JP2001304058A - インテークマニホールド - Google Patents
インテークマニホールドInfo
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- intake manifold
- collector
- intake
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/10—Air intakes; Induction systems
- F02M35/10091—Air intakes; Induction systems characterised by details of intake ducts: shapes; connections; arrangements
- F02M35/10111—Substantially V-, C- or U-shaped ducts in direction of the flow path
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/10—Air intakes; Induction systems
- F02M35/10006—Air intakes; Induction systems characterised by the position of elements of the air intake system in direction of the air intake flow, i.e. between ambient air inlet and supply to the combustion chamber
- F02M35/10078—Connections of intake systems to the engine
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/10—Air intakes; Induction systems
- F02M35/10091—Air intakes; Induction systems characterised by details of intake ducts: shapes; connections; arrangements
- F02M35/10144—Connections of intake ducts to each other or to another device
-
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02M35/10—Air intakes; Induction systems
- F02M35/104—Intake manifolds
- F02M35/112—Intake manifolds for engines with cylinders all in one line
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ギャラリーパイプのコレクターへの取付に必
要な部品点数を削減するとともに、ギャラリーパイプの
取付強度を高め、しかも軽量化に資するようにしたイン
テークマニホールドを提供する。 【解決手段】 複数の吸気管3がフランジあるいはコレ
クター2の少なくとも一方にロー付けにより固定されて
いるインテークマニホールドにおいて、ギャラリーパイ
プ5を支持するための架台部12をコレクター2あるい
はフランジ部の表面に一体形成するとともに、架台部1
2にギャラリーパイプ5をロー付けにより固定する。
要な部品点数を削減するとともに、ギャラリーパイプの
取付強度を高め、しかも軽量化に資するようにしたイン
テークマニホールドを提供する。 【解決手段】 複数の吸気管3がフランジあるいはコレ
クター2の少なくとも一方にロー付けにより固定されて
いるインテークマニホールドにおいて、ギャラリーパイ
プ5を支持するための架台部12をコレクター2あるい
はフランジ部の表面に一体形成するとともに、架台部1
2にギャラリーパイプ5をロー付けにより固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多気筒エンジンの
インテークマニホールドに係り、特に、ギャラリーパイ
プの取付構造を改良したインテークマニホールドに関す
る。
インテークマニホールドに係り、特に、ギャラリーパイ
プの取付構造を改良したインテークマニホールドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】多気筒エンジンでは、燃料と空気からな
る混合気をインテークマニフォールドを介してシリンダ
ーヘッドの燃焼室に供給している。このインテークマニ
ホールドは、吸気管をひとつにまとめるものであって、
吸気の干渉が生じないようにするとともに、吸気の分配
が一様となるように構成されている。
る混合気をインテークマニフォールドを介してシリンダ
ーヘッドの燃焼室に供給している。このインテークマニ
ホールドは、吸気管をひとつにまとめるものであって、
吸気の干渉が生じないようにするとともに、吸気の分配
が一様となるように構成されている。
【0003】図6は、従来のインテークマニホールドを
示す図で、このインテークマニホールド1は、アルミニ
ウム鋳物あるいはアルミダイカスト製のコレクター2
と、アルミニウムパイプ製の複数本の吸気管3と、これ
ら吸気管3をエンジンへ固定するためのアルミニウム鋳
物、ダイカストあるいは展伸材からなるフランジ部4と
をロー付けにより一体構造としたものである。吸気管3
は、それぞれ所定の形状に湾曲され、コレクター2と吸
気管取付部4とに両端が接合されている。
示す図で、このインテークマニホールド1は、アルミニ
ウム鋳物あるいはアルミダイカスト製のコレクター2
と、アルミニウムパイプ製の複数本の吸気管3と、これ
ら吸気管3をエンジンへ固定するためのアルミニウム鋳
物、ダイカストあるいは展伸材からなるフランジ部4と
をロー付けにより一体構造としたものである。吸気管3
は、それぞれ所定の形状に湾曲され、コレクター2と吸
気管取付部4とに両端が接合されている。
【0004】このようなインテークマニホールド1で
は、吸気管3以外にも、種々のパイプやチューブが配管
されており、これには、例えば、燃料噴射装置でインテ
ークマニホールドの負圧を検出するセンサと接続される
ギャラリーパイプ5がある。
は、吸気管3以外にも、種々のパイプやチューブが配管
されており、これには、例えば、燃料噴射装置でインテ
ークマニホールドの負圧を検出するセンサと接続される
ギャラリーパイプ5がある。
【0005】この種のギャラリーパイプ5は、インテー
クマニホールド1のコレクター2から外れないようにボ
ルト締結により固定されている。図6に示す従来例は、
コレクター2に、取付座6を一体成形した例で、ギャラ
リーパイプ5には、ステー7がロー付により一体に取り
付けられ、このステー7が取付座6に対してボルト8を
用いて締結固定されている。
クマニホールド1のコレクター2から外れないようにボ
ルト締結により固定されている。図6に示す従来例は、
コレクター2に、取付座6を一体成形した例で、ギャラ
リーパイプ5には、ステー7がロー付により一体に取り
付けられ、このステー7が取付座6に対してボルト8を
用いて締結固定されている。
【0006】ギャラリー5の取り付け位置は、工具の作
業スペースを確保するためや、あるいは組立の便宜を考
慮して、図8に示すように、吸気管3に取付座6を設け
たり、図11に示すように、フランジ部4に取り付ける
例が知られている。
業スペースを確保するためや、あるいは組立の便宜を考
慮して、図8に示すように、吸気管3に取付座6を設け
たり、図11に示すように、フランジ部4に取り付ける
例が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6のようにコレクタ
ー2に一体形成した取付座6にステー7をボルト8で締
結するには、図7に示すように、ボルト8と取付座6の
雌ネジ部との螺合代Aをボルト8の直径の1.5〜2.
0倍程度の長さで取る必要がある。このため、従来は取
付座6にコレクター2の内部に突出する袋ボス部6aを
形成することにより、前記の螺合代Aを確保している。
しかし、この袋ボス部6aは、コレクター2の内部を流
れる気流の抵抗となるため、気流への影響ができるだけ
少ない部位に設ける必要があり、ギャラリーパイプ5の
取付位置に大きな制約を受けるという不都合がある。
ー2に一体形成した取付座6にステー7をボルト8で締
結するには、図7に示すように、ボルト8と取付座6の
雌ネジ部との螺合代Aをボルト8の直径の1.5〜2.
0倍程度の長さで取る必要がある。このため、従来は取
付座6にコレクター2の内部に突出する袋ボス部6aを
形成することにより、前記の螺合代Aを確保している。
しかし、この袋ボス部6aは、コレクター2の内部を流
れる気流の抵抗となるため、気流への影響ができるだけ
少ない部位に設ける必要があり、ギャラリーパイプ5の
取付位置に大きな制約を受けるという不都合がある。
【0008】一方、図8のように、吸気管3の途中に一
体に形成した取付座6にギャラリーパイプ5を取り付け
る場合は、図6の場合と違って、螺合代Aを確保するた
めに吸気管3の内側に袋ボス部6aのような突出部を設
けることはできない。これは吸気管3に内部に大きな気
流抵抗をつくりインテークマニホールド1の本来の機能
を損なうことになるからである。したがって、図9に示
すように、螺合代Aを確保するためには、取付座6を高
くしなければならず、上方に干渉物があるような場合
は、工具9による締結作業のスペースがなくなり、著し
く作業性が悪化するという問題がある。このため、図1
0に示すように、取付座6の替わりに、吸気管3、3の
間を架け渡すようにしてブリッジ部材10をロー付け等
により固着し、このブリッジ部材10にステー7をボル
ト8にて締結することも行われている。しかし、ブリッ
ジ部材10は、吸気管3とは別体の部品であるから振動
に対する信頼性の点で劣り、また、重量が増加し形状が
複雑になるなどの問題がある。
体に形成した取付座6にギャラリーパイプ5を取り付け
る場合は、図6の場合と違って、螺合代Aを確保するた
めに吸気管3の内側に袋ボス部6aのような突出部を設
けることはできない。これは吸気管3に内部に大きな気
流抵抗をつくりインテークマニホールド1の本来の機能
を損なうことになるからである。したがって、図9に示
すように、螺合代Aを確保するためには、取付座6を高
くしなければならず、上方に干渉物があるような場合
は、工具9による締結作業のスペースがなくなり、著し
く作業性が悪化するという問題がある。このため、図1
0に示すように、取付座6の替わりに、吸気管3、3の
間を架け渡すようにしてブリッジ部材10をロー付け等
により固着し、このブリッジ部材10にステー7をボル
ト8にて締結することも行われている。しかし、ブリッ
ジ部材10は、吸気管3とは別体の部品であるから振動
に対する信頼性の点で劣り、また、重量が増加し形状が
複雑になるなどの問題がある。
【0009】図11に示すように、フランジ部4の上部
に取付座6を設ける場合、図12に示すように、ボルト
座面の幅Bを確保するために、取付座6の幅が増大し、
また、図8と同様に、螺合代Aを確保しなければならい
ないために高さが高くなり、工具9による締結の作業性
が悪くなるという問題がある。
に取付座6を設ける場合、図12に示すように、ボルト
座面の幅Bを確保するために、取付座6の幅が増大し、
また、図8と同様に、螺合代Aを確保しなければならい
ないために高さが高くなり、工具9による締結の作業性
が悪くなるという問題がある。
【0010】他方、インテークマニホールド1の製造工
程という別の観点からは、あらかじめギャラリーパイプ
5にステー7をロー付けする工程や、このステー7をボ
ルト8でコレクター2に締結する工程があるため、ステ
ー7、ボルト8などの部品点数と工数が増加するという
問題がある。
程という別の観点からは、あらかじめギャラリーパイプ
5にステー7をロー付けする工程や、このステー7をボ
ルト8でコレクター2に締結する工程があるため、ステ
ー7、ボルト8などの部品点数と工数が増加するという
問題がある。
【0011】一方、強度の観点からは、ギャラリーパイ
プ5とステー7のロー付け部分の強度がステー7と取付
座6との接合強度に比べて弱く、振動や衝撃によりギャ
ラリーパイプ5がステー7から脱落する場合がある。ま
た、ギャラリーパイプ5は、ステー7によって片持ち支
持される支持構造となるため、エンジンの振動がステー
7によって増幅されてギャラリーパイプ5に伝わるた
め、鉄製のギャラリーパイプ5を用いる必要があった。
また、アルミニウムパイプを用いる場合には、鉄製パイ
プと同等の強度を強度を得るためには、相当な肉厚のも
のが必要で、重量的には鉄製パイプとほとんど違いがな
くなるという問題があった。
プ5とステー7のロー付け部分の強度がステー7と取付
座6との接合強度に比べて弱く、振動や衝撃によりギャ
ラリーパイプ5がステー7から脱落する場合がある。ま
た、ギャラリーパイプ5は、ステー7によって片持ち支
持される支持構造となるため、エンジンの振動がステー
7によって増幅されてギャラリーパイプ5に伝わるた
め、鉄製のギャラリーパイプ5を用いる必要があった。
また、アルミニウムパイプを用いる場合には、鉄製パイ
プと同等の強度を強度を得るためには、相当な肉厚のも
のが必要で、重量的には鉄製パイプとほとんど違いがな
くなるという問題があった。
【0012】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消するためになされたもので、ギャラ
リーパイプのコレクターへの取付に必要な部品点数を削
減するとともに、ギャラリーパイプの取付位置の自由度
を増し、さらにギャラリーパイプの取付強度を高め、し
かも軽量化に資するようにしたインテークマニホールド
を提供することにある。
有する問題点を解消するためになされたもので、ギャラ
リーパイプのコレクターへの取付に必要な部品点数を削
減するとともに、ギャラリーパイプの取付位置の自由度
を増し、さらにギャラリーパイプの取付強度を高め、し
かも軽量化に資するようにしたインテークマニホールド
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、複数の吸気管がフランジあるいはコレ
クターの少なくとも一方にロー付けにより固定されてい
るインテークマニホールドにおいて、ギャラリーパイプ
を支持するための架台部を前記インテークマニホールド
の炉中ロー付けされる部材の任意の部位の表面に一体形
成するとともに、前記架台部にギャラリーパイプをロー
付けにより固定したことを特徴とするものである。
めに、本発明は、複数の吸気管がフランジあるいはコレ
クターの少なくとも一方にロー付けにより固定されてい
るインテークマニホールドにおいて、ギャラリーパイプ
を支持するための架台部を前記インテークマニホールド
の炉中ロー付けされる部材の任意の部位の表面に一体形
成するとともに、前記架台部にギャラリーパイプをロー
付けにより固定したことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるインテークマ
ニホールドの一実施形態について、添付の図面を参照し
ながら説明する。図1は、本実施の形態によるインテー
クマニホールド20を示しており、図1(a)はインテ
ークマニホールド20の斜視図、図1(b)はインテー
クマニホールド20の側面図である。この図1のインテ
ークマニホールド20は、ギャラリーパイプ5の取付構
造が異なる他は、図6の従来例のインテークマニホール
ド1と同一であり、同一の構成要素には、同一の参照符
号を付してその詳細な説明は省略する。
ニホールドの一実施形態について、添付の図面を参照し
ながら説明する。図1は、本実施の形態によるインテー
クマニホールド20を示しており、図1(a)はインテ
ークマニホールド20の斜視図、図1(b)はインテー
クマニホールド20の側面図である。この図1のインテ
ークマニホールド20は、ギャラリーパイプ5の取付構
造が異なる他は、図6の従来例のインテークマニホール
ド1と同一であり、同一の構成要素には、同一の参照符
号を付してその詳細な説明は省略する。
【0015】コレクター2は、鋳造あるいアルミダイキ
ャストにより成形する際に、本体表面の所要箇所には、
複数個のギャラリーパイプ支持用の架台部12が一体成
形されている。図2に示すように、この架台部12は、
コレクター2の表面から突出した凸状の立体形状を有し
ており、その上部には、半円形の係合溝13が形成され
ている。この係合溝13の断面形状は、ギャラリーパイ
プ5の外径部に対応している。この図1の実施形態で
は、架台部12は、フランジ部4側に向いた側面に2ヶ
所形成されている。2つの架台部12で、一本のギャラ
リーパイプ5を支持するようになっている。
ャストにより成形する際に、本体表面の所要箇所には、
複数個のギャラリーパイプ支持用の架台部12が一体成
形されている。図2に示すように、この架台部12は、
コレクター2の表面から突出した凸状の立体形状を有し
ており、その上部には、半円形の係合溝13が形成され
ている。この係合溝13の断面形状は、ギャラリーパイ
プ5の外径部に対応している。この図1の実施形態で
は、架台部12は、フランジ部4側に向いた側面に2ヶ
所形成されている。2つの架台部12で、一本のギャラ
リーパイプ5を支持するようになっている。
【0016】図1において、コレクター2には、吸気管
取付筒14がロー付けにより接合されており、吸気管3
は吸気管取付筒14に同じくロー付けされて固定されて
いる。ギャラリーパイプ5は、吸気管3、吸気管取付筒
14をコレクター2にロー付けするときにいっしょにロ
ー付けされる。すなわち、ギャラリーパイプ5を係合溝
13に係合させ、コレクター2に仮り組みしておいてか
ら、炉の中でロー付けすることができるので、吸気管取
付筒14と吸気管3のロー付け工程の際に、ついでにギ
ャラリーパイプ5をロー付けすることができる。このた
め、従来に比べて、ギャラリーパイプ取付の工数を削減
することができる。しかも、架台部12は、コレクター
2に一体成形されているので、ギャラリーパイプ固定用
の部品が不要となる。
取付筒14がロー付けにより接合されており、吸気管3
は吸気管取付筒14に同じくロー付けされて固定されて
いる。ギャラリーパイプ5は、吸気管3、吸気管取付筒
14をコレクター2にロー付けするときにいっしょにロ
ー付けされる。すなわち、ギャラリーパイプ5を係合溝
13に係合させ、コレクター2に仮り組みしておいてか
ら、炉の中でロー付けすることができるので、吸気管取
付筒14と吸気管3のロー付け工程の際に、ついでにギ
ャラリーパイプ5をロー付けすることができる。このた
め、従来に比べて、ギャラリーパイプ取付の工数を削減
することができる。しかも、架台部12は、コレクター
2に一体成形されているので、ギャラリーパイプ固定用
の部品が不要となる。
【0017】また、ギャラリーパイプ5は、コレクター
2と一体の架台部12を介して直接支持されるために、
図7に示したようなステー7をボルト8で締結する構造
と異なり、ボルト8の嵌合代Aを確保するために袋ボス
部6aがコレクター2の内部に突出するようなことがな
く、図2に示すように、コレクター2の内面には気流の
抵抗となるような突出部をなくすことができる。しか
も、コレクター2と一体の架台部12で安定的に支持す
る耐振動支持構造となり、ギャラリーパイプ5の肉厚を
従来の片持ち支持する場合に比べて薄くすることが可能
となる。特に、ギャラリーパイプ5には、軽量化のため
にはアルミニウムパイプを用いるのが好ましいところ、
従来は、従来技術の項で説明したように、強度を確保す
るためには鉄製のパイプを用いざるを得なかったが、本
発明によれば、薄肉のアルミパイプを用いることが可能
となる。
2と一体の架台部12を介して直接支持されるために、
図7に示したようなステー7をボルト8で締結する構造
と異なり、ボルト8の嵌合代Aを確保するために袋ボス
部6aがコレクター2の内部に突出するようなことがな
く、図2に示すように、コレクター2の内面には気流の
抵抗となるような突出部をなくすことができる。しか
も、コレクター2と一体の架台部12で安定的に支持す
る耐振動支持構造となり、ギャラリーパイプ5の肉厚を
従来の片持ち支持する場合に比べて薄くすることが可能
となる。特に、ギャラリーパイプ5には、軽量化のため
にはアルミニウムパイプを用いるのが好ましいところ、
従来は、従来技術の項で説明したように、強度を確保す
るためには鉄製のパイプを用いざるを得なかったが、本
発明によれば、薄肉のアルミパイプを用いることが可能
となる。
【0018】さらに、コレクター2と一体である架台部
12は、ギャラリーパイプ5をコレクター2に対して保
持するだけにとどまらず、コレクター2の本体部の補強
リブに類した機能をも発揮することから、架台部12を
コレクター2の強度を考慮してバランス良く配置するこ
とにより、コレクター2の強度向上が可能となる。ま
た、相対的に強度の弱い位置に配置することで、その部
分を補強することができる。なお、補強リブが形成され
ているコレクターにあっては、補強リブに係合溝を形成
し、この係合溝にギャラリーパイプ5を係合されてロー
付けにより固定するようにしてよい。
12は、ギャラリーパイプ5をコレクター2に対して保
持するだけにとどまらず、コレクター2の本体部の補強
リブに類した機能をも発揮することから、架台部12を
コレクター2の強度を考慮してバランス良く配置するこ
とにより、コレクター2の強度向上が可能となる。ま
た、相対的に強度の弱い位置に配置することで、その部
分を補強することができる。なお、補強リブが形成され
ているコレクターにあっては、補強リブに係合溝を形成
し、この係合溝にギャラリーパイプ5を係合されてロー
付けにより固定するようにしてよい。
【0019】次に、図3(a)は、コレクター2の下面
において、吸気管3の湾曲部に向くようにして架台部1
2を配置した例であり、図3(b)は、吸気管取付筒1
4に隣接する位置に架台部12を配置した例である。
において、吸気管3の湾曲部に向くようにして架台部1
2を配置した例であり、図3(b)は、吸気管取付筒1
4に隣接する位置に架台部12を配置した例である。
【0020】ギャラリーパイプ5は、吸気管3といっし
ょに仮組みしてから炉内でロー付けされるために、従来
のようにボルト8の締結により組み付けるのと異なり、
工具スペースを確保しなければならないという制約がな
く場所を選ばない。したがって、図3(a)、図3
(b)のように、吸気管3で隠された従来利用されたか
った部分にギャラリーパイプを取り付けることで、空間
の有効利用が可能となり、インテークマニホールド20
の構造を簡素なものにすることができる。
ょに仮組みしてから炉内でロー付けされるために、従来
のようにボルト8の締結により組み付けるのと異なり、
工具スペースを確保しなければならないという制約がな
く場所を選ばない。したがって、図3(a)、図3
(b)のように、吸気管3で隠された従来利用されたか
った部分にギャラリーパイプを取り付けることで、空間
の有効利用が可能となり、インテークマニホールド20
の構造を簡素なものにすることができる。
【0021】以上は、架台部12をコレクター2に設け
た例であるが、図4に示すように、架台部12は、吸気
管3のフランジ部4に一体形成するようにしてもよい。
た例であるが、図4に示すように、架台部12は、吸気
管3のフランジ部4に一体形成するようにしてもよい。
【0022】図4(a)は、架台部12をフランジ部4
の側面に配置した例で、図4(b)は架台部12をフラ
ンジ部4の端面に配置した例である。何れの例も、図1
2の従来例と異なり、フランジ部5の高さ、幅とも増大
させることなく、ギャラリーパイプ5を取り付けること
が可能となり、また、これまでの例と同様に固定位置の
制約がなくギャラリーパイプの取付け位置の自由度が増
加する。
の側面に配置した例で、図4(b)は架台部12をフラ
ンジ部4の端面に配置した例である。何れの例も、図1
2の従来例と異なり、フランジ部5の高さ、幅とも増大
させることなく、ギャラリーパイプ5を取り付けること
が可能となり、また、これまでの例と同様に固定位置の
制約がなくギャラリーパイプの取付け位置の自由度が増
加する。
【0023】次に、図5は、2本のギャラリーパイプ5
をコレクター2に取り付けるようにした例である。この
場合、架台部12a、12bには、図2に示した係合溝
13を2つ形成している。この図5に示すように、架台
部12a乃至12cは、ロー付けするだけでギャラリー
パイプ5を固定できるので、取り付け位置の自由度に加
えて、ギャラリーパイプ2の配管アレンジの自由度も大
きくなる。
をコレクター2に取り付けるようにした例である。この
場合、架台部12a、12bには、図2に示した係合溝
13を2つ形成している。この図5に示すように、架台
部12a乃至12cは、ロー付けするだけでギャラリー
パイプ5を固定できるので、取り付け位置の自由度に加
えて、ギャラリーパイプ2の配管アレンジの自由度も大
きくなる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ギャラリーパイプを支持するための架台部を
インテークマニホールドの任意の部位の表面に一体成形
するとともに、前記架台部にギャラリーパイプをロー付
けにより固定するようにしたので、ギャラリーパイプの
インテークマニホールドへの取り付け位置や配管アレン
ジの自由度が増加して空間を有効利用し、さらに、コレ
クターへの取付に必要な部品点数を削減するとともに、
ギャラリーパイプの取付強度が高く安価で高い信頼性の
構造とし、しかも軽量化に資するものである。
によれば、ギャラリーパイプを支持するための架台部を
インテークマニホールドの任意の部位の表面に一体成形
するとともに、前記架台部にギャラリーパイプをロー付
けにより固定するようにしたので、ギャラリーパイプの
インテークマニホールドへの取り付け位置や配管アレン
ジの自由度が増加して空間を有効利用し、さらに、コレ
クターへの取付に必要な部品点数を削減するとともに、
ギャラリーパイプの取付強度が高く安価で高い信頼性の
構造とし、しかも軽量化に資するものである。
【図1】本発明によるインテークマニホールドの第1の
実施形態を示す図で、図1(a)はインテークマニホー
ルドの斜視図、図1(b)は同インテークマニホールド
の側面図。
実施形態を示す図で、図1(a)はインテークマニホー
ルドの斜視図、図1(b)は同インテークマニホールド
の側面図。
【図2】同インテークマニホールドのギャラリーパイプ
取付構造を示す断面図。
取付構造を示す断面図。
【図3】本発明によるインテークマニホールドの第2の
実施形態を示す側面図。
実施形態を示す側面図。
【図4】本発明によるインテークマニホールドの第3の
実施形態を示す側面図。
実施形態を示す側面図。
【図5】本発明によるインテークマニホールドの第4の
実施形態を示す図で、図5(a)はインテークマニホー
ルドの斜視図、図5(b)は同インテークマニホールド
の側面図。
実施形態を示す図で、図5(a)はインテークマニホー
ルドの斜視図、図5(b)は同インテークマニホールド
の側面図。
【図6】従来のインテークマニホールドを示す斜視図。
【図7】図6の従来のインテークマニホールドの断面
図。
図。
【図8】従来のインテークマニホールドの他の例を示す
斜視図。
斜視図。
【図9】図8の従来のインテークマニホールドの側面
図。
図。
【図10】従来のインテークマニホールドに用いられる
ギャラリーパイプ取付用のブリッジ部材を示す斜視図。
ギャラリーパイプ取付用のブリッジ部材を示す斜視図。
【図11】従来のインテークマニホールドのさらに他の
例を示す斜視図。
例を示す斜視図。
【図12】図11のインテークマニホールドの側面図。
1 インテークマニホールド 2 コレクター 3 吸気管 4 吸気管取付部 5 ギャラリーパイプ 12 架台部 13 係合溝 14 吸気管取付筒
Claims (5)
- 【請求項1】複数の吸気管がフランジあるいはコレクタ
ーの少なくとも一方にロー付けにより固定されているイ
ンテークマニホールドにおいて、ギャラリーパイプを支
持するための架台部を前記インテークマニホールドの炉
中ロー付けされる部材の任意の部位の表面に一体形成す
るとともに、前記架台部にギャラリーパイプをロー付け
により固定したことを特徴とするインテークマニホール
ド。 - 【請求項2】前記吸気管が、前記フランジあるいは前記
コレクターの少なくとも一方にロー付けにより固定され
る際に、吸気管取付部を介して固定されていることを特
徴とする請求項1に記載のインテークマニホールド。 - 【請求項3】前記架台部を一体成形する部位が前記フラ
ンジの表面であることを特徴とする請求項1または2に
記載のインテークマニホールド。 - 【請求項4】前記架台部を一体成形する部位が前記コレ
クターの表面であることを特徴とする請求項1または2
に記載のインテークマニホールド。 - 【請求項5】前記架台部を一体成形する部位が前記吸気
管取付部の表面であることを特徴とする請求項1または
2に記載のインテークマニホールド。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000130196A JP2001304058A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | インテークマニホールド |
PCT/JP2001/001436 WO2001083976A1 (fr) | 2000-04-28 | 2001-02-26 | Collecteur d'admission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000130196A JP2001304058A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | インテークマニホールド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001304058A true JP2001304058A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18639343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000130196A Withdrawn JP2001304058A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | インテークマニホールド |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001304058A (ja) |
WO (1) | WO2001083976A1 (ja) |
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WO2022210239A1 (ja) * | 2021-03-29 | 2022-10-06 | いすゞ自動車株式会社 | 配管構造 |
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- 2000-04-28 JP JP2000130196A patent/JP2001304058A/ja not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-02-26 WO PCT/JP2001/001436 patent/WO2001083976A1/ja active Application Filing
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JP2022152711A (ja) * | 2021-03-29 | 2022-10-12 | いすゞ自動車株式会社 | 配管構造 |
JP7416000B2 (ja) | 2021-03-29 | 2024-01-17 | いすゞ自動車株式会社 | 配管構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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WO2001083976A1 (fr) | 2001-11-08 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070703 |