JPH02126836A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- JPH02126836A JPH02126836A JP1179742A JP17974289A JPH02126836A JP H02126836 A JPH02126836 A JP H02126836A JP 1179742 A JP1179742 A JP 1179742A JP 17974289 A JP17974289 A JP 17974289A JP H02126836 A JPH02126836 A JP H02126836A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、超音波ビームを生体に走査してMモード表示
像(モーション像)、Bモード表示像(Tomogra
phy) r Dモード表示像(血流速像)。
像(モーション像)、Bモード表示像(Tomogra
phy) r Dモード表示像(血流速像)。
DFモード表示像(CFM像: Co1or Fl’o
wMapping像)等の超音波画像を得て診断のため
の表示に供する超音波診断装置に関する。
wMapping像)等の超音波画像を得て診断のため
の表示に供する超音波診断装置に関する。
(従来の技術)
この稲の超音波診断装置を用いて循環器官として心臓を
画像診断することが行われる。このような診断に際して
、医師等は、診断対象の心臓の解剖学的情報を得るため
にBモード表示像を得るか或いは心臓の機能情報を得る
ためにMモード表示像を得ると共に、心臓の中を流れる
血流の振る舞いを知るために、Dモード表示像やDFモ
ード表示像を得るようにしている。
画像診断することが行われる。このような診断に際して
、医師等は、診断対象の心臓の解剖学的情報を得るため
にBモード表示像を得るか或いは心臓の機能情報を得る
ためにMモード表示像を得ると共に、心臓の中を流れる
血流の振る舞いを知るために、Dモード表示像やDFモ
ード表示像を得るようにしている。
特に、Bモード表示像とDモード表示像とを同時に得て
、これらを同時に観察することは非常に良く行われる診
断態様であり、且つ効果的に心臓の診断結果が得られる
ものとなっている。この場合、Dモード表示は、ドプラ
効果を利用したものであって、この場合の移動体は一般
には血流(血球)であるので、ドプラ効果を生じさせる
ためには、必然的に、血流方向と超音波ビームのなす角
が非直交である必要がある。
、これらを同時に観察することは非常に良く行われる診
断態様であり、且つ効果的に心臓の診断結果が得られる
ものとなっている。この場合、Dモード表示は、ドプラ
効果を利用したものであって、この場合の移動体は一般
には血流(血球)であるので、ドプラ効果を生じさせる
ためには、必然的に、血流方向と超音波ビームのなす角
が非直交である必要がある。
そして、血流方向は体表に沿う方向であるため、体表に
直交する方向に超音波ビームを送受信するリニア走査は
不向きであり、体表に非直交する方向、つまり斜めに超
音波ビームを送受信するセクタ走査が適している。
直交する方向に超音波ビームを送受信するリニア走査は
不向きであり、体表に非直交する方向、つまり斜めに超
音波ビームを送受信するセクタ走査が適している。
(発明が解決しようとする課題)
しかし乍、セクタ走査によるBモード表示像は扇型であ
って、プローブに近い所の視野は非常に狭いので、他の
走査法として例えばリニア走査によるBモード表示像の
如く四角形像や台形走査による台形像等の他の走査によ
るものと比べると、画像観察がしずらいものである。
って、プローブに近い所の視野は非常に狭いので、他の
走査法として例えばリニア走査によるBモード表示像の
如く四角形像や台形走査による台形像等の他の走査によ
るものと比べると、画像観察がしずらいものである。
そこで本発明の目的は、観察が容易にして循環器官を診
断できるようにした超音波1診断装置を提供することに
ある。
断できるようにした超音波1診断装置を提供することに
ある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明にかかる超音波診断装置は、リニア走査用プロー
ブから被検者に対して送受波される超音波ビームをリニ
ア走査する送受信部と、オペレータの所望により、前記
超音波ビームの伝搬路上の任意の位置にサンプルポイン
トを設定するためのサンプルポイント設定手段と、オペ
レータの所望により、前記超音波ビームの偏向角を任意
の値に設定するための偏向角設定手段と、この偏向角設
定手段により偏向角を再設定したとき、既に設定されて
いる前記サンプルポイントの被検者上での位置が固定化
され、該固定化されたサンプルポイントの位置が、前記
再設定した偏向角の下での超音波ビームのサンプルポイ
ントとなるように前記サンプルポイント設定手段の設定
値が変更される変更手段と、前記サンプルポイントにお
ける受信信号を周波数分析してドプラ偏移周波数fdを
求め、該ドプラ偏移周波数fdより前記被検者の血流速
情報を算出するDモード処理器を少(とも有する映像系
とを具備したことを特徴とする。
ブから被検者に対して送受波される超音波ビームをリニ
ア走査する送受信部と、オペレータの所望により、前記
超音波ビームの伝搬路上の任意の位置にサンプルポイン
トを設定するためのサンプルポイント設定手段と、オペ
レータの所望により、前記超音波ビームの偏向角を任意
の値に設定するための偏向角設定手段と、この偏向角設
定手段により偏向角を再設定したとき、既に設定されて
いる前記サンプルポイントの被検者上での位置が固定化
され、該固定化されたサンプルポイントの位置が、前記
再設定した偏向角の下での超音波ビームのサンプルポイ
ントとなるように前記サンプルポイント設定手段の設定
値が変更される変更手段と、前記サンプルポイントにお
ける受信信号を周波数分析してドプラ偏移周波数fdを
求め、該ドプラ偏移周波数fdより前記被検者の血流速
情報を算出するDモード処理器を少(とも有する映像系
とを具備したことを特徴とする。
(作用)
このような構成によれば、当初、あるサンプルポイント
を設定すると、このサンプルポインの位置が変わらない
ようにして、ドプラモードにおける所望の振り角での斜
めリニアスキャンが行われるべく振動子口径制御を含む
振動子選択制御や遅延量制御とフォーカス制御が行われ
る。従って、振り角が変わっても同じ位置のドプラ情報
を自動的に得るようになり、操作が容易にして高精度の
診断を行うことができる。
を設定すると、このサンプルポインの位置が変わらない
ようにして、ドプラモードにおける所望の振り角での斜
めリニアスキャンが行われるべく振動子口径制御を含む
振動子選択制御や遅延量制御とフォーカス制御が行われ
る。従って、振り角が変わっても同じ位置のドプラ情報
を自動的に得るようになり、操作が容易にして高精度の
診断を行うことができる。
(実施例)
先ず、実施例の説明に先立ち、この種の超音波診断装置
の走査方式を説明する。超音波診断装置の走査方式の典
型例としてリニア走査方式とセクタ走査方式がある。
の走査方式を説明する。超音波診断装置の走査方式の典
型例としてリニア走査方式とセクタ走査方式がある。
リニア走査方式は、超音波ビームを、その送波(受渡)
点と送波(受波)方向とについて一体で直線移動させる
方式であり、セクタ走査方式は超音波ビームを、その送
波(受波)点を固定とし且つ送波(受渡)方向を変化さ
せる方式である。
点と送波(受波)方向とについて一体で直線移動させる
方式であり、セクタ走査方式は超音波ビームを、その送
波(受波)点を固定とし且つ送波(受渡)方向を変化さ
せる方式である。
この場合、走査を行う方法には、機械的に行う方法と電
気的に行う方法があるが、これ以降では代表的な電気的
に行う方法によるものとして説明する。
気的に行う方法があるが、これ以降では代表的な電気的
に行う方法によるものとして説明する。
通常、上記超音波ビームは、単一の超音波振動子によっ
て送波(受波)されるものではなく、複数の超音波振動
子によって送波(受渡)されるものである。この場合、
送波(受波)における超音波ビームを作り出す超音波振
動子群を、以下、同時駆動振動子群と呼ぶ。
て送波(受波)されるものではなく、複数の超音波振動
子によって送波(受渡)されるものである。この場合、
送波(受波)における超音波ビームを作り出す超音波振
動子群を、以下、同時駆動振動子群と呼ぶ。
すなわち、リニア走査方式では同時駆動振動子群を直線
移動させ、リニア走査方式では同時駆動振動子群を固定
とし且つ各振動子からの各ビームを位相制御法により整
合して送波(受渡)方向を変化させるようにしている。
移動させ、リニア走査方式では同時駆動振動子群を固定
とし且つ各振動子からの各ビームを位相制御法により整
合して送波(受渡)方向を変化させるようにしている。
この場合、リニア走査方式では、同一の同時駆動振動子
群を実際に動かすことをしないで、多数の超音波振動子
群の内で同時駆動振動子群とすべき振動子側々を電気的
スイッチングにより1つ又は複数について順次ずらしな
がら一群の位置が順々に変わるようにしている。
群を実際に動かすことをしないで、多数の超音波振動子
群の内で同時駆動振動子群とすべき振動子側々を電気的
スイッチングにより1つ又は複数について順次ずらしな
がら一群の位置が順々に変わるようにしている。
例えば、リニア走査方式では、256個の如き多数の超
音波振動子を並設してなるリニア走査用アレイ型超音波
プローブを用い、セクタ走査方式では、リニア走査方式
よりも少ない例えば56個の如き多数の超音波振動子を
並設してなるセクタ走査用アレイ型超音波プローブを用
いる。そして、リニア走査方式では、リニア走査用アレ
イ型超音波プローブにおける組合せの異なる複数個の超
音波振動子群を同時駆動振動子群としている。また、セ
クタ走査方式では、セクタ走査用アレイ型超音波プロー
ブの全ての超音波振動子を同時駆動振動子群(SDTG
)としている。
音波振動子を並設してなるリニア走査用アレイ型超音波
プローブを用い、セクタ走査方式では、リニア走査方式
よりも少ない例えば56個の如き多数の超音波振動子を
並設してなるセクタ走査用アレイ型超音波プローブを用
いる。そして、リニア走査方式では、リニア走査用アレ
イ型超音波プローブにおける組合せの異なる複数個の超
音波振動子群を同時駆動振動子群としている。また、セ
クタ走査方式では、セクタ走査用アレイ型超音波プロー
ブの全ての超音波振動子を同時駆動振動子群(SDTG
)としている。
また、表示モードには、Mモード表示、Bモード表示、
Dモード表示、DFモモ−表示等がある。
Dモード表示、DFモモ−表示等がある。
Mモード表示は、ある特定位置を走査するビームについ
てその受波信号を包路線検波したものの時間軸上での変
化を表示するものであり、Bモード表示は、超音波ビー
ムにより2次元的に広い範囲に亙って走査してその受渡
信号を包絡線検波したもののを前記広い範囲に対応して
2次元的に画像合成して断層像を表示するものである。
てその受波信号を包路線検波したものの時間軸上での変
化を表示するものであり、Bモード表示は、超音波ビー
ムにより2次元的に広い範囲に亙って走査してその受渡
信号を包絡線検波したもののを前記広い範囲に対応して
2次元的に画像合成して断層像を表示するものである。
Dモード表示は、ドプラ効果を利用したものであり、移
動体は一般には血流(血球)である。このDモード表示
には、使用する超音波の形態によりPWDモード(パル
スドプラ法)、CWDモード(連続波ドプラ法)とがあ
り、PwDモードによれば任意の特定点の血流パターン
を知ることができ、CWDモードによれば最高流速を知
ることができる。
動体は一般には血流(血球)である。このDモード表示
には、使用する超音波の形態によりPWDモード(パル
スドプラ法)、CWDモード(連続波ドプラ法)とがあ
り、PwDモードによれば任意の特定点の血流パターン
を知ることができ、CWDモードによれば最高流速を知
ることができる。
Dモード表示における情報の検出は次のようにして行う
。例えば、PWDモードでは、例えば生体内の血管に対
し、その血管走行方法に非直交する方向に超音波パルス
ビームを送波し、その受波信号の中で特定点(位置)か
らの信号のみを取出(サンプリング)シ、その信号を高
速フーリエ変換処理等により周波数解析し、血流パター
ンを知るようにしている。上述したPWDモードは、特
定点についてのドツプラ情報を得る、つまりワン・ポイ
ント・ドツプラ計測であり、これを多点に拡張した、つ
まり多ポイント・ドツプラ計測のものがDFモモ−表示
である。
。例えば、PWDモードでは、例えば生体内の血管に対
し、その血管走行方法に非直交する方向に超音波パルス
ビームを送波し、その受波信号の中で特定点(位置)か
らの信号のみを取出(サンプリング)シ、その信号を高
速フーリエ変換処理等により周波数解析し、血流パター
ンを知るようにしている。上述したPWDモードは、特
定点についてのドツプラ情報を得る、つまりワン・ポイ
ント・ドツプラ計測であり、これを多点に拡張した、つ
まり多ポイント・ドツプラ計測のものがDFモモ−表示
である。
DFモモ−表示は、例えば相関方式であれば、同一部位
を複数回に亙って走査し、その複数の受波信号間の相関
関係に基づき、CFM像としての血流のプロフィール(
血流方向、平均流速、流速分散度、血流方向のパワー等
)を、輝度1色相。
を複数回に亙って走査し、その複数の受波信号間の相関
関係に基づき、CFM像としての血流のプロフィール(
血流方向、平均流速、流速分散度、血流方向のパワー等
)を、輝度1色相。
色調のレベルで表示するようにしている。このDFモモ
−表示は、Mモード表示やBモード表示と併用されるの
が常であり、MDFモード表示やBDFモード表示と称
される。
−表示は、Mモード表示やBモード表示と併用されるの
が常であり、MDFモード表示やBDFモード表示と称
される。
一方、従来の技術の項で既に述べたように、実際の装置
にあって、PWDモード表示は、ドプラ効果の原理の関
係からセクタ走査に適用されることが多い。これは、ド
プラ効果の利用にあっては、血流の方向と超音波ビーム
のなす角が非直交である必要があるためであり、この点
でセクタ走査は超音波ビームを斜めに振るものであ、る
がら適用が容易である。しかし乍、セクタ走査にょるB
モード表示像は扇形であるため、リニア走査にょるBモ
ード表示像の如く四角形像や台形走査による台形像等の
他の走査によるものと比べると、画像観察がしずらいも
のである。
にあって、PWDモード表示は、ドプラ効果の原理の関
係からセクタ走査に適用されることが多い。これは、ド
プラ効果の利用にあっては、血流の方向と超音波ビーム
のなす角が非直交である必要があるためであり、この点
でセクタ走査は超音波ビームを斜めに振るものであ、る
がら適用が容易である。しかし乍、セクタ走査にょるB
モード表示像は扇形であるため、リニア走査にょるBモ
ード表示像の如く四角形像や台形走査による台形像等の
他の走査によるものと比べると、画像観察がしずらいも
のである。
そこで、近時に至って、発明者は、画像の観察が容品な
リニア走査にょるBモード表示像を得るべく、リニア走
査用プローブを用い、Dモード表示に関し、所望の偏向
角で斜めリニア走査を行うことを検討した。
リニア走査にょるBモード表示像を得るべく、リニア走
査用プローブを用い、Dモード表示に関し、所望の偏向
角で斜めリニア走査を行うことを検討した。
この検討における検討段階の装置では、コンソール上に
例えば偏向角設定用つまみを設け、このつまみを右又は
左に回すことにより、偏向角を設定することができるよ
うにした。また、同コンソール上にはサンプルポイント
を設定するサンプルポイント設定手段を設けた。そして
、通常のBモ−ド表示のためのリニア走査と、設定され
た偏向角の下でのPWDモード表示のための走査とを超
音波ラスク毎に行い、Bモード表示用データとPWDモ
ード表示用データとを得るようにした。
例えば偏向角設定用つまみを設け、このつまみを右又は
左に回すことにより、偏向角を設定することができるよ
うにした。また、同コンソール上にはサンプルポイント
を設定するサンプルポイント設定手段を設けた。そして
、通常のBモ−ド表示のためのリニア走査と、設定され
た偏向角の下でのPWDモード表示のための走査とを超
音波ラスク毎に行い、Bモード表示用データとPWDモ
ード表示用データとを得るようにした。
このようなリニア走査用プローブを用い、Dモード表示
に関し、所望の偏向角で斜めリニア走査を行うようにし
た超音波診断装置にあっては次のような不具合があるこ
とが判明した。
に関し、所望の偏向角で斜めリニア走査を行うようにし
た超音波診断装置にあっては次のような不具合があるこ
とが判明した。
すなわち、斜めリニア走査は、超音波送受信系において
、送受信される振動子口径を含む送受信される振動子群
の選択と、該選択振動子群の各素子に対する遅延量の設
定とにより実現され、また、サンプルポイントの設定は
、ドプラ信号処理系にて実現されるものであるので、当
初にある偏向角と、あるサンプルポイントとを設定し、
その後、違う方向からの超音波ビームに基づ(PWD情
報として血流速情報を得るべく偏向角を変更すると、生
体内におけるサンプルポイントの超音波送受波空間上で
の位置は変化してしまう。これは、サンプルポイントを
、超音波送受波点からのビーム伝搬距離によって定める
ようにしているからに他ならない。
、送受信される振動子口径を含む送受信される振動子群
の選択と、該選択振動子群の各素子に対する遅延量の設
定とにより実現され、また、サンプルポイントの設定は
、ドプラ信号処理系にて実現されるものであるので、当
初にある偏向角と、あるサンプルポイントとを設定し、
その後、違う方向からの超音波ビームに基づ(PWD情
報として血流速情報を得るべく偏向角を変更すると、生
体内におけるサンプルポイントの超音波送受波空間上で
の位置は変化してしまう。これは、サンプルポイントを
、超音波送受波点からのビーム伝搬距離によって定める
ようにしているからに他ならない。
これを示したのが第1図である。すなわち、パルスドプ
ラ駆動用振動子群(SDTG)を固定とし、当初、偏向
角θl (θ1−90@)で当該振動子群により送受信
すると共に超音波伝搬距離dにあってサンプルポイント
の位置をSPIに設定しているとする。そして、偏向角
θ2で同じ振動子群(SDTG)により送受信すると、
超音波伝搬距離dは変わらないので、サンプルポイント
の位置はSF3になる。また、同様に、偏向角θ3で同
じ振動子群(SDTG)により送受信すると、超音波伝
搬距離dは変わらないので、サンプルポイントの位置は
SF3になる。
ラ駆動用振動子群(SDTG)を固定とし、当初、偏向
角θl (θ1−90@)で当該振動子群により送受信
すると共に超音波伝搬距離dにあってサンプルポイント
の位置をSPIに設定しているとする。そして、偏向角
θ2で同じ振動子群(SDTG)により送受信すると、
超音波伝搬距離dは変わらないので、サンプルポイント
の位置はSF3になる。また、同様に、偏向角θ3で同
じ振動子群(SDTG)により送受信すると、超音波伝
搬距離dは変わらないので、サンプルポイントの位置は
SF3になる。
従って、Bモード表示像と共に得られるPWDモード表
示像(血流速データ)は、偏向角毎にそれぞれ違ったも
のとなり、正確な診断を行うことができない事態を招い
た。また、このような事態が生じないようにするために
は、偏向角を変更する毎に同じ位置にサンプルポイント
が設定されるように設定をやり直すための操作が必要と
なり、非常に繁雑となってしまう。
示像(血流速データ)は、偏向角毎にそれぞれ違ったも
のとなり、正確な診断を行うことができない事態を招い
た。また、このような事態が生じないようにするために
は、偏向角を変更する毎に同じ位置にサンプルポイント
が設定されるように設定をやり直すための操作が必要と
なり、非常に繁雑となってしまう。
そこで、リニア走査によるPWDそ−ド表示を実施する
場合にあって偏向角が変わっても同じ位置のPWD情報
として血流速情報を自動的に得るようにし、操作が容易
にして高精度の診断を行うための技法を開発するに至っ
た。
場合にあって偏向角が変わっても同じ位置のPWD情報
として血流速情報を自動的に得るようにし、操作が容易
にして高精度の診断を行うための技法を開発するに至っ
た。
ここで、第2図に示すように、偏向角θ2−90°のと
きのサンプルポイントをd(超音波伝搬距離に相当する
)とし、偏向角が変わっても同じ位置にサンプルポイン
トが設定されるようにするための、任意の偏向角θlの
ときの超音波ビーム上のサンプルポイントは、d/co
sαとなる。
きのサンプルポイントをd(超音波伝搬距離に相当する
)とし、偏向角が変わっても同じ位置にサンプルポイン
トが設定されるようにするための、任意の偏向角θlの
ときの超音波ビーム上のサンプルポイントは、d/co
sαとなる。
そして、振動子群をd’tanαだけずらせばよい(振
動子選択制御)ことがわかる。
動子選択制御)ことがわかる。
従って、第3図に示すように、超音波送受波空間に存在
する同一のサンプルポイントSPからのPWD情報とし
て血流速情報を、任意の偏向角θ1 (ビーム伝搬距離
dl ) 、偏向角θ2 (ビーム伝搬距離d2)、偏
向角θ3 (ビーム伝搬距離da)の下で収集すること
ができるようになる。
する同一のサンプルポイントSPからのPWD情報とし
て血流速情報を、任意の偏向角θ1 (ビーム伝搬距離
dl ) 、偏向角θ2 (ビーム伝搬距離d2)、偏
向角θ3 (ビーム伝搬距離da)の下で収集すること
ができるようになる。
この手法によれば、Bモード像と共に得られるPWD情
報として血流速情報は、偏向角が変わってもそれぞれ同
じ位置のサンプルポイントSPからのものであり、正確
な診断を行うことができる、利点がある。また、偏向角
を変更する毎に同じ位置にサンプルポイントが設定され
るように設定をやり直すための操作は必要でなく、操作
は最初の設定のみで良く、操作性が良いものとなり、操
作性の向上が図られる。
報として血流速情報は、偏向角が変わってもそれぞれ同
じ位置のサンプルポイントSPからのものであり、正確
な診断を行うことができる、利点がある。また、偏向角
を変更する毎に同じ位置にサンプルポイントが設定され
るように設定をやり直すための操作は必要でなく、操作
は最初の設定のみで良く、操作性が良いものとなり、操
作性の向上が図られる。
次に、上述した技法を行うことができる本発明にかかる
超音波診断装置の一実施例を第4図を参照して説明する
。
超音波診断装置の一実施例を第4図を参照して説明する
。
第1図に示すように、微小短冊状のNチャンネル分の超
音波振動子群をアレイ状に配列してなるリニア走査用プ
ローブ10は、図示しない被検者の体表に当てられてお
り、このリニア走査用プローブ10は、超音波送信系2
0により送信駆動され、また、超音波受信系30により
受信駆動されるようになっている。
音波振動子群をアレイ状に配列してなるリニア走査用プ
ローブ10は、図示しない被検者の体表に当てられてお
り、このリニア走査用プローブ10は、超音波送信系2
0により送信駆動され、また、超音波受信系30により
受信駆動されるようになっている。
二二で、超音波送信系20は、超音波リニアプローブ1
0の送受信切換を行う送受信振動子切換スイッチ22と
、この送受信振動子切換スイッチ22により送信選択さ
れた各振動子に対して励振用パルスを印加するn (<
N)チャンネルのバルサ24と、励振用パルスの印加タ
イミングをビームの口径や偏向角度やフォーカス深さ等
に応じて振動子毎にずらす送信遅延コントローラ26と
を有してなる。
0の送受信切換を行う送受信振動子切換スイッチ22と
、この送受信振動子切換スイッチ22により送信選択さ
れた各振動子に対して励振用パルスを印加するn (<
N)チャンネルのバルサ24と、励振用パルスの印加タ
イミングをビームの口径や偏向角度やフォーカス深さ等
に応じて振動子毎にずらす送信遅延コントローラ26と
を有してなる。
超音波受信系30は、送受信振動子切換スイッチ22に
より受信選択された超音波リニアプローブ10の各振動
子で受けた反射超音波による受信エコー信号を増幅する
nチャンネルのプリアンプ32と、このプリアンプ32
から出力される増幅信号を口径や偏向角度やフォーカス
深さ等に応じて振動子毎に遅延させ且つ加算するnチャ
ンネルの受信遅延線34と、受信遅延線34に対し遅延
データを与える受信遅延コントローラ36とを有する。
より受信選択された超音波リニアプローブ10の各振動
子で受けた反射超音波による受信エコー信号を増幅する
nチャンネルのプリアンプ32と、このプリアンプ32
から出力される増幅信号を口径や偏向角度やフォーカス
深さ等に応じて振動子毎に遅延させ且つ加算するnチャ
ンネルの受信遅延線34と、受信遅延線34に対し遅延
データを与える受信遅延コントローラ36とを有する。
上記の超音波送信系20の送信遅延コントローラ26及
び超音波受信系30の受信遅延コントローラ36は、シ
ステムコントロール回路40の制御下にあり、このシス
テムコントロール回路40は、後述するPWDモード処
理系6.0におけるサンプルポイントに基づいて、送受
信のタイミングにかかわる超音波レートの発生や口径や
偏向角度やフォーカス深さに対応する送信遅延時間及び
受信遅延時間等の設定を行う。
び超音波受信系30の受信遅延コントローラ36は、シ
ステムコントロール回路40の制御下にあり、このシス
テムコントロール回路40は、後述するPWDモード処
理系6.0におけるサンプルポイントに基づいて、送受
信のタイミングにかかわる超音波レートの発生や口径や
偏向角度やフォーカス深さに対応する送信遅延時間及び
受信遅延時間等の設定を行う。
一方、Bモード像検出系として、加算エコー信号を包絡
線検波する包路線検波器5oを有する。
線検波する包路線検波器5oを有する。
Dモード(PWDモード)処理系60は、ドプラモード
の超音波送受信にかかる加算エコーデータを位相検波し
、該検波出力から後述するサンプルポイントの部分につ
いてのドプラ信号を得るパルスドプラ検波器62と、サ
ンプル回路64と、パルスドプラ検波器62の出力に対
して高速フーリエ変換(FFT)法により周波数分析を
施して血流速データを得る周波数分析回路66とを有す
る。
の超音波送受信にかかる加算エコーデータを位相検波し
、該検波出力から後述するサンプルポイントの部分につ
いてのドプラ信号を得るパルスドプラ検波器62と、サ
ンプル回路64と、パルスドプラ検波器62の出力に対
して高速フーリエ変換(FFT)法により周波数分析を
施して血流速データを得る周波数分析回路66とを有す
る。
DFモード処理系としてのCFM算術器70は、例えば
相関方式であれば、同一部位を複数回に亙って走査し、
その複数の受波信号間の相関関係に基づき、CFM像と
しての血流のプロフィール(血流方向、平均流速、流速
分散度、血流方向のパワー等)を、輝度1色相5色調の
レベルで表示されるCFMデータを得ることができるよ
うになっている。
相関方式であれば、同一部位を複数回に亙って走査し、
その複数の受波信号間の相関関係に基づき、CFM像と
しての血流のプロフィール(血流方向、平均流速、流速
分散度、血流方向のパワー等)を、輝度1色相5色調の
レベルで表示されるCFMデータを得ることができるよ
うになっている。
表示系80は、包絡線検波器50の検波出力、ドプラモ
ード処理系60からの血流速データ、及びCFM算術器
70からの出力を、超音波ラスク毎に記憶し、これらを
超音波ラスタに対応させることにより、Bモード像デー
タと血流速データとCFMデータとを持つ超音波ラスタ
を複数作り出し、これによりフレーム単位の超音波像を
形成し、それを標準TV走査に変換するDSC(ディジ
タル・スキャン・コンバータ)82と、このDSC82
の出力をアナログ信号に変換するDAC(ディジタル争
アナログ令コンバータ)84と、DAC84の出力に対
して制御制御信号を付加して標準TV走査による表示を
行うTVモニタ86とを有する。
ード処理系60からの血流速データ、及びCFM算術器
70からの出力を、超音波ラスク毎に記憶し、これらを
超音波ラスタに対応させることにより、Bモード像デー
タと血流速データとCFMデータとを持つ超音波ラスタ
を複数作り出し、これによりフレーム単位の超音波像を
形成し、それを標準TV走査に変換するDSC(ディジ
タル・スキャン・コンバータ)82と、このDSC82
の出力をアナログ信号に変換するDAC(ディジタル争
アナログ令コンバータ)84と、DAC84の出力に対
して制御制御信号を付加して標準TV走査による表示を
行うTVモニタ86とを有する。
ここで、DSC82に対するデータ書込み制御はシステ
ムコントロール回路40により行われ、このシステムコ
ントロール回路4Ωは前述したように超音波送受信にか
かるサンプルポイントに基づく遅延制御を行うものとな
っており、CPU90により指令を受け、このCPU9
0は、走査モード設定器102.偏向角設定器104.
サンプルポイント設定器106.フォーカス設定器10
8等を有するコンソール100により起動されるように
なっている。ここで、走査モード設定器102.偏向角
設定器104.サンプルポイント設定器106.フォー
カス設定器108は、複数のスイッチやダイアルスイッ
チ等で構成される。
ムコントロール回路40により行われ、このシステムコ
ントロール回路4Ωは前述したように超音波送受信にか
かるサンプルポイントに基づく遅延制御を行うものとな
っており、CPU90により指令を受け、このCPU9
0は、走査モード設定器102.偏向角設定器104.
サンプルポイント設定器106.フォーカス設定器10
8等を有するコンソール100により起動されるように
なっている。ここで、走査モード設定器102.偏向角
設定器104.サンプルポイント設定器106.フォー
カス設定器108は、複数のスイッチやダイアルスイッ
チ等で構成される。
また、CPU90はGDC(グラフィ・ツク争デイスプ
レィ會コントローラ)98に対して指令を与え、コンソ
ール100で設定されたサンプルポイントを示すマーカ
等を発生させ、これを前述のDSC82の出力に付加す
るようになっている。
レィ會コントローラ)98に対して指令を与え、コンソ
ール100で設定されたサンプルポイントを示すマーカ
等を発生させ、これを前述のDSC82の出力に付加す
るようになっている。
以上の如くのサンプルポイントの位置の設定原理に基づ
き、コンソール100及びCPU90゜システムコント
ロール回路40等による制御系によって、Bモード及び
DFモードにあっては、通常のリニア走査(偏向角θ−
90°)及びオペレータの所望によりコンソール100
に設けである偏向角設定器104により任意の値の偏向
角θによる斜めリニア走査を設定可能であるとし、Dモ
ードにあっても、オペレータの所望によりコンソール1
00に設けである偏向角設定器104により任意の値の
偏向角θを設定可能であるとし、また、コンソール10
0に設けであるサンプルポイント設定器106により任
意の位置にサンプルポイントを設定可能であるとし、コ
ンソール100に設けであるフォーカス設定器108に
よりBモード及びDFモードとDモードとについてそれ
ぞれ任意の深さに一段又は多段のフォーカスを設定可能
である。
き、コンソール100及びCPU90゜システムコント
ロール回路40等による制御系によって、Bモード及び
DFモードにあっては、通常のリニア走査(偏向角θ−
90°)及びオペレータの所望によりコンソール100
に設けである偏向角設定器104により任意の値の偏向
角θによる斜めリニア走査を設定可能であるとし、Dモ
ードにあっても、オペレータの所望によりコンソール1
00に設けである偏向角設定器104により任意の値の
偏向角θを設定可能であるとし、また、コンソール10
0に設けであるサンプルポイント設定器106により任
意の位置にサンプルポイントを設定可能であるとし、コ
ンソール100に設けであるフォーカス設定器108に
よりBモード及びDFモードとDモードとについてそれ
ぞれ任意の深さに一段又は多段のフォーカスを設定可能
である。
この場合、サンプルポイントの位置を固定として、第3
図に示すように、該位置を中心に超音波ビームが回転す
るように、振動子群の選択と、その選択の下でのビーム
偏向角の設定がなされる。
図に示すように、該位置を中心に超音波ビームが回転す
るように、振動子群の選択と、その選択の下でのビーム
偏向角の設定がなされる。
次に上記の如く構成された本実施例の作用について説明
する。すなわち、第5図に示すように、ステップ1にて
、オペレータは、コンソール100に備わっているプリ
セットスイッチを操作して装置を初期状態にする。
する。すなわち、第5図に示すように、ステップ1にて
、オペレータは、コンソール100に備わっているプリ
セットスイッチを操作して装置を初期状態にする。
次に、オペレータは、ステップ2にて、偏向角設定器1
04を操作して偏向角θを設定する。このステップでは
、この他に、例えば1段フォーカスの深さを第6A図に
示すSPの近傍となるべく設定し、同じくサンプルポイ
ントの位置を第6A図に示すSPとなるべく設定し、B
モードは通常の走査(偏向角90”)となるべく設定し
、Dモードにあってのみ偏向角を偏向角設定器104に
より所望の値に設定する。これにより、フォーカス及び
サンプルポイントは、SPに固定される。
04を操作して偏向角θを設定する。このステップでは
、この他に、例えば1段フォーカスの深さを第6A図に
示すSPの近傍となるべく設定し、同じくサンプルポイ
ントの位置を第6A図に示すSPとなるべく設定し、B
モードは通常の走査(偏向角90”)となるべく設定し
、Dモードにあってのみ偏向角を偏向角設定器104に
より所望の値に設定する。これにより、フォーカス及び
サンプルポイントは、SPに固定される。
次に、ステップ3にて、CPU90は、計算により、偏
向角θの下での超音波ビームの伝搬路を求めるべく、同
時駆動振動子群の中心振動子が、偏向角θの下での超音
波ビームがプローブ10の振動子面に交差する位置、つ
まりプローブ10の等価音源である位置にシフトさせる
ための計算を行う。
向角θの下での超音波ビームの伝搬路を求めるべく、同
時駆動振動子群の中心振動子が、偏向角θの下での超音
波ビームがプローブ10の振動子面に交差する位置、つ
まりプローブ10の等価音源である位置にシフトさせる
ための計算を行う。
ここで、第2図に示すように、同時駆動超音波振動子群
の中心振動子がシフトされる位置がe、′であり、プロ
ーブ10の中心素子の位置がe5であり、e、とSPと
の間の距離がdであり、e% とSPとの間の距離がd
′であり、距離dの線分と距離d″の線分とのなす角を
αとすると次のような関係式が成り立つ。
の中心振動子がシフトされる位置がe、′であり、プロ
ーブ10の中心素子の位置がe5であり、e、とSPと
の間の距離がdであり、e% とSPとの間の距離がd
′であり、距離dの線分と距離d″の線分とのなす角を
αとすると次のような関係式が成り立つ。
ec −e、 −dtan a、 d’ −d/co
s a次に、ステップ4にて、CPU90は、ステップ
3にて計算により求めた偏向角θの下での超音波ビーム
の伝搬路の距離d′を求め、この距離d′をして偏向角
θの下でのフォーカス点及びサンプルポイントが計算さ
れる。
s a次に、ステップ4にて、CPU90は、ステップ
3にて計算により求めた偏向角θの下での超音波ビーム
の伝搬路の距離d′を求め、この距離d′をして偏向角
θの下でのフォーカス点及びサンプルポイントが計算さ
れる。
次に、ステップ5にて、固定されたSPの下で設定され
た偏向角及びフォーカス点を持つための。
た偏向角及びフォーカス点を持つための。
送信及び受信のうち少なくとも一方の遅延時間が算出さ
れ、これは、システムコントロール回路40に与えられ
ることにより、送信遅延コントローラ26.受信遅延コ
ントローラ36を駆動し、プローブ10からは、前述の
固定されたSPの下での偏向角及びフォーカス点を持つ
、超音波ビームが送受信される。ここで、遅延時間τ、
は次のようになる。
れ、これは、システムコントロール回路40に与えられ
ることにより、送信遅延コントローラ26.受信遅延コ
ントローラ36を駆動し、プローブ10からは、前述の
固定されたSPの下での偏向角及びフォーカス点を持つ
、超音波ビームが送受信される。ここで、遅延時間τ、
は次のようになる。
ただし、aは振動子ピッチ、Cは音速である。
この動作の他に、同時駆動振動子群の選択制御及び遅延
量制御に基づく偏向角θによるDモードにおける走査が
なされ、Bモードでは、通常の走査が行われる。従って
、第3図に示すように、SPからのPWD情報として血
流速情報を任意の偏向角θ(ビーム伝搬距離はdl、d
2.d3)の下で収集することができるようになる。
量制御に基づく偏向角θによるDモードにおける走査が
なされ、Bモードでは、通常の走査が行われる。従って
、第3図に示すように、SPからのPWD情報として血
流速情報を任意の偏向角θ(ビーム伝搬距離はdl、d
2.d3)の下で収集することができるようになる。
なお、超音波診断装置の動作を示すタイミングチャート
は、第7A図〜第7F図に示される。第7A図はレート
パルスのタイミングチャートであり、1つのパルスが1
つの超音波送受信を示している。第7B図はラスタアド
レスのタイミングチャートであり、0,1,2.・・・
は、Bモードの超音波ラスタ番号を示し、DはDモード
のラスタとなることを示している。第7C図はBモード
のためのサンプリングタイムのタイミングチャートであ
り、Bモードの超音波ラスタ0.1,2.・・・を作る
サンプリングタイミングを示している。第7D図はCF
M演算処理(DFモード)のデータ入力のためのタイミ
ングチャートであり、BDFモードの超音波ラスタ0.
1,2.・・・を作るデータ人力タイミングを示してい
る。第7E図はCFM演算処理(DFモード)のデータ
出力のためのタイミングチャートであり、BDFモード
の超音波ラスタ0,1.・・・を作るデータ出力タイミ
ングを示している。第7F図はPWDモード(Dモード
)のためのサンプリングタイムのタイミングチャートで
ある。
は、第7A図〜第7F図に示される。第7A図はレート
パルスのタイミングチャートであり、1つのパルスが1
つの超音波送受信を示している。第7B図はラスタアド
レスのタイミングチャートであり、0,1,2.・・・
は、Bモードの超音波ラスタ番号を示し、DはDモード
のラスタとなることを示している。第7C図はBモード
のためのサンプリングタイムのタイミングチャートであ
り、Bモードの超音波ラスタ0.1,2.・・・を作る
サンプリングタイミングを示している。第7D図はCF
M演算処理(DFモード)のデータ入力のためのタイミ
ングチャートであり、BDFモードの超音波ラスタ0.
1,2.・・・を作るデータ人力タイミングを示してい
る。第7E図はCFM演算処理(DFモード)のデータ
出力のためのタイミングチャートであり、BDFモード
の超音波ラスタ0,1.・・・を作るデータ出力タイミ
ングを示している。第7F図はPWDモード(Dモード
)のためのサンプリングタイムのタイミングチャートで
ある。
以上によれば、Bモード像と共に得られるPWD情報と
して血流速情報は、偏向角が変わってもそれぞれ同じ位
置SPからのものであり、正確な診断を行うことができ
る、利点がある。また、従来のように、偏向角を変更す
る毎に同じ位置にサンプルポイントが設定されるように
設定をやり直すための操作は必要でなく、操作1は最初
の設定のみで良く、操作性が良いものとなる。
して血流速情報は、偏向角が変わってもそれぞれ同じ位
置SPからのものであり、正確な診断を行うことができ
る、利点がある。また、従来のように、偏向角を変更す
る毎に同じ位置にサンプルポイントが設定されるように
設定をやり直すための操作は必要でなく、操作1は最初
の設定のみで良く、操作性が良いものとなる。
なお、上記のBモード又はBDFモードにあっては、偏
向角θ−90°の通常の走査であるとしたが、第6B図
に示すように、Bモード又はBDFモードとDモードと
を同じ偏向角θl。
向角θ−90°の通常の走査であるとしたが、第6B図
に示すように、Bモード又はBDFモードとDモードと
を同じ偏向角θl。
θ2 (θl−02)の斜めリニア走査を行うようにし
てもよい。また、第6C図に示すように、Bモード又は
BDFモードとDモードとを異なる偏向角θl、θ2
(θl≠02)の斜めリニア走査を行うようにしてもよ
い。
てもよい。また、第6C図に示すように、Bモード又は
BDFモードとDモードとを異なる偏向角θl、θ2
(θl≠02)の斜めリニア走査を行うようにしてもよ
い。
ここで、モードの組合せ例を説明する。すなわち、Bモ
ード斜めリニア走査とDモード斜め走査とを行う例、B
モードリニア走査とDモード斜め走査とを行う例、Bモ
ード斜めリニア走査とDモード斜め走査とDモード斜め
DFモード走査とを行う例、Bモードリニア走査とDモ
ード斜め走査とDモード斜めDFモード走査とを行う例
等がある。ここで、Dモード走査は、代表的にはPWD
モード走査である。
ード斜めリニア走査とDモード斜め走査とを行う例、B
モードリニア走査とDモード斜め走査とを行う例、Bモ
ード斜めリニア走査とDモード斜め走査とDモード斜め
DFモード走査とを行う例、Bモードリニア走査とDモ
ード斜め走査とDモード斜めDFモード走査とを行う例
等がある。ここで、Dモード走査は、代表的にはPWD
モード走査である。
上記の例では、サンプルポイントを設定すると、該設定
に基づき超音波送受信系の制御要素(口径制御を含む振
動子群選択制御、遅延量制御、フォーカス制御)を定め
るようにしているが、超音波送受信系の制御要素のうち
で口径制御を含む振動子群選択制御と遅延量制御とを定
めるようにし、フォーカス制御は調整可能とするように
してもよい。
に基づき超音波送受信系の制御要素(口径制御を含む振
動子群選択制御、遅延量制御、フォーカス制御)を定め
るようにしているが、超音波送受信系の制御要素のうち
で口径制御を含む振動子群選択制御と遅延量制御とを定
めるようにし、フォーカス制御は調整可能とするように
してもよい。
以上のように本実施例によれば、斜めリニア走査におけ
る偏向角を設定する偏向角設定器104と、Dモード(
PWDモード)におけるサンプルポイントを設定するサ
ンプルポイント設定器106と、偏向角設定器104を
操作することにより偏向角が変化したときにあってもサ
ンプルポイントの生体内での位置が一定となるように、
斜めリニア走査における振動子口径制御を含む振動子選
択制御と遅延量制御とフォーカス制御のうち少なくとも
一つを行うような制御を行えるので、当初、あるサンプ
ルポイントを設定すると、このサンプルポインの位置が
変わらないようにして、D (PWDモード)モードに
おける所望の偏向角での斜めリニア走査が行われるべく
振動子口径制御を含む振動子選択制御と遅延量制御とフ
ォーカス制御とが行われる。従って、偏向角が変わって
も同じ位置のPWD情報として血流速情報を自動的に得
るようになり、操作が容易にして高精度の診断を行うこ
とができる、という効果がある。
る偏向角を設定する偏向角設定器104と、Dモード(
PWDモード)におけるサンプルポイントを設定するサ
ンプルポイント設定器106と、偏向角設定器104を
操作することにより偏向角が変化したときにあってもサ
ンプルポイントの生体内での位置が一定となるように、
斜めリニア走査における振動子口径制御を含む振動子選
択制御と遅延量制御とフォーカス制御のうち少なくとも
一つを行うような制御を行えるので、当初、あるサンプ
ルポイントを設定すると、このサンプルポインの位置が
変わらないようにして、D (PWDモード)モードに
おける所望の偏向角での斜めリニア走査が行われるべく
振動子口径制御を含む振動子選択制御と遅延量制御とフ
ォーカス制御とが行われる。従って、偏向角が変わって
も同じ位置のPWD情報として血流速情報を自動的に得
るようになり、操作が容易にして高精度の診断を行うこ
とができる、という効果がある。
また、Dモード走査における超音波ビームの偏向角の設
定を、第8A図〜第8D図に示すような態様とすること
ができる。例えば、第8A図及び第8B図に示すように
、リニア走査プローブの端部でリミットがかかる例、第
8c図及び第8D図に示すように、リニア走査プローブ
の端部でリターンがかかる例がある。これらは、偏向角
設定器にリミッタやリターン設定器を付加するが、又は
、超音波ビームの等価音源がリニア走査プローブの端部
に在ることCPU90が計算により求めるような構成に
より実現される。
定を、第8A図〜第8D図に示すような態様とすること
ができる。例えば、第8A図及び第8B図に示すように
、リニア走査プローブの端部でリミットがかかる例、第
8c図及び第8D図に示すように、リニア走査プローブ
の端部でリターンがかかる例がある。これらは、偏向角
設定器にリミッタやリターン設定器を付加するが、又は
、超音波ビームの等価音源がリニア走査プローブの端部
に在ることCPU90が計算により求めるような構成に
より実現される。
また、偏向角設定器を操作することにより復改の偏向角
を容易に、設定できることを利用して、絶対流速値Vを
測定することができる。以下、その原理を第9図及び第
10図を参照して説明する。
を容易に、設定できることを利用して、絶対流速値Vを
測定することができる。以下、その原理を第9図及び第
10図を参照して説明する。
第9図に示すように、偏向角設定器を操作することによ
り、Dモードにおいてビーム1とビーム2とを図示角度
β1.β2を持って送受信する。
り、Dモードにおいてビーム1とビーム2とを図示角度
β1.β2を持って送受信する。
この場合、ビーム1とビーム2とはレートノクルスに従
って交互に送受信する。
って交互に送受信する。
そうすると、ビーム1のサンプルポイントにおけるドプ
ラ偏移周波数fdlは、次のようになる。
ラ偏移周波数fdlは、次のようになる。
また、ビーム2のサンプルポイントにおけるドプラ偏移
周波数fd2は、次のようになる。
周波数fd2は、次のようになる。
h = 2 f oとすると、
fdl ■hVCO8βl
f d2 −hVcos β2
a=f di /h、 b−f d2 /hとすると
、V、a、bの関係は、第10図に示すようになる。
、V、a、bの関係は、第10図に示すようになる。
ここで、ΔACB、 ΔADB、 Δ ACE。
ΔADEは、直角三角形であり、
A E −b / cosβ、D E −a −b /
cosβである。
cosβである。
DB−DE/lanβ−(a−b/cosβ)/lan
β−acotβ−b/slnβ 従って、ΔADBに対して、AB2−AD2+DB2 の関係から、 以上の原理を具体化した装置は、第11A図及び第11
B図に示される。
β−acotβ−b/slnβ 従って、ΔADBに対して、AB2−AD2+DB2 の関係から、 以上の原理を具体化した装置は、第11A図及び第11
B図に示される。
第11A図の構成は、PWD検波器72からの出力を、
ビーム1のサンプルポイントにおけるドプラ偏移周波数
fdlを求める周波数分析器77−1に入力し、また、
・ビーム2のサンプルポイントにおけるドプラ偏移周波
数fd2を求める周波数分析器77−2に入力し、この
周波数分析器77−1゜77−2にて求めたfdl、f
d2を、絶対流速算出器78に与え、ここでVを算出す
るようにしている。
ビーム1のサンプルポイントにおけるドプラ偏移周波数
fdlを求める周波数分析器77−1に入力し、また、
・ビーム2のサンプルポイントにおけるドプラ偏移周波
数fd2を求める周波数分析器77−2に入力し、この
周波数分析器77−1゜77−2にて求めたfdl、f
d2を、絶対流速算出器78に与え、ここでVを算出す
るようにしている。
第11B図の構成は、PWD検波器72からのビーム1
とビーム2の出力とを、交互に周波数分析器77に入力
して交互にfdlとfd2と求めて、それらをそれぞれ
のメモリ79−1.79−2に保持し、このメモリ79
−1.79−2に保持したfdl、fd2を、絶対流速
算出器78に与え、ここでVを算出するようにしている
。
とビーム2の出力とを、交互に周波数分析器77に入力
して交互にfdlとfd2と求めて、それらをそれぞれ
のメモリ79−1.79−2に保持し、このメモリ79
−1.79−2に保持したfdl、fd2を、絶対流速
算出器78に与え、ここでVを算出するようにしている
。
以上のように本発明によれば、サンプルポイントの生体
内での位置が一定となるように、斜めリニア走査におけ
る振動子口径制御を含む振動子選択制御と遅延量制御と
フォーカス制御のうち少なくとも一つを行うような制御
を行えるので、偏向角が変わっても同じ位置のPWD情
報として血流速情報を自動的に得るようになり、操作が
容易にして高精度の診断を行うことができる、という効
果がある。
内での位置が一定となるように、斜めリニア走査におけ
る振動子口径制御を含む振動子選択制御と遅延量制御と
フォーカス制御のうち少なくとも一つを行うような制御
を行えるので、偏向角が変わっても同じ位置のPWD情
報として血流速情報を自動的に得るようになり、操作が
容易にして高精度の診断を行うことができる、という効
果がある。
この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施できるものである。
実施できるものである。
[発明の効果]
以上のように本発明では、リニア走査用プローブから被
検者、に対して送受波される超音波ビームをリニア走査
する送受信部と、オペレータの所望により、前記超音波
ビームの伝搬路上の任意の位置にサンプルポイントを設
定するためのサンプルポイント設定手段と、オペレータ
の所望により。
検者、に対して送受波される超音波ビームをリニア走査
する送受信部と、オペレータの所望により、前記超音波
ビームの伝搬路上の任意の位置にサンプルポイントを設
定するためのサンプルポイント設定手段と、オペレータ
の所望により。
前記超音波ビームの偏向角を任意の値に設定するための
偏向角設定手段と、この偏向角設定手段により偏向角を
再設定したとき、既に設定されている前記サンプルポイ
ントの被検者上での位置が固定化され、該固定化された
サンプルポイントの位置が、前記再設定した偏向角の下
での超音波ビームのサンプルポイントとなるように前記
サンプルポイント設定手段の設定値が変更される変更手
段と、前記サンプルポイントにおける受信信号を周波数
分析してドプラ偏移周波数fdを求め、該ドプラ偏移周
波数fdより前記被検者の血流速情報を算出するDモー
ド処理器を少くとも有する映像系とを具備したことによ
り、当初、あるサンプルポイントを設定すると、このサ
ンプルポインの位置が変わらないようにして、ドプラモ
ードにおける所望の振り角での斜めリニアスキャンが行
われるべく振動子口径制御を含む振動子選択制御と遅延
量制御とフォーカス制御とが行われる。従って、振り角
が変わっても同じ位置のドプラ情報を自動的に得るよう
になり、操作が容易にして高精度の診断を行うことがで
きる、という効果がある。
偏向角設定手段と、この偏向角設定手段により偏向角を
再設定したとき、既に設定されている前記サンプルポイ
ントの被検者上での位置が固定化され、該固定化された
サンプルポイントの位置が、前記再設定した偏向角の下
での超音波ビームのサンプルポイントとなるように前記
サンプルポイント設定手段の設定値が変更される変更手
段と、前記サンプルポイントにおける受信信号を周波数
分析してドプラ偏移周波数fdを求め、該ドプラ偏移周
波数fdより前記被検者の血流速情報を算出するDモー
ド処理器を少くとも有する映像系とを具備したことによ
り、当初、あるサンプルポイントを設定すると、このサ
ンプルポインの位置が変わらないようにして、ドプラモ
ードにおける所望の振り角での斜めリニアスキャンが行
われるべく振動子口径制御を含む振動子選択制御と遅延
量制御とフォーカス制御とが行われる。従って、振り角
が変わっても同じ位置のドプラ情報を自動的に得るよう
になり、操作が容易にして高精度の診断を行うことがで
きる、という効果がある。
第1図はリニア走査における超音波ビームの偏向角を変
化させたときサンプルポイントの位置が変化することを
示す図、第2図はリニア走査におけるサンプルポイント
、超音波ビームの偏向角及び伝搬路の関係を示す図、第
3図はリニア走査におけるサンプルポイントを固定化し
たときの超音波ビームの偏向角及び伝搬路の変化を示す
図、第4図は本発明にかかる電子リニア走査型の超音波
診断装置の一実施例の構成を示すブロック図、第5図は
第4図に示す超音波診断装置の動作及びオ偏向角とDモ
ード走査の超音波ビームの偏向角との組合せ例を示す図
であって、第6A図はBモード走査の超音波ビームの偏
向角とDモード走査の超音波ビームの偏向角とが異なっ
ており、Bモード走査の超音波ビームの偏向角が90°
であり且つDモード走0査の超音波ビームの偏向角が非
90″である場合を示す図、第6B図はBモード走査の
超音波ビームの偏向角とDモード走査の超音波ビームの
偏向角とが同一であり且つ共に偏向角が非90°である
場合を示す図、第6C図はBモード走査の超音波ビーム
の偏向角とDモード走査の超音波ビームの偏向角とが異
なっており、Bモード走査の超音波ビームの偏向角が非
90″であり且つDモード走査の超音波ビームの偏向角
も非90°である場合を示す図、第7A図−第7F図は
第4図に示す超音波診断装置の動作を示すタイミングチ
ャートであって、第7A図はレートパルスのタイミング
チャート、第7B図はラスクアドレスのタイミングチャ
ート、第7C図はBモードのためのサンプリングタイム
のタイミングチャート、第7D図はCFM演算処理(D
Fモード)のデータ入力のためのタイミングチャート、
第7E図はCFM演算処理(DFモード)のデータ出力
のためのタイミングチャート、第7F図はPWDモード
(Dモード)のためのサンプリングタイムのタイミング
チャート、第8A図〜第8D図はDモード走査における
超音波ビームの偏向角の設定態様を示す図であって、第
8A図及び第8B図はリニア走査プローブの端部でリミ
ットがかかる例を示す図、第8C図及び第8D図はリニ
ア走査プローブの端部でリターンがかかる例を示す図、
第9図は偏向角が異なる2つの超音波ビームを用いて絶
対流速値を測定する原理を示す図、第10図は絶対流速
値を測定する原理を幾何学的に示す図、 第11A図は絶対流速値を測定するための構成にかかる
第1の実施例のブロック図、第11B図は絶対流速値を
測定するための構成にかかる第2の実施例のブロック図
である。 10・・・リニア走査用プローブ、20・・・超音波送
信系、22・・・送受信振動子切換スイッチ、24・・
・バルサ、26・・・送信遅延コントロール回路、30
・・・超音波受信系、32・・・プリアンプ、34・・
・受信遅延線、36・・・受信遅延コントロール回路、
40・・・システムコントロール回路、50・・・包絡
線検波器、60・・・Dモード処理系、62・・・パル
スドプラ検波器、64・・・サンプル回路、66・・・
周波数分析回路、70・・・CFM算出器、80・・・
表示系、82・・・DSC,84・・・DAC,86・
・・デイスプレィ、88・・・GDC,90・・・CP
U、100・・・コンソール、102・・・走査モード
設定器、104・・・偏向角設定器、106・・・サン
プルポイント設定器、108・・・フォーカス設定器。 リニア走I用70−7 第 図 第 図 第 6A 第 B 図 第 C 図 第 8C 図 第8D 図 第 図 第 1A 図
化させたときサンプルポイントの位置が変化することを
示す図、第2図はリニア走査におけるサンプルポイント
、超音波ビームの偏向角及び伝搬路の関係を示す図、第
3図はリニア走査におけるサンプルポイントを固定化し
たときの超音波ビームの偏向角及び伝搬路の変化を示す
図、第4図は本発明にかかる電子リニア走査型の超音波
診断装置の一実施例の構成を示すブロック図、第5図は
第4図に示す超音波診断装置の動作及びオ偏向角とDモ
ード走査の超音波ビームの偏向角との組合せ例を示す図
であって、第6A図はBモード走査の超音波ビームの偏
向角とDモード走査の超音波ビームの偏向角とが異なっ
ており、Bモード走査の超音波ビームの偏向角が90°
であり且つDモード走0査の超音波ビームの偏向角が非
90″である場合を示す図、第6B図はBモード走査の
超音波ビームの偏向角とDモード走査の超音波ビームの
偏向角とが同一であり且つ共に偏向角が非90°である
場合を示す図、第6C図はBモード走査の超音波ビーム
の偏向角とDモード走査の超音波ビームの偏向角とが異
なっており、Bモード走査の超音波ビームの偏向角が非
90″であり且つDモード走査の超音波ビームの偏向角
も非90°である場合を示す図、第7A図−第7F図は
第4図に示す超音波診断装置の動作を示すタイミングチ
ャートであって、第7A図はレートパルスのタイミング
チャート、第7B図はラスクアドレスのタイミングチャ
ート、第7C図はBモードのためのサンプリングタイム
のタイミングチャート、第7D図はCFM演算処理(D
Fモード)のデータ入力のためのタイミングチャート、
第7E図はCFM演算処理(DFモード)のデータ出力
のためのタイミングチャート、第7F図はPWDモード
(Dモード)のためのサンプリングタイムのタイミング
チャート、第8A図〜第8D図はDモード走査における
超音波ビームの偏向角の設定態様を示す図であって、第
8A図及び第8B図はリニア走査プローブの端部でリミ
ットがかかる例を示す図、第8C図及び第8D図はリニ
ア走査プローブの端部でリターンがかかる例を示す図、
第9図は偏向角が異なる2つの超音波ビームを用いて絶
対流速値を測定する原理を示す図、第10図は絶対流速
値を測定する原理を幾何学的に示す図、 第11A図は絶対流速値を測定するための構成にかかる
第1の実施例のブロック図、第11B図は絶対流速値を
測定するための構成にかかる第2の実施例のブロック図
である。 10・・・リニア走査用プローブ、20・・・超音波送
信系、22・・・送受信振動子切換スイッチ、24・・
・バルサ、26・・・送信遅延コントロール回路、30
・・・超音波受信系、32・・・プリアンプ、34・・
・受信遅延線、36・・・受信遅延コントロール回路、
40・・・システムコントロール回路、50・・・包絡
線検波器、60・・・Dモード処理系、62・・・パル
スドプラ検波器、64・・・サンプル回路、66・・・
周波数分析回路、70・・・CFM算出器、80・・・
表示系、82・・・DSC,84・・・DAC,86・
・・デイスプレィ、88・・・GDC,90・・・CP
U、100・・・コンソール、102・・・走査モード
設定器、104・・・偏向角設定器、106・・・サン
プルポイント設定器、108・・・フォーカス設定器。 リニア走I用70−7 第 図 第 図 第 6A 第 B 図 第 C 図 第 8C 図 第8D 図 第 図 第 1A 図
Claims (1)
- リニア走査用プローブから被検者に対して送受波される
超音波ビームをリニア走査する送受信部と、オペレータ
の所望により、前記超音波ビームの伝搬路上の任意の位
置にサンプルポイントを設定するためのサンプルポイン
ト設定手段と、オペレータの所望により、前記超音波ビ
ームの偏向角を任意の値に設定するための偏向角設定手
段と、この偏向角設定手段により偏向角を再設定したと
き、既に設定されている前記サンプルポイントの被検者
上での位置が固定化され、該固定化されたサンプルポイ
ントの位置が、前記再設定した偏向角の下での超音波ビ
ームのサンプルポイントとなるように前記サンプルポイ
ント設定手段の設定値が変更される変更手段と、前記サ
ンプルポイントにおける受信信号を周波数分析してドプ
ラ偏移周波数fdを求め、該ドプラ偏移周波数fdより
前記被検者の血流速情報を算出するDモード処理器を少
くとも有する映像系とを具備したことを特徴とする超音
波診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17974289A JP2772048B2 (ja) | 1988-07-13 | 1989-07-12 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-174425 | 1988-07-13 | ||
JP17442588 | 1988-07-13 | ||
JP17974289A JP2772048B2 (ja) | 1988-07-13 | 1989-07-12 | 超音波診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02126836A true JPH02126836A (ja) | 1990-05-15 |
JP2772048B2 JP2772048B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=26496040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17974289A Expired - Fee Related JP2772048B2 (ja) | 1988-07-13 | 1989-07-12 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2772048B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008209321A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Fujitsu Ltd | 探知測距装置および探知測距プログラム |
WO2009054706A3 (en) * | 2007-10-25 | 2009-07-23 | Medison Co Ltd | Apparatus and method for creating tissue doppler image using synthetic image |
US8135190B2 (en) | 2007-10-25 | 2012-03-13 | Medison Co., Ltd. | Method of removing an effect of side lobes in forming an ultrasound synthetic image |
-
1989
- 1989-07-12 JP JP17974289A patent/JP2772048B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008209321A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Fujitsu Ltd | 探知測距装置および探知測距プログラム |
WO2009054706A3 (en) * | 2007-10-25 | 2009-07-23 | Medison Co Ltd | Apparatus and method for creating tissue doppler image using synthetic image |
US8135190B2 (en) | 2007-10-25 | 2012-03-13 | Medison Co., Ltd. | Method of removing an effect of side lobes in forming an ultrasound synthetic image |
US9360552B2 (en) | 2007-10-25 | 2016-06-07 | Samsung Medison Co., Ltd. | Apparatus and method for creating tissue doppler image using synthetic image |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2772048B2 (ja) | 1998-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |