JP2001301080A - 有機−無機複合積層構造体 - Google Patents
有機−無機複合積層構造体Info
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Abstract
有機基材と無機系材料層の熱膨張率の差が大きくとも、
該無機系材料層の割れや剥がれなどが発生しにくい有機
−無機複合積層構造体を提供する。 【解決手段】 線膨張係数が無機系材料層のそれの2倍
以上である有機基材上に、厚み100nm以下の接合膜
を介して無機系材料層が積層され、かつ該接合膜とし
て、有機基材に当接している面が実質上有機高分子化合
物成分であると共に、無機系材料層に当接している面が
実質上金属系化合物成分である有機−無機ハイブリッド
膜を用いた有機−無機複合積層構造体である。
Description
層構造体に関する。さらに詳しくは、本発明は、有機基
材と無機系材料層とが、膜厚の薄い接合膜を介して密着
性よく積層された構造を有し、かつ該有機基材と無機系
材料層の熱膨張率の差が大きくとも、熱負荷による該無
機系材料層の割れや剥がれなどが発生しにくい有機−無
機複合積層構造体に関するものである
属、合金などの無機系材料、例えば光触媒活性材料、導
電性材料、ハードコート材料、反射防止材料、光記録材
料、赤外線吸収材料、ガスバリアー材料などからなる層
を設け、機能性材料を作製することが広く行われてい
る。
設ける場合、一般に、有機基材と無機系材料層との密着
性を良好なものとするために、有機基材および無機系材
料の両方に対して密着性がよい接合剤からなる層が、中
間層として設けられる。そして、該有機基材と無機系材
料層の線膨張係数が大きく異なる場合には、熱負荷によ
る無機系材料層の割れや剥がれなどを防止するために、
中間的な線膨張係数を有する接合剤からなる層を、数μ
m程度の厚みで設けるのが一般的である。
料、有機高分子化合物と無機酸化物の微粉体との混合材
料、有機−無機ハイブリッド材料などが用いられる。こ
のような接合剤からなる層の厚みは、コスト面から考え
ると薄い方がよいが、あまり薄すぎると有機基材と無機
系材料層の熱膨張率の差を緩和する効果が十分に発揮さ
れないので、1μm以上の膜厚にせざるを得ないのが実
状である。
事情のもとで、有機基材と無機系材料層とが、膜厚の薄
い接合膜を介して密着性よく積層された構造を有し、か
つ該有機基材と無機系材料層の熱膨張率の差が大きくと
も、熱負荷による該無機系材料層の割れや剥がれなどが
発生しにくい有機−無機複合積層構造体を提供すること
を目的とするものである。
規な機能性材料として種々の用途、例えば塗膜や、有機
材料と無機または金属材料との接着剤、有機基材と光触
媒塗膜との間に設けられ、有機基材の劣化を防止する中
間膜や、有機基材と無機系または金属系材料層との密着
性を向上させる中間膜などの用途に有用な、厚さ方向に
組成が連続的に変化する有機−無機複合傾斜材料を見出
した(特願平11−264592号)。この有機−無機
複合傾斜材料は、有機高分子化合物と金属系化合物との
化学結合物を含有する有機−無機複合材料であって、該
金属系化合物の含有率が材料の厚み方向に連続的に変化
する成分傾斜構造を有するものである。
鋭意研究を重ねた結果、接合膜として、上記の有機−無
機複合傾斜材料を用いることにより、有機基材の線膨張
係数が、無機系材料層の線膨張係数の2倍以上であって
も、厚み100nm以下の該接合膜を介在させることに
よって、熱負荷による無機系材料層の割れや剥がれなど
を十分に抑制することができ、その目的を達成しうるこ
とを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至
った。
を介して無機系材料層が積層され、かつ上記有機基材の
線膨張係数が該無機系材料層の線膨張係数の2倍以上で
ある有機−無機複合積層構造体であって、上記接合膜
が、厚み100nm以下であり、かつ有機基材に当接し
ている面が実質上有機高分子化合物成分であると共に、
無機系材料層に当接している面が実質上金属系化合物成
分である有機−無機ハイブリッド膜からなることを特徴
とする有機−無機複合積層構造体を提供するものであ
る。
体(以下、単に「本発明の積層構造体」と称すことがあ
る。)は、有機基材上に接合膜を介して無機系材料層が
積層されてなるものである。
えばポリメチルメタクリレートなどのアクリル樹脂、ポ
リスチレンやABS樹脂などのスチレン系樹脂、ポリエ
チレンやポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂、ポリ
エチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレートな
どのポリエステル系樹脂、6−ナイロンや6,6−ナイ
ロンなどのポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、
ポリカーボネート系樹脂、ポリフェニレンサルファイド
系樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂、ポリイミド系
樹脂、セルロースアセテートなどのセルロース系樹脂な
どからなる基材を挙げることができる。
膜との密着性をさらに向上させるために、所望により、
酸化法や凹凸化法などにより表面処理を施すことができ
る。上記酸化法としては、例えばコロナ放電処理、クロ
ム酸処理(湿式)、火炎処理、熱風処理、オゾン・紫外
線照射処理などが挙げられ、また、凹凸化法としては、
例えばサンドブラスト法、溶剤処理法などが挙げられ
る。これらの表面処理法は基材の種類に応じて適宜選ば
れる。なお、本発明における有機基材は、有機系材料以
外の材料、例えば金属系材料、ガラスやセラミックス系
材料、その他各種無機系または金属系材料からなる基材
の表面に、有機系塗膜を有するものも包含する。
材上に設けられる接合膜は、厚み100nm以下であ
り、かつ有機基材に当接している面が実質上有機高分子
化合物成分であると共に、無機系材料層に当接している
面が実質上金属系化合物成分である有機−無機ハイブリ
ッド膜からなるものである。
00nm以下で十分であり、有機基材の線膨張係数が無
機系材料層のそれの2倍以上であっても、熱膨張率の差
を緩和する効果が十分に発揮され、熱負荷による無機系
材料層の割れや剥がれなどが抑制される。しかし、この
接合膜があまり薄すぎると該効果が十分に発揮されない
おそれがあるので、この接合膜の好ましい厚みは20〜
100nmの範囲であり、特に30〜100nmの範囲
が好適である。
膜として、有機高分子化合物と金属酸化物系化合物とが
化学的に結合した複合体を含み、膜中の金属系化合物の
含有率が、膜表面から深さ方向に連続的に変化する成分
傾斜構造を有する有機−無機ハイブリッド膜からなるも
のを用いることができる。
例えば以下に示す方法により、効率よく形成することが
できる。まず、(A)分子中に加水分解により金属酸化
物と結合しうる金属含有基(以下、加水分解性金属含有
基と称すことがある。)を有する有機高分子化合物と、
(B)加水分解により金属酸化物系化合物を形成しうる
金属化合物(以下、加水分解性金属化合物と称すことが
ある。)との混合物を加水分解処理せずに、または加水
分解処理して塗工液を調製する。
の加水分解により金属酸化物と結合しうる金属含有基及
び(B)成分である加水分解により金属酸化物系化合物
を形成しうる金属化合物における金属としては、例えば
ケイ素、チタン、ジルコニウム及びアルミニウムの中か
ら選ばれる少なくとも1種を好ましく挙げることができ
る。
より金属酸化物と結合しうる金属含有基を有する有機高
分子化合物は、例えば該金属含有基を有する単量体と金
属を含まない単量体とを共重合又は縮重合させることに
より、得ることができる。
うる金属含有基としては、例えば一般式(I) −M1R1 n-1 …(I) (式中、R1は加水分解性基または非加水分解性基であ
るが、その中の少なくとも1つは加水分解により、
(B)成分と化学結合しうる加水分解性基であることが
必要であり、また、R1が複数の場合には、各R1はたが
いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、M1
はケイ素、チタン、ジルコニウム、アルミニウムなどの
金属原子、nは金属原子M1の価数である。)で表され
る基を挙げることができる。
加水分解により(B)成分と化学結合しうる加水分解性
基としては、例えばアルコキシル基、イソシアネート
基、塩素原子などのハロゲン原子、オキシハロゲン基、
アセチルアセトネート基などが挙げられ、一方、(B)
成分と化学結合しない非加水分解性基としては、例えば
低級アルキル基、アリール基などが好ましく挙げられ
る。
しては、例えば、トリメトキシシリル基、トリエトキシ
シリル基、トリ−n−プロポキシシリル基、トリイソプ
ロポキシシリル基、トリ−n−ブトキシシリル基、トリ
イソブトキシシリル基、トリ−sec−ブトキシシリル
基、トリ−tert−ブトキシシリル基、トリクロロシリル
基、ジメチルメトキシシリル基、メチルジメトキシシリ
ル基、ジメチルクロロシリル基、メチルジクロロシリル
基、トリイソシアナトシリル基、メチルジイソシアナト
シリル基など、トリメトキシチタニウム基、トリエトキ
シチタニウム基、トリ−n−プロポキシチタニウム基、
トリイソプロポキシチタニウム基、トリ−n−ブトキシ
チタニウム基、トリイソブトキシチタニウム基、トリ−
sec−ブトキシチタニウム基、トリ−tert−ブトキシチ
タニウム基、トリクロロチタニウム基、さらには、トリ
メトキシジルコニウム基、トリエトキシジルコニウム
基、トリ−n−プロポキシジルコニウム基、トリイソプ
ロポキシジルコニウム基、トリ−n−ブトキシジルコニ
ウム基、トリイソブトキシジルコニウム基、トリ−sec
−ブトキシジルコニウム基、トリ−tert−ブトキシジル
コニウム基、トリクロロジルコニウム基、またさらに
は、ジメトキシアルミニウム基、ジエトキシアルミニウ
ム基、ジ−n−プロポキシアルミニウム基、ジイソプロ
ポキシアルミニウム基、ジ−n−ブトキシアルミニウム
基、ジイソブトキシアルミニウム基、ジ−sec−ブトキ
シアルミニウム基、ジ−tert−ブトキシアルミニウム
基、トリクロロアルミニウム基などが挙げられる。
有する有機高分子化合物としては、特に(A−1)分子
中に加水分解により金属酸化物と結合しうる金属含有基
を有するエチレン性不飽和単量体と、(A−2)金属を
含まないエチレン性不飽和単量体とを共重合させて得ら
れたものが好適である。上記(A−1)成分である加水
分解性金属含有基を有するエチレン性不飽和単量体とし
ては、一般式(II)
Aはアルキレン基、好ましくは炭素数1〜4のアルキレ
ン基、R1、M1およびnは前記と同じである。)で表さ
れる金属含有基を含むアルキル基をエステル成分とする
(メタ)アクリル酸エステルを挙げることができる。こ
の(A−1)成分のエチレン性不飽和単量体は1種用い
てもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
まないエチレン性不飽和単量体としては、例えば一般式
(III)
Xは一価の有機基である。)で表されるエチレン性不飽
和単量体、好ましくは一般式(III−a)
化水素基を示す。)で表されるエチレン性不飽和単量
体、あるいは上記一般式(III)で表されるエチレン性
不飽和単量体と、必要に応じて添加される密着性向上剤
としての一般式(IV)
R6はエポキシ基、水酸基、メルカプト基、アミノ基、
ハロゲン原子若しくはエーテル結合を有する炭化水素基
を示す。)で表されるエチレン性不飽和単量体との混合
物を挙げることができる。
ン性不飽和単量体において、R4で示される炭化水素基
としては、炭素数1〜10の直鎖状若しくは分岐状のア
ルキル基、炭素数3〜10のシクロアルキル基、炭素数
6〜10のアリール基、炭素数7〜10のアラルキル基
を好ましく挙げることができる。炭素数1〜10のアル
キル基の例としては、メチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、イソプロピル基、および各種のブチル基、ペンチ
ル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基などが挙げら
れる。炭素数3〜10のシクロアルキル基の例として
は、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、メチルシク
ロヘキシル基、シクロオクチル基などが、炭素数6〜1
0のアリール基の例としては、フェニル基、トリル基、
キシリル基、ナフチル基、メチルナフチル基などが、炭
素数7〜10のアラルキル基の例としては、ベンジル
基、メチルベンジル基、フェネチチル基、ナフチルメチ
ル基などが挙げられる。
不飽和単量体の例としては、一般式(III−a)で表さ
れる単量体、具体的にはメチル(メタ)アクリレート、
エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリ
レート、ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メ
タ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリ
レート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、フェニ
ル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレー
トなどを好ましく挙げることができるが、これら以外に
もスチレン、α−メチルスチレン、α−アセトキシスチ
レン、m−、o−またはp−ブロモスチレン、m−、o
−またはp−クロロスチレン、m−、o−またはp−ビ
ニルフェノール、1−または2−ビニルナフタレンなど
も用いることができる。これらは単独で用いてもよい
し、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
飽和単量体において、R6で示されるエポキシ基、水酸
基、メルカプト基、アミノ基、ハロゲン原子若しくはエ
ーテル結合を有する炭化水素基としては、炭素数1〜1
0の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基、炭素数3〜1
0のシクロアルキル基、炭素数6〜10のアリール基、
炭素数7〜10のアラルキル基を好ましく挙げることが
できる。上記置換基のハロゲン原子としては、塩素原子
および臭素原子が好ましく、またアミノ基は遊離のアミ
ノ基、モノアルキル置換アミノ基、ジアルキル置換アミ
ノ基のいずれであってもよい。上記炭化水素基の具体例
としては、前述の一般式(III−a)におけるR4の説明
において例示した基と同じものを挙げることができる。
飽和単量体の例としては、グリシジル(メタ)アクリレ
ート、3−グリシドキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、2−メルカプトエチル(メタ)アクリレート、3−
メルカプトプロピル(メタ)アクリレート、2−メルカ
プトプロピル(メタ)アクリレート、2−アミノエチル
(メタ)アクリレート、3−アミノプロピル(メタ)ア
クリレート、2−アミノプロピル(メタ)アクリレー
ト、2−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
4−ジメチルアミノベンジル(メタ)アクリレート、2
−クロロエチル(メタ)アクリレート、2−ブロモエチ
ル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。これらは単
独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いても
よい。
性不飽和単量体と一般式(IV)で表されるエチレン性不
飽和単量体とを併用する場合は、前者のエチレン性不飽
和単量体に対し、後者のエチレン性不飽和単量体を1〜
100モル%の割合で用いるのが好ましい。前記(A−
1)成分の加水分解性金属含有基を有するエチレン性不
飽和単量体と(A−2)成分の金属を含まないエチレン
性不飽和単量体とを、ラジカル重合開始剤の存在下、ラ
ジカル共重合させることにより、所望の共重合体が得ら
れる。
性不飽和基の代わりに、縮合により高分子量化可能な
基、例えば縮合によりアミド結合、エステル結合あるい
はウレタン結合などを生成する2つ以上の官能基と前記
一般式(I)で表される金属含有基とを有する単量体
と、縮合により高分子量化可能な基、例えば縮合により
アミド結合、エステル結合あるいはウレタン結合などを
生成する2つ以上の官能基を有し、かつ金属含有基を含
まない単量体とを縮重合させる方法などにより、所望の
高分子化合物が得られる。
般式(I)で表される金属含有基を有するアミン成分と
酸成分とを縮重合させ、ポリアミドを形成させる方法、
あるいはいずれか一方の成分が前記一般式(I)で表さ
れる金属含有基を有するアルコール成分と酸成分とを縮
重合させ、ポリエステルを形成させる方法などが挙げら
れる。
り金属酸化物系化合物を形成しうる金属化合物(加水分
解性金属化合物)としては、例えば一般式(V) M2R7 m …(V) (式中、R7は加水分解性基または非加水分解性基であ
るが、少なくとも2つは加水分解性基であり、かつ少な
くとも1つは、加水分解により(A)成分と化学結合し
うる加水分解性基であって、複数のR7はたがいに同一
であってもよいし、異なっていてもよく、M2はケイ
素、チタン、ジルコニウム、アルミニウムなどの金属原
子、mは金属原子M2の価数である。)で表される金属
化合物を挙げることができる。
水分解性基としては、例えばアルコキシル基、イソシア
ネート基、塩素原子などのハロゲン原子、オキシハロゲ
ン基、アセチルアセトネート基などが挙げられ、一方非
加水分解性基としては、例えば低級アルキル基、アリー
ル基、アルケニル基などが好ましく挙げられる。この加
水分解性金属化合物としては、上記一般式(V)で表さ
れる金属化合物から誘導されるオリゴマーや、一般式
(V)で表される金属化合物を複数種混合したものも用
いることができる。
例としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシ
ラン、テトラ−n−プロポキシシラン、テトライソプロ
ポキシシラン、テトラ−n−ブトキシシラン、テトライ
ソブトキシシラン、テトラ−sec−ブトキシシラン、テ
トラ−tert−ブトキシシランなど、並びにこれらに対応
するテトラアルコキシチタンおよびテトラアルコキシジ
ルコニウム、さらにはトリメトキシアルミニウム、トリ
エトキシアルミニウム、トリ−n−プロポキシアルミニ
ウム、トリイソプロポキシアルミニウム、トリ−n−ブ
トキシアルミニウム、トリイソブトキシアルミニウム、
トリ−sec−ブトキシアルミニウム、トリ−tert−ブト
キシアルミニウムなどの金属アルコキシド、あるいは金
属アルコキシドオリゴマー、例えば市販品のアルコキシ
シランオリゴマーである「メチルシリケート51」、
「エチルシリケート40」(いずれもコルコート社製商
品名)など、さらにはテトライソシアナトシラン、メチ
ルトリイソシアナトシラン、テトラクロロシラン、メチ
ルトリクロロシランなどの金属イソシアネートや金属ハ
ロゲン化物などが挙げられる。これらは単独で用いもよ
いし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
アルコキシドを用いる場合にはアルコール、ケトン、エ
ーテルなどの適当な極性溶剤中において、前記(A)成
分の高分子化合物および(B)成分の金属アルコキシド
の混合物を、塩酸、硫酸、硝酸などの酸、あるいは固体
酸としてのカチオン交換樹脂を用い、通常0〜60℃、
好ましくは20〜40℃の温度にて加水分解処理し、固
体酸を用いた場合には、それを除去したのち、さらに、
所望により溶剤を留去または添加し、塗布するのに適し
た粘度に調節して塗工液を調製する。温度が低すぎる場
合は加水分解が進まず、高すぎる場合は逆に加水分解が
進みすぎ、その結果得られる傾斜塗膜の傾斜性が低下す
るおそれがある。なお、(B)成分の金属アルコキシド
を含む極性溶剤溶液を予め調製し、これに酸を加えて加
水分解反応を進めておき、このものと(A)成分を混合
し、さらに加水分解処理してもよい。
系金属化合物やハロゲン系金属化合物を用いる場合に
は、通常成膜前には加水分解処理は行わず、成膜時また
はそれ以降において、空気中の水分により加水分解させ
る方法が用いられる。
製後も、加水分解、重縮合が徐々に進行して塗布条件が
変動する場合があるので、塗工液に不溶の固体の脱水
剤、例えば無水硫酸マグネシウムなどを添加することに
より、ポットライフの低下を防止することができる。こ
の場合、塗工液は、該脱水剤を除去してから、塗布に用
いる。
い、有機基材に、乾燥塗膜の厚さ、100nm以下、好
ましくは20〜100nm、より好ましくは30〜10
0nmの範囲になるように、ディップコート法、スピン
コート法、スプレーコート法、バーコート法、ナイフコ
ート法、ロールコート法、ブレードコート法、ダイコー
ト法、グラビアコート法などの公知の手段により塗膜を
形成し、公知の乾燥処理、例えば40〜150℃程度の
温度で加熱乾燥処理することにより、所望の傾斜構造を
有する有機−無機ハイブリッド膜からなる接合膜が得ら
れる。
は実質上金属系化合物成分からなり、かつ該金属系化合
物の含有率が深さ方向に連続的に減少していき、有機基
材と当接している面は、実質上金属系化合物成分からな
る成分傾斜構造を有している。
ば、有機基材上に設けた有機−無機ハイブリッド膜表面
に、スパッタリングを施して膜を削っていき、経時的に
膜表面の炭素原子と金属原子の含有率を、X線光電子分
光法などにより測定することによって、行うことができ
る。
機基材上に設けられた有機−無機ハイブリッド膜からな
る接合膜の表面に無機系材料層が積層された構造を有す
るものであって、該無機系材料層としては、特に制限は
なく、積層構造体の用途に応じて適宜選択することがで
きる。
タン、チタン酸バリウム(BaTi 4O9)、チタン酸ス
トロンチウム(SrTiO3)、チタン酸ナトリウム
(Na2Ti6O13)、二酸化ジルコニウム、硫化カドミ
ウム、α−Fe2O3などの光触媒活性材料;酸化インジ
ウム、酸化錫、酸化亜鉛、酸化カドミウム、ITO(イ
ンジウムチンオキシド)などの金属酸化物や、金、白
金、銀、ニッケル、アルミニウム、銅などの金属からな
る導電性材料;アルキルトリヒドロキシシランおよびそ
の部分縮合物とコロイダルシリカとシリコン変性アクリ
ル樹脂とからなる混合物、オルガノトリアルコキシシラ
ン加水分解縮合物、アルコキシシラン加水分解縮合物と
コロイダルシリカとの混合物、ジルコニウム、アルミニ
ウムおよびチタニウムの中から選ばれる金属とキレート
化合物とシリコン変性アクリル樹脂とからなる混合物な
どの無機系ハードコート材料;二酸化ケイ素などの反射
防止材料;Tb−Fe、Tb−Fe−Co、Dy−Fe
−Co、Tb−Dy−Fe−Coなどの光磁気型や、T
eOx、Te−Ge、Sn−Te−Ge、Bi−Te−
Ge、Sb−Te−Ge、Pb−Sn−Te、Tl−I
n−Seなどの相変化型の光記録材料;SiN、Si
O、SiO2、Ta2O5などの誘電体材料;酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化錫、硫化亜鉛、ア
ンチモンドープ酸化錫(ATO)、ITOなどの赤外線
吸収材料、SiO2、SiOxなどのガスバリアー材料
などが挙げられる。
合膜上に設ける方法としては特に制限はなく、該無機系
材料の種類やその用途に応じて、従来公知の方法の中か
ら、適宜選択して用いることができる。例えば真空蒸着
法、スパッタリング法、イオンプレーティング法などの
物理的気相蒸着法(PVD法)、あるいはゾル−ゲル法
により調製された塗工液をバーコート法、ナイフコート
法、ロールコート法、ブレードコート法、ダイコート
法、グラビアコート法、スプレーコート法などにより塗
布する方法などによって、無機系材料層を設けることが
できる。この無機系材料層の厚さは、積層構造体の用途
にもよるが、通常0.01〜20μm程度である。
効果、すなわち、有機基材と無機系材料層の熱膨張率の
差を緩和する効果が、特に有効に発揮されるために、有
機基材及び無機系材料層として、前者の線膨張係数が後
者の線膨張係数の2倍以上となるように、前述の有機材
料及び無機系材料の中から、それぞれ適宜選択して用い
る。
機系材料層の線膨張係数の2倍以上と、両者の熱膨張率
差が大きい場合、従来の接合膜では、この熱膨張率差を
緩和するために、通常1μm以上の厚さを必要とする
が、本発明における接合膜では100nm以下の厚さで
も、該熱膨張率差を十分に緩和することができ、熱負荷
による無機系材料層の割れや剥がれなどを抑制すること
ができる。
まりに大きすぎると、本発明の効果が十分に発揮されな
いおそれがあるので、有機基材の線膨張係数は、無機系
材料の線膨張係数の2〜50倍の範囲が好ましい。
説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定
されるものではない。
タクリロキシプロピルトリメトキシシラン2.48g
(0.01モル)との混合溶液に、2,2′−アゾビス
イソブチロニトリル0.3g(0.0018モル)を添
加、撹拌して均一溶液とした。この溶液を撹拌しながら
75℃で3時間反応させることにより、ゲルパーミエー
ションクロマトグラフィー(GPC:溶離液:DMF)
法によるポリスチレン換算の数平均分子量が11万の共
重合体を得た。
ノール100gに溶解した溶液に、1モル/リットル濃
度の硝酸水溶液10g、水73gおよびエタノール50
gの混合液を撹拌しながら、ゆっくり滴下した。この溶
液を室温で5時間撹拌し、無機成分溶液を得た。
ケトン50ミリリットルに溶解し、この溶液に上記
(2)で得た無機成分溶液10ミリリットルをエチルセ
ロソルブ40ミリリットルで希釈した溶液をゆっくり撹
拌しながら加え、塗工液を調製した。この塗工液を、厚
み2mmのアクリル板「アクリライト」[三菱レーヨン
(株)製、線膨張係数:7.0×10-5cm/cm・
℃]上にバーコーター(線径0.125mm)にて塗工
し、80℃のオーブン中で24時間乾燥を行った。形成
された接合膜の厚みは90nmであった。
[アルバック・ファイ(株)製]を用い、アルゴン・ス
パッタリング(4kV)を施して膜を削り、膜表面の炭
素原子とケイ素原子の含有率を、X線光電子分光法によ
り測定し、傾斜性を調べた。図1に、スパッタリング時
間(膜の深さと関係する)と炭素原子およびケイ素原子
の含有率との関係をグラフで示す。この図から、傾斜性
を有する膜であることが分かった。
を0.005モル/リットル濃度のアンモニア水に10
分間浸漬したのち、室温で2時間乾燥を行い、無機成分
の縮合を進行させ、緻密化を行った。次に、この接合膜
上に、酸化ケイ素ターゲットを用い、アルゴンと酸素と
の混合ガス(容積比:99:1)雰囲気下で、DCマグ
ネトロンスパッタ装置(島津製作所社製「HS−72
0」)にて、厚み200nmのシリカ蒸着膜(線膨張係
数:5.0×10-6cm/cm・℃)を形成した。
454MH」に、上記シリカ蒸着膜を有するアクリル板
を入れ、70℃で2時間保持したのち、−30℃まで2
時間で降温し、−30℃で2時間保持後、70℃まで2
時間で昇温するサイクル操作を10回繰り返し、ヒート
サイクル試験を行った。この試料の表面を、キーエンス
(株)製の「表面形状測定顕微鏡「VF−7500」に
て、割れや剥がれがないか観察したところ、割れおよび
剥がれは観察されなかった。
1020」を、トルエンとイソプロパノールとの容量比
1:1の混合溶剤にて体積比で10倍に希釈したのち、
実施例1で用いたものと同じアクリル板上に、バーコー
ターにて乾燥厚みが90nmになるように塗工したの
ち、70℃で12時間乾燥して、塗膜を形成させた。以
下、実施例1と同様にして、上記塗膜上に厚み200n
mのシリカ蒸着膜を形成させたのち、ヒートサイクル試
験を実施し、試料表面を割れや剥がれがないかを観察し
たところ、割れの発生が観察された。
有機基材と無機系材料層とが、膜厚の薄い接合膜を介し
て密着性よく積層された構造を有し、かつ該有機基材と
無機系材料層の熱膨張率差が大きくとも、熱負荷による
該無機系材料層の割れや剥がれなどが発生しにくいとい
う効果を奏する。
ング時間と炭素原子およびケイ素原子の含有率との関係
を示すグラフである。
Claims (6)
- 【請求項1】 有機基材上に接合膜を介して無機系材料
層が積層され、かつ上記有機基材の線膨張係数が該無機
系材料層の線膨張係数の2倍以上である有機−無機複合
積層構造体であって、上記接合膜が、厚み100nm以
下であり、かつ有機基材に当接している面が実質上有機
高分子化合物成分であると共に、無機系材料層に当接し
ている面が実質上金属系化合物成分である有機−無機ハ
イブリッド膜からなることを特徴とする有機−無機複合
積層構造体。 - 【請求項2】 接合膜が、有機高分子化合物と金属酸化
物系化合物とが化学的に結合した複合体を含み、膜中の
金属系化合物の含有率が、膜表面から深さ方向に連続的
に変化する成分傾斜構造を有する有機−無機ハイブリッ
ド膜からなる請求項1に記載の有機−無機複合積層構造
体。 - 【請求項3】 金属酸化物系化合物が、金属アルコキシ
ド、金属イソシアネートおよび金属ハロゲン化物の中か
ら選ばれる少なくとも一種の加水分解縮重合により得ら
れたものである請求項2に記載の有機−無機複合積層構
造体。 - 【請求項4】 接合膜が、(A)分子中に加水分解によ
り金属酸化物と結合しうる金属含有基を有する有機高分
子化合物と、(B)加水分解により金属酸化物系化合物
を形成しうる金属化合物との混合物、またはその加水分
解処理物からなる塗工液を有機基材に塗布し、加熱乾燥
処理して形成されたものである請求項1、2または3に
記載の有機−無機複合積層構造体。 - 【請求項5】 接合膜が、厚み20〜100nmのもの
である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の有機−
無機複合積層構造体。 - 【請求項6】 有機基材の線膨張係数が、無機系材料層
の線膨張係数の2〜50倍である請求項1ないし5のい
ずれか1項に記載の有機−無機複合積層構造体。
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JP2015229317A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | コニカミノルタ株式会社 | ガスバリアーフィルムの製造方法及び有機エレクトロルミネッセンス素子 |
CN103666303B (zh) * | 2012-08-30 | 2017-06-23 | 日立麦克赛尔株式会社 | 粘着带、塑料透镜成型用粘着带和粘着带的制造方法 |
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-
2000
- 2000-04-21 JP JP2000120386A patent/JP4372962B2/ja not_active Expired - Fee Related
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