JP2001300840A - ベルトサンダー掛け方法 - Google Patents

ベルトサンダー掛け方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便かつ安価に実施でき、工作物の被研磨面
の曲率が変化する場合や形状が複雑な場合にも、これに
柔軟に対応して、研磨ベルトを被研磨面に容易かつ良好
に倣わせ、工作物をムラなく研磨できるベルトサンダー
掛け方法を提供する。 【解決手段】 外周方向に沿って湾曲する工作物TBの
被研磨面に、対向して走行する研磨ベルト6を倣わせな
がら当接させることにより、工作物TBの被研磨面を研
磨するベルトサンダー掛け方法であって、可撓性を有す
る弾性材から成るバッド本体2、2を互いに重ね合わ
せ、長さ方向に沿って相対移動可能な状態で結合するこ
とにより形成したパッド1を準備し、研磨ベルト6を工
作物TBに対向した状態で走行させ、手に持ったパッド
1を、被研磨面の形状に合致するように長さ方向に沿っ
て手で撓ませながら、研磨ベルト6にその背面側から押
し付け、研磨ベルト6を被研磨面に倣った状態で当接さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外周方向に沿って
湾曲する工作物の被研磨面に、これに対向して走行する
研磨ベルトを倣わせながら当接させることによって、工
作物の被研磨面を研磨するベルトサンダー掛け方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のベルトサンダー掛け方法
として、例えば特開昭59−53155号公報に開示さ
れたものが知られている。このベルトサンダーは、移動
自在の粗ヘッドおよび仕上ヘッドを備えており、各ヘッ
ドは、プーリに巻き掛けられ、回転駆動される無端の研
磨ベルトと、この研磨ベルト内に配置されたパッドユニ
ットを有している。このパッドユニットは、研磨ベルト
に対して進退自在のブラケットと、このブラケットを駆
動するための空気圧シリンダと、ブラケットに回転自在
に支持されたパッドと、このパッドを所望の角度に位置
決めするためのモータなどを備えている。パッドは、弾
性材から成り、その外周に沿って、互いに垂直な2つの
平面部分と、これらの平面部分間に形成され、外側に向
かって凸の所定の曲率を有する曲面部分とを、押圧面と
して備えている。
【0003】この従来のベルトサンダーで工作物を研磨
する場合には、まず、パッドの平面部分と曲面部分のう
ち、工作物の研磨すべき面(以下「被研磨面」という)
の形状に適合するものを押圧面として選択し、モータの
駆動により研磨ベルトの背面に対向させるようにする。
例えば、被研磨面が平坦面あるいは凸状の曲面(以下
「凸曲面」という)の場合には、パッドの平面部分が選
択され、被研磨面が凹状の曲面(以下「凹曲面」とい
う)の場合には、パッドの曲面部分が選択される。そし
て、パッドを研磨ベルトに向かって移動させ、研磨ベル
トを、選択した押圧面で押圧し、被研磨面に当接させた
状態で、研磨ベルトを回転駆動することにより、研磨ベ
ルトを工作物の被研磨面の形状に倣わせながら、工作物
を研磨する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のベ
ルトサンダー掛け方法では、パッドの曲面部分の曲率が
あらかじめ1種類に定められているとともに、パッドを
空気圧シリンダで直線的に駆動することでその曲面部分
を研磨ベルトに単純に押し付けるにすぎない。このた
め、特に工作物の凹曲面の曲率が外周方向に沿って変化
する場合、この変化に対応して研磨ベルトを適切に倣わ
せることができない。例えば、凹曲面の曲率がパッドの
曲面部分の曲率よりも大きいときには、パッドが凹曲面
の奥部に届かず、研磨できない一方、凹曲面の曲率がパ
ッドの曲面部分の曲率よりも小さいときには、研磨ムラ
が生じやすくなる。
【0005】また、このベルトサンダー掛け方法では、
パッドが上記のように構成され、かつ研磨ベルトに押し
付けられるので、被研磨面が、工作物の外周方向に沿っ
て湾曲しているだけでなく、外周方向と直交する断面方
向に沿ってもまた湾曲しているような場合、これら両方
向について同時に研磨を行うことは不可能である。さら
に、このベルトサンダー掛け方法を実施するには、パッ
ドを研磨ベルトに押し当てるための空気圧シリンダや、
パッドを角度決めするためのモータなどの駆動機構が必
要であり、コストが非常に高くなってしまう。
【0006】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、簡便かつ安価に実施できるとと
もに、工作物の被研磨面の曲率が変化する場合や形状が
複雑な場合においても、これに柔軟に対応して、研磨ベ
ルトを工作物の被研磨面に容易かつ良好に倣わせること
ができ、それにより、工作物をムラなく研磨することが
できるベルトサンダー掛け方法を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、外周方向に沿って湾曲する工作物の被研
磨面に、これに対向して走行する研磨ベルトを倣わせな
がら当接させることによって、工作物の被研磨面を研磨
するベルトサンダー掛け方法であって、可撓性を有する
弾性材で構成された2つのバッド本体を互いに重ね合わ
せ、長さ方向に沿って相対移動可能な状態で結合するこ
とにより形成したパッドを準備し、研磨ベルトを工作物
に対向した状態で走行させ、パッドを手で持ち、パッド
を、工作物の被研磨面の形状に合致するように長さ方向
に沿って手で撓ませながら、研磨ベルトにその背面側か
ら押し付けることにより、研磨ベルトを工作物の被研磨
面に倣った状態で当接させることを特徴としている。
【0008】このベルトサンダー掛け方法によれば、研
磨ベルトを工作物に対向した状態で走行させるととも
に、手に持ったパッドを、工作物の被研磨面の形状に合
致するように長さ方向に沿って手で撓ませながら、研磨
ベルトにその背面側から押し付ける。これにより、研磨
ベルトを工作物の被研磨面に倣った状態で当接させるこ
とによって、工作物の研磨が行われる。この場合、パッ
ドが、可撓性の弾性材から成る、重ね合わせた2つのパ
ッド本体で構成されるとともに、両パッド本体が長さ方
向に沿って相対移動可能に結合されているので、パッド
を持った手の力の入れ加減を調整するだけで、パッドを
任意の曲率に容易に撓ませることができる。したがっ
て、工作物の被研磨面の曲率が外周方向に沿って変化す
る場合においても、これに柔軟に対応して、研磨ベルト
を工作物の被研磨面に容易かつ良好に倣わせることがで
き、それにより、工作物をムラなく研磨することができ
る。また、以上のように、パッドの押付けおよび撓み具
合(曲率)の調整を手動のみで行えるので、従来と異な
り、パッドを駆動するための駆動機構はまったく不要で
あり、非常に簡便かつ安価に実施することができる。
【0009】この場合、工作物の被研磨面が、その外周
方向と直交する断面方向に沿って湾曲する断面曲面部を
有し、パッドは、断面曲面部の曲率に対応する曲率のR
部を形成した断面を有しており、パッドを研磨ベルトに
押し付ける際に、R部を断面曲面部に合致させることに
より、研磨ベルトを工作物の断面曲面部に倣った状態で
当接させることが好ましい。
【0010】この構成では、被研磨面が、工作物の外周
方向に沿って湾曲しているだけでなく、外周方向と直交
する断面方向に沿って湾曲する断面曲面部を有する場
合、パッドの断面に、この断面曲面部の曲率に対応する
曲率のR部をあらかじめ形成する。そして、パッドを研
磨ベルトに押し付ける際に、パッドをその長さ方向に沿
って撓ませることで、研磨ベルトを工作物の被研磨面の
外周方向に沿って倣わせると同時に、R部を断面曲面部
に合致させることで、研磨ベルトをこの断面曲面部に倣
わせることができる。このように、被研磨面が、工作物
の外周方向だけでなく、これと直交する断面方向にも湾
曲しているような複雑な曲面形状を有するような場合
に、研磨ベルトを被研磨面の上記両方向について同時に
容易かつ良好に倣わせることができ、研磨作業を効率良
く行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を、図面を参照しながら説明する。本実施形態は、本発
明によるベルトサンダー掛け方法を、グランドピアノの
大屋根TB(図3参照)の塗装工程における塗膜の研磨
に適用した例である。図1は、このベルトサンダー掛け
方法に用いられるパッド1を示している。
【0012】このパッド1は、重ね合わせた2つの矩形
のパッド本体2、2と、これらの回りに巻かれた2枚の
パッドカバー3、3などを備えている。パッド本体2
は、適度な可撓性を有する弾性材、例えばフェルトで構
成されている。また、両パッド本体2、2は、互いに同
じサイズで対称に形成されており、各パッド本体2のサ
イズは、例えば長さL=100mm、高さH=60m
m、厚さT=5mmである。また、両パッド本体2、2
の断面の側面下端部から下面にかけては、両者2、2の
接合面の所定位置Cを中心として曲率半径rのR部が形
成されている。この曲率半径rは、大屋根TBの外周部
の断面に形成される後述の凹状の断面凹面部T4の曲率
半径と等しく設定されている(図4参照)。
【0013】各パッドカバー3は、1mm厚程度の可撓
性を有する弾性シート、例えばフェルトやクロスなどで
構成されており、重ね合わせたパッド本体2、2に、そ
の両側面および下面を覆うように、2枚重ねで巻かれて
いる。
【0014】パッド本体2およびパッドカバー3は、上
記のように重ね合わされた状態で、糸4により縫合され
ている。この糸4による縫合は、パッド1の中央部より
も若干上側の位置で長さ方向に沿い、そのほぼ全体にわ
たって行われるとともに、長さ方向の両端部で上下方向
に沿い、下端部を残して行われている。また、パッド1
の長さ方向の両端部には、その両側面と上面にまたがっ
て、パッド本体2などを分離しないように保持するため
の薄い粘着テープ5、5が貼り付けられている。
【0015】以上のように、パッド1は、フェルトなど
の可撓性を有する弾性材から成るパッド本体2などを主
体として構成されているので、図2に示すように、例え
ば手HAの親指と他の指で挟んで持ち、力を加えるだけ
で、長さ方向に沿って撓ませることができる。また、こ
の力の入れ加減を調整することによって、この長さ方向
の撓みの曲率半径RLを任意に調整することが可能であ
る。さらに、パッド本体2、2同士が、糸4で部分的に
縫合されている結果、長さ方向に沿って相対的に移動で
きるので、パッド1を極めて容易に撓ませることができ
る。
【0016】一方、大屋根TBは、図3に示すように、
グランドピアノの平面的な形状に合致する外形を有して
おり、その外周面のうち、前面や左右の側面前部は平面
部T1で構成され、後部および右側面後部は凸状の曲面
部T2(以下「凸面部」という)で構成されるととも
に、2つの凸面部T2、T2間は凹状の曲面部T3(以
下「凹面部」という)で構成されている。また、図4に
示すように、大屋根TBの外周に沿う方向と直交する断
面は、その上角部が凹状に湾曲して切り欠かれていて、
断面凹面部T4(断面曲面部)になっており、この断面
凹面部T4は、大屋根TBの外周に沿って連続的に形成
されている。
【0017】また、大屋根TBは、ラワン合板などで構
成されており、その表面に例えばポリエステル塗料など
による黒塗り塗装が行われる。具体的には、塗料の下塗
りおよび上塗りなどとそれらの研磨を交互に行い、最終
の仕上げ研磨による艶出しを経て、大屋根TBの塗装が
完了する。これらのうち、本実施形態のベルトサンダー
掛け方法は、例えば上塗り塗膜の研磨に適用されるもの
であり、以下、図3および図4を参照しながら、具体的
に説明する。
【0018】図3の符号6は、ベルトサンダーBSの研
磨ベルトである。この研磨ベルト6は、表面に研磨剤を
付着させた可撓性の材料で構成されており、図示しない
モータにより回転駆動され、同図の右方に走行する。一
方、大屋根TBは、図示しない基台上に載置されてお
り、この基台を駆動することにより、研磨ベルト6に対
して進退するとともに、回転できるようになっている。
【0019】大屋根TBの外周面を研磨する場合にはま
ず、大屋根TBを、その研磨すべき部位が研磨ベルト6
の下側に対向するように位置決めする。図3は、大屋根
TBの後部側の凸面部T2を研磨ベルト6に対向させた
状態を示している。次いで、研磨ベルト6を走行させ
る。次に、パッド1を手で持ち、同図に示すように、パ
ッド1を、その曲率半径RLが大屋根TBの凸面部T2
の外周方向に曲率半径に合致するように、長さ方向に沿
って手で撓ませながら、研磨ベルト6にその上面側から
押し付ける。これにより、研磨ベルト6が、凸面部T2
に倣った状態で当接し、これを研磨する。
【0020】この場合、パッド本体2が、フェルトなど
の可撓性を有する弾性材で構成されるとともに、両パッ
ド本体2、2が長さ方向に沿って相対的に移動できるの
で、パッド1を持つ手の力の入れ加減を調整するだけ
で、パッド1をその長さ方向に沿って任意の曲率に容易
に撓ませることができる。したがって、凸面部T2の曲
率の異なる部位を研磨する場合はもとより、平面部T1
や凹面部T3の研磨を行う場合にも、図3に示すよう
に、その曲率や形状の変化に柔軟に対応して、研磨ベル
ト6を大屋根TBの外周面に容易かつ良好に倣わせるこ
とができ、それにより、大屋根TBの外周面をムラなく
研磨することができる。
【0021】また、パッド1を研磨ベルト6に押し付け
る際、上記のようにパッド1を長さ方向に撓ませること
で、研磨ベルト6を大屋根TBの外周面の外周方向に沿
って倣わせると同時に、図4に示すように、R部を大屋
根TBの断面凹面部T4に合致させるようにする。これ
により、研磨ベルト6をこの断面凹面部T4にも同時に
倣わせることができる。このように、大屋根TBの外周
面が、その外周方向だけでなく、これと直交する断面方
向にも湾曲している場合、研磨ベルト6を大屋根TBの
外周面の上記両方向について同時に容易かつ良好に倣わ
せることができ、研磨作業を効率良く行うことができ
る。
【0022】さらに、本実施形態のベルトサンダー掛け
方法は、パッド1の研磨ベルト6への押付けおよび撓み
具合の調整を手動のみで行えるので、従来と異なり、パ
ッドを駆動するための駆動機構はまったく不要であり、
非常に簡便かつ安価に実施することができる。
【0023】図5は、パッドの別の例を示している。こ
のパッド11は、パッド本体2とパッドカバー3を、そ
の長さ方向の中央部の1個所においてのみ、糸4で上下
方向に縫合したものであり、粘着テープ5もこの部分に
のみ貼り付けられている。他の構成は、図1のパッド1
と同様である。したがって、このパッド11もまた、パ
ッド1と同様の方法で用いることができ、それによる前
述した効果を同様に得ることができる。特に、パッド本
体2、2が中央部の1個所においてのみ縫合されている
ことで、パッド1の場合よりも両パッド本体2、2同士
が相対移動しやすくなっているので、その撓み具合の調
整をさらに容易に行うことができる。
【0024】なお、本発明は、説明した実施形態に限定
されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、実施形態は、外周方向および断面方向の両方向
に外周面が湾曲している大屋根TBを研磨する場合の例
であるが、大屋根TBが外周方向のみに湾曲している場
合には、パッドのR部は省略することが可能である。ま
た、実施形態は、本発明をグランドピアノの大屋根の塗
膜研磨に適用した例であるが、本発明は、外周方向に湾
曲した形状を有する他の工作物、および塗膜研磨以外の
用途に、任意に適用できることはもちろんである。その
他、本発明の趣旨の範囲内で、細部を適宜、変更するこ
とが可能である。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のベルトサ
ンダー掛け方法は、簡便かつ安価に実施できるととも
に、工作物の被研磨面の曲率が変化する場合や形状が複
雑な場合においても、これに柔軟に対応して、研磨ベル
トを工作物の被研磨面に容易かつ良好に倣わせることが
でき、それにより、工作物をムラなく研磨することがで
きるなどの効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるベルトサンダー掛け方法を実施す
るのに用いられるパッドの斜視図である。
【図2】図1のパッドの使用状況を示す斜視図である。
【図3】大屋根のベルトサンダー掛けの状況を示す平面
図である。
【図4】図3の線IV−IVに沿う断面図である。
【図5】図1と異なるパッドの例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 パッド 2 パッド本体 3 パッドカバー 4 糸 5 粘着テープ 6 研磨ベルト 11 パッド HA 手 R R部 r R部の曲率半径 TB 大屋根(工作物) T2 凸面部 T3 凹面部 T4 断面凹面部(断面曲面部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周方向に沿って湾曲する工作物の被研
    磨面に、これに対向して走行する研磨ベルトを倣わせな
    がら当接させることによって、前記工作物の前記被研磨
    面を研磨するベルトサンダー掛け方法であって、 可撓性を有する弾性材で構成された2つのバッド本体を
    互いに重ね合わせ、長さ方向に沿って相対移動可能な状
    態で結合することにより形成したパッドを準備し、 前記研磨ベルトを前記工作物に対向した状態で走行さ
    せ、 前記パッドを手で持ち、当該パッドを、前記工作物の前
    記被研磨面の形状に合致するように前記長さ方向に沿っ
    て手で撓ませながら、前記研磨ベルトにその背面側から
    押し付けることにより、前記研磨ベルトを前記工作物の
    前記被研磨面に倣った状態で当接させることを特徴とす
    るベルトサンダー掛け方法。
  2. 【請求項2】 前記工作物の前記被研磨面が、その外周
    方向と直交する断面方向に沿って湾曲する断面曲面部を
    有し、前記パッドは、前記断面曲面部の曲率に対応する
    曲率のR部を形成した断面を有しており、前記パッドを
    前記研磨ベルトに押し付ける際に、前記R部を前記断面
    曲面部に合致させることにより、前記研磨ベルトを前記
    工作物の前記断面曲面部に倣った状態で当接させること
    を特徴とする、請求項1に記載のベルトサンダー掛け方
    法。
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