JP2001301481A - 走行車両のトランスミッション - Google Patents
走行車両のトランスミッションInfo
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Landscapes
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の走行車両のトランスミッションにおい
ては、走行変速用の油圧ポンプと油圧モーターの1組
と、操向用の油圧ポンプと油圧モーターの1組とをミッ
ションケースの外部に付設して構成していたので、ミッ
ションケースが大型となり、トランスミッション自体を
小型に構成することが出来なかった。 【解決手段】 エンジンEにより駆動される1台の固定
容量油圧ポンプPより吐出される圧油を供給される、2
台の可変容量油圧モーターに供給し、該2台の可変容量
油圧モーターは、走行変速用の可変容量油圧モーターM
1と、操向用可変容量油圧モーターM2として使用さ
れ、走行変速用の可変容量油圧モーターM1からの動力
伝達経路と、操向用可変容量油圧モーターM2からの動
力伝達経路は、両者とも車軸61L・61Rの上に、相
異なる回転数を2経路から伝達すべく構成した。
ては、走行変速用の油圧ポンプと油圧モーターの1組
と、操向用の油圧ポンプと油圧モーターの1組とをミッ
ションケースの外部に付設して構成していたので、ミッ
ションケースが大型となり、トランスミッション自体を
小型に構成することが出来なかった。 【解決手段】 エンジンEにより駆動される1台の固定
容量油圧ポンプPより吐出される圧油を供給される、2
台の可変容量油圧モーターに供給し、該2台の可変容量
油圧モーターは、走行変速用の可変容量油圧モーターM
1と、操向用可変容量油圧モーターM2として使用さ
れ、走行変速用の可変容量油圧モーターM1からの動力
伝達経路と、操向用可変容量油圧モーターM2からの動
力伝達経路は、両者とも車軸61L・61Rの上に、相
異なる回転数を2経路から伝達すべく構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械や農業機
械等の走行車両における、固定容量油圧ポンプと走行変
速用の可変容量油圧モーターと操向用可変容量油圧モー
ターを備えたトランスミッションの構成に関する。
械等の走行車両における、固定容量油圧ポンプと走行変
速用の可変容量油圧モーターと操向用可変容量油圧モー
ターを備えたトランスミッションの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、走行変速用の可変容量油圧モ
ーターと操向用可変容量油圧モーターをミッションケー
ス上に配置した走行車両のトランスミッションは公知と
なっており、このミッションケース内には、更にギア式
変速装置や遊星ギヤ式の減速装置が収納されている。
ーターと操向用可変容量油圧モーターをミッションケー
ス上に配置した走行車両のトランスミッションは公知と
なっており、このミッションケース内には、更にギア式
変速装置や遊星ギヤ式の減速装置が収納されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、従来の走行車
両のトランスミッションは、2ポンプ・2モーターによ
り構成していたのである。また、該走行変速用の油圧ポ
ンプと油圧モーターの1組と、操向用の油圧ポンプと油
圧モーターの1組とを、ミッションケースの外部に付設
して構成していたのである。故に、ミッションケースが
大型となり、走行車両のトランスミッション自体を小型
に構成することが出来なかったのである。本発明は、こ
のような不具合を解消するものである。
両のトランスミッションは、2ポンプ・2モーターによ
り構成していたのである。また、該走行変速用の油圧ポ
ンプと油圧モーターの1組と、操向用の油圧ポンプと油
圧モーターの1組とを、ミッションケースの外部に付設
して構成していたのである。故に、ミッションケースが
大型となり、走行車両のトランスミッション自体を小型
に構成することが出来なかったのである。本発明は、こ
のような不具合を解消するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。請求項1においては、エンジンE
により駆動される1台の固定容量油圧ポンプPより吐出
される圧油を供給される、2台の可変容量油圧モーター
に供給し、該2台の可変容量油圧モーターは、走行変速
用の可変容量油圧モーターM1と、操向用可変容量油圧
モーターM2として使用され、走行変速用の可変容量油
圧モーターM1からの動力伝達経路と、操向用可変容量
油圧モーターM2からの動力伝達経路は、両者とも車軸
61L・61Rの上に、相異なる回転数を2経路から伝
達すべく構成したものである。
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。請求項1においては、エンジンE
により駆動される1台の固定容量油圧ポンプPより吐出
される圧油を供給される、2台の可変容量油圧モーター
に供給し、該2台の可変容量油圧モーターは、走行変速
用の可変容量油圧モーターM1と、操向用可変容量油圧
モーターM2として使用され、走行変速用の可変容量油
圧モーターM1からの動力伝達経路と、操向用可変容量
油圧モーターM2からの動力伝達経路は、両者とも車軸
61L・61Rの上に、相異なる回転数を2経路から伝
達すべく構成したものである。
【0005】請求項2においては、請求項1記載の走行
車両のトランスミッションにおいて、側面視で、固定容
量油圧ポンプPと走行変速用の可変容量油圧モーターM
1と操向用可変容量油圧モーターM2を不等辺三角形に
配置したものである。
車両のトランスミッションにおいて、側面視で、固定容
量油圧ポンプPと走行変速用の可変容量油圧モーターM
1と操向用可変容量油圧モーターM2を不等辺三角形に
配置したものである。
【0006】請求項3においては、請求項1記載の走行
車両のトランスミッションにおいて、非固定容量油圧ポ
ンプPと走行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向
用可変容量油圧モーターM2を、油路構成蓋板1に付設
して、該油路構成蓋板1をミッションケース17に固定
したものである。
車両のトランスミッションにおいて、非固定容量油圧ポ
ンプPと走行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向
用可変容量油圧モーターM2を、油路構成蓋板1に付設
して、該油路構成蓋板1をミッションケース17に固定
したものである。
【0007】請求項4においては、請求項2記載の走行
車両のトランスミッションにおいて、固定容量油圧ポン
プPと走行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向用
可変容量油圧モーターM2を、油路構成蓋板1の同じ面
に付設固定したものである。
車両のトランスミッションにおいて、固定容量油圧ポン
プPと走行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向用
可変容量油圧モーターM2を、油路構成蓋板1の同じ面
に付設固定したものである。
【0008】請求項5においては、請求項1記載の走行
車両のトランスミッションにおいて、固定容量油圧ポン
プPと走行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向用
可変容量油圧モーターM2を、一体化してミッションケ
ース17内に併置したものである。
車両のトランスミッションにおいて、固定容量油圧ポン
プPと走行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向用
可変容量油圧モーターM2を、一体化してミッションケ
ース17内に併置したものである。
【0009】請求項6においては、請求項1記載の走行
車両のトランスミッションにおいて、走行変速用の可変
容量油圧モーターM1から車軸61L・61Rへの動力
伝達経路と、操向用可変容量油圧モーターM2から車軸
61L・61Rへの動力伝達経路を、何方もミッション
ケース17内に構成したものである。
車両のトランスミッションにおいて、走行変速用の可変
容量油圧モーターM1から車軸61L・61Rへの動力
伝達経路と、操向用可変容量油圧モーターM2から車軸
61L・61Rへの動力伝達経路を、何方もミッション
ケース17内に構成したものである。
【0010】請求項7においては、請求項3記載の走行
車両のトランスミッションにおいて、ミッションケース
17と油路構成蓋板1との間に、走行変速用の可変容量
油圧モーターM1と操向用可変容量油圧モーターM2を
配置し、該走行変速用の可変容量油圧モーターM1と操
向用可変容量油圧モーターM2の可動斜板を、ミッショ
ンケース17の側に配置し、該可動斜板を操作する操作
軸をミッションケース17の側に配置したものである。
車両のトランスミッションにおいて、ミッションケース
17と油路構成蓋板1との間に、走行変速用の可変容量
油圧モーターM1と操向用可変容量油圧モーターM2を
配置し、該走行変速用の可変容量油圧モーターM1と操
向用可変容量油圧モーターM2の可動斜板を、ミッショ
ンケース17の側に配置し、該可動斜板を操作する操作
軸をミッションケース17の側に配置したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は本発明の走行車両のトランスミ
ッションの右側面断面図、図2は同じく本発明の走行車
両のトランスミッションの左側面断面図、図3は同じく
本発明の走行車両のトランスミッションの正面図、図4
は本発明の走行車両のトランスミッションの動力伝達経
路図、図5は本発明の走行車両のトランスミッションの
油圧回路図である。
づいて詳述する。図1は本発明の走行車両のトランスミ
ッションの右側面断面図、図2は同じく本発明の走行車
両のトランスミッションの左側面断面図、図3は同じく
本発明の走行車両のトランスミッションの正面図、図4
は本発明の走行車両のトランスミッションの動力伝達経
路図、図5は本発明の走行車両のトランスミッションの
油圧回路図である。
【0012】本発明の走行車両のトランスミッションの
構成について、図1と図2と図3において説明する。エ
ンジンEの出力軸からミッションケース17内の固定容
量油圧ポンプPに動力を伝達すべく、固定容量油圧ポン
プPの固定容量油圧ポンプ軸2に固定されている入力プ
ーリー3にVベルトを介して動力が伝達される。前記固
定容量油圧ポンプ軸2が入力プーリー3により回転され
ることにより、固定容量油圧ポンプPから圧油が吐出さ
れて、該吐出された圧油が2方向に分岐されて、走行変
速用の可変容量油圧モーターM1と操向用可変容量油圧
モーターM2に供給される。固定容量油圧ポンプPは、
ポンプの固定斜板13部分にサーボチャージ機構を設け
ている。
構成について、図1と図2と図3において説明する。エ
ンジンEの出力軸からミッションケース17内の固定容
量油圧ポンプPに動力を伝達すべく、固定容量油圧ポン
プPの固定容量油圧ポンプ軸2に固定されている入力プ
ーリー3にVベルトを介して動力が伝達される。前記固
定容量油圧ポンプ軸2が入力プーリー3により回転され
ることにより、固定容量油圧ポンプPから圧油が吐出さ
れて、該吐出された圧油が2方向に分岐されて、走行変
速用の可変容量油圧モーターM1と操向用可変容量油圧
モーターM2に供給される。固定容量油圧ポンプPは、
ポンプの固定斜板13部分にサーボチャージ機構を設け
ている。
【0013】図1と図2と図3に示す如く、固定容量油
圧ポンプPと走行変速用の可変容量油圧モーターM1と
操向用可変容量油圧モーターM2とは、側面視において
三角形の各頂点の位置に配置されており、これらの全部
がミッションケース17の内部に配置されている。前記
固定容量油圧ポンプPと走行変速用の可変容量油圧モー
ターM1と操向用可変容量油圧モーターM2が、それぞ
れ、油路構成蓋板1に支持されている。該油路構成蓋板
1とミッションケース17の側壁との間に軸受け支持さ
れた固定容量油圧ポンプ軸2と走行変速用の可変容量油
圧モーター軸5と操向用可変容量油圧モーター軸4によ
り、固定容量油圧ポンプPと走行変速用の可変容量油圧
モーターM1と操向用可変容量油圧モーターM2が架設
支持されている。
圧ポンプPと走行変速用の可変容量油圧モーターM1と
操向用可変容量油圧モーターM2とは、側面視において
三角形の各頂点の位置に配置されており、これらの全部
がミッションケース17の内部に配置されている。前記
固定容量油圧ポンプPと走行変速用の可変容量油圧モー
ターM1と操向用可変容量油圧モーターM2が、それぞ
れ、油路構成蓋板1に支持されている。該油路構成蓋板
1とミッションケース17の側壁との間に軸受け支持さ
れた固定容量油圧ポンプ軸2と走行変速用の可変容量油
圧モーター軸5と操向用可変容量油圧モーター軸4によ
り、固定容量油圧ポンプPと走行変速用の可変容量油圧
モーターM1と操向用可変容量油圧モーターM2が架設
支持されている。
【0014】そして、図2において図示する如く、走行
変速用の可変容量油圧モーターM1の走行変速用の可変
容量油圧モーター軸5の端部が油路構成蓋板1から外部
に突出した部分に駐車ブレ−キ機構7が構成されてい
る。また、走行変速用の可変容量油圧モーター軸5の端
部に出力歯車6が固設されている。該出力歯車6が中間
軸82の上の固設歯車75と常時噛合している。該中間
軸82上には歯車77が固設され、該歯車77は回転自
在に軸受支持したカウンター軸83上に固設した歯車7
8と噛合し、該歯車78はセンター軸84上に固設した
センターギア79と噛合して動力が伝達されるのであ
る。
変速用の可変容量油圧モーターM1の走行変速用の可変
容量油圧モーター軸5の端部が油路構成蓋板1から外部
に突出した部分に駐車ブレ−キ機構7が構成されてい
る。また、走行変速用の可変容量油圧モーター軸5の端
部に出力歯車6が固設されている。該出力歯車6が中間
軸82の上の固設歯車75と常時噛合している。該中間
軸82上には歯車77が固設され、該歯車77は回転自
在に軸受支持したカウンター軸83上に固設した歯車7
8と噛合し、該歯車78はセンター軸84上に固設した
センターギア79と噛合して動力が伝達されるのであ
る。
【0015】次に、図1において、遊星ギア式操向機構
について説明する。遊星ギア式操向機構は、センター軸
84と太陽ギア85L・85Rと遊星ギア86L・86
Rとベベルギア付きインターナルギア87L・87Rと
キャリア89L・89R等により構成されている。該セ
ンター軸84の左右の端部には、太陽ギア85L・85
Rが固設され、該太陽ギア85L・85Rの外周に、複
数組がセットとなった遊星ギア86L・86Rが噛合さ
れ、該遊星ギア86L・86Rの外周には、ベベルギア
付きインターナルギア87L・87Rに噛合されてい
る。
について説明する。遊星ギア式操向機構は、センター軸
84と太陽ギア85L・85Rと遊星ギア86L・86
Rとベベルギア付きインターナルギア87L・87Rと
キャリア89L・89R等により構成されている。該セ
ンター軸84の左右の端部には、太陽ギア85L・85
Rが固設され、該太陽ギア85L・85Rの外周に、複
数組がセットとなった遊星ギア86L・86Rが噛合さ
れ、該遊星ギア86L・86Rの外周には、ベベルギア
付きインターナルギア87L・87Rに噛合されてい
る。
【0016】そして、前記遊星ギア86L・86Rは、
それぞれが左右のキャリア89L・89Rに固定した軸
24に回転自在に支持され、該軸24の固定はキャリア
89と該軸24にノックピン25を貫通することによっ
て固定している。しかし、この状態では振動等の原因に
よってノックピン25が外れる可能性があり、該ノック
ピン25が外れると、軸24が摺動してセンターギア7
9に当たり削ってしまうことがある。そこで、センター
軸84上のセンターギア79両側のキャリア89とセン
ターギア79の間に抜け止めリング26・26を回転自
在に外嵌して、例えノックピン25が外れても、軸24
は抜け止めリング26に当たり、センターギア79には
当たらないようにしている。
それぞれが左右のキャリア89L・89Rに固定した軸
24に回転自在に支持され、該軸24の固定はキャリア
89と該軸24にノックピン25を貫通することによっ
て固定している。しかし、この状態では振動等の原因に
よってノックピン25が外れる可能性があり、該ノック
ピン25が外れると、軸24が摺動してセンターギア7
9に当たり削ってしまうことがある。そこで、センター
軸84上のセンターギア79両側のキャリア89とセン
ターギア79の間に抜け止めリング26・26を回転自
在に外嵌して、例えノックピン25が外れても、軸24
は抜け止めリング26に当たり、センターギア79には
当たらないようにしている。
【0017】前記キャリア89L・89Rは、前記左右
の車軸61L・61Rに係合固設されており、該車軸6
1L・61Rの左右の端部には、駆動スプロケット57
L・57Rが設けられ、該駆動スプロケット57L・5
7Rにより前記左右のクローラ式走行装置を駆動するよ
うにしている。
の車軸61L・61Rに係合固設されており、該車軸6
1L・61Rの左右の端部には、駆動スプロケット57
L・57Rが設けられ、該駆動スプロケット57L・5
7Rにより前記左右のクローラ式走行装置を駆動するよ
うにしている。
【0018】また、操向用可変容量油圧モーターM2の
操向用可変容量油圧モーター軸4の上には歯車8を固設
し、該歯車8は減速軸99上のギア101と噛合してい
る。該減速軸99の端部にベベルギア102が固設さ
れ、該ベベルギア102がベベルギア103と噛合し、
該ベベルギア103はベベルギア軸104の一端に固設
され、該ベベルギア軸104の他端には操向用ベベルギ
ア105を固設し、該操向用ベベルギア105は前記イ
ンターナルギア87L・87Rの外周に形成したベベル
ギヤ87La・87Raと噛合している。なお、操向用
可変容量油圧モーターM2の操向用可変容量油圧モータ
ー軸4の端部が油路構成蓋板1から外部に突出した部分
にも駐車ブレ−キ機構7が構成されている。
操向用可変容量油圧モーター軸4の上には歯車8を固設
し、該歯車8は減速軸99上のギア101と噛合してい
る。該減速軸99の端部にベベルギア102が固設さ
れ、該ベベルギア102がベベルギア103と噛合し、
該ベベルギア103はベベルギア軸104の一端に固設
され、該ベベルギア軸104の他端には操向用ベベルギ
ア105を固設し、該操向用ベベルギア105は前記イ
ンターナルギア87L・87Rの外周に形成したベベル
ギヤ87La・87Raと噛合している。なお、操向用
可変容量油圧モーターM2の操向用可変容量油圧モータ
ー軸4の端部が油路構成蓋板1から外部に突出した部分
にも駐車ブレ−キ機構7が構成されている。
【0019】以上のような構成において、主変速レバー
の操作により走行変速用の可変容量油圧モーターM1の
可動斜板15が回動され、走行無段変速および前後進の
切換えが行われる。図3に示す如く、可動斜板を操作す
る操作軸16・18等を嵌装して配置することが可能と
なったものである。また、操向ハンドルの回動により操
向用可変容量油圧モーターM2の可動斜板14が回動さ
れ、モータ軸を正逆転させて遊星ギア式操向機構を駆動
する。即ち、操向ハンドルを直進方向に向けた状態で
は、操向用可変容量油圧モーターM2はニュートラル位
置で操向用可変容量油圧モーター軸4は回転せず、該モ
ータ軸5に連動した操向用ベベルギア105が回転しな
いので、左右のベベルギア付きインターナルギア87L
・87Rも回転しない状態となる。故に、主変速レバー
14の回動量に応じた走行変速用の可変容量油圧モータ
ーM1からの出力回転が、左右の太陽ギア85L・85
Rに伝えられて、左右の遊星ギア86L・86Rと、キ
ャリア89L・89Rと、車軸61L・61Rに左右同
じ回転数の動力が伝えられて直進状態となるのである。
の操作により走行変速用の可変容量油圧モーターM1の
可動斜板15が回動され、走行無段変速および前後進の
切換えが行われる。図3に示す如く、可動斜板を操作す
る操作軸16・18等を嵌装して配置することが可能と
なったものである。また、操向ハンドルの回動により操
向用可変容量油圧モーターM2の可動斜板14が回動さ
れ、モータ軸を正逆転させて遊星ギア式操向機構を駆動
する。即ち、操向ハンドルを直進方向に向けた状態で
は、操向用可変容量油圧モーターM2はニュートラル位
置で操向用可変容量油圧モーター軸4は回転せず、該モ
ータ軸5に連動した操向用ベベルギア105が回転しな
いので、左右のベベルギア付きインターナルギア87L
・87Rも回転しない状態となる。故に、主変速レバー
14の回動量に応じた走行変速用の可変容量油圧モータ
ーM1からの出力回転が、左右の太陽ギア85L・85
Rに伝えられて、左右の遊星ギア86L・86Rと、キ
ャリア89L・89Rと、車軸61L・61Rに左右同
じ回転数の動力が伝えられて直進状態となるのである。
【0020】そして、旋回するために操向ハンドル13
を左右何れかに回動すると、操向用可変容量油圧モータ
ーM2の操向用可変容量油圧モーター軸4が正転または
逆転駆動されて、操向ハンドルの回転角度に応じた回転
が、操向用ベベルギア105に伝達される。そして、左
右のベベルギア付きインターナルギア87L・87R
を、強制的に操向用可変容量油圧モーターM2により、
無段階にかつ左右で正逆に回転させるのである。操向ハ
ンドルを操作することにより、ベベルギア付きインター
ナルギア87L・87Rが互いに正逆方向に回転され
て、左右の遊星ギア機構には、一方は増速回転が、他方
には減速回転が伝えられて、太陽ギア85L・85Rの
回転数が一方は加算、他方は減算されて、車軸61L・
61Rに伝達されて、左右の車軸61L・61Rの回転
数が異なるようになって旋回することができるのであ
る。
を左右何れかに回動すると、操向用可変容量油圧モータ
ーM2の操向用可変容量油圧モーター軸4が正転または
逆転駆動されて、操向ハンドルの回転角度に応じた回転
が、操向用ベベルギア105に伝達される。そして、左
右のベベルギア付きインターナルギア87L・87R
を、強制的に操向用可変容量油圧モーターM2により、
無段階にかつ左右で正逆に回転させるのである。操向ハ
ンドルを操作することにより、ベベルギア付きインター
ナルギア87L・87Rが互いに正逆方向に回転され
て、左右の遊星ギア機構には、一方は増速回転が、他方
には減速回転が伝えられて、太陽ギア85L・85Rの
回転数が一方は加算、他方は減算されて、車軸61L・
61Rに伝達されて、左右の車軸61L・61Rの回転
数が異なるようになって旋回することができるのであ
る。
【0021】前述の動力伝達機構を収納するミッション
ケース17は、上部に固定容量油圧ポンプPと走行変速
用の可変容量油圧モーターM1と操向用可変容量油圧モ
ーターM2とを配置する油圧機構室9を構成しており、
該油圧機構室9内には潤滑油を兼ねる作動油が充填され
ている。図3においては、本発明の走行車両のトランス
ミッションの正面図が図示されており、固定容量油圧ポ
ンプ軸2と走行変速用の可変容量油圧モーター軸4と操
向用可変容量油圧モーター軸5の配置が、3角形の頂点
の位置に配置された構成が開示されている。そして、走
行変速用の可変容量油圧モーター軸4から車軸61L・
61Rまでの間と、操向用可変容量油圧モーター軸5か
ら車軸61L・61Rまでの間とにおいて、それぞれの
2系統の動力伝達経路が構成されいるのである。
ケース17は、上部に固定容量油圧ポンプPと走行変速
用の可変容量油圧モーターM1と操向用可変容量油圧モ
ーターM2とを配置する油圧機構室9を構成しており、
該油圧機構室9内には潤滑油を兼ねる作動油が充填され
ている。図3においては、本発明の走行車両のトランス
ミッションの正面図が図示されており、固定容量油圧ポ
ンプ軸2と走行変速用の可変容量油圧モーター軸4と操
向用可変容量油圧モーター軸5の配置が、3角形の頂点
の位置に配置された構成が開示されている。そして、走
行変速用の可変容量油圧モーター軸4から車軸61L・
61Rまでの間と、操向用可変容量油圧モーター軸5か
ら車軸61L・61Rまでの間とにおいて、それぞれの
2系統の動力伝達経路が構成されいるのである。
【0022】図4においては、図1と図2に示した走行
変速用の可変容量油圧モーターM1から車軸61L・6
1Rへの動力伝達経路と、操向用可変容量油圧モーター
M2から車軸61L・61Rへの動力伝達経路の両方
を、一体化した動力伝達経路が明瞭に図示されている。
図5においては、エンジンEにより駆動される固定容量
油圧ポンプPから、分岐された圧油が走行変速用の可変
容量油圧モーターM1と、操向用可変容量油圧モーター
M2に供給される油圧回路が図示されている。
変速用の可変容量油圧モーターM1から車軸61L・6
1Rへの動力伝達経路と、操向用可変容量油圧モーター
M2から車軸61L・61Rへの動力伝達経路の両方
を、一体化した動力伝達経路が明瞭に図示されている。
図5においては、エンジンEにより駆動される固定容量
油圧ポンプPから、分岐された圧油が走行変速用の可変
容量油圧モーターM1と、操向用可変容量油圧モーター
M2に供給される油圧回路が図示されている。
【0023】固定容量油圧ポンプPと走行変速用の可変
容量油圧モーターM1と操向用可変容量油圧モーターM
2は、ミッションケース17の内部に構成され、油路構
成蓋板1により側面を閉鎖された油圧機構室9の内部に
嵌装されており、該油圧機構室9の内部の潤滑油を作動
油として使用している。また、別の油圧ポンプ12も同
様にエンジンEにより駆動されて圧油を供給しており、
該油圧ポンプ12からの圧油は、制御バルブ11を経
て、作業機昇降シリンダ10を伸縮すべく構成してい
る。
容量油圧モーターM1と操向用可変容量油圧モーターM
2は、ミッションケース17の内部に構成され、油路構
成蓋板1により側面を閉鎖された油圧機構室9の内部に
嵌装されており、該油圧機構室9の内部の潤滑油を作動
油として使用している。また、別の油圧ポンプ12も同
様にエンジンEにより駆動されて圧油を供給しており、
該油圧ポンプ12からの圧油は、制御バルブ11を経
て、作業機昇降シリンダ10を伸縮すべく構成してい
る。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏するものである。請求項1の如く、
エンジンEにより駆動される1台の固定容量油圧ポンプ
Pより吐出される圧油を供給される、2台の可変容量油
圧モーターに供給し、該2台の可変容量油圧モーター
は、走行変速用の可変容量油圧モーターM1と、操向用
可変容量油圧モーターM2として使用され、走行変速用
の可変容量油圧モーターM1からの動力伝達経路と、操
向用可変容量油圧モーターM2からの動力伝達経路は、
両者とも車軸61L・61Rの上に、相異なる回転数を
2経路から伝達すべく構成したことによって、従来のよ
うな2ポンプ−2モーター方式のHST式変速装置では
なくて、1ポンプ−2モーター方式で、走行変速用の可
変容量油圧モーター経路と、操向用可変容量油圧モータ
ー経路を構成することが出来るので、走行車両のトラン
スミッションを小型でかつコンパクトに構成することが
出来たものである。
次のような効果を奏するものである。請求項1の如く、
エンジンEにより駆動される1台の固定容量油圧ポンプ
Pより吐出される圧油を供給される、2台の可変容量油
圧モーターに供給し、該2台の可変容量油圧モーター
は、走行変速用の可変容量油圧モーターM1と、操向用
可変容量油圧モーターM2として使用され、走行変速用
の可変容量油圧モーターM1からの動力伝達経路と、操
向用可変容量油圧モーターM2からの動力伝達経路は、
両者とも車軸61L・61Rの上に、相異なる回転数を
2経路から伝達すべく構成したことによって、従来のよ
うな2ポンプ−2モーター方式のHST式変速装置では
なくて、1ポンプ−2モーター方式で、走行変速用の可
変容量油圧モーター経路と、操向用可変容量油圧モータ
ー経路を構成することが出来るので、走行車両のトラン
スミッションを小型でかつコンパクトに構成することが
出来たものである。
【0025】請求項2の如く、請求項1記載の走行車両
のトランスミッションにおいて、側面視で、固定容量油
圧ポンプPと走行変速用の可変容量油圧モーターM1と
操向用可変容量油圧モーターM2を不等辺三角形に配置
したので、固定容量油圧ポンプPに対して、併置する走
行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向用可変容量
油圧モーターM2の圧油容量が相違する場合にも、例え
ば、走行変速用の可変容量油圧モーターM1の側の減速
比が小さくて、操向用可変容量油圧モーターM2の側の
減速比が大きい場合、逆に、操向用可変容量油圧モータ
ーM2の側の減速比が小さくて、走行変速用の可変容量
油圧モーターM1の側の減速比が大きい場合において、
固定容量油圧ポンプPの下方の左右に配置する走行変速
用の可変容量油圧モーターM1と操向用可変容量油圧モ
ーターM2を、無理無く配置することが可能となったも
のである。
のトランスミッションにおいて、側面視で、固定容量油
圧ポンプPと走行変速用の可変容量油圧モーターM1と
操向用可変容量油圧モーターM2を不等辺三角形に配置
したので、固定容量油圧ポンプPに対して、併置する走
行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向用可変容量
油圧モーターM2の圧油容量が相違する場合にも、例え
ば、走行変速用の可変容量油圧モーターM1の側の減速
比が小さくて、操向用可変容量油圧モーターM2の側の
減速比が大きい場合、逆に、操向用可変容量油圧モータ
ーM2の側の減速比が小さくて、走行変速用の可変容量
油圧モーターM1の側の減速比が大きい場合において、
固定容量油圧ポンプPの下方の左右に配置する走行変速
用の可変容量油圧モーターM1と操向用可変容量油圧モ
ーターM2を、無理無く配置することが可能となったも
のである。
【0026】請求項3の如く、請求項1記載の走行車両
のトランスミッションにおいて、非固定容量油圧ポンプ
Pと走行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向用可
変容量油圧モーターM2を、油路構成蓋板1に付設し
て、該油路構成蓋板1をミッションケース17に固定し
たので、固定容量油圧ポンプPと走行変速用の可変容量
油圧モーターM1と操向用可変容量油圧モーターM2
は、ミッションケース17に組み付ける前に、油路構成
蓋板1にアッセンブリーとして事前に組立ることが可能
となり、精密な組立を要する、HST式変速装置の部分
のみを、ロボットではなくて、手作業により予め組立る
等の工程とすることが可能となったのである。これによ
り、更に精密な組立が可能となったものである。
のトランスミッションにおいて、非固定容量油圧ポンプ
Pと走行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向用可
変容量油圧モーターM2を、油路構成蓋板1に付設し
て、該油路構成蓋板1をミッションケース17に固定し
たので、固定容量油圧ポンプPと走行変速用の可変容量
油圧モーターM1と操向用可変容量油圧モーターM2
は、ミッションケース17に組み付ける前に、油路構成
蓋板1にアッセンブリーとして事前に組立ることが可能
となり、精密な組立を要する、HST式変速装置の部分
のみを、ロボットではなくて、手作業により予め組立る
等の工程とすることが可能となったのである。これによ
り、更に精密な組立が可能となったものである。
【0027】請求項4の如く、請求項2記載の走行車両
のトランスミッションにおいて、固定容量油圧ポンプP
と走行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向用可変
容量油圧モーターM2を、油路構成蓋板1の同じ面に付
設固定したので、該HST式変速装置の部分をミッショ
ンケース17の内部に挿入して、該ミッションケース1
7と油路構成蓋板1により、密閉状態に構成した油圧機
構室9の内部に、収納するということが簡単に出来るよ
うになったのである。
のトランスミッションにおいて、固定容量油圧ポンプP
と走行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向用可変
容量油圧モーターM2を、油路構成蓋板1の同じ面に付
設固定したので、該HST式変速装置の部分をミッショ
ンケース17の内部に挿入して、該ミッションケース1
7と油路構成蓋板1により、密閉状態に構成した油圧機
構室9の内部に、収納するということが簡単に出来るよ
うになったのである。
【0028】請求項5の如く、請求項1記載の走行車両
のトランスミッションにおいて、非固定容量油圧ポンプ
Pと走行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向用可
変容量油圧モーターM2を、ミッションケース17内に
併置したので、従来の如く、ミッションケースの外側に
HST式変速装置の仕組を装着した場合よりも、油路や
作動油貯留室や、潤滑油の経路を簡単でシンプルに構成
することが出来たものである。
のトランスミッションにおいて、非固定容量油圧ポンプ
Pと走行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向用可
変容量油圧モーターM2を、ミッションケース17内に
併置したので、従来の如く、ミッションケースの外側に
HST式変速装置の仕組を装着した場合よりも、油路や
作動油貯留室や、潤滑油の経路を簡単でシンプルに構成
することが出来たものである。
【0029】請求項6の如く、請求項1記載の走行車両
のトランスミッションにおいて、走行変速用の可変容量
油圧モーターM1から車軸61L・61Rへの動力伝達
経路と、操向用可変容量油圧モーターM2から車軸61
L・61Rへの動力伝達経路を、何方もミッションケー
ス17内に構成したので、走行変速用の可変容量油圧モ
ーターM1から車軸61L・61Rへの経路と、操向用
可変容量油圧モーターM2から車軸61L・61Rへの
経路を全て、ミッションケース17の内部に構成するこ
とにより、走行車両のトランスミッションをコンパクト
に構成することが出来るのである。
のトランスミッションにおいて、走行変速用の可変容量
油圧モーターM1から車軸61L・61Rへの動力伝達
経路と、操向用可変容量油圧モーターM2から車軸61
L・61Rへの動力伝達経路を、何方もミッションケー
ス17内に構成したので、走行変速用の可変容量油圧モ
ーターM1から車軸61L・61Rへの経路と、操向用
可変容量油圧モーターM2から車軸61L・61Rへの
経路を全て、ミッションケース17の内部に構成するこ
とにより、走行車両のトランスミッションをコンパクト
に構成することが出来るのである。
【0030】請求項7の如く、請求項3記載の走行車両
のトランスミッションにおいて、ミッションケース17
と油路構成蓋板1との間に、走行変速用の可変容量油圧
モーターM1と操向用可変容量油圧モーターM2を配置
し、該走行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向用
可変容量油圧モーターM2の可動斜板を、ミッションケ
ース17の側に配置し、該可動斜板を操作する操作軸を
ミッションケース17の側に配置したことによって、油
路構成蓋板1の側には、内部に油路が多数穿設されてい
るので、可動斜板の操作軸等を軸受け支持する部分を構
成することが出来ないのであるが、ミッションケース1
7の側には、油路が穿設されていないので、可動斜板を
操作する操作軸16・18等を嵌装して配置し、該操作
軸16・18の近辺には、中立位置で油圧モーターの回
転を停止した位置での、デテント機構等も構成すること
が可能となったものである。
のトランスミッションにおいて、ミッションケース17
と油路構成蓋板1との間に、走行変速用の可変容量油圧
モーターM1と操向用可変容量油圧モーターM2を配置
し、該走行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向用
可変容量油圧モーターM2の可動斜板を、ミッションケ
ース17の側に配置し、該可動斜板を操作する操作軸を
ミッションケース17の側に配置したことによって、油
路構成蓋板1の側には、内部に油路が多数穿設されてい
るので、可動斜板の操作軸等を軸受け支持する部分を構
成することが出来ないのであるが、ミッションケース1
7の側には、油路が穿設されていないので、可動斜板を
操作する操作軸16・18等を嵌装して配置し、該操作
軸16・18の近辺には、中立位置で油圧モーターの回
転を停止した位置での、デテント機構等も構成すること
が可能となったものである。
【図1】本発明の走行車両のトランスミッションの右側
面断面図である。
面断面図である。
【図2】同じく本発明の走行車両のトランスミッション
の左側面断面図である。
の左側面断面図である。
【図3】同じく本発明の走行車両のトランスミッション
の正面図である。
の正面図である。
【図4】本発明の走行車両のトランスミッションの動力
伝達経路図である。
伝達経路図である。
【図5】本発明の走行車両のトランスミッションの油圧
回路図である。
回路図である。
E エンジン P 固定容量油圧ポンプ M1 走行変速用の可変容量油圧モーター M2 操向用可変容量油圧モーター 1 油路構成蓋板 2 固定容量油圧ポンプ軸 3 入力プーリー 4 走行変速用の可変容量油圧モーター軸 5 操向用可変容量油圧モーター軸 6 出力歯車 9 油圧機構室 13 固定容量油圧ポンプの固定斜板 14 操向用可変容量油圧モーターの可動斜板 15 走行変速用の可変容量油圧モーターの可動斜板 16・18 操作軸 17 ミッションケース
フロントページの続き (72)発明者 久保 誠二 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 (72)発明者 山口 雅彦 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 Fターム(参考) 3D042 AA05 AA06 AB07 AB11 BA02 BA05 BA07 BA08 BA09 BA12 BA13 BA18 BA19 BA20 BB02 BB03 BC03 BC07 BC08 BC09 BC10 BC13 BC15 BC16 BC17 BD04 BD08 BD09 3D052 AA17 DD01 DD03 GG03 HH01 HH02 JJ06 JJ08 JJ10 3J063 AA01 AA13 AA15 AB02 AB44 AC03 BA01 BA03 BB27 BB41 BB42 BB46 CA01 CA10 CB38 CB53 CC02 CC16 CD41 XA08
Claims (7)
- 【請求項1】 エンジンEにより駆動される1台の固定
容量油圧ポンプPより吐出される圧油を供給される、2
台の可変容量油圧モーターに供給し、該2台の可変容量
油圧モーターは、走行変速用の可変容量油圧モーターM
1と、操向用可変容量油圧モーターM2として使用さ
れ、走行変速用の可変容量油圧モーターM1からの動力
伝達経路と、操向用可変容量油圧モーターM2からの動
力伝達経路は、両者とも車軸61L・61Rの上に、相
異なる回転数を2経路から伝達すべく構成したことを特
徴とする走行車両のトランスミッション。 - 【請求項2】 請求項1記載の走行車両のトランスミッ
ションにおいて、側面視で、固定容量油圧ポンプPと走
行変速用の可変容量油圧モーターM1と操向用可変容量
油圧モーターM2を不等辺三角形に配置したことを特徴
とする走行車両のトランスミッション。 - 【請求項3】 請求項1記載の走行車両のトランスミッ
ションにおいて、非固定容量油圧ポンプPと走行変速用
の可変容量油圧モーターM1と操向用可変容量油圧モー
ターM2を、油路構成蓋板1に付設して、該油路構成蓋
板1をミッションケース17に固定したことを特徴とす
る走行車両のトランスミッション。 - 【請求項4】 請求項2記載の走行車両のトランスミッ
ションにおいて、固定容量油圧ポンプPと走行変速用の
可変容量油圧モーターM1と操向用可変容量油圧モータ
ーM2を、油路構成蓋板1の同じ面に付設固定したこと
を特徴とする走行車両のトランスミッション。 - 【請求項5】 請求項1記載の走行車両のトランスミッ
ションにおいて、固定容量油圧ポンプPと走行変速用の
可変容量油圧モーターM1と操向用可変容量油圧モータ
ーM2を、一体化してミッションケース17内に併置し
たことを特徴とする走行車両のトランスミッション。 - 【請求項6】 請求項1記載の走行車両のトランスミッ
ションにおいて、走行変速用の可変容量油圧モーターM
1から車軸61L・61Rへの動力伝達経路と、操向用
可変容量油圧モーターM2から車軸61L・61Rへの
動力伝達経路を、何方もミッションケース17内に構成
したことを特徴とする走行車両のトランスミッション。 - 【請求項7】 請求項3記載の走行車両のトランスミッ
ションにおいて、ミッションケース17と油路構成蓋板
1との間に、走行変速用の可変容量油圧モーターM1と
操向用可変容量油圧モーターM2を配置し、該走行変速
用の可変容量油圧モーターM1と操向用可変容量油圧モ
ーターM2の可動斜板を、ミッションケース17の側に
配置し、該可動斜板を操作する操作軸をミッションケー
ス17の側に配置したことを特徴とする走行車両のトラ
ンスミッション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000121268A JP2001301481A (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 走行車両のトランスミッション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000121268A JP2001301481A (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 走行車両のトランスミッション |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001301481A true JP2001301481A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18631950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000121268A Pending JP2001301481A (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 走行車両のトランスミッション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001301481A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013193474A (ja) * | 2012-03-15 | 2013-09-30 | Yanmar Co Ltd | 走行車両 |
JP2013193472A (ja) * | 2012-03-15 | 2013-09-30 | Yanmar Co Ltd | 走行車両 |
WO2018205050A1 (zh) * | 2017-05-10 | 2018-11-15 | 中电科(宁波)海洋电子研究院有限公司 | 一种转向装置 |
-
2000
- 2000-04-21 JP JP2000121268A patent/JP2001301481A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013193474A (ja) * | 2012-03-15 | 2013-09-30 | Yanmar Co Ltd | 走行車両 |
JP2013193472A (ja) * | 2012-03-15 | 2013-09-30 | Yanmar Co Ltd | 走行車両 |
WO2018205050A1 (zh) * | 2017-05-10 | 2018-11-15 | 中电科(宁波)海洋电子研究院有限公司 | 一种转向装置 |
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