JP2001300019A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2001300019A JP2000119316A JP2000119316A JP2001300019A JP 2001300019 A JP2001300019 A JP 2001300019A JP 2000119316 A JP2000119316 A JP 2000119316A JP 2000119316 A JP2000119316 A JP 2000119316A JP 2001300019 A JP2001300019 A JP 2001300019A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表枠前面に対して全方位に可動する操作性の
よい操作ハンドルを備えた弾球遊技機を提供する。ま
た、コスト的にも安価に製作可能な角度自在の操作ハン
ドルを備えた弾球遊技機を提供する。さらに、所定の角
度にて確実に固定される操作ハンドルを備えた弾球遊技
機を提供する。 【解決手段】 弾球を用いて遊技が行われる弾球遊技機
の表枠前面に設けられ、且つこの表枠に設置される遊技
盤上に弾球を打ち出す弾球打出装置の打力を調節する打
力調整機構に連結された操作ハンドルを有する弾球遊技
機であって、この操作ハンドルを全方位に回動自在に支
持すると共に操作ハンドルを所定の回動角度にて固定す
る固定手段を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機に関
し、さらに詳細には、弾球遊技機の表枠前面に設けられ
る打力調節用の操作ハンドルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコ機などの弾球遊技機の
表枠前面に設けられる打力調整用の操作ハンドルは、各
種パチンコ機において概ね一定の高さ位置にあり、その
取付け角度は、表枠前面に対して垂直に設けられてい
る。このため、人により体格が異なる遊技者にとっては
操作しずらいこともある。
【0003】そこで、従来、この操作ハンドルの操作性
を向上させるべく、操作ハンドルが表枠前面に対して一
方向(上下方向)に可動する操作ハンドルが発明され、
特開平3−128076号公報として開示されている。
【0004】この特開平3−128076号公報に開示
される操作ハンドルは、弾発力調節機構を備えパチンコ
機の表枠前面に固定される円筒状の固定部材と、この固
定部材の側方から挿通される連結ピンと、この連結ピン
を介して固定部材の前端に連結され該連結ピンを回転中
心として上下に回動可能なハンドルと、このハンドルの
周方向に回動自在に組み込まれた操作レバーと、を有す
る。また、この操作ハンドルは固定部材及びハンドルに
挿通され一端が操作レバーに接続され他端が自在継手を
介して前記弾発力調節機構に連結される回転軸を有し、
操作レバーの回転操作がこの自在継手を備えた回転軸を
介して前記固定部材と一体に設けられた弾発力調節機構
に伝達され打力の調節を行うことができる。
【0005】また、連結ピンの周囲には、固定部材にハ
ンドルを固定化すべくクラッチ歯が対向して各部材に設
けられると共に、この互いに対向するクラッチ歯が常時
かみ合い状態となるように、ハンドル側に設けられたク
ラッチ歯を固定部材側のクラッチ歯に押しつけるスプリ
ングを備えている。そして、この固定部材側に設けられ
たクラッチ歯にハンドル側のクラッチ歯がかみ合い、ハ
ンドルが固定部材に対して所定の角度で固定される。
【0006】なお、ハンドルの角度を変えるにはクラッ
チ歯を付勢するスプリングにうち勝つ力でハンドルを上
下に回動させ所定の角度に変更する。この時、クラッチ
歯では、この強制的な操作により一時的にかみ合い状態
が解かれハンドルの角度変更が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例に示す操作ハンドルにあっては、固定部材の側方か
ら挿通された連結ピンを回転中心として、この連結ピン
に連結されるハンドルが単に上下方向に可動するのみで
あるため、必ずしも遊技者が望む所定の位置にハンドル
を固定化することができなかった。すなわち、操作性が
良いとは必ずしもいえなかった。
【0008】また、従来の操作ハンドルは、数多くの部
品を組み合わせて構成するため、部品製作に係る費用が
一般的な操作ハンドルに比べて割高になると共に、さら
にその組み立てには多くの時間と労力を必要とするため
製作コストの面においても改善の余地があった。
【0009】また、ハンドルを固定化するにあたり、ク
ラッチ歯を付勢するスプリングの張力に頼りハンドルを
固定化しているため、ハンドルに対する力のかけ具合に
よっては、遊技者の意志に反してハンドルの角度が変わ
ることもある。
【0010】よって、本発明は前記事項を考慮しなされ
たもので、表枠前面に対して全方位に可動する操作性の
よい操作ハンドルを備えた弾球遊技機を提供することを
課題とする。また、コスト的にも安価に製作可能な角度
自在の操作ハンドルを備えた弾球遊技機を提供すること
を課題とする。さらに、所望の角度にて確実に固定する
ことができる操作ハンドルを備えた弾球遊技機を提供す
ることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、弾球を用いて遊技が行われる弾球遊技機
の表枠前面に設けられ、且つこの表枠に設置される遊技
盤上に弾球を打ち出す弾球打出装置の打力を調節する打
力調整機構に連結された操作ハンドルを有する弾球遊技
機であって、この操作ハンドルを全方位に回動自在に支
持すると共に操作ハンドルを所定の回動角度にて固定す
る固定手段を備えることを特徴とする。
【0012】また、操作ハンドルに軸受け部を設け、軸
受け部は、前記表枠前面に設けられた球形の凹部と、前
記操作ハンドルが設けられ前記凹部に回動自在に係合す
る球形の凸部と、を有し、前記固定手段は、前記凸部を
膨張させてこの膨張時に前記凹部内面に前記凸部を係止
させる構成とした。すなわち、操作ハンドルが表枠前面
に枢着され、さらに、この操作ハンドルを所望の角度に
固定する固定装置を有する。また、固定装置は、軸受け
部を拘束状態にして、この拘束状態にある軸受け部を介
し操作ハンドルを所望の回動角度に固定する。
【0013】なお、固定手段は、凹部側を収縮させてこ
の収縮時に凹部内面に凸部を係止させるようにしてもよ
い。この固定手段においても、軸受け部は拘束状態とな
り、この拘束状態にある軸受け部を介し操作ハンドルを
所望の角度に固定することができる。
【0014】また、前記操作ハンドルは、一端が前記凸
部を貫通して打力調節機構に連結される回転軸の他端に
固定され、固定手段は、前記凸部に圧入される圧入部材
を備え、この圧入部材の圧入時に前記凸部が膨張して凹
部内面に係止される構成とすることもできる。すなわ
ち、操作ハンドルは、凸部に挿通される圧入部材の圧入
時に所望の角度にて固定される。
【0015】なお、打力調節機構に連結される回転軸の
一端には、可撓性を有する連結部材が設けられ、回転軸
は、この可撓性を有する連結部材を介して打力調節軸に
連結される構成とすることもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。 <第1の実施の形態>まず始めに、本発明に係る操作ハ
ンドルを説明するに先立ち、この操作ハンドルが設けら
れる弾球遊技機を図1を参照して説明する。
【0017】弾球遊技機(以下、単に遊技機1と称す)
は、縦長な方形状の枠組にて構成され遊技機1の設置場
所に固定される外枠2と、該外枠2に一側を保持され且
つ該外枠2に対して開閉自在に設けられた表枠3と、該
表枠3の前面上部に開閉自在に設けられた窓枠4と、を
備え、その表枠3に遊技機1を構成する主要構成部品の
略全てが集約して設けられている。
【0018】表枠3に設けられる主要構成部品には、盤
面上が遊技領域とされる遊技盤40、遊技機1に供給す
べく弾球を一時貯留する上皿12、遊技機1内より賞球
として排出された弾球の一部を貯留する下皿18、弾球
を遊技領域に打出す弾球打出装置50、この弾球打出装
置50を操作するための操作ハンドル60、各種装置の
制御基盤が取り付けられる機構板(図示せず)、などが
挙げられる。
【0019】また、遊技機1の側方にカードユニット装
置30が付設されている。このカードユニット装置30
は、遊技者に弾球を貸し出すための装置であり、カード
リーダー等を備えている。なお、本実施形態において
は、遊技者に弾球を貸し出すための装置としてカードユ
ニット装置30を例示したが、例えば、紙幣等を挿入し
て弾球を借り入れることが可能な装置であっても良い。
【0020】表枠3に対して開閉自在に設けられた窓枠
4には、遊技盤40の遊技領域48全体をその枠内に略
覗き見ることができる窓部5が設けられている。また、
この窓部5にはガラス板が取り付けられている。また、
窓部5の外周に沿って装飾LED7、装飾蛍光灯6、ス
ピーカー10などが設けられている。
【0021】表枠3に設置される遊技盤40は、表枠3
の裏面側に一体的に形成される遊技盤収納枠(図示せ
ず)に収納固定されるべく、略正方形の合板により構成
されている。また、この合板の前面には、円形うず巻き
状に形成された誘導壁49と、誘導壁49によって囲ま
れた領域に釘、風車等の障害物が複数設けられている。
即ち、誘導壁49にて囲まれた領域が遊技盤40におけ
る遊技領域48となる。そして、後述する弾球打出装置
50から打出された弾球は誘導壁49に沿って遊技領域
内に導かれ、遊技領域48内の障害物によってその進路
方向(コース)をランダムに変えながら落下する。
【0022】また、この遊技盤40の中央には液晶ディ
スプレイからなる表示部41が設けられており、その表
示部41に種々の情報及び図柄が連続的に表示される。
また、この表示部41の直下には表示部41の表示内容
を可変表示せしめる始動入賞口43が設けられている。
また、図中、42は大当たり時に開く可変入賞口、46
は、遊技盤上の弾球を遊技機1内に排出するアウト口で
ある。
【0023】表枠3に設けられる上皿12は、複数の合
成樹脂製部材を組合せて形成されており上記した窓枠4
の下方に設けられている。また、上皿12の内部は若干
傾斜面に形成されており、その上流側に賞球払出口14
が設けられ、下流側に遊技球供給口15が設けられてい
る。
【0024】また、この上皿12には弾球抜きレバー1
6が設けられている。この弾球抜きレバー16は左右方
向に操作可能に設けられ、図示しないスプリングの付勢
力に抗して一方向に移動させることにより、上皿12に
貯留されていた弾球を表枠2の裏面に形成される弾球抜
き路(図示しない)を流下させて下皿18に誘導するも
のである。
【0025】表枠3に設けられる下皿18は、表枠3の
最下部に設けられている。この下皿18は、複数の合成
樹脂部材を組み合わせて形成され、その内方には余剰玉
払出口19が設けられている。なお、この余剰玉払出口
19は、表枠3の裏面に設けられた余剰玉迂回通路を介
して上皿12に接続されており、上皿12で確保しきれ
なかった賞玉をこれら余剰玉迂回通路及び余剰玉払出口
19を介して下皿18内に確保することができる。
【0026】また、下皿18の左側には灰皿21が一体
的に設けられ、右側には操作ハンドル60が設けられて
いる。そして、この操作ハンドル60の背後における表
枠3の裏面側3bに弾球打出装置50が設けられてい
る。
【0027】操作ハンドル60の操作対象となる弾球打
出装置50は、図2に示すように弾球打出装置50の主
要構成部品を集約して保持するベースプレート51を介
して表枠裏面側3bに固定されている。
【0028】ベースプレート51に設けられる主要構成
部品は、ベースプレート51の略中央に設けられ遊技盤
40に弾球を打ち出す打出杆52と、この打出杆52を
回動自在に支持する主軸53と、弾球の打出方向(図中
矢印S方向)に打出杆52を付勢するスプリング54
と、このスプリング54に逆らって打出杆52を所定の
位置に引き戻すカム56、及びリンク機構56aなどを
挙げることができる。なお、カム56は、このカム56
を回転させるための電動モータ55に取り付けられてい
る。
【0029】そして、カム56の回転角度が増すにつれ
て図中矢印R方向に打出杆52が徐々に引かれ、カム5
6が所定の回転角度に達すると同時にリンク機構56a
を介して打出杆52の拘束が解かれ、打出杆52に連結
されたスプリング54の張力により弾球が遊技盤40上
にはじき出される。
【0030】また、スプリング54の張力はスプリング
調整機構を介して任意に調節できるようになっている。
スプリング調整機構は、スプリング54の一端が固定さ
れているスプリング巻取プーリ57と、スプリング巻取
プーリ57にワイヤ58を介して連結するワイヤ巻取プ
ーリ59と、このワイヤ巻取プーリ59に設けられた打
力調節軸11と、を有し、この打力調節軸11に操作ハ
ンドル60が連結されている。なお、打力調節軸11は
ベースプレート51に設けられる軸受け(図示せず)を
介してこのベースプレート51に対して回転自在に支持
されている。
【0031】そして、操作ハンドル60をその周方向に
回転させると打力調節軸11→ワイヤ巻取プーリ59→
ワイヤ58→スプリング巻取用プーリ57の順に回転が
伝わり、スプリング巻取用プーリ57は操作ハンドル6
0の回転操作と同期して図中矢印K方向に回転しスプリ
ング54を巻き取る。そして、スプリング54の固定端
が張力を高める方向(図中矢印k方向)に移動して、よ
り強い打力での打出しが可能となる。以下、この弾球打
出装置50に連結される操作ハンドル60に関し、図3
〜図14を参照してより詳細に説明する。
【0032】操作ハンドル60は、この操作ハンドル6
0を表枠前面3aに対して全方位に回動自在に支持する
軸受け部61を介して取り付けられている。軸受け部6
1は、複数の合成樹脂部材を組み合わせて形成され、図
4に示すように操作ハンドル60の回動の支点となる球
体62(凸部)と、この球体62が回転自在に係合する
球形の凹部63を備え前記表枠前面3aに固定される固
定部材64と、からなる。なお、図4における62a、
64aは各部材の分割線である。
【0033】また、図7に示すように表枠前面3aに接
して固定される固定部材64の表面部分にはその凹部6
3と連通したすり鉢状の開口部65が形成されており、
このすり鉢状の開口部65内に上記した打力調節軸11
が露出して設けられる。また、開口部65から臨む球体
62の表面には、この球体62の表面から反対側の表面
に向かって連穿された回転軸挿通孔66が形成され、こ
の回転軸挿通孔66に一端が前記打力調節軸11に連結
する回転軸67が挿通されている。そして、この回転軸
67の他端に円盤状の操作ハンドル60が固定されてい
る。なお、本実施の形態では、回転軸67と操作ハンド
ル60とを1つの部材として一体に製作しているが、各
部材60、67は別々に製作することもできる。
【0034】また、回転軸67の一端側には、ねじりコ
イルバネ68が固定されており、回転軸67はこのねじ
りコイルバネ68を介して打力調節軸11に連結されて
いる。また、このねじりコイルバネ68の外周には可撓
性を有するチューブ69が外嵌しており、このチューブ
69が操作ハンドル60の回転操作時におけるねじりコ
イルバネ68の不必要な変形を抑制している。
【0035】なお、本実施形態においては、回転軸67
と打力調節軸11とを連結する連結部材としてねじりコ
イルバネ68を例示したが、例えば、円柱状に形成され
た硬質スポンジなどを採用してもよい。またさらに、ユ
ニーバーサルジョイントなどの自在継手を用いて連結し
てもよい。
【0036】そして、図9に示すように、回転軸67が
軸受け部61を介して回動した状態においても、この回
転軸67の回転は、ねじりコイルバネ68を介して正確
に打力調節軸11に伝達される。なお、上記したすり鉢
状の開口部65は、この回転軸67の傾斜時における回
転軸67と固定部材64との干渉を避けるための逃げと
なる。
【0037】また、操作ハンドル60が接触する球体6
2の表面には端面71が形成され、さらに、この球体6
2の端面71に接する操作ハンドル60側も平滑面72
に形成されている。このため、操作ハンドル60は球体
62上に安定して支持され、操作ハンドル60の操作時
には球体64側の端面71に添って操作ハンドル60の
平滑面72が接触してスムースに操作ハンドル60を回
転させることができる。
【0038】このように、本実施の形態に示す操作ハン
ドル60は、表枠前面3aに対して全方位に回動自在な
軸受け部61を介して表枠前面3aに取付けられるた
め、遊技者は、好みの角度、位置にて操作ハンドル60
を操作することができる。
【0039】なお、本実施の形態に示す操作ハンドル6
0は上記構成に加えて、さらに、操作ハンドル60を所
望の回動角度にて固定する固定機構(固定手段)を備え
ている。以下、この固定機構について図7〜図11を参
照して説明する。
【0040】まず、この固定機構の概略について説明す
ると、上記した回転軸67にスライド可能に外嵌する金
属製のスリーブ80を設け、このスリーブ80を回転軸
67の軸方向にスライドさせて軸受け部61に保持され
る球体62内に圧入する。そして、このスリーブ80を
圧入することにより球体62を膨張させ、この膨張した
球体62の表面を固定部材64の凹部63内壁面に係止
させる。そして、この拘束された球体62を介して表枠
前面3aに対する操作ハンドル60の角度、位置を所望
の位置にて固定することができる。
【0041】球体62を拘束状態にするスリーブ80
は、金属等の剛体にて形成された円筒形をなし、スリー
ブ80の一端には操作部83が設けられている。また、
スリーブ80の他端には球形の突起84が設けられ、操
作部83を有する端部側が操作ハンドル60側となるよ
うに回転軸67にスライド可能に外嵌されている。本実
施の形態では、単に板状の操作部83を採用しているが
この操作部83の形状は板状に限定されることはない。
【0042】なお、回転軸67に接続された操作ハンド
ル60には、その平滑面72に対してスリーブ80の操
作部83が収められる切り溝85が形成され、この切り
溝85内に操作部83が収められている。すなわち、図
7及び図8に示すように、この切り溝85内に操作部8
3が収まり、この切り溝85内にて操作部83を操作す
る。このため、操作部83が邪魔になり球体62の端面
71に対する操作ハンドル60の安定性が損なわれるこ
とはない。
【0043】一方、球体62には、その前方(遊技機
側)から後方(遊技者側)に向けて放射状に切り込まれ
たスリット86が設けられ(図4及び図10参照)、こ
のスリット86によって、球体62の前方(遊技機側)
に剛性の低い箇所が局所的に形成されている。
【0044】またさらに、球体62に設けられる回転軸
挿通孔66の略中間地点には、前方(遊技機側)に向か
うにつれて内径が小さくなる円錐状に形成された空洞部
分82が設けられており、この空洞部分82内にスリー
ブ80の先端が突出するようにスリーブ80の全長が設
定されている。なお、球体62は図4に示すように、左
右対称の2つの部材62c、62dにて形成されている
ため、スリーブ80を球体62に組み込む時には、ま
ず、一方の球体62cにスリーブ80をはめ込み、そし
て、スリーブ80が組み込まれた球体62cと他方の球
体62dとを接合する。
【0045】また、スリーブ80が挿入される回転軸挿
通孔66の開口近傍(遊技者側)は、スリーブ80の外
径と略等しい内径に形成されており、スリーブ80は回
転軸67と干渉することなくこの回転軸挿通孔66内に
回転軸67と共に挿通される。すなわち、スリーブ80
は回転軸67のガイドに相当し、回転軸67はこのスリ
ーブ80を介して球体62に保持されることとなる。ま
た、回転軸挿通孔66に挿入されるスリーブ80は、回
転軸67に対してスライド自在であることは勿論のこ
と、回転軸挿通孔66に対してもスライド自在に設けら
れている。
【0046】そして、スリーブ80に設けられた操作部
83を切り溝85内にて前方(遊技機側)に押し出す
と、スリーブ80のみが回転軸67及び球体62に対し
てその前方側(遊技者側)にスライドして、その先端が
円錐状に形成された空洞部分82の内壁面に接触する。
そして、そこからさらに操作部83を前方に押し込むと
図9及び図11に示すように、スリット86が切り込ま
れて剛性の低くなった箇所が、外方に広がり凹部63内
壁面に圧接状態となる。このため球体62は凹部63内
壁面に係止される。従って、この凹部63によって拘束
された球体62を介して回転軸67及びこの回転軸67
に固定される操作ハンドル60を所定の傾斜角度にて固
定化することができる。図11は球体62が外方側へ広
がる際の原理図である。
【0047】なお、球体62が膨張して軸受け部61が
固定化された際においても、球体62を拡張させるスリ
ーブ80は上記したように金属等の剛体にて形成されて
いるため、球体62が元の形状に戻ろうとする反力(復
元力)によって押しつぶされることはなく、スリーブ8
0内に挿通される回転軸67とスリーブ80とのクリア
ランスは十分に確保される。よって、スリーブ80の圧
入時においても操作ハンドル60の回転操作に支障を来
すことはない。
【0048】また、空洞部分82には、スリーブ80の
先端に設けられた球形の突起84と係合してスリーブ8
0を空洞部分82の所定の位置に保持するスリーブ保持
溝87が設けられている。ここで所定の位置とは球体6
2が適度に外方に広がり拘束される位置を示し、本実施
の形態では空洞部分82の前端(遊技機側)にスリーブ
保持溝87が形成されている。そして、スリーブ80は
このスリーブ保持溝83にて空洞部分82内に保持さ
れ、球体62の復元力により手前側に押し戻されること
はなくなる。
【0049】したがって、球体62の拘束状態を操作部
83の操作後においても維持することができる。また、
操作部83の操作時には、この操作部83を介して適度
な節度感が得られて遊技者は軸受け部61が固定化され
たことを認識することができる。このように操作ハンド
ル60を所望の回動角度、位置にて無段階に固定化しう
るので、操作ハンドル60の操作性がさらに向上する。
【0050】なお、軸受け部61を固定化すべく固定機
構には、球体62側を膨張させて軸受け部61を固定化
するもののみならず、球体62を回転自在に保持する凹
部63側を収縮させて軸受け部61を固定化しうる固定
機構であってもよい。以下、この凹部63側を収縮させ
て軸受け部61を固定化する好的な実施の形態について
説明する。
【0051】<実施の形態2>まず、この凹部63側を
収縮させて軸受け部61を固定化する固定機構の概略を
図12〜図14を参照して説明する。この実施の形態に
示す固定機構は、上記した凹部63の開口91側に嵌合
する押蓋90を設け、この押蓋90を凹部63内にねじ
込むことにより、凹部63を収縮させて凹部63内に組
み込まれる球体62を圧迫する。これにより凹部63内
壁面に球体62が係止され球体62が拘束される。
【0052】この凹部63の開口91側からねじ込まれ
る押蓋90は、図13に示すように外周面に雄ねじ山9
3が切られ内周面が球体62の表面に添う器状に形成さ
れた球体支持部96と、この球体支持部96を凹部63
内に組み込んだ際、手前側(遊技者側)となる端面には
鍔部94が設けられている。
【0053】一方、この押蓋90がねじ込まれる凹部6
3側も、押蓋90の外径と同じ内径となるようにその開
口91側が大きく開口され、その開口91近傍における
側壁面には上記した押蓋90の雄ねじ山93と係合する
雌ねじ山95が形成されている。そして、凹部63に球
体62を組み込んだ後に、この押蓋90を装着する。
【0054】そして、軸受け部61を固定する時には、
操作ハンドル60を好みの位置に調節した後に押蓋90
の鍔部94を回して凹部63内に押蓋90をねじ込んで
行く。すると、この凹部63内が開口91側から次第に
収縮され凹部63に組み込まれる球体62が圧迫されて
凹部63内壁面に係止される。従って、軸受け部61は
固定化され、この固定化された軸受け部61により操作
ハンドル60が所定の回動角度、位置にて保持される。
【0055】このように本実施の形態では、球体を膨張
させるか又は凹部を収縮させるかして操作ハンドルを無
段階に固定化することができるので遊技者の体格や好み
に合わせたきめ細かな角度にて操作ハンドルを固定する
ことができる。
【0056】また、本実施の形態に示す操作ハンドル
は、上記したように従来の一方向に回動する操作ハンド
ルに比べてその構成部品数が少なく、また、組立も極め
て容易である。このため製作に要する労力及びコストを
大幅に減らすことができる。
【0057】なお、本実施の形態に示す操作ハンドル
は、上記した弾球遊技機に限られず弾球を用いて遊技を
行える各種の弾球遊技機にも、勿論、採用することがで
きる。さらに、操作ハンドルが連結する弾球打出装置も
上記した弾球打出装置に限られず、他の機構を有して弾
球を打ち出す弾球打出装置にも対応することができる。
すなわち、本実施の形態に示す操作ハンドルは、操作ハ
ンドルの回転操作に連動して打力の調節が可能な弾球打
出装置を有する弾球遊技機に設けることができる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、表枠前面
に対して全方位に可動する操作性のよい操作ハンドルを
備えた弾球遊技機を提供することができる。また、コス
ト的にも安価に製作可能な角度自在の操作ハンドルを備
えた弾球遊技機を提供することができる。さらに、所望
の角度にて確実に固定される操作ハンドルを備えた弾球
遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る弾球遊技機の斜視
図。
【図2】本発明の実施の形態に係る弾球打出装置を示す
斜視図。
【図3】本発明の実施の形態に係る操作ハンドルを示す
斜視図。
【図4】本発明の実施の形態に係る操作ハンドルの分解
斜視図。
【図5】本発明の実施の形態に係る操作ハンドルの側面
図。
【図6】本発明の実施の形態に係る操作ハンドルの底面
図。
【図7】本発明の実施の形態に係る操作ハンドルの回動
可能状態における断面図。
【図8】本発明の実施の形態に係る操作ハンドルの固定
状態における断面図。
【図9】本発明の実施の形態に係る操作ハンドルの固定
状態における断面図。
【図10】本発明の実施の形態に係る軸受け部に設けら
れる球体の正面図。
【図11】本発明の実施の形態に係る球体の膨張を示す
原理図。
【図12】本発明の他の実施の形態に係る操作ハンドル
の固定状態における断面図。
【図13】本発明の他の実施の形態に係る押蓋の斜視
図。
【図14】本発明の他の実施の形態に係る押蓋の断面
図。
【符号の説明】
1 弾球遊技機 2 外枠 3 表枠 3a 表枠前面 3b 表枠裏面 4 窓枠 11 打力調節軸 12 上皿 18 下皿 21 灰皿 40 遊技盤 50 弾球打出装置 51 ベースプレート 52 打出杆 53 主軸 54 スプリング 55 モータ 56 カム 56a リンク機構 58 ワイヤ 60 操作ハンドル 61 軸受け部 62 球体(凸部) 63 凹部 64 固定部材 65 すり鉢状の開口部 66 回転軸挿通孔 67 回転軸 68 ねじりコイルバネ 69 チューブ 80 スリーブ 82 空洞部分 83 操作部 84 突起 85 切り溝 86 スリット 90 押蓋 91 開口 93 雄ねじ山 94 鍔部 95 雌ねじ山 96 球体支持部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾球を用いて遊技が行われる弾球遊技機
    の表枠前面に設けられ、且つこの表枠に設置される遊技
    盤上に弾球を打ち出す弾球打出装置の打力を調節する打
    力調整機構に連結された操作ハンドルを有する弾球遊技
    機であって、 前記操作ハンドルを全方位に回動自在に支持すると共に
    前記操作ハンドルを所定の回動角度にて固定する固定手
    段を有することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記操作ハンドルは軸受け部を有し、前
    記軸受け部は、前記表枠前面に設けられた球形の凹部
    と、前記操作ハンドルが設けられ前記凹部に回動自在に
    係合する球形の凸部と、を備え、 前記固定手段は、前記凸部を膨張させてこの膨張時に前
    記凹部内面に前記凸部を係止させることを特徴とする請
    求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記固定手段は、前記凹部を収縮させて
    この収縮時に前記凹部内面に前記凸部を係止させること
    を特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記操作ハンドルは、一端が前記凸部を
    貫通して前記打力調節機構に連結される回転軸の他端に
    固定され、前記固定手段は、前記凸部に圧入される圧入
    部材を備え、この圧入部材の圧入時に前記凸部が膨張し
    て前記凹部内面に係止されることを特徴とする請求項2
    に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記打力調節機構に連結される前記回転
    軸の一端には、可撓性を有する連結部材が設けられ、前
    記回転軸は、前記可撓性を有する連結部材を介して前記
    打力調節軸に連結されていることを特徴とする請求項4
    に記載の弾球遊技機。
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