10Z FA41X FB02 FD24 LA11 LA15 LA16 2H099 AA12 BA09 BA17 CA02 CA07 CA08 DA09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を所定の偏光状態に揃える
    ための偏光変換装置と、該所定の偏光状態の光を表示パ
    ネルに照明するインテグレータ光学系とを備えた照明光
    学装置であって、 前記偏光変換装置により、前記光源からの光を前記表示
    パネルの長辺方向に偏光分離し、該分離した第1の光束
    と第2の光束の一方を他方と同一偏光状態に揃える照明
    光学装置において、 前記第1の光束と第2の光束は、前記インテグレータ光
    学系の第1レンズアレイにおける同一セルを通過し、該
    インテグレータ光学系の第2レンズアレイにおける同一
    セル上に結像する事を特徴とする照明光学装置。
  2. 【請求項2】 以下の条件式を満たす事を特徴とする請
    求項1に記載の照明光学装置; 0.3<l・tanθ/d<0.75 但し、 θ:偏光分離されて所定の偏光状態に揃えられた光各々
    が互いに成す角度 l:第1レンズアレイと第2レンズアレイとの光学的距
    離 d:第2レンズアレイにおけるセルの長辺方向のサイズ である。
  3. 【請求項3】 前記偏光変換装置と前記インテグレータ
    光学系との間に、前記所定の偏光状態の光を所定の各色
    に時分割で切り替える色切り替えデバイスを配置した事
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明光学装
    置。
  4. 【請求項4】 前記色切り替えデバイスはコレステリッ
    ク液晶である事を特徴とする請求項3に記載の照明光学
    装置。
  5. 【請求項5】 前記色切り替えデバイスは液晶ポリマー
    材料により形成されたホログラムである事を特徴とする
    請求項3に記載の照明光学装置。
  6. 【請求項6】 前記色切り替えデバイスは回折格子と反
    射型ライトバルブを組み合わせたものである事を特徴と
    する請求項3に記載の照明光学装置。
  7. 【請求項7】 前記偏光分離の方向は、画像表示方向に
    向かって左右対称であり、前記第1レンズアレイにおけ
    る各セルは、画像表示方向に向かって左右対称に偏芯し
    ている事を特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに
    記載の照明光学装置。
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