JP2007177690A - 排気マニホールド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シリンダヘッドの各排気ポートに連通される分岐部と、該分岐部が集合する集合部と、該集合部に結合されるとともに過給機が取り付けられる排気部とを備えた排気マニホールドにおいて、前記排気部に形成された過給機側フランジ部と前記過給機と対向する前記分岐部のシリンダヘッドに当接されるシリンダヘッド側フランジ部とを連接する補強部を備えたことを特徴とする。
【選択図】図2
Description
前記排気マニホールド1は、4個(4シリンダ)のシリンダヘッド側フランジ11をそなえて前記シリンダヘッド3の各排気ポート(図示省略)に連通される4個(4シリンダ)の分岐部110と、該4個(4シリンダ)の分岐部110が集合し内部に排気通路が形成された集合部12と、過給機2が取り付けられる過給機側フランジ13をそなえて該集合部12に結合される排気部130とによって構成されている。
前記過給機側フランジ13には3個のボルト穴16が設けられ、該ボルト穴16に図示しないスタッドボルトがねじ込まれる。そして、前記スタッドボルトに過給機2のフランジ21が取り付けられ、ナット4によって固定されている。
図3において、6は根本部を前記シリンダヘッド側に支持された補助ブラケットで、該補助ブラケット6の端部を過給機2のボス22にボルト7によって固定することにより、該補助ブラケット6によって過給機2を補助的に支持している。
14はEGRガスの出口フランジである。
かかる問題に対処するため、図3のように、シリンダヘッド側フランジ11過給機2のボス22との間に補助ブラケット6を架設して、該補助ブラケット6によって過給機2の支持剛性を上昇しているが、この場合は補助ブラケット6を別個に製作して排気マニホールド1及び過給機2に組み付ける必要があり、過給機支持構造の部品点数が増加するとともに、組立工数が増加する。
等の問題を有している。
排気マニホールドの過給機側フランジ部の剛性が上昇し、特に、従来十分な強度が得られ難かった過給機側フランジ部付け根の剛性及び強度を上昇することが可能となる。
かかる過給機側フランジ部の剛性及び強度の上昇によって、排気マニホールド全体の剛性及び強度がバランス良く上昇して、該排気マニホールドの応力レベルを低減できるとともに、過給機の上下方向振動及びこれに伴う排気マニホールドの振動応力を低減できる。
また、従来技術のような、過給機の支持剛性を大きくするための支持ブラケットのような格別な補助支持部材を設けることなく、過給機側フランジ部の高剛性及び高強度を保持でき過給機支持構造の部品点数及び組立工数を低減できる。
(1)前記補強部は、前記過給機側フランジ部に過給機を締結するボルト孔のボス部から前記シリンダヘッド側フランジ部まで連接される(請求項2)。
このように構成すれば、過給機の重量を支持する過給機側フランジ部のうち、特に応力集中の大きい過給機締結用ボルト孔のボス部を、前記補強部によって高剛性のシリンダヘッド側フランジ部に連接することにより、過給機側フランジ部の剛性及び強度の上昇効果がさらに大きくなる。
このように構成すれば、前記補強部を少なくとも排気マニホールドの集合部の外周面から前記シリンダヘッド側フランジ部の周縁部までの高さを有するように形成したので、剛性の高いシリンダヘッドの支持部であるシリンダヘッド側フランジ部の剛性を、高応力が発生する過給機側フランジ部まで最大限に伝達できる。
(3)前記補強部は、リブ形状に形成される(請求項4)。
このように構成すれば、補強部がリブ形状に形成されているので、重量の増加を最小限に抑えつつ、過給機の重量及び上下振動に対する剛性を高く保持することができる。
また、過給機の支持剛性を大きくするための支持ブラケットのような格別な補助支持部材を設けることなく、過給機側フランジ部の高剛性及び高強度を保持でき、過給機支持構造の部品点数及び組立工数を低減できる。
図1〜2において、1はエンジン(この例では4シリンダのエンジンを示している)の排気マニホールド、2は該排気マニホールド1に後述する手段で支持された過給機、3は該排気マニホールド1が固定されるシリンダヘッドである。
前記過給機側フランジ13には5個のボルト用のネジ孔16が設けられ、図1(A)のようにスタッドボルト8がねじ込まれている。
前記過給機2は、該過給機2の取付フランジ21のボルト孔(図示省略)に前記スタッドボルト8を挿通し該スタッドボルト8にナット4を締め付けることにより前記排気マニホールド1に固定されている。14はEGRガスの出口フランジである。
して形成されている。
該補強リブ15,15は、前記過給機側フランジ13に過給機2を締着するボルト4用のネジ孔16のボス部から前記シリンダヘッド側フランジ11部まで連接されている。
このように構成すれば、過給機2の重量を支持する過給機側フランジ13のうち、特に応力集中の大きい過給機締結用該スタッドボルト8のネジ孔16のボス部を、前記補強リブ15によって高剛性のシリンダヘッド側フランジ11に連接することにより、過給機側フランジ13の剛性及び強度の上昇効果がさらに大きくなる。
このように構成すれば、少なくとも前記補強リブ15を排気マニホールド1の集合部12の外周面から前記シリンダヘッド側フランジ11の周縁部11aまでの高さを有するように形成したので、剛性の高いシリンダヘッド3への支持部であるシリンダヘッド側フランジ11の剛性を、高応力が発生する過給機側フランジ13まで最大限に伝達できる。
また、前記のように重量増加の少ないリブ形状の補強リブ15であるので、重量を増加することなく過給機の重量及び上下振動に対する剛性を高く保持することができる。
かかる過給機側フランジ13の剛性及び強度の上昇によって、排気マニホールド1全体の剛性及び強度がバランス良く上昇して、該排気マニホールド1の応力レベルを低減できるとともに、過給機2の上下方向振動及びこれに伴う排気マニホールドの振動応力を低減できる。
2 過給機
3 シリンダヘッド
4 ナット
5 ナット
11 シリンダヘッド側フランジ
12 集合部
13 過給機側フランジ
15 補強リブ
16 ネジ孔
110 分岐部
130 排気部
Claims (4)
- シリンダヘッドの各排気ポートに連通される分岐部と、該分岐部が集合する集合部と、該集合部に結合されるとともに過給機が取り付けられる排気部とを備えた排気マニホールドにおいて、前記排気部に形成された過給機側フランジ部と前記過給機と対向する前記分岐部のシリンダヘッドに当接されるシリンダヘッド側フランジ部とを連接する補強部を備えたことを特徴とする排気マニホールド。
- 前記補強部は、前記過給機側フランジ部に過給機を締結するボルト孔のボス部から前記シリンダヘッド側フランジ部まで連接されたことを特徴とする請求項1記載の排気マニホールド。
- 前記補強部は、少なくとも前記集合部の外周面から前記シリンダヘッド側フランジ部の周縁部までの高さを有することを特徴とする請求項1記載の排気マニホールド。
- 前記補強部は、リブ形状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の排気マニホールド。
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JP2005377061A JP2007177690A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 排気マニホールド |
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JP2005377061A JP2007177690A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 排気マニホールド |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014040808A (ja) * | 2012-08-23 | 2014-03-06 | Kubota Corp | エンジンの排気マニホルド |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004270465A (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-30 | Futaba Industrial Co Ltd | ターボチャージャ用排気マニホールド |
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- 2005-12-28 JP JP2005377061A patent/JP2007177690A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103628965A (zh) * | 2012-08-23 | 2014-03-12 | 株式会社久保田 | 发动机排气歧管 |
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