JPH0885069A - 研摩シート保持具 - Google Patents
研摩シート保持具Info
- Publication number
- JPH0885069A JPH0885069A JP22185994A JP22185994A JPH0885069A JP H0885069 A JPH0885069 A JP H0885069A JP 22185994 A JP22185994 A JP 22185994A JP 22185994 A JP22185994 A JP 22185994A JP H0885069 A JPH0885069 A JP H0885069A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- holding tool
- polishing
- holder
- tool main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 手で把持した状態での幅方向中間部の正常な
突出を可能にして平坦部分はもちろんのこと凹面の研摩
が容易にできる研摩シートの保持具を提供する。 【構成】 保持具本体がゴム弾性を有し、かつ縦方向に
複数本設けられた分割溝と分割溝の間の保持具本体にバ
ネ鋼を有する研摩シート保持具である。
突出を可能にして平坦部分はもちろんのこと凹面の研摩
が容易にできる研摩シートの保持具を提供する。 【構成】 保持具本体がゴム弾性を有し、かつ縦方向に
複数本設けられた分割溝と分割溝の間の保持具本体にバ
ネ鋼を有する研摩シート保持具である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主として凹凸を有する
物体の研摩に用いる研摩シート(サンドペーパー)の保持
具に関する。
物体の研摩に用いる研摩シート(サンドペーパー)の保持
具に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にサンドペーパーと称されている研
摩シートは、使用時には各種の保持具が用いられる。ワ
ークが平面の場合は研摩作業が容易であるが、ワークが
丸みを帯びたものとか、凹面を有したものの場合、適し
たものがない。図４に凹面の研摩を目的として製作した
ゴム製の矩形ブロック10に縦向きに複数本の分割溝11を
設けた保持具の例を示す。研摩シート12は２点鎖線で示
すように矩形ブロック10の表面を覆うように一体化して
手で把持した状態で用いるが、凹面の内側の研摩に適す
ように幅方向の中間部を突出させようとすると、両側へ
力が加わることによって最も突出して欲しい中程が反っ
て逆に凹面(Ｐ)となるので使用できない難点がある。
摩シートは、使用時には各種の保持具が用いられる。ワ
ークが平面の場合は研摩作業が容易であるが、ワークが
丸みを帯びたものとか、凹面を有したものの場合、適し
たものがない。図４に凹面の研摩を目的として製作した
ゴム製の矩形ブロック10に縦向きに複数本の分割溝11を
設けた保持具の例を示す。研摩シート12は２点鎖線で示
すように矩形ブロック10の表面を覆うように一体化して
手で把持した状態で用いるが、凹面の内側の研摩に適す
ように幅方向の中間部を突出させようとすると、両側へ
力が加わることによって最も突出して欲しい中程が反っ
て逆に凹面(Ｐ)となるので使用できない難点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ゴム弾性を
有する研摩シート用の保持具における手で把持した状態
での幅方向中間部の正常な突出を可能にして、凹面の研
摩が容易にできる研摩シートの保持具を提供しようとす
るものである。
有する研摩シート用の保持具における手で把持した状態
での幅方向中間部の正常な突出を可能にして、凹面の研
摩が容易にできる研摩シートの保持具を提供しようとす
るものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の研摩シート保持
具は、保持具本体１がゴム弾性を有し、かつ縦方向に複
数本設けられた分割溝２間にバネ鋼３を有することを特
徴とする。
具は、保持具本体１がゴム弾性を有し、かつ縦方向に複
数本設けられた分割溝２間にバネ鋼３を有することを特
徴とする。
【０００５】前記研摩シート５は表面に研摩粒を有した
研摩面６と裏面に繊維面７を有しており、研摩保持具本
体１は表面に面ファスナ８を設けた構造が好ましい。
研摩面６と裏面に繊維面７を有しており、研摩保持具本
体１は表面に面ファスナ８を設けた構造が好ましい。
【０００６】
【作用】縦方向に複数本設けられた分割溝と分割溝との
間の保持具本体にバネ鋼３を埋設すると、幅方向の中間
部を突出させようとして両側へ力を加えて円弧状にした
場合に、最も突出させようとしても、中程が反って凹む
といったことがなく、上から下まで同じレベルで突出し
た研摩面(Ｑ)を形成する。
間の保持具本体にバネ鋼３を埋設すると、幅方向の中間
部を突出させようとして両側へ力を加えて円弧状にした
場合に、最も突出させようとしても、中程が反って凹む
といったことがなく、上から下まで同じレベルで突出し
た研摩面(Ｑ)を形成する。
【０００７】研摩保持具本体表面に面ファスナを設けた
ことによって、裏面に繊維面等の係止可能な面を有する
研摩シートをワンタッチで貼付けることができる。
ことによって、裏面に繊維面等の係止可能な面を有する
研摩シートをワンタッチで貼付けることができる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の研摩シート保持具の断面拡大
図、図２は分解斜視図、図３は同研摩シート保持具の保
持具本体を手で把持した状態の斜視図である。図のよう
に本発明の研摩シート用の保持具は、保持具本体１がゴ
ム弾性を有しており、この例では裏面側の軟質発泡樹脂
(ポウレタン)層1aと、それに一体化された硬質発泡樹脂
(ポリウレタン)層1bとからなる。保持具本体１の縦方向
に設けられた複数本の分割溝２,２の中間に直状のバネ
鋼３を埋設している。バネ鋼３は厚さ0.8〜１mm、幅２m
m程度のもので、長さは保持具本体１の全長から突出し
ない程度としている。図３のように、両側へ力を加えて
円弧状にした場合に、中間部を最も突出させようとして
も、中程が反って凹むといったことがなく、研摩面(Ｑ)
を上から下まで同じレベルで突出した状態に維持してい
る。この状態となるので、表面に研摩粒を有する研摩面
６をもつ研摩シート５を表面に被せて研摩作業をするこ
とができる。
図、図２は分解斜視図、図３は同研摩シート保持具の保
持具本体を手で把持した状態の斜視図である。図のよう
に本発明の研摩シート用の保持具は、保持具本体１がゴ
ム弾性を有しており、この例では裏面側の軟質発泡樹脂
(ポウレタン)層1aと、それに一体化された硬質発泡樹脂
(ポリウレタン)層1bとからなる。保持具本体１の縦方向
に設けられた複数本の分割溝２,２の中間に直状のバネ
鋼３を埋設している。バネ鋼３は厚さ0.8〜１mm、幅２m
m程度のもので、長さは保持具本体１の全長から突出し
ない程度としている。図３のように、両側へ力を加えて
円弧状にした場合に、中間部を最も突出させようとして
も、中程が反って凹むといったことがなく、研摩面(Ｑ)
を上から下まで同じレベルで突出した状態に維持してい
る。この状態となるので、表面に研摩粒を有する研摩面
６をもつ研摩シート５を表面に被せて研摩作業をするこ
とができる。
【０００９】この研摩シート５を表面に被せて研摩作業
をする場合に、研摩シート５を単に密着させるだけで保
持させるようにすると便利である。そのために、研摩シ
ート５は図１のように裏面に繊維面７を有しているの
で、研摩保持具本体１の表面に面ファスナ８を設ける
と、両者を係止させることができる。この面ファスナ８
を設けるための支持材９としては、図１,２にみられる
前述した保持具本体１のバネ鋼３を覆うことができて緩
衝材としての作用をも有する合成樹脂発泡体が好まし
い。
をする場合に、研摩シート５を単に密着させるだけで保
持させるようにすると便利である。そのために、研摩シ
ート５は図１のように裏面に繊維面７を有しているの
で、研摩保持具本体１の表面に面ファスナ８を設ける
と、両者を係止させることができる。この面ファスナ８
を設けるための支持材９としては、図１,２にみられる
前述した保持具本体１のバネ鋼３を覆うことができて緩
衝材としての作用をも有する合成樹脂発泡体が好まし
い。
【００１０】
【発明の効果】本発明によって、使い勝手の良い、特に
凹面の研摩が容易にできる研摩シートの保持具を提供で
きることとなった。
凹面の研摩が容易にできる研摩シートの保持具を提供で
きることとなった。
【図１】本発明の研摩シート保持具の断面拡大図であ
る。
る。
【図２】本発明の研摩シート保持具の分解斜視図であ
る。
る。
【図３】同研摩シート保持具の保持具本体を手で把持し
た状態の斜視図である。
た状態の斜視図である。
【図４】バネ鋼を有しない保持具本体を手で把持した状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
１ 保持具本体 ２ 分割溝 ３ バネ鋼 ５ 研摩シート ６ 研摩面 ７ 繊維面 ８ 面ファスナ ９ 支持材
Claims (1)
- 【請求項１】 研摩シート用の保持具であって、保持具
本体がゴム弾性を有し、かつ縦方向に複数本設けられた
分割溝と分割溝の間の保持具本体にバネ鋼を有すること
を特徴とする研摩シート保持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22185994A JPH0885069A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 研摩シート保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22185994A JPH0885069A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 研摩シート保持具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0885069A true JPH0885069A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16773314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22185994A Pending JPH0885069A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 研摩シート保持具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0885069A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7651761B2 (en) | 2001-11-13 | 2010-01-26 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Grinding pad and method of producing the same |
| JP2011005621A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Isao Yuasa | 手動研磨装置 |
| CN109290969A (zh) * | 2017-07-24 | 2019-02-01 | 杭州祥生砂光机制造有限公司 | 磨料面可更换式磨料带及快速更换方法 |
-
1994
- 1994-09-16 JP JP22185994A patent/JPH0885069A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7651761B2 (en) | 2001-11-13 | 2010-01-26 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Grinding pad and method of producing the same |
| US8318825B2 (en) | 2001-11-13 | 2012-11-27 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Polishing pad and method of producing the same |
| JP2011005621A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Isao Yuasa | 手動研磨装置 |
| CN109290969A (zh) * | 2017-07-24 | 2019-02-01 | 杭州祥生砂光机制造有限公司 | 磨料面可更换式磨料带及快速更换方法 |
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