JP2001296219A - サンプル処理装置 - Google Patents
サンプル処理装置Info
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Abstract
けるコンタミネーションを防止し、また試薬の蒸発を抑
制する。さらに試薬乾燥や廃液除去を速やかに行う。 【解決手段】 処理ユニット12はスライドガラス40
ごとに設けられる。窓300を開けた状態でノズル54
を内部空間302に進入させて試薬の供給を行うことが
でき、その後に窓300を閉じれば内部空間302を密
閉空間にすることができる。スライド扉48を閉じれ
ば、自動的にカバープレート52がスライドガラス40
上に載置される。これによって微量試薬の展開を行え
る。ペルチェユニット36などを利用してサンプル42
の温度管理を行える。噴出口72Aからエアを噴き出さ
せて試薬の乾燥やスライドガラス40上からの液体の吹
き流しを行うことができる。
Description
関し、特に、細胞工学や遺伝子研究などで利用される生
物組織の処理装置に関する。
して、生物組織の処理装置が知られている。当該装置
は、生物組織サンプルに対する各種の処理を自動的に行
う装置である。例えば、抗原・抗体反応、RNA・DN
Aに対するIn Situ Hybridization、血液塗沫処理など
を行う場合に、生物組織の処理装置が利用される。その
ような装置において、サンプルは一連の多数の工程(例
えば20工程)によって処理される。その中には、各種
の試薬による処理、加温処理、周期的な揺動によるかく
はん処理(振盪処理)、洗浄処理、などが含まれる。
(例えば組織の切片、染色体、細胞など)がスライドガ
ラス上に付けられる。従来においては、そのままの状態
あるいはサンプルにカバーガラスを被せた状態で、試薬
処理が開始される。
処理するものがある。そのような装置においては、サン
プル間におけるコンタミネーションが問題となる。ま
た、大きな試薬槽を利用することから、試薬量を削減す
るのが困難であるという問題がある。試薬の中には高価
な試薬があり、試薬の必要量は最低限にすべきである。
処理可能なものがある。その装置では、各サンプルごと
に試薬槽が用意されている。しかし、試薬槽が開放状態
におかれていることから、試薬の蒸発及びそれによるコ
ンタミネーションの問題がある。また、従来装置では、
試薬の排出及び洗浄が円滑に行われていない。
展開させるために、従来においては、その必要が生じた
時点で、手作業によりスライドガラスにカバーガラスを
貼り付けることが行われていた。しかし、その作業は煩
雑であり、一連の工程を自動化する際の障害となるとい
うことが指摘されていた。
国特許第5,958,341号公報、米国特許第5,9
48,359号公報、特開平3−111035号公報、
特開平8−332071号公報、実開平6−28706
号公報、実開平5−14891号公報には、本発明に関
連する技術が開示されている。
中で少なくとも1つの問題を解決することにある。
おけるコンタミネーションを防止することにある。
ることにある。
しなくても、試薬の展開を行えるようにすることにあ
る。
行えるようにすることにある。
滑に行えるようにすることにある。
影響を排除することにある。
対策を行うことにある。
ことにある。
るために、本発明は、サンプルが付着したプレートを収
容する処理タブと、前記処理タブに対して着脱自在に設
けられ、開閉可能な窓を有し、前記処理タブの上側を包
み込むカバーと、前記処理タブ及び前記カバーからなる
処理ユニットが着脱自在に設けられるベースと、を含む
ことを特徴とする。
ートが収容され、プレート上に供給された試薬の蒸発を
抑制できる。処理タブに対してカバーが着脱自在である
ので、処理ユニットへのプレートの収容や処理ユニット
からの取り出しは極めて容易である。また、ベースに対
して処理ユニットが着脱自在であるので、処理ユニット
単位でサンプルをハンドリングできる。プレートの収容
が完了した後に、処理ユニットをベースに配置すること
ができ、あるいは、ベースに処理タブを配置した後にプ
レート及びカバーを処理タブに取り付けることもでき
る。
ので、必要に応じて、その窓を開けて、プレート上のサ
ンプルを観察したり、撮影したりすることができる。窓
を開ける代わりに、処理タブからカバーを一時的に取り
外してもよい。また、必要に応じて、窓を開けて、ノズ
ルをユニット内部に挿入し、プレート上へ試薬の滴下を
行うこともできる。窓を閉じれば、ユニット内部を密閉
空間にでき、試薬の蒸発を抑制できる。また、その状態
では、サンプルが外気に晒されないので、サンプルの温
度管理も容易である。
ットには1つのプレートが収容される。上記構成を変形
し、1つの処理ユニットに複数のプレートを収容するこ
とも可能である。その場合おいて、サンプル間における
コンタミネーションを防止するためには、サンプルごと
に処理タブを設けるのが望ましい。
切片である。処理タブとカバーとの連結部をシール構造
とすれば、ユニット内部の密閉性を良好にできる。
前記処理タブに試薬を注入するための分注ノズルと、前
記ノズルを搬送する搬送機構と、前記ノズルによる試薬
注入時に前記窓を開け、前記ノズルによる試薬注入後に
前記窓を閉じる開閉機構と、を含む。この構成によれ
ば、窓を開けて、分注ノズルを処理ユニット内部へ挿入
し、その状態で、サンプルへの試薬の供給を行える。そ
の後、窓は閉じられる。
ライド扉及びそれを案内するスライド溝を含み、前記開
閉機構は、前記スライド扉を駆動する。この構成によれ
ば、スライド扉をスライド運動させるだけで、窓の開閉
を行える。例えば、そのようなスライド運動の駆動機構
として、ノズルの搬送機構を兼用することもできる。ま
た、ノズル自体によって、スライド窓のスライドを行う
ようにしてもよい。
ットの内部に設けられ、前記スライド扉の運動に伴って
試薬処理を支援する動作を実行する内部機構、を含む。
その支援とは、例えば、プレート上での試薬の展開であ
る。また、必要に応じて、プレートへの各種の操作を行
うようにしてもよい。
は、試薬展開用部材と、前記スライド扉の閉動作に連動
して、前記試薬展開用部材を前記プレートの上面に載
せ、前記スライド扉の開動作に連動して、前記試薬展開
用部材を前記プレートの上面から待避させるリンク機構
と、を含む。この試薬展開部材によれば、カバーガラス
を利用しなくても、プレート上における微量の試薬の展
開を簡便に行える。
用部材は、前記プレートの上面に密着する平坦面を有
し、前記プレートの上面に滴下された試薬が、前記平坦
面と前記プレートの上面との間に展開する。つまり、平
坦面が従来のカバーガラスと同様の機能を果たす。
構は、前記平坦面を前記プレートの上面に対して傾けな
がら、前記平坦面を前記プレート上面に載せるアプロー
チ動作を遂行する。この構成によれば、平坦面とプレー
ト上面との間に空気層が形成されてしまう問題を未然に
防止できる。傾斜させる方向は、いずれであってもよ
い。
用部材は、前記カバーに対して着脱自在である。この構
成によれば、試薬展開用部材の交換が容易となる。例え
ば、試薬展開用部材をディスポーザブルタイプとして利
用可能であり、その場合、サンプル間におけるコンタミ
ネーションの問題を解消できる。
1のスライド扉と、第2のスライド扉と、前記第1及び
第2のスライド扉のスライド運動を案内する二重案内機
構と、を含み、前記処理ユニットの内部には、前記第1
スライド扉の閉運動には連動せず前記第2スライド扉の
閉動作に連動して試薬処理を支援する動作を実行する内
部機構が設けられ、前記第1及び第2のスライド扉の閉
運動のいずれかを選択することによって、前記内部機構
を動作させるか否かが選択される。この構成によれば、
駆動するスライド窓の選択によって、試薬展開部材の利
用の有無を選択できる。その選択のために複雑な機構を
設ける必要がなくなる。また、微量試薬分注と大量試薬
分注の両者に適合できる。
には係合溝が形成され、前記ベースには前記係合溝に係
合する係合部材が設けられる。この構成よれば、係合溝
と係合ピンの係合によって、確実かつ安定して、処理ユ
ニットをベース上に固定できる。もちろん、複数の処理
ユニットを同時にベース上に固定できるようにしてもよ
い。
本発明は、サンプルが付着したプレートを収容する処理
槽を有し、その処理槽の底面に排出口が形成された処理
タブと、前記処理タブに対して着脱自在に結合され、開
閉可能な窓を有し、前記処理タブの上側を包み込むカバ
ーと、前記処理タブ及び前記カバーからなる処理ユニッ
トが着脱自在に設けられ、前記排出口に接続される排出
通路が形成されたベースと、を含むことを特徴とする。
成されているので、その排出口を利用して、試薬残液や
洗浄液を速やかに排出することが可能となる。
の上面に望んだ位置に、気体の噴出口が形成される。こ
の気体の噴出によって、プレート上からの残液の除去を
促進でき、あるいは、試薬の迅速な乾燥を達成できる。
出口は、前記処理タブの側壁に形成される。この構成に
よれば、特別なノズル操作を必要とせずに気体の噴出を
行える。
は、前記噴出口に接続される気体供給路が形成される。
この構成によれば、ベースへの処理タブの取り付けによ
って、噴出口への気体供給路の接続を行えるので、その
接続のための特別な操作が不要となる。
底面には、前記排出口にかけて傾斜した斜面が形成され
る。その斜面によって、重力作用を利用して、円滑に排
出すべき液体を外部へ排出できる。もちろん、排出口に
おいて吸引を行えば、その排出をより迅速に行える。
び前記噴出口は、前記処理槽の対角方向に並んで設けら
れる。この構成によれば、気体の噴出作用と残液の排出
作用とを効率的に行える。特に、両作用の同時進行によ
って、残液の除去効果を高められる。
は、前記プレートの端部の外側を上から下に回り込む少
なくとも1つの回り込み通路を有する。この構成によれ
ば、プレート上面側からその下面側へ円滑に残液を落と
し込むことが可能となる。
本発明は、サンプルが付着したプレートを収容する処理
タブと、前記プレートの上面に望んだ位置に設けられた
気体の噴出口と、前記気体の温度を調整する温度調整部
と、を含むことを特徴とする。
を管理して、サンプルなどの温度を調整可能である。特
に、高温エアをサンプルに吹き付ければ、サンプルの乾
燥を促進できる。
の乾燥及び前記プレート上からの試薬の除去の少なくと
も一方で、前記噴出口から気体を噴出させる制御部を含
む。
サンプルが付着したプレートを収容する非金属製の処理
タブと、前記処理タブの上側を覆って、内部に密閉空間
を形成する非金属製のカバーと、前記処理タブ及び前記
カバーからなる処理ユニットが着脱自在に設けられるベ
ースと、前記処理ユニット内に前記プレートが収容され
た状態において、前記プレート上のサンプルに対して規
定量の試薬を滴下する機構と、を含むことを特徴とす
る。
トが利用されているので、試薬中に金属イオンが紛れ込
むことがなくなり、試薬処理を適正に行える。
本発明は、サンプルが付着したプレートを収容する処理
タブと、前記処理タブの上側を覆うカバーと、前記処理
タブ及び前記カバーからなる処理ユニットが設けられる
ベースと、前記ベースの温度を制御する温度制御部と、
を含むことを特徴とする。
って処理ユニットの温度を管理でき、例えば、サンプル
を所望の温度に加温できる。もちろん、温度制御部が加
温機能と冷却機能とを兼ね備えるのが望ましい。
は、前記処理ユニットの外表面における結露による水を
捕集する捕集部が形成される。処理ユニットの加温及び
冷却により、その外表面に結露が生じる場合には、それ
により生じた水を捕集部で捕集して、結露による問題を
未然に防止できる。
は、前記ベースの上面に形成された捕集溝と、前記捕集
溝に接続された吸引機構と、を含む。この構成によれ
ば、重力作用によって捕集溝の中に結露水を捕集し、そ
の結露水を積極的に排出できる。
へ気体を吹き付ければ、サンプルへの試薬の浸透効率を
高められる。処理タブの側壁に、別途、洗浄水やその他
の液体の供給口を設けるようにしてもよい。また、上記
の気体の噴出口を利用して、プレート上面へ洗浄水やそ
の他の液体の供給を行うようにしてもよい。その場合
に、気体の供給と洗浄水やその他の液体の供給とを切換
えるようにしてもよいし、洗浄水やその他の液体の温度
管理を行うようにしてもよい。
本発明は、サンプルが付着したプレートを収容する処理
槽を有し、その処理槽に排出口が形成された処理タブ
と、前記処理タブに対して着脱自在に結合され、前記処
理タブの上側を包み込むカバーと、前記処理タブ及び前
記カバーからなる処理ユニットが設けられるベースと、
を含み、前記処理タブ内において前記プレートが傾斜状
態で設けられることを特徴とする。
は、サンプルが付着したプレートを収容する処理槽を有
し、その処理槽に排出口が形成された処理タブと、前記
処理タブに対して着脱自在に結合され、前記処理タブの
上側を包み込むカバーと、前記処理タブ及び前記カバー
からなる処理ユニットが設けられるベースと、を含み、
前記処理ユニットが配置されるベース上面が傾斜し、こ
れによって前記プレートが傾斜状態におかれることを特
徴とする。
におかれ、処理槽内から液体を排出する際に、プレート
上面に付着した液体を重力作用を利用しつつ傾斜方向に
沿って円滑に導くことが可能である。その場合には、必
要に応じて、エアの吹き付け、排出口からの吸引などが
なされる。
面の一方端部に形成され、前記プレートは前記排出口側
を低くして傾斜状態にされる。望ましくは、前記プレー
トの傾斜角度は1度〜5度の範囲内に設定される。傾斜
角度があまり大きいと、水平な液面との関係から、試薬
槽内で試薬などにプレートを浸漬させる際に多量の試薬
が必要となる。実験によれば、傾斜角度が1度程度であ
っても、ある程度の効果が確認されている。そこで、傾
斜角度としては1度から5度の範囲内に設定するのが望
ましく、特に1度〜2度に設定するのが望ましい。プレ
ートを傾斜状態に維持するための手法としては、上記の
ように、処理タブを水平配置しつつも処理槽内でプレー
トを傾斜状態で配置する手法、処理タブを載置するベー
ス上面を傾斜させる手法などが考えられる。
本発明は、サンプルが付着したプレートを収容する処理
槽を有する処理タブと、前記処理タブに対して着脱自在
に結合され、前記処理タブの上側を包み込むカバーと、
を含み、前記カバーの下縁部と前記処理タブの上縁部と
が係合し、前記カバーの下縁部は、前記処理タブの上縁
部を処理槽側に越えて下側に突出した段差形態を有する
ことを特徴とする。
バーの下縁部の係合状態において、カバーの下縁部が有
する段差形態により、その一部(下方への突出部)が処
理タブの上縁部の内側(処理槽側)を通って下方へ伸長
し(下方へ差し込まれ)、つまり、両者の境界面が少な
くとも処理槽側において低く外界側において高い状態と
なる。よって、表面張力などの作用によって、境界面に
液体が染み込んで外部へにじみ出ることを効果的に防止
可能である。特に、処理ユニットに振動を与えたり、多
量の液体を注入したりする場合、その液体の液面が上記
の境界面に触れるあるいは近接する可能性があるが、上
記構成によれば、そのような場合でも外部への液体の漏
れを防止できる。
図面に基づいて説明する。
テムの全体構成が概念的に示されている。このサンプル
処理システムは、生物組織などのサンプルに対して試薬
などを利用して処理を行うシステムである。
ンプル処理装置10と、分注装置14と、開閉機構1
6、エア供給装置18と、吸引装置20と、で構成され
る。サンプル処理装置10には、1又は複数の処理ユニ
ット12がマウントされる。具体的には、サンプル処理
装置10におけるベース28上に1又は複数の処理ユニ
ット12が着脱自在に載置される。
ラス40、すなわち1つのサンプル42に対して、1つ
の処理ユニット12が利用されている。すなわち、処理
ユニット12は、各サンプルを個別処理するためのユニ
ットである。ここで、スライドガラス40は、透明のプ
レートであり、サンプル42は生物組織の切片などであ
る。サンプル42はスライドガラス40の上面における
一方端に変偏した位置に貼付けられている。
スライドガラス40を収容する処理タブ32と、その処
理タブ32の上側を包み込むカバーカセット30と、で
構成されている。処理タブ32に対してカバーカセット
30は着脱自在である。
め、処理ユニット12がベース28に対して大きく描か
れているが、処理ユニット12の大きさは、例えば38
mm×90mm×37mmである。また、ベース28の
大きさは例えば210mm×145mm×8mmであ
る。サンプル処理装置10には、このようなベース28
の他各種のテーブルやユニットが設けられているが、図
1においては、それらが図示省略されている。
26内には、台座24上にベース28を揺れ動かすため
の揺動器29が設けられている。その揺動器29の上に
はベース28を冷却するためのファンユニット31が設
けられている。更に、そのファンユニットの上には、ベ
ース28の温度制御を行うための放熱ユニット34が設
けられている。そして、その放熱ユニット34の上には
ペルチェユニット36が設けられ、そのペルチェユニッ
ト36の上面が、ベース28上に載置された処理タブ3
2の裏面に直接的にあるいは間接的に接触している。す
なわち、ベース28には、処理タブ32の配置位置に対
応してペルチェユニット36の上面を露出させる開口が
形成されており、ペルチェユニット36と処理タブ32
との間で熱交換が行われる。もちろん、ペルチェユニッ
ト36の熱量をベース28を介して処理タブ32に与え
るようにしてもよい。いずれにしても、本実施形態にお
けるサンプル処理装置10においては、処理タブ32の
温度、具体的にはサンプル42の温度を自在にコントロ
ール可能であり、すなわちサンプル42を加温したりあ
るいは冷却したりすることが可能である。
全体の動作を制御しており、具体的にはサンプル処理装
置10、分注装置14、開閉機構16、エア供給装置1
8及び吸引装置20の動作を制御している。その制御内
容はサンプル42の温度管理が含まれる。
ト30には、窓300が設けられている。その窓300
にはスライド扉46及びスライド扉48が設けられてお
り、それらの2つのスライド扉の一方又は両方を動作さ
せることが可能である。
に閉じるための扉である。一方、スライド扉48は内部
機構50に連結されており、その運動により内部機構5
0が動作する。この内部機構50によって後に詳述する
カバープレート52をスライドガラス40の上面に載せ
ることが可能となる。すなわち、カバープレート52は
従来の薄いガラスで構成されるカバープレートと同様の
機能を有しており、スライドガラス40上にカバープレ
ート52が載せられた状態では、それらの部材間に微少
空間が形成され、試薬がサンプル42の全体に展開す
る。これによって微量の試薬を利用しつつもサンプル4
2の試薬処理が可能となる。ちなみに、このカバープレ
ート52はカバーカセット30に対して着脱自在に構成
されている。
扉46は内部機構50を動作させない場合に駆動され、
一方、スライド扉48は、内部機構50を動作させる場
合に駆動される。それらの扉の駆動は、開閉機構16に
よって実行されている。具体的には、スライド扉46に
設けられたノブ46Aあるいはスライド扉48に設けら
れたノブ48Aを操作部16Aによって水平方向に運動
させることにより各スライド扉の開閉が制御されてい
る。
に対して滴下するためのノズル54と、そのノズル54
を三次元的に自在に駆動するための搬送機構58と、を
有している。窓300が開けられた状態において、ノズ
ル54が上方から下方へ引き下ろされ、サンプル42か
ら所定距離だけ隔てた高さにおいてノズル54から試薬
56が規定量だけ吐出される。これによってサンプル4
2に規定量の試薬が供給される。その後、ノズル54は
上方に引き上げられ、内部空間302からノズル54が
上方に待避した状態において、スライド扉46又は/及
び48が駆動され、窓300が閉じられることになる。
とされ、試薬の蒸発などが抑制され、また外部からの試
薬等の進入が阻止される。すなわちコンタミネーション
が防止される。
なった場合には、スライド扉46あるいはスライド扉4
6及び48を開けることによって、窓300を介してサ
ンプル42を目視観察あるいは撮影することが可能とな
る。その場合、処理タブ32からカバーカセット30を
取り外すことによってもサンプル42の観察が可能であ
る。
を構成する全ての部材が非金属部材、具体的にはプラス
チックで構成されている。従って、試薬中に金属イオン
が混入して試薬処理が妨げられるという問題を防止可能
である。
82とで構成されている。側壁80の上端には第2係合
部分80Aが構成されており、一方、カバーカセット3
0におけるフレーム44の下端には第1係合部分44A
が構成されており、それらの2つの係合部分44A,8
0Aの両者の結合によって処理タブ32に対してカバー
カセット30が連結される。その状態では、上述したよ
うに、内部空間302が密閉空間とされる。
出口72Aが形成されている。具体的には、エア供給装
置18から供給されるエアが、ベース28に形成された
エア供給路70及び処理タブ32に形成されたエア供給
路72を介して噴出口72Aに導かれ、その噴出口72
Aからスライドガラス40の上面に向けてエアが吹き付
けられる。このエアの吹き付けによって、サンプル42
の乾燥や余剰液の吹き流しなどを行うことが可能とな
る。もちろん、そのような噴出口72Aを利用して洗浄
液の供給などを行うようにしてもよい。
る。ポンプ60にて発生された加圧エアはアキュムレー
タ62に蓄積され、そのアキュムレータ62からのエア
がバルブ66を介してヒーター68に供給されている。
ここで、バルブ66は上記のコントローラ22によって
制御されている。ヒーター68は、エア温度調整部とし
て機能するものであり、エアの温度を所望の値に設定す
るための装置である。ヒーター68から出力されるエア
はチューブ69を介して上述したエア供給路70に導か
れている。ちなみに、アキュムレータ62に設けられた
圧力センサ64によってアキュムレータ62内の圧力が
検出されている。その検出値はコントローラ22に送ら
れている。
2Aから噴出されるエアの温度を所望の値に設定でき、
例えばサンプル42の乾燥を速やかに行えるという利点
がある。
処理タブ32には吸引路84が形成されており、処理タ
ブ32内の液体が必要に応じて吸引路84及び吸引路8
6を介して外部に排出される。その排出作用は吸引装置
20によって遂行されている。ドレイン98には廃液1
00が貯留され、そのドレイン98にはアキュムレータ
102を介してポンプ106が接続されている。このポ
ンプ106は真空ポンプである。圧力センサ104はア
キュムレータ102内の圧力を検出する。その検出値は
コントローラ22に出力される。一方、ドレイン98に
はマニホールド96及びバルブ94を介してチューブ9
0が接続され、そのチューブが吸引路86に接続されて
いる。チューブ90の途中には圧力センサ92が設けら
れ、その検出値がコントローラ22に出力されている。
各バルブ66,94の動作はコントローラ22によって
制御されている。
ニット12内の液体が吸引路84、吸引路86、チュー
ブ90等を介してドレイン98内に引き込まれる。よっ
て、例えばノズル54などを利用して処理タブ32内の
廃液を吸い上げる作業が不要となる。このような廃液の
排出の際には、上記の噴出口72からエアを噴き出させ
るのが望ましく、このような作用によればスライドガラ
ス40の上面に存在する液体を円滑にスライドガラス4
0の下面側に導いて、それらの液体を吸引して外部に排
出することが可能となる。
構16が搬送機構58の一部として構成されている。具
体的には、ノズル54を水平方向に運動させる台座に操
作部16Aが設けられており、そのような台座を水平運
動させることによっていずれかのスライド扉を駆動する
ことが可能となっている。
によれば、各サンプル42ごとに処理ユニット12を構
成し、各サンプル42ごとに個別に試薬処理を実行する
ことが可能となる。その試薬処理の最中においては、カ
バーカセット30によって処理タブ32が覆われるた
め、試薬の蒸発や飛散あるいは外部からの試薬などの液
体の進入といった問題を未然に防止することが可能であ
る。更に、必要に応じて窓300を開けたりあるいはカ
バーカセット32を取り外したりすることによってサン
プル42の観察を行うことも可能である。加えて、カバ
ープレート52によって従来のカバーガラスと同様の機
能を発揮させることが可能であるので、微量の試薬でサ
ンプル42の処理を行うことが可能となり、また、従来
のカバープレートをサンプル42上に被せる人為的労力
が排除される。
ローラ22によって自動的に制御されており、ユーザー
は、ベース28上に所望の個数の処理ユニット12を搭
載すれば、それ以降は自動的に試薬処理を実行させるこ
とが可能となる。すなわち、開閉機構16によっていず
れかのスライド扉を駆動して窓300を開け、ノズル5
4を利用してサンプル42に対して自動的に試薬を供給
することが可能であり、その後においても、開閉機構1
6によって窓300を閉じることが可能となる。更に、
サンプル42の乾燥やスライドガラス40上からの液の
吹き飛ばしはエア供給装置18の作用によって遂行する
ことが可能であり、また、廃液の除去吸引は吸引装置2
0によって行える。
ニット12の具体的な構成について詳述する。図2には
処理ユニット12の分解斜視図が示されている。
ト30の構造を示しており、図2において符号202は
処理タブ32の構造を示している。
部材110、第2部材112及び第3部材114で構成
されている。第1部材110はフレーム44の主要部を
構成し、第2部材112及び第3部材114によって2
つのスライド扉46及び48のスライド運動が案内され
ている。それらの3つの部材110,112,114
は、複数のネジなどによって相互に連結される。
Bを有している。ノブ46Aは第3部材114に形成さ
れた開口部114Aを介して上方に突出する部分であ
る。溝46B内にはスライド扉48の本体が挿入され
る。
116を有している。ノブ48Aは、第3部材114の
開口部114Aを介して上方に突出する部分である。フ
ック116は、後に詳述するように、カバープレート5
2を駆動するための内部機構50(図1参照)の一部と
して機能する。ここで、フック116は下側に伸長した
2つの脚部によって構成され、それらの脚部間にフック
溝116Aが形成されている。
され、その開口部112Aを介して上記のフック116
が下方に突出する。この開口部112Aは実質的に図1
に示した窓300の開口部を構成するものである。
した状態では、第2部材112の内部にスライド空間1
12Bが形成される。そのスライド空間112B内をス
ライド扉46及びスライド扉48が水平運動する。図示
されるように、2つのスライド扉46,48が開状態に
ある場合に、ノブ46Aを閉運動させると、スライド扉
46のみが運動し、一方、2つのスライド扉46,48
が開状態にある場合において、ノブ48Aを閉運動させ
ると、そのノブ48Aに当接されるスライド扉46も閉
運動する。すなわち2つのスライド扉46,48が両者
共に閉じられることになる。
第1案内溝122及び第2案内溝124が形成されてい
る。これらの2つの案内溝122,124は、カバープ
レート52の運動を案内するための溝である。
的に説明する。カバープレート52には、その左右端に
2つの垂直のプレートが設けられ、それらのプレート上
に水平方向に沿って第1軸118及び第2軸120が貫
通している。そして、それらの軸の端部118A及び1
20Aがそれぞれ第1案内溝122及び第2案内溝12
4にはまり込んでいる。ちなみに、図2においては、第
1部材110の一方の内側面のみが示されているが、他
方側の内側面にも、一方側の内側面と同様に第1案内溝
122及び第2案内溝124が形成されている。
116に形成されたフック溝116Aと係合する。よっ
て、スライド扉48を開閉運動させると、フック116
及び第1軸118の係合作用によってカバープレート5
2が前後方向(ユニット長手方向)に運動することにな
る。その前後運動の際には、カバープレート52の運動
が第1案内溝122及び第2案内溝124によって規制
される。ちなみに、カバープレート52はフック116
から取り外し可能に構成されている。これは、当該カバ
ープレート52のみをディスポーザブルとして利用する
ためである。
する。処理タブ32の処理槽内にはスライドガラス40
が落し込まれる。このようなスライドガラス40の落し
込みは手作業によって行われるのが一般的であるが自動
化してもよい。スライドガラス40の上面には中央から
やや一方端側に変偏した位置にサンプル42が貼付けら
れている。
び側壁80によって構成され、底壁82、具体的には、
底壁82の上面(スライドガラス40の下面と対向する
面)には斜面128が形成されている。この斜面128
は後述する排出口に向けて廃液を速やかに流し込むため
の傾斜を持った面である。側壁80の一方側には上記の
ように噴出口72Aが形成されている。ちなみに、処理
タブ32における処理槽は図2において処理空間126
として示されている。
72Aに対向して突部73が設けられ、排出口に対応し
て突部85が設けられている。それらの突部73,85
については後に詳述する。
8の動作が示されている。ここで、図3は2つのスライ
ド扉46,48がいずれも閉じられた状態を示すもので
ある。一方、図4は2つのスライド扉46及び48がい
ずれも開けられた状態を示すものである。図3に示す状
態では、開口部112Aが隠蔽され、一方、図4に示す
状態では開口部112Aが外部に露出する。ちなみに、
図3及び図4において符号112Cは2つのスライド扉
の下面側を受ける面を示している。
46,48の動作について説明する。
けられた状態が示されている。この状態は図4に示した
状態に対応するものである。この状態では、フック11
6及び2つの案内溝122,124の作用によって、カ
バープレート52が上昇端かつ後退端におかれる。すな
わちスライドガラスからカバープレート52が待避され
る。そのような待避状態では窓300を介して上方から
分注ノズルをカバーカセット30内に進入させることが
可能になる。すなわち試薬の滴下が可能となる。
は上向き斜面116Bが形成されており、その斜面11
6Bはカバープレート52がスライドガラス上に落され
た状態からそれを上方へ引き上げる際に機能する。
内、スライド扉46のみが閉じられた状態が示されてい
る。この状態では、カバープレート52は駆動されな
い。ちなみに、2点鎖線によってカバープレート52の
運動時の途中の姿勢が示されている。カバープレート5
2が駆動される場合、それが平行に移動されるのではな
く、そのカバープレート52の下面すなわちカバー面が
傾斜されつつスライドガラス上に載置される。このよう
な傾斜姿勢での下降によれば、カバープレート52のカ
バー面とスライドガラスの上面との間における空気層を
確実に排除することが可能となる。ちなみに、図6にお
ける52’で示される姿勢はカバープレート52が前進
する場合及び後退する場合の両者において同様である。
プレート52が載置された状態が示されている。この状
態では、2つのスライド扉46及び48の両者が閉状態
におかれる。この状態において、スライド扉46及びス
ライド扉48を開運動させると、フック116における
上記の上向き斜面116Bによって第1軸118が斜め
上方向に突き上げられ、それを契機としてカバープレー
ト52が図において左方向かつ上方向に搬送される。そ
のような動きは上述した第1案内溝122及び第2案内
溝124によって案内されている。
の具体的な構成例について説明する。
いる。図9には図8に示すA−A’断面が示されてい
る。図10には図8に示すB−B’断面が示されてい
る。
ドガラス40を収容した状態においては、そのスライド
ガラス40の周囲に複数の切欠が存在し、その切欠によ
ってスライドガラス40の上面側から下面側へ液体を落
し込むことが可能となる。ちなみに、そのような液体の
流れ込みが図8において矢印で示されている。上記につ
いて具体的に説明すると、処理タブ32には大型切欠1
34及び136が形成されている。それらの空間に親指
及び人差し指を挿入することによって処理空間126か
らスライドガラス40を取り出したりあるいは処理空間
126へスライドガラス40を装着したりすることが可
能である。また、スライドガラス40の四隅に対応し
て、切欠138,140,142,144が設けられて
いる。更に、斜面128の近傍には切欠146,14
8,150,152が設けられている。斜面128は、
吸引口84Aを最も低くしつつ傾斜した面であって、斜
面128には更に溝154が形成されている。
せると、スライドガラス40の上面側にある液体がスラ
イドガラス40の周囲、特にいずれかの切欠を通って下
面側に流れ込み、更に、斜面128や溝154の作用に
よってそれらの液体も吸引口84A内に流し込まれる。
上述したように吸引口84Aには吸引装置20からの吸
引作用が伝達されており、その吸引口84Aを介して廃
液を円滑に吸い出すことが可能となる。なお、吸引口8
4Aは、小孔であるため、吸引装置20を動作させない
限り、処理タブ32から液の流れ出しは生じない。
吸引口84Aは処理タブにおけるおよそ対角方向の両側
に形成されており、このような2つの位置関係によっ
て、一方での送り出し及び他方での吸い出しの共同作用
による廃液除去を効率的に行うことが可能となる。
の下端側には突部73が形成され、吸引路84の下端側
には突部85が形成されている。また、図10において
処理タブ32の外側面にはロック溝130が形成されて
いる。
な構成例について説明する。
2×3個の処理タブ32を同時に載置させることが可能
である。もちろん、同時処理される処理タブ32の個数
は適宜選択可能である。処理タブ32の各載置位置に
は、図9に示した突部73及び突部85に対応して、孔
153及び孔155が形成されている。孔153には突
部73がはめ込まれ、孔155には突部85がはめ込ま
れる。それぞれの孔153,155にはパッキング部材
としてのOリング154,156が設けられている。
の案内機構によって前後動が許容された2つの2連ユニ
ット160が設けられている。この2連ユニット160
は各処理タブ32をベース28上に確実に固定するため
の機構である。各2連ユニット160には2つの水平ア
ーム160A,160Bが設けられており、それぞれの
水平アーム160A,160Bには複数のロック機構1
58が設けられている。それぞれのロック機構158は
図10に示したロック溝130に係合する機構である。
具体的に説明すると、水平アーム160A,160Bに
は主軸162が設けられ、その主軸を回転軸として可動
アーム164が取付けられている。この可動アーム11
4はバネ170によって常に一定角度に弾性的に固定さ
れており、その可動アーム164の左右端には、副軸1
66に対して回転可能にローラ168が設けられてい
る。そのローラ168が図10に示したロック溝130
内に挿入される。よって、2連ユニット160を図にお
いて右方向に引き出せば、各ロック機構158のロック
作用を解除でき、一方、2連ユニット160を図11に
おいて左方向に移動させれば、それぞれのロック溝13
0内にロック機構158を係合させることが可能とな
る。
を示すものであり、もちろん他の原理を利用することが
可能である。
はそのエリアを取り囲むように溝172が形成されてい
る。そして、溝172に連通して複数の吸引口172A
が設けられており、溝172内に入り込んだ液体が吸引
されている。このような構造により、例えば処理タブ3
2の外表面に結露が生じ、それにより生じた水が溝17
2に入り込むと、それが外部に自動的に排出される。よ
って、このような構成によって結露対策を行うことが可
能となる。
形態が示されている。図13は図12に示すA−A’断
面を示しており、図14は図12に示すB−B’断面を
示している。
処理タブ200の側壁に形成された台座としての斜面2
02,204上に載せられており、処理槽内においてス
ライドガラス40は傾斜状態に保持されている。図13
には、その傾斜状態が断面図として示されており、図示
されるように、スライドガラス40の一方端に比べて他
方端が低い位置になるようにスライドガラス40が保持
されている。具体的には、スライドガラス40の噴出口
206側の端部が高い位置に設定され、スライドガラス
40の排出口208側の端部が低い位置に設定されてい
る。ちなみに、図13において、噴出口206にはL字
型の空洞を有するノズル212が設けられており、下方
から供給するエアはノズル212の作用によって水平方
向に導かれ、そのエアがスライドガラス40の上面に吹
き付けられる。
浸漬してサンプルの処理を行う場合には、スライドガラ
ス40が完全に浸かる程度の多量の試薬が試薬槽内に供
給され、その後排出口208によって試薬を吸引するこ
とにより処理槽内における試薬が外部に排出される。そ
の場合において、スライドガラス40が完全に水平状態
に維持されていると、どうしてもそのスライドガラス4
0の上面に液滴が残存し易く、エアの吹き付けを行った
としてもその上面から液滴を完全に除去するまでに時間
を要する場合がある。これに対し、図12〜図14に示
す実施形態によれば、スライドガラス40が傾斜状態に
置かれているため、重力作用によって高い方から、低い
方へ液滴を円滑に導くことが可能であり、その場合にお
いて更にエアの吹き付けなどを行えば、迅速に試薬の除
去・排出を行うことが可能となる。
においては、底壁210における底面が水平に形成され
ているが、その底面とスライドガラス40の下面との間
に残存する試薬は排出口208において吸引を行うこと
により効果的に除去することが可能である。この実施形
態においては、上記のようにスライドガラス長手方向に
沿って伸長形成された2つの斜面202,204によっ
てスライドガラス40の下面側の側端部を支持したが、
スライドガラス40を傾斜状態にして支持する手段につ
いては図示されるものには限られず各種の手法を採用で
きる。ちなみに、処理槽において、スライドガラスの周
囲には必要に応じて複数個の切欠が形成されており、ま
たスライドガラス40と側壁との間には一定の隙間が形
成されるため、スライドガラス40の上面の上に存在す
る試薬はそれらの隙間を通ってスライドガラス40の下
側に回り込み、その後、排出口208を通って外部に排
出される。
の上側に設けられるカバーカセットとの係合関係が示さ
れている。カバーカセットの下縁部は第1係合部分21
6を構成しており、処理タブ200における側壁の上縁
部は第2係合部分214を構成している。図示されるよ
うに、第1係合部分216は、処理槽側において下方に
突出伸長した突出部216Bを有しており、また第2係
合部分214の上端面214Aに当接する当接面216
Aを有している。
ように、第1係合部216と第2係合部214との間に
形成される境界面が水平ではなく、処理槽側において下
方に垂れ下がったクランク形状を有するため、処理槽側
からの試薬等の液体の外部への滲み出しを効果的に防止
できる。つまり、処理タブ200内にスライドガラス4
0の全体が浸漬される程度の多量の試薬を注入し、その
状態で攪拌処理などを行った場合には、試薬の液面が上
記の境界部分に接する可能性があるが、図14に示すよ
うな構成によれば、境界面の処理槽側の端部が下側に垂
れ下がっているため、試薬の外部への流出を効果的に阻
止できる。
態に維持するための他の手段が示されている。この図1
5に示す実施形態においては、処理タブ220において
それに対してスライドガラス40は水平に保持されてい
るが、一方、処理タブ220が載置されるベース222
の上面222Aが傾斜している。その結果、その上面2
22Aに処理タブ220を配置すると、その上面222
Aの傾斜に従って処理タブ220及びそれに保持された
スライドガラス40が傾斜状態に維持されることにな
る。この実施形態においても、エアの噴出口側が高く、
排出口側が低くなるように上面222Aの傾斜方向が設
定されている。
れており、この実施形態においては2つの台座228,
226の高さが相互に異なり、その結果、それらによっ
て支持されるスライドガラス40が傾斜状態で保持され
ている。ここで、台座228よりも台座226の方が低
く設定されており、その結果、スライドガラス40にお
ける噴出口側の側辺が高く設定され、反対の排出口側の
側辺が低く設定されている。このような構成によって
も、重力作用を利用して、スライドガラス40の上面に
残留する液滴を円滑に低い方へ導くことができる。ただ
し、排出口側からエアの噴き出し及び排出口の位置を考
慮すると、この図16に示す構成よりも図15や図12
などに示した構成の方がより効果的に残留試薬の排除を
行えるという利点がある。
サンプル間におけるコンタミネーションを防止できる。
また、本発明によれば、試薬の蒸発を抑制することが可
能となる。また、本発明によれば、試薬の展開を円滑に
行えるという利点がある。また、本発明によれば試薬乾
燥や廃液除去を円滑に行える。
図である。
斜視図である。
る。
る。
カセットの断面図である。
バーカセットの断面図である。
駆動した場合の状態を示すカバーカセットの断面図であ
る。
る。
る。
る。
示す図である。
例を示す図である。
分注装置、16 開閉機構、18 エア供給装置、20
吸引装置、22 コントローラ。
Claims (28)
- 【請求項1】 サンプルが付着したプレートを収容する
処理タブと、 前記処理タブに対して着脱自在に設けられ、開閉可能な
窓を有し、前記処理タブの上側を包み込むカバーと、 前記処理タブ及び前記カバーからなる処理ユニットが着
脱自在に設けられるベースと、 を含むことを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記処理タブに試薬を注入するための分注ノズルと、 前記ノズルを搬送する搬送機構と、 前記ノズルによる試薬注入時に前記窓を開け、前記ノズ
ルによる試薬注入後に前記窓を閉じる開閉機構と、 を含むことを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の装置において、 前記窓は、スライド扉及びそれを案内するスライド溝を
含み、 前記開閉機構は、前記スライド扉を駆動することを特徴
とするサンプル処理装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の装置において、 前記処理ユニットの内部に設けられ、前記スライド扉の
運動に伴って試薬処理を支援する動作を実行する内部機
構、を含むことを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の装置において、 前記内部機構は、 試薬展開用部材と、 前記スライド扉の閉動作に連動して、前記試薬展開用部
材を前記プレートの上面に載せ、前記スライド扉の開動
作に連動して、前記試薬展開用部材を前記プレートの上
面から待避させるリンク機構と、 を含むことを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の装置において、 前記試薬展開用部材は、前記プレートの上面に密着する
平坦面を有し、 前記プレートの上面に滴下された試薬が、前記平坦面と
前記プレートの上面との間に展開することを特徴とする
サンプル処理装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の装置において、 前記リンク機構は、前記平坦面を前記プレートの上面に
対して傾けながら、前記平坦面を前記プレート上面に載
せるアプローチ動作を遂行することを特徴とするサンプ
ル処理装置。 - 【請求項8】 請求項5記載の装置において、 前記試薬展開用部材は、前記カバーに対して着脱自在で
あることを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項9】 請求項1記載の装置において、 前記窓は、 第1のスライド扉と、 第2のスライド扉と、 前記第1及び第2のスライド扉のスライド運動を案内す
る二重案内機構と、 を含み、 前記処理ユニットの内部には、前記第1スライド扉の閉
運動には連動せず前記第2スライド扉の閉動作に連動し
て試薬処理を支援する動作を実行する内部機構が設けら
れ、 前記第1及び第2のスライド扉の閉運動のいずれかを選
択することによって、前記内部機構を動作させるか否か
が選択されることを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項10】 請求項1記載の装置において、 前記処理タブには係合溝が形成され、 前記ベースには前記係合溝に係合する係合部材が設けら
れたことを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項11】 サンプルが付着したプレートを収容す
る処理槽を有し、その処理槽の底面に排出口が形成され
た処理タブと、 前記処理タブに対して着脱自在に結合され、開閉可能な
窓を有し、前記処理タブの上側を包み込むカバーと、 前記処理タブ及び前記カバーからなる処理ユニットが着
脱自在に設けられ、前記排出口に接続される排出通路が
形成されたベースと、 を含むことを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項12】 請求項11記載の装置において、 前記プレートの上面に望んだ位置に、気体の噴出口が形
成されたことを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項13】 請求項12記載の装置において、 前記気体の噴出口は、前記処理タブの側壁に形成された
ことを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項14】 請求項13記載の装置において、 前記ベースには、前記噴出口に接続される気体供給路が
形成されたことを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項15】 請求項11記載の装置において、 前記処理槽の底面には、前記排出口にかけて傾斜した斜
面が形成されたことを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項16】 請求項12記載の装置において、 前記排水口及び前記噴出口は、前記処理槽の対角方向に
並んで設けられたことを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項17】 請求項11記載の装置において、 前記処理槽は、前記プレートの端部の外側を上から下に
回り込む少なくとも1つの回り込み通路を有することを
特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項18】 サンプルが付着したプレートを収容す
る処理タブと、 前記プレートの上面に望んだ位置に設けられた気体の噴
出口と、 前記気体の温度を調整する温度調整部と、 を含むことを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項19】 請求項18記載の装置において、 前記サンプルの乾燥及び前記プレート上からの試薬の除
去の少なくとも一方で、前記噴出口から気体を噴出させ
る制御部を含むことを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項20】 サンプルが付着したプレートを収容す
る非金属製の処理タブと、 前記処理タブの上側を覆って、内部に密閉空間を形成す
る非金属製のカバーと、 前記処理タブ及び前記カバーからなる処理ユニットが着
脱自在に設けられるベースと、 前記処理ユニット内に前記プレートが収容された状態に
おいて、前記プレート上のサンプルに対して規定量の試
薬を滴下する機構と、 を含むことを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項21】 サンプルが付着したプレートを収容す
る処理タブと、 前記処理タブの上側を覆うカバーと、 前記処理タブ及び前記カバーからなる処理ユニットが設
けられるベースと、 前記ベースの温度を制御する温度制御部と、 を含むことを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項22】 請求項21記載の装置において、 前記ベースには、前記処理ユニットの外表面における結
露による水を捕集する捕集部が形成されたことを特徴と
するサンプル処理装置。 - 【請求項23】 請求項22記載の装置において、 前記捕集部は、 前記ベースの上面に形成された捕集溝と、 前記捕集溝に接続された吸引機構と、 を含むことを特徴とするサンプル処理装置。
- 【請求項24】 サンプルが付着したプレートを収容す
る処理槽を有し、その処理槽に排出口が形成された処理
タブと、 前記処理タブに対して着脱自在に結合され、前記処理タ
ブの上側を包み込むカバーと、 前記処理タブ及び前記カバーからなる処理ユニットが設
けられるベースと、 を含み、 前記処理タブ内において前記プレートが傾斜状態で設け
られることを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項25】 サンプルが付着したプレートを収容す
る処理槽を有し、その処理槽に排出口が形成された処理
タブと、 前記処理タブに対して着脱自在に結合され、前記処理タ
ブの上側を包み込むカバーと、 前記処理タブ及び前記カバーからなる処理ユニットが設
けられるベースと、 を含み、 前記処理ユニットが配置されるベース上面が傾斜し、こ
れによって前記プレートが傾斜状態におかれることを特
徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項26】 請求項24又は25記載の装置におい
て、 前記排出口は前記処理槽の底面の一方端部に形成され、 前記プレートは前記排出口側を低くして傾斜状態にされ
ることを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項27】 請求項24又は25記載の装置におい
て、 前記プレートの傾斜角度は1度〜5度の範囲内に設定さ
れることを特徴とするサンプル処理装置。 - 【請求項28】 サンプルが付着したプレートを収容す
る処理槽を有する処理タブと、 前記処理タブに対して着脱自在に結合され、前記処理タ
ブの上側を包み込むカバーと、 を含み、 前記カバーの下縁部と前記処理タブの上縁部とが係合
し、 前記カバーの下縁部は、前記処理タブの上縁部を処理槽
側に越えて下側に突出した段差形態を有することを特徴
とするサンプル処理装置。
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