JP2001298274A - 電子回路構成体 - Google Patents

電子回路構成体

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JP2001298274A
JP2001298274A JP2001069990A JP2001069990A JP2001298274A JP 2001298274 A JP2001298274 A JP 2001298274A JP 2001069990 A JP2001069990 A JP 2001069990A JP 2001069990 A JP2001069990 A JP 2001069990A JP 2001298274 A JP2001298274 A JP 2001298274A
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Tosaku Nishiyama
東作 西山
Hideo Hatanaka
秀夫 畠中
Daizo Ando
大蔵 安藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
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    • H01L2924/151Die mounting substrate
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    • H01L2924/1531Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface
    • H01L2924/15311Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA

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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品を内蔵した配線基板において、その
小型化、高密度実装化および多機能化には限界があると
いう課題があった。 【解決手段】 複数の絶縁基板1およびその内層配線2
と両面に形成された配線3およびその配線群を電気的に
接続するビアホール導体4を主たる構成要素とする多層
配線基板5の上面に半導体チップ6を搭載し、他のビア
ホール内にチップ抵抗10,チップコンデンサ11、チ
ップコイル12等の電子部品を内蔵、特に半導体チップ
6の直下にこれらの電子部品を配置し、内層配線2を介
して電子部品を直列接続させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子回路モジュー
ル、特に多層配線基板の内部に電子部品を内蔵させるこ
とにより、高密度実装および高密度配線を同時に行うこ
とができる電子回路構成体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化、薄型化、軽量
化、高機能化が進展する中で電子機器を構成する各種電
子部品の小型化や薄型化とともに、これら電子部品が実
装されるプリント配線基板も高密度実装を可能とする様
々な技術開発が盛んである。
【0003】特に最近は急速な実装技術の進展ととも
に、LSI等の半導体チップを高密度に実装でき、かつ
高速信号処理回路にも対応できる多層配線構造の回路基
板が安価に供給されることが強く要望されてきている。
このような多層配線回路基板では微細な配線ピッチで形
成された複数層の配線パターン間の高い電気的接続信頼
性や優れた高周波特性を備えていることが重要である。
【0004】このような問題を解決するために新しい構
造を備えた回路基板や高密度配線を目的とする製造方法
が開発され、すでに携帯型電子機器等に多く使用されて
いる。
【0005】例えば、従来の多層配線基板における層間
接続の主流となっていたスルーホール内壁の銅めっき導
体に代えて、インナーバイアホール(以下,IVHとい
う)に導電体を充填して接続信頼性の向上を図るととも
に部品ランド直下や任意の層間にIVHを形成でき、基
板サイズの小型化や高密度実装が実現できる全層IVH
構造の樹脂多層配線基板(特開平6−268345号公
報)がある。
【0006】しかしながら上記のように高密度配線化さ
れた多層配線基板においても、コンデンサ、抵抗器など
配線基板の表面に実装される電子部品の占める面積の割
合は依然として高く、電子機器の小型化に対して大きな
課題となっている。このような課題の解決策として配線
基板内に電子部品を埋設して高密度実装化を図ろうとす
る提案が開示されている。
【0007】例えばプリント基板に設けた透孔内にリー
ドレス部品を埋設した特開昭54−38561号公報、
絶縁基板に設けた貫通孔内にセラミックコンデンサ等の
受動素子を埋設した特公昭60−41480号公報、半
導体素子のバイパスコンデンサをプリント配線基板の孔
に埋設した特開平4−73992号公報および特開平5
−218615号公報等が開示されている。
【0008】また、セラミック配線基板に設けたビアホ
ール内に導電性物質と誘電性物質を充填して同時焼成し
た特開平8−222656号公報、有機系絶縁基板に設
けた貫通孔に電子部品形成材料を埋め込んだ後、固化さ
せてコンデンサや抵抗器を形成した特開平10−562
51号公報等が開示されている。
【0009】上記従来の開示技術はいずれも二つの方式
に大別できる。すなわちその一つは配線基板に設けられ
た貫通孔にチップ抵抗器またはチップコンデンサ等の既
に完成されたリードレス部品を埋設したのち、このリー
ドレス部品の電極と配線基板上の配線パターンとを導電
性ペイントまたは半田付けによって接続するものであ
る。また他の一つは有機系配線基板の場合、配線基板に
設けた貫通孔にコンデンサ等の電子部品形成材料を埋め
込み、固化させることによって所望のコンデンサとした
後、その上下の端面にメッキを施して電極を形成して電
子部品内蔵配線基板を形成させ、また無機系配線基板の
場合は、セラミックグリーンシートに設けられたビアホ
ール内に誘電体ペーストや導電性ペーストを充填した
後、高温で焼成することにより、所望のコンデンサを内
蔵した配線基板を形成したものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たこれら従来の開示技術はいずれも両面配線基板の貫通
孔内に電子部品を埋設してその電子部品の電極を配線基
板の表裏両面の配線パターンに接続するものであり、そ
の小型化、高密度実装化および多機能化には限界があ
る。
【0011】本発明は上記の課題を解決するものであ
り、極めて多機能化された小型電子機器に使用するため
の多層配線基板において、複数種の電子部品を多層配線
基板内の各層における任意の位置に完全に埋設させて回
路と電子部品を一体化、すなわちモジュール化すること
により配線長の最短化、および高密度配線化を図り、高
速動作化など電子機器の高性能化に寄与することができ
る電子回路構成体とその製造方法を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数の絶縁基板を積層し、その両面および
内層に複数の配線が形成された多層配線基板の所定のビ
アホール内に電子部品を埋設して多層配線基板の内部に
電子回路を構成することにより、1つの多層配線基板を
モジュール化、すなわち配線基板と電子部品とを一体化
した回路構成体を形成できるため、高速信号処理が可能
な電子機器を高密度化、小型化することができる。
【0013】本願の第1の発明は、複数の絶縁基板を積
層して得られる多層構造基板の両面および内層に複数の
配線が形成され、その配線間が絶縁基板のビアホール内
に充填されたビアホール導体によって接続された多層配
線基板において、前記多層配線基板上に半導体チップが
実装されており、前記半導体チップが実装されている前
記多層配線基板上の配線または電極パッドの直下にある
貫通孔内に電子部品が配置されたものであり、従来の多
くの電子部品を表面に搭載した配線基板と異なり、半導
体チップを除くディスクリート電子部品の多くを配線基
板内に埋設しているために、電子部品とこれらを接続す
る配線とが一体化されて表面が平滑化され、かつ小型、
薄型化された電子回路構成体を形成することができる。
【0014】また,第2の発明は,第1の発明の電子回
路構成体に関し,複数の絶縁基板の所定の位置に貫通孔
が設けられ,前記貫通孔内にさらに電子部品を埋設する
ことにより前記多層配線基板の内部に電子回路を構成し
ているものである。
【0015】また、第3の発明は、第1または第2の発
明の電子回路構成体に関し、電子部品が多層配線基板を
構成する複数の絶縁基板にまたがって内蔵されているこ
とを特徴とするものであり、さらなる多層配線基板内回
路の高密度実装化、高密度配線化が可能となる。
【0016】また、第4の発明は、第1または第2の発
明の電子回路構成体に関し、絶縁基板内にそれぞれ内蔵
されている異なる種類の電子部品を絶縁基板を積層する
際に直列接続したものであり、複数の電子部品を配線を
介することなく接続できるため、高速信号処理に寄与で
きる。
【0017】また、第5の発明は、第1または第2の発
明の電子回路構成体に関し、絶縁基板をガラスエポキシ
コンポジット、ガラスBTレジンコンポジット、アラミ
ドエポキシコンポジットおよびアラミドBTレジンコン
ポジットの熱硬化性樹脂含浸繊維基材の少なくとも1種
から構成したものであり、容易な製造法により信頼性に
優れた電子回路構成体を形成することができる。
【0018】また、第6の発明は、第1または第2の発
明の電子回路構成体に関し、絶縁基板がBTレジン、ポ
リイミド、変成PPEのいずれかを含む構成であること
を特徴とするものである。
【0019】また、第7の発明は、第1または第2の発
明の電子回路構成体に関し、絶縁基板を無機質フィラー
と、熱硬化性樹脂とを含む混合物より構成したものであ
り、第4の発明の効果と同様の効果を得ることができ
る。
【0020】また、第8の発明は、第1または第2の発
明の電子回路構成体に関し、電子部品がチップ抵抗、チ
ップコンデンサ、チップコイルであることを特徴とする
ものである。
【0021】また、第9の発明は、第1〜8のいずれか
の電子回路構成体に関し、電子回路構成体をマザー基板
に実装したことを特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
【0023】(実施の形態1)図1(a)は本発明の第
1の実施の形態における電子回路構成体の構造を示すも
のであり、図1(b)は半導体チップおよび電子回路構
成体に内蔵された電子部品で構成される等価回路図であ
る。
【0024】まず図1(a)に示すように、ガラスエポ
キシ樹脂、アラミドエポキシ樹脂等の合成樹脂よりなる
複数の絶縁基板1およびその内層配線2と両面に形成さ
れた配線3およびその配線群を電気的に接続するビアホ
ール導体4を主たる構成要素とする多層配線基板5の上
面に半導体チップ6が搭載されている。半導体チップ6
と多層配線基板5とは半導体チップ6の電極7および多
層配線基板5上の配線3または電極パッド8とはんだボ
ールまたは金バンプ9によって接続されている。
【0025】このような多層配線基板の構造において本
発明が特徴とするところは、銀または銅ペースト等の導
電体が充填されるビアホール以外に複数の貫通孔を設
け、その内部にチップ抵抗10,チップコンデンサ1
1、チップコイル12等の電子部品を内蔵させている点
である。
【0026】特に半導体チップ6が実装されている配線
3または電極パッド8の直下にこれらの電子部品を内蔵
させたり、内層配線2を介して電子部品を直列接続させ
る、いわゆるデバイスオンデバイス接続を行うことによ
り半導体チップと電子部品との配線長を極力短くするこ
とができ、電子回路上の高速動作を可能とすることがで
きる。
【0027】また図1(b)は半導体チップ6の周辺に
必要な電子部品を配線基板内に内蔵させて形成した電子
回路構成体、いわゆる回路モジュールの等価回路を示す
ものであり、このように電子部品を多層配線基板内の任
意の箇所に内蔵させることにより、配線基板上の電子部
品実装面積を低減でき、電子機器の小型軽量化を可能と
することができる。
【0028】(実施の形態2)次に本発明の第2の実施
の形態について図2を用いて説明する。
【0029】図2(a)は図2(b)に示すブロック図
の一部を本発明に関わる電子回路構成体として形成し、
マザー基板に搭載した断面図を示すものであり、第1の
実施の形態において説明した多層配線基板内に電子部品
を内蔵した複数の電子回路構成体21,22および23
を多層配線構造を有するマザー基板24上に配置したも
のである。図2(a)において21は図2(b)に示す
中間周波増幅回路、22は音声中間周波増幅回路、23
は映像増幅回路をそれぞれ半導体チップと多層配線基板
内に内蔵させた周辺電子部品とにより一体化させた電子
回路構成体である。
【0030】上記のように本実施の形態によれば、電子
機器の配線基板上からディスクリート電子部品の実装を
削減することが可能となり、電子機器の小型化、および
実装コストの低減に大きな効果を得ることができる。
【0031】(参考例1)次に本発明の参考例1におけ
る電子回路構成体の製造方法について図面を用いて説明
する。
【0032】図3(a)〜(f)は参考例1における電
子回路構成体の1層を製造する場合の工程断面図であ
り、図3(a)の31はガラス、アラミド、全芳香族ポ
リエステル等よりなる不織布にエポキシ、BTレジン、
ポリイミド、変成PPE等よりなる熱硬化性樹脂を含浸
して得られるプリプレグ状態の樹脂含浸繊維シート基材
である。
【0033】この樹脂含浸繊維シート基材31の所定の
箇所に図3(b)に示すように、銅ペースト等の導電体
を充填するためのビアホール32およびチップ抵抗、チ
ップコンデンサ、チップコイル等の電子部品を装填する
ための貫通孔33を炭酸ガスレーザ、エキシマレーザに
よる加工、または金型による加工等によって形成する。
【0034】次に図3(c)に示すように、孔開け加工
の終わった樹脂含浸繊維シート基材31の片面に銅箔3
4aを貼着し、あらかじめ一方の端子に導電性ペースト
を塗布しておいた電子部品35,36を所定の貫通孔3
3内に装填したのち、樹脂含浸繊維シート基材31の他
の片面からスキージ等により印刷塗布することにより、
ビアホール32および貫通孔33内に導電性ペースト3
7を充填し、(図3(d))その上に他の銅箔34bを
配置したのち、図3(e)に示すように両面から加熱、
加圧して樹脂含浸繊維シート基材31を圧縮することに
より、プリプレグ状態であった樹脂含浸繊維シート基材
31が完全硬化する。
【0035】なお図3(d)において電子部品35は電
子部品36より形状の小さなものを使用しており、した
がって導電性ペースト37を塗布したとき、電子部品3
5の上面には電子部品36の上面より多くの導電性ペー
スト37が塗布されていて樹脂含浸繊維シート基材31
を加熱、加圧するとき樹脂含浸繊維シート基材31の最
終的な厚みは電子部品36の厚みとほぼ同一となるが電
子部品35と樹脂含浸繊維シート基材31との厚みの差
は導電性ペースト37によって調整される。
【0036】次に通常のフォトリソグラフィによるパタ
ーンニングおよびエッチングをおこなうことにより、図
3(f)に示すように、樹脂含浸繊維シート基板31の
内部にチップ抵抗35、チップコンデンサ36等の電子
部品を内蔵し、樹脂含浸繊維シート基板31の両面にビ
アホール導体である導電性樹脂37で電気的に接続され
た配線層38a、38bを備えた電子部品内蔵両面配線
板39を得ることができる。
【0037】上記説明した製造法により、他の配線パタ
ーンおよび他の電子部品を内蔵した複数種類の電子部品
内蔵両面配線基板を形成して積層、多層化してその上面
に半導体チップを搭載することにより第1の実施の形態
で説明した電子回路構成体を形成することができる。
【0038】(参考例2)次に本発明の参考例2におけ
る電子回路構成体の製造方法について図面を用いて説明
する。
【0039】図4(a)〜(f)は第1の実施の形態に
おける電子回路構成体の1層を製造する場合の工程断面
図であり、図4(a)に示す41は酸化アルミニウム、
窒化アルミニウム、窒化ボロン等の無機質フィラー70
〜95重量部とエポキシ樹脂等の未硬化状態の熱硬化性
樹脂5〜30重量部からなる混合物を熱処理によりプリ
プレグ状態としてシート状に加工したものである。
【0040】このシート基材(絶縁基板)41の所定の
位置に図4(b)に示すように、銅ペースト等の導電体
を充填するためのビアホール42をレーザ加工法や金
型、またはパンチング等の機械加工法により孔開けし、
図4(c)に示すようにビアホール42の中に金、銀、
銅等を導電物質とする導電性ペースト43を充填する。
【0041】次に図4(d)に示すように、まずチップ
抵抗45、チップコンデンサ46等の電子部品を、その
端子電極に導電性ペーストを塗布したのち、銅箔44a
の上面の所定の場所に載置し、その上方に図4(c)で
得られたシート基材41、さらにその上方に他の銅箔4
4bを配置して正確に位置合わせしたのち、プレス金型
等を用いて加熱、加圧することにより、図4(e)に示
すように電子部品45,46をプリプレグ状態のシート
基材41の内部に埋め込ませると同時にビアホール導体
43を硬化させて銅箔44a、44bと電気的に接続さ
せ、またシート基材41と銅箔とを強固に接着させる。
【0042】次に両面の銅箔44a、44bを通常のフ
ォトリソグラフィによるパターンニングおよびエッチン
グを行うことにより、図4(f)に示すように、シート
基材41の内部にチップ抵抗45、チップコンデンサ4
6等の電子部品を内蔵し、シート基材41の両面にビア
ホール導体43で電気的に接続された配線層47a、4
7bを備えた電子部品内蔵両面配線板48を得ることが
できる。
【0043】本参考例においても参考例1の場合と同じ
ように、上記説明した製造法により、他の配線パターン
および他の電子部品を内蔵した複数種類の電子部品内蔵
両面配線基板を形成して積層、多層化してその上面に半
導体チップを搭載することにより第1の実施の形態で説
明した電子回路構成体を形成することができる。
【0044】なお本実施の形態において絶縁シート基材
として熱硬化性エポキシ樹脂を用いた場合について説明
したが、その他BTレジン、ポリイミド、変成PPE等
よりなる熱硬化性樹脂を用いることも可能である。
【0045】上記各実施の形態の説明より明らかなよう
に本発明の最も特徴とするところは、従来の部品内蔵型
配線基板において用いられる完全に硬化した絶縁基板を
用いるものと異なり、プリプレグ状態にある絶縁基板を
用いているために形状、大きさに相違がある電子部品を
用いることが可能であり、その高さ調整は最終工程にお
ける絶縁基板の加熱、加圧による圧縮時に容易に行うこ
とができる。
【0046】また本発明ではプリプレグ状態の絶縁基板
に多層配線基板における層間接続のためのビアホール導
体の形成や電子部品を装填する等の工程を採用すること
により、多層配線基板の任意の層および任意の位置に、
すなわち複数の電子部品を層間にまたがって直列接続す
ることやビアホール導体の上下いずれにも電子部品を配
置することを自由に行うことができるため、半導体チッ
プや各電子部品間の短配線化が容易となり、高密度実装
による電子機器の高速動作化、小型化が可能となる。
【0047】
【発明の効果】複数の絶縁基板を積層し、その両面およ
び内層に複数の配線が形成された多層配線基板の所定の
ビアホール内に電子部品を埋設して多層配線基板の内部
に電子回路を構成して1つの多層配線基板を回路モジュ
ール化、すなわち配線基板と電子部品とを一体化した回
路構成体を形成するものであり、配線長の最短化、およ
び高密度配線化を図り、高速動作化など電子機器の高性
能化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施の形態における電子
回路構成体の要部断面図 (b)本発明の第1の実施の形態における電子回路構成
体の等価回路図
【図2】(a)本発明の第2の実施の形態における電子
回路構成体の要部断面図 (b)本発明の第2の実施の形態における電子回路構成
体のブロック図
【図3】本発明の参考例1における電子回路構成体の製
造方法を説明する工程断面図
【図4】本発明の参考例2における電子回路構成体の製
造方法を説明する工程断面図
【符号の説明】
1 絶縁基板 2,3 配線 4 ビアホール導体 5 多層配線基板 10,11,12 電子部品
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 23/522 H05K 1/03 610N H05K 1/03 610 1/11 N 1/18 P H01L 23/12 N 1/11 23/14 R 1/18 23/52 B

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の絶縁基板を積層して得られる多層
    構造基板の両面および内層に複数の配線が形成され、前
    記配線間が前記絶縁基板のビアホール内に充填されたビ
    アホール導体によって接続された多層配線基板におい
    て、 前記多層配線基板上に半導体チップが実装されており、
    前記半導体チップが実装されている前記多層配線基板上
    の配線または電極パッドの直下にある貫通孔内に電子部
    品が配置されたことを特徴とする電子回路構成体。
  2. 【請求項2】 複数の絶縁基板の所定の位置に貫通孔が
    設けられ,前記貫通孔内にさらに電子部品を埋設するこ
    とにより前記多層配線基板の内部に電子回路を構成して
    いる請求項1記載の電子回路構成体。
  3. 【請求項3】 電子部品が多層配線基板を構成する複数
    の絶縁基板にまたがって内蔵されていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の電子回路構成体。
  4. 【請求項4】 複数の絶縁基板内にそれぞれ内蔵されて
    いる異なる種類の電子部品が、前記絶縁基板を積層する
    際に直列接続していることを特徴とする請求項1または
    2に記載の電子回路構成体。
  5. 【請求項5】 絶縁基板が、ガラスエポキシコンポジッ
    ト、ガラスBTレジンコンポジット、アラミドエポキシ
    コンポジットおよびアラミドBTレジンコンポジットの
    熱硬化性樹脂含浸繊維基材の少なくとも1種からなる絶
    縁基板であることを特徴とする請求項1または2に記載
    の電子回路構成体。
  6. 【請求項6】 絶縁基板が、BTレジン、ポリイミド、
    変成PPEのいずれかを含む構成であることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の電子回路構成体。
  7. 【請求項7】 絶縁基板が、無機質フィラーと、熱硬化
    性樹脂とを含んだ混合物を主体とするコンポジット基板
    よりなることを特徴とする請求項1または2に記載の電
    子回路構成体。
  8. 【請求項8】 電子部品が、チップ抵抗、チップコンデ
    ンサ、チップコイルである請求項1または2に記載の電
    子回路構成体。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の電子回
    路構成体をマザー基板に実装したことを特徴とする電子
    回路構成体。
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