JP2001296453A

JP2001296453A - アダプタ

Info

Publication number: JP2001296453A
Application number: JP2001088481A
Authority: JP
Inventors: David Erdman; アードマンデヴィド; Michael Gurreri; ガレリマイケル; M Burkkolder; バークホルダエム
Original assignee: Tyco Electronics Corp
Current assignee: TE Connectivity Corp
Priority date: 2000-03-24
Filing date: 2001-03-26
Publication date: 2001-10-26
Also published as: CA2342003A1; EP1139128A3; US6685362B2; EP1139128A2; US20010048790A1

Abstract

(57)【要約】【課題】便利であって安全に使用でき、且つコンパクト
で小型化に好適な遮蔽アダプタの提供。【解決手段】プラグを受容するアダプタは、前方向及び
後方向を有し、且つプラグを受容する形状のポート１２
を区画するハウジング１１を有する。ポート１２はその
後端に開口１を有する。ハウジング１１は、少なくとも
対向する２壁を具備する。アダプタは２個のシャッタ１
３，１４により特徴付けられ、各シャッタは、近端１３
ｂ、１４ｂ及び遠端１３ａ，１４ａを有する。各シャッ
タの近端は、対向壁の一方に回転可能に結合されてい
る。各シャッタの遠端は後方に延びる。シャッタは、ポ
ート１２の内部に向かって内方に付勢されるので、アダ
プタが非嵌合状態で、シャッタは角度αで接触し開口１
を少なくとも部分的に遮蔽し、アダプタがプラグと嵌合
すると、プラグはシャッタと接触してシャッタを外方に
回動させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの分野
に関し、特に非嵌合状態におけるアクセスを制限する遮
蔽を有するプラグ受容アダプタに関する。

【０００２】

【従来の技術】光ファイバの分野では、ファイバ又はデ
バイスの光伝送路を他のファイバ又はデバイスの光伝送
路に接続する必要がある。この接続は、プラグをアダプ
タ内に挿入することにより達成することが多い。ここ
で、「アダプタ」の用語は、ファイバ−ファイバ間、デ
バイス−ファイバ間及びデバイス−デバイス間の相互接
続を容易にする全ての構造体を指す。アダプタは一般的
に、ポートを有するハウジングを具備する。ポートは、
プラグのハウジングを受容すると共に保持する形状をな
し、プラグが、構造体に接続される他のプラグ又はデバ
イスと光接続するのを容易にする。代表的なプラグは、
フェルール、又は１以上のファイバ端部を保持し精確に
配置する他の手段を含むハウジングを具備する。プラグ
がアダプタに挿入されると、アダプタ及びプラグは「嵌
合」状態である。同様に、プラグがアダプタに挿入され
ていないと、アダプタ及びプラグは「非嵌合」状態であ
る。特定のタイプのアダプタは、例えば、２個のプラグ
の接続を容易にするコネクタ結合を具備する。このよう
な結合は、例えばバックプレーン及びシャーシ貫通相互
接続等の種々の応用分野に使用される、例えば単信(sim
plex)、二連(duplex)、四連(quad)等の種々の形状を有
する。アダプタの別の重要なタイプは、プラグ及びデバ
イス間の光接続を容易にするためにデバイスの取り付け
た又はデバイスと一体のものを具備するものである。代
表的なデバイスは、例えばトランシーバ及び伝送器等の
能動(active)デバイス、及びアッテネータ、マルチプレ
クサ、デマルチプレクサ等の受動(passive)デバイスで
ある。

【０００３】従来のアダプタは、プラグとの接続を容易
にするのに効果的であるが、アダプタの一側がファイバ
又はデバイスに接続され他側が接続されない場合、アダ
プタのポートが露出したままになるという問題がある。
特に問題なのは、非嵌合状態のアダプタに接続されたフ
ァイバ又はデバイスの汚れである。より特定すると、ポ
ートが露出していると、アダプタに接続されたファイバ
又はデバイスは、塵及びごみ等の反環境要因により損傷
を受けるおそれがある。このような要因は、ファイバ又
はデバイスの光性能を損なう。非嵌合状態のアダプタに
伴う別の重要な問題は、アダプタが接続されるデバイス
又はファイバが通信中であり光を発射すると、危険なレ
ーザ光を照射することである。このような照射は、目に
対する重大な危険が伴なう。この結果、アダプタが非嵌
合状態では、アダプタのポートを覆って、塵及び他の破
片(debris)が集まるのを防止し、アダプタに接続された
ファイバ又はデバイスを損傷するのをを防止すると共
に、光照射が管理されていない状態を防止すると有利で
ある。

【０００４】アダプタの不使用時において、輸送、貯蔵
等の際にアダプタのポートにダストカバーを取り付ける
ことは公知である。しかし、ダストカバーの使用には他
の問題がある。例えば、そのようなキャップ（ダストカ
バー）は、光エネルギーが光に敏感な部品に反射して損
傷を引き起こすおそれがある。特に、通信中のファイバ
又はデバイスが非嵌合状態で光伝送路に沿って光を照射
すると、キャップがこの光を反射して光伝送路に戻し、
伝送路の他端に位置する例えばレーザ等の光発生部品を
損傷するおそれがある。この結果、端キャップは、塵、
ごみ、外部環境からの損傷からファイバを保護する一
方、反射した光エネルギーをシステムに戻すことによっ
て、より大きな問題を生ずるおそれがある。

【０００５】ダストカバー及び端キャップの別の問題
は、アダプタをプラグ組立体に嵌合させようとする場
合、ダストカバー及び端キャップを取り外すことに関連
する不便である。また、これらカバーは、プラグ組立体
がアダプタと非嵌合状態では置き忘れられるか使用でき
ないので、アダプタが保護されていないままとなって上
述の問題が起こる。

【０００６】取り外し可能なカバーに関連する問題は、
米国特許第６，００４，０４３号明細書に記載されてい
る。この米国特許は、アダプタハウジングに取り付けら
れ、プラグ組立体の挿入の際にハウジング壁に向かって
押し戻されるドアを開示する。従って、アダプタは、ド
アが揺動できる半径を収容する十分な余地を有する必要
がある。しかし、アダプタをより小さい寸法に制限する
よう強制する業界要求により、揺動半径の収容がより困
難になってきている。例えば、アダプタの長さのため、
この米国特許の設計は、ＳＣ二連プラグを受容する形状
のアダプタには使用できない。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】従って、便利であって
安全に使用でき、且つコンパクトで小型化に好適な遮蔽
アダプタに対するニーズがある。本発明は、このニーズ
を満足するものである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、単一のドア又
は取り外し可能なドアの代わりにポート内の対向するシ
ャッタを使用することにより、上述の問題を克服する保
護アダプタを提供する。これら対向するシャッタは、内
方（すなわちポート内部の方）に付勢され、アダプタが
非嵌合状態の際に所定の角度で当接する形状である。従
って、アダプタが非嵌合状態の際、シャッタは、レーザ
光の漏れを防止しながらポートに破片が入り込むのを防
止する効果的な遮蔽を形成する。

【０００９】シャッタが所定角度で閉じるという事実
は、多くの利点を提供する。特に、非嵌合状態のアダプ
タに結合されるファイバ又はデバイスから伝送されるど
の光も、ファイバ又はデバイスの光伝送路から離れる方
向に逸れる。これにより、反射した光が光伝送路に戻っ
て光源を損傷する危険を低減する。シャッタが傾斜し、
シャッタが嵌合相手のプラグの堅牢なハウジングと接触
してプラグの敏感なフェルールと接触して損傷するのを
回避すべく回転することが好ましい。

【００１０】シャッタの揺動半径の収容に必要な空間を
減少するので、２個のシャッタの使用によりアダプタに
必要な寸法を減少させることもできる。より詳細には、
２個のシャッタが使用されるので、単一のシャッタを使
用した場合に必要な、ポートを横切る全距離をいずれも
シャッタも必要としない。この結果、より短い揺動半径
を有するより短いシャッタとなる。各シャッタの揺動半
径を減少することにより、アダプタ全体をより小さく製
造することができる。

【００１１】従って、本発明の一側面は、対向するシャ
ッタを有するアダプタである。好適な実施形態におい
て、アダプタは、（ａ）前方向及び後方向を有し、嵌合
相手プラグ組立体を受容する形状のポートを区画する壁
と、ポートの後部を貫通する開口とを有するハウジング
であって、壁が少なくとも２個の対向する壁からなるハ
ウジングと、（ｂ）２個のシャッタであって、各シャッ
タが近端及び遠端を有し、近端が対向壁の一方に回転可
能に接続され、遠端が後方に延びており、アダプタが非
嵌合状態では、開口を少なくとも部分的に遮蔽するよう
角度αで両シャッタが互いに当接し、アダプタとプラグ
との嵌合状態では、プラグがシャッタに接触して外方に
回転するシャッタと、を具備する。

【００１２】本発明の別の側面は、本発明のアダプタ
と、１以上のプラグとの組合せからなる相互接続システ
ムである。

【００１３】本発明の更に別の側面は、本発明のアダプ
タを具備するデバイスである。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態を説明する。図１（ａ）は、本発明のアダプ
タの好適実施形態を前側から見た斜視図であり、図１
（ｂ）は、（ａ）のＡ−Ａ線に沿った断面図である。図
２（ａ）、（ｂ）及び（ｃ）は、図１（ａ）のアダプタ
及びプラグの嵌合過程を示す平面断面図である。図３
は、図１（ａ）のアダプタのシャッタを示す好適実施形
態の斜視図である。図４は、図１（ａ）のアダプタの対
向するシャッタを示す好適実施形態の斜視図である。図
５は、図１（ａ）のアダプタの弾性手段を示す好適実施
形態の斜視図である。

【００１５】図１（ａ）及び（ｂ）は、本発明のアダプ
タ１０の好適な実施形態を示す。アダプタ１０は、前方
向及び後方向と、嵌合相手プラグ組立体を受容するよう
になっている１以上のポート１２を区画する壁と、各ポ
ートの後部に開口１とを有するハウジング１１を具備す
る。本実施形態では二連アダプタについて詳細に説明す
るが、本発明はこの形状に限定されず、本特許出願より
前に広く定義されたいかなるアダプタでも実施すること
ができる。図１（ａ）に示された実施形態において、ハ
ウジング１１は、ハウジング１１を取り囲むフランジ３
０を具備する。フランジ３０は、アダプタが貫通取付け
されるパネル開口に重なるような形状を有する。応用分
野によっては、フランジを導電性にして、パネル開口を
貫通して漏れるＥＭＩ（電磁干渉）放射の保護を強化す
ることが好ましいかもしれない。

【００１６】アダプタ１０に取り付けられるのは、各ポ
ート１２の対して設けられた対向するシャッタ１３，１
４である。シャッタ１３，１４は、遠端１３ａ，１４ａ
及び近端１３ｂ，１４ｂをそれぞれ有する。シャッタの
近端は、ハウジング１１の対向壁１１ａ，１１ｂに回転
可能に接続される。シャッタ１３，１４は、それらの遠
端１３ａ，１４ａが外部から開口１へのアクセスを制限
する角度αで当接するように、内方（すなわちポート内
部の方）に付勢される。

【００１７】図３はシャッタ１３の好適実施形態を示
す。図示されているように、シャッタ１３は、近端１３
ｂ及び遠端１３ａを有する略平坦な面３４を有する。近
端１３ｂは、ハウジング１１に回転可能に取り付けられ
るようになっている。この目的のために、ピン状構造体
３１がシャッタに一体成形される。回転取付けが好適で
あるが、例えば、シャッタ及びハウジング間のヒンジ又
は弾性接続部を含む、ハウジングに対してシャッタを取
り付けるための別の形状も使用可能であることを理解す
べきである。シャッタが内方に付勢されてハウジングの
壁の方に外方に押圧できるように、シャッタがハウジン
グと一体であることさえも本発明の範囲内である。ま
た、シャッタ１３は、近端１３ｂから延びる、シャッタ
長さの約半分のスロット３３を具備する。スロット３３
は、ピン状構造体３１を支持するシャッタ１３の部分３
５，３６に弾性(compliance)を与える。この弾性によ
り、シャッタをハウジング１１内に設置する際に、部分
３５，３６が互いに向かう内方へ撓むことができる。ピ
ン状構造体がハウジング１１の受容開口（図示せず）と
一旦整合すると部分３５，３６が弛緩状態に戻るので、
ピン状構造体が受容開口内に着座し、これによりハウジ
ング１１に対してシャッタ１３をヒンジ結合する。

【００１８】図４は、シャッタ１３と協働してアダプタ
１０のポート１２を閉じるシャッタ１４の好適実施形態
を示す。このシャッタ１４は、その略平坦部４４からそ
れに直交して延びる２部分４２を具備する点を除き、図
３のシャッタと略同じである。２部分４２は、それらの
間にプラグ（図２参照）のキー部を収容するためのノッ
チを区画する。キー部及び２部分４２は、嵌合相手プラ
グ組立体がアダプタ１０内に適正な方向性で挿入される
のを保証する。

【００１９】シャッタ及びハウジングは、応用例及び所
望特性によって、プラスチック、金属及びセラミックを
含む種々の材料からなることができる。例えば、容易に
成形でき、商業化に好適なプラスチックを使用すること
は好ましいであろう。他方、ＥＭＩ保護を提供する亜鉛
合金等の導電性材料を使用することも望ましいであろ
う。また、非導電線材料に金属コーティングを塗布して
ＥＭＩ目的に合った所望の導電性を与えることも考えら
れる。ＥＭＩ保護が望ましい場合、ハウジング１１がシ
ャッタ及び接地間に導電路を有することに留意する価値
はある。このような導電路は、当技術分野では周知であ
る。好適実施形態において、ハウジングは、導電性材料
を具備してこのような導電路を提供する。

【００２０】図１に示された実施形態において、上述し
たようにハウジングのシャッタ１３，１４の取付け形状
がシャッタを内方に付勢するために固有の弾性を有して
もよいが、アダプタは、シャッタを内方に付勢するため
の弾性手段５１を具備する。弾性手段は、例えば螺旋ば
ね、板ばね又は弾性ヒンジを具備してもよい。しかし、
板ばねは、ハウジングの壁に沿って略平坦に配置するこ
とができない所定の直径を有する螺旋ばね等の他の弾性
手段と比較して低背であるので、好ましい。図１を参照
すると、板ばね５１は、ハウジング１１により保持さ
れ、シャッタが全開の際にハウジングと略同一面にで
き、その結果、ポケット１６，１７内に押し込まれる。
この配置を、図２を参照してより詳細に説明する。

【００２１】図１（ａ）の実施形態の板ばね５１は、図
５に詳細に示される。このような板ばねは、金属平板を
打抜き加工及び曲げ加工されて形成できる。板ばね５１
は、丸められた縁５３及び上方に曲げられた縁５２を有
するのが好ましい。上方に曲げられた縁５２は、ハウジ
ング１１の開口内に挿入され、ハウジングに圧入され
る。丸められた縁５３は、板ばね５１がシャッタに捕捉
されシャッタに沿って挟まれるのを防止し、シャッタの
表面に沿って自由に移動して、シャッタを内方へ付勢し
シャッタの回転を可能にする。

【００２２】２組のシャッタを使用することは、多数の
重要な性質を有する。第１に、アダプタ１０が非嵌合状
態の場合、シャッタは、フェルール受容穴２に導かれる
開口１を少なくとも部分的に覆い且つ保護するように作
用する。当業界では周知であるように、フェルール受容
穴は、繊細な部品であり且つ塵及びごみに対して敏感な
フェルール組立体を受容するよう構成される。しかし、
フェルール受容穴よりも本発明のアダプタの方が他の敏
感な光部品を保護するのに使用できることを理解すべき
である。

【００２３】開口１に破片が入り込むのを防止すること
に加え、シャッタはまた、開口１からレーザ光が漏れて
人間の目を損傷する危険を低減する。開口１を更に閉じ
るために、従来のダストカバー又は端キャップをアダプ
タ１０に任意に装着することも可能である。

【００２４】シャッタ１３，１４が角度αで閉じるとい
う事実はまた、多数の重要な利点を有する。特にアダプ
タが非嵌合状態では、アダプタに接続されたいかなる通
信中のファイバ又は部品の光伝送路に対してシャッタが
所定角度をなす。それ故、この角度は、アダプタに結合
されたファイバ又はデバイスから伝送されるいかなる光
エネルギーも光伝送路から離れるよう逸れ、これによ
り、反射光が光伝送路の戻って光源を損傷する危険を回
避する。

【００２５】また、角度αは、シャッタがプラグの堅牢
なハウジングと接触して嵌合相手プラグ組立体から離れ
るよう回転し、フェルール等のより敏感な部分との接
触、敏感な部分に対する損傷を回避するように設定され
る。図２（ａ）ないし（ｃ）に示される挿入過程を参照
してより特定すると、プラグ２０をハウジング１１内に
挿入すると、嵌合相手プラグ組立体２０のハウジング２
１がシャッタ１３，１４と接触し、ハウジング壁１１ａ
又は１１ｂの方へ且つプラグの敏感なフェルール２３の
通路から外れて外側にシャッタを回転させる。部分４２
は、シャッタ１４の平坦部４４から平坦部に直交して突
出するので、シャッタ１３よりも早くハウジング２１と
接触し、シャッタ１４が最初に回転する。同様に、アダ
プタ１０からプラグ２０を取り外す際には、部分４２は
シャッタ１３より後にシャッタ１４を閉じる。部分４２
により生じる開き及び閉じ過程は、シャッタ１３，１４
の確実な接触、及び図２（ａ）に示されるようなシャッ
タ１３上のシャッタ１４の予定通りの重なりを保証す
る。

【００２６】本明細書に記載された実施形態において、
ハウジング２１がフェルール２３より前にシャッタ１
３，１４と接触することを保証するために、角度αは、
プラグの軸２７と、プラグフェルール２３の最外前方縁
２９からハウジングの最外前方縁２２までの線（破線）
２８とで形成される角度βの２倍より小さくなるべきで
ある。角度αは典型的には、約６０°から約１２０°ま
での範囲であり、好適には約１００°未満であり、より
好適には約９５°未満である。

【００２７】２個のシャッタを使用することは寸法の減
少をも達成する。より特定すると、２個のシャッタが使
用されるので、各シャッタ１３，１４は、ポート１２
（図２参照）を横切る距離ｄより小さい突出端から遠端
までの長さを有する。この実施形態に使用されているよ
うに、ポートを横切る距離ｄは、対向する壁１１ａ，１
１ｂ間の最小距離として測定される。シャッタの長さは
距離ｄの約９０％に未満であることが好ましい。従っ
て、シャッタの揺動半径は、少なくとも距離ｄと同じ長
さでハウジングへの取付けを考慮するとより長くなけれ
ばならない従来技術の単一シャッタドアの揺動半径より
も、かなり短い。これは、従来の方法を超える重要な特
徴であり、本発明のアダプタを小さな形態で使用するこ
とが可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のアダプタの好適な実施形態を示し、
（ａ）本発明のアダプタの好適実施形態を前側から見た
斜視図であり、（ｂ）（ａ）のＡ−Ａ線に沿った断面図
である。

【図２】（ａ）、（ｂ）及び（ｃ）は、図１（ａ）のア
ダプタ及びプラグの嵌合過程を示す平面断面図である。

【図３】図１（ａ）のアダプタのシャッタを示す好適実
施形態の斜視図である。

【図４】図１（ａ）のアダプタの対向するシャッタを示
す好適実施形態の斜視図である。

【図５】図１（ａ）のアダプタの弾性手段を示す好適実
施形態の斜視図である。

【符号の説明】

１１ハウジング１２ポート１３，１４シャッタ１３ａ，１４ａ遠端１３ｂ，１４ｂ近端２０プラグ２１プラグハウジング２２最外前方縁２３フェルール２７軸２８線２９最外前方縁

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者デヴィドアードマンアメリカ合衆国 17057−3163 ペンシルベニア州ミドルタウン、フリング・ミル・ロード 2901番タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション内 (72)発明者マイケルガレリアメリカ合衆国 17057−3163 ペンシルベニア州ミドルタウン、フリング・ミル・ロード 2901番タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション内 (72)発明者エムバークホルダアメリカ合衆国 17057−3163 ペンシルベニア州ミドルタウン、フリング・ミル・ロード 2901番タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】前方向及び後方向を有し、嵌合相手プラグ
組立体を受容する形状のポートを区画するハウジングを
具備し、前記ポートがその後部に開口を有し、前記ハウ
ジングが少なくとも２個の対向する壁を具備する、プラ
グを受容するためのアダプタにおいて、２個のシャッタが近端及び遠端をそれぞれ有し、前記近端は前記対向する壁の一方に回転可能に接続さ
れ、前記遠端は後方に延びており、前記２個のシャッタは前記ポート内部の方へ内方に付勢
され、前記アダプタが非嵌合状態では、前記開口を少な
くとも部分的に遮蔽するよう角度αで前記２個のシャッ
タが互いに当接し、前記アダプタとプラグとの嵌合状態
では、前記プラグが前記シャッタに接触して前記シャッ
タを外方に回転することを特徴とするアダプタ。
【請求項２】前記プラグは、プラグハウジング及びフェ
ルールを有し、前記アダプタが非嵌合状態では、前記２個のシャッタが
前記プラグの挿入に対して傾斜し、嵌合の際には、前記
プラグハウジングが前記２個のシャッタと接触して、前
記フェルールが前記シャッタとの接触を回避するように
前記シャッタを外方に回転することを特徴とする請求項
１記載のアダプタ。
【請求項３】前記角度αは、前記プラグの軸と、前記プ
ラグフェルールの最外前方縁から前記プラグハウジング
の最外前方縁までの線とで形成される角度βの２倍より
小さいことを特徴とする請求項１又は請求項２記載のア
ダプタ。
【請求項４】前記角度αは、約６０°及び約１２０°間
のであることを特徴とする請求項１ないし請求項３のう
ちいずれか１項記載のアダプタ。
【請求項５】前記角度αは、約１００°未満であること
を特徴とする請求項１ないし請求項４のうちいずれか１
項記載のアダプタ。
【請求項６】前記シャッタの各々は、前記ポートを横切
る距離ｄより短い、前記近端から前記遠端までの長さを
有することを特徴とする請求項１ないし請求項５のうち
いずれか１項記載のアダプタ。
【請求項７】前記シャッタの各々は導電性を有し、前記アダプタは、前記シャッタから接地までの導電路を
有することを特徴とする請求項１ないし請求項６のうち
いずれか１項記載のアダプタ。
【請求項８】前記シャッタの各々は、前記ハウジングに
接続された弾性部材により内方に付勢されることを特徴
とする請求項１ないし請求項７のうちいずれか１項記載
のアダプタ。
【請求項９】前記弾性部材は板ばねであることを特徴と
する請求項８記載のアダプタ。
【請求項１０】前記シャッタの各々は、ヒンジピンによ
り前記ハウジングに取り付けられていることを特徴とす
る請求項１ないし請求項９のうちいずれか１項記載のア
ダプタ。