JP4196433B2 - 密閉型アクチュエータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、密閉型アクチュエータに係り、特に、微量の汚染物質や不純物ガスも許容されない超高真空雰囲気中、或いは腐食性ガス雰囲気のようにモータの磁極やコイルが腐食されてしまうような環境中で用いるのに好適な密閉型アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば半導体製造装置等においては、不純物を極力排除するために超高真空雰囲気中で被加工物に対する加工作業が行われる。その場合に使用される被加工物の位置決め装置や搬送装置には、位置決めや搬送を行う出力軸を回転駆動させるためのアクチュエータが必要である。従来のこの種のアクチュエータとして、例えば本出願人が先に提案した、超高真空の雰囲気中で不純物ガスを放出することなく、高精度の位置決めを可能とした密閉型アクチュエータ(特開平3−150041号及び特開平3−150042号)がある。このものは、回転駆動用コイルによって励磁される回転駆動用磁極が形成されたモータステータと、そのモータステータの磁極面に対して僅かのすきまを隔てて面対向に配設されると共に転がり軸受を介して回転自在に支承されたモータロータと、そのモータロータの変位を測定する変位検出手段であるレゾルバを備えている。そして、モータステータとモータロータとの間のすきまに非磁性金属隔壁を配してモータステータの配設された内部空間を気密に囲うことにより、モータロータ側空間と隔絶している。真空チャンバの外部におかれたこのアクチュエータで、真空チャンバ内に突出した出力軸に回転力が付与される構造である。
【0003】
このように、モータステータとモータロータとを非磁性金属隔壁で隔絶したことにより、半導体製造装置の高真空雰囲気内や反応性ガス雰囲気中で使用しても、アクチュエータのコイルや有機絶縁材から不純ガスが放出されて雰囲気を汚染したり或いはコイルや有機絶縁材が侵食されることがなく、しかも、モータステータとモータロータ間で磁気回路の形成が妨げられることもなく、さらにはレゾルバにより高精度の位置決めも実現できるなど、実用上極めて有用である。
【0004】
また、特表平8−506771号公報には、真空チャンバ内の搬送装置のための2軸同軸の回転駆動用アクチュエータが開示されている。このものは、図5に示すように、取付けフランジ201が真空チャンバの底壁202の開口部に取り付けられており、真空チャンバの外部に位置するハウジング216,236の内部に、外側駆動軸204と内側駆動軸205の2本の駆動軸が同軸に配置され、開口部を通過してハウジングの外に延びている。真空チャンバ内に位置する外側駆動軸204は内側駆動軸205の先端部の軸受206により支持されている。
【0005】
外側駆動軸204の外表面にはモータロータ207が取り付けられており、これに対応するモータステータ208がモータロータ207の外側のハウジング216に支持されている。同様に、内側駆動軸205の外表面にはモータロータ209が取り付けられており、これに対応するモータステータ210がモータロータ209の外側のハウジング236に支持されている。
【0006】
外側駆動軸204は軸受218,219によりハウジング216に支持され、内側駆動軸205は軸受238,239によりハウジング236に支持されている。モータロータ207とモータステータ208との間、及びモータロータ209とモータステータ210との間には、ハウジング216,ハウジング236から延長された薄肉の非金属性の隔壁216a,236aが介挿され、モータロータ207,209を真空側、モータステータ208,210を大気側に仕切って、モータステータコイルから放出された不純ガスが真空チャンバ内を汚染するのを防いでいる。なお、モータロータ207(209)の変位を計測する変位計測手段として、例えばモータロータ207(209)に光学スリットを有する円板211(231)を設け、モータステータ側に発光素子213(233)と受光素子214(234)を配置してなる光学式検知機構を備えている。
【0007】
上記図5の構成から明らかなように、この2軸同軸の回転駆動用アクチュエータは、2つのアクチュエータを直列に連結したものであるが、特開平9−238438号公報には、本出願人の提案による図6に示す2軸同軸の回転駆動用アクチュエータが開示されている。こちらは、回転駆動用磁極315が形成されたモータステータ311と、そのモータステータ311の磁極面に対して僅かの隙間を隔てて面対向に配設され転がり軸受317,318を介して支承されたモータロータ312と、モータロータ312の変位を測定する可変リラクタンス形デゾルバ326を備え、モータステータ311とモータロータ312との間の隙間に非磁性金属の封止隔壁333を配してモータステータ311の配設された内部空間を気密に覆い、且つ軸受317,318は封止隔壁333の軸方向両側に配置して軸受に作用する負荷をハウジングで直接受けるように構成した密閉型アクチュエータを単位アクチュエータとしている。そして2台の単位アクチュエータを直列に連結して、同軸に2つの出力軸A,Bを有する2軸同軸のアクチュエータユニットを構成したものである。 このように、複数台の単位アクチュエータを同軸に連結してなる複合型アクチュエータの必要性と効果については、特開平9−238438号公報の項目[0067]〜[0070]にわたって詳細に説明されており、重複した説明は省くが、要するに出力軸を同軸に複合することで、真空チャンバにおける取り付け開口部を必要最小限にし、且つ真空チャンバ内の表面積を極力小さくするのに極めて有効であるといえる。一方、アクチュエータ自体にとっても、多くの部品を共通化することができて、部品製作コストの低減やメンテナンスの容易性を図ることができるという利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の複合型アクチュエータにあっては、単位アクチュエータを軸方向に直列に配置しているため、アクチュエータの全長が長くなるという問題点がある。近年はより大きな対象物を駆動する必要性が増す傾向にあり、これに対応するべくトルクを大きくすると、アクチュエータの外径及び全長がますます大きくならざるを得ない。
【0009】
そこで、本発明は、このような従来の複合型アクチュエータの問題点に着目してなされたものであり、長さを抑えて装置全体の省スペース化を可能とする複合型の密閉型アクチュエータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1にかかる発明は、チャンバ内でそれぞれ独立に回転駆動される複数の出力軸を同軸に備えた密閉型アクチュエータであって、ロータ磁極を有して前記複数の出力軸のそれぞれに連結したモータロータと、そのモータロータの磁極面に対して間隔を隔てて面対向にそれぞれ配置され回転駆動用コイルにより励磁されるステータ磁極を備えたモータステータと、そのモータステータを前記チャンバとは気密に隔絶して取り付けたハウジングと、そのハウジングに前記モータロータの回転軸を回転自在に支承する軸受と、相対するモータロータとモータステータとの間に配設された非磁性金属材料からなる封止隔壁と、前記モータロータの変位を計測する変位計測手段とから構成されている密閉型アクチュエータを単位の密閉型アクチュエータとし、前記単位の密閉型アクチュエータを単位備え該2単位の密閉型アクチュエータをそれぞれ互いに半径方向に異なる位置に且つ同心に並列して配設するとともに、前記半径方向の外側に配した単位の密閉型アクチュエータを、モータステータの内側にモータロータを配置したインナロータタイプで構成し、前記半径方向の内側に配した単位の密閉型アクチュエータを、モータステータの外側にモータロータを配置したアウタロータタイプで構成したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1に示す密閉型アクチュエータ10は、大径小径の2つの円筒体11A,11Bを底板11Cで気密に連結するとともに上部を開放した二重円筒状のハウジング11内に、それぞれ独立に回転駆動される2台の出力軸、すなわち第1出力軸A及び第2出力軸Bの二軸を同軸に配置した構成になっている。換言すれば、第1出力軸Aを有する単位の密閉型アクチュエータ10A及び第2出力軸Bを有する密閉型アクチュエータ10Bを、2軸同軸に且つ半径方向に異なる位置に並列して連結したもので、一方の単位の密閉型アクチュエータ10Aを外側に配設し、その内側に他方の単位の密閉型アクチュエータ10Bを同心に配設している。
【0012】
先ず、外側に配した単位の密閉型アクチュエータ10Aの構成について説明する。このアクチュエータ10Aは、いわゆるインナロータタイプの可変リラクタンス型ステップモータである。すなわち、前記二重円筒状ハウジング11の外郭壁11Aの内周面に、回転駆動用コイル12Aによって励磁される回転駆動用磁極としてのモータステータ磁極13Aが複数、円周等分に配設固着されている。各モータステータ磁極13Aの内周には、第1出力軸Aの回転軸と平行で一定のピッチを有する複数の歯が設けられている。この歯は、ステップモータにおいて突極歯と呼ばれる公知の構成のものであり、以下の説明でも突極歯と呼ぶ。その各モータステータ磁極13Aに、回転駆動用コイル12Aを絶縁材を介して巻回することにより、単位の密閉型アクチュエータ10Aのモータステータ14Aを構成している。
【0013】
一方、このモータステータ14Aの内周面に対して僅かのエアギャップをおいて面対向に磁性体金属からなるモータロータ磁極15Aを配設し、これを前記第1出力軸Aの外周面に一体的に固着して、単位の密閉型アクチュエータ10Aのモータロータ16Aを構成している。
【0014】
モータロータ磁極15Aの外周面には、前記モータステータ磁極13Aの内周面の突極歯と平行に歯列が設けられている。その歯列のピッチはモータステータ磁極13Aの歯のピッチと同一であるが、モータステータ磁極13Aの突極歯とモータロータ磁極15Aの磁極の歯列の位相は相対的にずらすように配設されている。かくして、回転駆動用コイル12Aへの電流の供給を制御しつつモータステータ磁極13Aの歯を周方向に順次励磁することにより、モータロータ磁極15Aの歯列を順次吸引して、モータロータ16Aを構成する第1出力軸Aをモータステータ14Aの内側で回転させるようになっている。
【0015】
当該モータロータ16Aを構成する第1出力軸Aは、軸方向に間隔をおいてモータステータ14Aと同軸に配した真空用転がり軸受17A,18Aを介して、ハウジング外郭壁11Aに回転自在に支承されている。上記真空用転がり軸受17A,18Aは、いずれも内輪と外輪に金や銀などの軟質金属をプレーティングして、ガス放出のない金属潤滑としたものを用いている。なお、第1出力軸Aの上端は、ハウジング11の外郭壁11Aの開口の外部へ突出させてあり、その端面に被回転駆動体を固定するためのボルト穴19Aを設けている。20Aは、下方の真空用転がり軸受18Aに予圧を付与する予圧設定ばねである。
【0016】
そして、モータステータ磁極13Aの上端側に位置する空間に、モータを高精度に位置決めするべくモータステータ14Aとモータロータ16A間の相対変位を検出する変位検出手段として、高分解能の回転検出器である可変リラクタンス形レゾルバ21Aが内臓されている。レゾルバコイル22Aを有するレゾルバステータ23Aは、ハウジング外郭壁11Aの内周面に固着されている。これに対してレゾルバロータ24Aは、前記レゾルバステータ23Aに対向させて第1の出力軸Aの段部25Aに固定されている。この可変リアクタンス形レゾルバ21Aのレゾルバステータ23Aの磁極の内周面には、モータステータ磁極13Aと同じく、一定のピッチを有する複数の突極歯が設けられており、レゾルバコイル22Aはレゾルバステータ23Aの各磁極に巻回されている。一方、レゾルバロータ24Aは、モータロータ磁極15Aと同様に、位相をずらした同一ピッチの歯列を有している。 そして、モータロータ16Aの回転に伴い、レゾルバロータ24Aが回転してレゾルバステータ23Aの磁極との間のリラクタンスが変化し、レゾルバロータ24Aの1回転でリラクタンス変化の基本波成分がn周期となるようにして、そのリラクタンス変化を検出してレゾルバ制御回路によりデジタル化し、位置信号として利用することでモータロータ16Aを構成する第1の出力軸Aの回転角度位置(又は回転速度)を検出するようになっている。26Aはモータステータ磁極13Aとレゾルバ21Aとの間に介装してモータステータ14Aに固定された磁気シールド板である。
【0017】
モータステータ磁極13Aとモータロータ磁極15Aとの対向面間のすき間(エアギャップ)、及びレゾルバステータ23Aとレゾルバロータ24Aとの対向面間のすき間(エアギャップ)には、例えば非磁性ステンレスSUS304などの非磁性金属からなる円筒状の隔壁28Aが配設されている。この隔壁28Aの上下両端部はそれぞれ、電子ビーム溶接やレーザビーム溶接により、上下の前記真空用転がり軸受17A,18Aの近傍においてハウジング外郭壁11Aの内周面に気密に溶接している。これにより、モータステータ14Aの磁極13A,その回転駆動用コイル12A及びレゾルバステータ23A,レゾルバコイル22A等が収納されたスペースを、ハウジング外郭壁11A内に密閉し、モータロータ16A及びレゾルバロータ24A側のスペース(後述するように真空状態になる)から完全に気密に隔絶している。
【0018】
なお、上記隔壁28Aで仕切ったモータステータ14A,その回転駆動用コイル12A,レゾルバステータ23A,レゾルバコイル22A等が収納されたスペース内に例えばモールド剤をすき間なく注入するなどの方法で、隔壁28Aの補強をすることもできる。ハウジング11の外郭壁11Aの上端側には、真空用フランジ部11Fを取り付けており、真空装置への密閉型アクチュエータ10の取付け部を構成している。
【0019】
ここで、上記可変リラクタンス形レゾルバ21Aについて説明する。このレゾルバとして、具体的には、例えば本出願人が先に特開平5−122A916号,特表平8−506771号公報に開示したものが好適に利用できる。このレゾルバは、レゾルバステータ23Aに、図2に示すように3相18極の第1の磁極A11〜A16,B11〜B16,C11〜C16が所定間隔で形成され、その第1の磁極の中間位置に3相18極の第2の磁極A21〜A26,B21〜B26,C21〜C26が所定間隔で形成され、各磁極がA11─C21─B11─A21─C11─B21─A12─C22─……の順序で配列されている。各磁極A11〜C26には、内周面側の端面に3つの歯TS1,TS2,TS3が形成されると共に中央部に1つの励磁巻線LA11 〜LC26 が巻装されている。このため、180°の位置の磁極は互いに同相となる。また、レゾルバロータ24は、レゾルバステータ23Aの歯TS1〜TS3と位相をずらして同一ピッチの歯列TR を有している。
【0020】
図3はレゾルバ制御回路の構成を示すもので、前記励磁巻線LA11 〜LC26 の一端を単相交流電源30に接続すると共に、他端を抵抗RA1〜RC2を介して接地することにより、励磁巻線及び抵抗間から導出した出力端子TA1〜TC2からレゾルバロータ24の歯列TR との間でのリラクタンス変化に応じた電流変化に基づくi相出力信号fa1(θ)〜fc1(θ)及びfa2(θ)〜fc2(θ)が端子TA1〜TC1及びTA2〜TC2に出力され、差動増幅器31A〜31Cに入力される。差動増幅器31A〜31Cでは差値を演算し、その出力が相変換回路32で2相信号に変換され、2相信号fc ( θ) 、fs ( θ) が信号処理回路33に供給される。
【0021】
信号処理回路33は、乗算器と励磁用の交流電源から交流電圧が同期信号として入力される同期整流器などを備え、同期整流器の出力信号が速度信号として出力されると共に、回転速度を示すデジタル値が出力される。上記レゾルバ及びレゾルバ制御回路の詳細は、特開平5−122A916号公報を参照するとよい。
【0022】
続いて、内側に配した単位の密閉型アクチュエータ10Bの構成について説明する。このアクチュエータ10Bは、いわゆるアウタロータタイプの可変リラクタンス型ステップモータである。回転駆動用コイル12Bによって励磁されるモータステータ磁極13Bは、二重円筒状ハウジング11の内郭壁11Bの外周面に配設固着されている。その各モータステータ磁極13Bの外周に、第2出力軸Bの回転軸と平行で一定のピッチを有する複数の突極歯が設けられている。その各モータステータ磁極13Bに、回転駆動用コイル12Bを絶縁材を介して巻回することにより、単位の密閉型アクチュエータ10Bのモータステータ14Bを構成している。
【0023】
一方、このモータステータ14Bの外周面に対して僅かのエアギャップをおいて面対向に、磁性体金属からなるモータロータ磁極15Bを配設し、これを前記第2出力軸Bの内周面に一体的に固着して、単位の密閉型アクチュエータ10Bのモータロータ16Bを構成している。モータロータ磁極15Bの内周面には、前記モータステータ磁極13Bの外周面の突極歯と平行に歯列が設けられている。その歯列のピッチはモータステータ磁極13Bの歯のピッチと同一であるが、モータステータ磁極13Bの突極歯とモータロータ磁極15Bの歯列の位相は相対的にずらすように配設されている。かくして、回転駆動用コイル12Bへの電流の供給を制御しつつモータステータ磁極13Bの歯を周方向に順次励磁することにより、モータロータ磁極15Bの歯列を順次吸引して、モータロータ16Bとしての第2出力軸Bをモータステータ14Bの外側で回転させるようにしている。
【0024】
当該モータロータ16Bを構成する第2出力軸Bは、軸方向に間隔をおいてモータステータ14Bと同軸に配した真空用転がり軸受17B,18Bを介して、ハウジング外郭壁11Bに回転自在に支承されている。第2出力軸Bの上端は、第1出力軸Aの中空孔を貫通して、ハウジング11の外郭壁11Aの開口の外部へ突出させてあり、その端面に被回転駆動体を固定するためのボルト穴19Bを設けている。20Bは、下方の真空用転がり軸受18Bに予圧を付与する予圧設定ばねである。
【0025】
前記モータステータ磁極13Bの上端側に位置する空間には、モータステータ14Bとモータロータ16B間の相対変位を検出する変位検出手段として、高分解能の回転検出器である可変リラクタンス形レゾルバ21Bが内臓されている。レゾルバコイル22Bを有するレゾルバステータ23Bは、ハウジング内郭壁11Bの外周面に固着されている。これに対してレゾルバロータ24Bは、前記レゾルバステータ23Bに対向させて第2の出力軸Bの段部25Bに固定されている。この可変リアクタンス形レゾルバ21Bのレゾルバステータ23Bの磁極の外周面にはモータステータ磁極13Bと同じく、一定のピッチを有する複数の突極歯が設けられており、レゾルバコイル22Bはレゾルバステータ23Bの磁極に巻回されている。一方、レゾルバロータ24Bは、モータロータ磁極15Bと同様に、位相をずらした同一ピッチの歯列を有している。そして、モータステータ磁極13Bとその上方に位置するレゾルバ21Bとの間には、磁気シールド板26Bが介装してある。
【0026】
モータステータ磁極13Bとモータロータ磁極15Bとの対向面間のすき間(エアギャップ)、及びレゾルバステータ23Bとレゾルバロータ24Bとの対向面間のすき間(エアギャップ)には、例えば非磁性ステンレスSUS304などの非磁性金属からなる円筒状の隔壁28Bが配設されている。この隔壁28Bの上下両端部はそれぞれ、電子ビーム溶接やレーザビーム溶接により、上下の前記真空用転がり軸受17B,18Bの近傍においてハウジング内郭壁11Bの外周面に気密に溶接している。これにより、モータステータ14Bの磁極13B,その回転駆動用コイル12B及びレゾルバステータ23B,レゾルバコイル22B等が収納されたスペースを密閉し、モータロータ16B及びレゾルバロータ24B側のスペース(後述するように真空状態になる)から完全に気密に隔絶している。
【0027】
なお、上記隔壁28Bで仕切ったモータステータ14B,その回転駆動用コイル12B,レゾルバステータ23B,レゾルバコイル22B等が収納されたスペース内に例えばモールド剤をすき間なく注入するなどの方法で、隔壁28Bの補強をすることもできる。ハウジング11Bの円筒状の内郭壁11Bの上端側は閉じられており、下端側のみ開口している。
【0028】
次に、上記密閉型アクチュエータ10の動作を説明する。
この複合密閉型アクチュエータ10を、例えば真空チャンバのアクチュエータ取り付け用開口部に取り付ける。この場合、第1の出力軸A及び第2の出力軸Bの先端は真空チャンバ内部に差し入れられる。それら二つの軸を駆動する単位のアクチュエータ10A,10Bは、それぞれ互いに半径方向に異なる位置に同心に並列して組み込んであるから、両アクチュエータを直列に連結したものに比べてアクチュエータ10の全長を略半分に短く抑えることができ、装置全体の省スペース化を実現できる。
【0029】
この複合タイプの密閉型アクチュエータ10にあっては、外側のアクチュエータ10A及び内側のアクチュエータ10Bのそれぞれに、可変リラクタンス型ステップモータを採用したため、モータロータ16A,16Bには誘導型モータのように過電流による発熱はなく、且つモータロータ16A,16Bは多孔性でガスを吸蔵しやすい永久磁石を使用せずに突極歯を有する磁性体としたから真空到達時間も短くて済む。
【0030】
また、この複合タイプの密閉型アクチュエータ10にあっては、外側のアクチュエータ10Aのモータステータ14A及びレゾルバステータ23Aを、隔壁28Aにより真空チャンバ内部と隔絶し、また内側のアクチュエータ10Bのモータステータ14B及びレゾルバステータ23Bを、隔壁28Bにより真空チャンバ内部と隔絶しているから、モータステータの回転駆動用コイル12A,12Bやレゾルバコイル22A,22Bの絶縁材等に吸蔵されているガスや水分が真空槽内部に拡散して真空雰囲気を汚染するおそれもない。したがって、真空槽内部の排気も容易であり、ベークアウト時も短時間で所定の超高真空に到達でき、生産効率が高い。また、コイル絶縁材にわざわざ高価な無機材料を使用する必要もない。
【0031】
更には、半導体製造の場合、真空排気後に真空槽内部Vに導入されるエッチング用の反応性ガスに対しても、ステンレス材からなる隔壁28A,28Bで保護されるから、上記コイルや絶縁材等がエッチングされてしまうおそれはない。なお、回転駆動用コイル12A,12Bが大気側にあることから、必要に応じてモータステータ14A,14Bの内部に空気や水を通して強制冷却することも容易である。
【0032】
また、モータロータ16A,16Bの回転の位置決め精度についても、フィードバック制御により極めて高精度が保証される。いま、各モータステータ14A,14Bの回転駆動用コイル12A,12Bに通電すると起磁力を生じ、モータステータ磁極13A,13Bの突極歯が励磁される。この場合、非磁性金属からなる隔壁28A,28Bの厚みは十分に薄いから、その磁束はそれぞれの隔壁28A,28Bを通してモータロータ16A,16Bに到達する。こうして通電したモータステータ磁極13A,13Bと、これにそれぞれ対向したモータロータ磁極15A,15Bとの間に磁気回路が形成されて、該両磁極の対向する歯同士が強く吸引し合う。
【0033】
すなわち、円周方向に沿い順に配列されている複数の回転駆動用コイル12A及び12Bのそれぞれに、図外のドライブユニットを介して制御されたモータ電流を、配列に従い順次通電する。モータステータ磁極13A,13Bの各歯の励磁は、通電の順序に従い順次移動され、それぞれのモータロータ16A,16Bが回転する。これに伴い各レゾルバ21A,21Bのレゾルバロータ24A,24Bも回転する。これにより生じた各レゾルバステータ23A,23Bとの歯間のリラクタンス変化を、図示しないドライブユニットのレゾルバ制御回路によりデジタル化し、位置信号として利用することで、単位のアクチュエータ10A,10Bのそれぞれのモータロータ16A,16Bの回転角度の精密なフィードバック制御がなされ、高精度の位置決めができる。
【0034】
なお、この実施の形態では、モータロータ16A,16Bの変位計測手段として、可変リラクタンス形レゾルバ21A,21Bを用いたが、これに限らず、高精度位置決めに使用するサーボモータにおいて一般的に用いられる光学式エンコーダや磁気式エンコーダ等を使用することもできる。ただし、本実施の形態の如く超高真空中で使用することを条件にした場合には、光学式エンコーダや磁気式エンコーダは好ましくない。その理由は、それらに用いられている発光素子,受光素子や磁気抵抗素子等が半導体のため、真空チャンバ内の前処理として一般に行われる100℃以上での高温ベークアウトが困難であり、且つ電気回路を真空中で使用する際の短絡防止に必要とされる絶縁樹脂やプリント基板等に含まれる不純物が真空環境を汚染するおそれがあるためである。
【0035】
また、この実施の形態では、可変リラクタンス形レゾルバ21A,21Bとモータアクチュエータ10A,10Bとの間に磁気シールド板26A,26Bをそれぞれ介装しているが、さらに各アクチュエータ10A,10Bのモータロータ磁極15A,15B及びレゾルバロータ24A,24Bを取り付ける第1出力軸A及び第2出力軸Bの材質を非磁性体としてもよい。これにより、通常のレゾルバであればモータスタックより発生する磁気がレゾルバに回り制御が非常に困難であるのに対して、モータスタックより回りこむ磁気を打ち消すことができて一層安定した制御が可能になる。すなわち、レゾルバステータ23A,23Bとレゾルバロータ24A,24Bとの間を遮断する非磁性金属製の隔壁28A,28Bを設けたため、アクチュエータのモータ駆動電源から供給されるモータ電流のスイッチング周波数の高周波磁束や、モータステータから発生する回転磁界からの漏洩磁束がレゾルバに混入してS/N比を低下させ、ひいては高精度の位置検出に悪影響を与えるおそれがある場合は、レゾルバロータ24A,24Bの取り付け部材である第1出力軸A及び第2出力軸Bを非磁性体とすれば、漏洩磁束が当該出力軸を経てレゾルバロータ24A,24Bに混入することを抑制することができ、S/N比を向上させて高精度の位置検出が可能になる。
【0036】
一般的に可変リラクタンス形レゾルバは、検出用のレゾルバコイルに交流電圧を印加して励磁し、対向するレゾルバロータのスロット歯の回転位置θに応じたリラクタンス変化をインダクタンス変化として検出するものであって、同期整流器によって励磁電圧成分が除去された出力Vsinθを検出することができ、ロータの回転位置を検出することができる。しかし、本実施の形態のようにステータとロータとの間を遮断する非磁性金属製の隔壁28A,28Bを設けた場合、検出コイルを励磁する交流電圧の周波数が高いと、当該封止用の隔壁28A,28Bを磁束が貫通する際に発生する非磁性金属内の渦電流が増加し、ロータの回転位置の検出が困難となることがある。その場合は、1〜10KHz程度の交流を印加して励磁すれば、封止用の隔壁28A,28B内での渦電流の発生を抑え、ロータの安定な駆動制御が可能になる。
【0037】
また、S/N比を向上させるため、特開平9−238438号公報おいて本出願人が先に提案したように、可変リラクタンス型レゾルバを構成するレゾルバステータ23A,23Bの巻線22A,22Bを差動回路型としてノイズの低減をはかるようにしてもよい。
【0038】
図4に本発明の他の実施の形態を示す。
なお、上記第1の実施の形態と同一又は相当部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。このものは、上記第1の実施の形態の密閉型アクチュエータ10における第1の出力軸Aの駆動用モータを、インナーロータ型構造ではなく、アウタロータ型の構造とした点が異なっている。すなわち、図4に示すように、第1出力軸Aを有する単位の密閉型アクチュエータ10A及び第2出力軸Bを有する密閉型アクチュエータ10Bを、2軸同軸に且つ半径方向に異なる位置に並列して連結した構成は上記第1の実施の形態のものと同じであるが、そのうち外側に配した単位の密閉型アクチュエータ10Aの方を、インナロータタイプの可変リラクタンス型ステップモータに代えて、アウタロータタイプの可変リラクタンス型ステップモータで構成している。
【0039】
ハウジング11は、大径の円筒体である外郭壁11A及び小径の円筒体である内郭壁11Bの中間位置に、更に円筒状の中間隔壁11Dを備えている。そして、この中間隔壁11Dの外周面に、外側の単位の密閉型アクチュエータ10Aの回転駆動用磁極としてのモータステータ磁極13Aが複数、円周等分に配設固着されている。それらの各モータステータ磁極13Aの突極歯は円筒状の外周面に設けてある。その各モータステータ磁極13Aに、回転駆動用コイル12Aを絶縁材を介して巻回し、単位の密閉型アクチュエータ10Aのモータステータ14Aを構成している。一方、このモータステータ14Aの外周面に対して僅かのエアギャップをおいて面対向に配設した磁性体金属からなるモータロータ磁極15Aは、第1出力軸Aの内周面に一体的に固着して、単位の密閉型アクチュエータ10Aのモータロータ16Aを構成している。
【0040】
モータロータ磁極15Aの内周面には、前記モータステータ磁極13Aの外周面の突極歯と平行に歯列が設けられている。その歯列のピッチはモータステータ磁極13Aの歯のピッチと同一であるが、モータステータ磁極13Aの突極歯とモータロータ磁極15Aの歯列の位相は相対的にずらすように配設されている。かくして、回転駆動用コイル12Aへの電流の供給を制御しつつモータステータ磁極13Aの歯を周方向に順次励磁することにより、モータロータ磁極15Aの歯列を順次吸引して、モータロータ16Aとしての第1出力軸Aをモータステータ14Aの外側で回転させるようになっている。
【0041】
この第2の実施の形態は、第1の出力軸Aの駆動用モータをインナーロータ型構造とした第1の実施の形態よりも加工が容易になる利点がある。その他の構成及び作用・効果は第1の実施の形態とほぼ同様である。
【0042】
なお、上記の各実施の形態では、本発明の密閉型アクチュエータを真空チャンバに取り付けて使用する場合を述べたが、これに限らず、腐食性ガス雰囲気としたチャンバに取り付けて好適に使用することも可能である。
【0043】
また、複合する単位のアクチュエータを2軸互いに半径方向に異なる位置に同軸に配した場合を示したが、単位のアクチュエータを2軸以上半径方向に異なる位置に同軸に配してもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係る複合タイプの密閉型アクチュエータによれば、単位の密閉型アクチュエータを単位備え該2単位の密閉型アクチュエータをそれぞれ互いに半径方向に異なる位置に且つ同心に並列して配設するとともに、前記半径方向の外側に配した単位の密閉型アクチュエータを、モータステータの内側にモータロータを配置したインナロータタイプで構成し、前記半径方向の内側に配した単位の密閉型アクチュエータを、モータステータの外側にモータロータを配置したアウタロータタイプで構成したため、軸方向に直列に連結した同一トルクを有する複合タイプの密閉型アクチュエータに比べて、アクチュエータの全長を略半分に短くすることができて、装置全体のスペースを効率よく利用できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の断面図である。
【図2】図1に示す可変リラクタンス形レゾルバの概略断面図である。
【図3】上記レゾルバの回路図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の断面図である。
【図5】従来の複合タイプの密閉型アクチュエータの一例を示す断面図である。
【図6】従来の複合タイプの密閉型アクチュエータの他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 密閉型アクチュエータ
10A 単位の密閉型アクチュエータ
10B 単位の密閉型アクチュエータ
11 ハウジング
12A 回転駆動用コイル
12B 回転駆動用コイル
13A モータステータ磁極
13B モータステータ磁極
14A モータステータ
14B モータステータ
15A モータロータ磁極
15B モータロータ磁極
16A モータロータ
16B モータロータ
17A 軸受
17B 軸受
18A 軸受
18B 軸受
21A 変位計測手段
21B 変位計測手段
28A 封止隔壁
28B 封止隔壁

Claims (1)

  1. チャンバ内でそれぞれ独立に回転駆動される複数の出力軸を同軸に備えた密閉型アクチュエータであって、
    ロータ磁極を有して前記複数の出力軸のそれぞれに連結したモータロータと、そのモータロータの磁極面に対して間隔を隔てて面対向にそれぞれ配置され回転駆動用コイルにより励磁されるステータ磁極を備えたモータステータと、そのモータステータを前記チャンバとは気密に隔絶して取り付けたハウジングと、そのハウジングに前記モータロータの回転軸を回転自在に支承する軸受と、相対するモータロータとモータステータとの間に配設された非磁性金属材料からなる封止隔壁と、前記モータロータの変位を計測する変位計測手段とから構成されている密閉型アクチュエータを単位の密閉型アクチュエータとし、
    前記単位の密閉型アクチュエータを単位備え該2単位の密閉型アクチュエータをそれぞれ互いに半径方向に異なる位置に且つ同心に並列して配設するとともに、前記半径方向の外側に配した単位の密閉型アクチュエータを、モータステータの内側にモータロータを配置したインナロータタイプで構成し、前記半径方向の内側に配した単位の密閉型アクチュエータを、モータステータの外側にモータロータを配置したアウタロータタイプで構成したことを特徴とする密閉型アクチュエータ。
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