JP2011120635A - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】装飾部材の上下動途中のがたつきを抑制可能な可動役物装置を備えたパチンコ遊技機の提供。
【解決手段】 可動役物装置3を備え、可動役物装置3が、モータ31と、モータ31により駆動される駆動ギヤ32と、駆動ギヤ32または従動ギヤ33に噛合されることにより互いに反対回りに回動される左回動部材34及び右回動部材35と、左回動部材34に回動自在に軸着された左アーム部材37と、右回動部材35に回動自在に軸着された右アーム部材38と、左アーム部材37と右アーム部材38とに連結されて、左回動部材34と右回動部材35とが回動することにより上下動する装飾部材と、を備え、左回動部材34と右回動部材35とが、ばね36により互いに連結されて、互いに反対回り方向に付勢されているパチンコ遊技機。
【選択図】図4
【解決手段】 可動役物装置3を備え、可動役物装置3が、モータ31と、モータ31により駆動される駆動ギヤ32と、駆動ギヤ32または従動ギヤ33に噛合されることにより互いに反対回りに回動される左回動部材34及び右回動部材35と、左回動部材34に回動自在に軸着された左アーム部材37と、右回動部材35に回動自在に軸着された右アーム部材38と、左アーム部材37と右アーム部材38とに連結されて、左回動部材34と右回動部材35とが回動することにより上下動する装飾部材と、を備え、左回動部材34と右回動部材35とが、ばね36により互いに連結されて、互いに反対回り方向に付勢されているパチンコ遊技機。
【選択図】図4
Description
本発明は、上下動(昇降)可能な可動役物を備えたパチンコ遊技機に関する。
下記特許文献1には、表示部の飾り枠に一対の吊り下げ部材を配置し、駆動手段により吊り下げ部材を往復動させることによって、吊り下げ部材に取着された装飾部材を、表示部の前面に沿って上下動させるパチンコ遊技機が記載されている。このパチンコ遊技機では、装飾部材が待機部に戻ったときに吊り下げ部材を吸着する磁着体を、吊り下げ部材と飾り枠とに固着することにより、待機部に戻ったときに、装飾部材がふらつきやがたつきなく所定位置で停止するようにしている。
しかし、互いに噛合するギヤ同士の間にはクリアランスが存在するため、移動途中に装飾部材ががたつくという問題があるが、上記従来のパチンコ遊技機は、装飾部材が待機部に戻ったときのがたつきをなくすことはできるものの、装飾部材の上下動途中のがたつきを抑制できるものではなかった。
本発明は、上述した問題を解決するものであり、装飾部材の上下動途中のがたつきを抑制可能な可動役物装置を備えたパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
本発明のパチンコ遊技機は、可動役物装置を備えたパチンコ遊技機であって、前記可動役物装置が、駆動手段と、前記駆動手段により駆動される駆動ギヤと、それぞれ、前記駆動ギヤまたは前記駆動ギヤに従動する従動ギヤに、歯部が噛合されることにより、互いに反対回りに回動される左右一対の回動部材と、前記左右一対の回動部材のうちの左の回動部材(以下、「左回動部材」という。)に回動自在に軸着された左アーム部材と、前記左右一対の回動部材のうちの右の回動部材(以下、「右回動部材」という。)に回動自在に軸着された右アーム部材と、前記左アーム部材に連結されるとともに前記右アーム部材に連結されて、前記左回動部材と前記右回動部材とが回動することにより、上下動する装飾部材と、を備え、前記左回動部材と前記右回動部材とが、ばねにより互いに連結されて、互いに反対回り方向に付勢されていることを特徴とする。
また、好ましくは、前記左回動部材と前記右回動部材とが、前記ばねにより前記装飾部材を上昇させる方向に付勢されていることを特徴とする。
本発明のパチンコ遊技機によれば、左回動部材及び右回動部材がばねで付勢されることにより、左回動部材及び右回動部材の歯部が、それぞれ、その歯部が噛合する駆動ギヤまたは従動ギヤの歯部に押し付けられるため、装飾部材の上下動途中のがたつきを抑制可能である。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機について、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、第1実施形態のパチンコ遊技機は、枠ランプ17及びスピーカ18が配設された前面枠10と、前面枠10の内側に配設された遊技盤1とを備え、遊技盤1には遊技球が流下する遊技領域2が形成されている。遊技領域2には、ゲート8、電動チューリップ5を備えた始動入賞装置4、大入賞装置7、及び、普通入賞装置9が配設されている。遊技領域2の中央部には中央役物装置11が配設され、中央役物装置11には、画像表示器6の液晶画面6a、及び、可動役物装置3が配設されている。また、遊技領域2の外側には、普通図柄表示器13、特別図柄表示器14、普通図柄保留ランプ15、及び、特別図柄保留ランプ16が配設されている。
図2に示すように、実施形態のパチンコ遊技機の電気系統は、主制御基板20、払出制御基板21、演出制御基板22、画像制御基板23、及び、ランプ制御基板24を備えている。主制御基板20には、払出制御基板21、及び、演出制御基板22が接続されるとともに、始動入賞装置4に設けられた始動口SW(スイッチ)4a、電動チューリップ5を作動させる電チューソレノイド5a、ゲート8に設けられたゲートSW8a、大入賞装置7に設けられた大入賞口SW7a、大入賞装置7を開閉させる大入賞口ソレノイド7b、普通入賞装置9に設けられた普通入賞口SW9a、特別図柄保留ランプ16、普通図柄保留ランプ15、特別図柄表示器14、及び、普通図柄表示器13がそれぞれ接続されている。
主制御基板20は、始動入賞装置4への遊技球の入賞を契機として大当たり抽選を行い、特別図柄表示器14において、特別図柄の変動表示を経て大当たり抽選の結果に応じた特別図柄を停止表示する特別図柄変動を実行し、特別図柄が大当たりを示す図柄で停止した場合には、大入賞装置7を所定回数開放する大当たり遊技を実行する。
また、主制御基板20は、払出制御基板21に各種コマンドを送信するとともに、払い出し監視のために払出制御基板21から信号を受信する。払出制御基板21には、図示しない払出装置を駆動する払出駆動モータ26が接続され、払出制御基板21は、主制御基板20から受信したコマンドに従って払出駆動モータ26を動作させ、賞球の払出を行わせる。
さらに、主制御基板20は、演出制御基板22に対し各種コマンドを送信し、演出制御基板22には、画像制御基板23及びランプ制御基板24が接続されて、演出制御基板22は、画像制御基板23及びランプ制御基板24との間でコマンドや信号の送受信を行う。画像制御基板23には、画像表示器6及びスピーカ18が接続され、ランプ制御基板24には、枠ランプ17及び可動役物装置3が接続されて、可動役物装置3はランプ制御基板24から受信した信号に従って作動する。
可動役物装置3は、図3〜7に示すように、ケース30と、ケース30に固定された駆動手段であるモータ(ここでは、正逆回転可能なステッピングモータ)31と、モータ31の回転軸に取着された駆動ギヤ32と、駆動ギヤ32に噛合して駆動ギヤ32に従動する従動ギヤ33と、駆動ギヤ32に噛合された左回動部材34と、従動ギヤ33に噛合された右回動部材35と、左回動部材34と右回動部材35とを連結するばね36と、左回動部材34に連結された左アーム部材37と、右回動部材35に連結された右アーム部材38と、左アーム部材37及び右アーム部材38に連結された装飾部材40とを備えている。なお、本明細書において、前後、上下とは、遊技盤1を使用時のように立てた状態における前後(なお、遊技領域2側を前、その反対側を後とする。)、上下をそれぞれいうものとする。また、左右とは、遊技盤1に向かって左右をいうものとする。
詳しくは、ケース30は、図5に示すように、前ケース部30aと後ケース部30bとからなり、中央役物装置11(図1参照)に固定されている。前ケース部30aには、図3に示すように、左側部に左ガイド部30cが、右側部に右ガイド部30dが形成されている。左ガイド部30cは、前ケース部30aを貫通する(すなわち、前方にも後方にも開口する)孔状であり、以下、孔30cともいう。孔30cの内周面の左側部には、上方に行くに従って右方に傾斜する傾斜面30hが形成されている。右ガイド部30dは、前方に向かって突出する突出形状とされ、右ガイド部30dの外周面の左側部には、上方に行くに従って左方に傾斜する傾斜面30iが形成されている。前ケース部30aの右側部には、右ガイド部30dよりも左側に、前ケース部30aを貫通する孔30eが形成されている。前ケース部30aの左右方向における中央部には、上下方向(鉛直方向)に延びる2つのガイド溝30f、30gが形成されている。ガイド溝30f、30gは、部分的に前ケース部30aを貫通する他は、後方に向かって凹んでいる。
図5に示すように、モータ31は後ケース部30bの後面側に固定されて、モータ31の駆動軸は後ケース部30bを前方に貫通している。モータ31の駆動軸には駆動ギヤ32が取着されて、駆動ギヤ32はモータ31の駆動軸に連動して正逆回転する。駆動ギヤ32には、駆動ギヤ32と同径で同一歯数の従動ギヤ33が噛合されている。駆動ギヤ32、従動ギヤ33、左回動部材34、及び、右回動部材35は、ケース30内に収納されている。従動ギヤ33、左回動部材34、及び、右回動部材35の回動中心にそれぞれ形成された貫通孔には、回動軸が挿通され、各回動軸は、前ケース部30aに形成された軸孔に挿通されている。
図4に示すように、左回動部材34は、歯部34aが形成された扇形ギヤ部34bと、扇形ギヤ部34bに一体形成され、扇形ギヤ部34bの回動中心(すなわち、左回動部材34の回動中心)から略左方に突出するアーム連結片34cと、扇形ギヤ部34bに一体形成され、アーム連結片34cに対し略直角をなして、扇形ギヤ部34bの回動中心から略上方に突出するばね連結片34dとから構成されている。なお、図4は背面図であるので、紙面上の左右が、遊技盤1における左右とは逆になっている。右回動部材35は、左回動部材34と略左右対称な形をなして、左回動部材34の右方に配置されている。詳しくは、右回動部材35は、歯部35aが形成された扇形ギヤ部35bと、扇形ギヤ部35bに一体形成され、扇形ギヤ部35bの回動中心(すなわち、右回動部材35の回動中心)から略右方に突出するアーム連結片35cと、扇形ギヤ部35bに一体形成され、アーム連結片35cに対し略直角をなして、扇形ギヤ部35bの回動中心から略上方に突出するばね連結片35dとから構成されている。そして、歯部34aが駆動ギヤ32に噛合され、歯部35aが従動ギヤ33に噛合されることにより、左回動部材34と右回動部材35は、同時に互いに反対回りに回動(揺動)するように構成されている。なお、左回動部材34の歯部34aと駆動ギヤ32の歯部との間、右回動部材35の歯部35aと従動ギヤ33の歯部との間には、それぞれクリアランスが設けられている。
また、左回動部材34のばね連結片34dと、右回動部材35のばね連結片35dとは、先端部同士がコイルばね36で連結されており、左回動部材34及び右回動部材35は、図4の二点鎖線矢印で示すように、左回動部材34が背面視において反時計回り(正面視において右回り)方向に、右回動部材35が背面視において時計回り(正面視において左回り)方向に付勢されている。
左アーム部材37は、図3に示す収納状態において左右方向に長いアーム部37aと、アーム部37aの左右方向における中央部よりも左寄りの部位から後方に突出する筒状の連結部37bとを有し、図6に示すように、連結部37bは孔30cに挿通されている。そして、連結部37bに挿通された連結軸37cが、アーム連結片34cの先端部に形成された貫通孔に挿通されることにより、左アーム部材37は左回動部材34に回動自在に軸着されている。図3に示すように、左アーム部材37の右側の端部である一端部37d(アーム部37aの一端部にも相当。)には、装飾部材40が連結されており、左アーム部材37の左側の端部である他端部37e(アーム部37aの他端部にも相当。)は、図6に示すように、孔30cの開口面から前方に突出しないように、孔30c内に配置され、左アーム部材37のアーム部37aは、他端部37eを除いて、前ケース部30aの前面側に配置されている。左アーム部材37は、図3に示すように、正面視において、連結部37bから一端部37dまでの部分が略へ字形状に屈曲し、更に、連結部37bにおいて、連結部37bから一端部37dまでの部分がなす略へ字形状とは反対側に屈曲した形状とされている。
右アーム部材38は、図3に示す収納状態において左右方向に長いアーム部38aと、アーム部38aの左右方向における中央部よりも右寄りの部位から後方に突出する筒状の連結部38bとを有し、図6に示すように、アーム部38aは前ケース部30aの前面側に配置され、連結部38bは孔30eに挿通されている。そして、連結部38bに挿通された連結軸38cが、アーム連結片35cの先端部に形成された貫通孔に挿通されることにより、右アーム部材38は右回動部材35に回動自在に軸着されている。図3に示すように、右アーム部材38の左側の端部である一端部38d(アーム部38aの一端部にも相当。)には、装飾部材40が連結されている。右アーム部材38は、正面視において、連結部38bから一端部38dまでの部分が略へ字形状に屈曲し、更に、連結部38bにおいて、連結部38bから一端部38dまでの部分がなす略へ字形状とは反対側に屈曲した形状とされている。
図3に示すように、装飾部材40は、ゴングを模したゴング部41と、ゴング部41に固着され、ハンマーを模したハンマー部42とを有し、ゴング部41の上端部の中央部41aには、左アーム部材37の一端部37dと、右アーム部材38の一端部38dとが、それぞれ軸着されている。詳しくは、図7に示すように、一端部37d、38dには、それぞれ前方に開口する有底孔が形成され、中央部41aには、左右にそれぞれ貫通孔41b、41cが形成されて、一端部37d、38dは中央部41aの後面側から貫通孔41b、41cに挿入されている。そして、円環状の前壁部と前壁部から後方に延設された円筒部とからなる軸取付部材43、44が、中央部41aの前面側から、貫通孔41b、41cの内周壁と一端部37d、38dとの間の隙間に円筒部を配置するように挿入されて、軸取付部材43、44の前壁部の孔からそれぞれ挿通された回動軸が、一端部37d、38dの有底孔に挿入されることにより、一端部37d、38dは中央部41aに軸着されている。また、図7に示すように、一端部37d、38dの有底孔の形成部位は、それぞれ後方に突出する突出部37f、38fとされており、突出部37f、38fが、ガイド溝30f、30g内に摺動可能に配置され、移動時にガイド溝30f、30gによって案内されることにより、一端部37d、38dに連結された装飾部材40は、ふらつきなく鉛直方向に移動することとなる。
以上のように構成された可動役物装置3の動作について、次に説明する。
図3、4に示すように、可動役物装置3は、待機状態(収納状態)にあるとき、左アーム部材37は、一端部37dの後面側の突出部37f(図7参照)が、ガイド溝30fの上端の壁部30j(図8参照)に当接し、連結部37bが孔30cの内周面の上端部に当接している。また、右アーム部材38は、一端部38dの後面側の突出部38f(図7参照)が、ガイド溝30gの上端の壁部30k(図8参照)に当接し、他端部38eが右ガイド部30dの傾斜面30iの上端部に当接している。このとき、装飾部材40はその昇降(上下動)可能範囲において最も上に位置し、装飾部材40の上端部の左側部及び右側部は、それぞれアーム部37a、38aに沿って配置されている。また、このとき、ばね36は左右方向に若干伸ばされた状態であり、更に縮む方向、すなわち、図4の二点鎖線矢印で示す方向に、左回動部材34及び右回動部材35を付勢している。この方向は装飾部材40を上昇させる方向である。
可動役物装置3は、待機状態から、モータ31を駆動させて駆動ギヤ32を右回りに回転させ、従動ギヤ33は左回りに回転する。これに伴って、ばね36の付勢力に抗して、左回動部材34は左回りに、右回動部材35は右回りに回動し、アーム連結片34c、35cは、それぞれ、先端部を下降させる方向に揺動する。左アーム部材37及び右アーム部材38は、それぞれ、アーム連結片34c、35cの先端部に、連結軸37c、38cで回動自在に連結され、かつ、一端部37d、38dの後面側の突出部37f、38fがガイド溝30f、30g内に配置されているため、アーム連結片34c、35cが先端部を下降させる方向に揺動すると、左アーム部材37及び右アーム部材38は、全体が下降しつつ、それぞれ連結軸37c、38cを中心としてアーム連結片34c、35cに対して回動して、突出部37f、38fがガイド溝30f、30g内を摺動しつつ下降する。すなわち、一端部37d、38dがガイド溝30f、30gに沿って下降するため、一端部37d、38dに連結された装飾部材40は、ガイド溝30f、30gの延設方向(鉛直方向)に沿って下降し、図8、9に示す状態となる。
可動役物装置3は、図8、9に示す状態から、さらに、駆動ギヤ32を右回りに回転させる。したがって、アーム連結片34c、35cは、更に、先端部を下降させる方向に揺動し、左アーム部材37及び右アーム部材38は、更に、全体が下降しつつ、それぞれ連結軸37c、38cを中心としてアーム連結片34c、35cに対して回動して、突出部37f、38fがガイド溝30f、30g内を摺動しつつ下降するが、やがては、図10、11に示すように、連結部37b、38bが、それぞれ、孔30c、30eの内周面の下端部に当接し、それ以上、アーム連結片34c、35cは先端部が下降できない状態となる。このとき、装飾部材40はその昇降可能範囲において最も下に位置することとなり、図12に示すように、液晶画面6aの前方に装飾部材40の略全体が出現することとなる。この図12に示す装飾部材40の位置を最大下降位置という。装飾部材40が最大下降位置まで下降したとき、可動役物装置3はモータ31の駆動を一旦停止する。
可動役物装置3は、液晶画面6aの前方に装飾部材40の略全体を出現させた状態で、モータ31を細かく正逆回転させることにより、装飾部材40をあたかも振動しているかのように細かく上下動させる。詳しくは、図10、11に示す状態から、モータ31は駆動ギヤ32を所定の小さい回転角度だけ逆回転(左回りに回転)させる。すると、左回動部材34は右回りに、右回動部材35は左回りに少し回動し、アーム連結片34c、35cは、先端部を上昇させる方向に少し揺動し、左アーム部材37及び右アーム部材38は、上述した下降の場合とは逆に動作して、一端部37d、38dがガイド溝30f、30gに沿って少し上昇することとなる。したがって、装飾部材40は鉛直方向に沿って少し上昇する。次に、モータ31は駆動ギヤ32を、逆回転させたときと同じ回転角度だけ正回転(右回りに回転)させる。すると、装飾部材40が鉛直方向に少し下降して、再び図10、11に示す状態になる。可動役物装置3は、かかるモータ31の細かい(回転角度の小さい)正逆回転を繰り返すことにより、装飾部材40を細かく上下動させる。
可動役物装置3は、上述したような装飾部材40の細かい上下動を所定時間行った後、駆動ギヤ32を左回りに連続的に回転させて、左回動部材34を右回りに、右回動部材35を左回りに回動させ、アーム連結片34c、35cを、先端部が上昇する方向に揺動させる。すると、左アーム部材37及び右アーム部材38は、全体が上昇しつつ、それぞれ連結軸37c、38cを中心としてアーム連結片34c、35cに対して回動するので、一端部37d、38dがガイド溝30f、30gに沿って上昇し、装飾部材40が鉛直方向に沿って上昇する。そして、左アーム部材37の他端部37eが左ガイド部3cの傾斜面30hに当接し、右アーム部材38の他端部38eが右ガイド部30dの傾斜面30iに当接して、図8、9に示す状態となる。図8、9は、左アーム部材37及び右アーム部材38が最大下降位置から上昇してきて、最初に、他端部37eが傾斜面30hに、他端部38eが傾斜面30iに当接した状態を示している。このとき、図8に示すように、右アーム部材38は、他端部38eよりも連結部38bの方が若干上に位置し、左アーム部材37も、他端部37eよりも連結部37bの方が若干上に位置している。
可動役物装置3は、図8、9に示す状態から、駆動ギヤ32を更に左回りに回転させるので、左アーム部材37は、他端部37eが傾斜面30hに摺接しつつ(すなわち、左ガイド部30cに案内されて)上昇し、右アーム部材38は、他端部38eが傾斜面30iに摺接しつつ(すなわち、右ガイド部30dに案内されて)上昇する。傾斜面30hは上方に行くに従って右方に傾斜し、連結軸37cの描く円弧状の軌跡と傾斜面30hとの連結軸37cの回動半径方向における間隔は、図8に示すように、他端部37eが傾斜面30hに当接したときの位置から、上方に行くに従って次第に短くなる。このため、左アーム部材37は、他端部37eが傾斜面30hに沿って上昇すると、図8に示す状態から、他端部37eよりも連結部37bの方が更に上になるように傾くこととなり、すなわち、連結軸37cを中心として一端部37dを上昇させる方向に回動することとなる。また、傾斜面30iは上方に行くに従って左方に傾斜し、連結軸38cの描く円弧状の軌跡と傾斜面30iとの連結軸38cの回動半径方向における間隔は、図8に示すように、他端部38eが傾斜面30iに当接したときの位置から、上方に行くに従って次第に短くなる。このため、右アーム部材38は、他端部38eが傾斜面30iに沿って上昇すると、図8に示す状態から、他端部38eよりも連結部38bの方が更に上になるように傾くこととなり、すなわち、連結軸38cを中心として一端部38dを上昇させる方向に回動することとなる。したがって、装飾部材40は、図8に示す状態から更に上昇することとなる。そして、可動役物装置3は、左アーム部材37の連結部37bが孔30cの内周面の上端部に当接したとき、モータ31の駆動を停止して、図3、4に示す待機状態となる。
以上のように構成された実施形態のパチンコ遊技機の演出制御基板22による演出動作について、次に説明する。
[サブ側タイマ割込処理]演出制御基板22は、図13に示すようなサブ側タイマ割込処理を所定の短時間毎に繰り返す。サブ側タイマ割込処理では、後述するコマンド受信処理(S1201)と、セットしたコマンドを画像制御基板23やランプ制御基板24に送信するコマンド送信処理(S1202)とを行う。
[コマンド受信処理]図14に示すように、コマンド受信処理では、演出制御基板22は、主制御基板20から変動開始コマンドを受信していれば後述する演出選択処理を行い(S1301,S1302)、変動停止コマンドを受信していれば後述する変動演出終了中処理を行う(S1303,1304)。そして、演出制御基板22は、オープニングコマンドを受信していれば、オープニングコマンドを解析して、当たり演出パターンを選択し、オープニング演出開始コマンドをセットする当たり演出選択処理を行い(S1305,1306)、エンディングコマンドを受信していれば、エンディングコマンドを解析し、モードフラグを参照してエンディング演出パターンを選択し、エンディング演出開始コマンドをセットするエンディング演出選択処理を行う(S1307,1308)。
[演出選択処理]図15に示すように、演出選択処理では、演出制御基板22は、主制御基板20から受信した変動開始コマンドを解析する(S1401)。変動開始コマンドには、現在の遊技状態を示す情報、大当たり抽選において選択された特別図柄及び変動パターンを示す情報が含まれている。次に、演出制御基板22は、演出モードを示すモードフラグを参照して(S1402)、装飾図柄変動演出のパターンを選択する変動演出パターン選択処理を行う(S1403)。装飾図柄変動演出とは、数字等の装飾図柄と装飾図柄以外の画像とからなり、変動表示を経て停止表示された装飾図柄により大当たり抽選の結果を報知する演出である。また、演出モードとは、画像表示器6における演出の態様であり、演出モードが異なると、登場するキャラクタや背景が異なる等、画像表示器6に表示される動画が異なり、装飾図柄変動演出も演出モードに応じたものが選択される。また、演出制御基板22は、可動役物装置3の動作パターンを選択するゴング演出パターン選択処理(S1404)を行う。ゴング演出パターンとしては、上述したように、待機位置から最大下降位置まで装飾部材40を下降させて、細かく上下動させた後、待機位置まで上昇させるパターンの他、待機位置から最大下降位置まで下降させた後、細かい上下動は行わずに待機位置まで上昇させるパターン、装飾部材40を動作させない(すなわち、待機位置に留めておく)パターン等がある。そして、演出制御基板22は、装飾図柄変動演出を開始するための変動演出開始コマンドをセットするとともに(S1405)、ゴング演出(選択したゴング演出パターンに従った演出)を行うためのゴング演出開始コマンドをセットする(S1406)。
[変動演出終了中処理]図16に示すように、変動演出終了中処理では、演出制御基板22は、変動停止コマンドを解析し(S1501)、モードフラグを参照する(S1502)。次に、今終了しようとする装飾図柄変動演出が当たり(大当たりまたは小当たり)を報知するものか否かを判定して(S1503)、当たりを報知するものであればモードフラグ変更処理を行う(S1508)。モードフラグ変更処理では、その当たりの種類に応じた演出モードを示すものにモードフラグを変更するとともに、変更後の演出モードが通常モードでない場合には、その演出モードに対応するカウンタの値Mに上限回数をセットする。
一方、演出制御基板22は、今終了しようとする装飾図柄変動演出が当たりを報知するものでなければ(S1503でNO)、モードフラグが0か否かを判定し(S1504)、0であればステップS1509に進む。なお、モードフラグが0とは通常モードであることを示し、初期状態では(即ち、電源が投入されて最初の遊技が開始されるときは)モードフラグは0である。一方、モードフラグが0でなければ、現在の演出モード用のカウンタの値Mを1減少させて(S1505)、その値Mが0にならなければ(S1506でNO)、ステップS1509に進むが、0になれば(S1506でYES)、通常モードに戻すためにモードフラグを0として(S1507)、ステップS1509に進む。ステップS1509では、演出制御基板22は、装飾図柄変動演出を終了させるための変動演出終了コマンドをセットする。そして、演出制御基板22は、ゴング演出を終了させるためのゴング演出終了コマンドをセットする(S1510)。
以上のように動作することにより、実施形態のパチンコ遊技機では、装飾図柄変動演出に並行してゴング演出が行われ、可動役物装置3が装飾部材40を昇降させたり、細かく上下動させたり、あるいは、装飾部材40を待機位置に留め置いたりする。
上述したように、左回動部材34の歯部34aと駆動ギヤ32の歯部との間、右回動部材35の歯部35aと従動ギヤ33の歯部との間には、それぞれクリアランスが設けられている。かかるクリアランスの存在により、左回動部材34及び右回動部材35の回動ががたついて、装飾部材40が移動(上下動)途中においてがたつく虞があったが、本実施形態のパチンコ遊技機では、ばね36により、左回動部材34、右回動部材35が、それぞれ、図4の二点鎖線矢印方向に付勢されているため、歯部34aが、駆動ギヤ32の歯部に噛合するとき、その駆動ギヤ32の歯部に図4の二点鎖線矢印で示す方向から押し付けられ、歯部35aが、従動ギヤ33の歯部に噛合するとき、その従動ギヤ33の歯部に図4の二点鎖線矢印で示す方向から押し付けられることとなる。このため、左回動部材34及び右回動部材35のがたつきを抑制できて、装飾部材40の移動途中のがたつきを抑制できる。
特に、上述したような細かい上下動等、装飾部材40を細かく動作させたい場合、クリアランスの存在により駆動ギヤ32及び従動ギヤ33の回転が歯部34a及び歯部35aに正確に伝わらず、装飾部材40の細かい動作が実現できない虞があったが、ばね36により、歯部34aが、噛合する駆動ギヤ32の歯部に押し付けられ、歯部35aが、噛合する従動ギヤ33の歯部に押し付けられるため、駆動ギヤ32及び従動ギヤ33の回転を歯部34a及び歯部35aに正確に伝えることができ、装飾部材40の細かい動作も実現可能となる。
また、上述したように、装飾部材40が図3、4に示す待機位置にあるとき、ばね36は左右方向に若干伸ばされた状態であり、図4の二点鎖線矢印で示す方向に、左回動部材34及び右回動部材35を付勢している。この方向は装飾部材40を上昇させる方向であるため、ばね36により、装飾部材40が自重で待機位置から下がってしまうことを、防止可能である。
また、1つのばね36で、左回動部材34及び右回動部材35を付勢するため、複数のばねを用いて左回動部材34、右回動部材35をそれぞれ付勢する場合に比べ、部品点数が少なくて済み、低コストである。
なお、本実施形態では、左回動部材34を駆動ギヤ32に、右回動部材35を従動ギヤ33に噛合させたが、左回動部材34を従動ギヤ33に、右回動部材35を駆動ギヤ32に噛合させてもよく、左回動部材34と右回動部材35の両方を駆動ギヤ32に従動する従動ギヤに噛合させてもよい。要するに、左回動部材34と右回動部材35とが互いに反対回りに回動するように、左回動部材34、右回動部材35が、それぞれ、駆動ギヤ32、または、駆動ギヤ32に従動する従動ギヤ(従動ギヤ33のように駆動ギヤ32に直接噛合されているもののみならず、幾つかの中間ギヤを介して駆動ギヤ32に従動するものも含む。)に噛合されていればよい。
また、本実施形態では、ばね36により、左回動部材34が右回り方向に、右回動部材35が左回り方向に付勢され、すなわち、装飾部材40を上昇させる方向に付勢されていたが、ばね36による連結位置によっては、左回動部材34を左回り方向に、右回動部材35を右回り方向に付勢するように、すなわち、装飾部材40を下降させる方向に付勢するように構成することもできる。但し、装飾部材40を上昇させる方向に付勢すれば、上述したように、待機位置からの装飾部材40の自重による下降を防止することができる。
3…可動役物装置
31…モータ(駆動手段)
32…駆動ギヤ
33…従動ギヤ
34…左回動部材
34a…歯部
35…右回動部材
35a…歯部
36…ばね
37…左アーム部材
38…右アーム部材
40…装飾部材
31…モータ(駆動手段)
32…駆動ギヤ
33…従動ギヤ
34…左回動部材
34a…歯部
35…右回動部材
35a…歯部
36…ばね
37…左アーム部材
38…右アーム部材
40…装飾部材
Claims (2)
- 可動役物装置を備えたパチンコ遊技機であって、
前記可動役物装置が、
駆動手段と、
前記駆動手段により駆動される駆動ギヤと、
それぞれ、前記駆動ギヤまたは前記駆動ギヤに従動する従動ギヤに、歯部が噛合されることにより、互いに反対回りに回動される左右一対の回動部材と、
前記左右一対の回動部材のうちの左の回動部材(以下、「左回動部材」という。)に回動自在に軸着された左アーム部材と、
前記左右一対の回動部材のうちの右の回動部材(以下、「右回動部材」という。)に回動自在に軸着された右アーム部材と、
前記左アーム部材に連結されるとともに前記右アーム部材に連結されて、前記左回動部材と前記右回動部材とが回動することにより、上下動する装飾部材と、
を備え、
前記左回動部材と前記右回動部材とが、ばねにより互いに連結されて、互いに反対回り方向に付勢されていることを特徴とするパチンコ遊技機。 - 前記左回動部材と前記右回動部材とが、前記ばねにより前記装飾部材を上昇させる方向に付勢されていることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009278705A JP2011120635A (ja) | 2009-12-08 | 2009-12-08 | パチンコ遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009278705A JP2011120635A (ja) | 2009-12-08 | 2009-12-08 | パチンコ遊技機 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011120635A true JP2011120635A (ja) | 2011-06-23 |
Family
ID=44285200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009278705A Pending JP2011120635A (ja) | 2009-12-08 | 2009-12-08 | パチンコ遊技機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2011120635A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012217569A (ja) * | 2011-04-07 | 2012-11-12 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ遊技機 |
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-
2009
- 2009-12-08 JP JP2009278705A patent/JP2011120635A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120223 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120228 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120724 |