JP5133440B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技領域において演出動作を行う可動役物を備えるパチンコ遊技機に関する。
パチンコ遊技機には、リーチ演出、大当たり告知演出、及び大当たり遊技演出等の演出に用いられる可動役物が備えられる場合が多い。この可動役物は、様々な種類が有り、一般にそのパチンコ遊技機の題材に関連する形状であり、遊技領域において動きによる演出を行う。可動役物の種類としては、例えば、題材となったテレビアニメ等の主人公を表した役物、このテレビアニメ等において印象的に登場する道具等を表す役物がある。また、可動役物のタイプとして、可動役物による演出を実行しないときには遊技領域において一部又は全部が隠れていて(収納されていて)、可動役物による演出を実行する際に出現するタイプのものがある。例えば、非特許文献1に記載されたパチンコ遊技機には、可動役物として、題材である漫画で印象的に登場する槍を表す役物が備えられている。この槍の役物は、通常は半分程度が見えるように収納されており、演出の際に出現して全体像を現す。
「パチンコ必勝ガイド」、株式会社白夜書房、2010年3月4日発行、2010年3月4日号、ページ4、CR花の慶次 愛
一般に、可動役物には、迫力ある演出を行うために大型のものを使用したいという要望がある。しかし、上記した収納されるタイプの可動役物の場合、可動役物の大きさが当該可動役物を収納するスペースの大きさに依存する。このことから、この収納スペースが十分に確保できない場合には、大型の可動役物を使用することはできず、この結果として、大型の可動役物による迫力ある演出を行うことは困難であった。
それ故に、本発明の目的は、可動役物の収納スペースが十分に確保できない場合であっても大型の可動役物をこの収納スペースに収納して、大型の可動役物による迫力ある演出を行うことができるパチンコ遊技機を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号等は、本発明の理解を助けるために後述する実施形態との対応関係を示したものであって、本発明の範囲を何ら限定するものではない。
動作演出を行う可動役物(22)と、前記可動役物の少なくとも一部を収納する収納部(23)と、前記収納部に設けられるガイド部材(80、90、91)とを備え、前記可動役物は、当該可動役物本体(85)に対して姿勢変化可能な可動部(81、82)を有し、前記可動部は、前記可動役物が前記収納部に収納される際に前記ガイド部材に当接して姿勢を変化させる(図5等参照)。
また、前記ガイド部材(80)は、前記可動役物に対向する面を有し、前記可動部は、前記可動役物本体に対して回動可能に支持されており、前記収納部に収納される際に前記ガイド部材の面に一部が当接して、姿勢を変化させてもよい(図5等参照)。
また、前記ガイド部材(90、91)は、棒形状であり、前記可動部は、前記可動役物本体に対して回動可能に支持されており、前記収納部に収納される際に前記ガイド部材に一部が当接して、姿勢を変化させてもよい(図7等参照)。
また、前記ガイド部材(90、91)は、円柱形状であり、少なくとも表面部分が回動可能であり、前記可動部が前記収納部に収納される際に当該可動部の一部に当接して、当該少なくとも表面部分が回動してよい。
本発明によれば、可動役物の収納スペースが十分に確保できない場合であっても大型の可動役物をこの収納スペースに収納して、大型の可動役物による迫力ある演出を行うことができるパチンコ遊技機を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機1の一例を示す概略正面図 本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機1の一例を示す概略正面図 本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機1の一例を示す概略正面図 可動役物演出において、収納部23に収納されていた頭役物22が収納部23から出て出現する動作を説明するための概略図 可動役物演出において、収納部23から出現した頭役物22が収納部23に収納される動作を説明するための概略図 右ツノ部材81及び左ツノ部材82の正面図及び側面図 ガイド部材の他の例について説明するための図 収納部23が他の位置に設けられる場合について説明するための図 収納部23が他の位置に設けられる場合について説明するための図
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機1ついて説明する。なお、以下では、パチンコ遊技機1を、単に、遊技機1という場合がある。
[パチンコ遊技機1の概略構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機1の一例を示す概略正面図である。以下、図1を参照して、本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機1の概略構成について説明する。
図1において、遊技機1は、例えば遊技者の指示操作により打ち出された遊技球が入賞すると賞球を払い出すように構成されたパチンコ遊技機である。この遊技機1は、遊技球が打ち出される遊技盤2と、遊技盤2を囲む枠部材5とを備えている。
遊技盤2は、その前面に、遊技球により遊技を行うための遊技領域20が形成されている。遊技領域20は、下方から発射された遊技球を、遊技盤2の主面に沿って上昇させて遊技領域20の上部位置へ案内するガイドレール(図示なし)を備えている。
また、遊技盤2には、遊技者により視認され易い位置に、各種演出のための画像を表示する画像表示器21が配設されている。画像表示器21は、遊技者による遊技の進行に応じて、例えば、装飾図柄を表示することによって特別図柄抽選(大当たり抽選)の結果を遊技者に報知したり、キャラクタの登場やアイテムの出現による予告演出を表示したりする。画像表示器21は、例えば、液晶表示装置やEL(Electro Luminescence:電界発光)表示装置等によって構成される。
また、画像表示器21の上方には、動きによる演出を行う可動役物として、遊技機1の題材に関連したオブジェクト(本実施形態では、一例として、題材であるテレビアニメの主人公であるロボットの頭部)を表す頭役物22が配置されている。また、画像表示器21の上方には、頭役物22を収納する収納部23が設けられている。頭役物22は、頭役物22を移動させて出現させる演出(以下、可動役物演出という)が実行されない期間には、図1に示すように、収納部23に収納されて遊技者からは視認されない。そして、頭役物22は、可動役物演出が実行される場合、図2に示すように、収納部23から下方に移動して画像表示器21の前面に出現して、可動役物演出を行う。その後、頭役物22は、図3に示すように、上方に移動して再び収納部23に収納される。なお、頭役物22を移動させる構造について図示及び説明は、省略する。
遊技領域20には、遊技球が下方へ落下する方向を変化させる遊技くぎおよび風車(共に、図示せず)等が配設されている。また、遊技領域20には、入賞や抽選に関する種々の役物が所定の位置に配設されている。なお、図1においては、入賞や抽選に関する種々の役物の一例として、第1始動口25a、第2始動口25b、ゲート27、大入賞口28、および普通入賞口29が遊技盤2に配設されている。さらに、遊技領域20には、遊技領域20に打ち出された遊技球のうち何れの入賞口にも入賞しなかった遊技球を、遊技領域20の外に排出する排出口24が配設されている。
第1始動口25aおよび第2始動口25bは、それぞれ遊技球が入ると入賞して特別図柄抽選(大当たり抽選)が始動する。第1始動口25a及び第2始動口25bは、予め定められた特別電動役物(大入賞口28)および/または表示器3の所定部分を作動させることとなる、遊技球の入賞に係る入賞口である。ゲート27は、遊技球が通過すると普通図柄抽選(下記電動チューリップ26の開閉抽選)が始動する。
第2始動口25bは、第1始動口25aの下部に設けられ、普通電動役物の一例として、遊技球の入口近傍に電動チューリップ26を備えている。電動チューリップ26は、チューリップの花を模した一対の羽根部を有しており、後述する電動チューリップ開閉部112(例えば、電動ソレノイド)の駆動によって当該一対の羽根部が左右に開閉する。
大入賞口28は、第2始動口25bの下方に位置し、特別図柄抽選の結果に応じて開放する。大入賞口28は、通常は閉状態であり遊技球が入ることがない状態となっているが、特別図柄抽選の結果に応じて遊技盤2の主面から突出傾斜して所定時間開状態となって遊技球が入り易い状態となる。
また、遊技盤2の所定位置(例えば、右下)に、上述した特別図柄抽選や普通図柄抽選の結果や保留数に関する表示を行う表示器3が配設されている。
ここで、賞球の払い出しについて説明する。第1始動口25a、第2始動口25b、大入賞口28、および普通入賞口29に遊技球が入る(入賞する)と、遊技球が入賞した場所に応じて、1つの遊技球当たり規定個数の賞球が払い出される。
遊技機1の前面となる枠部材5には、ハンドル51、レバー52、取り出しボタン54、スピーカ55、枠ランプ56、演出ボタン57、皿59等が設けられている。
遊技者がハンドル51に触れてレバー52を時計回りに回転させる操作を行うと、その操作角度に応じた打球力で、発射装置(図示せず)が遊技球を電動発射する。皿59は、遊技機1の前方に突出して設けられ、発射装置に供給する遊技球を一時的に溜めておく。また、皿59には、上述した賞球が払い出される。そして、皿59に溜められた遊技球は、遊技者のレバー52による操作と連動したタイミングで、供給装置(図示せず)によって1つずつ発射装置に供給される。
取り出しボタン54は、皿59が設けられた位置近傍の前面に設けられ、遊技者に押下されることによって皿59に溜まっている遊技球を箱(図示せず)に落下させる。
スピーカ55および枠ランプ56は、それぞれ遊技機1の遊技状態や状況を告知したり各種の演出を行ったりする。
また、遊技機1の背面側には、払出用の遊技球を溜めておく球タンクや遊技球を皿59に払い出す払出装置が設けられ、各種の基板等が取り付けられている。例えば、遊技盤2の後面には、メイン基板およびサブ基板等が配設されている。具体的には、メイン基板には、内部抽選および当選の判定等を行うメイン制御部が構成されたメイン制御基板が配設されている。サブ基板には、遊技球を遊技領域20の上部へ発射する発射装置を制御する発射制御部が構成された発射制御基板、賞球の払出を制御する払出制御部が構成された払出制御基板、演出を統括的に制御する演出制御部が構成された演出制御基板、画像および音による演出を制御する画像音響制御部が構成された画像制御基板、および各種のランプ(枠ランプ56等)や頭役物22(可動役物)による演出を制御するランプ制御部600が構成されたランプ制御基板等が配設されている。また、遊技盤2の後面には、遊技機1の電源オン/オフを切り替えるとともに、遊技機1に供給された24V(ボルト)の交流電力を各種電圧の直流電力に変換して、それぞれの電圧の直流電力を上述した各種の基板等に出力するスイッチング電源が配設されている。
[本実施形態による特徴的構造及び動作]
図4は、可動役物演出において、収納部23に収納されていた頭役物22が収納部23から出て出現する動作を説明するための概略図である。図5は、可動役物演出において、収納部23から出現した頭役物22が収納部23に収納される動作を説明するための概略図である。以下では、図4及び図5を用いて、本実施形態における特徴的構造及び動作について説明する。なお、図4(1)〜(3)及び図5(1)〜(3)は、頭役物22及び収納部23を背面側(遊技者に対向する側)から見た状態を示しており、収納部23は点線で示している。
図4(1)に示すように、頭役物22は、本体プレート85と、右ツノ部材81と、左ツノ部材82と、スプリング83とを備える。
図6は、右ツノ部材81及び左ツノ部材82の正面図及び側面図である。図6(1)は右ツノ部材81であり、図6(2)は左ツノ部材82である。図6(1)に示すように、右ツノ部材81は、棒形状のツノ本体813と、中央領域が括れた円柱形状の回動軸814と、スプリング83の端部を固定するための貫通穴816を一端に有する棒材815とを備える。回動軸814の一端には、その円筒曲面の法線方向に立ってツノ本体813が固定され、回動軸814の他端にはその円筒曲面の法線方向に立って棒材815が固定されている。棒材815において、貫通穴816は、回動軸814と反対方向の端部に設けられている。また、図6(1)の正面図に示すように、棒材815は、ツノ本体813に対して、回動軸814を中心として図6(1)の紙面に向かって左回りに45°回転した位置に固定されている。図6(2)に示すように、左ツノ部材82は、棒形状のツノ本体823と、中央領域が括れた円柱形状の回動軸824と、スプリング83の端部を固定するための貫通穴826を一端に有する棒材825とを備える。回動軸824の一端には、その円筒曲面の法線方向に立ってツノ本体823が固定され、回動軸824の他端にはその円筒曲面の法線方向に立って棒材825が固定されている。棒材825において、貫通穴826は、回動軸824と反対方向の端部に設けられている。また、図6(2)の正面図に示すように、棒材825は、ツノ本体823に対して、回動軸824を中心として図6(2)の紙面に向かって右回りに45°回転した位置に固定されている。
図4(1)に示すように、右ツノ部材81は、本体プレート85の上部右側に設けられた貫通穴に回動軸814の括れた中央部分を通して、回動可能に支持される。同様に、左ツノ部材82は、本体プレート85の上部左側に設けられた貫通穴に回動軸824の括れた中央部分を通して、回動可能に支持される。右ツノ部材81のツノ本体813及び左ツノ部材82のツノ本体823は、図4(1)のA−A’断面に示すように、本体プレート85の遊技者側(正面)に配置される。
本体プレート85の裏面に配置された右ツノ部材81の棒材815の貫通穴816及び左ツノ部材82の棒材825の貫通穴826には(図6参照)、スプリング83の端部がそれぞれ固定されている。スプリング83は縮もうとするので棒材815及び825が近づくように引っ張られて、回動軸814及び825が回動して、右ツノ部材81及び左ツノ部材82は上下方向に立とうとする。
図4(1)に示すように、収納部23の内側上端部には、プレート形状のガイド部材80が遊技盤2に固定されて配置されている。ここで、図4(1)に示す頭役物22が収納部23に収納されている状態(以下、収納状態という)では、右ツノ部材81及び左ツノ部材82は、これらの先部分がガイド部材80に当接しており、上側を大きく開いたV字形状となっている。なお、この時、スプリング83は、右ツノ部材81及び左ツノ部材82が開いているので、伸びた状態である。
演出制御部によって可動役物演出の実行が決定されると、ランプ制御部は可動役物演出を開始する。
可動役物演出を開始すると、まず、ランプ制御部は、図示しない駆動機構を用いて、図4(2)に示すように、収納状態の頭役物22を下方向に移動させる。図4(2)から解るように、頭役物22が下方向に移動すると、スプリング83が縮んで、大きく開いたV字形状となっていた右ツノ部材81及び左ツノ部材82は、それらの先部分をガイド部材80に当接したまま、除除に上下方向に立っていく。
更に頭役物22が下方向に移動すると、図4(3)に示すように、右ツノ部材81及び左ツノ部材82は、それらの先部分がガイド部材80から離れ、スプリング83が縮んで、それぞれ、上下方向(鉛直方向)から30°傾いた(つまり60°開いた)V字形状の状態となる。ここで、右ツノ部材81及び左ツノ部材82は、図示しないストッパによって、これ以上立つことはない。
その後、図2に示すように、頭役物22は大きく下方向に移動して、画像表示器21の前面に出現する。
その後、ランプ制御部は、図示しない駆動機構を用いて、図5(1)に示すように、頭役物22を上方向に移動させる。そして、図5(2)に示すように、右ツノ部材81及び左ツノ部材82の先部分がガイド部材80に当接すると、図5(2)から解るように、スプリング83が伸びて、V字形状が除除に開くように右ツノ部材81及び左ツノ部材82は、除除に傾いていく。更に頭役物22が上方向に移動すると、更に右ツノ部材81及び左ツノ部材82は傾き、図5(3)に示すように、図4(1)に示した収納状態に戻り、可動役物演出は終了する。
ここで、図4及ぶ図5から解るように、頭役物22が収納部23から出現する際及び頭役物22が収納部23に収納される際には、右ツノ部材81及び左ツノ部材82の先部分は、ガイド部材80に当接(接触)してその表面を滑る。このことによって、右ツノ部材81及び左ツノ部材82は滑らかにその姿勢を変え、この結果として、頭役物22は収納部23に収納される。なお、このことから、右ツノ部材81及び左ツノ部材82の先端部分及びガイド部材80の少なくとも表面は、摩擦抵抗が低く耐摩耗性が高いことが好ましい。
以上に説明したように、本実施形態では、可動役物演出において頭役物22を出現させる際及び収納する際には、ガイド部材80及びスプリング83の引っ張り力によって右ツノ部材81及び左ツノ部材82を姿勢変化させる。このことから、大型のツノを備えた頭役物22を収納部23にコンパクトに収納することができ、又、可動役物演出においてこの大型のツノを備えた頭役物22によって迫力ある演出を実行することができる。
[本実施形態の変形例]
なお、上記した本実施形態では、右ツノ部材81及び左ツノ部材82を姿勢変化させるために、プレート形状のガイド部材80を用いた。しかし、ガイド部材の形状はこれには限られない。図7は、ガイド部材の他の例について説明するための図である。図7(1)において、ガイド部材は、一例として円柱形状のガイド部材90及び91である。図7(1)に示すように、ガイド部材90及び91は、頭役物22が収納部23に収納される際に、右ツノ部材81及び左ツノ部材82の先部分の内側(頭役物22の中央方向の側)に当たる位置に配置されている。そして、図7(2)に示すように、更に頭役物22が上方向に移動すると、ガイド部材90及び91は右ツノ部材81及び左ツノ部材82の内側面(頭役物22の中央方向の側面)に当接して滑って、右ツノ部材81及び左ツノ部材82は左右方向に開いていく。そして、最終的に図7(3)に示す収納状態になる。なお、頭役物22が収納部23から出現する動作についての説明は省略する。なお、ガイド部材90及び91は、その中心軸を回転軸として自由に回転可能に遊技盤2に取り付けられていてもよい。また、ガイド部材90及び91は、それぞれ、円筒部分と当該円筒部分に差し込まれた円柱部分とから成ってもよい。この様にすることによって、右ツノ部材81及び左ツノ部材82がガイド部材90及び91に当接する際に、ガイド部材90及び91(又はガイド部材90及び91の円筒部分)が回動するので、より滑らかに可動役物演出を実行できる。
また、上記した本実施形態では、遊技領域20に設けられた収納部23に頭役物22が収納される構成とした(図1〜図3参照)。しかし、頭役物22が収納される場所はこれには限られず、例えば、図8に示すように、ガイド部材80を遊技領域20の裏側に配置し、頭役物22を遊技領域20の裏側の収納部に収納してもよい。この場合、図9に示すように、頭役物22は、遊技盤2と画像表示器21との隙間から出現して可動役物演出が実行されることとなる。
また、上記した本実施形態では、可動役物として、頭役物22を用いて説明した。しかし、可動役物はこれには限られず、他の様々な形状の役物であってもよい。
また、上記した本実施形態では、頭役物22は、上下移動するものとして説明した。しかし、これらの役物は、上下移動には限られず、例えば、左右移動等してもよい。
また、上記した本実施形態では、頭役物22全体が収納部23に収納された。しかし、頭役物22は、一部(例えば半分)が収納部23に収納されて、残りの部分は収納状態においても遊技者から視認できるように収納部23から出ていてもよい。
また、上記した本実施形態では、収納状態において姿勢を変化させてコンパクトになる部材として、棒形状の右ツノ部材81及び左ツノ部材82を一例に挙げて説明した。しかし、収納状態において姿勢を変化させてコンパクトとなる部材は、これには限られず、様々な形状の部材であってよい。
また、上記した本実施形態では、右ツノ部材81及び左ツノ部材82が回動軸814及び回動軸824を軸に回動してその姿勢を変化させた(図4等参照)。しかし、右ツノ部材81及び左ツノ部材82は、回動によってではなく、例えば、スライド等することによって姿勢を変化させてもよい。
また、上記した本実施形態では、ガイド部材80は、プレート形状として説明した、しかし、ガイド部材は、この形状には限られず、頭役物22に対向する面を有して、この面で右ツノ部材81及び左ツノ部材82の姿勢を変化させるものであればよい。
また、上述したパチンコ遊技機1に設けられている各構成要素の形状、数、および設置位置等は、単なる一例に過ぎず他の形状、数、および設置位置であっても、本発明の範囲を逸脱しなければ本発明を実現できることは言うまでもない。
以上、本発明を実施形態を用いて詳細に説明してきたが、前述の説明はあらゆる点において本発明の例示にすぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。また、本明細書において使用される用語は、特に言及しない限り、当該分野で通常用いられる意味で用いられることが理解されるべきである。したがって、他に定義されない限り、本明細書中で使用される全ての専門用語および技術用語は、本発明の属する分野の当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。矛盾する場合、本明細書(定義も含めて)が優先する。
[以上の実施形態の効果例]
上記した実施形態において、頭役物22は、本体プレート85に対して姿勢変化可能な可動部(右ツノ部材81、左ツノ部材82)を有し、当該可動部は、頭役物22が収納部23に収納される際にガイド部材80(又は90、91)に当接して姿勢を変化させる(図5、図7参照)。
これによれば、頭役物22の収納スペースが十分に確保できない場合であっても大型の頭役物22を収納部23に収納することができるので、大型の頭役物22による迫力ある演出を行うことができる。
また、ガイド部材(80)は、頭役物22に対向する面を有し、上記可動部は、本体プレート85に対して回動可能に支持されており、収納部23に収納される際にガイド部材80の面に一部が当接して、姿勢を変化させてもよい(図5等参照)。
これによれば、例えばプレート形状のガイド部材80を収納部23に備えることによって、ガイド部材を配置するスペースが小さい場合であっても、シンプルな構成で大型の頭役物22を収納部23に収納することができる。
また、ガイド部材(90、91)は、棒形状であり、上記可動部は、本体プレート85に対して回動可能に支持されており、収納部23に収納される際に上記ガイド部材に一部が当接して、姿勢を変化させてもよい(図7等参照)。
これによれば、ガイド部材を配置するスペースが小さい場合であっても、シンプルな構成で大型の頭役物22を収納部23に収納することができる。
また、ガイド部材(90、91)は、円柱形状であり、少なくとも表面部分が回動可能であり、上記可動部が収納部23に収納される際に当該可動部の一部に当接して、当該少なくとも表面部分が回動してよい。
これによれば、可動部に当接した際に、少なくもガイド部材の表面部分が回動するので、より滑らかに頭役物22を移動させることができる。
1…遊技機
2…遊技盤
20…遊技領域
21…画像表示器
22…可動役物(頭役物)
23…収納部
24…排出口
25a…第1始動口
25b…第2始動口
26…電動チューリップ
27…ゲート
28…大入賞口
29…普通入賞口
3…表示器
5…枠部材
51…ハンドル
52…レバー
54…取り出しボタン
55…スピーカ
56…枠ランプ
57…演出ボタン
59…皿
81…右ツノ部材
813、823…ツノ本体
83…スプリング
82…左ツノ部材
814、824…回動軸
815、825…棒材
816、826…貫通穴

Claims (1)

  1. 動作演出を行う可動役物と、
    前記可動役物の少なくとも一部を収納する収納部と、
    前記収納部に設けられるガイド部材とを備え、
    前記可動役物は、当該可動役物本体に対して姿勢変化可能な可動部を有し、
    前記可動部は、前記可動役物が前記収納部に収納される際に前記ガイド部材に当接して姿勢を変化させる、パチンコ遊技機。
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