JP2001298920A - 二軸同芯モータ - Google Patents

二軸同芯モータ

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JP2001298920A JP2000116598A JP2000116598A JP2001298920A JP 2001298920 A JP2001298920 A JP 2001298920A JP 2000116598 A JP2000116598 A JP 2000116598A JP 2000116598 A JP2000116598 A JP 2000116598A JP 2001298920 A JP2001298920 A JP 2001298920A
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axis concentric
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Teruaki Kichiji
輝朗 吉地
Tadatomo Kimura
忠朋 木村
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    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/12Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof specially adapted for operating in liquid or gas
    • H02K5/128Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof specially adapted for operating in liquid or gas using air-gap sleeves or air-gap discs
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • H02K16/005Machines with only rotors, e.g. counter-rotating rotors

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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、インナーロータ型とアウターロー
タ型の2個のモータを二軸同芯配置することにより軸長
を短くし、小型化することを目的とする。 【解決手段】 本発明による二軸同芯モータは、同芯状
に配設された第1、第2ステータ(22、12)間に、第1、
第2ロータ(24、13)が互いに独立して回転できるように
し、全体の軸長を短縮化した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二軸同芯モータに
関し、特に、一対のモータを同芯配置とすることによ
り、軸長を短くして小型化及び省スペース化を計るため
の新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の二軸電動
機としては、例えば、図2で示されるPCT出願による
WO94/23911号公報に開示された構成を挙げる
ことができる。すなわち、図2において符号1で示され
るものはケースであり、このケース1には、第1、第2
モータ2、3が軸方向に積層して設けられている。前記
第1モータ2の第1ロータ4と第2モータ3の第2ロー
タ5とは、上方に位置する第1、第2部材6、7に各々
接続されている。従って、各モータ2、3を独立して回
転させることにより、各部材6、7を独立した状態下で
作動させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の二軸モータは、
以上のように構成されていたため、次のような課題が存
在していた。すなわち、各モータが軸方向に積層して直
列配置されているため、軸方向に長くなり、軸長の短い
小型化された構成を得ることは不可能であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、一対のモータを同芯配置と
することにより、軸長を短くして小型化及び省スペース
化を達成した二軸同芯モータを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による二軸同芯モ
ータは、同芯状に配設された第1、第2ステータ間に、
第1、第2ロータが互いに独立して回転できるようにし
た構成であり、また、前記各ステータは大気中、各ロー
タは真空中に位置し、前記各ステータと各ロータ間には
真空と大気を隔てるための第1、第2ステータ隔壁及び
第1、第2ロータ隔壁が設けられている構成であり、ま
た、前記各ロータの表面には永久磁石が設けられている
構成であり、また、前記各ロータの回転角度を各々独立
して検出するための第1、第2検出手段を有する構成で
あり、また、前記各検出手段は、前記各ロータに設けら
れた符号板と、前記符号板と対向して設けられたセンサ
とからなる構成であり、また、前記符号板とセンサとに
より磁気式エンコーダをなす構成であり、また、前記符
号板は、強磁性材料で構成し、前記符号板の表面に防蝕
皮膜を形成した構成であり、また、前記各ステータを支
持するケースの軸芯位置には、中空部が形成されている
構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による二
軸同芯モータの好適な実施の形態について説明する。な
お、従来例と同一又は同等部分については同一符号を付
して説明する。図1において符号1で示されるものは、
軸芯位置に中空部10を有するケースであり、この中空
部10の外側にはアウターロータ型の第2モータ3及び
インナーロータ型の第1モータ2が同芯配置されてい
る。
【0007】前記第2モータ3は、第1モータ2よりも
内側に位置すると共に、ケース1側に設けられステータ
巻線11を有する輪状の第2ステータ12と、前記ケー
ス1に第2軸受23Aを介して回転自在に設けられた輪
状の第2ロータ13とから構成されている。
【0008】前記第2ロータ13の内面には、第2永久
磁石14が設けられ、この第2ロータ13の内側と第2
ステータ12の外側には輪状の第2ロータ隔壁15a及
び第2ステータ隔壁15が各々設けられ、この第2ロー
タ隔壁15aの両端は第2ロータ13の両端にシール部
材100を介して気密封止され、この第2ステータ隔壁
15の両端は第2ステータ12の両端の取付部材16、
17に密合され、第2ロータ13は真空側Aに、第2ス
テータ12は大気側Bとなるように互いに隔離されて構
成されている。
【0009】前記ケース1に延長して設けられ最も外側
に位置する輪状の外壁20の内側には、ステータ巻線2
1を有する第1ステータ22が設けられ、この外壁20
の内側に位置させた第1軸受23には、前記第2ロータ
13と近接しかつ外側に位置すると共に第1永久磁石2
4aを有する第1ロータ24が回転自在に設けられてい
る。
【0010】前記第1ステータ22の内面には、輪状の
第1ステータ隔壁25が設けられ、この第1ステータ隔
壁25の両端は前記外壁20の両端に設けられた取付部
材26、27に密合され、前記第1ロータ24の外側に
はシール部材28、29を介して輪状の第1ロータ隔壁
25aが密合されていることにより、第1ロータ24は
真空側Aに、第1ステータ22は大気側Bとなるように
互いに隔離されている。
【0011】前記各ロータ24、13は、互いに同芯状
に接近して配設されており、各ロータ24、13の端部
には、各ロータ24、13の軸方向と直交する半径方向
に延びる輪状で耐腐蝕用の防蝕皮膜が形成された第1、
第2符号板30、31がねじ32、33により固定され
ている。前記各符号板30、31は、ケース1の外壁2
0に設けられた第1、第2センサ34、35に対向して
おり、各符号板30、31と各センサ34、35によっ
て第1、第2検出手段40、41を構成し、各検出手段
40、41によって各ロータ24、13の回転及び回転
角度を検出することができるように構成されている。
【0012】前記各符号板30、31が、歯車の場合に
は、磁気式エンコーダを構成することができ、回転ディ
スクの場合には、センサ34、35の形状が若干変更さ
れるが、周知の光学式エンコーダとすることができる。
【0013】なお、前記各隔壁25、15の両端は、各
取付部材16、17、26、27に対して溶接部50に
よって溶着されていると共に各隔壁25a、15aが各
シール部材100、28、29に密合されていることに
より、ケース1の図1における上端位置で真空側A及び
大気側Bに分離できるように構成され、ケース1を例え
ば真空雰囲気で使用(真空チャンバ等)する場合には、
各ロータ24、13及び各符号板30、31が位置する
周囲部分が真空側Aとなり、他の部分は大気側Bとな
る。
【0014】次に、動作について述べる。前記ケース1
を例えば真空チャンバに取付け、第1、第2ロータ2
4、13に図示しないアーム等を取付け、各ステータ2
2、12を個別に励磁することにより、各ロータ24、
13に設けられたアーム等を真空下で自在に作動させる
ことができる。また、ケース1に設けられた中空部10
には、ボールねじ等の逃げ用として用いることができ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明による二軸同芯モータは、以上の
ように構成されているため、次のような効果を得ること
ができる。すなわち、従来の軸方向に直列配置した構成
に比べると、同芯二軸としているため、軸方向の長さを
大幅に短くし、軸芯位置に中空部が形成されていること
により、小型化されると同時にボールねじ等の収容も可
能であり、省スペース化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による二軸同芯モータを示す断面図であ
る。
【図2】図1の要部の拡大断面図である。
【図3】従来構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 10 中空部 22、12 第1、第2ステータ 24、13 第1、第2ロータ 24a、14 第1、第2永久磁石 25、15 第1、第2ステータ隔壁 25a、15a 第1、第2ロータ隔壁 23、23A 第1、第2軸受 18、19、28、29、100 シール部材 30、31 第1、第2符号板 34、35 第1、第2センサ 40、41 第1、第2検出手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同芯状に配設された第1、第2ステータ
    (22,12)間に、第1、第2ロータ(24,13)が互いに独立
    して回転できるように構成されていることを特徴とする
    二軸同芯モータ。
  2. 【請求項2】 前記各ステータ(22,12)は大気中、各ロ
    ータ(24,13)は真空中に位置し、前記各ステータ(22,1
    2)と各ロータ(24,13)間には真空と大気を隔てるための
    第1、第2ステータ隔壁(25,25a)及び第1、第2ロー
    タ隔壁(15,15a)が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の二軸同芯モータ。
  3. 【請求項3】 前記各ロータ(24,13)の表面には永久磁
    石(24a,14)が設けられていることを特徴とする請求項
    1又は2記載の二軸同芯モータ。
  4. 【請求項4】 前記各ロータ(24,13)の回転角度を各々
    独立して検出するための第1、第2検出手段(40,41)を
    有することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記
    載の二軸同芯モータ。
  5. 【請求項5】 前記各検出手段(40,41)は、前記各ロー
    タ(24,13)に設けられた符号板(30,31)と、前記符号板
    (30、31)と対向して設けられたセンサ(34,35)とからな
    ることを特徴とする請求項4記載の二軸同芯モータ。
  6. 【請求項6】 前記符号板(30,31)とセンサ(34,35)と
    により磁気式エンコーダを構成することを特徴とする請
    求項5記載の二軸同芯モータ。
  7. 【請求項7】 前記符号板(30,31)は、強磁性材料で構
    成し、前記符号板(30,31)の表面に防蝕皮膜を形成した
    ことを特徴とする請求項6記載の二軸同芯モータ。
  8. 【請求項8】 前記各ステータ(22,12)を支持するケー
    ス(1)の軸芯位置には、中空部(10)が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載の二軸
    同芯モータ。
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