JP2001294013A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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Abstract
因して生じ、不快な車室内騒音発生の一因となる空洞共
鳴音を、他の性能を犠牲にすることなく有効に低減され
た空気入りタイヤを提供することにある。 【解決手段】 少なくとも1プライのカーカス3とベル
ト8とトレッド部とを有し、カーカス3の剛性を、クラ
ウン部4の幅中央域13に位置する中央プライ部12aと、
それ以外のプライ部分12b,12cとで異なることを特徴と
する。
Description
たタイヤ内部の円管長さに起因して生じ、不快な車室内
騒音発生の一因となる空洞共鳴音を、他の性能を犠牲に
することなく、有効に低減することができる空気入りタ
イヤに関するものである。
弾性体であり、その構造上、外部から加振力を与える
と、この加振力によってタイヤのトレッド部とサイドウ
ォール部、さらには内部の空気が振動するが、この空気
の振動が共鳴(共振)を起こすと、いわゆる空洞共鳴音
を発し、これが車軸を通じて車室内に伝達されて不快な
車室内騒音発生の一因となっている。
「共鳴周波数」という。)は、タイヤ内部の空気の音速
と円管長さとから一義的に定まるものであるため、タイ
ヤサイズを変更しない限り、タイヤの共鳴周波数は一定
である。例えば、通常の乗用車用タイヤの場合、その円
管長さから共鳴周波数は概ね200〜270Hzである。
であることから、空気入りタイヤにおいては不可避的に
発生する現象であり、故に、従来は、タイヤ構造を改良
しても空洞共鳴音を低減することは難しいと考えられて
いた。
03号公報等に記載されているように、タイヤ内部にスポ
ンジを挿入することによって、タイヤ内部の音場を改良
する方法のようにタイヤ構造の改良以外の方法によって
空洞共鳴音を低減するしか術がなかった。
方法は、空洞共鳴音を低減する効果は認められるもの
の、タイヤが製品になった後に装着する手法であるた
め、装着するのに手間がかかるとともに、コストの点で
も好ましくない。
ことによって空洞共鳴音を低減する手段を開発するため
種々の検討を行った。
洞共鳴音との関係について詳細に調査した。
幅方向で見た場合、初期には、図3に示すように両ビー
ドを固定端として断面高さがタイヤ幅方向で一様に変化
し、振動前のタイヤ(破線)を基準(定常波)とする
と、2節を有するように変形する振動モード(以下「2
節モード」という。)が主であり、その後、図4に示す
ように、4節を有するように変形する振動モード(以下
「4節モード」という。)に移行し、さらに、6節、8
節、--を有するように変形する種々の振動モードに順次
移行することが判明した。
車用タイヤの場合、通常は、図5に示すように、およそ
30〜300Hzの範囲であり、よって、共鳴周波数(200〜27
0Hz)は2節モードの周波数帯域に位置しており、これ
が空洞共鳴音を大きくしている原因であることを突き止
めた。
域をシフトさせ、このときの空洞共鳴音の変化を詳細に
調査したところ、共鳴周波数が4節モードの周波数帯域
に位置する場合に、空洞共鳴音が小さくなることを見出
した。
域を低周波数側にシフトさせて共鳴周波数を4節モード
の周波数帯域に位置させることによって、トロイド状を
したタイヤ内部の円管長さに起因して生じ、不快な車室
内騒音発生の一因となる空洞共鳴音を、他の性能を犠牲
にすることなく有効に低減された空気入りタイヤを提供
することにある。
め、この発明は、タイヤ周方向を含む平面に対し70〜90
°の角度で傾斜配列されたコードをゴム引きしてなる少
なくとも1プライのカーカスと、このカーカスのクラウ
ン部外周に、前記平面に対し比較的小さな角度で傾斜し
て延びるコードのゴム引き層の少なくとも2層からな
り、かつそのうちの2層のゴム引き層はコードが前記平
面を挟んで互いに交差する配置関係になる交差ベルト層
を形成してなるベルトと、前記平面に対して平行に延び
る少なくとも1本の周方向溝を配設して複数の陸部列を
形成したトレッド部とを有する空気入りタイヤにおい
て、カーカスの剛性を、クラウン部の幅中央域に位置す
る中央プライ部と、それ以外のプライ部分とで異ならせ
ることを特徴とする空気入りタイヤである。
域」とは、具体的にはタイヤ赤道面を中心としてトレッ
ド幅の0.2〜0.5倍の範囲をいい、また、「中央プライ
部」とは、具体的にはタイヤ赤道面を中心とし、ベルト
を構成するコードゴム引き層のうち、下層のコードゴム
引き層の幅の0.2〜0.6倍の範囲をいう。
他のプライ部とに埋設されたコードの撚り数を変えるこ
とによって異ならせることが好ましく、加えて、中央プ
ライ部に位置するコード部分の撚り数は、他のプライ部
に位置するコード部分の撚り数よりも多いことがより好
ましい。
分の撚り数と他のプライ部に位置するコード部分の撚り
数との差は20%以上であることがより好適である。
2本以上の有機繊維フィラメントを引きそろえて、S方
向またはZ方向に加撚した片撚りコードであるか、又
は、1本又は2本以上の有機繊維フィラメントを引きそ
ろえて下撚りを加え、これを2本以上引きそろえて下撚
りとは反対方向に上撚りを加えたもろ撚りコードである
ことが好ましい。尚、プライのコードがもろ撚りコード
である場合には、カーカスコードの剛性は、中央プライ
部と他のプライ部とで上撚りでの撚り数を変えることに
よって異ならせることがより好適である。
タイヤの代表的な幅方向断面を示したものであり、図中
1は空気入りタイヤ、2はタイヤ赤道面、3はカーカ
ス、4はカーカスのクラウン部、5及び6はゴム引き
層、7は交差ベルト層、8はベルト、9a〜9dは周方向
溝、10a〜10eは区画陸部、11はトレッド部である。
対し70〜90°の角度で傾斜配列されたコードをゴム引き
してなる少なくとも1プライ(図1では1プライ)のカ
ーカス3と、このカーカス3のクラウン部4の外周に、
前記平面2に対し比較的小さな角度で傾斜して延びるコ
ードのゴム引き層の少なくとも2層(図1では2層)か
らなり、かつそのうちの2層のゴム引き層5,6はコー
ドがタイヤ赤道面2を挟んで互いに交差する配置関係に
なる交差ベルト層7を形成してなるベルト8と、タイヤ
赤道面2に対して平行に延びる少なくとも1本の周方向
溝9a〜9d(図1では4本)を配設して複数の区画陸部10
a〜10eを形成したトレッド部11とを有している。
カーカス3の剛性を、クラウン部4の幅中央域13に位置
するプライ部分12aと、それ以外のプライ部分12b,12cと
で異ならせることにある。
セスをこの発明の作用とともに説明する。図6に示すよ
うに、タイヤに外部から加振力Finputを与えると、タ
イヤ内部の空気が振動し、これが共鳴したときに空洞共
鳴音を発するが、この空洞共鳴音を発する共鳴周波数で
は、タイヤ周上に1次の圧力分布が発生し、この圧力分
布が周上で不均一となり、圧力差が生じることによって
タイヤ軸力Fspindleが発生し、これが車軸加振力とし
て車輌を加振し、車室内騒音の原因となっている。
をV、円管長さをLとすると、f=V/Lの式から一義
的に定まることから、タイヤサイズを変更しない限り共
鳴周波数は常に一定である。
係を理想的な断熱変化で考えると、以下に示す関係式が
成り立つ。 ΔP=−γ(ΔV/V)P 但し、γは比熱比
P)を小さくするには、タイヤの体積変化(ΔV)、換
言すれば、単位長さ当たりの体積変化である断面積変化
(ΔS)を小さくすればよいことがわかる。
すれば、この圧力変化に比例して車軸に伝達される加振
力も小さくなり、これに伴って、空洞共鳴音が小さくな
ると考え、タイヤ内部の圧力変化を小さくするための検
討を行った。
る振動モードは2節モードである。つまり、圧力変化が
最大となる内部空気の共鳴の腹の部分(図6の+、−の
部分)においても2節モードであり、このモード形態に
よって周方向単位長さあたりの断面積(体積)変化が決
まるとすれば、結局モード形態による断面積変化と対応
して圧力変化が生じていると考えることができる。
(実線)に、2節モードのときのタイヤ輪郭(破線)と
4節モードのときのタイヤ輪郭(一点鎖線)を重ねて描
いたものである。
処理することによって求めると、2節モード及び4節モ
ードでのタイヤ断面積は、いずれも加振力を与える前の
タイヤの断面積と比べると減少しており、また、2節モ
ードのときの断面積の変化量を100としたとき、4節モ
ードのときのそれは45と小さく、4節モードのときのタ
イヤ内部の圧力変化は2節モードのときのそれよりも小
さいことが判明した。
の周波数帯域は、図5に示すように、通常はおよそ30〜
300Hzの範囲であって、共鳴周波数(200〜270Hz)は、
タイヤ内部の圧力変化の大きな2節モードの周波数帯域
に位置するため、発明者は、これが空洞共鳴音を大きく
している原因であると考えた。
ころ、4節モードの周波数帯域を低周波数側にシフトさ
せて、共鳴周波数を4節モードの周波数帯域に位置する
ように設定すれば、空洞共鳴音は小さくなることを見出
した。
側にシフトさせる手段としては、トレッド部の幅方向剛
性を低減させることが有用であることも見出した。
タイヤの構成部分としては、カーカスクラウン部の外周
に配置した交差ベルト層がある。例えば、タイヤに内圧
を適用したとき、交差ベルト層を構成する各ゴム引き層
のコードは、タイヤ赤道面に対する傾斜角度が小さくな
る方向に移動して内圧保持に寄与するものの、カーカス
プライのコードにはほとんど引張応力が作用しない。こ
れは、カーカスのクラウン部に位置するプライ部分は、
タイヤ内圧を保持するためには寄与していないことを意
味している。
的に変形する場合、即ち、図4に示すようにタイヤが4
節モードの変形をする場合には、カーカスプライの有機
繊維コードにタイヤ幅方向への引張力が作用し、本来、
引張力に対しては非常に強い物性を有する有機繊維コー
ドがこの引張力に対抗して剛性を発揮することになり、
これは、タイヤ幅方向剛性を低減させる上で好ましくな
い。
ラウン部の幅中央域に位置する中央プライ部と、それ以
外のプライ部分とで異ならせるように構成されていれ
ば、内圧保持には特に影響を与えることなく、トレッド
センター部が局所的に変形する場合のタイヤ幅方向剛性
を有効に低減でき、この結果、4節モードの周波数帯域
が低周波数側にシフトして、共鳴周波数をこの帯域に位
置させることができ、これによって、空洞共鳴音を低減
することができると考えた。
ロック剛性に影響を与えないのでその他のタイヤ性能が
低下することはない。
る手段として、それ以外の部分の剛性を変化させる手段
や、タイヤ重量を増やす手段も考えられる。
下させる手段を用いる場合は、タイヤのばね定数も変化
することになるため、操縦性などのその他の性能に与え
る影響が大きいため、好ましくない。
場合は、剛性を増加させずに局所的に大きく重量を増加
させることは困難である。例えば、サイドのゴム層の厚
さを大きくすることで重量増を行っても、ゴム層の厚さ
が大きくなるため、断面2次モーメントが大きくなり、
曲げ剛性も増加するため、重量増の効果を効率よく得る
ことができない。さらに、車両の燃費の面からも重量増
加は望ましくない。
小さく、かつ4節モードの周波数帯域を低下させる適正
な手段としては、カーカス3の剛性を、クラウン部4の
幅中央域13に位置する中央プライ部12aと、それ以外の
プライ部分12b,12cの剛性とで異ならせるように構成さ
れていることにあるといえる。
向剛性を、中央プライ部12aと他のプライ部12b,12cとで
異ならせる手段としては、プライ12に埋設したコード14
の剛性を、各プライ部分12a、12b又は12cごとに調整す
ること、より具体的には、中央プライ部12aと他のプラ
イ部12b,12cとに埋設されたコード14の撚り数を変える
ことによって異ならせることができるが、他の手段を用
いてもよい。
ド部分14aの撚り数は、他のプライ部12b,12cに位置する
コード部分14a,14bの撚り数よりも多いことが幅方向剛
性低下の点で好ましく、より好適には、中央プライ部12
aに位置するコード部分14aの撚り数は、他のプライ部12
b,12cに位置するコード部分14b,14cの撚り数よりも20%
以上多くする。
2本以上の有機繊維フィラメントを引きそろえて、S方
向またはZ方向に加撚した片撚りコードであるか、また
は、1本又は2本以上の有機繊維フィラメントを引きそ
ろえて下撚りを加え、これを2本以上引きそろえて下撚
りとは反対方向に上撚りを加えたもろ撚りコードのいず
れであってもよい。
である場合には、カーカスプライ12の剛性は、上撚り時
の撚り数を、中央プライ部12aに位置するコード部分14a
と、他のプライ部12b,12cに位置するコード部分14b,14c
とで変えることによって異ならせることが剛性低下の点
でより好ましい。
一例を示したにすぎず、請求の範囲において種々の変更
を加えることができる。例えば、図1では、カーカス3
を1プライで構成した場合について示したが、2プライ
以上で構成することもでき、この場合には、全てのプラ
イとも、剛性変化させるプライ部分の配設位置を一致さ
せることが好ましい。
し、性能評価を行ったので、以下で説明する。 ・実施例1 実施例1のタイヤは、図1に示すタイヤ幅方向断面を有
し、タイヤサイズが195/65R14であり、トレッド部11
に、タイヤ周方向に沿って延びる4本の周方向溝9a〜9d
(幅:8mm、深さ:8mm)を配設し、ベルト8は、2層
のコードゴム引き層5,6をコードが交差するように積
層した交差ベルト7(コード材質:スチール、コード配
設角度:±24 °)であり、カーカス3は、コードをゴ
ム引きした1プライ(コード材質:PET、コード角
度:90°)で構成し、そのプライ12の中央プライ部12a
の幅を、タイヤ赤道面2を中心とする60mmの範囲と
し、中央プライ部12aに位置するコード部分14aの撚り数
を、それ以外のプライ部分12b,12cに位置するコード部
分14b,14cの撚り数の1.28倍とした。尚、その他のタイ
ヤ構造については、通常の乗用車用タイヤとほぼ同様に
構成した。
12aの幅を、タイヤ赤道面2を中心とする80mmの範囲
とし、中央プライ部12aに位置するコード部分14aの撚り
数を、それ以外のプライ部分12b,12cに位置するコード
部分14b,14cの撚り数の1.20倍としたこと以外は実施例
1のタイヤとほぼ同様な構造を有する。
12aの幅を、タイヤ赤道面2を中心とする80mmの範囲
としたこと以外は実施例1のタイヤとほぼ同様な構造を
有する。
12aの幅を、タイヤ赤道面2を中心とする80mmの範囲
とし、中央プライ部12aに位置するコード部分14aの撚り
数を、それ以外のプライ部分12b,12cに位置するコード
部分14b,14cの撚り数の1.52倍としたこと以外は実施例
1のタイヤとほぼ同様な構造を有する。
を、中央プライ部12aと、それ以外のプライ部分12b,12c
の撚り数と同じにしたこと以外は実施例1のタイヤとほ
ぼ同様な構造を有する。
タイヤモードの周波数及び車室内騒音を測定したので以
下で説明する。タイヤモードの周波数は、上記各供試タ
イヤをアルミニウム製の標準リム(14−6JJ)に組み付
け、空気圧を200kPaとしたタイヤ車輪をインパクト試験
機にセットし、このタイヤ車輪のトレッド部に加振力を
与えることによって測定した。
ラスの乗用車(タイヤ荷重:2名乗車相当)に装着し、
この車両を通常よりも荒れたアスファルト路(テストコ
ース)を車速50km/hで走行させ、このとき、ドライバ
ーの耳元の位置に設置した測定器によって測定した。
中のタイヤモードの周波数は、従来例に対する低下量
(Hz)で示してあり、また、車室内騒音は、従来例に対
する騒音レベルの低下量(dB)で示してある。
も、従来例よりも騒音レベルが低減されていた。また、
実施例1〜4を比較すると、タイヤモード周波数と車室
内騒音とが比例関係にあることがわかる。
部の円管長さに起因して生じ、不快な車室内騒音発生の
一因となる空洞共鳴音を、他の性能を犠牲にすることな
く有効に低減された空気入りタイヤの提供が可能になっ
た。
図である。
うち1本のコードの一部のみを抜き出したときの平面図
である。
めの図である。
めの図である。
きの一例を示す図である。
に加振力Finputを与えたときの車軸力に伝達される力
Fspindleを説明するための図である。
節モードで変形したときのタイヤの輪郭線(破線)と4
節モードで変形したときのタイヤの輪郭線(一点鎖線)
とを重ねた描いたときの図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 タイヤ周方向を含む平面に対し70〜90°
の角度で傾斜配列されたコードをゴム引きしてなる少な
くとも1プライのカーカスと、このカーカスのクラウン
部外周に、前記平面に対し比較的小さな角度で傾斜して
延びるコードのゴム引き層の少なくとも2層からなり、
かつそのうちの2層のゴム引き層はコードが前記平面を
挟んで互いに交差する配置関係になる交差ベルト層を形
成してなるベルトと、前記平面に対して平行に延びる少
なくとも1本の周方向溝を配設して複数の陸部列を形成
したトレッド部とを有する空気入りタイヤにおいて、 カーカスの剛性を、クラウン部の幅中央域に位置する中
央プライ部と、それ以外のプライ部分とで異ならせるこ
とを特徴とする空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 カーカスの剛性は、中央プライ部と他の
プライ部とに埋設されたコードの撚り数を変えることに
よって異ならせる請求項1に記載した空気入りタイヤ。 - 【請求項3】 中央プライ部に位置するコード部分の撚
り数は、他のプライ部に位置するコード部分の撚り数よ
りも多い請求項2に記載した空気入りタイヤ。 - 【請求項4】 中央プライ部に位置するコード部分の撚
り数と他のプライ部に位置するコード部分の撚り数との
差は、20%以上である請求項2又は3に記載した空気入
りタイヤ。 - 【請求項5】 プライのコードは、1本又は2本以上の
有機繊維フィラメントを引きそろえて、S方向またはZ
方向に加撚した片撚りコードである請求項1〜4のいず
れか1項に記載した空気入りタイヤ。 - 【請求項6】 プライのコードは、1本又は2本以上の
有機繊維フィラメントを引きそろえて下撚りを加え、こ
れを2本以上引きそろえて下撚りとは反対方向に上撚り
を加えたもろ撚りコードであり、かつ、カーカスの剛性
は、上撚り時の撚り数を、中央プライ部に位置するコー
ド部分と、他のプライ部に位置するコード部分とで変え
ることによって異ならせる請求項2〜4のいずれか1項
に記載した空気入りタイヤ。
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Cited By (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3702911B2 (ja) * | 1996-02-02 | 2005-10-05 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りラジアルタイヤ |
JP3667018B2 (ja) * | 1997-01-13 | 2005-07-06 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ及びその製造方法 |
JP3774548B2 (ja) * | 1997-07-30 | 2006-05-17 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法 |
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- 2000-04-12 JP JP2000110770A patent/JP4527839B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101819945B1 (ko) * | 2012-10-18 | 2018-01-18 | 코드사 테크닉 테크스틸 아노님 시르케티 | 타이어 코드 패브릭 및 그의 제조방법 |
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