JP3106613U - サンドペーパーの支持台 - Google Patents
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Abstract
【課題】熟練者でなくともパテ磨きが上手にできるようなサンドペーパーの支持台を提供する。
【解決手段】比較的硬い弾性材料からなる2枚の板1a、1bの間に比較的軟らかい弾性材料のスポンジ層2を挟んで成る。サンドペーパー3は裏面に粘着剤を塗布したものを用い、粘着面を一方の板に張り付ける。
【選択図】図2
【解決手段】比較的硬い弾性材料からなる2枚の板1a、1bの間に比較的軟らかい弾性材料のスポンジ層2を挟んで成る。サンドペーパー3は裏面に粘着剤を塗布したものを用い、粘着面を一方の板に張り付ける。
【選択図】図2
Description
本考案は、サンドペーパーを張り付ける台に関し、自動車等の板金塗装工程で修理面に塗ったパテを磨ぐのに好適なものである。
衝突事故等で自動車のボディやバンパーにできた凹凸を修復するには、鉄板をハンマーで叩いたり、ウレタンバンパーの場合は熱を加えたりして、てできるだけ元の形状に近づけた後、表面を荒らしてパテ(ウレタンパテ)を塗り、硬化したパテをサンドペーパー(紙やすり)で磨いで滑らかにし、塗装を行う。
パテ磨ぎの際、サンドペーパーは従来、弾力性材料(例えば発泡ポリウレタン)でできた支持台に張り付けて使用していた。しかし従来の支持台は、指がかかっている個所に力が集中して、力が台に均等に加わらないため平坦な仕上げが難しいという欠点があった。
この考案は、サンドペーパーの支持台を改良して、熟練者でなくとも、パテ磨ぎが上手にできるようにすることを課題とする。
この発明のサンドペーパーの支持台は、比較的硬い弾性材料(例えば発泡ポリウレタン)からなる2枚の板の間に比較的軟らかい弾性材料のスポンジ層を挟んである。
使用するときは、片方の板にサンドペーパーを張り付け、反対側の板を掴むようにして、サンドペーパーを被研磨面にあてがい、たわしの要領で、繰り返し擦る。このものでは、板を掴んでいる指の力がスポンジ層で分散されるので、サンドペーパー側の板に力が均等に加わり、研磨面を滑らかに仕上げることができる。
2枚の板は同じ厚みにしてもよいが、一方を厚く、他方を薄くしてもよい。薄い方は、曲がりやすいので、研磨面の曲面がきついとき、これにサンドペーパーを張り付ける。厚い方は曲がりにくいので、研磨面の曲面が緩いときに使用する。
この支持台は、手のひらに収まるほどの大きさの弾性材料でできたブロックであり、図1に示すように、2枚の板1a、1bの間にスポンジ層2を挟んだ構造になっている。2枚の板およびスポンジ層はいずれも発泡ポリウレタンでできているが、2枚の板1a、1bは、スポンジ層2に比べて気泡が少なく硬くできている。
サンドペーパー3は裏面に粘着剤3aを塗布したものを用い、粘着面を片方の板1bに張り付ける。こうして、図2に示すように、もう一方の板1aの周囲を手で掴み、サンドペーパー3を被研磨面5に軽く押し付けるようにして繰り返し磨ぐ。このとき大切なことは、サンドペーパー3が張り付いた方の板1bに、指がかからないように注意する。こうすれば、板1aを掴んでいる指の力がスポンジ層2で分散されるので、サンドペーパー側の板1bに力が均等に加わり、研磨面を滑らかに仕上げることができる。
2枚の板の厚みは、同じでもよいが、図のように差を設けることもできる。差を設ける場合は、薄い方の板1bは比較的曲がりやすいので、被研磨面のカーブがきついとき、この薄いほうにサンドペーパーを取り付けて使用する。カーブが緩いときは、厚い方の板1aにサンドペーパーを張るようにする。
1a、1b 板
2 スポンジ層
3 サンドペーパー
2 スポンジ層
3 サンドペーパー
Claims (2)
- 比較的硬い弾性材料からなる2枚の板の間に比較的軟らかい弾性材料のスポンジ層を挟んで成り、該板に張ったサンドペーパーで被研磨面を擦るようにしたサンドペーパーの支持台。
- 2枚の該板の厚みに差異を設けた請求項1に記載のサンドペーパーの支持台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004004216U JP3106613U (ja) | 2004-07-16 | 2004-07-16 | サンドペーパーの支持台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004004216U JP3106613U (ja) | 2004-07-16 | 2004-07-16 | サンドペーパーの支持台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3106613U true JP3106613U (ja) | 2005-01-06 |
Family
ID=43269376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004004216U Expired - Fee Related JP3106613U (ja) | 2004-07-16 | 2004-07-16 | サンドペーパーの支持台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3106613U (ja) |
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2004
- 2004-07-16 JP JP2004004216U patent/JP3106613U/ja not_active Expired - Fee Related
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