JP2001299462A - キャスター付き袖箱を有する机セット - Google Patents

キャスター付き袖箱を有する机セット

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JP2001299462A
JP2001299462A JP2000116729A JP2000116729A JP2001299462A JP 2001299462 A JP2001299462 A JP 2001299462A JP 2000116729 A JP2000116729 A JP 2000116729A JP 2000116729 A JP2000116729 A JP 2000116729A JP 2001299462 A JP2001299462 A JP 2001299462A
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JP
Japan
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desk
sleeve box
deck
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rear end
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JP2000116729A
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Inventor
Katsuto Kojima
勝人 小島
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KOJIMA KOGEI KK
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KOJIMA KOGEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動式袖箱を机本体の側部に引き出して使用
する時には、机本体の天板の前後幅と袖箱の甲板の前後
幅とを同等とさせて、机を左右方向に十分広く連続して
使用することを可能とし、また、袖箱を机本体の下部空
間に収納して使用する時には、袖箱の前面が机本体の前
面から突出しないように収納のコンパクト化を可能とす
る。 【解決手段】 机本体1と机本体1の下部空間2内に出
し入れ自在に収納されるキャスター付き袖箱10を有す
る机セットにおいて、袖箱10の上面には、昇降自在と
した甲板13を設け、該甲板13の後端部は、袖箱本体
11の後端部よりも後方に突出されており、机本体1の
背板5の少なくとも上部には、収納状態とした袖箱10
上面の甲板13の後端部が挿入される開口6を形成して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学習机あるいは事
務机として用いられる机セット、特に、机本体の下部空
間内に出し入れ自在に収納されるキャスター付き袖箱を
有する机セットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種机セットとして、袖箱の上
面に昇降自在の甲板を設け、該甲板を机本体の下部空間
内に収納される下降位置と袖箱が引き出された時に机本
体の天板と同等の高さとされる上昇位置に昇降自在とし
た机セットがある。(特許第2949099号公報、特
許第2949100号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種従来の机セット
では、袖箱を引き出して、机本体の横に置いて使用する
時には、机本体の天板の前後幅と袖箱の甲板の前後幅と
が一致する方が、机を左右方向に十分広く連続して使用
することができ便利である。また、袖箱を机本体の下部
空間に収納して使用する時には、袖箱の前面が机本体の
前面から大きく突出しない方が、部屋が狭い場合等に有
効である。
【0004】ところが、従来のこの種机セットでは、机
本体の下部空間の背部には、膝隠しと補強のための背板
が設けられているため、少なくとも、この背板の厚さ分
だけは、机本体の下部空間の前後幅が、机本体の天板の
前後幅よりも狭くならざるを得ない。このため、袖箱上
面の昇降甲板の幅を机本体の天板の幅と同等とすると、
収納時、袖箱上面の甲板の前端部が机本体の天板の前端
部よりも前方に突出し、収納のコンパクト化の点で問題
がある。さらに、この袖箱の前端突出部分が車椅子での
通行の邪魔になりバリアフリーの点で問題となる。ま
た、上記収納位置にある袖箱の甲板の突出前端部に物を
置くことがしばしばあり、この状態で机本体の引出を開
けることにより、上記の物が落下し壊れるという問題も
ある。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑み、これを改
良したもので、この種移動式袖箱を机本体の側部に引き
出して使用する時には、机本体の天板の前後幅と袖箱の
甲板の前後幅とを同等とさせて、机を左右方向に十分広
く連続して使用することを可能とし、また、袖箱を机本
体の下部空間に収納して使用する時には、袖箱の前面が
机本体の前面から突出しないように収納のコンパクト化
を可能とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
図示の実施の形態にて明らかにしたように、机本体1と
机本体1の下部空間2内に出し入れ自在に収納されるキ
ャスター付き袖箱10を有する机セットにおいて、前記
袖箱10の上面には、昇降自在とした甲板13が設けら
れ、該甲板13の後端部は、袖箱本体11の後端部より
も後方に突出されており、前記机本体1の背板5の少な
くとも上部には、収納状態とされた袖箱10上面の前記
甲板13の後端部が挿入される開口6が形成されている
ことを特徴としている。
【0007】また、上記袖箱10の甲板13は、少なく
とも、机本体1の下部空間2内に収納される下降位置と
袖箱10が引き出された時に机本体1の天板3と略同等
の高さとされる上昇位置に昇降自在とされ、袖箱10の
甲板13の前後幅と机本体1の前後幅とが略同等とされ
ていることを特徴とする。
【0008】上記の構成によれば、甲板13を下降させ
て袖箱10を机本体1の下部空間2に収納させた時に、
甲板13の突出後端部が、机本体1の背部の開口6内に
挿入されることになる。従って、昇降甲板13の前後幅
を、机本体1の天板3の前後幅と同等の広幅とした場合
でも、収納位置にある袖箱10の前面が机本体1の前面
から長く突出するということがない。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1乃至図
6は第1の実施の形態を示している。この机セットは、
学習机セット若しくは事務机セットであり、机本体1
と、机本体1の下部空間2内に出し入れ自在に収納され
る移動式のキャスター付き袖箱10を有している。袖箱
10は、袖箱本体11の底部にキャスター12が設けら
れ、これにより移動自在とされている。
【0010】袖箱10の上面には、昇降自在とした甲板
13が設けられ、この甲板13は、少なくとも、机本体
1の下部空間2内に収納される下降位置と袖箱10が引
き出された時に机本体1の天板3と略同等の高さとされ
る上昇位置に昇降自在とされている。甲板13は、最下
降位置において袖箱本体11の上面との間に空間が形成
されるように設定されている。これにより、甲板13の
前端部を持って容易に引出し得るようにされ、且つ、指
を詰めないようにされている。甲板13は、昇降機構1
4により昇降自在とされている。甲板13の前後端部
は、袖箱本体11の前後端部よりも前後方向に突出され
ており、甲板13の前後幅が机本体1の前後幅と略同等
とされている。
【0011】机本体1の背板5の少なくとも上部には、
収納状態とされた袖箱10上面の前記甲板13の突出後
端部が挿入される開口6が形成されている。この開口6
は、収納状態とされた袖箱10の甲板13の後端部と対
応する背板5の上部にスリット状に形成されている。こ
の実施の形態では、この開口6は、机本体1の天板3の
下部に設けられた上部引出4の下部と、上記背板5の上
縁との間に、該上縁に沿ってスリット状に設けられてい
る。また、この開口6は、この実施の形態では、背板5
の上縁に沿い机本体1の下部空間2の略全幅に形成され
ているが、上記下部空間2の一側に収納される袖箱10
の背部に対応する一側部分にのみ、部分的に形成しても
良い。
【0012】しかして、図5及び図6に示す収納状態に
おいて、袖箱本体11の背面が背板5の内面に当接され
た完全収納状態では、袖箱10の甲板13の突出後端部
が開口6内に挿入されている。そして、この挿入状態に
おいて、机本体1の天板3と甲板13とは、天板3と甲
板13の前後端部が上下に略一致した、上下に略重合さ
れた状態になり、袖箱10の前面と机本体1の前面が略
上下に連続する。
【0013】(第2の実施の形態)図7乃至図9は第2
の実施の形態を示している。この実施の形態では、図7
に示すように、袖箱10の甲板13の突出後端部が、比
較的長く後方に突出延長されている。そして、机本体1
の背板5の内壁には、前方向にストッパー7が突出され
ている。このストッパー7は、机本体1の背板5の内壁
の下縁に沿って、該内壁の略全幅方向に突出される水平
板体よりなり、補強横枠と棚板を兼用している。
【0014】この実施の形態では、袖箱10を机本体1
の下部空間2に収納させた状態において、袖箱本体11
の背面がストッパー7の前端縁に当接する。そして、袖
箱10の甲板13の突出後端部が開口6内に挿入され
て、甲板13が机本体1の前方に長く突出するというこ
とはない。また、袖箱本体11の前後長さを比較的操作
の容易な短い幅とすることができる。
【0015】(第3の実施の形態)図10乃至図12は
第3の実施の形態を示している。この実施の形態では、
キャスター12を有する袖箱10の底板15は、その後
端縁が袖箱本体11の背面より長く突出し、この突出部
に後部のキャスター12が設けられている。
【0016】この実施の形態では、袖箱本体11の背面
側に甲板13の後端縁を比較的長く突出させた場合で
も、その略直下に上記袖箱10の後部のキャスター12
が位置することから、甲板13の後部に重量物を載置さ
せた場合でも安定性が良い。
【0017】上記第2の実施の形態において、第1の実
施の形態と共通する図の部分には、共通の符号を付して
詳細な説明は省略した。また、上記第3の実施の形態に
おいて、第2の実施の形態と共通する図の部分には、共
通の符号を付して詳細な説明は省略した。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、以上説明したように、
袖箱の昇降甲板を下降させて、袖箱を机本体の下部空間
に収納させた時に、甲板の突出後端部が、机本体の背部
の開口内に挿入されることになる。従って、昇降甲板の
前後幅を、机本体の天板の前後幅と同等若しくはそれ以
上の広幅とした場合でも、収納位置にある袖箱の前面が
机本体の前面から長く突出するということがなく、収納
のコンパクト化が可能となる。また、袖箱の引出し使用
状態では、上昇位置とした甲板を机の天板と前後幅を同
等として広く使用することが可能となる。従来の袖箱で
は、その引出し使用時において、袖箱の昇降甲板の後縁
が机天板の後縁よりも前方に位置することになるため、
パソコン用プリンターのような幅が広く袖箱の昇降甲板
の後縁が隠れるような機器を載置した場合、これが袖箱
の昇降甲板の後縁よりも後方に突出して落下しやすかっ
たが、本発明では袖箱の昇降甲板の後縁と机天板の後縁
とが連続するため、そのようなことはない。このよう
に、袖箱の収納時及び引出し使用時の双方において使用
性を向上させることができる。
【0019】また、机本体の下部空間において背板の内
壁面にストッパーを突出させ、袖箱本体の背面がこのス
トッパーに当接した収納位置で、袖箱の昇降甲板の突出
後端部を対応する上記開口内に挿入させるようにすれ
ば、昇降甲板の前後幅を机本体の天板の前後幅と同等の
広幅とした場合でも、袖箱本体の前後幅を取り扱いの容
易な小形にすることができ、袖箱の机本体下部への上記
のような収納もコンパクトとなる。さらに、上記のスト
ッパーを、机本体の補強桟、或いは棚板に兼用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る机セットの収
納状態を示す平面図(A)と正面図(B)である。
【図2】同じく、机セットの引出状態を示す平面図
(A)と正面図(B)である。
【図3】同じく、机本体の側面図である。
【図4】同じく、キャスター付き袖箱の側面図である。
【図5】同じく、机セットの収納状態を示す側面図であ
る。
【図6】同じく、要部の拡大断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るキャスター付
き袖箱の側面図である。
【図8】同じく、机セットの収納状態を示す側面図であ
る。
【図9】同じく、要部の拡大断面図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係るキャスター
付き袖箱の側面図である。
【図11】同じく、机セットの収納状態を示す側面図で
ある。
【図12】同じく、要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 机本体、2 下部空間、3 天板、4 引
出、5 背板、6 開口、7 ストッパー、10
袖箱、11 袖箱本体、12 キャスター、1
3 甲板、14 昇降機構、15 底板、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机本体と机本体の下部空間内に出し入れ
    自在に収納されるキャスター付き袖箱を有する机セット
    において、 前記袖箱の上面には、昇降自在とした甲板が設けられ、
    該甲板の後端部は、袖箱本体の後端部よりも後方に突出
    されており、前記机本体の背板の少なくとも上部には、
    収納状態とされた袖箱上面の前記甲板の後端部が挿入さ
    れる開口が形成されていることを特徴とするキャスター
    付き袖箱を有する机セット。
  2. 【請求項2】 前記机本体の背板の内壁面にはストッパ
    ーが突設され、収納状態とされた前記袖箱本体の背面が
    ストッパーに当接された位置で、前記甲板の後端部が前
    記開口内に挿入されることを特徴とする請求項1に記載
    のキャスター付き袖箱を有する机セット。
  3. 【請求項3】 前記袖箱の甲板は、少なくとも、机本体
    の下部空間内に収納される下降位置と袖箱が引き出され
    た時に机本体の天板と略同等の高さとされる上昇位置に
    昇降自在とされ、袖箱の甲板の前後幅と机本体の前後幅
    とが略同等とされていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載のキャスター付き袖箱を有する机セット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107594901A (zh) * 2017-08-31 2018-01-19 安徽信息工程学院 餐桌
JP2021065557A (ja) * 2019-10-25 2021-04-30 株式会社オカムラ 天板付き什器システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107594901A (zh) * 2017-08-31 2018-01-19 安徽信息工程学院 餐桌
JP2021065557A (ja) * 2019-10-25 2021-04-30 株式会社オカムラ 天板付き什器システム
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