JP3171007B2 - 収納棚付き袖ワゴン - Google Patents
収納棚付き袖ワゴンInfo
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- JP3171007B2 JP3171007B2 JP12217694A JP12217694A JP3171007B2 JP 3171007 B2 JP3171007 B2 JP 3171007B2 JP 12217694 A JP12217694 A JP 12217694A JP 12217694 A JP12217694 A JP 12217694A JP 3171007 B2 JP3171007 B2 JP 3171007B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納棚付き袖ワゴンに
係わり、更に詳しくは机の側方に配設して脇机として用
いたり、又は机天板の下方空間に収容して袖引出しとし
て用いることができる収納棚付き袖ワゴンに関する。
係わり、更に詳しくは机の側方に配設して脇机として用
いたり、又は机天板の下方空間に収容して袖引出しとし
て用いることができる収納棚付き袖ワゴンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から前面側に多段の引出しを設ける
とともに、下面に複数のキャスターを配設した移動可能
な袖ワゴンは、各種提供されている。
とともに、下面に複数のキャスターを配設した移動可能
な袖ワゴンは、各種提供されている。
【0003】この種の袖ワゴンの下段引出しは、大型の
書類や物品を収容することを目的として上位の引出しよ
りも上下寸法を大きく設定し且つ収納部を全て引き出せ
るようにしているので、その引き出し動作を円滑に案内
するためサスペンションレールや通常の案内レールでも
収納部よりも後方へ突出したレールを設けている。ま
た、下段引出しは重量が重くなるので、その収納部を全
て引き出した状態では、袖ワゴン全体の重心が前方に大
きく偏るので、引出しの収納部の奥行寸法よりも、袖ワ
ゴンの筐体の奥行寸法を十分に大きく設定して重心の安
定化を図っている。それでも不十分である場合には、下
段引出しの前板下端にキャスターを取付けて強制的に袖
ワゴンの前倒れを防止する等の工夫が施されている。
書類や物品を収容することを目的として上位の引出しよ
りも上下寸法を大きく設定し且つ収納部を全て引き出せ
るようにしているので、その引き出し動作を円滑に案内
するためサスペンションレールや通常の案内レールでも
収納部よりも後方へ突出したレールを設けている。ま
た、下段引出しは重量が重くなるので、その収納部を全
て引き出した状態では、袖ワゴン全体の重心が前方に大
きく偏るので、引出しの収納部の奥行寸法よりも、袖ワ
ゴンの筐体の奥行寸法を十分に大きく設定して重心の安
定化を図っている。それでも不十分である場合には、下
段引出しの前板下端にキャスターを取付けて強制的に袖
ワゴンの前倒れを防止する等の工夫が施されている。
【0004】これらの状況を踏まえて安全設計された従
来の袖ワゴンは、その筐体の内奥部に利用されない空間
(デッドスペース)が必然的に存在し、内部空間の利用
効率が悪いといった問題を内在している。
来の袖ワゴンは、その筐体の内奥部に利用されない空間
(デッドスペース)が必然的に存在し、内部空間の利用
効率が悪いといった問題を内在している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が前述
の状況に鑑み、解決しようとするところは、前面側に多
段の引出しを設けるとともに、下面に複数のキャスター
を配設した移動可能な袖ワゴンにおいて、筐体の内奥部
のデッドスペースの有効利用を図り、全体の収納効率を
高めた収納棚付き袖ワゴンを提供する点にある。
の状況に鑑み、解決しようとするところは、前面側に多
段の引出しを設けるとともに、下面に複数のキャスター
を配設した移動可能な袖ワゴンにおいて、筐体の内奥部
のデッドスペースの有効利用を図り、全体の収納効率を
高めた収納棚付き袖ワゴンを提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、底板と両側板及び天板とで形成した筐体内
に前面側へ引き出し可能な多段の引出しを設けるととも
に、底板下面に複数のキャスターを配設した移動可能な
袖ワゴンであって、前記筐体の背面側下端部に下段引出
しの収納部の上下高さよりも低い背板を設けるととも
に、該背板の上部内方に格納状態の下段引出しの収納部
より後方に位置させて下棚板を固定し、該下棚板の前端
の直上に後端を位置させた天板の該後端と下棚板の前端
間に幕板を設けて収納棚を形成し、そして下段引出しの
案内レールの後端部を前記下棚板の下方空間に位置させ
て側板に固定してなる収納棚付き袖ワゴンを構成した。
決のために、底板と両側板及び天板とで形成した筐体内
に前面側へ引き出し可能な多段の引出しを設けるととも
に、底板下面に複数のキャスターを配設した移動可能な
袖ワゴンであって、前記筐体の背面側下端部に下段引出
しの収納部の上下高さよりも低い背板を設けるととも
に、該背板の上部内方に格納状態の下段引出しの収納部
より後方に位置させて下棚板を固定し、該下棚板の前端
の直上に後端を位置させた天板の該後端と下棚板の前端
間に幕板を設けて収納棚を形成し、そして下段引出しの
案内レールの後端部を前記下棚板の下方空間に位置させ
て側板に固定してなる収納棚付き袖ワゴンを構成した。
【0009】そして、前記下棚板の上方に上棚板を設け
て収納棚を形成するとともに、前記下段引出しの前板下
端であって背面中央部に、L字形金具を用いてキャスタ
ーを取付けるとともに、底板の前端中央部に下段引出し
格納時に前記L字形金具を収容し得る切欠部を形成して
なることが好ましい実施例である。
て収納棚を形成するとともに、前記下段引出しの前板下
端であって背面中央部に、L字形金具を用いてキャスタ
ーを取付けるとともに、底板の前端中央部に下段引出し
格納時に前記L字形金具を収容し得る切欠部を形成して
なることが好ましい実施例である。
【0010】
【作用】以上の如き内容からなる本発明の収納棚付き袖
ワゴンは、筐体の背面側上部と上面側後部を開放し、そ
の開放空間に収納棚を設けてなるので、引出しの収納部
より後方であって筐体内に従来存在していたデットスペ
ースが少なくなり、内部空間の有効利用を図ったもので
あり、収納棚への書類や物品の出し入れが容易になる。
また、筐体内に設けた多段の引出しは、従来どおり前面
側に引き出して利用することができるのである。そし
て、背面側の収納棚に書類や物品を収納する場合又は取
り出す場合には、袖ワゴンを下面に配設した複数のキャ
スターを利用して作業がし易いように移動するのであ
る。特に、袖ワゴンが机天板の下方に格納できるもので
ある場合には、背面側の収納棚が完全に隠れてしまうの
で、外観性において全く問題がない。
ワゴンは、筐体の背面側上部と上面側後部を開放し、そ
の開放空間に収納棚を設けてなるので、引出しの収納部
より後方であって筐体内に従来存在していたデットスペ
ースが少なくなり、内部空間の有効利用を図ったもので
あり、収納棚への書類や物品の出し入れが容易になる。
また、筐体内に設けた多段の引出しは、従来どおり前面
側に引き出して利用することができるのである。そし
て、背面側の収納棚に書類や物品を収納する場合又は取
り出す場合には、袖ワゴンを下面に配設した複数のキャ
スターを利用して作業がし易いように移動するのであ
る。特に、袖ワゴンが机天板の下方に格納できるもので
ある場合には、背面側の収納棚が完全に隠れてしまうの
で、外観性において全く問題がない。
【0012】そして、袖ワゴンの背面側に収納棚を設け
ることによって、当該収納棚に書類や物品を収納した状
態では、その重量によって袖ワゴン全体の重心が後方に
なるので、下段引出しを引き出した場合にも、全体の重
心バランスを保つ作用を有するのである。更に、下段引
出しの前板下端にキャスターを取付けることによって、
下段引出しを全て引き出した場合にも、袖ワゴンが前に
倒れることを強制的に抑制している。この場合、下段引
出しの前板下端であって背面中央部に、L字形金具を用
いてキャスターを取付けるとともに、底板の前端中央部
に下段引出し格納時に前記L字形金具を収容し得る切欠
部を形成すれば、引出し格納時にも該キャスターが前板
から前方へ突出することがなく、しかもL字形金具が切
欠部に収容されて収まりが良いのである。
ることによって、当該収納棚に書類や物品を収納した状
態では、その重量によって袖ワゴン全体の重心が後方に
なるので、下段引出しを引き出した場合にも、全体の重
心バランスを保つ作用を有するのである。更に、下段引
出しの前板下端にキャスターを取付けることによって、
下段引出しを全て引き出した場合にも、袖ワゴンが前に
倒れることを強制的に抑制している。この場合、下段引
出しの前板下端であって背面中央部に、L字形金具を用
いてキャスターを取付けるとともに、底板の前端中央部
に下段引出し格納時に前記L字形金具を収容し得る切欠
部を形成すれば、引出し格納時にも該キャスターが前板
から前方へ突出することがなく、しかもL字形金具が切
欠部に収容されて収まりが良いのである。
【0013】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
発明の詳細を説明する。図1は本発明の収納棚付き袖ワ
ゴンの代表的実施例を示す斜視図、図2は縦断面図を示
し、図中1は筐体、2は引出し、3は収納棚をそれぞれ
示している。
発明の詳細を説明する。図1は本発明の収納棚付き袖ワ
ゴンの代表的実施例を示す斜視図、図2は縦断面図を示
し、図中1は筐体、2は引出し、3は収納棚をそれぞれ
示している。
【0014】本発明の収納棚付き袖ワゴンは、前面側に
多段の引出し2,…を設けるとともに、下面に複数のキ
ャスター4,…を配設した移動可能な袖ワゴンであっ
て、筐体1内の後部に少なくとも背面側を開放した収納
棚3を設けてなることを要旨としている。ここで、前記
収納棚3は、筐体1の背面側上部と上面側後部を開放
し、その開放空間に設けることが好ましいのである。
多段の引出し2,…を設けるとともに、下面に複数のキ
ャスター4,…を配設した移動可能な袖ワゴンであっ
て、筐体1内の後部に少なくとも背面側を開放した収納
棚3を設けてなることを要旨としている。ここで、前記
収納棚3は、筐体1の背面側上部と上面側後部を開放
し、その開放空間に設けることが好ましいのである。
【0015】更に詳しくは、底板5と両側板6,6及び
天板7とで形成した筐体1内に前面側へ引き出し可能な
多段の引出し2,…を設けるとともに、底板5下面に複
数のキャスター4,…を配設した移動可能な袖ワゴンで
あって、前記筐体1の背面側下端部に下段引出し2aの
収納部8の上下高さよりも低い背板9を設けるととも
に、該背板9の上部内方に格納状態の下段引出し2aの
収納部8より後方に位置させて下棚板10を固定し、該
下棚板10の前端の直上に後端を位置させた天板7の該
後端と下棚板10の前端間に幕板11を設け、更に前記
下棚板10の上方に上棚板12を適宜設けて収納棚3を
形成し、そして下段引出し2aの案内レール13の後端
部を前記下棚板10の下方空間14に位置させて側板6
に固定している。
天板7とで形成した筐体1内に前面側へ引き出し可能な
多段の引出し2,…を設けるとともに、底板5下面に複
数のキャスター4,…を配設した移動可能な袖ワゴンで
あって、前記筐体1の背面側下端部に下段引出し2aの
収納部8の上下高さよりも低い背板9を設けるととも
に、該背板9の上部内方に格納状態の下段引出し2aの
収納部8より後方に位置させて下棚板10を固定し、該
下棚板10の前端の直上に後端を位置させた天板7の該
後端と下棚板10の前端間に幕板11を設け、更に前記
下棚板10の上方に上棚板12を適宜設けて収納棚3を
形成し、そして下段引出し2aの案内レール13の後端
部を前記下棚板10の下方空間14に位置させて側板6
に固定している。
【0016】また、前記下段引出し2aの前板15下端
であって背面中央部に、図2及び図3に示すように、L
字形金具16を用いてキャスター17を取付けるととも
に、底板5の前端中央部に下段引出し2a格納時に前記
L字形金具16を収容し得る切欠部18を形成してい
る。
であって背面中央部に、図2及び図3に示すように、L
字形金具16を用いてキャスター17を取付けるととも
に、底板5の前端中央部に下段引出し2a格納時に前記
L字形金具16を収容し得る切欠部18を形成してい
る。
【0017】更に、本実施例では、前記収納棚3に対応
する両側板6,6の上端部に、円弧縁19を形成し、収
納棚3への書類や物品の出し入れを容易にしている。し
かし、この両側板6,6の上端部の形状は任意である。
また、前記下棚板10は、背板9の上端より若干下方に
固定し、該背板9の上端部で書類や物品の後方への落下
を防止する立縁20を形成し、更に前記上棚板12の後
端に、その上面より若干上方に突出した係止板21を固
定し、前記同様に書類や物品の後方への落下を防止して
いる。
する両側板6,6の上端部に、円弧縁19を形成し、収
納棚3への書類や物品の出し入れを容易にしている。し
かし、この両側板6,6の上端部の形状は任意である。
また、前記下棚板10は、背板9の上端より若干下方に
固定し、該背板9の上端部で書類や物品の後方への落下
を防止する立縁20を形成し、更に前記上棚板12の後
端に、その上面より若干上方に突出した係止板21を固
定し、前記同様に書類や物品の後方への落下を防止して
いる。
【0018】前記下段引出し2aを前後引き出し可能に
案内するための案内レール13は、当該下段引出し2a
の収納部8を全て引き出すことができるように、格納状
態の収納部8より後方へ突出させて設けているが、本実
施例ではこの案内レール13の後端部が下棚板10の下
方空間14に位置させているので、引き出し動作上では
全く問題がないのである。他の上位の引出し2,2は、
図示しない通常のレールによって引き出し可能に支持さ
れている。
案内するための案内レール13は、当該下段引出し2a
の収納部8を全て引き出すことができるように、格納状
態の収納部8より後方へ突出させて設けているが、本実
施例ではこの案内レール13の後端部が下棚板10の下
方空間14に位置させているので、引き出し動作上では
全く問題がないのである。他の上位の引出し2,2は、
図示しない通常のレールによって引き出し可能に支持さ
れている。
【0019】本発明に係る袖ワゴンは、机の側方に配設
して脇机として用いる場合には、天板7の高さを机天板
の高さに一致させ、一方、机天板の下方に格納して袖引
出しとして用いる場合には、天板7の高さを机天板の下
方に格納できる高さに設定するのである。
して脇机として用いる場合には、天板7の高さを机天板
の高さに一致させ、一方、机天板の下方に格納して袖引
出しとして用いる場合には、天板7の高さを机天板の下
方に格納できる高さに設定するのである。
【0020】また、図4に示した本発明の他の実施例の
収納棚付き袖ワゴンは、天板7の後端を、底板5及び側
板6の後端に一致させ、収納棚3として筐体1の背面側
のみを開放したものである。この場合には、天板7を広
く利用できるので、脇机として利用する場合に適してい
る。その他の構成は、前記同様であるので、同一構成に
は同一符号を付してその説明は省略する。
収納棚付き袖ワゴンは、天板7の後端を、底板5及び側
板6の後端に一致させ、収納棚3として筐体1の背面側
のみを開放したものである。この場合には、天板7を広
く利用できるので、脇机として利用する場合に適してい
る。その他の構成は、前記同様であるので、同一構成に
は同一符号を付してその説明は省略する。
【0021】
【発明の効果】以上にしてなる本発明の収納棚付き袖ワ
ゴンは、底板と両側板及び天板とで形成した筐体内に前
面側へ引き出し可能な多段の引出しを設けるとともに、
底板下面に複数のキャスターを配設した移動可能な袖ワ
ゴンであって、前記筐体の背面側下端部に下段引出しの
収納部の上下高さよりも低い背板を設けるとともに、該
背板の上部内方に格納状態の下段引出しの収納部より後
方に位置させて下棚板を固定し、該下棚板の前端の直上
に後端を位置させた天板の該後端と下棚板の前端間に幕
板を設けて収納棚を形成し、そして下段引出しの案内レ
ールの後端部を前 記下棚板の下方空間に位置させて側板
に固定してなるので、引出しの収納部より後方であって
筐体内に従来存在していたデットスペースが少なくな
り、内部空間の有効利用を図り、袖ワゴンの全体の収納
効率を格段に高めることができる。そして、背面側の収
納棚に書類や物品を収納する場合又は取り出す場合に
は、袖ワゴンを下面に配設した複数のキャスターを利用
して作業がし易いように移動することができる。
ゴンは、底板と両側板及び天板とで形成した筐体内に前
面側へ引き出し可能な多段の引出しを設けるとともに、
底板下面に複数のキャスターを配設した移動可能な袖ワ
ゴンであって、前記筐体の背面側下端部に下段引出しの
収納部の上下高さよりも低い背板を設けるとともに、該
背板の上部内方に格納状態の下段引出しの収納部より後
方に位置させて下棚板を固定し、該下棚板の前端の直上
に後端を位置させた天板の該後端と下棚板の前端間に幕
板を設けて収納棚を形成し、そして下段引出しの案内レ
ールの後端部を前 記下棚板の下方空間に位置させて側板
に固定してなるので、引出しの収納部より後方であって
筐体内に従来存在していたデットスペースが少なくな
り、内部空間の有効利用を図り、袖ワゴンの全体の収納
効率を格段に高めることができる。そして、背面側の収
納棚に書類や物品を収納する場合又は取り出す場合に
は、袖ワゴンを下面に配設した複数のキャスターを利用
して作業がし易いように移動することができる。
【0022】また、袖ワゴンの背面側に収納棚を設ける
ことによって、当該収納棚に書類や物品を収納した状態
では、その重量によって袖ワゴン全体の重心が後方にな
るので、下段引出しを引き出した場合にも、全体の重心
バランスを安定させることができる。更に、下段引出し
の前板下端にキャスターを取付けることによって、下段
引出しを全て引き出した場合にも、袖ワゴンが前に倒れ
ることを強制的に抑制できる。この場合、下段引出しの
前板下端であって背面中央部に、L字形金具を用いてキ
ャスターを取付けるとともに、底板の前端中央部に下段
引出し格納時に前記L字形金具を収容し得る切欠部を形
成すれば、引出し格納時にも該キャスターが前板から前
方へ突出することがなく、しかもL字形金具が切欠部に
収容されて収まりが良いのである。
ことによって、当該収納棚に書類や物品を収納した状態
では、その重量によって袖ワゴン全体の重心が後方にな
るので、下段引出しを引き出した場合にも、全体の重心
バランスを安定させることができる。更に、下段引出し
の前板下端にキャスターを取付けることによって、下段
引出しを全て引き出した場合にも、袖ワゴンが前に倒れ
ることを強制的に抑制できる。この場合、下段引出しの
前板下端であって背面中央部に、L字形金具を用いてキ
ャスターを取付けるとともに、底板の前端中央部に下段
引出し格納時に前記L字形金具を収容し得る切欠部を形
成すれば、引出し格納時にも該キャスターが前板から前
方へ突出することがなく、しかもL字形金具が切欠部に
収容されて収まりが良いのである。
【図1】本発明の収納棚付き袖ワゴンの背後から見た斜
視図である。
視図である。
【図2】同じく本発明の収納棚付き袖ワゴンの拡大縦断
面図である。
面図である。
【図3】下段引出しに設けたキャスターと筐体の底板と
の関係を示す要部拡大断面図である。
の関係を示す要部拡大断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す背後から見た斜視図
である。
である。
1 筐体 2 引出し 2a 下段引出し 3 収納棚 4 キャスター 5 底板 6 側板 7 天板 8 収納部 9 背板 10 下棚板 11 幕板 12 上棚板 13 案内レール 14 下方空間 15 前板 16 L字形金具 17 キャスター 18 切欠部 19 円弧縁 20 立縁 21 係止板
Claims (2)
- 【請求項1】 底板と両側板及び天板とで形成した筐体
内に前面側へ引き出し可能な多段の引出しを設けるとと
もに、底板下面に複数のキャスターを配設した移動可能
な袖ワゴンであって、前記筐体の背面側下端部に下段引
出しの収納部の上下高さよりも低い背板を設けるととも
に、該背板の上部内方に格納状態の下段引出しの収納部
より後方に位置させて下棚板を固定し、該下棚板の前端
の直上に後端を位置させた天板の該後端と下棚板の前端
間に幕板を設けて収納棚を形成し、そして下段引出しの
案内レールの後端部を前記下棚板の下方空間に位置させ
て側板に固定してなることを特徴とする収納棚付き袖ワ
ゴン。 - 【請求項2】 前記下棚板の上方に上棚板を設けて収納
棚を形成するとともに、前記下段引出しの前板下端であ
って背面中央部に、L字形金具を用いてキャスターを取
付けるとともに、底板の前端中央部に下段引出し格納時
に前記L字形金具を収容し得る切欠部を形成してなる請
求項1記載の収納棚付き袖ワゴン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12217694A JP3171007B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 収納棚付き袖ワゴン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12217694A JP3171007B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 収納棚付き袖ワゴン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07327760A JPH07327760A (ja) | 1995-12-19 |
JP3171007B2 true JP3171007B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=14829461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12217694A Expired - Fee Related JP3171007B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 収納棚付き袖ワゴン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3171007B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP12217694A patent/JP3171007B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07327760A (ja) | 1995-12-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010220 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
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