JP5181046B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の動作を行う演出用の部材を備えたパチンコ遊技機などの遊技機に関する。
一般的な遊技機では、遊技の演出として、複数の発光体の色変化による演出、音声による演出、駆動装置の駆動による演出などを遊技状態に応じて行っている。このうち、駆動装置の駆動による演出としては、例えば一つの駆動源の作動に基づいて移動物(役物)を第一位置から第二位置に移動させるものが提案されている(例えば下記特許文献1参照)。
特開2007−202639号公報
しかし、このように移動物を第一位置から第二位置に移動させるだけの単純な演出であると、趣向性に乏しいという問題がある。これに対し、移動物の動きに変化をもたせようとすれば、駆動源と移動物を繋ぐ複数の連結部材を用いたりするなどしなければならず、装置構造が複雑になってしまう。
そこで、本発明は、簡易な構造で移動物の複数の動きを可能にする遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明にかかる遊技機は、遊技状態に応じて駆動する駆動装置を備えた遊技機であって、前記駆動装置は、ベース部材と、前記ベース部材上の第一の位置と第二の位置の間を移動することで前記表示部の前面側を移動可能な移動物と、前記移動物を駆動するための駆動手段と、を備え、前記移動物は、移動部本体と、前記移動部本体に対して第一の状態と第二の状態に変位可能に取り付けられた装飾用の装飾部材と、を備え、前記装飾部材は、装飾部本体と、前記装飾部本体に対して第三の状態と第四の状態に変位可能に取り付けられた副装飾体と、を備え、前記副装飾体は、付勢力を有する付勢部材と、前記付勢部材に連結された連結部材と、によって前記第三の状態となる方向に付勢され、前記ベース部材には、前記移動物が前記第一の位置から前記第二の位置へ移動するのに伴って前記連結部材に接触する接触部が形成され、前記移動物が前記第一の位置から前記第二の位置に移動する際に前記連結部材が前記接触部に接触する接触位置に位置することで前記付勢部材の付勢に抗して前記副装飾体が前記第三の状態から前記第四の状態に変位し、前記移動物が前記接触位置から前記第二の位置に移動することで、前記連結部材が前記接触部を摺動すると共に前記付勢部材の付勢に抗する力を強めて変位し、前記副装飾体を前記第四の状態に維持したまま前記装飾部材を前記第一の状態から前記第二の状態に変位させるところに特徴を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記連結部材が前記接触部に接触する接触位置に位置した状態において前記連結部材の移動方向を規制する規制部が前記装飾部材に設けられ、前記規制部に前記連結部材が接触した状態で、前記連結部材に対して前記第一の位置から前記第二の位置へ向けた第一の移動方向に力が加わることで、前記規制部あるいは前記連結部材の一方が他方に対して前記第一の方向と異なる第二の方向に摺動することにより前記第一の移動方向への力を逃がしながら前記装飾部材を前記第二の移動方向に移動させて前記第二の状態に変位させるところに特徴を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の遊技機において、前記副装飾体あるいは前記連結部材の一方に突出部を形成し、他方に前記突出部が挿入可能な開口部を形成し、前記開口部に前記突出部が挿入された状態とすることで前記副装飾体と前記連結部材が連結するように構成されているところに特徴を有する。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の遊技機において、前記移動物が前記接触位置から前記第二の位置に移動する際に、前記副装飾体に設けられた前記突出部あるいは前記開口部の一方が前記規制部となることで、前記連結部材に対して前記第一の位置から前記第二の位置へ向けた前記第一の移動方向に力が加わっても前記規制部が前記連結部材に設けられた前記突出部あるいは前記開口部の他方に対して前記第一の移動方向と異なる第二の移動方向に摺動することより前記第一の移動方向への力を逃がしながら前記装飾部材を前記第二の状態に変位させるところに特徴を有する。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機において、前記装飾部本体に、前記副装飾体が前記第四の状態になってから前記移動物が前記第二の位置に向けて移動することで前記連結部材がさらに変位しても前記第四の状態からの変位を維持する維持部が設けられているところに特徴を有する。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の遊技機において、前記規制部は、前記維持部によって前記第四の状態を維持している前記副装飾体の一部によって構成されるところに特徴を有する。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の遊技機において、表示部が設けられた表示装置を備え、前記移動物は前記表示部の表示面に対して平行に移動するように構成される一方、前記装飾部材の前記第一の状態と前記第二の状態の変位方向は前記表示面に対して直角方向であるところに特徴を有する。
請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の遊技機において、前記装飾部材は前記移動部本体に回動可能に軸支されると共に前記副装飾体は前記装飾部本体に回動可能に軸支され、前記装飾部材は、前記副装飾体と前記連結部材が連結することで前記第一の状態となるように前記付勢部材の付勢の作用が掛かるように構成されているところに特徴を有する。
請求項1の発明によれば、移動物が第一の位置から第二の位置に移動する際に、連結部材が接触部に接触することで付勢部材の付勢力に抗して副装飾体が第三の状態から第四の状態に変位する。そして、この副装飾体が第四の状態にあるところから移動物がさらに第二の位置に向けて移動することで、装飾部材が第一の状態から第二の状態に変位する。このように、簡易な構造で移動物の複数の動きが可能となり、新たな演出効果が発現される。
請求項2の発明のように、連結部材に対して第一の位置から第二の位置へ向けた第一の移動方向に力を加え、規制部あるいは連結部材の一方を他方に対して第一の方向と異なる第二の方向に摺動させ、第一の移動方向への力を逃がしながら装飾部材を第二の移動方向に移動させて第二の状態に変位させることによって、複数の動きを行う移動物を効率よく駆動させることが可能となる。
請求項3に記載の発明のように、副装飾体あるいは連結部材の一方に突出部を形成し、他方に突出部が挿入可能な開口部を形成し、開口部に突出部が挿入された状態とすることで副装飾体と連結部材が連結するように構成されていれば、副装飾体(装飾部材)と連結部材を確実に連動させることが可能となる。
請求項4に記載の発明のように、移動物が接触位置から第二の位置に移動する際に、副装飾体に設けられた突出部あるいは開口部の一方が規制部となることで、連結部材に対して第一の位置から第二の位置へ向けた第一の移動方向に力が加わっても規制部が連結部材に設けられた突出部あるいは開口部の他方に対して第一の移動方向と異なる第二の移動方向に摺動し、第一の移動方向への力を逃がしながら装飾部材を第二の状態に変位させる構成とすることにより、より簡易な構造で移動物を構成することが可能となる。
請求項5に記載の発明は、装飾部本体に、副装飾体が第四の状態になってから移動物が第二の位置に向けて移動することで連結部材がさらに変位しても第四の状態からの変位を維持する維持部が設けられているから、副装飾体を確実に第四の状態に維持することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、規制部は、維持部によって第四の状態を維持している副装飾体の一部によって構成されるから、さらに簡易な構造で移動物を構成することができる。
請求項7の発明は、第一装飾体は、移動物は表示部の表示面に対して平行に移動するように構成される一方、装飾部材の第一の状態と第二の状態の変位方向は表示面に対して直角方向である。つまり、移動物の駆動方向と異なる方向に装飾部材が駆動するので、単純な駆動(演出)にならないようにすること(優れた演出効果を発現する駆動装置とすること)ができる。
請求項8に記載の発明は、装飾部材は移動部本体に回動可能に軸支されると共に、副装飾体は装飾部本体に回動可能に軸支され、装飾部材は副装飾体と連結部材が連結することで第一の状態となるように付勢部材の付勢の作用が掛かるように構成されているため、少ない部材で複数の部材の付勢を行うことが可能であり、より簡易な構造で駆動装置を構成することが可能となる。
本発明の一実施形態にかかる遊技機の正面図である。 図1に示した遊技機が備える遊技盤の正面図であり、移動物が第二の位置に位置している状態を示したものである。 図1に示した遊技機の制御ブロック図である。 図1に示した遊技機が備える駆動装置の正面図であり、移動物が第一の位置に位置している状態(装飾部材は第一の状態にあり、副装飾体は第三の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置の背面図であり、移動物が第一の位置に位置している状態(装飾部材は第一の状態にあり、副装飾体は第三の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置の正面図であり、移動物が第一の位置と接触位置との間に位置している状態(装飾部材は第一の状態にあり、副装飾体は第三の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置の背面図であり、移動物が第一の位置と接触位置との間に位置している状態(装飾部材は第一の状態にあり、副装飾体は第三の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置の正面図であり、移動物の連結部材が接触部に接触した瞬間(装飾部材は第一の状態にあり、副装飾体は第三の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置の背面図であり、移動物の連結部材が接触部に接触した瞬間(装飾部材は第一の状態にあり、副装飾体は第三の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置の正面図であり、移動物が接触位置に位置している状態(装飾部材は第一の状態にあり、副装飾体は第四の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置の背面図であり、移動物が接触位置に位置している状態(装飾部材は第一の状態にあり、副装飾体は第四の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置の正面図であり、移動物が第二の位置に位置している状態(装飾部材は第二の状態にあり、副装飾体は第四の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置の背面図であり、移動物が第二の位置に位置している状態(装飾部材は第二の状態にあり、副装飾体は第四の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置を背面から見た外観斜視図であり、移動物の連結部材が接触部に接触した瞬間(装飾部材は第一の状態にあり、副装飾体は第三の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置を背面から見た外観斜視図であり、移動物が接触位置に位置している状態(装飾部材は第一の状態にあり、副装飾体は第四の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置を背面から見た外観斜視図であり、移動物が第二の位置に位置している状態(装飾部材は第二の状態にあり、副装飾体は第四の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置の側面図であり、図17(a)は移動物が接触位置に位置している状態(装飾部材は第一の状態にあり、副装飾体は第四の状態にある)を示したものであり、図17(b)は移動物が第二の位置に位置している状態(装飾部材は第二の状態にあり、副装飾体は第四の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置から装飾部本体および「龍」の首の部分を取り外したものの外観斜視図であり、移動物が接触位置に位置している状態(装飾部材は第一の状態にあり、副装飾体は第四の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置から装飾部本体および「龍」の首の部分を取り外したものの外観斜視図であり、移動物が第二の位置に位置している状態(装飾部材は第二の状態にあり、副装飾体は第四の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置から装飾部本体および「龍」の首の部分を取り外したものの外観斜視図(図18および図19とは異なる方向から見た外観斜視図)であり、図20(a)は移動物が接触位置に位置している状態(装飾部材は第一の状態にあり、副装飾体は第四の状態にある)を示したものであり、図20(b)は移動物が第二の位置に位置している状態(装飾部材は第二の状態にあり、副装飾体は第四の状態にある)を示したものである。 図1に示した遊技機が備える駆動装置の一部(開口部およびそれに挿通された突出部)を拡大して示した図であり、図21(a)は装飾部材が第一の状態にあり、副装飾体が第三の状態にあるときを示したものであり、図21(b)は装飾部材が第一の状態にあり、副装飾体が第四の状態にあるときを示したものであり、図21(c)は装飾部材が第二の状態にあり、副装飾体が第四の状態にあるときを示したものである。
以下、本発明にかかる実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において特に明示した場合を除き、単に前側(前方)とは遊技機1の正面側のことであり、単に後側(後方)とは遊技機1の背面側のことである。また、単に左側、右側、上側、下側とは遊技機1を正面から見た場合の左側、右側、上側、下側のことである。また、単に幅方向とは遊技機1の幅方向のことであり、単に平面方向とは遊技盤90の平面方向を指す。
本実施形態にかかる遊技機1は、映像を表示する表示部21が設けられた表示装置2(遊技の演出を行う演出部が設けられた演出装置)と、この表示装置2の表示部21の周囲に設けられた駆動装置3と、を備える。
(遊技機の全体構成)
まず、遊技機1の全体構成について簡単に説明する。図1に示されるように、遊技機1は、所定の奥行きを有する額縁形状の機枠80を備える。この機枠80には前面枠81が取り付けられている。前面枠81は、その左側縁が機枠80に回動可能に支持され、前側に開閉可能である。また、前面枠81には、ガラス枠82が取り付けられている。ガラス枠82は、その左側縁が前面枠81に回動可能に支持され、前側に開閉可能である。
ガラス枠82の中央の開口部にはガラス板またはプラスチック板等の透明な板が設けられており、遊技者はこの透明な板を通して前側から遊技盤90を視認できる。また、ガラス枠82の下部には、払い出された遊技球を発射装置に送るまで貯めておく上皿ユニット83が設けられている。上皿ユニット83には、貯留されている遊技球を下皿ユニット85に流下させる上皿スイッチや、貸し出し可能な貸し球を払い出す球貸しスイッチ等が設けられている。また、ガラス枠82の上部左右両側には、スピーカ84が設けられている。
前面枠81の下部には、払い出された遊技球が上皿ユニット83に入りきらない場合等に遊技球を貯めることができる下皿ユニット85や、遊技球を発射操作するためのタッチスイッチを備える発射ハンドル86等が設けられている。下皿ユニット85の左側には、表示装置2に表示される演出に応じて遊技者が操作を行う遊技スイッチ87が設けられている。
図2に示す遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、前面枠81に着脱可能に取り付けられている。この遊技盤90には、発射装置から発射された遊技球をガイドする金属製の薄板からなる帯状のガイドレール11が略円弧形状となるように設けられており、このガイドレール11によって遊技領域の外郭の一部が形成されている。遊技盤90の遊技領域には、表示装置2、始動入賞口931、大入賞口932、アウト口933などが設けられている。
また、遊技盤90の遊技領域には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての図示しない遊技釘が複数設けられている。遊技領域を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
さらに、表示装置2の周囲(本実施形態では表示装置2の左下)には、遊技の装飾効果(演出効果)を高めるための駆動装置3が設けられている。駆動装置3は、表示装置2と連動して演出動作を行う。かかる駆動装置3の構成の詳細については後述する。
遊技機1の背面側には、大当たりの抽選等を行う主制御基板(回路)95、演出の制御等を行うサブ制御基板(回路)951、表示装置2の制御等を行う表示制御基板(回路)952、賞球数の払出の制御等を行う払出制御基板(回路)953、モータやソレノイドなどのアクチュエータと接続するための中継回路954、発射ハンドル86(発射装置)を制御する発射制御回路955等の各種基板(回路)が設けられている(図3参照)。詳細を後述する駆動装置3(駆動装置3の駆動源(モータ))は、サブ制御基板(回路)951の駆動制御回路951aによって制御される。また、この駆動装置3の演出に合わせて、表示制御基板(回路)952によって表示装置2(表示部21に表示される映像)が制御される。
このような遊技機1では、発射ハンドル86の操作により、発射装置から遊技領域に遊技球を発射し、遊技領域を流下する遊技球が、始動入賞口931や大入賞口932等の入賞口に入賞すると、払出制御基板(回路)953により所定の数の賞球が払出装置(図示せず)により払い出される。その他、主制御基板(回路)95による大当たりの抽選方法等は、公知の遊技機の制御方法が適用できるため、説明は省略する。
(遊技機が備える各構成の詳細)
(1)表示装置の構成
表示装置2は、例えば液晶表示装置が用いられ、表示制御基板(回路)952によって表示部21(表示画面)に所定の映像が表示されるように制御される。かかる表示装置2の表示部21には、いわゆる大当たり(大入賞口932に入りやすい状態)となったことを表示する特別図柄や、いわゆる小当たり(始動入賞口931に入りやすい状態)となったことを表示する普通図柄等が表示されるとともに、遊技者の興趣を引きつけるような(大当たりが近いことを暗示するような)映像が表示される。表示装置2の表示部21は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能である。
(2)駆動装置の構成
図4から図21にその詳細を示す駆動装置3は、ベース部材4と、このベース部材4に誘導されて移動する移動物5と、この移動物5を駆動する駆動手段6と、を備える。以下、各構成について詳細に説明する。
(2−1)ベース部材
ベース部材4は、遊技盤90の背面側(正面から見て遊技盤90の開口901の左下位置)に取り付けられた略板状の部材である。したがって、遊技者はベース部材4を視認することはできない。このベース部材4には、大まかに見て幅方向に延びる長孔である第一の誘導部41および第二の誘導部42が形成されている。
第一の誘導部41は、ベース部材4の左側中央から右側上方に向かって延びる長孔であり、第二の誘導部42よりも上方に位置する。この第一の誘導部41には、移動物5に設けられた後述する第一の被誘導部511が係合される。第一の誘導部41は、この第一の被誘導部511を誘導(案内)するガイド孔である。第一の誘導部41は、相対的に傾斜が緩く孔の長さが長い緩傾部411、および相対的に傾斜が急であり孔の長さが短い急傾部412を有する。緩傾部411は、ベース部材4の左側中央から右側上方に向かって直線状に延びる部分である。急傾部412は、緩傾部411の右端からさらに右側上方に向かって直線状に延びる部分である。
第二の誘導部42は、ベース部材4の左側下方から右側上方に向かって延びる長孔であり、第一の誘導部41よりも下方に位置する。この第二の誘導部42には、移動物5に設けられた後述する第二の被誘導部512が係合される。第二の誘導部42は、この第二の被誘導部512を誘導(案内)するガイド孔である。第二の誘導部42は、垂直方向に近い角度で傾斜した急斜部421、略平坦な平坦部422、および急斜部421に比べて傾斜が緩い(水平方向に近い角度で傾斜した)緩斜部423を有する。本実施形態では、第二の誘導部42は曲線状に構成され、この第二の誘導部42の緩斜部423の傾斜角度は、第一の誘導部41の緩傾部411の傾斜角度と略同じである。
また、ベース部材4の前面側右寄り中央位置には、前方に向かって突出した円柱状の突起である接触部43が形成されている。この接触部43は、移動物5が所定位置に位置する際に後述する連結部材53が接触する。
(2−2)移動物
移動物5は、ベース部材4に取り付けられた役物であり、駆動手段6の駆動源によりベース部材4に誘導されて所定の動作(演出)を行う。具体的には、移動物5は、ベース部材4に誘導されて表示装置2の前面側である第一の位置と第二の位置との間を移動する。移動物5が「第一の位置」に位置している状態とは、移動物5に設けられた第一の被誘導部511および第二の被誘導部512がベース部材4の第一の誘導部41および第二の誘導部42の左端(始端)に位置している状態のことをいい、「第二の位置」の位置に位置している状態とは、移動物5に設けられた第一の被誘導部511および第二の被誘導部512がベース部材4の第一の誘導部41および第二の誘導部42の右端(終端)に位置している状態のことをいう。そして、この「第一の位置」から「第二の位置」に向かう移動物5(移動物5とともに移動する部材全てを含む)の移動方向を「第一の移動方向」という。
本実施形態では、第一の位置に位置する移動物5は遊技盤90に覆われた状態(遊技者が殆ど視認することができない状態)であるが、第二の位置に位置する移動物5は遊技盤90の開口901から露出するため遊技者に視認可能となる。この移動物5は、移動部本体51と、装飾部本体521および副装飾体522を有する装飾部材52と、を備える。
移動部本体51は、第一の位置と第二の位置との間を移動する移動物5のベースとなる板状の部材であり、ベース部材4の前面側に取り付けられた部分である。移動部本体51の背面側には、第一の被誘導部511および第二の被誘導部512が設けられている。第一の被誘導部511および第二の被誘導部512は、円柱状の突起であり、それぞれ、第一の誘導部41および第二の誘導部42に係合されている。つまり、第一の被誘導部511は第一の誘導部41の形状に沿って、第二の被誘導部512は第二の誘導部42の形状に沿って移動する(誘導される)。
第二の被誘導部512には、駆動源と移動物5(移動物本体)とを繋ぐ第一のリンク部材513および第二のリンク部材514が接続されている。具体的には、第一のリンク部材513は、その一端がベース部材4の右隅の背面側に回動可能に連結されている。第一のリンク部材513の他端には、第二のリンク部材514の一端が回動可能に連結されている。第二のリンク部材514の他端は、第二の誘導部42に係合された第二の被誘導部512の先端(ベース部材4の背面側)に回動可能に連結されている。また、第一のリンク部材513の一端と他端の間には、貫通した長孔513aが形成されている。この長孔513aには、詳細を後述する回転部材515の偏心軸515aが係合されている。
また、移動部本体51の前面側には、付勢部材54(コイルばね)の一端(下端)を支持する第一の付勢部材支持部516が形成されている。また、移動部本体51の前面側には、連結部材53が取り付けられている。具体的には、移動部本体51の右隅(鋭角に形成された頂部近傍;51aで示した部分)において、連結部材53が回動可能に連結されている。この移動部本体51に対して回動可能である連結部材53には、付勢部材54の他端(上端)を支持する第二の付勢部材支持部531が形成されている。つまり、付勢部材54は、移動部本体51に形成された第一の付勢部材支持部516と、連結部材53に形成された第二の付勢部材支持部531によって伸縮自在に支持されている。連結部材53は、この付勢部材54により、移動部本体51に対して左回り(反時計回り)に回転する方向(後述する副装飾体522を第三の状態とする方向)に付勢されている。すなわち、付勢部材54は、連結部材53が移動部本体51に対して右回り(時計回り)に回転すると伸び、連結部材53を移動部本体51に対して左回りに回転させようとする方向に付勢する。
さらに、移動部本体51の上部には、装飾部材52の一例として顔を構成する「龍」の首の部分517が固定されている。この「龍」の首の部分517と、移動部本体51の間を通って連結部材53は上方に伸びる。この連結部材53の上方に伸びた部分の先端には、開口部532が形成されている。この開口部532を構成する部分(開口部532を囲む枠状の部分)が、後述する副装飾体522に設けられた突出部5221に作用する部材として機能する。
装飾部材52は、移動物5の移動によって実際に遊技を演出する部分である。本実施形態では、「龍」の顔を象った部材を装飾部材52として採用している。この装飾部材52は、装飾部本体521および副装飾体522を有する。本実施形態では、装飾部本体521は、「龍」の顔のうち下顎を除く部分であり、副装飾体522は、「龍」の下顎部分である。なお、装飾部材52を「龍」としたのは一例であり、装飾部本体521に相当する部分と副装飾体522に相当する部分とを有する構成であれば、求められる演出効果に応じて形態などは適宜変更可能である。
装飾部本体521の背面には、連繋部材5211が固定されている。この連繋部材5211には、貫通孔が形成されている。この貫通孔に移動部本体51の上部に固定された支持軸518が挿通されている。つまり、装飾部本体521は、支持軸518を中心として回転可能に支持(支持軸518に軸支)されている。この支持軸518は、表示装置2の表示部21の表示面方向と平行である。したがって、この移動部本体51に設けられた支持軸518を中心軸として回転する装飾部本体521は、表示部21の表示面に対して直角方向(前後方向)に回動する。この装飾部本体521の移動方向(回動方向)を「第二の移動方向」と称する。すなわち、装飾部本体521は、移動部本体51を支持部材として、表示部21の表示面に近づく方向および表示面から離れる方向に回動可能である。
装飾部本体521が、表示部21の表示面から最も離れた状態は、装飾部本体521(の裏側)の少なくとも一部が「龍」の首の部分517(の表側)に接触あるいは接触しそうに接近している状態である。この位置に装飾部本体521が位置している状態を「第一の状態」と称する。後述するように、「第二の移動方向」に関しては装飾部本体521と副装飾体522が一体的に動作するから、装飾部本体521が「第一の状態」であれば、装飾部材52全体が「第一の状態」であることとなる。この「第一の状態」から装飾部本体521(装飾部材52)が表示部21の表示面に近づく方向に回動する場合、装飾部本体521は、その連繋部材5211が、移動部本体51に形成されたストッパ部51b(このストッパ部51bの内側に支持軸518が固定されている)に接触する位置まで回動可能である。この装飾部本体521が表示部21の表示面に最も近づいた状態を「第二の状態」と称する。「第二の移動方向」に関しては装飾部本体521と副装飾体522は一体的に動作するから、装飾部本体521が「第二の状態」であれば、装飾部材52全体が「第二の状態」であることとなる。このように、「第二の移動方向」に移動可能に構成することで、装飾部材52は、移動部本体51に対して「第一の状態」と「第二の状態」との間を移動可能(変位可能)に取り付けられている。
また、装飾部材52に固定された連繋部材5211には、前後方向(表示部21の表示面に直交する方向)に伸びる軸状の突起5211aが形成されており、この突起5211aに副装飾体522が回動可能に支持されている。つまり、副装飾体522は、装飾部本体521に対して表示部21の表示面方向に回動可能に取り付けられている。このように取り付けられた副装飾体522は、装飾部本体521に接触あるいは接触しそうに接近した「第三の状態」(「龍」の口が閉じた状態)から、板状部5222が装飾部本体521に固定された連繋部材5211に接触する「第四の状態」(「龍」の口が開いた状態)まで回動可能である。なお、この連繋部材5211における副装飾体522の板状部5222が接触する部分が、詳細を後述する維持部5211bとして機能する。
また、副装飾体522の背面側には、軸状の突出部5221が形成されている。具体的には、副装飾体522には、その背面に繋がる表示装置2の表示部21の表示面に略平行な板状部5222が形成され、この板状部5222から前方に突出するように突出部5221が形成されている。この突出部5221は、連結部材53に形成された開口部532(本実施形態では長孔である)に係合(挿通)されている。本実施形態では、突出部5221(突出部5221の外面)が、連結部材53の移動方向を規制する(連結部材53に形成された開口部532に作用する)規制部として機能する。したがって、逆に連結部材53が動くことによって開口部532と規制部が連動し、それに連結された副装飾体522も動く。上述したように、連結部材53は、付勢部材54によって移動部本体51に対して左回りに回転させようとする方向に付勢されている。連結部材53が左回りに回転すると、開口部532の右側面に押されて副装飾体522は「第三の状態」となる方向に移動する。すなわち、付勢部材54は、連結部材53を介して副装飾体522を「第三の状態」となる方向に付勢している。
また、この突出部5221および開口部532の形状、大きさは、両者の間に遊びがある状態となるように(突出部5221が開口部532に遊挿されるように)設定されている。したがって、突出部5221は、その軸線方向に開口部532内を移動可能である。
(2−3)駆動手段
本実施形態では、移動物5を動作させる駆動手段6としてモータを採用している。このモータの出力軸には、回転部材515が固定されている。回転部材515には、その回転中心(モータの回転中心)から偏心した位置に偏心軸515aが形成されている。この偏心軸515aは、第一のリンク部材513に形成された長孔513aに係合されている。偏心軸515aの直径は、第一のリンク部材513に形成された長孔513aの幅よりも小さい。つまり、偏心軸515aは、長孔513aの長手方向に移動可能である。モータは、サブ制御基板(回路)951に搭載された制御回路によって所定の動作を行うように制御される。
(3)駆動装置の動作
以上の構成を備える駆動装置3の動作(移動物5の動き)について説明する。移動部本体51の第一の被誘導部511および第二の被誘導部512が、ベース部材4の第一の誘導部41および第二の誘導部42の最も左端(始端)に位置しているとき、移動物5は「第一の位置(原位置)」に位置する(図4および図5等参照)。なお、移動物5が「第一の位置」に位置することは、ベース部材4に設けられたセンサ44(フォトセンサ)によって検出される。具体的には、移動物5が「第一の位置」に位置しているとき、センサ44がその検出範囲内に入り込んだ第一のリンク部材513に設けられた突起である被検出部513bを検出する。この状態から駆動手段6であるモータを駆動させると、移動物5は「第一の移動方向」に次のように移動する。
モータの出力軸が回転すると、その出力軸に連結された回転部材515が回転する。回転部材515が回転すると、その回転中心軸を中心として回転部材515の偏心軸515aが移動する(円運動する)。偏心軸515aは、第一のリンク部材513の長孔513aに係合されているから、偏心軸515aが移動することにより、第一のリンク部材513はその一端を中心として回動する(偏心軸515aが第一のリンク部材513を起立させる)。このように第一のリンク部材513が回動すると、偏心軸515aが長孔513a内を移動し、その他端は上方(背面側から見て左上方)に移動する。第一のリンク部材513には、第二のリンク部材514の一端が回動可能に連結されているから、第一のリンク部材513とともに第二のリンク部材514が上方に移動する。具体的には、第二のリンク部材514の他端が上方に移動する。上述したように、この第二のリンク部材514の他端には、移動部本体51に設けられるとともにベース部材4の第二の誘導部42に摺動可能に係合された第二の被誘導部512が接続されている。つまり、移動部本体51は、第二の被誘導部512が第二の誘導部42に誘導(案内)される所定の経路を辿って移動する。また、この移動部本体51には、第一の誘導部41に摺動可能に係合された第一の被誘導部511が設けられている。したがって、移動部本体51は、その第一の被誘導部511が第一の誘導部41に摺動可能に係合した状態、および、第二の被誘導部512が第二の誘導部42に摺動可能に係合した状態を保ちつつ、「第一の移動方向」に向かって移動する。
移動物5が「第一の位置」に位置している状態においては、第一の被誘導部511は第一の誘導部41の緩傾部411に摺動可能に係合し、第二の被誘導部512は第二の誘導部42の急斜部421に摺動可能に係合している。したがって、移動物5が「第一の位置」の位置から移動を開始すると、相対的に傾斜が緩い第一の誘導部41の緩傾部411に摺動可能に係合している第一の被誘導部511の方が、相対的に傾斜が急な第二の誘導部42の急斜部421に摺動可能に係合している第二の被誘導部512よりも先に右側に移動していく。したがって、この区間においては、移動部本体51に接続された装飾部材52が、段々と右側に倒れるように(「龍」の顔が段々と横向きになるように)移動物5が移動する。
「第一の位置」から移動物5が所定距離移動すると、第二の被誘導部512が第二の誘導部42の平坦部422に摺動可能に係合した状態となる(図6および図7等参照)。第一の被誘導部511は、第一の誘導部41の緩傾部411に係合したままである。この状態においては、相対的に傾斜が緩い(傾斜の無い)第二の誘導部42の平坦部422に摺動可能に係合している第二の被誘導部512の方が、相対的に傾斜が急な第一の誘導部41の緩傾部411に係合している第一の被誘導部511よりも先に右側に移動していく。したがって、この区間においては、移動部本体51に接続された装飾部材52が、段々と左側に起き上がるように(「龍」の顔が段々と起き上がるように)移動物5が移動する。
さらに移動物5が所定距離移動すると、第二の被誘導部512が第二の誘導部42の緩斜部423に摺動可能に係合した状態となる。第一の被誘導部511は、第一の誘導部41の緩傾部411に係合したままである。上述したように、第一の誘導部41の緩傾部411と、第二の誘導部42の緩斜部423の傾斜角度は略同一である。したがって、この区間においては、移動部本体51に接続された装飾部材52が、そのままの角度を保った状態で(「龍」の顔の角度を変化させずに)移動物5が移動(平行移動)する。
そして、さらに移動物5が所定距離移動すると、第一の被誘導部511が第一の誘導部41の急傾部412に係合しようとする。このとき、移動物5の連結部材53がベース部材4に設けられた接触部43に接触する。具体的には、連結部材53の右側面下方に接触部43が接触する(図8、図9、および図14等参照。以下この連結部材53と接触部43が接触した状態にある移動物5(連結部材53)の位置を「接触位置」と称する)。連結部材53は、その接触部43に接触する位置よりも上方である右隅(鋭角に形成された頂部近傍;51aで示した部分)において、移動部本体51に回動可能に連結されている(移動部本体51は、「第一の位置」と「第二の位置」の間を移動しても、接触部43に接触しないように構成されている)。そのため、連結部材53の右側面が接触部43に接触した瞬間から、さらに移動物5が「第二の位置」の方向に移動すると、連結部材53が移動部本体51に対して右回り(時計回り)に回動し、接触部43上を摺動する。すなわち、移動物5が「接触位置」に位置する状態において、連結部材53は右回りに回動する。このように連結部材53が右回りに回動すると、移動部本体51に形成された第一の付勢部材支持部516と連結部材53に形成された第二の付勢部材支持部531とによって支持された付勢部材54が伸びる。つまり、連結部材53は、付勢部材54の付勢力に抗して移動部本体51に対して右回りに回動する(図10、図11、図15、図17(a)、図18、および図20(a)等参照)。移動物5が「第二の位置」の方向へ移動すればするほど、接触部43に押されて連結部が右に回動する。
このように連結部材53が接触部43に接触している「接触位置」にある状態(区間)での移動物5の動きをまとめると以下の通りである。移動部本体51に設けられた第一の被誘導部511は第一の誘導部41の急傾部412に摺動可能に係合しており、第二の被誘導部512は第二の誘導部42の緩斜部423に摺動可能に係合している。第二の被誘導部512の緩斜部423の方が、第一の誘導部41の急傾部412よりも角度が緩いから、第二の被誘導部512の方が先に右側に移動していく。したがって、この区間においては、移動部本体51に接続された装飾部材52全体が、段々と左側に起き上がるように(「龍」の顔が段々と起き上がるように)移動物5が移動する。
これに加え、連結部材53が移動部本体51に対して右回りに回動する。移動部本体51には、連繋部材5211を介して装飾部本体521が連結されている。一方、連結部材53には開口部532が形成されており、その開口部532に規制部となる副装飾体522の突出部5221が係合している。したがって、連結部材53が回動することによる作用(力)は、突出部5221を介して副装飾体522に伝達される。具体的には、連結部材53が右回りに回動すると開口部532は右方向に移動する。開口部532が右方向に移動すると、開口部532の左側面に押されて規制部となる突出部5221も右方向に移動する。副装飾体522は、装飾部本体521に固定された連繋部材5211の突起5211aに回動可能に支持されているから、突出部5221が右方向に移動すると副装飾体522は右回り(装飾部本体521から離れる方向)に回動する。この副装飾体522の回動は、副装飾体522の板状部5222が、連繋部材5211の維持部5211bに接触することによって止まる(図21(a)に示す状態から図21(b)に示す状態となって止まる)。このように、連結部材53が右回りに回動することにより、副装飾体522は、装飾部本体521に接触あるいは接触しそうに接近した「第三の状態」(「龍」の口が閉じた状態)から、装飾部本体521から所定量離れた「第四の状態」(「龍」の口が開いた状態)まで回動する。
ここで、表示装置20の表示部21には、このような装飾部材52の動きに合わせた映像を表示するとよい。例えば、「龍」の口が開いたと同時にその口から炎が噴出しているような映像を表示部21に表示するようにサブ制御基板(回路)951や表示制御基板(回路)952が制御する構成とすればよい。
以上のように、移動物5が「接触位置」にある状態となるまでは、装飾部材52全体として段々と起き上がるように移動するとともに、副装飾体522が「第三の状態」から「第四の状態」に移動する。
このように副装飾体522が「第四の状態」となってから、さらに移動物5が「第二の位置」の方向に移動する、すなわち移動物5が「接触位置」から「第二の位置」まで移動する区間においては、装飾部材52は次のように動作する。なお、副装飾体522が「第四の状態」にあるとき(「接触位置」の終点位置)には、第一の被誘導部511は第一の誘導部41の急傾部412の途中位置に係合しており、第二の被誘導部512は第二の誘導部42の緩斜部423の途中位置に係合している。つまり、副装飾体522が「第四の状態」となった状態においては、第一の被誘導部511および第二の被誘導部512はともに第一の誘導部41の右端(終端)および第二の誘導部42の右端(終端)まで移動していない(移動物5が「第二の位置」まで移動したということではない)。すなわち、本実施形態では、副装飾体522が「第四の状態」となってから、さらに移動物5が「第二の位置」の方向に移動することで装飾部材52が以下のように動作する。
移動物5が「接触位置」の終点位置(副装飾体522が「第四の状態」となった位置)から「第二の位置」の方向に移動すると、連結部材53はさらに右方向に回動し、接触部43上を摺動するとともに付勢部材54の付勢力に抗する力を強めて変位する。つまり、連結部材53に設けられた開口部532に対して「第一の移動方向」に力が加わる。したがって、連結部材53に形成された開口部532に押された突出部5221も、さらに右方向に移動しようとする。しかし、「第四の状態」にある副装飾体522は、その板状部5222が連繋部材5211の維持部5211bに接触しているから、それ以上回動することができない(維持部5211bによって副装飾体522の回動が阻止された状態にある(図21(b)等参照))。つまり、突出部5221はそれ以上右方向に移動することができない。そうすると、突出部5221に対して加わった「第一の移動方向」の力は、突出部5221の軸線方向の力として変換されて副装飾体522に伝わる。
具体的には次の通りである。「第四の状態」にある副装飾体522はそれ以上回動することができないから、開口部532から規制部である突出部5221に伝わる「第一の移動方向」への力は、突出部5221の軸線方向に逃がされようとする。本実施形態では、移動部本体51の上部に固定された支持軸518に装飾部本体521が「第二の移動方向」に回動可能に支持されており、この装飾部本体521には副装飾体522が接続されている。したがって、「第一の移動方向」へそれ以上副装飾体522が移動できないとなると、上記「第一の移動方向」への力は、副装飾体522を含めた「第一の状態」にある装飾部材52全体の「第二の移動方向」への力に変換される。すなわち、開口部532の左側面上を規制部である突出部5221がその軸線方向に摺動する方向に逃がされる。詳しくは、連結部材53の「第一の移動方向」への移動によって回動していた副装飾体522が維持部5211bによって回動阻止された状態になった後の連結部材53への「第一の移動方向」への力を利用することで、開口部532と根元部分で接触していた突出部5221が、徐々にその接触部43分が先端側に移動するように変位する(図21(c)等参照)。そのため、この突出部5221が設けられた副装飾体522および装飾部本体521(装飾部材52全体)は、副装飾体522が「第四の状態」である状態を維持したまま表示装置2の表示部21に近づく「第二の移動方向」に移動することになる(図12、図13、図16、図17(b)、図19、および図20(b)等参照)。本実施形態では、「龍」の顔全体が、口を拡げた状態のまま、表示画面の表示部21に近づく方向に移動する。
ここで、表装置の表示部21には、このような装飾部材52の動きに合わせた映像を表示するとよい。例えば、「龍」の口が開いたと同時にその口から炎が噴出しているような映像を表示部21に表示しておき、「龍」の顔全体が表示画面の表示部21に近づく方向に移動するのに合わせて、表示部21に表示される炎の形状を奥行きのある形状(表示部21の奥に向かって炎が噴出されているような印象を与える映像)に変更するようにサブ制御基板(回路)951や表示制御基板(回路)952が制御する構成とすればよい。
第一の被誘導部511および第二の被誘導部512が、第一の誘導部41の右端(終点)および第二の誘導部42の右端(終点)まで移動する、すなわち移動物5全体が「第二の位置」まで移動すると、移動物5がそれ以上動くことができなくなるから、これをもって装飾部材52の「第二の移動方向」への移動が止まる。つまり、装飾部材52が「第二の状態」となる(装飾部材52の「第一の状態」から「第二の状態」までの変位が完了する)。
このように、本実施形態にかかる遊技機1の駆動装置3では、連結部材53が接触部43に接触することにより、副装飾体522が「第三の状態」から「第四の状態」に回動(変位)する。つまり、「龍」の口が閉じた状態から開いた状態まで変位する。そして、さらに移動物5全体を「第一の移動方向」に移動させると、副装飾体522はそれ以上回動(変位)することができないから、突出部5221の軸線方向の力として副装飾体522に伝達される。「第二の移動方向」の動作に関しては装飾部本体521と副装飾体522が一体的に動作するから、装飾部材52全体が「第二の移動方向」に変位する。このように、本実施形態にかかる遊技機1の駆動装置3は、連結部材53が接触部43に接触することによって生ずる表示部21の表示面方向の力を、最初はそのまま表示面方向における副装飾体522の変位として出力させた後、副装飾体522が「第四の状態」となったとき当該表示面方向における副装飾体522の変位がそれ以上不可能となることを巧みに利用して、表示面に対して直交する方向における装飾部材52の変位(表示面に近づく方向の装飾部材52の変位)として出力させる構造を備える。
「第二の位置」まで移動させた移動物5を原位置に戻す(「第一の位置」に向けて移動させる)際には、移動物5を「第一の位置」から「第二の位置」に移動させた場合の回転方向と逆に駆動手段6であるモータを回転させればよい。
かかる方向にモータを回転させると、規制部である突出部5221が開口部532の左側面に押されていた状態が解消され、付勢部材54の付勢力によって連結部材53が左回り(反時計回り)に回動する。つまり、突出部5221に作用していた「第二の移動方向」への力が消滅するから、装飾部材52が「第二の状態」から「第一の状態」まで変位する。
さらにモータを回転させ、移動物5を「第二の位置」の方向に移動させると、連結部材53が接触部43に押されていた状態が解消されるから、付勢部材54の付勢力によって連結部材53がさらに左回りに回動する。連結部材53に形成された開口部532には副装飾体522に設けられた突出部5221が挿入された状態にあるから、「第四の状態」にある副装飾体522が装飾部本体521に近づく方向に回動する。連結部材53と接触部43の接触した状態が完全に解消されると、副装飾体522は装飾部本体521に接触あるいは接触しそうに接近した「第三の状態」となる。
そしてさらにモータを回転させていけば、移動物5に設けられた第一の被誘導部511および第二の被誘導部512が、それぞれ、ベース部材4に形成された第一の誘導部41および第二の誘導部42に誘導されて移動物5が「第一の位置」まで戻る。かかる経路における移動物5(装飾部材52)の動きは、移動物5を「第一の位置」から「第二の位置」に移動させる場合と逆の動きとなる。
なお、上記実施形態では、装飾部材52を構成する副装飾体522に規制部である突出部5221が、連結部材53にその規制部に作用する開口部532が形成されていることを説明したが、副装飾体522に開口部532が形成され、連結部材53にその開口部532に作用する突出部5221が形成された構成としてもよい。この場合、副装飾体522に形成された開口部532が、連結部材53の移動方向を規制する規制部として機能する。また、このような開口部532およびそれに係合する突出部5221という形状は例示である。すなわち、副装飾体522と連結部材53が連動する構成になっていれば、これらの部分の形状は適宜変更可能である。
(本実施形態の主な作用効果)
以上説明した本発明にかかる遊技機1によれば、次のような作用効果が奏される。
本実施形態にかかる遊技機1では、移動物5が第一の位置から第二の位置に移動する際に、連結部材53が接触部43に接触することで付勢部材54の付勢力に抗して副装飾体522が第三の状態から第四の状態に変位する。そして、この副装飾体522が第四の状態にあるところから移動物5がさらに第二の位置に向けて移動することで、装飾部材52が第一の状態から第二の状態に変位する。このように、簡易な構造で移動物5の複数の動きが可能となり、新たな演出効果が発現される。
また、連結部材53と接触部43が接触した状態で連結部材53に対して第一の位置から第二の位置へ向けた第一の移動方向に力を加えることにより、規制部あるいは連結部材53の一方が他方に対して第一の方向と異なる第二の方向に摺動する。つまり、第一の移動方向への力を逃がしながら装飾部材52を第二の移動方向に移動させて第二の状態に変位させることができるため、複数の動きを行う移動物5を効率よく駆動させることが可能となる。
また、副装飾体522あるいは連結部材53の一方に突出部5221を形成し、他方に突出部5221が挿入可能な開口部532を形成し、開口部532に突出部5221が挿入された状態とすることで副装飾体522と連結部材53が連結するように構成されているため、副装飾体522(装飾部材52)と連結部材53を確実に連動させることが可能となる。
また、移動物5が接触位置から第二の位置に移動する際に、副装飾体522に設けられた突出部5221あるいは開口部532の一方が規制部となることで、連結部材53に対して第一の位置から第二の位置へ向けた第一の移動方向に力が加わっても規制部が連結部材53に設けられた突出部5221あるいは開口部532の他方に対して第一の移動方向と異なる第二の移動方向に摺動することより第一の移動方向への力を逃がしながら装飾部材52を第二の状態に変位させる構成であるから、より簡易な構造で移動物5を構成することが可能となる。
また、装飾部本体521に、副装飾体522が第四の状態になってから移動物5が第二の位置に向けて移動することで連結部材53がさらに変位しても第四の状態からの変位を維持する維持部5211bが設けられているから、副装飾体522を確実に第四の状態に維持することが可能となる。
また、規制部は、維持部5211bによって第四の状態を維持している副装飾体522の一部によって構成されるから、さらに簡易な構造で移動物5を構成することができる。
また、移動物5は表示部21の表示面に対して平行に移動するように構成される一方、装飾部材52の第一の状態と第二の状態の変位方向は表示面に対して直角方向である。つまり、移動物5の駆動方向と異なる方向に装飾部材52が駆動するので、単純な駆動(演出)にならないようにすること(優れた演出効果を発現する駆動装置3とすること)ができる。
また、装飾部材52は移動部本体51に回動可能に軸支されると共に、副装飾体522は装飾部本体521に回動可能に軸支され、装飾部材52は副装飾体522と連結部材53が連結することで第一の状態となるように付勢部材54の付勢の作用が掛かるように構成されている。そのため、少ない部材で複数の部材の付勢を行うことが可能であり、より簡易な構造で駆動装置3を構成することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
1 遊技機
2 表示装置
21 表示部
3 駆動装置
4 ベース部材
5 移動物
51 移動部本体
52 装飾部材
521 装飾部本体
5211b 維持部
522 副装飾体
5221 突出部
53 連結部材
532 開口部
54 付勢部材
6 駆動手段

Claims (8)

  1. 遊技状態に応じて駆動する駆動装置を備えた遊技機において、
    前記駆動装置は、ベース部材と、前記ベース部材上の第一の位置と第二の位置の間を移動することで前記表示部の前面側を移動可能な移動物と、前記移動物を駆動するための駆動手段と、を備え、
    前記移動物は、移動部本体と、前記移動部本体に対して第一の状態と第二の状態に変位可能に取り付けられた装飾用の装飾部材と、を備え、
    前記装飾部材は、装飾部本体と、前記装飾部本体に対して第三の状態と第四の状態に変位可能に取り付けられた副装飾体と、を備え、
    前記副装飾体は、付勢力を有する付勢部材と、前記付勢部材に連結された連結部材と、によって前記第三の状態となる方向に付勢され、
    前記ベース部材には、前記移動物が前記第一の位置から前記第二の位置へ移動するのに伴って前記連結部材に接触する接触部が形成され、
    前記移動物が前記第一の位置から前記第二の位置に移動する際に前記連結部材が前記接触部に接触する接触位置に位置することで前記付勢部材の付勢に抗して前記副装飾体が前記第三の状態から前記第四の状態に変位し、
    前記移動物が前記接触位置から前記第二の位置に移動することで、前記連結部材が前記接触部を摺動すると共に前記付勢部材の付勢に抗する力を強めて変位し、前記副装飾体を前記第四の状態に維持したまま前記装飾部材を前記第一の状態から前記第二の状態に変位させることを特徴とする遊技機。
  2. 前記連結部材が前記接触部に接触する接触位置に位置した状態において前記連結部材の移動方向を規制する規制部が前記装飾部材に設けられ、前記規制部に前記連結部材が接触した状態で、前記連結部材に対して前記第一の位置から前記第二の位置へ向けた第一の移動方向に力が加わることで、前記規制部あるいは前記連結部材の一方が他方に対して前記第一の方向と異なる第二の方向に摺動することにより前記第一の移動方向への力を逃がしながら前記装飾部材を前記第二の移動方向に移動させて前記第二の状態に変位させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記副装飾体あるいは前記連結部材の一方に突出部を形成し、他方に前記突出部が挿入可能な開口部を形成し、前記開口部に前記突出部が挿入された状態とすることで前記副装飾体と前記連結部材が連結するように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記移動物が前記接触位置から前記第二の位置に移動する際に、前記副装飾体に設けられた前記突出部あるいは前記開口部の一方が前記規制部となることで、前記連結部材に対して前記第一の位置から前記第二の位置へ向けた前記第一の移動方向に力が加わっても前記規制部が前記連結部材に設けられた前記突出部あるいは前記開口部の他方に対して前記第一の移動方向と異なる第二の移動方向に摺動することより前記第一の移動方向への力を逃がしながら前記装飾部材を前記第二の状態に変位させることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記装飾部本体に、前記副装飾体が前記第四の状態になってから前記移動物が前記第二の位置に向けて移動することで前記連結部材がさらに変位しても前記第四の状態からの変位を維持する維持部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機。
  6. 前記規制部は、前記維持部によって前記第四の状態を維持している前記副装飾体の一部によって構成されることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 表示部が設けられた表示装置を備え、
    前記移動物は前記表示部の表示面に対して平行に移動するように構成される一方、前記装飾部材の前記第一の状態と前記第二の状態の変位方向は前記表示面に対して直角方向であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の遊技機。
  8. 前記装飾部材は前記移動部本体に回動可能に軸支されると共に前記副装飾体は前記装飾部本体に回動可能に軸支され、
    前記装飾部材は、前記副装飾体と前記連結部材が連結することで前記第一の状態となるように前記付勢部材の付勢の作用が掛かるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の遊技機。
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