JP2001299752A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2001299752A JP2000123615A JP2000123615A JP2001299752A JP 2001299752 A JP2001299752 A JP 2001299752A JP 2000123615 A JP2000123615 A JP 2000123615A JP 2000123615 A JP2000123615 A JP 2000123615A JP 2001299752 A JP2001299752 A JP 2001299752A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 血管壁の変位計測に好適なビーム方位と血流
速度計測に好適なビーム方位との設定が煩雑である。 【解決手段】 送受信制御部14が超音波のビーム方位
をステアリングして、各ビーム方位に対して超音波の送
受波を行う。特徴信号検出器42は、受信信号に表れる
血管壁に特徴的な強いエコーを検出する。各ビーム方位
に関する血管壁の特徴信号の振幅が振幅比較器44にて
比較される。振幅は、超音波ビームと血管壁のなす角度
に依存し、角度が垂直に近づくにつれ振幅は大きくな
る。振幅が極大となるビーム方位が、血管壁に直交する
ビーム方位として選択され、血管壁の変位の計測に用い
られる。またこれに所定角度傾斜したビーム方位がドプ
ラシフトを利用した血流速度計測に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波診断装置に
関し、特に超音波ビームの方位を計測に好適な条件に設
定することに関する。
【0002】
【従来の技術】超音波ビームの向きを順次変えることに
よって、断層画像を形成する超音波診断装置がある。一
方、超音波診断装置は、超音波ビームの向きを関心のあ
る特定の方向に設定して、関心領域の診断、観察を行う
ことにも用いられる。
【0003】この後者の第1の例としては、血管壁の変
位の計測がある。血管壁の変位計測においては、超音波
ビームの方位は血管壁に直交するように設定されること
が望ましい。また第2の例としては、ドプラ効果を用い
た血管内の血流速度の測定がある。この場合には、超音
波ビームは血管内の計測点を通り、かつ血管に対して傾
斜した方位を設定される。ちなみに、血管壁の変位と血
流速度とが同時に計測される場合もあった。
【0004】このようにビームを所望の方位に向ける場
合、従来は、事前に得た断層画像を参考にしてユーザが
プローブの向きを操作するという方法が採られていた。
この場合、体表に押し当てられるプローブの向きを変え
たり、スタンドオフを用いることにより体表とプローブ
との角度関係を調節し、超音波ビームの向きが操作され
ていた。また、断層画像形成において行われるセクタ電
子走査の原理に基づいて、ユーザがビーム方位を手動で
調節するビームステアリングが可能な超音波診断装置も
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここでプローブを体表
に押し当てて超音波ビームの向きを変えようとすると、
血管等の測定対象に不要な力が加わり測定結果に影響を
及ぼすという問題があった。またスタンドオフを用いる
と、感度が低下するという問題があった。また、ユーザ
が例えば装置のダイヤル等を操作してビームのステアリ
ングを行うことは、操作性が悪いという問題があった。
【0006】さらに、これら従来のユーザ操作によるビ
ーム方位の設定においては、血管壁の変位と血流速度と
の同時計測を行う場合、血管壁変位計測と血流速度計測
との各々に別個に好適なビーム方位を設定することが難
しいという問題があった。そのため、一方向の超音波ビ
ームの受信信号から血管変位と血流速度とを計測してお
り、計測精度が低下するおそれがあった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、超音波ビーム方位を自動的に設定す
ることが可能な超音波診断装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る超音波診断
装置は、超音波の送受波を行って超音波ビームを形成し
受信信号を取得する送受波手段と、前記受信信号に基づ
いて診断目的に応じた第1目的ビーム方位を決定し、前
記送受波手段に設定する第1ビーム方位設定手段とを含
むものである。
【0009】本発明によれば、送受波手段はプローブか
ら送受波する超音波ビームの方位(ビーム軸線の位置)
を制御可能であって、診断目的に応じた第1目的ビーム
方位が受信信号に基づいて自動的に決定される。
【0010】望ましくは、前記第1ビーム方位設定手段
は、ビーム方位をステアリングするビームステアリング
手段と、前記ステアリングによる各ビーム方位の受信信
号それぞれに対して、検査対象の関心構造を反映した特
徴信号を探索する特徴信号探索手段と、前記各ビーム方
位の前記特徴信号を相互に比較し、その比較に基づいて
前記第1目的ビーム方位を決定する特徴信号比較手段と
を有する。この構成によれば、ビームステアリング手段
は複数のビーム方位に対して超音波ビームを形成する。
通常、ビーム方位を変えると関心構造までの距離もビー
ム方位によって異なる。そのため各ビーム方位上に位置
する関心構造によって生じた特徴信号はそれぞれ送受波
の間に経由する距離に応じて減衰や遅延を受け、相互に
差異を生じる。よって各ビーム方位の特徴信号を比較し
て、各ビーム方位に関し、プローブ上での送受波中心か
ら当該ビーム方位と交差する関心構造までの距離情報を
取得し、それに基づいて関心構造の配置、形状について
の情報を得ることができる。特徴信号比較手段は、この
ような各ビーム方位間での特徴信号の比較に基づいて得
られた関心構造の配置、形状に応じて、第1目的ビーム
方位を決定する。
【0011】本発明の好適な態様は、前記関心構造が血
管の壁構造であり、前記第1目的ビーム方位が、血管壁
に直交する方向であることを特徴とする超音波診断装置
である。血管の壁構造から反射したエコーは受信信号に
特有なピークを生じ、特徴信号探索手段はこれを特徴信
号として探索する。第1目的ビーム方位を血管壁に直交
するように設定することで、超音波の送受波ごとに第1
目的ビーム方位から得られる受信信号での特徴信号の時
間の変化は、血管の径方向に関する血管壁の変位に応じ
たものとなる。よって、この構成は、例えば血管の拡
張、収縮の観察といった目的に適している。
【0012】本発明の他の好適な態様に係る超音波診断
装置は、血管壁に直交する第1目的ビーム方位に対応す
る前記受信信号を利用して血管壁の変位を計測する血管
壁変位計測手段を有する。この構成によれば、第1目的
ビーム方位から得られる受信信号での特徴信号の時間の
変化に基づいて、血管の径方向に関する血管壁の変位量
が精度良く計測される。
【0013】さらに別の本発明に係る超音波診断装置
は、前記第1目的ビーム方位に対して傾斜した第2目的
ビーム方位を前記送受波手段に設定する第2ビーム方位
設定手段と、前記第2目的ビーム方位に対応する前記受
信信号を利用して血流速度を計測する血流速度計測手段
とを有するものである。
【0014】血流速度計測手段はドプラ計測法によって
血流速度を計測することができる。この血流速度計測手
段は、血流に傾斜した向きで血流速度の計測対象領域に
交差する超音波ビームを必要とする。本発明では、血管
に直交した、すなわち血流に直交した第1目的ビーム方
位を基準とし、これに対して傾斜した第2目的ビーム方
位を定める。これにより第2目的ビーム方位は血流に対
して傾斜した向きとなる。
【0015】本発明の好適な態様は、前記第1目的ビー
ム方位に対して傾斜した第2目的ビーム方位を前記送受
波手段に設定する第2ビーム方位設定手段と、前記第1
目的ビーム方位に対応する前記受信信号を利用して血管
壁の変位を計測する血管壁変位計測手段と、前記第2目
的ビーム方位に対応する前記受信信号を利用して血流速
度を計測する血流速度計測手段と、前記血管壁の変位及
び前記血流速度から評価値を演算する評価値演算手段と
を有することを特徴とする超音波診断装置である。本態
様によれば、第1目的ビーム方位への超音波ビームの形
成と第2目的ビーム方位への超音波ビームの形成とは、
別々に時分割で実行される。評価値としては各種のもの
が想定されるが、例えば、血行動態指標としてWave
Intensityがあり、それは血管壁の変位に基
づいて得られる動脈中の圧力Pの時間微分と、血流速度
Uの時間微分との積で定義される。
【0016】本発明に係る超音波診断装置においては、
前記第2ビーム方位設定手段が、前記特徴信号に基づい
て、前記第1目的ビーム方位上に位置し前記血管内に含
まれる観測点を定め、この観測点を通るように前記第2
目的ビーム方位を設定するものである。本発明によれ
ば、第1目的ビーム方位と第2目的ビーム方位とがなす
角度がそのまま、第2目的ビーム方位が血流となす角度
となる。すなわち、第2目的ビーム方位が血流となす角
度を精度良く定めることができ、血流速度が良好な精度
で計測される。
【0017】本発明に係る超音波診断装置においては、
前記特徴信号比較手段が、前記特徴信号の振幅を前記各
受信信号相互間にて比較して前記第1目的ビーム方位を
決定することを特徴とする。特徴信号の振幅は、超音波
ビームの方位と特徴信号を生じる関心構造とのなす角度
に依存する。すなわち、関心構造に垂直に交わるほど、
基本的に特徴信号の振幅も大きい。本発明によれば、特
徴信号の振幅から関心構造の形状情報を得て、それに基
づいて第1目的ビーム方位が決定される。
【0018】望ましくは、前記特徴信号比較手段は、前
記特徴信号が最大振幅となることに基づいて、前記第1
目的ビーム方位を決定する。特徴信号が最大振幅となる
ような関心構造上の点においては、超音波ビームは関心
構造の表面と直交する。よって特徴信号が最大振幅とな
ることに基づいて、関心構造の表面に直交する、又は直
交に近い状態となる第1目的ビーム方位を定めることが
できる。
【0019】本発明に係る超音波診断装置においては、
前記特徴信号比較手段が、前記特徴信号の発生タイミン
グを前記各受信信号相互間にて比較して前記第1目的ビ
ーム方位を決定することを特徴とする。特徴信号が受信
されるタイミングは、プローブにおける超音波ビームの
送受波の中心点と特徴信号を生じる関心構造との距離に
依存する。すなわち、関心構造までの距離が近いほど、
基本的に特徴信号の受信タイミングが早い。本発明によ
れば、特徴信号の受信タイミングから関心構造の形状情
報を得て、それに基づいて第1目的ビーム方位が決定さ
れる。
【0020】望ましくは、前記特徴信号比較手段は、前
記超音波ビームの送波から前記特徴信号の受波までの経
過時間が最小となることに基づいて、前記第1目的ビー
ム方位を決定する。プローブにおける超音波ビームの送
受波の中心点との距離が極小となるような関心構造上の
点においては、超音波ビームは関心構造の表面と直交す
る。よって特徴信号の受信タイミングが最も早いことに
基づいて、関心構造の表面に直交する、又は直交に近い
状態となる第1目的ビーム方位を定めることができる。
【0021】望ましくは、前記特徴信号比較手段は、前
記特徴信号の発生タイミング及び振幅を前記各受信信号
相互間にて比較して前記第1目的ビーム方位を決定す
る。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0023】[実施の形態1]図1には、本発明に係る
第1の実施の形態である超音波診断装置の全体構成がブ
ロック図として示されている。本装置は、特に血管の性
状や心臓の機能などを診断する機能を有している。
【0024】図1において、プローブ10は、超音波パ
ルスの送波及びエコーの受波を行う超音波探触子であ
る。このプローブ10はアレイ振動子を有しており、そ
のアレイ振動子の電子走査によって超音波ビームが電子
的に走査される。その電子走査方式としては例えば電子
リニア走査や電子セクタ走査などを挙げることができ
る。
【0025】送受信部12は、プローブ10に対して送
信信号を供給する送信回路と、プローブ10からの受信
信号に対して増幅や整相加算などの処理を行う受信回路
とを含んで構成される。
【0026】送受信制御部14は、送信ビームの形成及
び受信ビームの形成を行うための送受信制御を実行して
いる。
【0027】受信信号処理部16は、断層画像形成部1
8、変位演算部20、速度演算部22、評価値演算部2
4を含んで構成される。
【0028】断層画像形成部18は、受信信号から断層
画像すなわちBモード画像を形成する回路である。形成
された断層画像のイメージ情報は表示処理部30に出力
される。
【0029】変位演算部20は、血管壁の位置の変位を
演算する回路である。この変位演算部20は、前壁の位
置と後壁の位置とから血管径を演算する機能を有してい
る。具体的には、変位演算部20は、後に示す変位計測
ライン上に設定されたトラッキングゲートにおいて、血
管壁の位置をトラッキングする機能を有している。血管
壁は比較的強いエコーを生じるため、エコーデータのレ
ベルを所定の閾値とを比較することによって、血管壁に
より生じる特徴的な強い信号を検知することができる。
そして、この特徴信号に基づいて血管壁の変位がトラッ
キングされる。また変位演算部20は変位計測ライン上
に血管の中点を含むサンプルゲートを設定する。このサ
ンプルゲートは、後述するドプラビーム方位の設定にお
いて利用される。
【0030】ドプラビーム方位上には、変位計測ライン
との交点近傍に血流速度サンプルゲートが設定される。
速度演算部22は、この血流速度サンプルゲート内のエ
コーデータを参照し、そのエコーデータからドプラ情報
を抽出して速度情報を求め、それらの平均値として血流
速度を演算する回路である。
【0031】変位演算部20で演算された血管径を表す
変位信号及び速度演算部22で演算された血流速度を表
す血流速度信号は、表示処理部30及び評価値演算部2
4に出力されている。
【0032】評価値演算部24は血管径及び血流速度か
ら、評価値としてのWave Intensityを演
算する回路である。評価値演算部24では、血流速度信
号から血流速度の時間微分が演算され、また変位信号に
基づいて血圧の時間微分が演算され、それら微分結果が
乗算される。この乗算結果がWave Intensi
tyである。
【0033】表示処理部30は、表示器32に表示する
表示画像を構成する回路である。表示処理部30は画像
合成機能などを有している。
【0034】本装置は変位計測ライン及びドプラビーム
方位を受信信号に基づいて自動的に設定するビーム方位
自動設定機能を有している。この機能は、送受信制御部
14及びビーム方位決定部40により実現され、血管壁
に直交し、血管壁の変位計測に適した変位計測ラインと
なる第1の目的ビーム方位と、血流に対して傾斜したド
プラビーム方位となる第2の目的ビーム方位とが設定さ
れる。これらの2つのビーム方位が同一の走査面に含ま
れるように、ビーム方位自動設定は、断層画像上に血管
の縦断面が捉えられた状態で起動するのが好適である。
【0035】ビーム方位自動設定機能がユーザにより起
動されると、送受信制御部14は、異なるビーム方位に
対して超音波の送受波を行う。送受信制御部14は、例
えばセクタ走査が行われるように送受信部12を制御す
る。この場合、プローブ10から互いに異なる角度に対
して超音波ビームの送受波が行われる。
【0036】ビーム方位決定部40は電子走査により得
られる各ビーム方位についての受信信号を入力される。
特徴信号検出器42は、各ビーム方位についての受信信
号を探索して、当該信号に含まれうる血管壁に起因する
強いエコーを特徴信号として検出する。なお、特徴信号
は一般的に血管の前壁と後壁とのそれぞれから得られ
る。振幅比較器44は、前壁、後壁のいずれか一方、又
は両方の特徴信号の振幅を各ビーム方位ごとに求める。
この振幅は超音波ビームと血管壁とのなす角度が垂直に
なるにつれて大きくなる。よって、振幅が極大となるビ
ーム方位は、血管壁に直交していることが期待される。
本装置の振幅比較器44は、上記各ビーム方位間で特徴
信号の振幅を比較して、振幅が極大となるビーム方位を
第1の目的ビーム方位として選択する。また振幅に極大
点が生じない場合には、最大となる点でのビーム方位が
血管壁となす角度が走査範囲内で最も直角に近いであろ
うとして、これを第1の目的ビーム方位として選択す
る。
【0037】このように選択された第1目的ビーム方位
は、ビーム方位設定器46に入力され、ビーム方位設定
器46が送受信制御部14に対し第1目的ビーム方位を
指示する。
【0038】また第1目的ビーム方位は血流速度ビーム
方向設定器48にも入力される。血流速度ビーム方向設
定器48は、第1目的ビーム方位に対して走査面内で所
定角度だけ傾斜した方位を第2目的ビーム方位(ドプラ
ビーム方位)として定め、これを送受信制御部14へ指
示する。第2目的ビーム方位は、変位演算部20から得
られる変位計測ライン上のサンプルゲートを通るように
設定される。そのため、プローブ10にて、第1目的ビ
ーム方位の超音波ビームの送受波に対する送受信開口
と、第2目的ビーム方位の超音波ビームの送受波に対す
る送受信開口とは、基本的に互いにずれている。ドプラ
ビーム方位上の血管の中点近傍には上述した血流速度サ
ンプルゲートが設定され、速度演算部22はこの血流速
度サンプルゲート内の血流速度を測定する。
【0039】送受信制御部14は、例えばWave I
ntensityを計測する場合には、送受信部12に
対して交互に第1目的ビーム方位、第2目的ビーム方位
を設定し、それに対応して受信信号処理部16では血管
壁の変位の計測と血流速度の計測とが交互に行われる。
【0040】なお、上述の例では血管壁が直線状であっ
てセクタ走査が行われる場合を説明したが、血管壁が曲
線状である場合には、リニア走査を行って、振幅が極
大、又は極小になるビーム軸の位置を血管壁に直交する
第1目的ビーム方位として設定することもできる。
【0041】図2には、図1に示した表示器32に表示
される画像の一例が示されている。当該画像の左側には
断層画像60が表示される。その断層画像60は血管6
2の縦断面を含んでいる。すなわち、この断層画像60
はプローブを血管に対して正しく位置決めした状態にお
いて取り込まれたものである。
【0042】断層画像60上において、上述のビーム方
位自動設定機能により探索された第1目的ビーム方位が
変位計測ライン64として設定される。変位計測ライン
64上にはユーザ設定によりトラッキングゲートA,B
が設定される。ここで、トラッキングゲートAは前壁6
6の内膜66Aを含んで設定されるものであり、トラッ
キングゲートBは後壁68の内膜68Aを含んで設定さ
れる。このトラッキングゲートA,B内においてエコー
データが参照され、そのエコーデータのレベルを基準と
して内膜66A,68Aが自動的に特定され、また血管
62の変動に伴って内膜66A及び68Aの位置が追従
検出される。例えば、その追従は、受信信号の位相の変
化に基づいて行われる。
【0043】本装置においては、上記のように血管の前
壁と後壁の位置が特定されると、その中点を基準として
血管70内に変位計測ライン上のサンプルゲートが自動
的かつ動的に設定される。この設定されたサンプルゲー
トを通り、かつ変位計測ライン64に対して所定の角度
θだけ傾いた第2目的ビーム方位が血流速度ビーム方向
設定器48によってドプラビーム方位として設定され、
このドプラビーム方位72が断層画像上に表示される。
またドプラビーム方位上には血流速度サンプルゲートS
が設定され、これが断層画像上に表示される。この血流
速度サンプルゲートSの幅はユーザにより自在設定可能
である。
【0044】表示画面の右側には、互いに時間軸を平行
とした複数のグラフが表示される。具体的には、変位計
測ライン上でのエコーを時系列に表示したMモード画像
80、トラッキングゲートAにてトラッキングされた前
壁66の変位波形82、トラッキングゲートBにてトラ
ッキングされた後壁68の変位波形84、それらの変位
波形82,84の間の距離として演算される血管径の変
化波形86が表示される。さらにその下段には、サンプ
ルゲートSでの血流速度波形88が表示され、その下段
には図1には示さない心電計から入力される心電図90
が補助情報として表示される。また、これらと合わせ
て、評価値演算部24から得られるWave Inte
nsity等の評価値を表示することもできる。
【0045】図3は、本装置におけるビーム方位自動設
定の動作を説明するフロー図である。ユーザは、プロー
ブ10を走査して、表示器32に診断部位、例えば頸動
脈の血管縦断面を表示させる(S100)。ユーザは断
層画像上に表示される変位計測ライン64をトラックボ
ール等の操作によりマニュアルで目的とする計測位置を
指定する(S105)。このマニュアルで設定された変
位計測ラインを用いて血管壁の変位等の計測を行うこと
もできるが、本装置では、変位計測ラインを基準とし
て、より好適な変位計測ライン、ドプラビーム方位の設
定を行う。このビーム方位自動設定動作は、ユーザが本
装置に設けられるボタン等を操作して起動される(S1
10)。
【0046】送受信制御部14は、ユーザが設定した変
位計測ラインを中心として、その両側に振れるように超
音波ビームをステアリング制御する(S115)。これ
により得られた各ビーム方位からの特徴信号の振幅が振
幅比較器44により比較され(S120)、血管壁から
の特徴信号の振幅が極大となるビーム方位を血管壁に垂
直方向の第1目的ビーム方位として選択する(S12
5)。この血管壁に直交する第1目的ビーム方位が自動
設定により得られた変位計測ラインとして設定され、血
管壁の変位計測時にビーム方位設定器46から送受信制
御部14に設定される(S130)。また設定された変
位計測ラインの情報は血流速度ビーム方向設定器48に
入力される。血流速度ビーム方向設定器48は、この変
位計測ラインに対して所定角度θだけ傾斜し、かつ変位
計測ラインの血管中央付近に設定されるサンプルゲート
を通る第2目的ビーム方位を血流速度計測に用いるドプ
ラビーム方位として設定する(S135)。
【0047】本装置においては、変位計測ラインとドプ
ラビーム方位とが上述のように自動設定され、これらを
用いて血管変位計測と血流速度計測とが行われる(S1
40)。
【0048】なお、上述の例では、ユーザが目的とする
計測位置を指定するために、ビーム方位の自動設定の開
始に際して変位計測ラインを指定したが、このようなユ
ーザ指定は必ずしも行わなくても各ビーム方位の自動設
定は可能である。
【0049】[実施の形態2]図4には、本発明に係る
第2の実施の形態である超音波診断装置の全体構成がブ
ロック図として示されている。図4において、図1と同
様の構成要素には同一の符号を付し、説明を簡単にす
る。
【0050】本装置が第1の実施の形態の装置と異なる
点は、振幅比較器44に代えて遅延時間比較器150を
有している点である。本装置では、遅延時間比較器15
0により第1目的ビーム方位が決定される。他の点につ
いては、第1の実施の形態と基本的に同様であるので、
以下、この第1の実施の形態との相違点についてのみ説
明する。
【0051】特徴信号検出器42は、送受信制御部14
によるステアリングにより得られる各ビーム方位の受信
信号から血管壁に起因する特徴信号を検出する。遅延時
間比較器150は、超音波ビームの送信から特徴信号の
受信までの遅延時間を各ビーム方位ごとに求める。この
遅延時間はビームの送信ポイントとそのビームを反射し
た血管壁との距離が長くなるにつれて長くなる。よっ
て、遅延時間が極小となるビーム方位は、血管壁に直交
していることが期待される。本装置の遅延時間比較器4
4は、上記各遅延時間を比較して、遅延時間が極小とな
るビーム方位を第1の目的ビーム方位として選択する。
また遅延時間に極小点が生じない場合には、最小となる
点でのビーム方位が血管壁となす角度が走査範囲内で最
も直角に近いであろうとして、これを第1の目的ビーム
方位として選択する。
【0052】このように選択された第1目的ビーム方位
は、ビーム方位設定器46に入力され、ビーム方位設定
器46が送受信制御部14に対し第1目的ビーム方位を
指示する。
【0053】[実施の形態3]図5には、本発明に係る
第3の実施の形態である超音波診断装置の全体構成がブ
ロック図として示されている。図5において、図1又は
図4と同様の構成要素には同一の符号を付し、説明を簡
単にする。
【0054】本装置が第1、第2の実施の形態の装置と
異なる点は、第1目的ビーム方位の決定が、振幅比較器
44と遅延時間比較器150との両方の比較結果に基づ
いて行われる点である。他の点については、第1、第2
の実施の形態と基本的に同様であるので、以下、第1、
第2の実施の形態との相違点についてのみ説明する。
【0055】特徴信号検出器42での特徴信号の検出結
果は、振幅比較器44と遅延時間比較器150との両方
に入力される。判定器160は、これら振幅比較器44
と遅延時間比較器150との比較結果を入力され、それ
らに基づいて第1目的ビーム方位を決定する。
【0056】例えば、振幅比較器44が振幅が極大とな
るビーム方位を選択し、遅延時間比較器150が遅延時
間が極小となるビーム方位を選択する構成とし、判定器
160がこれら両方位の中間の方位を第1目的ビーム方
位として決定することができる。
【0057】また、遅延時間は、送受波の開口中心と超
音波ビームが反射される血管壁との距離dに比例し、一
方、振幅は距離dが増加するに従って指数関数的に減衰
する。そこで、遅延時間と振幅の対数とを適当な重み付
け平均し、その平均値が極値となるビーム方位を第1目
的ビーム方位として決定することもできる。
【0058】
【発明の効果】本発明の超音波診断装置によれば、関心
構造からのエコーに含まれる特徴信号に基づいて、その
関心構造と所定の角度で交差するビーム方位が自動的に
設定され、装置の操作性が向上する。また、特に血管を
測定対象とした場合、血管壁の変位の計測を行うビーム
方位と血流速度の計測を行うビーム方位とのそれぞれが
好適に自動設定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態である超音波診断
装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 表示器に表示される画像の一例を示す模式図
である。
【図3】 ビーム方位自動設定の動作を説明するフロー
図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態である超音波診断
装置の全体構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第3の実施の形態である超音波診断
装置の全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 プローブ、12 送受信部、14 送受信制御
部、18 断層画像形成部、20 変位演算部、22
速度演算部、24 評価値演算部、32 表示器、40
ビーム方位決定部、42 特徴信号検出器、44 振
幅比較器、46ビーム方位設定器、48 血流速度ビー
ム方向設定器、150 遅延時間比較器、160 判定
器。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波の送受波を行って超音波ビームを
    形成し受信信号を取得する送受波手段と、 前記受信信号に基づいて診断目的に応じた第1目的ビー
    ム方位を決定し、前記送受波手段に設定する第1ビーム
    方位設定手段と、 を含むことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超音波診断装置におい
    て、 前記第1ビーム方位設定手段は、ビーム方位をステアリ
    ングするビームステアリング手段と、 前記ステアリングによる各ビーム方位の受信信号それぞ
    れに対して、検査対象の関心構造を反映した特徴信号を
    探索する特徴信号探索手段と、 前記各ビーム方位の前記特徴信号を相互に比較し、その
    比較に基づいて前記第1目的ビーム方位を決定する特徴
    信号比較手段と、 を有することを特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の超音波診断装置におい
    て、 前記関心構造は、血管の壁構造であり、前記第1目的ビ
    ーム方位は、血管壁に直交する方向であること、 を特徴とする超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の超音波診断装置におい
    て、 前記第1目的ビーム方位に対応する前記受信信号を利用
    して血管壁の変位を計測する血管壁変位計測手段を有す
    ることを特徴とする超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載の超音波診
    断装置において、 前記第1目的ビーム方位に対して傾斜した第2目的ビー
    ム方位を前記送受波手段に設定する第2ビーム方位設定
    手段と、 前記第2目的ビーム方位に対応する前記受信信号を利用
    して血流速度を計測する血流速度計測手段と、 を有することを特徴とする超音波診断装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の超音波診断装置におい
    て、 前記第1目的ビーム方位に対して傾斜した第2目的ビー
    ム方位を前記送受波手段に設定する第2ビーム方位設定
    手段と、 前記第1目的ビーム方位に対応する前記受信信号を利用
    して血管壁の変位を計測する血管壁変位計測手段と、 前記第2目的ビーム方位に対応する前記受信信号を利用
    して血流速度を計測する血流速度計測手段と、 前記血管壁の変位及び前記血流速度から評価値を演算す
    る評価値演算手段と、を有することを特徴とする超音波
    診断装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6に記載の超音波診
    断装置において、 前記第2ビーム方位設定手段は、前記特徴信号に基づい
    て、前記第1目的ビーム方位上に位置し前記血管内に含
    まれる観測点を定め、この観測点を通るように前記第2
    目的ビーム方位を設定することを特徴とする超音波診断
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項2から請求項7のいずれかに記載
    の超音波診断装置において、 前記特徴信号比較手段は、前記特徴信号の振幅を前記各
    受信信号相互間にて比較して前記第1目的ビーム方位を
    決定することを特徴とする超音波診断装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の超音波診断装置におい
    て、 前記特徴信号比較手段は、前記特徴信号が最大振幅とな
    ることに基づいて、前記第1目的ビーム方位を決定する
    ことを特徴とする超音波診断装置。
  10. 【請求項10】 請求項2から請求項7のいずれかに記
    載の超音波診断装置において、 前記特徴信号比較手段は、前記特徴信号の発生タイミン
    グを前記各受信信号相互間にて比較して前記第1目的ビ
    ーム方位を決定することを特徴とする超音波診断装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の超音波診断装置にお
    いて、 前記特徴信号比較手段は、前記超音波ビームの送波から
    前記特徴信号の受波までの経過時間が最小となることに
    基づいて、前記第1目的ビーム方位を決定することを特
    徴とする超音波診断装置。
  12. 【請求項12】 請求項2から請求項7のいずれかに記
    載の超音波診断装置において、 前記特徴信号比較手段は、前記特徴信号の発生タイミン
    グ及び振幅を前記各受信信号相互間にて比較して前記第
    1目的ビーム方位を決定することを特徴とする超音波診
    断装置。
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