JP2001302955A - 孔版印刷用水性インキ及び孔版印刷方法 - Google Patents
孔版印刷用水性インキ及び孔版印刷方法Info
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Abstract
定化及びインキ自体の保存安定性に優れたインキ、並び
に裏移りが抑制され且つインキの印刷用紙への定着率が
大幅に改善される孔版印刷方法を提供すること。 【解決手段】 少なくともアクリル酸誘導体樹脂と塩基
とにより増粘された孔版印刷用水性インキ及び該インキ
を使用し、印刷直後のインキ面に塩基又は/及び2価以
上のカチオンを含む水溶液を塗布又は噴霧するか、ある
いは該インキを使用し、あらかじめ塩基又は/及び2価
以上のカチオンを含浸させた印刷用紙上に印刷する印刷
方法。
Description
得られる印刷物の濃度の安定化及びインキ自体の保存安
定性に優れたインキ、並びに裏移り及びインキの印刷用
紙への定着率を大幅に改善した印刷方法に関する。
インキは、機械とのマッチング、画像品質などの点か
ら、W/Oエマルションの型が採用されている。しか
し、このW/Oエマルションを使用した孔版印刷機によ
る印刷物の印刷濃度は安定しない。また、W/Oエマル
ションに限らず、インキ自体の保存安定性は重要視され
る。更に、孔版印刷に限らず、印刷直後にインキが迅速
にセットしないと、高速印刷して印刷物を順次積み重ね
た場合、印刷面のインキが、それに重ねられた印刷物の
裏面に移ってしまい、所謂「裏移り」と呼ばれる問題が
発生する。また、インキの紙への浸透が不足であると、
インキの紙への「定着」が不足し、印刷物が擦れ合った
り、指で触れた場合に印刷面のインキが剥離し、印刷品
質を損なったり、指を汚損したりする。特に孔版印刷に
おいては、紙へのインキ消費量が他の印刷方式と比較し
て多く、印圧も弱い為、「裏移り」、「定着」は大きな
課題となる。また、インキにおいても環境への配慮か
ら、環境への影響の少ない水性のものが求められてい
る。
定さに対するインキとしての対策は、従来より施されて
いないのが現状である。孔版印刷におけるインキの紙へ
のセット、定着は、インキの紙への浸透と水分の蒸発で
ある。この方式で印刷直後のインキのセット、定着を早
める方法としては、インキの粘度を下げることによって
ビヒクルの浸透速度を早めることが考えられる。しか
し、孔版印刷機用のインキにはある程度のインキ粘度が
ないとパック口、インキローラー、版胴等からインキが
垂れるなどマシンとのマッチングはとれず、紙へのイン
キ付着量も多くなり、画像品質も劣悪なものとなる。よ
って、インキには適度な粘度を付与する必要があり、イ
ンキの粘度を下げることのみで裏移り、あるいは紙への
定着を改善するには限度があり、満足できるレベルまで
には到達していない。
印刷において得られる印刷物の濃度の安定化、更にはイ
ンキ自体の保存安定性に優れたインキ、並びに裏移り及
びインキの印刷用紙への定着を大幅に改善した印刷方法
を提供することにある。
重ねた結果、少なくとも水中にアクリル酸誘導体樹脂と
塩基により増粘された水性インキ、並びに該水性インキ
を使用し印刷直後のインキ面に塩基又は/及び2価以上
のカチオンを加える印刷方法によって、上記課題が解決
されることを見い出し、本発明を完成するに至った。
くともアクリル酸誘導体樹脂と塩基とにより増粘された
ものであることを特徴とする孔版印刷用水性インキが提
供される。
はアニオン系に属する高分子分散剤で分散されたもので
あることを特徴とする上記第一に記載した孔版印刷用水
性インキが提供される。
インキを使用し、印刷直後のインキ面に塩基又は/及び
2価以上のカチオンを含む水溶液を塗布又は噴霧するこ
とを特徴とする孔版印刷方法が提供される。
インキを使用し、あらかじめ塩基又は/及び2価以上の
カチオンを含浸させた印刷用紙上に印刷することを特徴
とする孔版印刷方法が提供される。
版印刷の印刷枚数による印刷濃度の不安定さについて
は、以下のことが考えられる。孔版印刷において、イン
キはポンプによりインキパックから吸引され、デストリ
ビュータを通じてインキローラとドクターローラ上に供
給される。更にインキはインキローラより版胴、スクリ
ーンを介して、原稿に即してサーマルヘッドにより穿孔
されたマスターの穿孔部から吐出され、紙に付着し画像
を形成する。
ラとドクターローラ間で練られることになる。この時、
インキがW/Oエマルションであると練られるに従い、
粘度が高くなるのが観察される。インキ粘度は紙へのイ
ンキ付着量に影響を与えるため、インキがインキローラ
とドクターローラ間で練られ増粘していくと、除除に紙
へのインキ付着量は減少し、印刷濃度も減少していく。
なお一方、インキローラとドクターローラ間でのW/O
エマルションは、練られるに従い内相である水相エマル
ションが小さくなることがSEMでの観察により分かつ
ており、インキローラとドクターローラ間でのW/Oエ
マルションの粘度増加の要因として考えられる。
マルションを使用した際に見られる印刷枚数による印刷
濃度の低下はなく、インキローラとドクターローラ間に
おけるインキの粘度変化が小さいことが考えられる。
る。本発明の孔版印刷用水性インキは、少なくともアク
リル酸誘導体樹脂と塩基とにより増粘されたものである
ことを特徴とし、また着色剤がインキ中に分散されてい
る場合には、該着色剤が非イオン系又はアニオン系に属
する高分子分散剤で分散されていることが好ましい。
は、−COOH基を備える水溶性高分子化合物であり、
水中ではコイル上に巻き緩んだ状態で存在していると考
えられ、水中に水酸化カリウム、水酸化アンモニウムの
ような無機塩基や低分子量アミン、アルカノールアミン
により中和すると、分子中の−COOH基は−COO -
となり、その負同士の電荷の反発により、分子は伸直
し、水溶液は増粘すると考えられる。この水溶液の増粘
にはpH5〜10に調整するのが好ましい。
場合には、インキ粘度を高くしておくことで着色剤の凝
集を防止し、分散安定性も付与することができるが、本
発明の水性インキはアクリル酸誘導体樹脂中の−COO
-同士の反発で分子が伸直し増粘されている。従って、
着色剤の分散剤にはこの電気的反発を阻害せず、且つ着
色剤の分散性及び分散安定性の良好なものが良く、非イ
オン系又はアニオン系に属する高分子分散剤の使用で目
的が達成されることが見い出された。
ン系のものを選択することで、アニオン系であるアクリ
ル酸誘導体樹脂高分子の伸直への影響は少なく、且つ高
分子であると一旦、着色剤に結合すれば、その立体障害
によりアクリル酸誘導体樹脂高分子との距離は維持さ
れ、やはりアクリル酸誘導体樹脂高分子の伸直への影響
は少なくなることが予想される。また、高分子の立体障
害により、インキ中着色剤の分散安定性も良好に維持で
きるものと考えられる。
アクリル酸樹脂、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアク
リル酸トリエタノールアミン等が挙げられる。該アクリ
ル酸樹脂誘導体の水性インキに対する添加量は、該アク
リル酸樹脂誘導体種類や分子量に応じ、インキ粘度をマ
シンとのマッチングに最適になるように当業者が適宜選
択することができるが、使用量としては水性インキ全重
量に対して0.05〜10重量%であり、好ましくは
0.1〜2.0重量%である。0.05重量%未満では
所望のインキ粘度を得られず、10重量%を越えた量添
加してもインキに増粘は見られず、コスト高になるだけ
である。
水酸化アンモニウムのような無機塩基や低分子量アミ
ン、アルカノールアミン、トリエタノールアミン、低濃
度アンモニア等が使用できる。この水溶液の増粘には上
記塩基により中和を行い、pH5〜10に調整するのが
好ましい。この使用量もインキ粘度をマシンとのマッチ
ングに最適になるように当業者が適宜選択することがで
きるが、使用量は水性インキ全重量に対して0.01〜
3.0重量%、好ましくは0.1〜1.5重量%であ
る。0.01重量%未満では所望のインキ粘度を得られ
ず、3.0重量%を越えて投与してもインキに増粘は見
られない。
分散剤としては、ポリカルボン酸誘導体、ポリアクリル
酸誘導体、ポリグリセリン誘導体、ナフタレンスルホン
酸塩のホルマリン縮合物、ポリエチレンスルホン酸塩、
カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール等
が挙げられる。これらの分散剤は単独又は2種類以上混
合して添加すれば良く、その添加量は着色剤重量と同量
以下とすれば良い。
ンキを使用し、印刷直後のインキ面に塩基又は/及び2
価以上のカチオンを含む水溶液を塗布又は噴霧するか、
あるいは本発明のインキを使用し、あらかじめ塩基又は
/及び2価以上のカチオンを含浸させた印刷用紙上に印
刷することを特徴とする。
化ナトリウム、水酸化カリウム等の強力な塩基を加える
と、水溶液中アクリル酸誘導体樹脂の−COO-同士の
反発が弱まり、水性インキの粘度は低下することによ
り、紙への浸透力があがる。また、2価以上のカチオン
をアクリル酸誘導体樹脂と塩基により増粘された水性イ
ンキに加えると、カチオンはアクリル酸誘導体樹脂を架
橋して沈殿するため、水性インキの粘度は低下し紙への
浸透力があがる。このようにインキの紙への浸透力を大
幅に向上させることにより、裏移りと紙への定着を改善
することができたものと考えられる。
キは、マシンとのマッチングをとるためにある程度の粘
度があることが求められており、上記印刷方法では印刷
直後に粘度を低下させるため、機上ではマッチングに最
適の粘度を維持することができる。
リウム、水酸化カリウム等の強力な塩基が挙げられ、使
用量はアクリル酸樹脂誘導体の種類、濃度、該塩基の塗
布面積に応じて当業者が適宜選択することができ、通
常、塩の0.1〜10重量%水溶液の状態で印刷物の印
刷面に加えられる。
ム、バリウム、アルミニウム、亜鉛、銅、第二鉄、鉛等
の金属イオンが挙げられる。特に、塩化カルシウム、塩
化バリウム、硫酸アルミニウム、硫酸亜鉛、硫酸銅、第
二塩化鉄等の水溶液を用いるのが好都合である。2価以
上のカチオン塩の使用量は、アクリル酸樹脂誘導体の種
類、濃度、該カチオンの塗布面積に応じて当業者が適宜
選択することができ、通常、塩の0.1〜10重量%水
溶液の状態で印刷物の印刷面に加えられる。
2価以上のカチオンの塩の水溶液を印刷物のインキに付
与する手段は、ローラーや刷毛等の塗工装置で被印刷物
に該水溶液を薄く均一に塗布したり、該イオンを含浸さ
せたシートを被印刷物の印刷面に重ね合わせることや、
エアーや超音波振動等の手段で上記水溶液を細かい液滴
として連続的に発生させ、これを被印刷面に均一に噴霧
方法する方法等が挙げられる。この手段を印刷機上に搭
載することで品質の良好な画像を効率的に得ることが出
きる。
水溶液を塗布又は含浸し乾燥させてから本発明の水性イ
ンキを用いて印刷すれば、上記のような塩基又は/及び
2価以上のカチオンを付与する装置は必要なく、印刷機
コスト、重量の低減となる。
ル酸樹脂誘導体、増粘用塩基、非イオン系又はアニオン
系に属する高分子分散剤の他に、着色剤、水、防腐・防
かび剤、水蒸発防止剤、水溶性高分子、消泡剤、水溶性
樹脂、有機溶剤等から構成される。
各種色調の公知の顔料、分散染料等を適宜添加すること
ができ、アセチレンブラック、チャンネルブラック、フ
ァーネスブラック等のカーボンブラック類;アルミニウ
ム粉、ブロンズ粉などの金属粉;弁柄、黄鉛、群青、酸
化クロム、酸化チタン等の無機顔料;不溶性アゾ顔料、
アゾレーキ顔料、縮合アゾ顔料などのアゾ系顔料;無金
属フタロシアニン顔料や銅フタロシアニン顔料などのフ
タロシアニン系顔料;アントラキノン系、キナクリドン
系、イソインドリノン系、イソインドリン系、ジオキサ
ジン系、スレン系、ペリレン系、ペリノン系、チオイン
ジゴ系、キノフタロン系、金属錯体、などの縮合多環系
顔料;酸性又は塩基性染料のレーキ等の有機顔料;ジア
ゾ染料、アントラキノン系染料等の油溶性染料;等が挙
げられる。これらの染顔料類は、単独でも2種以上混合
して添加しても良い。
して添加すれば良く、その添加量はインキ重量に対し
2.0重量%〜20重量%であり、好ましくは3.0〜
15重量%である。インキ重量に対し2.0重量%未満
では印刷物の濃度が不足し、20重量%を越えて添加し
ても印刷濃度は上がらずコスト高となる。分散された不
溶性着色剤の平均粒径は10〜0.1μm、好ましくは
1〜0.1μmであることが望ましい。
料の分散及び固着のために、水溶性高分子やO/W樹脂
エマルションを添加しても良い。水溶性高分子としては
具体的には下記の天然又は合成高分子が添加される。例
えば、でん粉、マンナン、アルギン酸ソーダ、ガラクタ
ン、トラガントガム、アラビアガム、ブルラン、デキス
トラン、キサンタンガム、にかわ、ゼラチン、コラーゲ
ン、カゼイン等の天然高分子;カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシメチルセルロース、メチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒ
ドロキシメチルでん粉、カルボキシメチルでん粉、ジア
ルデヒドでん粉等の半合成高分子;ポリビニルイミド、
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエ
チレンイミン、ポリアクリルアミド、ポリN−アクリロ
イルピロリジンやポリN−イソプロピルアクリルアミド
などのポリN−アルキル置換アクリルアミド、ポリエチ
レンオキサイド、ポリビニルメチルエーテル、スチレン
−無水マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸共重
合体及びこれらをアルキル基で部分的に疎水化した高分
子、またアクリルアミド系ポリマー及びアクリル系のポ
リマーに関しては、置換基を部分的にアルキル基で疎水
化した共重合タイプのポリマーでも良い。また、ポリエ
チレンとポリプロピレン又はポリブチレンのブロックコ
ポリマー用いることができる。これらの高分子を分散剤
として使用する場合は、1g/dLの水溶液の表面張力
が65mN/m以下を示すような界面活性能を有する水
溶性の合成高分子等を用いるのが望ましい。これらの水
溶性高分子は単独でも2種類以上混合しても良く、イン
キに含まれる水の25重量%以下、好ましくは0.2〜
15重量%が添加される。
分子でも天然高分子でもよい。合成高分子としては、ポ
リ酢酸ビニル、ポリメタクリル酸エステル、ポリ塩化ビ
ニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体、ポリウレタン等が挙げられる。天然
のものとしては、油相に添加できる高分子等が挙げられ
る。これらは油中水型エマルションインキの安定性を阻
害しない範囲であれば2種類以上を併用してもよく、ま
た分散方法も分散剤、保護コロイド、界面活性剤を添加
していてもよく、またソープフリー乳化重合によって合
成したものでも良い。これらのO/W樹脂エマルション
の最低造膜温度は40℃以下であることが望ましく、イ
ンキに含まれる水の30重量%以下、好ましくは0.2
〜15重量%が添加される。
インキ内で細菌やかびが繁殖するのを防ぐために添加さ
れ、長期保存する場合は防腐・防かび剤を添加するのが
望ましい。その添加量は、インキ中に含まれる水の3重
量%以下、好ましくは0.05〜1.0重量%とするの
が良い。また、防腐・防かび剤としては、サリチル酸、
フェノール類、p−オキシ安息香酸メチル、p−オキシ
安息香酸エチル等の芳香族ヒドロキシ化合物及びその塩
素化合物のほか、ソルビン酸やデヒドロ酢酸等が使用さ
れ、これらは単独でも2種類以上混合して使用しても良
い。
あり、これらの目的で添加される薬品は、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール
等のグリコール;メタノール、エタノール、イソプロパ
ノール、ブタノール、イソブタノール等の低級飽和一価
アルコール;グリセリンやソルビトール等の多価アルコ
ール;等である。これらの薬品は1種又は2種以上を添
加すれば良く、その添加量はインキ中の水重量の30重
量%以下、好ましくは6〜25重量%である。
は、水中に攪拌するときに起泡し易く、この気泡がイン
キ中に存在すると、工程後の仕上がりインキ粘度に影響
し、また泡が消失するまで放置すればインキ工程の大幅
な遅延となる。上記を防止するために消泡剤が添加され
る。消泡剤としては、高級脂肪酸アミド、ポリエチレン
グリコール、脂肪酸低級アルコールエステル、ポリプロ
ピレングリコール、ジメチルポリシロキサン等が挙げら
れる。添加量はインキ重量に対して0.1〜1.5重量
%であり、好ましくは0.4〜1.0重量%である。消
泡剤のキャリアーとして、エチレングリコールや低級ア
ルコール等を適宜使用できる。
等の水への溶解、分散を容易にするために添加される。
有機溶剤としては、イソプロピルアルコール、n−ブチ
ルアルコール、イソブチルアルコール、ブチルセロソル
ブ等のアルコール類やエステル類等が挙げられる。
散体の希釈、増粘の工程から調整される。分散は少なく
とも着色剤、分散剤及び水からなる分散体をボールミル
やビーズミル等の密閉式分散機により分散することによ
り得られる。希釈はあらかじめ前記アクリル酸誘導体樹
脂、水、水蒸発防止剤、水溶性高分子、消泡剤、水溶性
樹脂、有機溶剤等で調整しておく。その後、希釈液を上
記分散体に攪拌しながら除除に加える。均一に混合され
るまで攪拌を行い、その後、塩基あるいはその水溶液を
加えて増粘を行うことで所望の水性インキが得られる。
するが、該実施例によって本発明は何等限定されるもの
ではない。
体とした。 着色剤 ラーベン1080(カーボン コロンビアンカーボン杜) 4.5部 分散剤 ポリスターOM(アニオン型高分子 日本油脂杜) 4.5部 有機溶剤 n−ブチルアルコール 1.0部 水 水道水 10.0部
で攪拌し希釈液とした。 消泡剤 ポリプロピレングリコール 0.5部 凍結防止剤 エチレングリコール 13部 アクリル酸誘導体樹脂 カーボポール940(中外貿易社) 0.5部 水 水道水 6.5部
希釈液79部を除除に加える。均一に攪拌するのを確認
した後にトリエタノールアミン1.0部を加え、増粘工
程を行い所望の水性インキを得た。
て、下記表1に示される薬剤及び量を用いて水性インキ
を作成した。
ク1046(モービル杜)10部を加え、これを均一に
なるまで攪拌を行い油相とした。
ら、除除に水相76部を加えて乳化を行いW/Oエマル
ションインキとした。
キについて、印刷ランニング画像濃度を評価した。 <印刷ランニング画像濃度>実施例1〜3及び比較例1
インキを使用し、市販のリコー社製孔版印刷機プリポー
トVT3920で十分印刷を行ってインキを印刷機内に
いきわたらせたあと、23℃にてPPC6200ペーパ
ー(リコー社製)に200枚印刷し、1〜20枚、2
5、30、40、50、100、150、200枚目の
印刷物の印刷濃度を反射式光学濃度計(マクベス社製R
D914)によって測定した。
により、上記リコー社製孔版印刷機プリポートVT39
20でインキローラーやドラムからの漏れ等の支障は全
くなく印刷でき、図1に示されるような結果を得た。
実施例1〜3のインキについて裏移り及び定着率を評価
した。 実施例1〜3のインキを普通紙に高速にて印刷
し、印刷直後に印刷面に1%塩化カルシウム水溶液を塗
工ローラーにて塗工して排紙部に排出させ、裏移りと定
着率の評価を行った。
リコー社製孔版印刷機プリポートVT3920で十分印
刷を行ってインキを印刷機内にいきわたらせたあと、2
3℃にてPPC6200ぺーパー(リコー社製)に20
0枚印刷し、1〜20枚、25、30、40、50、1
00、150、200枚目の印刷物の裏移りを10段階
のランク見本により評価し、27枚の平均を裏移りとし
た。その結果を表3に示す。なお、裏移りランク1、
4、6、8、10は下記表2のように説明できる。
東洋精機社製クロックメーターで10回こすり、こする
前後の画像濃度を反射式光学濃度計(マクベス杜製RD
914)で測定してその百分率を求めた。すなわち、 〔(こすってから測定した画像濃度)/(こする前に測定
した画像濃度)〕×100 50、100、150、200枚目の4枚を評価し、平
均を定着率とした。その結果を表3に示す。
いて、保存テストをおこなった。実施例1〜3のインキ
を60℃に1ヶ月保存し、その後のインキ外観を目視し
た。その結果を表4に示す。 O;60℃保存前の状態と変わらず。 △;若干の水の分離が見られる。 ×;水が浸みだし、シャバシャバの低粘度の状態。
記構成としたことから、印刷枚数による印刷濃度の低下
がなく、安定した印刷物濃度が得られる。
構成としたことから、更にインキ自体の保存安定性が良
好になるという効果が加わる。
成としたことから、本方法によると裏移りが抑制され、
且つ印刷用紙への定着率が大幅に改善される。
合の印刷枚数と印刷濃度の関係を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくともアクリル酸誘導体樹脂と塩基
とにより増粘されたものであることを特徴とする孔版印
刷用水性インキ。 - 【請求項2】 インキ中の着色剤が非イオン系又はアニ
オン系に属する高分子分散剤で分散されたものであるこ
とを特徴とする請求項1記載の孔版印刷用水性インキ。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の水性インキを使用
し、印刷直後のインキ面に塩基又は/及び2価以上のカ
チオンを含む水溶液を塗布又は噴霧することを特徴とす
る孔版印刷方法。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の水性インキを使用
し、あらかじめ塩基又は/及び2価以上のカチオンを含
浸させた印刷用紙上に印刷することを特徴とする孔版印
刷方法。
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